JP2005141149A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気光学素子の輝度をデータ信号に応じて精度良く制御することができる電気光学装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】 画素20を構成する駆動トランジスタQdのドレインを、第2のスイッチングトランジスタQsw2を介してデータ線Xmに接続するとともに発光期間制御用トランジスタQLを介して有機EL素子OLEDに接続した。また、データ線Xmは、それぞれ対応する入力端子Fmを介してデジタル・アナログ変換回路DACmに接続した。そして、画素20と入力端子Fmとの間のデータ線Xm上に、有機EL素子OLEDの抵抗に等しい、または近い抵抗値を有する抵抗素子が対応するラインデータDmによって選択される電圧制御回路30を接続した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電気光学装置及び電子機器に関するものである。
電気光学装置として、例えば、有機エレクトロルミネッセンス表示装置(以下、有機ELディスプレイという)が知られている。この種の有機ELディスプレイの駆動方法の一つに、データ信号であるアナログ電流信号を選択された画素に書き込むようにした、所謂、電流書き込み方式がある(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
即ち、各画素内には駆動トランジスタが形成され、同駆動トランジスタによって書き込まれたデータ信号の電流レベルに対応した所定の比を有する駆動電流が生成されるようになっている。
上記特許文献1の画素70では、図8に示すように、書き込み期間においては、データ線駆動回路71にて生成されたデータ信号Idが、第2のスイッチングトランジスタQsw2を介して駆動トランジスタQdのソース/ドレイン間に流れ、そのデータ信号Idの電流レベルに対応した電荷量が保持キャパシタCoに書き込まれる。
また、発光期間においては、保持キャパシタCoに書き込まれたデータ信号に応じた電流が駆動トランジスタQdにて制御され、その制御された電流が駆動電流として発光期間制御用トランジスタQLを介して有機EL素子OLEDに流れる。
また、上記特許文献2の画素80では、第1の駆動トランジスタQd1と第2の駆動トランジスタQd2とを備えている。画素80は、図9に示すように、書き込み期間においてはデータ線駆動回路81にて生成されたデータ信号Idが、第3のスイッチングトランジスタQsw3を介して第2の駆動トランジスタQd2のソース/ドレイン間に流れ、そのデータ信号Idの電流レベルに対応した電荷量が保持キャパシタCoに書き込まれる。
また、発光期間においては、保持キャパシタCoに書き込まれたデータ信号に応じた電流が第1の駆動トランジスタQd1にて制御され、駆動電流として有機EL素子OLEDに流れる。
特開2003−22049号公報 国際公開WO01/006484号公報
上記特許文献1及び特許文献2に記載の画素70,80では、データ信号の書き込み時と有機EL素子OLEDの発光時とで画素内を流れる電流経路が異なる。一般に、有機EL素子OLEDは、その抵抗が前記各トランジスタのオン抵抗よりも大きいので、書き込み時と発光時とで駆動トランジスタの負荷特性が異なってしまう。換言すれば、書き込み時と発光時とで駆動トランジスタの動作点が変動しまう。この結果、書き込まれたデータ電流Idの電流レベルと発光時における駆動電流の電流レベルとの比が一定にならず、有機EL素子OLEDの輝度を精度良く制御することができないという問題があった。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は電気光学素子の輝度をデータ信号に応じて精度良く制御することができる電気光学装置及び電子機器を提供することにある。
本発明の電気光学装置は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記各走査線と前記各データ線との交差部に配置され電気光学素子及び該電気光学素子に駆動電流を供給する駆動トランジスタを含む画素を備えた表示パネル部と、前記各データ線に接続され前記電気光学素子の輝度情報を有するデータ信号を生成するデータ信号生成回路と、を備えた電気光学装置において、前記各画素は前記データ信号の電流レベルに対応した電荷を保持する容量素子を備え、前記駆動トランジスタは第1の端子と第2の端子と制御端子とを備え、前記各画素と前記データ信号生成回路との間に配置され、前記画素に前記データ信号を書き込んで前記容量素子に同データ信号の電流レベルに対応した電荷量を保持させる場合の前記第1の端子と前記第2の端子との間の電圧と、前記容量素子に保持された前記電荷量に応じた電流レベルを有する前記駆動電流を前記電気光学素子に供給する場合の前記第1の端子と前記第2の端子との間の電圧とを一致させるように前記データ線の電圧を制御する電圧制御回路を備えた。
これによれば、駆動トランジスタとデータ線とを電気的に接続してデータ信号を画素に書き込むときの駆動トランジスタの動作点と、前記駆動トランジスタと電気光学素子とを電気的に接続し書き込まれたデータ信号に応じた駆動電流を電気光学素子に供給するときの駆動トランジスタの動作点の変動を抑制することができる。この結果、データ信号の電流レベルと駆動電流の電流レベルとの比を一定にすることができるので、電気光学素子の輝度をデータ信号の電流レベルに応じて精度良く制御することができる。
本発明の電気光学装置は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記各走査線と前記各データ線との交差部に配置され電気光学素子及び複数の駆動トランジスタを含む画素を備えた表示パネル部と、前記各データ線に接続され前記電気光学素子の輝度情報を有するデータ信号を生成するデータ信号生成回路と、を備えた電気光学装置において、前記各画素は、前記データ信号の電流レベルに対応した電荷量を保持する容量素子を備えるとともに、前記複数の駆動トランジスタは第1の端子と第2の端子と第1の制御端子とを備え前記電気光学素子に駆動電流を供給させるための第1の駆動トランジスタと、第3の端子と第4の端子と第2の制御端子とを備え同第2の制御端子が前記第1の制御端子に接続され前記容量素子に前記データ信号を書き込ませるための第2の駆動トランジスタと、前記各画素と前記データ信号生成回路との間に配置され、前記画素に前記データ信号を書き込んで前記容量素子に同データ信号の電流レベルに対応した電荷量を保持させる場合の前記第1の端子と前記第2の端子との間の電圧と、前記容量素子に保持された前記電荷量に応じた電流レベルを有する前記駆動電流を前記電気光学素子に供給する場合の前記第3の端子と前記第4の端子との間の電圧とを一致させるように前記データ線の電圧を制御する電圧制御回路を備えた。
