JP2005141671A - 情報処理装置及びその方法及びその方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及びその方法及びその方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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悦一 笹子
Ryozo Yanagisawa
亮三 柳澤
Tsutomu Nishiuwatoko
力 西上床
Takashi Akutsu
隆 阿久津
Hiroshi Takarada
浩志 宝田
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Abstract

【課題】 3Dモデルに付加した属性配置平面の情報を、属性配置平面毎に出力する場合において、該当属性配置平面の設定状態を容易に認識することが可能となる。
【解決手段】 3次元モデルに対する属性情報が配置される属性配置平面の設定状態に基づいて、前記属性配置平面に関する情報とともに出力される前記属性配置平面の設定位置及び設定方向を明示するための補助図面情報を生成する生成手段を有することを特徴とする情報処理装置を提供する。
【選択図】 図9

Description

本発明は情報処理装置及び方法に関し、特に、3D−CADを用いて作成した3Dモデル(3D形状)を利用した情報処理装置及び方法に関する。
従来、製品設計において、CAD装置(特に、3D−CAD装置)を用いて、商品や製品を構成する部品等の3次元の形状を有する物品(以下、部品と称す)の設計を行うことが広く普及している。製品設計者は、CADモデル(3D形状、または2D図面)に、寸法、寸法公差、幾何公差、注記、記号などの設計/製造情報を属性情報として入力し、設計情報や設計意図を製造工程などの下流工程に伝達している。
3Dモデルにこれらの属性情報付加し、有効に活用する方法として、3Dモデルに対し、任意の視線方向及び視点を定義し、その定義した視線方向に正対するように属性情報を入力して属性情報と関連付ける方法、あるいは3D空間上に仮想的な平面を設定し、その平面に属性情報を関連付ける方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
特開2002−324086号公報
本発明は、上記従来例を更に発展させたものであり、属性配置平面を視線方向に正対した状態で表示或いは印刷出力させた場合に、前記属性配置平面の設定状態を容易に認識可能にすることにより、
設計情報や設計意図を下流工程に確実に伝達可能とすることを目的とする。
本発明は上述した目的を達成するために、3次元モデルに対する属性情報が配置される属性配置平面の設定状態に基づいて、前記属性配置平面に関する情報とともに出力される前記属性配置平面の設定位置及び設定方向を明示するための補助図面情報を生成する生成手段を有することを特徴とする情報処理装置を提供する。
本発明によれば、3Dモデルに付加した属性配置平面の情報を、属性配置平面毎に出力する場合において、該当属性配置平面の設定状態を容易に認識することが可能となる。
本発明の一実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(情報処理装置の構成と作業フロー)
まず、情報処理装置の構成と、情報処理装置を用いて作成した3Dモデルに対して、属性情報を付加した後に印刷出力する作業の概略フローについて、図1〜図5を用いて説明する。
図1は、情報処理装置としてのCAD装置のブロック図である。図において、201はCADデータやCADプログラムを展開するためのRAMなどの内部記憶装置、202はCADデータやCADプログラムを格納するためのハードディスクなどの外部記憶装置である。
203はCPUであり、展開されたCADプログラムの命令に沿って処理を実行する。
204は表示装置であり、CPU203の命令に沿って形状などを表示する。
205はCADプログラムに対して指示等を与えるマウス、キーボードなどの入力装置である。
206はCPU203の命令に沿って紙図面などを出力するプリンタなどの出力装置である。
207は外部接続装置であり、本CAD装置と外部の装置とを接続し、本装置からのデータを外部装置へ供給したり、外部の装置から本装置を制御したりする。
図2は、図1に示したCAD装置により、形状モデルを作成し、該形状モデルに対し、属性情報を付加するCPUの動作を示すフローチャートである。
