JP2005138479A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザがワイパブレードの寿命を把握することができるようにすること。
【解決手段】 インクジェットプリンタ1は、記録ヘッド9と、記録ヘッド9のメンテナンスを行うメンテナンスユニット22と、装置全体を制御する制御装置11とを具備する。メンテナンスユニット22にはワイパブレード21が着脱可能に設けられている。ワイパブレード21には非接触型ICタグ17が取り付けられている。制御装置11は、ワイパブレード21の拭き回数を数える。インクジェットプリンタ1のオフ時に、制御装置11は、カウントした回数を非接触型ICタグ17に書き込む。インクジェットプリンタ1のオン時に、制御装置11は、非接触型ICタグ17から拭き回数を読み取り、拭き回数が設定回数以下であるか否かを判定し、拭き回数が設定回数以下でないと判定した場合にその旨を表示装置19に告知させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、記録ヘッドによりインクを吐出するとともにワイパブレードにより前記記録ヘッドの吐出口部分を拭くインクジェットプリンタに関する。
従来、記録ヘッドによって記録媒体にインクを吐出することにより記録媒体に画像を形成するインクジェットプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、従来のインクジェットプリンタで連続して画像形成を行った場合に、インクが記録ヘッドの吐出口付近に付着して吐出口が詰まる現象が起こることがあり、このような状態で画像形成を続行した場合には、インクが吐出されないなど画像形成に不具合が生じる恐れがある。そのため、先行技術文献に記載された技術ではないが、記録ヘッドの目詰まりを回復させ正常な画像形成を行うために、記録ヘッドの吐出口及び吐出口付近に付着したインク除去動作を行うメンテナンスユニットをインクジェットプリンタに設けるようにした技術開発が行われている。メンテナンスユニットは、記録ヘッドの吐出口に詰まったインクを吸引除去する吸引キャップ部材と、吐出口及び吐出口付近に付着したインクを拭き取るワイパブレードと、から構成されている。
特公平6−32970号公報
一般的にワイパブレードは消耗品であり、寿命の過ぎたワイパブレードを交換する必要がある。しかしながら、ユーザが長期にわたってインクジェットプリントを使用した場合、インクジェットプリンタに取り付けられたワイパブレードを交換するタイミングを逸することがある。ユーザが寿命の過ぎたワイパブレードを使用していては、記録ヘッドからインクを十分に拭き取ることができず、インクジェットプリンタは本来の性能を発揮できないという問題がある。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決しようとしてなされたものであり、ユーザがワイパブレードの寿命を把握することができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、制御装置と、記録ヘッドを有する装置本体と、前記装置本体に対して着脱可能に設けられたワイパブレードと、を備え、前記ワイパブレードを前記装置本体に取り付けた状態で前記ワイパブレードによって前記記録ヘッドを拭き、前記記録ヘッドによってインクを吐出するインクジェットプリンタにおいて、前記ワイパブレードに記憶媒体が取り付けられ、前記制御装置が、前記ワイパブレードが前記記録ヘッドを拭いた拭き時間を計時する計時手段と、前記計時手段により計時された拭き時間を前記記憶媒体に書き込む書込手段と、前記記憶媒体に書き込まれた拭き時間を前記記憶媒体から読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った拭き時間が設定時間以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により拭き時間が設定時間以下でないと判定された場合にその旨を告知する手段と、を備えることを特徴とする。
以上のようにすれば、ワイパブレードの拭き時間が、そのワイパブレードに取り付けられた記憶媒体に書き込まれるため、インクジェットプリンタを長期にわたって使用したり、インクジェットプリンタの使用を停止したりした場合でも、ワイパブレードの拭き時間が記憶媒体に記憶された状態となっている。そのため、インクジェットプリンタを長期にわたって使用したり、インクジェットプリンタの使用を停止したりした場合でも、ワイパブレードの拭き時間が設定時間以下でない旨が制御装置によってユーザに告知される。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記装置本体は前記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットを備え、前記制御装置は前記判定手段により拭き時間が設定時間以下であると判定された場合に前記メンテナンスユニットのメンテナンス動作を許可する手段を更に備える。