これによれば、第1の駆動トランジスタと第2の駆動トランジスタとが互いに接続された、所謂、カレントミラー回路を構成する画素を備えた電気光学装置において、その画素にデータ信号を書き込むときの第2の駆動トランジスタの第3端子と第4の端子との電圧と、データ信号に応じた駆動電流を電気光学素子に供給するときの第1の駆動トランジスタの第1端子と第2の端子との電圧とを一致させることができる。この結果、電気光学素子の輝度をデータ信号の電流レベルに応じて精度良く制御することができる。
この電気光学装置において、前記電圧制御回路は、それぞれ異なった抵抗値を有する複数の抵抗素子と、前記データ信号の信号レベルに応じて前記複数の抵抗素子の中から前記電気光学素子の抵抗に等しいまたは近い抵抗素子を選択し、その抵抗素子を前記データ線と接続するスイッチング素子とで構成されていてもよい。
これによれば、電圧制御回路を抵抗素子とスイッチ素子で構成することができるので、同電圧制御回路を簡単に構成することができる。
この電気光学装置において、前記電圧制御回路は、前記データ信号の電流レベルが大きい場合その抵抗値が大きくなり、電流レベルが小さい場合その抵抗値が小さくなる可変抵抗素子で構成されていてもよい。
これによれば、データ信号の電流レベルに応じて電気光学素子の輝度をデータ信号の電流レベルに応じて精度良く制御することができる。
この電気光学装置において、前記電圧制御回路は、前記電気光学素子と同じ構成を成した発光素子を有していてもよい。
これによれば、前記電圧制御回路の発光素子は前記電気光学素子と同じ抵抗を有するので、データ信号を画素に書き込むときの駆動トランジスタの動作点と書き込まれたデータ信号に応じた駆動電流を電気光学素子に供給するときの駆動トランジスタの動作点とを容易に一致させることができる。また、画素に電気光学素子を形成するときに、発光素子を形成することで電圧制御回路を構成することができる。
この電気光学装置において、前記発光素子は発光しないダミー発光素子であってもよい。
これによれば、発光素子を発光させることなくデータ信号を画素に書き込むときの駆動トランジスタの動作点と書き込まれたデータ信号に応じた駆動電流を電気光学素子に供給するときの駆動トランジスタの動作点とを容易に一致させることができる。
この電気光学装置において、前記発光素子は、発光層と該発光層から光が出射される発光面とを備え、前記発光層はその膜厚が前記電気光学素子の発光層の膜厚より薄く、前記発光面の面積は前記電気光学素子の発光面の面積より小さくなるように構成されていてもよい。
これによれば、前記電圧制御回路は、前記電気光学素子と同じ抵抗値を有しつつその容量成分を減らすことができるので、データ信号の画素への書き込み速度が遅延することはない。この結果、所謂書き込み不足が生じることはない。
この電気光学装置において、前記発光素子は、発光層と該発光層から光が出射される発光面とを備え、前記発光層はその膜厚が前記電気光学素子の発光層の膜厚に等しく、前記発光面の面積は前記電気光学素子の発光面の面積より大きくなるように構成されていてもよい。
これによれば、前記電圧制御回路は、前記電気光学素子の抵抗値より 小さくすることができる。
この電気光学装置において、前記ダミー発光素子は、前記電気光学素子の劣化具合を検出する検出手段であってもよい。
これによれば、ダミー発光素子は、前記電気光学素子の発光期間とほぼ同期しているので、前記ダミー発光素子での電圧降下を検知することで前記電気光学素子の劣化度合いを検出することができる。
この電気光学装置において、前記表示パネル部は、前記複数のデータ線と前記データ信号生成回路とを接続するための接続用端子を備え、前記電圧制御回路は、前記接続用端子に設けられていてもよい。
これによれば、前記データ信号生成回路と前記表示パネル部に接続するときに静電気による異常電圧によって画素の破壊を抑制することができる。
この電気光学装置において、前記電気光学素子は、その発光層が有機材料で構成された有機エレクトロルミネッセンス素子であってもよい。
これによれば、電気光学素子として有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた有機エレクトロルミネッセンス表示装置において、データ信号の電流レベルと駆動電流の電流レベルとの比を一定にすることができる。この結果、有機エレクトロルミネッセンス素子の輝度をデータ信号の電流レベルに応じて精度良く制御することができる。
本発明の電子機器は、上記記載の電気光学装置を備えた。
これによれば、電気光学素子の輝度をデータ信号の電流レベルに応じて精度良く制御することができる電気光学装置を備えているので、その表示品位が優れた電子機器を提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の電気光学装置を有機ELディスプレイに具体化した第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。図1は、本実施形態に係る有機ELディスプレイの電気的構成を説明するための図である。図2は、本実施形態に係る電圧制御回路と、第nの走査線と第mのデータ線との交差部に対応して配置された画素との内部回路構成図である。図3は、電圧制御回路の内部回路構成図である。図4は、走査信号、発光期間制御信号及びデータ電流のタイミングチャートである。
有機ELディスプレイ10は、図1に示すように、制御回路11、走査線駆動回路12、データ線駆動回路13及び表示パネル部14を備えている。
有機ELディスプレイ10の制御回路11、走査線駆動回路12及びデータ線駆動回路13は、それぞれが独立した電子部品によって構成されていてもよい。例えば、制御回路11、走査線駆動回路12及びデータ線駆動回路13が各々1チップの半導体集積回路装置によって構成されていてもよい。また、制御回路11、走査線駆動回路12及びデータ線駆動回路13の全部若しくは一部がプログラマブルなICチップで構成され、その機能がICチップに書き込まれたプログラムによりソフトウェア的に実現されてもよい。
制御回路11は、図示しないパルス発生装置からのクロックパルスCPを入力する。制御回路11は、その入力されたクロックパルスCPに基づいて垂直同期信号VSYNC及び水平同期信号HSYNCを生成する。制御回路11は、その生成された垂直同期信号VSYNCと水平同期信号HSYNCを走査線駆動回路12に出力するとともに、水平同期信号HSYNCをデータ線駆動回路13に出力する。