まず、オペレータの入力装置205を用いた入力操作に応じてCADプログラムの起動を指示すると、外部記憶装置202に格納されているCADプログラムが内部記憶装置201に読み込まれ、CADプログラムがCPU203上で実行される(ステップS301)。
さらに、オペレータの入力装置205を用いた入力操作に対して対話的に指示することにより、図4に示すような形状モデル1を生成し、表示装置204上に画像として表示する(ステップS302)。
さらに、オペレータの入力装置205を用いた入力操作に応じて形状モデルを作成した3次元空間内に、寸法や注記などの属性情報を配置するための仮想的な平面である属性配置平面を作成する(ステップS303)。図4では、属性配置平面として平面211,212,213が示されている。この属性配置平面の作成において、属性配置面の名称、属性配置平面の仮想的な3次元空間上の位置、視線方向(ある視点から属性配置平面上に投影された3D形状モデルおよび寸法などを確認できる方向であって、属性配置平面に垂直の方向)、属性情報の表示倍率、属性配置平面を図面としてみた場合の上下に関する情報を設定する。
そして属性配置平面の位置が判別しやすいように、フレーム(2重枠、枠内塗りつぶし)などを画像情報として表示装置204に表示する。また、作成した属性配置平面には、名称を設定し、名称ラベルとして属性配置平面の所定位置に表示することが可能である。属性配置平面の設定情報は形状モデルに関連付けられて外部記憶装置202に保管される。
オペレータの入力装置205を用いた入力操作に応じ、図4の形状モデルに対して、寸法公差、材料名や加工指示等の設計情報、部品名や改訂履歴等の管理情報などを属性情報として付加する(ステップS304)。付加された属性情報は、例えば、図5に示すように、画像情報として表示装置に表示することができる。また、この属性情報は、印刷出力の際にも利用される。付加された属性情報は、形状モデルに関連付けられて外部記憶装置202に保管される。
さらに、オペレータの入力装置205を用いた入力操作に応じて属性情報を属性配置平面に対して関連付ける(ステップS305)。このとき、属性配置平面と3Dモデルに対する所望の視点の位置、視線方向、倍率を関連付ける。この関連付けを行うことで、設定された視点の位置、視線方向、倍率で3Dモデルを表示することが出来る。またこの属性配置平面と属性情報は関連付けられているので、指定された属性配置平面に関係付けられている属性情報を選択的に表示することができる。また、属性配置平面に設定された視点の位置、視線方向、倍率、図面としてみた場合の上方向等の情報は、後述する印刷出力の際にも利用される。上述のように設定された属性配置平面表示情報は外部記憶装置202に保管される。
属性情報と属性配置平面の関連情報は、内部記憶装置201に保管される。オペレータが予め属性配置平面を指定して、属性配置平面との関連付けを行いながら属性付けを行うようにしても良い。また、オペレータが入力装置205により、属性情報の属性配置平面への関連付けを設定・解除することができる。
次に、オペレータの入力装置205を用いた入力操作に応じて指定された属性配置平面、およびその属性配置平面に関連付けられた寸法公差などの属性情報の表示・非表示、あるいは色付けなどの表示制御を行う(ステップS306)。
オペレータの入力装置205を用いた入力操作に応じて、属性情報を外部記憶装置202などに保管する(ステップS307)。
オペレータの入力装置205を用いた入力操作に応じて、形状モデルに属性配置平面の位置情報、属性配置平面の表示情報、および属性情報を付加したCAD属性モデルを外部記憶装置202に保管する(ステップS308)。
次に、上述の作業により作成された、形状モデル及び該形状モデルに付加された属性情報を印刷出力する作業のフローについて、図3を用いて説明する。
図3は、図1のCAD装置のCPU203による、属性情報が付加された形状モデルの情報の印刷出力動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS301上述と同様の手順により、CADプログラムの起動を行う(ステップS351)。
次に、オペレータが入力装置205により対話的に指示することにより、外部記憶装置202から、所望のファイルを内部記憶装置201に読み込み、表示装置204上に画像として表示する(ステップS352)。
表示装置204上の表示を確認したオペレータの指示に従って印刷実行の指示を行う(ステップS353)。
印刷実行が指示されると、ステップS352で読み込まれたファイルから、印刷出力に必要な情報の取得を行い、取得した情報に基づき、印刷情報を表示装置204に表示する(ステップS354)。尚、印刷情報とは、印刷するプリンタ、印刷部数、頁設定等の印刷書式情報や、寸法、材料名、記事、図面枠、図面番号等の属性情報や、属性配置平面の設定位置及び設定方向を明示するための補助図面情報を、出力をするかどうかといった印刷出力情報等である。