以上のようにすれば、インクジェットプリンタを長期にわたって使用したり、インクジェットプリンタの使用を停止したりした場合でも、ワイパブレードの拭き時間が設定時間以下であるときには制御装置がメンテナンスユニットにメンテナンス動作を行わせることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、制御装置と、記録ヘッドを有する装置本体と、前記装置本体に対して着脱可能に設けられたワイパブレードと、を備え、前記ワイパブレードを前記装置本体に取り付けた状態で前記ワイパブレードによって前記記録ヘッドを拭き、前記記録ヘッドによってインクを吐出するインクジェットプリンタにおいて、前記ワイパブレードに記憶媒体が取り付けられ、前記制御装置が、前記ワイパブレードが前記記録ヘッドを拭いた拭き回数を数えるカウンタ手段と、前記カウンタ手段により数えられた拭き回数を前記記憶媒体に書き込む書込手段と、前記記憶媒体に書き込まれた拭き回数を前記記憶媒体から読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った拭き回数が設定回数以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により拭き回数が設定回数以下でないと判定された場合にその旨を告知する手段と、を備えることを特徴とする。
以上のようにすれば、ワイパブレードの拭き回数が、ワイパブレードに取り付けられた記憶媒体に書き込まれるため、インクジェットプリンタを長期にわたって使用したり、インクジェットプリンタの使用を停止したりした場合でも、ワイパブレードの拭き回数が記憶媒体に記憶された状態となっている。そのため、インクジェットプリンタを長期にわたって使用したり、インクジェットプリンタの使用を停止したりした場合でも、ワイパブレードの拭き回数が設定回数以下でない旨が制御装置によってユーザに告知される。
好ましくは、請求項4に記載の発明のように、前記装置本体は前記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットを備え、前記制御装置は前記判定手段により拭き回数が設定回数以下であると判定された場合に前記メンテナンスユニットのメンテナンス動作を許可する手段を更に備える。
以上のようにすれば、インクジェットプリンタを長期にわたって使用したり、インクジェットプリンタの使用を停止したりした場合でも、ワイパブレードの拭き回数が設定回数以下であるときには制御装置がメンテナンスユニットにメンテナンス動作を行わせることが可能となる。
好ましくは、請求項5に記載の発明のように、前記記憶媒体には予めパスワードが格納されており、前記制御装置は、前記記憶媒体からパスワードを読み取るパスワード読取手段と、前記パスワード読取手段により読み取ったパスワードが正しいか否かを判定するパスワード判定手段と、前記パスワード判定手段により正しいと判定した場合に前記メンテナンスユニットのメンテナンスを許可する手段と、を更に備える。
以上のようにすれば、制御装置はワイパブレードに取り付けられた記憶媒体からパスワードを読み取り、そのパスワードが正しい場合にはメンテナンスユニットのメンテナンスを許可するから、違った種類のワイパブレードつまり記憶媒体が取り付けられていないワイパブレードや、誤ったパスワードを格納した記憶媒体を取り付けたワイパブレードが装置本体に取り付けられた場合には、メンテナンスユニットがメンテナンス動作を行わない。
好ましくは、請求項6に記載の発明のように、前記記憶媒体が前記制御装置に対して電波により通信可能なICタグである。
以上のように、記憶媒体が電波により制御装置と通信可能であるから、記憶媒体から制御装置までの配線を設けなくとも済む。
好ましくは、請求項7に記載の発明のように、前記記録ヘッドから吐出されるインクが紫外線により硬化するインクであり、紫外線を発する光源が前記装置本体に設けられている。
以上のようにすれば、光源から発した紫外線によってインクが硬化する。
好ましくは、請求項8に記載の発明のように、前記記録ヘッドから吐出されるインクがカチオン重合系インクである。
以上のようにすれば、カチオン重合系インクはラジカル重合系インクに比べて光に対する感度が高いため、光源の光強度を弱くすることができる。