また、制御回路11は、図示しない外部装置からの画像データDを入力する。画像データDは、表示パネル部14上にマトリクス状に配置された有機EL素子OLEDの輝度情報を有するデータ信号であってデジタル信号である。画像データDは、制御回路11に入力された後に後記するm本のデータ線X1〜Xmに対するm個の画素20のそれぞれに対応したm組のラインデータD1,D2,…,Dmに区分けされる。制御回路11は、前記ラインデータD1〜Dmに基づいてm組の選択信号SS1〜SSmを作成し、その作成した選択信号SS1〜SSmを表示パネル上に形成された各電圧制御回路30に前記水平同期信号HSYNCのタイミングで出力する。この選択信号SS1〜SSmは、後記するように、各電圧制御回路30内に形成された抵抗素子R1〜Rs(図3参照)のいずれかを前記ラインデータに基づいて選択させるための選択信号である。
走査線駆動回路12は、図示しない電源回路、シフトレジスタ、出力回路等を主体に構成されている。走査線駆動回路12は走査信号SC1,SC2,…,SCnを生成する。各走査信号SC1〜SCnは、図4に示すように、論理的に高レベル(以下「Hレベル」という)または低レベル(以下「Lレベル」という)の2値的な電圧レベルを有する。これらの電圧レベルは、データの書込対象となる走査線の選択に用いられ、データの書込対象となる画素行に対応する走査線はHレベル、これ以外の走査線はLレベルにそれぞれ設定される。
そして、走査線駆動回路12は、前記水平同期信号HSYNCのタイミングでHレベルの前記走査信号SC1〜SCnを走査線Y1〜Yn(図1参照)に出力することで同走査線Y1〜Ynを所定の順序で選択していく。これにより、走査線Y1〜YnをY1→Y2→…→Ynの順序で(即ち、表示パネル部14の最上から最下に向かって)一水平走査線分の画素群が選択されていく、所謂、線順次走査が行われる。尚、本明細書においては、各走査信号SC1〜SCnがHレベルを保持している期間を選択期間Tpという。
また、走査線駆動回路12は発光期間制御信号LT1〜LTnを生成する。各発光期間制御信号LT1〜LTnは、図4に示すように、高レベル(以下、「Hレベル」という)または低レベル(以下、「Lレベル」という)の2値的な電圧レベルを有する。この発光期間制御信号LT1〜LTnは、画素毎に設けられた有機EL素子OLEDの発光期間Tsを決定するための電圧信号である。即ち、走査線駆動回路12は、データ信号の書き込みが終了した画素行にHレベルの発光期間制御信号を出力するタイミングでその画素行の有機EL素子OLEDの発光を開始させ、前記発光期間制御信号がLレベルに立ち下がるタイミングで発光を停止させる。
データ線駆動回路13は、図1に示すように、m個の電流出力型デジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmを主体に構成されている。各デジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmは、その一端が接地され、その接地電位を基準値として駆動するようになっている。
デジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmのうち第1のデジタル・アナログ変換回路DAC1は、表示パネル部14上に設けられた第1の入力端子F1に接続されている。この第1の入力端子F1は後記するように第1のデータ線X1に対応した入力端子である。
また、第2のデジタル・アナログ変換回路DAC2は、表示パネル部14上に設けられた第2の入力端子F2に接続されている。この第2の入力端子F2は後記するように第2のデータ線X2に対応した入力端子である。他のデジタル・アナログ変換回路も同様に表示パネル部14上に設けられた対応する入力端子に接続されている。また、各入力端子は、前記と同様に、それぞれのデータ線に対応した入力端子である。
また、各デジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmは、前記制御回路11から出力された対応する前記ラインデータD1〜Dm及び前記水平同期信号HSYNCを入力する。即ち、ラインデータD1〜Dmのうちの第1のラインデータD1は、第1のデータ線X1に接続された各画素20の輝度情報を有するデータ信号である。第2のラインデータD2は、第2のデータ線X2に接続された各画素20の輝度情報を有するデータ信号である。他の各ラインデータも、同様に、対応するデータ線に接続された各画素20の輝度情報を有するデータ信号である。そして、第1のラインデータD1は前記第1のデジタル・アナログ変換回路DAC1へ、第2のラインデータD2は前記第2のデジタル・アナログ変換回路DAC2へ、…、第mのラインデータDmは前記第mのデジタル・アナログ変換回路DACmへ、それぞれ供給される。
各デジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmは、対応する前記ラインデータD1〜Dmをアナログ値の電流を有するアナログ信号であるデータ電流Id1〜Idmに変換する。各デジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmは、その変換されたデータ電流Id1〜Idmを前記水平同期信号HSYNCのタイミングで対応する入力端子F1〜Fmに一斉に出力する。
従って、各データ電流Id1〜Idmは、前記走査線駆動回路12から所定のHレベルの走査信号SC1〜SCnが出力されるタイミングに同期してデータ線駆動回路13から一斉に出力される。
表示パネル部14上には、図1に示すように、行方向に沿ってそれぞれn本の走査線Y1,Y2,…,Yn、制御線Z1,Z2,…,Zn及び駆動電圧供給線Loが互いに平行に延設されている。各走査線Y1〜Ynは前記走査線駆動回路12に接続されている。走査線Y1〜Ynは、図1にて表示パネル部14の上側から下側に向かって、第1の走査線Y1,第2の走査線Y2,…,第nの走査線Ynの順に延設されている。そして、走査線Y1〜Ynのうち第1の走査線Y1には第1の走査信号SC1が、第2の走査線Y2には第2の走査信号SC2が、…、第nの走査線Ynには第nの走査信号SCnが出力される。
各制御線Z1〜Znは走査線駆動回路12に接続されている。制御線Z1〜Znは、図1にて表示パネル部14の上側から下側に向かって、第1の制御線Z1,第2の制御線Z2,…,第nの制御線Znの順に延設されている。制御線Z1〜Znのうち第1の制御線Z1は第1の走査線Y1に対応した制御線であって、第1の発光期間制御信号LT1が出力される。
