JP2005137895A - リラクセーションシステム、リラクセーション方法、リラクセーションプログラム、マッサージシステム、マッサージ方法、マッサージプログラム、身体活動判別装置、身体活動判別方法および身体活動判別プログラム - Google Patents

リラクセーションシステム、リラクセーション方法、リラクセーションプログラム、マッサージシステム、マッサージ方法、マッサージプログラム、身体活動判別装置、身体活動判別方法および身体活動判別プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 短時間でより効果的に疲労回復を行うことが可能なリラクセーションシステム、リラクセーション方法およびリラクセーションプログラムを提供することである。
【解決手段】 人体に装着可能なカロリーメータ50により装着部位の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報がCPUにより推定される。その推定結果に基づいてマッサージ動作がマッサージャ100の制御回路により制御される。また、推定結果に基づいて、空気調整装置500、照明装置510および映像音響装置520が制御される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リラクセーションシステム、リラクセーション方法、リラクセーションプログラム、マッサージシステム、マッサージ方法、マッサージプログラム、身体活動判別装置、身体活動判別方法および身体活動判別プログラムに関する。
従来、人体にマッサージを施すために種々の装置が開発されている。例えば、使用者が着座する椅子の背もたれ部にマッサージ用施療子を設けたマッサージチェアがある。このマッサージチェアにおいては、着座した使用者の首、肩、背中および腰等の背面に沿って施療子を上下左右に移動させつつ、施療子を振動させることにより使用者の背面を押圧することができる。
特許文献1には、自動的に人体の各部位をマッサージするマッサージ機が提案されている。
特許文献1記載のマッサージ機は、被施療者の自律神経系の生体情報を検知する生体情報センサと、生体情報センサによって検知される生体情報に基づいてマッサージ動作を制御する制御回路とを備える。
この制御回路は、生体情報センサによって検知される生体情報の変化に基づいて被施療者の心理状態を推定し、推定された心理状態に応じてマッサージ動作を調整する。マッサージ動作の調整では、リラックスモードまたはリフレッシュモードを選択することが可能である。リラックスモードでは、自律神経系の活性度を低下させるべくマッサージ動作を調整し、リフレッシュモードでは、自律神経系の活性度を上昇させるべくマッサージ動作を調整する。
それにより、特許文献1記載のマッサージ機では、マッサージの目的に応じて被施療者に対し効果的なマッサージを施すことができる。
特開2002−165856号公報
しかしながら、人体の活動部位および活動量によって人体の疲労部位および疲労度合いがその都度異なるため、特許文献1記載のマッサージ機では、さらに効果的なマッサージを施すことは困難であった。また、短時間でより効果的に疲労回復を行うことが求められている。
本発明の目的は、短時間でより効果的に疲労回復を行うことが可能なリラクセーションシステム、リラクセーション方法およびリラクセーションプログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、短時間でより効果的に疲労回復を行うことが可能なマッサージシステム、マッサージ方法およびマッサージプログラムを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、活動情報を判別することが可能な身体活動判別システム、身体活動判別方法および身体活動判別プログラムを提供することである。
第1の発明に係るリラクセーションシステムは、人体に装着可能でかつ装着部位の加速度を測定する加速度測定手段と、リラクセーション動作を行うリラクセーション手段と、加速度測定手段により測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定する推定手段と、推定手段による推定結果に基づいてリラクセーション手段を制御する制御手段とを備えたものである。
そのリラクセーションシステムにおいては、人体に装着可能な加速度測定手段により装着部位の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が推定手段により推定される。その推定結果に基づいてリラクセーション動作が制御手段により制御される。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいてリラクセーション動作が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
活動情報は人体の活動部位を含んでもよい。この場合、活動部位が推定され、その推定結果に基づいてリラクセーション動作が制御される。それにより、疲労部位に応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
推定手段は、加速度測定手段により測定された加速度に基づいて運動量変化を算出し、算出された運動量変化に基づいて人体の活動情報を推定してもよい。
この場合、運動量変化と人体の活動情報とは相関関係を有するので、予め相関関係を測定することにより、運動量変化に基づいて人体の活動情報を容易に推定することができる。