請求項1に記載の発明によれば、ワイパブレードの拭き時間が設定時間以下でない旨が制御装置によってユーザに告知されるため、その告知をもってユーザはそのワイパブレードの寿命を把握することができる。そのため、ユーザはインクジェットプリンタに取り付けられたワイパブレードを交換するタイミングを逸せず、インクジェットプリンタの本来の性能を発揮させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ワイパブレードの拭き時間が設定時間以下であるときにはメンテナンスユニットがメンテナンス動作を行うことが可能となるので、ユーザはワイパブレードが寿命に達していないことを把握することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ワイパブレードの拭き回数が設定回数以下でない旨が制御装置によってユーザに告知されるため、その告知をもってユーザはそのワイパブレードの寿命を把握することができる。そのため、ユーザはインクジェットプリンタに取り付けられたワイパブレードを交換するタイミングを逸せず、インクジェットプリンタの本来の性能を発揮させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ワイパブレードの拭き回数が設定回数以下であるときにはメンテナンスユニットがメンテナンス動作を行うことが可能となるので、ユーザはワイパブレードが寿命に達していないことを把握することができる。
請求項5に記載の発明によれば、違った種類のワイパブレードが装置本体に取り付けられた場合には、メンテナンスユニットがメンテナンス動作を行わないので、違った種類のワイパブレードを装置本体に取り付けてしまうことを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、記憶媒体から制御装置までの配線を設けなくとも済むので、インクジェットプリンタの構成をシンプルにすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、仮にインクが可視光により硬化するのであれば、自然光、照明等から発した意図しない光によって硬化するおそれがあるが、光源から発した紫外線によってインクが硬化するので、インクが意図せずに硬化することを抑えることができる。
請求項8に記載の発明によれば、光源の光強度を弱くすることができるので、光源の寿命を長くすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明のインクジェットプリンタを適用した実施形態におけるインクジェットプリンタ1の斜視図であり、図2は、図1のII−II断面図であり、図3は、インクジェットプリンタ1の回路構成を示したブロック図である。
図1、図2、図3に示すように、このインクジェットプリンタ1は、装置本体2と、装置本体2に対して着脱可能に設けられたワイパブレード21,21,…と、表示を行う表示装置19と、全体の制御を行う制御装置11と、を備える。
装置本体2は、左右方向に長尺に形成されているとともにその長手方向に直角な面で破断した断面形状が多角形状を呈した筐体4と、筐体4の下面に取り付けられているとともに筐体4を支持するキャスタ付き脚部5,5と、筐体4の内側に取り付けられたプラテン6と、筐体4の内側において左右方向に延在した棒状のガイド部材7と、ガイド部材7に支持されているとともにガイド部材7に沿って左右方向に移動可能に設けられたキャリッジ8と、キャリッジ8に取り付けられた記録ヘッド9,9,…と、キャリッジ8に取り付けられた紫外線照射装置3,3と、筐体4の内側に支持されたRFID(Radio Frequency Identification)方式のリーダ・ライタ10と、筐体4の内側に取り付けられたメンテナンスユニット22と、を備える。ワイパブレード21は、装置本体21のうちメンテナンスユニット22に対して着脱可能に設けられている。
筐体4の背面には、ウェブ状の記録媒体99を筐体4の内部に送り込むためのスリット状の搬入口が設けられている。筐体4の正面には左右に長尺な開口部4aが形成されており、この開口部4aの下辺において蓋部材12が筐体4にヒンジ結合されている。この蓋部材12は、開口部4aを閉塞した閉塞位置から開口部4aを開放した開放位置までの間をヒンジ結合によって回動可能に設けられている。
プラテン6は、左右方向に長尺な平板状を呈している。このプラテン6は、記録媒体99を下から平坦状に支持するものである。また、筐体4の内側には、搬送装置16(図3に図示。)が設けられている。この搬送装置16は、搬送モータ及び搬送ローラ等を備えており、搬送モータの駆動により搬送ローラを回転させることで記録媒体99を後ろから前へ搬送するものである。記録媒体99は、搬送装置16によって筐体4の搬入口から筐体4内に送られ、プラテン6に摺接した状態でプラテン6上を後ろから前に向かって通過し、筐体4の開口部4aから外部に搬出される。なお、プラテン6上で記録媒体99が搬送される方向を、つまり、後ろから前に向かった方向を搬送方向Yとして説明する。
プラテン6の左側には、インクを貯留するインクタンク13,13,…が配設されている。インクジェットプリンタ1に用いられるインクの色としては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を基本としており、その他にホワイト(W)、ライトイエロー(LY)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC)、ライトブラック(LK)等がある。一つのインクタンク13には、これらの色のうちの何れかの色のインクが貯留されており、インクタンク13ごとに異なる色のインクが貯留されている。なお、図1において、インクタンク13,13,…それぞれに付されている英字は、貯留されたインクの色を表している。