第2の制御線Z2は第2の走査線Y2に対応した制御線であって、第2の発光期間制御信号LT2が出力される。他の制御線も同様であって、制御線には対応する発光期間制御信号が出力される。
駆動電圧供給線Loは、各走査線Y1〜Ynに対応して1本ずつ延設されている。駆動電圧供給線Loには後記する各駆動トランジスタQdを駆動させるための駆動電圧Vddが供給されている。
また、表示パネル部14上には、列方向に沿ってそれぞれm本のデータ線X1〜Xmが延設されている。データ線X1〜Xmは、図1にて表示パネル部14の左側から右側に向かって第1のデータ線X1,第2のデータ線X2,…,第mのデータ線Xmの順に延設されている。各データ線X1〜Xmには、後記する電圧制御回路30を介して対応する各入力端子F1〜Fmに供給されるデータ電流Id1〜Idmが流れる。即ち、第1のデータ線X1には前記第1のラインデータD1に基づいた第1のデータ電流Id1が、第2のデータ線X2には前記第2のラインデータD2に基づいた第2のデータ電流Id2が、…、第mのデータ線Xmには前記第mのラインデータDmに基づいた第mのデータ電流Idmが、所定の走査線が選択される毎に前記水平同期信号HSYNCのタイミングで一斉に流れる。
さらに、表示パネル部14上には、その各走査線Y1〜Ynと各データ線X1〜Xmとの交差部に対応する位置にそれぞれ有機EL素子OLEDを備えた画素20が配置されている。即ち、表示パネル部14上には、n×m個の画素20がマトリクス状に配置されている。有機EL素子OLEDは一般にダイオードと同様に、供給される電流の電流レベルに対応してその抵抗値が変化する非線形素子である。尚、本実施形態の画素20は、書き
込まれるデータ信号がアナログ電流である、所謂、電流プログラム方式の画素であって、公知の回路構成を成している。
そして、各走査線Y1〜Ynには各1行分のm個の画素20が接続されるとともに、各データ線X1〜Xmには各1列分のn個の画素20が接続されている。また、各画素20は、対応する制御線Z1〜Zn及び駆動電圧供給線Loに接続されている。
図2は、第nの走査線Ynと第mのデータ線Xmとの交差部に対応する位置に配置された画素20の内部回路構成を説明するための図である。尚、全ての画素20の内部回路構成は同じであるので、第nの走査線Ynと第mのデータ線Xmとの交差部に対応する位置に配置された画素20についてのみ説明し、他の走査線とデータ線との交差部に対応する位置に配置された画素20の内部回路構成についての詳細な説明は省略する。
図2に示すように、画素20は、駆動トランジスタQd、第1のスイッチングトランジスタQsw1、第2のスイッチングトランジスタQsw2、発光期間制御用トランジスタQL、保持キャパシタCo及び有機EL素子OLEDを備えている。
本実施形態の駆動トランジスタQdは、その導電型がP型の薄膜トランジスタ(TFT)である。また、本実施形態の第1のスイッチングトランジスタQsw1、第2のスイッチングトランジスタQsw2及び発光期間制御用トランジスタQLは、それぞれ、その導電型がN型の薄膜トランジスタ(TFT)である。そして、第1のスイッチングトランジスタQsw1、第2のスイッチングトランジスタQsw2及び発光期間制御用トランジスタQLは、それぞれ、スイッチング素子として機能する薄膜トランジスタであってその各トランジスタサイズはほぼ同じである。
駆動トランジスタQdは、そのソースが駆動電圧供給線Loに接続され前記駆動電圧Vddが供給されている。また、駆動トランジスタQdのゲート/ソース間には、保持キャパシタCoが接続されている。
駆動トランジスタQdのゲート/ドレイン間には、第1のスイッチングトランジスタQsw1が接続されている。また、駆動トランジスタQdのドレインには、第2のスイッチングトランジスタQsw2のドレインと発光期間制御用トランジスタQLのドレインとが接続されている。
第2のスイッチングトランジスタQsw2は、そのゲートが前記第1のスイッチングトランジスタQsw1のゲートに接続されるとともに、第nの走査線Ynに接続されている。第2のスイッチングトランジスタQsw2のソースは、第mのデータ線Xmに接続されている。
発光期間制御用トランジスタQLは、そのゲートが第nの制御線Znに接続されている。また、発光期間制御用トランジスタQLのソースは有機EL素子OLEDの陽極P1に接続され、同有機EL素子OLEDの陰極P2は接地されている。この有機EL素子OLEDは、その発光層が有機材料で構成されたエレクトロルミネッセンス(EL)素子であって、その陽極P1と陰極P2との間に流れる電流(駆動電流IOLED)の電流レベルに対応した輝度で発光するEL素子である。
前記のように構成された画素20は、前記第nの制御線Znを介してLレベルの発光期間制御信号LTnが供給され発光期間制御用トランジスタQLがオフになり駆動トランジスタQdのドレインと有機EL素子OLEDの陽極P1とが電気的に切断される。この状態で、前記第nの走査線Ynを介してHレベルの走査信号SCnが供給され第1及び第2
のスイッチングトランジスタQsw1,Qsw2がともにオン状態になる。すると、前記駆動トランジスタQdがダイオード接続されるとともに同駆動トランジスタQdのドレインが第2のスイッチングトランジスタQsw2を介してデータ線Xmに電気的に接続される。このとき、前記データ線Xmは、前記したように、電圧制御回路30及び第mの入力端子Fmを介して第mのデジタル・アナログ変換回路DACmに接続されている。第mのデジタル・アナログ変換回路DACmはその一端が接地されているので、駆動トランジスタQdのソース/ドレイン、第2のスイッチングトランジスタQsw2のソース/ドレイン、電圧制御回路30及びデジタル・アナログ変換回路DACmで構成される電流経路が形成される。この電流経路を、本明細書においては、第1の電流経路という。
そして、このタイミングで前記データ線Xmからデータ電流Idmの供給が開始され、所定期間(前記選択期間Tp)維持することで、前記保持キャパシタCoに前記データ電流Idmの電流レベルに応じた電荷量が書き込まれる。