リラクセーション手段は、人体の部位を押圧するために移動可能に設けられた押圧部を含み、制御手段は、推定手段による推定結果に基づいて押圧部の速度および時間のうち少なくとも一方を制御してもよい。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいて押圧部の速度および時間のうち少なくとも一方が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的にリラクセーションを行うことができる。
リラクセーション手段は、視覚的、聴覚的または体感的に緊張を緩和してもよい。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいて視覚的、聴覚的または体感的に緊張を緩和するリラクセーション手段が制御されるので、視覚的、聴覚的または体感的に緊張が緩和され、肉体的な疲労のみならず、精神的な疲労も回復される。
リラクセーション手段は、空気調整装置、音響装置、映像表示装置および照明装置のうち1つまたは複数を含み、制御手段は、推定手段による推定結果に基づいて空気調整装置、音響装置、映像表示装置および照明装置のうち1つまたは複数を制御してもよい。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいて空気調整装置、音響装置、映像表示装置および照明装置のうち1つまたは複数が制御される。それにより、映像表示装置および照明装置により視覚的に緊張が緩和され、音響装置により聴覚的に緊張が緩和され、または空気調整装置により温度、湿度または風速を調整することにより体感的に緊張が緩和される。その結果、肉体的な疲労のみならず、精神的な疲労も回復される。
リラクセーションシステムは、人体の生体情報を検出する検出手段をさらに備え、制御手段は、検出手段により検出された生体情報に基づいてリラクセーション手段の動作を設定し、推定手段による推定結果に基づいて設定された動作を調整してもよい。
この場合、生体情報に基づいてリラクセーション手段の動作が設定され、さらに人体の活動情報の推定結果に基づいて設定された動作が調整されるので、人体の現在の身体状態および疲労部位、作業内容または疲労度合いを考慮して、さらに短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
検出手段は、皮膚電気反応センサ、脈拍センサおよび皮膚温度センサのうち少なくとも1つを含んでもよい。この場合、皮膚電気反応センサ、脈拍センサおよび皮膚温度センサのうち少なくとも1つにより、人体の現在の緊張度を検出することができる。
リラクセーションシステムは、加速度測定手段を人体の腰に装着するための装着手段をさらに備えてもよい。
この場合、人体の腰部の加速度が測定され、腰部の加速度に基づいて活動情報が推定される。
第2の発明に係るリラクセーション方法は、人体の加速度を測定するステップと、リラクセーション動作を行うステップと、測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定するステップと、推定結果に基づいてリラクセーション動作を制御するステップとを備えたものである。
そのリラクセーション方法においては、人体の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が推定される。その推定結果に基づいてリラクセーション動作が制御される。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいてリラクセーション動作が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
第3の発明に係るリラクセーションプログラムは、コンピュータにより実行可能なリラクセーションプログラムであって、人体の加速度を測定する処理と、リラクセーション動作を行う処理と、測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定する処理と、推定結果に基づいてリラクセーション動作を制御する処理とを、コンピュータに実行させるものである。
そのリラクセーションプログラムにおいては、人体の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が推定される。その推定結果に基づいてリラクセーション動作が制御される。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいてリラクセーション動作が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
第4の発明に係るマッサージシステムは、人体に装着可能でかつ装着部位の加速度を測定する加速度測定手段と、マッサージ動作を行うマッサージ手段と、加速度測定手段により測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定する推定手段と、推定手段による推定結果に基づいてマッサージ手段を制御する制御手段とを備えたものである。
そのマッサージシステムにおいては、人体に装着可能な加速度測定手段により装着部位の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が推定手段により推定される。その推定結果に基づいてマッサージ動作が制御手段により制御される。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいてマッサージ動作が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