本実施の形態で使用するインクは、紫外線を照射することにより硬化する紫外線硬化型のインクである。紫外線硬化型のインクとしては、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インク、カチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インク、及びラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクが適用可能である。特に、酸素による重合反応の阻害作用がほとんどなく、機能性、汎用性に優れるカチオン重合系インクを用いることが好ましい。なお、インクには、紫外線以外の光で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の光、例えば電子線、X線、赤外線等で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用されてもよい。
プラテン6の上方には、ガイド部材7が配設されている。ガイド部材7に支持されたキャリッジ8はガイド部材7によって案内されて左右に移動可能に設けられている。また、キャリッジ8は駆動機構によってガイド部材7に沿って移動するように設けられている。なお、以下では、キャリッジ8が移動する方向を走査方向Xとして説明するが、走査方向Xは搬送方向Yに対して直交する。
キャリッジ8に搭載された記録ヘッド9,9,…は、走査方向Xに沿って一列に並んでいる。これら記録ヘッド9,9,…は、可撓性を有したインク供給管によってインクタンク13,13,…にそれぞれ連繋しており、インクが色ごとにインクタンク13から記録ヘッド9に供給されるようになっている。
記録ヘッド9,9,…は、それぞれの下面がプラテン6上の記録媒体99に対向するように配置されている。記録ヘッド9,9,…それぞれの下面には、インクを吐出するための複数の吐出口が形成されている。記録ヘッド9,9,…は、素子(例えば、ピエゾ素子、加熱素子、静電素子等)を吐出口ごとに有し、素子の動作により各吐出口から個別にインクを液滴として吐出するように設けられている。
キャリッジ8の走査方向Xにおける両側部には、記録ヘッド9,9,…から記録媒体99に吐出されたインクに対して紫外線を照射する紫外線照射装置3,3が設けられている。紫外線照射装置3は、下方の記録媒体99に向かって開口した箱型のカバー部材14と、このカバー部材14の内側に取り付けられた光源15と、このカバー部材14の内側において光源15よりもカバー部材14の天井寄りに取り付けられた反射板16と、を具備する。
光源15は、紫外線を発するものであり、搬送方向Yに沿って配置されている。この光源15は、記録ヘッド9の搬送方向Yにおける長さと等しい長さを有する。光源15としては、水銀ランプ、メタルハライドランプ、エキシマーランプ、紫外線レーザー又はLED(Light Emitting Diode)等が適用可能である。なお、記録ヘッド9,9,…から吐出されるインクが紫外線以外の光(電子線、X線、赤外線等)により硬化する場合には、その紫外線以外の光を発する光源を光源15の代わりに設ける。
反射板16は、光源15から発した紫外線を下方の記録媒体99に向けて反射するものである。
プラテン6よりも走査方向X右側には、記録ヘッド9,9,…のメンテナンスを行うメンテナンスユニット22が設けられている。メンテナンスユニット22はこのキャリッジ8の移動可能範囲内に配置されている。また、メンテナンスユニット22は駆動装置によって昇降可能に設けられている。メンテナンスユニット22には、記録ヘッド9,9,…それぞれの下面を覆って密閉した状態で記録ヘッド9,9,…それぞれの吐出口からインクを吸引する吸引キャップ23,23,…が記録ヘッド9,9…の数に対応した数だけ設けられている。
メンテナンスユニット22の走査方向Xにおける両側部には、紫外線照射装置3,3を冷却する冷却ユニット25,25が設けられている。キャリッジ8がメンテナンスユニット22の上方に位置した場合に、冷却ユニット25,25はそれぞれ紫外線照射装置3,3に当接して紫外線照射装置3,3を冷却する。
吸引キャップ23,23…の下方には、吸引キャップ23,23…それぞれの内側に連結する吸引ポンプ24,24,…が設けられており、吸引ポンプ24,24,…が吸引キャップ23,23,…に負圧を発生することにより、記録ヘッド9,9,…の吐出口から吸引キャップ23,23,…にインクが吸引される。また、メンテナンスユニット22には、吸引ポンプ24,24,…で吸引したインクを貯留する廃インクタンクが設けられている。