オペレータステップS354で表示された印刷情報を表示装置204により確認するが、オペレータがOKの指示がなされるかどうか判断する(ステップS355)。設定の変更や追加が指示された場合は、ステップS356に進み、入力装置205による入力に基づいて設定の変更や追加が行われる。尚、印刷情報の設定変更は、前述のステップS354で実行された印刷情報の表示画面上で設定変更や追加が可能なように構成してもよい。一方、設定の変更や追加の必要が無い場合は、ステップS357に進む。
次に、ステップS355、S356にて確定した設定に基づき、表示装置或いはプリンタ等の出力装置に出力するためのデータ生成を実行する(ステップS357)。
尚、補助図面情報等の印刷情報の詳細については後述する。
出力データの生成後、印刷出力される状態を事前に表示装置204上で確認(プレビュー表示)する指示をオペレータが指示したかどうか判断(ステップS358)する。確認指示がなされたと判断した場合は、ステップS359に進み、確認しない場合は、ステップS361に進む。ステップS359では、ステップS357で生成された出力データに所定の処理を行い、表示装置204上にプレビュー画像を表示する(図17参照)。
オペレータにより印刷処理の実行指令がなされたかどうか判断する(ステップS360)。印刷処理の実行指令がなされた場合は、ステップS361に進む。一方、設定の変更が必要な場合は、ステップS356に進み、改めて上述の設定変更処理を行う。
ステップS361では、ステップS357で生成した出力データに所定の処理を行う。例えばビットマップデータ等の印刷データを所定のプリンタに出力し、プリンタにより印刷が実行され、処理が完了する。印刷を実行するための出力装置は、出力装置206でもよいし、本CAD装置とネットワーク回線等を介して接続されている他の出力装置でも構わない。
次に、属性情報が付加された3Dモデルの印刷出力について、それぞれのステップに関して詳細に説明する。
(印刷情報の取得と表示:ステップS352〜ステップS357)
上述したように、オペレータから印刷実行が指示されると、読み込まれたファイルから、印刷出力に必要な情報を取得し、印刷の設定を行い、該設定に基づき、出力データを生成し、印刷が実行されるが、まず、印刷情報の取得と表示について説明する。
図6は、表示装置204に表示した、印刷情報の一例である。
図6において、印刷情報の表示ウインドウ701は、印刷書式設定部701aと印刷出力設定部701bとで構成されており、本実施の形態では、図6に示すウインドウ上で、設定内容の確認と、設定の追加或いは変更が可能である。
印刷書式設定部701aでは、印刷出力するプリンタの指定や、印刷する部数等を設定する。これらの設定情報は、内部記憶装置201に記憶されているか、或いは読み込まれたファイルに付加されている。オペレータは、印刷書式の設定情報を確認し、必要に応じて設定の追加、或いは変更を入力装置205より行う。
また、印刷出力設定部701bでは、読み込まれたファイルに属性情報として付加された属性情報の印刷出力について、項目毎に設定を確認し、必要に応じて設定の追加、或いは変更を入力装置205より行う。
尚、印刷出力設定部701bに示されている寸法/注記の項目は、3Dモデルの面や稜線などの形状要素に付加され、属性配置平面に関連付けられた属性情報に関するものであり、図面記事、加工指示、材料情報、図面枠、管理情報の各項目は、3Dモデルに対して付加された属性情報に関するものである。これらの属性情報は、3Dモデルの形状データとともに、一つのファイルとして保管される。
また、図面リスト及び補助図面情報は、3Dモデルに設定された属性配置平面の設定から生成される情報であり、これらの情報は、前記属性情報と同様に、3Dモデルの形状データとともに、ファイル内に保管してもよいし、印刷実行或いはプレビュー表示の際に、生成するよう構成してもよい。尚、図面リスト及び補助図面情報については、後述する。
以上の操作により、印刷情報の設定が完了すると、該設定に基づき出力データが生成される。
ここで、図面リストについて説明する。図7及び図8は、図面リストの一例を示す図である。
前述の印刷情報設定において、図面リストの印刷が選択されると、3Dモデルに関連付けられている属性配置平面の設定情報から、図面リストが生成される。詳しくは、属性配置平面の名称を取得し、予めCADプログラムに設定されている順に従い、図面リストを生成する。