マッサージ手段は、人体の部位を押圧するために移動可能に設けられた押圧部を含み、制御手段は、推定手段による推定結果に基づいて押圧部の速度および時間のうち少なくとも一方を制御してもよい。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいて押圧部の速度および時間のうち少なくとも一方が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的にマッサージを行うことができる。
マッサージシステムは、視覚的、聴覚的または体感的に緊張を緩和するリラクセーション手段をさらに備え、制御手段は、推定手段による推定結果に基づいてリラクセーション手段を制御してもよい。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいて視覚的、聴覚的または体感的に緊張を緩和するリラクセーション手段が制御されるので、視覚的、聴覚的または体感的に緊張が緩和され、肉体的な疲労のみならず、精神的な疲労も回復される。
リラクセーション手段は、空気調整装置、音響装置、映像表示装置および照明装置のうち1つまたは複数を含み、制御手段は、推定手段による推定結果に基づいて空気調整装置、音響装置、映像表示装置および照明装置のうち1つまたは複数を制御してもよい。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいて空気調整装置、音響装置、映像表示装置および照明装置のうち1つまたは複数が制御される。それにより、映像表示装置および照明装置により視覚的に緊張が緩和され、音響装置により聴覚的に緊張が緩和され、または空気調整装置により温度、湿度または風速を調整することにより体感的に緊張が緩和される。その結果、肉体的な疲労のみならず、精神的な疲労も回復される。
マッサージシステムは、人体の生体情報を検出する検出手段をさらに備え、制御手段は、検出手段により検出された生体情報に基づいてマッサージ手段の動作を設定し、推定手段による推定結果に基づいて設定された動作を調整してもよい。
この場合、生体情報に基づいてマッサージ手段の動作が設定され、さらに人体の活動情報の推定結果に基づいて設定された動作が調整されるので、人体の現在の身体状態および疲労部位、作業内容または疲労度合いを考慮して、さらに短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
検出手段は、皮膚電気反応センサ、脈拍センサおよび皮膚温度センサのうち少なくとも1つを含んでもよい。この場合、皮膚電気反応センサ、脈拍センサおよび皮膚温度センサのうち少なくとも1つにより、人体の現在の緊張度を検出することができる。
第5の発明に係るマッサージ方法は、人体の加速度を測定するステップと、マッサージ動作を行うステップと、測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定するステップと、推定結果に基づいてマッサージ動作を制御するステップとを備えたものである。
そのマッサージ方法においては、人体の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が推定される。その推定結果に基づいてマッサージ動作が制御される。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいてマッサージ動作が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
第6の発明に係るマッサージプログラムは、コンピュータにより実行可能なマッサージプログラムであって、人体の加速度を測定する処理と、マッサージ動作を行う処理と、測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定する処理と、推定結果に基づいてマッサージ動作を制御する処理とを、コンピュータに実行させるものである。
そのマッサージプログラムにおいては、人体の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が推定される。その推定結果に基づいてマッサージ動作が制御される。
この場合、人体の活動情報の推定結果に基づいてマッサージ動作が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
第7の発明に係る身体活動判別装置は、人体に装着可能でかつ装着部位の加速度を測定する加速度測定手段と、加速度測定手段により測定された加速度に基づいて人体の活動情報を判別する判別手段とを備えたものである。
その身体活動判別装置においては、人体に装着可能な加速度測定手段により装着部位の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が判別手段により判別される。それにより、人体の疲労部位、作業内容または疲労度合いを認識することができる。
判別手段は、加速度測定手段により測定された加速度に基づいて運動量変化を算出し、算出された運動量変化に基づいて人体の活動情報を判別してもよい。
この場合、運動量変化と人体の活動情報とは相関関係を有するので、予め相関関係を測定することにより、運動量変化に基づいて人体の活動情報を容易に判別することができる。
判別手段は、運動量変化と人体の活動情報との関係を予め記憶し、算出された運動量変化に基づいて記憶された関係から人体の活動情報を判別してもよい。
この場合、記憶された運動量変化と活動情報との関係から人体の活動情報を容易に判別することができる。