吸引キャップ23,23,…それぞれの走査方向X左側には、可撓性・弾性を有するワイパブレード21,21,…が立てた状態に設けられている。このワイパブレード21,21,…は、キャリッジ8がメンテナンスユニット22の上方に位置する時に記録ヘッド9,9,…の下面に当接する。これによりワイパブレード21,21,…は記録ヘッド9,9,…の下面に対して摺動し、記録ヘッド9,9,…の下面からインクを拭き取る。
図4に示すように、ワイパブレード21,21,…には、非接触型ICタグ17が埋め込まれている。ここで、図4(a)は、図2と同一の方向に見た場合のワイパブレード21の正面図であり、図4(b)は図2の矢印Aの方向に見た場合のワイパブレード21の側面図である。
非接触型ICタグ17は、RFID方式の読み書き可能な半導体記憶媒体である。つまり、非接触型ICタグ17は、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリと、アンテナと、このアンテナを介してリーダ・ライタ10から受信した電波により起電力を発生する電源回路と、このアンテナを介してリーダ・ライタ10から受信した電波の信号を復調する通信回路と、この通信回路で受信した信号をデータとして半導体メモリに書き込むとともに半導体メモリに格納されたデータを読み出す制御回路と、を備え、これらを集積したものである。制御回路によって半導体メモリから読み出されたデータは、通信回路によって変調されてアンテナを介してリーダ・ライタ10に送信される。
図4に示すように、非接触型ICタグ17の半導体メモリには、パスワードが予め格納されているパスワード格納領域と、ワイパブレード21の使用履歴(例えば、ワイパブレード21が記録ヘッド9の下面を拭いている拭き時間、ワイパブレード21が記録ヘッド9の下面を拭いた回数)を格納するための使用履歴格納領域17bと、ワイパブレード21の出荷情報(例えば、ワイパブレード21のシリアル番号、ワイパブレード21を製造した工場名、ワイパブレード21の種類等)を予め格納した出荷情報格納領域17cと、が存する。
以上のように構成されワイパブレード21,21,…は、メンテナンスユニット20に対して着脱可能に設けられている。
メンテナンスユニット20の上方には、リーダ・ライタ10が配置されている。リーダ・ライタ10は筐体4に固定されている。リーダ・ライタ10は、キャリッジ8から離れており、具体的には走査方向Xに沿ったキャリッジ8の移動範囲内においてキャリッジ8よりも上方に配置されている。
リーダ・ライタ10は、アンテナと、制御装置11とデータの入出力を行うインターフェースと、インターフェースを介して入力したデータを電波の信号に変調してアンテナで電波の信号を送信し、非接触型ICタグ17から受信した電波の信号を復調してその復調した信号をデータとしてインターフェースを介して制御装置11に出力するコントローラと、を備える。
制御装置11は、CPUと、CPUにとって読取可能な制御プログラムを記憶したROMと、CPUの作業領域を提供するRAMと、を備える。制御装置11は、CPUでROMの制御プログラムに従った演算処理を行うことにより記録ヘッド9,9,…に吐出動作を行わせたり、キャリッジ8を走査方向Xに沿って移動させたり、光源15を点灯したり、光源15を消灯したり、搬送装置16に搬送動作を行わせたり、表示装置19に表示動作を行わせたり、メンテナンスユニット22を上下に移動させたり、吸引ポンプ24,24,…に吸引動作を行わせたりする。
また、制御装置11は、制御プログラムに従ったCPUの処理により次のような手段として機能する。即ち、制御装置11は、リーダ・ライタ10を制御してリーダ・ライタ10を介して非接触型ICタグ17からパスワード及び出荷情報を読み取るパスワード読取手段と、読み取ったパスワードが真のパスワードに一致するか否かを判定するパスワード判定手段と、パスワード判定手段によりパスワードが一致すると判定された場合にキャリッジ8、メンテナンスユニット22及び吸引ポンプ24,24,…に対する制御を許可する手段と、判定手段によりパスワードが一致しないと判定された場合にキャリッジ8、メンテナンスユニット22及び吸引ポンプ24,24,…の制御を許可せずキャリッジ8、メンテナンスユニット22及び吸引ポンプ24,24,…を停止する手段と、に機能する。更に、制御装置11は、ワイパブレード21が記録ヘッド9の下面を拭いた時間を計時する計時手段と、ワイパブレード21が記録ヘッド9の下面を拭いた回数を数えるカウント手段と、計時手段により計時した時間及びカウント手段によりカウントした回数をリーダ・ライタ10を介して非接触型ICタグ17に書き込む書込手段と、リーダ・ライタ10を制御してリーダ・ライタ10を介して非接触型ICタグ17から使用履歴(拭き時間、拭き回数)を読み取る使用履歴読取手段と、使用履歴読取手段により読み取った拭き時間が設定時間以下であるか否かを判定する時間判定手段と、時間判定手段により拭き時間が設定時間以下でないと判定された場合にその旨を表示装置19に表示させる第一表示制御手段と、使用履歴読取手段により読み取った拭き回数が設定回数以下であるか否かを判定する回数判定手段と、回数判定手段により拭き回数が設定回数以下でないと判定された場合にその旨を表示装置19に表示させる第二表示制御手段と、時間判定手段により拭き時間が設定時間以下であると判定された場合にキャリッジ8、メンテナンスユニット22及び吸引ポンプ24,24,…に対する制御を許可する手段と、回数判定手段により拭き回数が設定回数以下であると判定された場合にキャリッジ8、メンテナンスユニット22及び吸引ポンプ24,24,…に対する制御を許可する手段と、に機能する。なお、真のパスワードは制御プログラムに組み込まれている。