図面リストの順は、投影図、断面図、部分拡大図などの種類毎に設定しておくとよい。例えば、投影図の場合は、正面図、平面図、右側面図、左側面図、下面図、背面図の順に並べる設定とし、該当する属性配置平面が存在するものを前記順に従い、リストアップすればよい。また、断面図の場合は、“A−A”からアルファベット順に、また部分拡大図の場合は、数字の昇順に並べるなどと設定すればよい(図7参照)。
尚、本実施の形態では、前述の印刷出力設定部701bで、印刷対象として選択した属性配置平面を印刷ON、印刷対象としなかった属性配置平面を印刷OFFとリスト表示するよう設定しているので、3Dモデルに設定された複数の属性配置平面のうち、一部の属性配置平面のみを印刷出力した場合においても、設定されている全ての属性配置平面の存在をリスト上で知ることが可能である。
また、図8に示したように、断面図や部分拡大図の親子関係の設定が、リスト上で判別できるように、リスト表示してもよい。本実施の形態においては、親となる属性配置平面の次(リストの下段)に、子となる属性配置平面をリスト表示させ、更に子となる属性配置平面の名称表示の先頭に、所定の空白を設けるよう設定している。図8においては、正面図と部分拡大図1、右側面図と断面A−Aがそれぞれ親子関係となっている。また、ある一つの属性配置平面に複数の子となる属性配置平面が存在する場合は、上述したように、予め設定した順に従い、リストアップされる。
尚、上述した親子関係の設定において、属性配置平面が断面図の場合は、断面の切断位置を示す切断線を表示させる属性配置平面が親である。通常は、断面図に対応する属性配置平面を図面としてみた場合の上側の辺に対し、平行且つ逆方向の視線方向に設定されている属性配置平面を、親の属性配置平面に設定する。また、部分拡大図の場合は、二次元図面において、拡大する領域を表示させる属性配置平面が親であり、通常は、部分拡大図の属性配置平面と同一平面上で同一の視線方向に設定されている属性配置平面が親の属性配置平面に設定される。属性配置平面の親子関係の設定は、属性配置平面の設定情報として、属性情報と同様にファイルされる。
(補助図面情報の生成)
本実施の形態では、3Dモデルが投影された属性配置平面およびその属性情報を出力する際に、3Dモデルに設定された属性配置平面の設定状態に基づき、この属性配置平面の設定位置及び設定方向を明示するための補助図面情報を前記属性配置平面に関する情報とともに出力する。ここで、補助図面情報について説明する。
図9はCPU203の動作処理による補助図面情報の生成手順を示すフローチャート、図10は補助図面情報の生成方法の説明図、図11は属性情報及び属性配置平面が設定されている3Dモデルを示す図、図12〜図16は補助図面情報の例を示す説明図である。
まず、補助図面情報の生成フローについて、図9及び図10を用いて説明する。
前述の印刷情報設定において補助図面の印刷が選択されると、予め蓄積された情報から3Dモデルに設定されている属性配置平面に関する情報を取得する。具体的には、基準となる属性配置平面の設定情報である、視線方向(ある視点から属性配置平面上に投影された3D形状モデルおよび寸法などを確認できる方向であって、属性配置平面に垂直の方向)と属性配置平面を図面としてみた場合の上下に関する情報を取得する(ステップS501)。
基準とする属性配置平面は、予め設定されており、本実施の形態では、正面図の属性配置平面を基準の属性配置平面(以下、基準属性配置平面と称する)としている。尚、3Dモデルに、正面の属性配置平面が設定されていない場合は、平面の属性配置平面や、側面の属性配置平面などを参照して算出すればよい。参照する属性配置平面の順列と各属性配置に対応する算出方法は、予め設定しておけばよい。
次に、ステップS502、S503において、2種類のアイソメトリック図(以下、アイソメ図と称する)を生成する。尚、アイソメ図とは、等角投影図のことであり、3次元空間のX、Y、Z軸がそれぞれ等しい角度、即ち120°間隔で見える角度で立体を投影する投影法である。従って、3Dモデルの6方向の投影面(正面、平面、右側面、左側面、下面、背面)を表示するためには、少なくとも、2方向から見たアイソメ図を設定する必要がある。
本実施の形態では、図10(a)に示した3Dモデル2に対して、図10(b)、図10(c)にそれぞれ示した2方向のアイソメ図を生成するよう設定している。図10(b)のアイソメ図では、3Dモデル2の面2a、2b、2cが表示され、図10(c)のアイソメ図では、3Dモデル2の面2d、2e、2fが表示される。
