JP2005140473A - 浴室換気乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】再起動時、使用者に不信感を与えず、かつ目標風量への到達時間を短縮した浴室換気乾燥装置を提供する。
【解決手段】浴室の空気を循環通風させる循環ファンモータ13と、循環通風させる空気を加熱する加熱手段14と、換気ファンモータ1の回転数を検出する回転数検出手段4と、換気ファンモータ1の運転風量を指示する風量指示手段7と、指示された風量で運転するために換気ファンモータ1に通電する指示電圧を記憶する記憶手段6とを備え、回転数検出手段4が検出した回転数をもとに、換気ファンモータ1の排気風量が風量指示手段7で支持された設定風量になるまで前記指示電圧を変動させ、前記換気ファンモータ1の再起動時に、前回運転したときに記憶手段6が記憶した指示電圧を換気ファンモータに通電する構成とする。
【選択図】図1







Description

本発明は、風量一定制御機能を有する浴室換気乾燥装置に関する。
従来の浴室換気乾燥装置は、一般的に、換気、循環のそれぞれの流路内に換気用と循環用とに独立した2つのファンを有し、それぞれが専用のモータによって回転され、循環流路内には加熱手段が設けられ、加熱手段、循環ファンおよび換気ファンの作動を制御することによって、各種の運転(例えば、暖房、乾燥および換気)を行うことができる。
暖房運転では加熱手段および循環用モータが起動されて循環ファンが回転し、浴室内の空気が循環されるとともに加熱手段の作用によって浴室内の温度が上昇し、換気運転では換気用モータだけが起動され、換気ファンが回転され浴室内の空気が換気流路内を通り、外部に排出され、乾燥運転では加熱手段、循環モーターおよび換気モーターが起動し、加熱手段で浴室内の空気を加熱して循環ファンにより循環させながら、換気ファンにより浴室内の空気を外部へ排出し、涼風運転では前記乾燥運転において加熱手段を起動させないという各種の運転モードである。
さらに、従来の浴室換気乾燥装置には、浴室内の空気を外部に排出するための流路である排気ダクトの長さや、その他の外的要因によって排気圧損が変化した場合でも設定した換気風量を長く確保することを目的として、浴室換気乾燥装置の換気用ファンモータにおいて風量一定制御を行っているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、この風量一定制御を行う浴室換気乾燥装置について図6を参照して説明する。
図6は、浴室換気乾燥装置のうちの換気ユニットの制御に係る部分のみ示したものであり、換気ユニット111内の換気ファンモータ101は、DCモータ102により駆動され、その吐出口108はダクト109を介して壁110の開口に連通し、換気ファンモータ101によって吸い込まれた湿気を含んだ空気やトイレのにおいによって汚染された室内空気を屋外に排気するものである。
換気ユニット111の運転モードとして換気運転、または時間換気運転を選択すると、換気ファンモータ101への電圧を制御する電圧制御手段103の動作によりあらかじめ記憶された一定の起動電圧がDCモータ102へ印加される。その後、換気ファンモータ101の回転数を検出する回転数検出手段104が換気ファンモータ102の回転数を検出する。そして換気ファンモータ102の回転数が記憶手段106に記憶させた風量指示手段107によって指示された風量で運転するための回転数になるように、電圧制御手段105がDCモータ102への印加電圧を調整していた。
特開平5−146189号公報
このような従来の浴室換気乾燥装置では、設置している場所の条件によって排気圧損が異なる場合、換気ファンの運転を行う都度、設定風量まで電圧を変動させ風量を調節していく必要があるので、目標風量に到達するまでに時間がかかっていた。これは換気ファンの運転開始時に一時的に騒音が大きくなったり、または、風量が少なくなったりするということにもなり、使用者に不信感を与えるという課題があった。
また、設置している場所の条件によっては、ある一定の換気ファンの回転数において、排気ダクトとファンモータが共鳴する音等が発生する場合があり、従来の浴室換気乾燥装置では換気ファンの運転を行う都度、設定風量まで電圧を変動させ風量を調節していくため、目標風量に到達する前に換気ファンモータのある回転数の範囲でのみ共鳴音等が発生し、使用者に不信感を与えるという課題があった。