次に、インクジェットプリンタ1の画像形成動作について説明する。
ユーザが記録媒体99をインクジェットプリンタ1にセッティングし、インクジェットプリンタ1の電源をオン状態とする。そして、制御装置11が光源15を点灯させ、制御装置11が搬送装置16を制御すると、搬送装置16が記録媒体99の搬送と停止とを繰り返して記録媒体99を間欠的に搬送する。記録媒体99の搬送中に制御装置11がキャリッジ8を制御すると、キャリッジ8が記録媒体99の停止中に走査方向Xに往復移動し、更にキャリッジ8の移動中に制御装置11が記録ヘッド9,9,…制御すると、記録ヘッド9,9,…が吐出口から記録媒体99に向けてインクを液滴として適宜吐出する。記録媒体99に着弾したインクが光源15から発した紫外線を受けて硬化し、これにより記録媒体99に画像が形成される。
次に、インクジェットプリンタ1のメンテナンス動作について説明する。
制御装置11がキャリッジ8を制御すると、キャリッジ8がメンテナンスユニット22の上方に移動する。そして、制御装置11がメンテナンスユニット22を制御すると、メンテナンスユニット22が上昇し、吸引キャップ23,23,…が記録ヘッド9,9,…の下面を覆うとともに冷却ユニット25,25が紫外線照射装置3,3に当接する。そして、制御装置11が吸引ポンプ24,24,…を制御すると、吸引ポンプ24,24,…が吸引動作を行って、記録ヘッド9,9,…からインクが吸引ポンプ24,24,…に向かって吸引される。そして、制御装置11がメンテナンスユニット22及びキャリッジ8を制御すると、メンテナンスユニット22が下降することにより記録ヘッド9,9,…から吸引キャップ23,23,…が離れ、キャリッジ8がプラテン6の上に向かって移動するとワイパブレード21,21,…が相対的に記録ヘッド9,9,…の下面を摺動して記録ヘッド9,9,…の下面を拭く。
以上のように制御装置11がメンテナンスユニット22、吸引ポンプ24,24,…及びキャリッジ8を制御することにより、メンテナンスユニット22による記録ヘッド9,9,…のメンテナンスが行われている時に、制御装置11はワイパブレード21が記録ヘッド9の下面を拭いている時間を計時するとともにワイパブレード21が記録ヘッド9の下面を拭いた回数を数える。
そして、ユーザがインクジェットプリンタ1の電源をオフ状態とすると、制御装置11が計時したワイパブレード21の拭き時間及びカウントしたワイパブレード21の拭き回数を非接触型ICタグ17にリーダ・ライタ10によって書き込む。これにより、拭き時間及び拭き回数が非接触型ICタグ17の使用履歴格納領域17bに格納される。このように、ワイパブレード21の拭き時間及び拭き回数が非接触型ICタグ17に書き込まれるため、インクジェットプリンタ1を長期にわたって使用したり、インクジェットプリンタ1の使用を停止したりした場合でも、ワイパブレード21の拭き時間及び拭き回数がICタグ17に記憶された状態となっている。
ユーザがインクジェットプリンタ1の電源をオン状態にした時のインクジェットプリンタ1の動作について図5を用いて詳細に説明する。
ユーザがインクジェットプリンタ1の電源をオン状態にすると、制御装置11が起動し、その後制御装置11が非接触型ICタグ17のパスワード格納領域17aに格納されたパスワードをリーダ・ライタ10によって読み取る(ステップS1)。
次に、制御装置11は読み取ったパスワードが真のパスワードに一致するか否かを判定し(ステップS2)、読み取ったパスワードが真のパスワードに一致しない場合には(ステップS2:No)、制御装置11の処理がステップS3に移行し、読み取ったパスワードが真のパスワードに一致する場合には、制御装置11の処理がステップS4に移行する。なお、パスワードの読取・判定と同様に、制御装置11が非接触型ICタグ17の出荷情報格納領域17cに格納されている出荷情報をリーダ・ライタ10によって読み取って、制御装置11は出荷情報が規定されたものであるか否かを判定しても良い。
ステップS3においては、制御装置11が上述したようなメンテナンス動作をキャリッジ8、メンテナンスユニット22及び吸引ポンプ24,24,…に許可せず、制御装置11がキャリッジ8、メンテナンスユニット22及び吸引ポンプ24,24,…を制御しないのでインクジェットプリンタ1が上述したようなメンテナンス動作を行わない。