アイソメ図の表示方向は、本実施の形態に限定されるものではなく、3Dモデルの形状、3Dモデルに付加されている属性情報、および属性情報を関連付ける属性配置平面の設定や構成等に応じて変更しても構わない。また、オペレータが入力装置205から対話的に設定できるようにしても構わない。更には、3方向(3種類)以上のアイソメ図を設定するようにしても構わない。なお、生成されたアイソメ図は、内部記憶装置201内に一時的に保管される。
次に、ステップS504において、3Dモデルに関連付けられている属性配置平面の中から、前述の印刷情報設定において補助図面の印刷出力が指定された属性配置平面の設定情報をそれぞれ取得する。ここで取得される設定情報は、予め設定された属性配置平面の名称、設定位置、3Dモデルに対する視線方向(法線方向)と属性配置平面を図面としてみた場合の上下に関する情報である。
ステップS505では、ステップS504において取得した設定情報を利用して、ステップS502、S503で生成された複数のアイソメ図の中から、オペレータの指示に従って、印刷出力対象として選択された属性配置平面の設定位置及び設定方向の表示に適するアイソメ図を選択する。
次に、ステップS506において、ステップS505で選択されたアイソメ図に、属性配置平面の設定位置及び設定方向を示すパターン表示を追加して生成する。
尚、本実施の形態では、属性配置平面の設定位置及び設定方向を下流工程により確実に伝達するために、属性配置平面の設定状態に基づいて、補助図面の明示形態を変更するように設定している。詳しくは、三角法による投影図、断面図、部分拡大図等の属性配置平面の分類毎に、パターン表示、アイソメ図の表示形態を変更している。
ここで、表示形態の設定について、図11〜図16を用いて説明する。
図11において、3Dモデル5には、属性配置平面601、602、603、604、605、606、607、608がそれぞれ関連付けられている。
これらの属性配置平面のうち、属性配置平面601〜606は、三角法の投影図に相当する属性配置平面である。属性配置平面601は正面図を示し、属性配置平面602は平面図を示し、属性配置平面603は右側面図を示し、属性配置平面604は左側面図を示し、属性配置平面605は下面図を示し、属性配置平面606は背面図にそれぞれ相当する。
また、属性配置平面607は、断面図に相当する属性配置平面であり、属性配置平面608は、部分拡大図に相当する属性配置平面である。尚、属性配置平面607は、3Dモデルの座標系5aのY軸と平行な視線方向で、図面としてみた場合の上方向がZ軸と平行に設定され、3Dモデル5に設けられた円筒穴部610aの中心軸上に配置されている。
また、属性配置平面608は、視線方向がZ軸方向と逆方向で、図面としてみた場合の上方向がX軸方向と逆方向に設定されている。さらに、属性配置平面608は、属性配置平面602と同一平面上に配置され、3Dモデル5に設けられた突起部610bが表示範囲に含まれるように設定されている。608aは、表示範囲を示す補助図形である。更に3Dモデル5には、該3Dモデルの面や稜線等の形状要素に、寸法や注記等の属性情報が付加されている。尚、図11においては、属性情報は省略されている。
前述した設定及び手順により、図12〜図16に示した補助図面情報が生成される。
まず、三角法の投影図に相当する属性配置平面の例について、図12及び図13を用いて説明する。ここでは、3Dモデル5に設定されている6つの属性配置平面601〜606のうち、正面図に相当する属性配置平面601と、左側面に相当する属性配置平面604について説明する。
図12は、属性配置平面601の設定に基づいて作成された補助図面情報である。
611は、前述の処理により生成されたアイソメ図であり、601aは、属性配置平面601の設定位置を明示するためのパターン表示であり、図12では、属性配置平面601と同様に、四角形の枠で表現している。601bは、前記属性配置平面601の設定方向を明示するためのパターン表示であり、本事例では、矢印で表現している。前記パターン表示601aは、前記アイソメ図511に対して、前記3Dモデル5に設定されている属性配置平面601と略同一の位置関係になるよう配置される。また、は、視線方向および属性配置平面601を図面として視線方向からみた場合の上方向(側)を表現するものであり、表示パターン601bの位置は属性配置平面を図面としてみた場合の左上隅に相当する。従って、補助図面情報を見ることにより、属性配置平面の設定位置及び設定方向を、確実に認識することが可能となる。
次に、左側面に相当する属性配置平面604について説明する。
図13は、属性配置平面604の設定に基づいて作成された補助図面情報である。