また、前記保持キャパシタCoにデータ電流Idmの電流レベルに応じた電荷量が書き込まれた状態で、Lレベルの走査信号SCnが供給され前記第1及び第2のスイッチングトランジスタQsw1,Qsw2がともにオフ状態になり、前記駆動トランジスタQdのドレインとデータ線Xmとを電気的に切断する。すると、前記保持キャパシタCoに前記データ電流Idmの電流レベルに応じた電荷量が保持される。この状態で、前記第nの制御線Znを介してHレベルの発光期間制御信号LTnが供給され前記発光期間制御用トランジスタQLがオンになると駆動トランジスタQdのドレインと有機EL素子OLEDの陽極P1とが電気的に接続される。このとき、前記有機EL素子OLEDの陰極P2が接地されているので、駆動トランジスタQdのソース/ドレイン、発光期間制御用トランジスタQLのソース/ドレイン及び有機EL素子OLEDの陽極P1/陰極P2で構成される電流経路が形成される。この電流経路を、本明細書においては、第2の電流経路という。
そして、このタイミングで前記保持キャパシタCoに保持された電荷量に応じた電流レベルを有する電流が駆動電流IOLEDとして発光期間制御用トランジスタQLを介して有機EL素子OLEDの陽極P1と陰極P2間に流れる。この結果、有機EL素子OLEDが前記駆動電流IOLEDの電流レベルに対応した輝度で発光する。そして、前記Hレベルの発光期間制御信号LTnの供給が継続している間(前記発光期間Tsに相当)、有機EL素子OLEDが発光し続ける。
また、表示パネル部14には、図1に示すように、m個の電圧制御回路30が形成されている。各電圧制御回路30は、対応する各データ線X1〜Xm及び各入力端子F1〜Fmに接続されている。この電圧制御回路30は、対応するデジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmにて生成されたデータ電流Id1〜Idmを対応するデータ線X1〜Xmに出力する。また、各電圧制御回路30は、対応するデータ線X1〜Xm上の電圧を前記制御回路11からの選択信号SS1〜SSmに基づいて制御する制御回路である。
図3は、第mのデータ線Xmに接続された電圧制御回路30と、第nの走査線Ynと第mのデータ線Xmとの交差部に対応して配置された画素20の回路図である。電圧制御回路30は、s個の抵抗素子R1〜Rsと1個のアナログスイッチSWaとから構成されている。抵抗素子R1〜Rsは、それぞれ互いに並列に接続されている。各抵抗素子R1〜Rsは、その抵抗値がそれぞれ異なっている。
アナログスイッチSWaは、その一端が前記第mのデータ線Xmに接続され、その他端が各抵抗素子R1〜Rsの一つに接続可能になっている。このアナログスイッチSWaは、第mのラインデータDmに基づいた第mの選択信号SSmに従って抵抗素子R1〜Rs
のいずれかを選択して前記データ線Xmに接続させる。即ち、入力されたラインデータDmのデータ値が小さな場合(即ち、データ電流Idmの電流レベルが小さい場合)、前記アナログスイッチSWaは抵抗素子R1〜Rsのうち前記データ値に対応した、その抵抗値が比較的小さな抵抗素子を選択して前記データ線Xmに接続させる。また、入力されたラインデータDmのデータ値が大きな場合(即ち、データ電流Idmの電流レベルが大きな場合)、前記アナログスイッチSWaは抵抗素子R1〜Rsのうち前記データ値に対応した、その抵抗値が比較的大きな抵抗素子を選択して前記データ線Xmに接続させる。
詳しくは、図2に示すように、前記画素20を構成する第2のスイッチングトランジスタQsw2のソース/ドレイン間のオン抵抗をRsw、発光期間制御用トランジスタQLのソース/ドレイン間のオン抵抗をRLで表す。また、有機EL素子OLEDの陽極P1/陰極P2間の抵抗をRel、第mのデジタル・アナログ変換回路DACmの内部抵抗をRdac、電圧制御回路30の内部抵抗をRで表す。この内部抵抗Rは、前記抵抗素子R1〜Rsのいずれかに相当する。すると、前記第1の電流経路における駆動トランジスタQdのドレインと接地間の合成抵抗R1は、以下の式で表される。
R1=Rsw+R+Rdac・・・(1)
また、前記第2の電流経路における駆動トランジスタQdのドレインと接地間の合成抵抗R2は、以下の式で表される。
R2=RL+Rel・・・(2)
尚、前記データ線Xmの配線抵抗は、各抵抗Rsw,Rdac,RL,Relに比較して無視できるので省略する。
上式(1),(2)において、前記第2のスイッチングトランジスタQsw2及び発光期間制御用トランジスタQLは、それぞれほぼ同じトランジスタサイズを有しているので、各オン抵抗Rsw,RLはほぼ等しい。また、有機EL素子OLEDは、一般に、その発光層が比較的大きな抵抗値を有する有機材料で構成されているので、その抵抗Relは前記各オン抵抗Rsw,RL及び前記内部抵抗Rdacに比較して大きい。従って、電圧制御回路30の内部抵抗Rを有機EL素子OLEDの陽極P1/陰極P2間の抵抗Relに一致させることで、合成抵抗R1と合成抵抗R2とをほぼ一致させることができる。
また、前記有機EL素子OLEDは前記したように非線形素子であって、その抵抗Relは、駆動電流Ielの電流レベルが大きいときは大きくなり、駆動電流Ielの電流レベルが小さいときは小さくなる抵抗値を示す。
そして、予め様々なラインデータDmのデータ値に対する抵抗Relを算出しておき、前記制御回路11は、その算出された抵抗Relと等しい、または最も近い抵抗素子を前記抵抗素子R1〜Rsの中から選択する前記選択信号SSmを生成する。そして、前記制御回路11は、1ラインデータDmを対応する第mのデジタル・アナログ変換回路DACmに出力する毎に前記選択信号SSmを前記第mの入力端子Fmに出力する。
すると、上式(1),(2)より、前記合成抵抗R1と前記合成抵抗R2とをほぼ等しくすることができる。即ち、画素20へのデータ電流Idmの書き込み時の駆動トランジスタQdの負荷特性を有機EL素子OLEDの発光時における負荷特性と一致させることができる。換言すると、書き込み時の駆動トランジスタQdの動作点と発光時の駆動トランジスタQdの動作点との変動を抑制することができる。
このようにすることで、データ電流Idmの電流レベルと駆動電流IOLEDの電流レベルとの比を常に一定にすることができるので、有機EL素子OLEDの輝度をデータ電
流Idmに応じて精度良く制御することができる。
以上と同様なことを第mのデータ線Xmに接続された各画素20以外の他のデータ線に接続された各画素20に対しても行うことで、全ての画素20での、書き込み時の駆動トランジスタQdの動作点と発光時の駆動トランジスタQdの動作点との変動を抑制することができる。この結果、各有機EL素子OLEDの輝度をデータ電流Id1〜Idmに応じて精度よく制御することができるので表示品位の優れた有機ELディスプレイを実現することができる。