また、設定風量の小さい換気弱運転から設定風量の大きい換気強運転へ運転モードの切り替えを行った場合、運転切り替え後一時的に換気弱運転よりも少ない排気風量で運転してしまったり、同様に設定風量の大きい換気強運転から設定風量の小さい換気強運転へ運転モードの切り替えを行った場合、運転切り替え後一時的に換気強運転よりも多い排気風量で運転してしまうことがあり、使用者に不信感を与えるいう課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、換気ファンの運転開始時に目標風量付近の回転数で換気ファンを起動させることにより使用者に不信感を与えず、かつ目標風量への到達時間を短縮した浴室換気乾燥装置を提供することを目的としている。
本発明の浴室換気乾燥装置は上記目的を達成するために、浴室の空気を循環通風させる循環ファンモータと、循環通風させる空気を加熱する加熱手段と、前記浴室の空気を屋外へ排気する換気ファンモータと、前記換気ファンモータへの通電を制御する制御手段と、前記換気ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記換気ファンモータの運転風量を指示する風量指示手段と、この風量指示手段で指示された風量で運転するために前記制御手段が前記換気ファンモータに通電する指示電圧を記憶する記憶手段とを備え、前記回転数検出手段が検出した回転数をもとに、前記換気ファンモータの排気風量が前記風量指示手段で支持された設定風量になるまで前記指示電圧を変動させる浴室換気乾燥装置であって、前記換気ファンモータの再起動時に、前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴としたものである。
また、他の手段は、浴室の空気を循環通風させる循環ファンモータと、循環通風させる空気を加熱する加熱手段と、前記浴室の空気を屋外へ排気する換気ファンモータと、前記換気ファンモータへの通電を制御する制御手段と、前記換気ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段と、複数の設定風量モードを有して前記換気ファンモータの運転風量を指示する風量指示手段と、この風量指示手段で指示された風量で運転するために前記制御手段が前記換気ファンモータに通電する指示電圧を記憶する記憶手段とを備え、前記回転数検出手段が検出した回転数をもとに、前記換気ファンモータの排気風量が前記風量指示手段で支持された設定風量になるまで前記指示電圧を変動させる浴室換気乾燥装置であって、前記換気ファンモータの再起動時に前記風量指示手段により指定した設定風量と同じ設定風量で前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴としたものである。
また、他の手段は、換気ファンモータの再起動時に、前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧から所定の電圧値を差し引いた指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴としたものである。
上記それぞれの手段により、換気ファンの起動と同時に前回運転時とほぼ同等の排気風量を確保できるので、使用者の不信感をなくし、かつ目標風量への到達時間を短縮できる浴室換気乾燥装置が得られる。
本発明によれば、換気ファンの運転開始時に目標風量付近の回転数で確実に運転することができ、前回運転時とほぼ同等の換気風量を確保できる浴室換気乾燥装置を提供できる。
また、運転開始時に所望の換気風量から大きく離れた換気風量で運転してしまうすることを防止できる浴室換気乾燥装置が得られる。
また、前回の記憶時に、外風圧等の影響で誤った指示電圧が記憶された場合でも、再起動時の騒音が大きくなるという使用者への不信感を防止することのできる浴室換気乾燥装置が得られる。
本発明の請求項1記載の発明は、浴室の空気を循環通風させる循環ファンモータと、循環通風させる空気を加熱する加熱手段と、前記浴室の空気を屋外へ排気する換気ファンモータと、前記換気ファンモータへの通電を制御する制御手段と、前記換気ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記換気ファンモータの運転風量を指示する風量指示手段と、この風量指示手段で指示された風量で運転するために前記制御手段が前記換気ファンモータに通電する指示電圧を記憶する記憶手段とを備え、前記回転数検出手段が検出した回転数をもとに、前記換気ファンモータの排気風量が前記風量指示手段で支持された設定風量になるまで前記指示電圧を変動させる浴室換気乾燥装置であって、前記換気ファンモータの再起動時に、前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴とする浴室換気乾燥装置により、換気ファンモータの再起動時、前回の指示電圧で起動することで、前回運転時とほぼ同等の排気風量を換気ファン起動と同時に確保できるという作用を有する。