611及び612は、前述の処理により生成されたアイソメ図であり、604a及び604bは、視線方向および図面としてみた場合の上方向を示すパターン表示である。属性配置平面604は、3Dモデル5を図の姿勢で表示させたときに、表示画面の奥側から手前側に向かう方向に、視線方向が設定されている。図13の例では、属性配置平面604の設定位置及び方向を、より理解し易くするために、2方向のアイソメ図を表示するように設定している。尚、パターン表示604a及び604bの表示方法に関する設定は、前述した属性配置平面601の設定に基づいて補助図面情報を作成する場合と同様である。
次に、断面図に相当する属性配置平面の例について、図14及び図15を用いて説明する。
図14は、属性配置平面607の設定に基づいて作成された補助図面情報であり、前述と同様の方法により、属性配置平面607に対応する位置に、パターン表示607a、607bが、配置されている。但し、パターン表示607aは、四角形全体を塗りつぶした形態で表現している。このように表現することにより、切断位置がより判り易くなる。
尚、断面の補助図面情報の表示形態は、本実施の形態に限るものでは無く、例えば、図15に示したようにしても構わない。
図15(a)は、アイソメ図511に、切断位置を示す切断線607eを配置させたものである。尚、パターン表示607cは、四角形の2重枠で表現している。また、パターン表示607dは、前述と同様の方法及び表現により配置されている。
図15(b)は、アイソメ図511とともに、3Dモデル5を、属性配置平面607の設定位置で切断した形状のアイソメ図513を、表示したものである。更に、アイソメ図513の、3Dモデル5の切断面に相当する部分(613a及び613b)に、ハッチングや、網掛けパターンなどを施すことにより、切断位置の認識性を向上させることができる。
次に、部分拡大図に相当する属性配置平面の例について、図16を用いて説明する。
図16は、属性配置平面608の設定に基づいて作成された補助図面情報である。前述と同様の方法により、属性配置平面608に対応する位置に、パターン表示608b、608cが、配置されるとともに、属性配置平面608が設定されている領域に相当する部分の拡大図を表示している。
上述の説明においては、3Dモデル5の座標系5aのX軸、Y軸、Z軸のいずれかと平行な視線方向及び上方向に設定された属性配置平面の例について、例示したが、本発明では、前記X軸、Y軸、Z軸に対し、平行でない(傾斜した)視線方向及び図面として見たときの上方向に設定された属性配置平面(所謂二次元図面の補助投影図に相当する)においても、適用することが可能である。この場合は、前述の左側面に相当する属性配置平面604の設定に基づき補助図面情報を作成する場合と同様の処理で、2方向のアイソメ図を表示するよう設定すればよい。
また、属性配置平面の視点と視線方向及び図面として見たときの上方向と、3Dモデルの座標系との関係により、上述と異なる方向のアイソメ図を生成するようにしてもよい。
以上の処理により生成された補助図面のデータは、内部記憶装置201内に一時的に保管され、前記ある一つの属性配置平面に対する補助図面データの生成が完了する。
引き続き、補助図面データを生成しなければならない属性配置平面が存在するかどうかを検索する(ステップS508)。存在する場合は、ステップS504からS507までの処理を繰り返し実行し、補助図面の印刷出力が指定された全ての属性配置平面の補助図データを生成し、処理が完了する。
前述したように、生成された補助図データは、他の印刷情報とともに、表示装置或いはプリンタ等の出力装置に出力するための出力データとして生成され、オペレータの判断により、必要に応じて、表示装置204上に表示したプレビュー画像を確認した後、所定の処理を経て印刷出力される。尚、プレビュー画像は、図17に示したように、印刷出力される補助図面情報が、表示装置204の表示画面204aのウインドウ702に表示される。オペレータは、プルダウンメニュー703から、所望の補助図面情報を選択して確認する。
(印刷データの出力)
ここで、以上の処理により出力された印刷結果の事例を説明する。
図18は、図11に示した3Dモデル5、及び該3Dモデル5に付加した属性情報を、上述の処理により、印刷出力した事例を示す図である。
図18(a)は、表紙に相当するものであり、出力領域801内には、補助図面情報欄802と、設計情報である材料情報欄803a、加工指示欄803b、及び記事欄803cと、管理情報欄804と、名称表示欄805と、頁欄806と、図面リスト807が配置され、3Dモデルに付加されている属性情報をもとに、前述した処理により、それぞれの欄に情報が記載されて、出力される。
図18(b)から図18(e)は、所謂二次元図面に相当するものであり、810aは、正面図に相当する画像情報であり、810bは、断面図に相当する画像情報であり、810cは、部分拡大図に相当する画像情報であり、810dは、左側面図に相当する画像情報である。