ステップS4においては、制御装置11が非接触型ICタグ17の使用履歴格納領域17bに格納された拭き時間をリーダ・ライタ10によって読み取る。次に、制御装置11は読み取った拭き時間が設定時間以下であるか否かを判定し(ステップS5)、読み取った拭き時間が設定時間以下である場合には(ステップS5:Yes)、制御装置11の処理がステップS6に移行し、読み取った拭き時間が設定時間を超える場合には、制御装置11の処理がステップS9に移行する。
ステップS6においては、制御装置11が非接触型ICタグ17の使用履歴格納領域17bに格納された拭き回数をリーダ・ライタ10によって読み取る。次に、制御装置11は読み取った拭き回数が設定回数以下であるか否かを判定し(ステップS7)、読み取った拭き回数が設定回数以下である場合には(ステップS7:Yes)、制御装置11の処理がステップS8に移行し、読み取った拭き回数が設定回数を超える場合には、制御装置11の処理がステップS9に移行する。
ステップS9においては、制御装置11がワイパブレード21の交換時期である旨の表示を表示装置19に行わせる。これにより、制御装置11は拭き時間が設定時間以下でない旨の告知をユーザに対して表示装置19によって行うとともに、拭き回数が設定回数以下でない旨の告知をユーザに対して表示装置19によって行う。この時、ユーザはメンテナンスユニット22に取り付けられたワイパブレード21を取り外して、新たなワイパブレード21をメンテナンスユニット22に取り付ければ良い。
ステップS8においては、制御装置11が上述したようなメンテナンス動作をキャリッジ8、メンテナンスユニット22及び吸引ポンプ24,24,…に許可する。
以上のように、本実施形態では、ワイパブレード21の拭き時間及びワイパブレード21の拭き回数がICタグ17に記憶された状態となっているので、インクジェットプリンタ1を長期にわたって使用したり、インクジェットプリンタ1の使用を停止したりした場合でも、ワイパブレード21の拭き時間が設定時間以下でない旨が制御装置11によってユーザに告知されるとともにワイパブレード21の拭き回数が設定回数以下でない旨が制御装置11によってユーザに告知される。従って、その告知をもってユーザはワイパブレード21の寿命を把握することができる。そのため、ユーザはメンテナンスユニット22に取り付けられたワイパブレード21を交換するタイミングを逸せず、インクジェットプリンタ1の本来の性能を発揮させることができる。
また、非接触型ICタグ17に拭き時間や拭き回数が格納されているため、ワイパブレード21の寿命前にワイパブレード21の交換を行った場合にそのワイパブレード21を回収して、その非接触型ICタグ17を他のパソコン等で読み取れば、ワイパブレード21が寿命に達していないことを簡単に把握することができる。そのため、寿命前のワイパブレード21を再利用することができる。
また、制御装置11は非接触型ICタグ17からパスワードを読み取り、そのパスワードが正しい場合にはメンテナンス動作を許可するから、違った種類のワイパブレードつまりICタグが取り付けられていないワイパブレードや、誤ったパスワードを格納したICタグを取り付けたワイパブレードがメンテナンスユニット22に取り付けられた場合には、インクジェットプリンタ1がメンテナンス動作を行わない。そのため、違った種類のワイパブレードをメンテナンスユニット22に取り付けてしまうことを防止することができる。
非接触型ICタグ17が無線で制御装置11にとって読み書き可能に設けられているから、非接触型ICタグ17から制御装置11までの配線を設けなくても良い。そのため、インクジェットプリンタ1をシンプルな構成とすることができる。
なお、上記実施形態では制御装置11が表示装置19に表示動作を行わせることにより、制御装置11はワイパブレード21の拭き時間が設定時間を超えた旨やワイパブレード21の拭き回数が設定回数を超えた旨をユーザに対して告知していた。制御装置11が表示装置19を表示させる代わりに、制御装置11がLED、陰極管等の光源(光源15とは別である。)を点灯させ又は点滅させることにより、制御装置11はワイパブレード21の拭き時間が設定時間を超えた旨やワイパブレード21の拭き回数が設定回数を超えた旨をユーザに対して告知しても良い。更には、制御装置11がブザー等の警報機を鳴らすことにより、制御装置11はワイパブレード21の拭き時間が設定時間を超えた旨やワイパブレード21の拭き回数が設定回数を超えた旨をユーザに対して告知しても良い。即ち、ユーザに対する告知は、視覚的、聴覚的を問わない。
また、上記実施形態ではワイパブレード21がメンテナンスユニット22に対して着脱可能となっていたが、キャリッジ8の移動範囲内であってワイパブレード21が記録ヘッド9の下面に当接可能な位置であれば、装置本体2の何れの箇所に対しても着脱可能となっていても良い。