本発明の請求項2記載の発明は、浴室の空気を循環通風させる循環ファンモータと、循環通風させる空気を加熱する加熱手段と、前記浴室の空気を屋外へ排気する換気ファンモータと、前記換気ファンモータへの通電を制御する制御手段と、前記換気ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段と、複数の設定風量モードを有して前記換気ファンモータの運転風量を指示する風量指示手段と、この風量指示手段で指示された風量で運転するために前記制御手段が前記換気ファンモータに通電する指示電圧を記憶する記憶手段とを備え、前記回転数検出手段が検出した回転数をもとに、前記換気ファンモータの排気風量が前記風量指示手段で支持された設定風量になるまで前記指示電圧を変動させる浴室換気乾燥装置であって、前記換気ファンモータの再起動時に前記風量指示手段により指定した設定風量と同じ設定風量で前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴とする浴室換気乾燥装置により、再起動時の運転風量が前回運転時の風量より大風量であるときには、起動時に所望の風量より小風量で運転されることになったり、再起動時の運転風量が前回運転時の風量より小風量であるときには、起動時に所望の風量より大風量で運転されることになったりするという不具合を防止できるという作用を有する。
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の浴室換気乾燥装置において、前記換気ファンモータの再起動時に、前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧から所定の電圧値を差し引いた指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴とした浴室換気乾燥装置により、前回運転の際の記憶手段による指示電圧の記憶時に、外風圧等の影響で誤った指示電圧が記憶された場合でも、これを補正して再起動時の騒音が大きくなるという使用者への不信感を防止することのできる浴室換気乾燥装置が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図5を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における浴室換気乾燥装置の全体構成を示す概略図である。図2は浴室換気乾燥装置の換気モード運転の制御を示すフローチャートである。
図1に示すように、浴室換気乾燥装置本体12は内部に循環ファンモータ13、加熱手段14、およびそれらの制御部15が収納されている。
浴室換気乾燥装置本体12の側壁には加熱手段14の下流側に連通口21が形成され、換気ユニット11に連結されている。換気ユニット11には、内部に換気ファンモータ1が配置され、換気ファンモータ1の吸込口と連通する2つの吸込口17、18が設けられており、各々ダクト(図示せず)によりトイレ、脱衣室など最寄りの換気対象室の換気口に連結されている。一方、吹出口8はダクト9により壁体10に設けられた屋外排気口に連結され、屋外と連通している。
換気ユニット11の吹出口8が形成された側壁と吸込口17、18が形成された側壁にまたがる第3の側壁には1つの吸込口が形成され、この吸込口は浴室換気乾燥装置本体12の連通口21に連通しており、浴室内の湿った空気は連通口21から換気ユニット11の第3の側壁の吸込口を介して換気ユニット11に供給される。すなわち、浴室換気乾燥装置本体12の連通口21は換気ユニット11の浴室側吸込口として機能する。また、換気ファンモータ1はDCモータ2を搭載した換気ファンモータである。
換気ユニット11の換気ファンモータ1が運転すると、トイレ、脱衣室などの換気対象室の換気口から室内の空気が吸い込まれ、吸込口17、18を通って換気ファンモータ1の吸込口に吸い込まれ、ファンの遠心方向の吹出口8からダクト9内に吹き出されて屋外に排出される。このとき連通口21から吸い込まれた湿った空気もトイレ、脱衣室の空気とともに屋外に排出される場合もある。
図2を用いて実施の形態1の浴室暖房乾燥装置における制御動作を説明する。