また、本実施形態の電圧制御回路30は、抵抗素子R1〜Rsで構成されている。そして、前記データ線駆動回路13のデジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmが対応する入力端子F1〜Fmに接続される前の電圧制御回路30は、その抵抗素子R1〜Rsのうち最もその抵抗値が大きな抵抗素子が選択されるように予め設定しておく。この結果、入力端子F1〜Fm側からみた画素20の入力抵抗は、前記抵抗素子R1〜Rsの中から選択された抵抗素子の抵抗値分だけ大きくなっている。従って、有機ELディスプレイ10の実装時における、前記データ線駆動回路13のデジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmを対応する入力端子F1〜Fmに接続するときに生じる静電気による高電圧が、抵抗素子R1〜Rsのうち最もその抵抗値が大きな抵抗素子によって電圧降下した電圧が画素20に印加される。従って、各データ線X1〜Xmを介して各画素20に直接印加されるのではない。この結果、実装時における、前記データ線駆動回路13のデジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmを対応する入力端子F1〜Fmに接続するときに生じた静電気の高電圧から画素20を保護することができる。このことから、有機ELディスプレイ10の歩留まりを向上させることができる。
尚、特許請求の範囲の電気光学装置は、例えば、本実施形態においては有機ELディスプレイ10に対応している。特許請求の範囲のデータ信号は、例えば、本実施形態においてはデータ電流Id1〜Idmに対応している。特許請求の範囲の電気光学素子または有機エレクトロルミネッセンス素子は、例えば、本実施形態においては有機EL素子OLEDに対応している。特許請求の範囲のスイッチング素子は、例えば、本実施形態においてはアナログスイッチSWaに対応している。特許請求の範囲のデータ信号生成回路は、例えば、本実施形態においてはデータ線駆動回路13に対応している。特許請求の範囲の容量素子は、例えば、本実施形態においては保持キャパシタCoに対応している。
特許請求の範囲に記載の接続用端子は、例えば、本実施形態においては第1〜第mの入力端子F1〜Fmに対応している。特許請求の範囲に記載の第1の制御端子は、例えば、駆動トランジスタQdのゲートに対応している。特許請求の範囲に記載の第1の端子は、例えば、駆動トランジスタQdのソースに対応している。特許請求の範囲に記載の第2の端子は、例えば、駆動トランジスタQdのドレインに対応している。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、各画素20を構成する駆動トランジスタQdのドレインを、第2のスイッチングトランジスタQsw2を介してデータ線X1〜Xmに接続するとともに発光期間制御用トランジスタQLを介して有機EL素子OLEDに接続した。また、データ線X1〜Xmは、それぞれ対応する入力端子F1〜Fmを介してデータ線駆動回路13に接続した。
そして、各画素20と入力端子F1〜Fmとの間のデータ線X1〜Xm上に、有機EL素子OLEDの抵抗Relに等しい、または近い抵抗値を有する抵抗素子R1〜Rsを備えた電圧制御回路30を接続した。この結果、書き込み時の駆動トランジスタQdの動作点と発光時の駆動トランジスタQdの動作点との変動を抑制することができる。この結果
、データ電流Idmの電流レベルと駆動電流IOLEDの電流レベルとの比を一定にすることができるので、有機EL素子OLEDの輝度をデータ電流Idmに応じて精度良く制御することができる。
(2)本実施形態では、それぞれ異なった抵抗値を有する抵抗素子R1〜Rsと、1ラインデータD1〜Dmのデータ値に応じてその抵抗素子R1〜Rsのいずれかを選択し、それを対応するデータ線X1〜Xmに接続するアナログスイッチSWaとで電圧制御回路30を構成した。従って、電圧制御回路30を簡単に構成することができる。
(3)本実施形態では、各画素20と入力端子F1〜Fmとの間のデータ線X1〜Xm上に抵抗素子R1〜Rsで構成された電圧制御回路30を接続したので、入力端子F1〜Fm側からみた画素20の入力抵抗は、前記抵抗素子R1〜Rsの分だけ大きくなる。従って、前記データ線駆動回路13のデジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmを対応する入力端子F1〜Fmに接続するときに生じた静電気の高電圧から画素20を保護することができる。このことから、有機ELディスプレイ10の歩留まりを向上させることができる。
(4)本実施形態では、実装前の電圧制御回路30は、その抵抗素子R1〜Rsのうち最もその抵抗値が大きな抵抗素子が選択されるように設定されているので、データ線駆動回路13のデジタル・アナログ変換回路DAC1〜DACmを対応する入力端子F1〜Fmに接続するときに生じた静電気の高電圧から画素20を確実に保護することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図5に従って説明する。この第2実施形態の有機ELディスプレイは、上記電圧制御回路30の内部回路構成が異なっている他は上記第1実施形態と同じ構成を成している。従って、同じ構成部材については符号を等しくし、その詳細な説明を省略する。
図5は、本実施形態における第mのデータ線Xmに接続された電圧制御回路30と、第nの走査線Ynと第mのデータ線Xmとの交差部に対応して配置された画素20の回路図である。本実施形態における電圧制御回路30は、有機EL素子OLEDの発光層を構成する有機材料と同じ材料で構成されたダミー有機EL素子40で構成されている。
詳述すると、ダミー有機EL素子40は、その発光層に前記駆動電流IOLEDが供給される陽極40aが第mのデータ線Xmに接続するとともに陰極40bが第mの入力端子Fmに接続されている。ダミー有機EL素子40はデータ電流Idmの電流レベルに応じて発光するが、その発光面から出射された光が外部に出射することがないように各ダミー有機EL素子40上には図示しない光を透過させない遮光性マスク等が形成されている。
また、ダミー有機EL素子40は、その陽極40a/陰極40b間の抵抗が有機EL素子OLEDの陽極P1/陰極P2間の抵抗Relに等しいので、画素20へのデータ電流Idmの書き込み時の駆動トランジスタQdの負荷特性を有機EL素子OLEDの発光時における負荷特性と一致させることができる。従って、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、このダミー有機EL素子40は、前記有機EL素子OLEDの発光期間Tsにほぼ同期して発光するので、例えば、陽極P1/陰極P2間の電圧を検知する検知手段を設け、その検知結果をモニタするようにする。このようにすることで前記有機EL素子OLEDの劣化度合いを検出する検出手段として使用することができる。さらに、本実施形態の電圧制御回路30は、アナログスイッチSWaを設ける必要がないので、上記第1の実施形態のように、制御回路11は、前記選択信号SS1〜SSmを生成したりする必要もない。従って、制御回路11の構成を簡単にすることができる。