本発明の実施形態におけるインクジェットプリンタ1を示した斜視図である。 図1のII−II断面図である。 インクジェットプリンタ1のブロック図である。 図4(a)は、ワイパブレード21の正面図であり、図4(b)は、ワイパブレード21の側面図である。 制御装置11の処理の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
2 装置本体
9 記録ヘッド
11 制御装置
15 光源
17 非接触型ICタグ(記憶媒体)
21 ワイパブレード
22 メンテナンスユニット

Claims (8)

  1. 制御装置と、記録ヘッドを有する装置本体と、前記装置本体に対して着脱可能に設けられたワイパブレードと、を備え、前記ワイパブレードを前記装置本体に取り付けた状態で前記ワイパブレードによって前記記録ヘッドを拭き、前記記録ヘッドによってインクを吐出するインクジェットプリンタにおいて、
    前記ワイパブレードに記憶媒体が取り付けられ、
    前記制御装置が、
    前記ワイパブレードが前記記録ヘッドを拭いた拭き時間を計時する計時手段と、
    前記計時手段により計時された拭き時間を前記記憶媒体に書き込む書込手段と、
    前記記憶媒体に書き込まれた拭き時間を前記記憶媒体から読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った拭き時間が設定時間以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により拭き時間が設定時間以下でないと判定された場合にその旨を告知する手段と、
    を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記装置本体は前記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットを備え、
    前記制御装置は前記判定手段により拭き時間が設定時間以下であると判定された場合に前記メンテナンスユニットのメンテナンス動作を許可する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 制御装置と、記録ヘッドを有する装置本体と、前記装置本体に対して着脱可能に設けられたワイパブレードと、を備え、前記ワイパブレードを前記装置本体に取り付けた状態で前記ワイパブレードによって前記記録ヘッドを拭き、前記記録ヘッドによってインクを吐出するインクジェットプリンタにおいて、
    前記ワイパブレードに記憶媒体が取り付けられ、
    前記制御装置が、
    前記ワイパブレードが前記記録ヘッドを拭いた拭き回数を数えるカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段により数えられた拭き回数を前記記憶媒体に書き込む書込手段と、
    前記記憶媒体に書き込まれた拭き回数を前記記憶媒体から読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った拭き回数が設定回数以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により拭き回数が設定回数以下でないと判定された場合にその旨を告知する手段と、
    を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 前記装置本体は前記記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットを備え、
    前記制御装置は前記判定手段により拭き回数が設定回数以下であると判定された場合に前記メンテナンスユニットのメンテナンス動作を許可する手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記記憶媒体には予めパスワードが格納されており、
    前記制御装置は、前記記憶媒体からパスワードを読み取るパスワード読取手段と、前記パスワード読取手段により読み取ったパスワードが正しいか否かを判定するパスワード判定手段と、前記パスワード判定手段により正しいと判定した場合に前記メンテナンスユニットのメンテナンスを許可する手段と、を更に備えることを特徴とする請求項2又は4に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記記憶媒体が前記制御装置に対して電波により通信可能なICタグであることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記記録ヘッドから吐出されるインクが紫外線により硬化するインクであり、紫外線を発する光源が前記装置本体に設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記記録ヘッドから吐出されるインクがカチオン重合系インクであることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ。
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