浴室換気乾燥装置本体12に電源投入後(STEP1)、リモコンにて換気モードスイッチを押すと(STEP2)、換気モータ動作残時間タイマーTkのカウントがスタートする(STEP3)。ここで、今回の換気モードスイッチのONが換気モードの再運転指令でない場合は、DCモータ2にマイコンが記憶している起動指示電圧X1を指示電圧V0として印加され(STEP5)、換気ファンモータ1が回転を始める(STEP6)。換気ファンモータ1が回転することで吸込口17、18、連通口21から換気ユニット11に吸い込まれた空気は、ダクト9、建物の壁体10を通過し室外へ排出する。換気ファンモータ1が起動後、風量指示手段7により換気モードの設定風量Q1(例えば180m3/h)の指示を行い(STEP7)、制御手段3により風量一定制御を行う(STEP8)。風量一定制御は、回転数検出手段4によるDCモータ2の回転数情報をもとに、室外への排気風量が設定風量であるQ1に到達するまで、指示電圧Vを変動させるものである(STEP9)。室外への排気風量=設定風量となると、その時点の指示電圧V1を換気モード再起動時の起動指示電圧X2として記憶手段6に記憶する(STEP10)。外風圧等の排気圧損の変動により風量が変化し指示電圧Vが変動した場合は、再度室外への排気風量=設定風量になった時点の指示電圧V1’を換気モード再起動時の起動指示電圧X2として記憶手段6にさらに記憶することになる。
換気モードには残時間タイマーTkが搭載されており、タイマーがタイムアップするか(STEP11)、リモコンにて停止スイッチを押す(STEP12)と、換気ファンモータ1が停止する(STEP13)。換気ファンモータ1の停止後、再度リモコンにて換気モードスイッチを押すと(STEP14、STEP2)、DCモータ2に前回運転時に記憶手段6へ記憶した起動指示電圧X2を指示電圧V0として印加され(STEP15)、換気ファンを起動する(STEP6)。
このように、換気ファンモータ1の再起動時に、前回運転したときに記憶手段6が記憶した指示電圧を換気ファンモータ1に通電するので、どのような排気圧損の設置条件でも2度目の換気モード運転からは、前回の設定風量を充足する起動指示電圧X2が印加されるので、換気ファンモータ1は起動時にほぼ設定風量の排気風量で運転できることになる。
(実施の形態2)
次に、本発明に従う浴室換気乾燥装置の実施の形態2について説明する。図3は、実施の形態2における浴室換気乾燥装置の制御を表すブロック図である。図4は実施の形態2における浴室換気乾燥装置の制御動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態2の浴室換気乾燥装置の主要な構成要素は、図1に示すように実施の形態1と同様であり、制御動作を除く図1に示すものと同様な部分についてはその説明を省略する。
図3および図4を用いて実施の形態2の浴室換気乾燥装置における制御動作のフローを説明する。
浴室換気乾燥装置本体12に電源投入後(STEP1)、リモコンにて換気強モード50、換気弱モード51、乾燥モード52、涼風モード54、24時間換気標準モード55、または24時間換気弱モード56のいずれかのスイッチを押すと(STEP2)、換気モータ動作残時間タイマーTkのカウントがスタートする(STEP3)。リモコンにより指定した運転モードにはそれぞれ目標とする設定風量があり(例えば、図3のA1、B1、C1)、設定風量ごとに起動電圧を記憶している(例えば、図3のA2、B2、C2)。ここで、今回のスイッチのONが再運転指令でない場合は、指定した運転モードの設定風量に基づき、起動電圧(例えば図3のA2)を指示電圧V0としてDCモータ2に印加し(STEP4、STEP5)、換気ファンモータ1が回転を始める(STEP6)。
換気ファンモータ1が回転することで吸込口17、18、連通口21から換気ユニット11に吸い込まれた空気は、ダクト9、建物の壁体10を通過し室外へ排出する。換気ファンモータ1が起動後、風量指示手段7により換気モードの設定風量(例えば図3のA1)の指示を行い(STEP7)、制御手段3により風量一定制御を行う(STEP8)。風量一定制御は、回転数検出手段4によるDCモータ2の回転数情報をもとに、室外への排気風量が設定風量であるA1に到達するまで、指示電圧Vを変動させるものである(STEP9)。室外への排気風量=設定風量となると、その時点の指示電圧V1を現在動作している設定風量の再起動電圧(例えば図3のA3)として記憶手段6に記憶する(STEP10)。外風圧等の排気圧損の変動により風量が変化し指示電圧Vが変動した場合は、再度室外への排気風量=設定風量になった時点の指示電圧V1’を現在動作している設定風量の再起動電圧(例えば図3のA3)として記憶手段6にさらに記憶することになる。