また、本実施形態のダミー有機EL素子40は、その発光層の膜厚が前記有機EL素子OLEDの発光層の膜厚より薄くなるように構成されている。また、本実施形態のダミー有機EL素子40は、その発光層の発光面の面積が前記有機EL素子OLEDの発光面の
面積より小さくなるように構成されている。このようにすることで、ダミー有機EL素子40の陽極40a/陰極40b間の抵抗を有機EL素子OLEDの陽極P1/陰極P2間の抵抗Relと等しくしつつ、その容量値を小さくすることができる。従って、データ電流Idmの書き込み速度が遅延することで、所謂書き込み不足が生じるのを抑制することができる。つまり、上記のように、ダミー有機EL素子40の発光面の面積及び発光層の膜厚を変えることでその抵抗値や容量値を調整することができる。
尚、特許請求の範囲の発光素子またはダミー発光素子は、例えば、本実施形態においてはダミー有機EL素子40に対応している。
(第3実施形態)
次に、第1または第2実施形態で説明した電気光学装置としての有機ELディスプレイ10の電子機器の適用について図6に従って説明する。有機ELディスプレイ10は、モバイル型のパーソナルコンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ等種々の電子機器に適用できる。
図6は、大型テレビ50の斜視図である。この大型テレビ50は、有機ELディスプレイ10を用いた大型テレビ用の表示ユニット51と、スピーカー52と、複数の操作ボタン53とを備えている。この場合でも、有機ELディスプレイ10を用いた表示ユニット51は、上記実施形態と同様な効果を発揮する。従って、表示品位の高い画像表示ができる大型テレビ50を提供できる。
尚、発明の実施形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように実施してもよい。
○上記実施形態では、駆動トランジスタQd、保持キャパシタCo、第1及び第2のスイッチングトランジスタQsw1,Qsw2及び発光期間制御用トランジスタQLを備え、前記駆動トランジスタQdのドレインが第2のスイッチングトランジスタQsw2を介してデータ線に接続されるとともに発光期間制御用トランジスタQLを介して有機EL素子OLEDに接続された画素20を配置した有機ELディスプレイ10に具体化した。これを、図7に示すように、第1及び第2の駆動トランジスタQd1,Qd2、保持キャパシタCo及び第3及び第4のスイッチングトランジスタQsw3,Qsw4を備え、前記第2の駆動トランジスタQd2のドレインが第3のスイッチングトランジスタQsw3を介してデータ線に接続されるとともに、前記第1の駆動トランジスタQd1のドレインが有機EL素子OLEDに接続された画素60を配置した有機ELディスプレイに具体化してもよい。この有機ELディスプレイは、前記画素60と入力端子Fmとの間のデータ線Xm上には前記電圧制御回路30が接続されている。また、画素60は、第1の駆動トランジスタQd1のゲートと第2の駆動トランジスタQd2のゲートとが互いに接続された、所謂、カレントミラー回路を構成している。
このようにカレントミラー回路を構成する画素60を備えた有機ELディスプレイにおいて、第3及び第4のスイッチングトランジスタQsw3,Qsw4をオンにすることで画素60にデータ電流Idmを書き込むときの第2の駆動トランジスタQd2のソースとドレインとの間の電圧と、第3及び第4のスイッチングトランジスタQsw3,Qsw4をオフにすることでデータ電流Idmに応じた駆動電流IOLEDを有機EL素子OLEDに供給するときの第1の駆動トランジスタQd1のソースとドレインと間の電圧とを一致させることができる。この結果、上記第1及び第2の実施形態と同様な効果を得ることができる。
尚、第1の駆動トランジスタQd1のゲートが特許請求の範囲に記載の第1の制御端子に相当する。また、第2の駆動トランジスタQd2のゲートが特許請求の範囲に記載の第2の制御端子に相当する。第1の駆動トランジスタQd1のソースが特許請求の範囲に記
載の第1の端子に相当する。第1の駆動トランジスタQd1のドレインが特許請求の範囲に記載の第2の端子に相当する。さらに、第2の駆動トランジスタQd2のソースが特許請求の範囲に記載の第3の端子に相当する。第2の駆動トランジスタQd2のソースが特許請求の範囲に記載の第4の端子に相当する。
○上記第2実施形態ではダミー有機EL素子40で構成された電圧制御回路30を用いたが、これを、有機EL素子OLEDと同じ抵抗値を有する発光しないダミー発光素子まで構成された電圧制御回路を用いてもよい。また、データ電流Id1〜Idmの電流レベルが大きくなるとその抵抗値が大きくなり、電流レベルが小さくなるとその抵抗値が小さくなる可変抵抗素子で構成された電圧制御回路を用いてもよい。
○上記実施形態では、単色の有機ELディスプレイ10であったが、フルカラー表示が可能な有機ELディスプレイに応用してもよい。
○上記実施形態では、有機EL素子OLEDを備えた有機ELディスプレイに具体化して好適な効果を得たが、有機ELディスプレイ以外の例えばデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いたディスプレイ、電子放出素子を用いたディスプレイ(FED)やSED(Surface−Conduction Electron−Emitter Display)に具体化してもよい。
有機ELディスプレイの電気的構成を説明するための図である。 第1の実施形態に係る電圧制御回路と、第nの走査線と第mのデータ線との交差部に対応して配置された画素の回路図である。 第1の実施形態に係る電圧制御回路の回路図である。 走査信号、発光期間制御信号及びデータ電流のタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る電圧制御回路と、第nの走査線と第mのデータ線との交差部に対応して配置された画素の回路図である。 第3の実施形態に係る電子機器としての大型テレビの斜視図である。 別例を説明するための図である。 従来の画素の電気的構成を説明するための図である。 従来の画素の電気的構成を説明するための図である。