第8の発明に係る身体活動判別方法は、人体の加速度を測定するステップと、測定された加速度に基づいて人体の活動情報を判別するステップとを備えたものである。
その身体活動判別方法においては、人体の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が判別される。それにより、人体の疲労部位、作業内容または疲労度合いを認識することができる。
第9の発明に係るコンピュータにより実行可能な身体活動判別プログラムは、人体の加速度を測定する加速度測定手段から加速度を取得する処理と、取得された加速度に基づいて人体の活動情報を判別する処理とを、コンピュータに実行させるものである。
その身体活動判別プログラムにおいては、加速度測定手段により人体の加速度が測定され、測定された加速度に基づいて人体の活動情報が判別される。それにより、人体の疲労部位、作業内容または疲労度合いを認識することができる。
本発明によれば、人体の活動情報の推定結果に基づいてリラクセーション動作が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
また、本発明によれば、人体の活動情報の推定結果に基づいてマッサージ動作が制御されるので、疲労部位、作業内容または疲労度合いに応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
さらに、本発明によれば、人体の活動情報が判別されるので、人体の疲労部位、作業内容または疲労度合いを認識することができる。
以下、本発明に係るリラクセーションシステムについて図面を用いて説明する。なお、本実施の形態においてリラクセーションシステムをマッサージチェア(以下、マッサージャと呼ぶ。)に適用した場合について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るリラクセーションシステムを示す斜視図である。また、図2は、本発明に係るリラクセーションシステムの一例を示すブロック図である。
図1および図2に示すように、リラクセーションシステムは、カロリーメータ50、マッサージャ100、空気調整装置500、照明装置510および映像音響装置520を含む。
なお、本実施の形態では、カロリーメータ50およびマッサージャ100がマッサージシステムを構成する。また、カロリーメータ50およびマッサージャ100は、身体の活動情報として活動部位、作業動作および活動量を判別する身体活動判別装置としても機能する。
図1に示すリラクセーションシステムでは、部屋内にマッサージャ100が設置され、壁に映像音響装置520が設けられ、天井付近に空気調整装置500および照明装置510が設けられる。また、後述する図2のカロリーメータ50は、使用者の腰に取り付けられる。
図2に示すように、マッサージャ100は、カロリーメータ50から運動量情報を受け取る。ここで、運動量情報とは、人体の活動量を示す情報である。この運動量情報に関しては後述する。マッサージャ100は、カロリーメータ50から与えられた運動量情報に基づいて空気調整装置500、照明装置510および映像音響装置520を制御する。
ここで、本実施の形態においてカロリーメータ50とマッサージャ100との間、マッサージャ100と空気調整装置500との間、マッサージャ100と照明装置510との間、マッサージャ100と映像音響装置520との間の通信方式には、無線通信方式が用いられる。この無線通信方式には、例えば、微弱無線方式(ex.Zigbee)、特定小電力無線方式、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)、IrDA(赤外線通信:Infrared Data Association)等がある。また、無線通信方式に限らず有線通信方式を用いる場合には、例えば、電灯線通信インターフェイス等がある。
次に、図3は、カロリーメータ50の模式的外観図である。
図3に示すように、カロリーメータ50は、本体部50a、ベルト58およびバックル59a,59bを含む。カロリーメータ50は、使用者の腰にベルト58を巻き付け、バックル59a,59bを互いに嵌合させることにより使用者の腰に装着可能となっている。
図4は図3のカロリーメータ50の本体部50aの内部構成を示すブロック図である。
図4において、カロリーメータ50の本体部50aは、加速度測定装置51b、電源回路52、電池53、RAM(ランダムアクセスメモリ)56a、ROM(リードオンリメモリ)56b、CPU(中央演算処理装置)56c、ロジック回路56d、スイッチ56e、通信装置57、信号入力用インターフェイス57a、通信用インターフェイス57b、信号入力端子57cおよびケーシングKを含む。
通信装置57および通信用インターフェイス部57bは、グランドプレーンGP1により他の構成部と分離されている。通信用インターフェイス部57bは、通信装置57に接続されており、CPU56cと通信装置57とを相互に接続する。通信装置57は上述した無線通信方式を用いており図2のマッサージャ100に接続可能である。
ROM56bにはシステムプログラムおよび加速度検出プログラムが記憶される。加速度検出プログラムを記録する記録媒体として他のメモリ、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク等の他の記録媒体を用いてもよい。RAM56aには後述の加速度データ等が記憶される。CPU56cはROM56bに記憶された加速度検出プログラムをRAM56a上で実行する。加速度検出プログラムについては後述する。ロジック回路56dは、アナログ−デジタル変換器およびリングバッファ等を含み、CPU56cにより動作が制御される。