そして、残時間タイマーTkががタイムアップするか(STEP11)、リモコンにて停止スイッチを押すと(STEP12)、換気ファンモータ1が停止する(STEP13)。換気ファンモータ1の停止後、再度リモコンにて前回運転した運転モードのスイッチを押すと(STEP14、STEP2)、DCモータ2に前回運転時に記憶手段6へ記憶した起動指示電圧(例えば図3のA3)を指示電圧V0として印加する(STEP15)。この制御により、各運転モードの設定風量が異なる場合でも、設定風量ごとに再起動電圧を記憶するため、どのような排気圧損の設置条件でも2度目の同運転モードでの再運転は換気ファンモータ1の起動時には、ほぼ設定風量の排気風量で運転できることになる。また、前記風量一定制御運転中(STEP10)に、リモコンから異なる運転モード(例えば換気弱モード)のスイッチを押した場合(STEP16)、DCモータ2は換気弱モードの設定風量として再起動する。このとき換気弱モードが以前起動したことがあり、再起動電圧(例えばB3)を記憶手段6に記憶しているならば、再起動指示電圧B3を指示電圧V0として印加し(STEP15)、換気ファンモータ1の起動時にはほぼ設定風量の排気風量で運転できることになる。
このように、換気ファンモータ1の再起動時に風量指示手段7により指定した設定風量と同じ設定風量で前回運転したときに記憶手段6が記憶した指示電圧を換気ファンモータ1に通電するので、設定風量の小さい換気弱運転から設定風量の大きい換気強運転へ運転モードの切り替えを行った場合、運転切り替え後一時的に換気強運転よりも少ない排気風量で運転してしまったり、同様に設定風量の大きい換気強運転から設定風量の小さい換気弱運転へ運転モードの切り替えを行った場合、運転切り替え後一時的に換気弱運転よりも多い排気風量で運転してしまうような不具合はなくなることとなる。
(実施の形態3)
次に、本発明に従う浴室換気乾燥装置の実施の形態3について説明する。図5は実施の形態3における浴室換気乾燥装置の制御動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態3の浴室換気乾燥装置の主要な構成要素は、図1に示すように実施の形態1と同様であり、制御動作を除く図1に示すものと同様な部分についてはその説明を省略する。
図5を用いて実施の形態3の浴室暖房乾燥装置における制御フローを説明する。浴室換気乾燥装置本体12に電源投入後(STEP1)、リモコンにて換気強モード50、換気弱モード51、乾燥モード52、涼風モード54、24時間換気標準モード55、または24時間換気弱モード56のいずれかのスイッチを押すと(STEP2)、換気モータ動作残時間タイマーTkのカウントがスタートする(STEP3)。リモコンにより指定した運転モードにはそれぞれ目標とする設定風量があり(例えば、図3のA1、B1、C1)、設定風量ごとに起動電圧を記憶している(例えば、図3のA2、B2、C2)。ここで、今回のスイッチのONが再運転指令でない場合は、指定した運転モードの設定風量に基づき、起動電圧(例えば、図3のA2)を指示電圧V0としてDCモータ2に印加し(STEP4、STEP5)、換気ファンモータ1が回転を始める(STEP6)。換気ファンモータ1が回転することで吸込口17、18、連通口21から換気ユニット11に吸い込まれた空気は、ダクト9、建物の壁体10を通過し室外へ排出される。換気ファンモータ1の起動後、風量指示手段7により換気モードの設定風量(例えば図3のA1)の指示を行い(STEP7)、制御手段3により風量一定制御を行う(STEP8)。風量一定制御は、回転数検出手段4によるDCモータ2の回転数情報をもとに、室外への排気風量が設定風量であるA1に到達するまで、指示電圧Vを変動させる(STEP9)。室外への排気風量=設定風量となると、その時点の指示電圧V1からある一定電圧Z(例えば、1V)を差し引いた電圧を現在動作している設定風量の再起動電圧(例えば、図3のA3)として記憶手段6にさらに記憶する(STEP10)。外風圧等の排気圧損の変動により風量が変化し指示電圧Vが変動した場合は、再度室外への排気風量=設定風量になった時点の指示電圧V1からある一定電圧Z(例えば、1V)を差し引いた電圧を現在動作している設定風量の再起動電圧(例えば、図3のA3)として記憶手段6にさらに記憶する。残時間タイマーTkががタイムアップするか(STEP11)、リモコンにて停止スイッチを押すと(STEP12)、換気ファンモータ1が停止する(STEP13)。換気ファンモータ1の停止後、再度リモコンにて前回運転した運転モードのスイッチを押すと(STEP14、STEP2)、DCモータ2に前回運転時に記憶手段6へ記憶した起動指示電圧(例えば、図3のA3)を指示電圧V0として印加する(STEP15)。
実施の形態1および2と異なり、実施の形態3は、STEP10にて排気風量=設定風量となった時点の指示電圧V1からある一定電圧Zを差し引いた電圧を再起動時の指示電圧としている。ある一定電圧Zを風量約5m3/h相当の電圧(例えば、1V)としておけば、どのような排気圧損の設置条件でも2度目の同運転モードでの再運転は換気ファンモータ1の起動時に設定風量より5m3/h程度少ない排気風量で運転できることになる。