符号の説明
Id1〜Idm…データ信号としてのデータ電流、IOLED…駆動電流、OLED…電気光学素子または有機エレクトロルミネッセンス素子としての有機EL素子、P1,P2…有機EL素子の陽極または有機EL素子の陰極、Qd…駆動トランジスタ、R1〜Rs…抵抗素子、SWa…スイッチング素子としてのアナログスイッチ、X1〜Xm…データ線、Y1〜Yn…走査線、10…電気光学装置としての有機ELディスプレイ、13…データ信号生成回路としてのデータ線駆動回路、20…画素、30…電圧制御回路、40…発光素子としてのダミー有機EL素子、40a…ダミー有機EL素子の陽極、40b…ダミー有機EL素子の陰極、50…電子機器としての大型テレビ。

Claims (12)

  1. 複数の走査線と、複数のデータ線と、前記各走査線と前記各データ線との交差部に配置され電気光学素子及び該電気光学素子に駆動電流を供給する駆動トランジスタを含む画素を備えた表示パネル部と、前記各データ線に接続され前記電気光学素子の輝度情報を有するデータ信号を生成するデータ信号生成回路と、を備えた電気光学装置において、
    前記各画素は前記データ信号の電流レベルに対応した電荷を保持する容量素子を備え、
    前記駆動トランジスタは第1の端子と第2の端子と制御端子とを備え、
    前記各画素と前記データ信号生成回路との間に配置され、前記画素に前記データ信号を書き込んで前記容量素子に同データ信号の電流レベルに対応した電荷量を保持させる場合の前記第1の端子と前記第2の端子との間の電圧と、前記容量素子に保持された前記電荷量に応じた電流レベルを有する前記駆動電流を前記電気光学素子に供給する場合の前記第1の端子と前記第2の端子との間の電圧とを一致させるように前記データ線の電圧を制御する電圧制御回路を備えたことを特徴とする電気光学装置。
  2. 複数の走査線と、複数のデータ線と、前記各走査線と前記各データ線との交差部に配置され電気光学素子及び複数の駆動トランジスタを含む画素を備えた表示パネル部と、前記各データ線に接続され前記電気光学素子の輝度情報を有するデータ信号を生成するデータ信号生成回路と、を備えた電気光学装置において、
    前記各画素は、前記データ信号の電流レベルに対応した電荷量を保持する容量素子を備えるとともに、前記複数の駆動トランジスタは第1の端子と第2の端子と第1の制御端子とを備え前記電気光学素子に駆動電流を供給させるための第1の駆動トランジスタと、第3の端子と第4の端子と第2の制御端子とを備え同第2の制御端子が前記第1の制御端子に接続され前記容量素子に前記データ信号を書き込ませるための第2の駆動トランジスタと、
    前記各画素と前記データ信号生成回路との間に配置され、前記画素に前記データ信号を書き込んで前記容量素子に同データ信号の電流レベルに対応した電荷量を保持させる場合の前記第1の端子と前記第2の端子との間の電圧と、前記容量素子に保持された前記電荷量に応じた電流レベルを有する前記駆動電流を前記電気光学素子に供給する場合の前記第3の端子と前記第4の端子との間の電圧とを一致させるように前記データ線の電圧を制御する電圧制御回路を備えたことを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1または2に記載の電気光学装置において、
    前記電圧制御回路は、それぞれ異なった抵抗値を有する複数の抵抗素子と、前記データ信号の信号レベルに応じて前記複数の抵抗素子の中から前記電気光学素子の抵抗に等しいまたは近い抵抗素子を選択し、その抵抗素子を前記データ線と接続するスイッチング素子とで構成されていることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1または2に記載の電気光学装置において、
    前記電圧制御回路は、前記データ信号の電流レベルが大きい場合その抵抗値が大きくなり、電流レベルが小さい場合その抵抗値が小さくなる可変抵抗素子で構成されていることを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項1または2に記載の電気光学装置において、
    前記電圧制御回路は、前記電気光学素子と同じ構成を成した発光素子を有することを特徴とする電気光学装置。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置において、
    前記発光素子は発光しないダミー発光素子であることを特徴とする電気光学装置。
  7. 請求項5または6に記載の電気光学装置において、
    前記発光素子は、発光層と該発光層から光が出射される発光面とを備え、
    前記発光層はその膜厚が前記電気光学素子の発光層の膜厚より薄く、前記発光面の面積は前記電気光学素子の発光面の面積より小さくなるように構成されていることを特徴とする電気光学装置。
  8. 請求項5または6に記載の電気光学装置において、
    前記発光素子は、発光層と該発光層から光が出射される発光面とを備え、
    前記発光層はその膜厚が前記電気光学素子の発光層の膜厚に等しく、前記発光面の面積は前記電気光学素子の発光面の面積より大きくなるように構成されていることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか一つに記載の電気光学装置において、
    前記ダミー発光素子は、前記電気光学素子の劣化具合を検出する検出手段であることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の電気光学装置において、
    前記表示パネル部は、前記複数のデータ線と前記データ信号生成回路とを接続するための接続用端子を備え、
    前記電圧制御回路は、前記接続用端子に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一つに記載の電気光学装置において、
    前記電気光学素子は、その発光層が有機材料で構成された有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする電気光学装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一つに記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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