尚、3Dモデルに、多数の属性配置平面が設定されている場合は、表紙とは別頁に出力するようにすれば良い。
また、上述の工程により生成された印刷出力データは、3Dモデルとともにファイルとして保管してもよいし、出力データのみでファイルするようにしてもよい。
また、印刷出力データは、一般的なパソコン(PC)で取り扱えるデータ形式であるので、CAD装置の無い環境でも、印刷出力をすることが可能である。
CAD装置のブロック図である。 図1に示したCAD装置の処理動作を示すフローチャートである。 図1に示したCAD装置の処理動作を示すフローチャートである。 3Dモデルおよび属性情報を示す図である。 3Dモデルおよび属性情報を示す図である。 印刷情報の説明図である。 図面リストの説明図である。 図面リストの説明図である。 補助図面情報の生成手順を示すフローチャートである。 補助図面情報の生成方法の説明図である。 属性配置平面が設定された3Dモデルを示す図である。 補助図面情報の一例を示す図である。 補助図面情報の一例を示す図である。 補助図面情報の一例を示す図である。 補助図面情報の一例を示す図である。 補助図面情報の一例を示す図である。 プレビュー表示の説明図である 印刷出力の説明図である。
符号の説明
201 内部記憶装置
202 外部記憶装置
203 CPU装置
204 表示装置
205 入力装置
206 出力装置
207 外部接続装置

Claims (11)

  1. 3次元モデルに対する属性情報が配置される属性配置平面の設定状態に基づいて、前記属性配置平面に関する情報とともに出力される前記属性配置平面の設定位置及び設定方向を明示するための補助図面情報を生成する生成手段
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記属性配置平面は、3次元モデルと同一の3次元空間上に仮想的に配置されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記補助図面情報は、前記属性配置平面に関する情報とともに、印刷出力されることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記3次元モデルに対し、複数の属性配置平面が存在する場合に、予め設定された順に従い、印刷出力されることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記補助図面情報は、3次元モデルの立体斜視図に属性配置平面の設定位置及び設定方向を明示したものであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記補助図面情報は、3次元モデルのアイソメトリック図に前記属性配置平面の設定位置及び設定方向を明示したものであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記補助図面情報の出力に先立ち、前記3次元モデルの少なくとも2方向のアイソメトリック図を生成し、
    前記少なくとも2方向のアイソメトリック図のうち、前記属性情報が配置される平面の設定状態に対応するアイソメトリック図を補助図面情報として選択出力することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記属性情報が配置される平面の設定状態に基づき、前記平面の設定位置と設定方向及び設定方向のうち、少なくともいずれか一方の明示形態を変更することを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理装置。
  9. 3次元モデルに対する属性情報が配置される属性配置平面の設定状態に基づいて、前記属性配置平面に関する情報とともに出力される前記属性配置平面の設定位置及び設定方向を明示するための補助図面情報を生成することを特徴とする情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の情報処理方法を実行するためのプログラム。
  11. 請求項10に記載の情報処理プログラムを記憶した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277115A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Fujitsu Ltd ハーネス検証装置およびハーネス検証プログラム
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