また、前記風量一定制御運転中(STEP10)に、リモコンから異なる運転モード、例えば換気弱モードのスイッチを押した場合(STEP16)、DCモータ2は換気弱モードの設定風量として再起動する。このとき、換気弱モードが以前起動したことがあり、再起動電圧(例えばB3)を記憶手段6に記憶しているならば、再起動指示電圧B3を指示電圧V0として印加し(STEP15)、換気ファンモータ1の起動時に設定風量より5m3/h程度少ない排気風量で運転できることになる。
このように、換気ファンモータ1の再起動時に、前回運転したときに記憶手段6が記憶した指示電圧から所定の電圧値を差し引いた指示電圧を換気ファンモータ1に通電するので、再起動電圧を記憶時(例えば、図3のA3、B3、C3)、一時的に外風圧等が原因で指示電圧V1が大きく記憶された場合でも、換気ファンモータ1再起動時に一時的に騒音が大きくなり、使用者に不信感を与えることはない。
本発明は、風量一定制御機能を有する換気ファンモータを搭載した機器であれば、レンジフードや天井埋め込み型の換気扇、熱交換気ユニットの換気運転にも適用することができる。
本発明の実施形態1における浴室換気乾燥装置の全体構成を示す概略図 同浴室換気乾燥装置の制御動作を示すフローチャート 本発明の実施形態2における浴室換気乾燥装置の動作を表すブロック図 同浴室換気乾燥装置の制御動作を示すフローチャート 本発明の実施形態3における浴室換気乾燥装置の制御動作を示すフローチャート 従来の浴室換気乾燥装置の換気ユニット部を示す概略図
符号の説明
1 換気ファンモータ
3 制御手段
4 回転数検出手段
6 記憶手段
7 風量指示手段
8 吹出口
10 壁体
11 換気ユニット
12 浴室換気乾燥装置本体

Claims (3)

  1. 浴室の空気を循環通風させる循環ファンモータと、循環通風させる空気を加熱する加熱手段と、前記浴室の空気を屋外へ排気する換気ファンモータと、前記換気ファンモータへの通電を制御する制御手段と、前記換気ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記換気ファンモータの運転風量を指示する風量指示手段と、この風量指示手段で指示された風量で運転するために前記制御手段が前記換気ファンモータに通電する指示電圧を記憶する記憶手段とを備え、前記回転数検出手段が検出した回転数をもとに、前記換気ファンモータの排気風量が前記風量指示手段で支持された設定風量になるまで前記指示電圧を変動させる浴室換気乾燥装置であって、前記換気ファンモータの再起動時に、前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴とする浴室換気乾燥装置。
  2. 浴室の空気を循環通風させる循環ファンモータと、循環通風させる空気を加熱する加熱手段と、前記浴室の空気を屋外へ排気する換気ファンモータと、前記換気ファンモータへの通電を制御する制御手段と、前記換気ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段と、複数の設定風量モードを有して前記換気ファンモータの運転風量を指示する風量指示手段と、この風量指示手段で指示された風量で運転するために前記制御手段が前記換気ファンモータに通電する指示電圧を記憶する記憶手段とを備え、前記回転数検出手段が検出した回転数をもとに、前記換気ファンモータの排気風量が前記風量指示手段で支持された設定風量になるまで前記指示電圧を変動させる浴室換気乾燥装置であって、前記換気ファンモータの再起動時に前記風量指示手段により指定した設定風量と同じ設定風量で前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴とする浴室換気乾燥装置。
  3. 換気ファンモータの再起動時に、前回運転したときに前記記憶手段が記憶した指示電圧から所定の電圧値を差し引いた指示電圧を前記換気ファンモータに通電することを特徴とした請求項1または2記載の浴室換気乾燥装置。
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JP2015137813A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社ハーマン 浴室暖房乾燥機
JP2017133769A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 株式会社ハーマン 浴室乾燥機

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