電源回路52は、電池53とカロリーメータ50の本体部50a内部の他の構成部とを接続し、電池53の電力を各構成部に供給する。信号入力用インターフェイス部57aは、信号入力端子57cとCPU56c、RAM56aおよびロジック回路56dとを相互に接続する。
スイッチ56eは、CPU56cに接続されており、使用者の操作に基づいて所定の指令信号をCPU56cへ与える。
加速度測定装置51bは、3方向の加速度センサからなる。この加速度測定装置51bの3個の加速度センサは、本体部50aの一平面において直交する2軸とその平面に垂直方向の1軸の併せて3軸方向の加速度を測定し、それらの測定結果を加速度データとしてロジック回路56dに供給する。ここで、3軸方向をそれぞれX方向、Y方向およびZ方向と呼ぶ。なお、加速度測定装置51bは、アナログ−デジタル変換器を内蔵する。
ケーシングKは、カロリーメータ50の本体部50aの構成部全体を覆っている。ここで、ケーシングK内部においては、上述のように1枚のグランドプレーンGP1が存在する。これにより、ケーシングK内部は2つの空間に分けられている。
次に、図5はマッサージャ100の内部構成を示すブロック図である。
マッサージャ100は、リモートコントローラ10および本体部20から構成される。
リモートコントローラ10は、主に皮膚電気反応(GSR:Galvanic Skin Response)センサ(以下、GSRセンサと呼ぶ。)11、脈拍センサ12、皮膚温センサ13、スタートストップスイッチ14、複数のモード選択スイッチ15および液晶表示部16を含む。
本体部20は、主に制御回路21、スタートストップスイッチ22、複数のモード選択スイッチ23、施療子昇降用モータ24、もみ用モータ25、たたき用モータ26、通信用インターフェイス部27および通信装置28を含む。
制御回路21は、メモリを内蔵する。このメモリにリラクゼーション制御プログラムが記憶される。リラクセーション制御プログラムは、後述する運動量変化に基づいてマッサージャ100を制御するマッサージ制御プログラムおよび後述する運動量変化に基づいて空気調整装置500、照明装置510および映像音響装置520を制御するリラクゼーション装置制御プログラムを含む。また、このリラクゼーション制御プログラムは、後述する運動量変化に基づいて身体の活動情報として活動部位、作業動作および活動量を判別する活動情報判別プログラムを含む。
カロリーメータ50のROM56bに記憶される加速度検出プログラムおよびマッサージ制御プログラムがマッサージプログラムを構成し、加速度検出プログラムおよびリラクゼーション制御プログラムがリラクゼーションプログラムを構成し、加速度検出プログラムおよび活動情報判別プログラムが身体活動判別プログラムを構成する。
なお、リラクゼーション制御プログラムを記録する記録媒体として他のメモリ、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク等の他の記録媒体を用いてもよい。
また、加速度検出プログラムおよびリラクゼーション制御プログラムからなるリラクゼーションプログラムの全体がカロリーメータ50のROM56bに記憶されてもよい。
リモートコントローラ10は、GSRセンサ11、脈拍センサ12および皮膚温センサ13により検出した生体情報を本体部20の通信装置28および通信用インターフェイス部27を介して制御回路21に与える。この生体情報の詳細に関しては後述する。
制御回路21は、後述するマッサージプログラムに応じて施療子昇降用モータ24、もみ用モータ25およびたたき用モータ26の動作を制御し、さらに、通信インターフェイス部27を介して図2の空気調整装置500、照明装置510および映像音響装置520の動作を制御する。
また、リモートコントローラ10のスタートストップスイッチ14または本体部20のスタートストップスイッチ22が押下操作されることにより、制御回路21は、施療子昇降用モータ24、もみ用モータ25およびたたき用モータ26のオンオフを制御する。また、リモートコントローラ10のモード選択スイッチ15または本体部20のモード選択スイッチ23が押下操作されることにより、制御回路21は、施療子昇降用モータ24、もみ用モータ25およびたたき用モータ26のいずれかの動作を変更する。例えば、もみ用モータ25の動作が開始しており、たたき用モータ26の動作が停止している場合、モード選択スイッチ23が押下操作されることによりもみ用モータ25の動作が停止され、たたき用モータ26の動作が開始される。
次に、マッサージャ100の機構部分について説明する。図6は、マッサージャ100の外観斜視図であり、図7は、マッサージャ100の断面図である。
図6および図7に示すマッサージャ100は、主に背もたれ1、マッサージ機構部2、座部3、左右一対の肘掛け4および脚部5からなる。マッサージ機構部2の内部には、複数の施療子30が備えられている。
図7に示すように、マッサージ機構部2には、施療子駆動装置33が設けられている。施療子駆動装置33は、一対のサイドフレーム35に沿って昇降可能に支持されている。また、施療子駆動装置33の下方には、施療子昇降用モータ24が設けられ、施療子昇降用モータ24の駆動力がベルト式動力伝達機構40を介してボールねじ33aに伝達される。
ボールねじ33aは、施療子駆動装置33に設けられた軸受け34に螺合している。また、施療子30は、複数のリンク機構を有する。もみ用モータ25およびたたき用モータ26の駆動力が複数のリンク機構を介して施療子30に伝達される。
その結果、施療子昇降用モータ24によってボールねじ33が回転駆動され、施療子駆動装置33が昇降する。そして、もみ用モータ25およびたたき用モータ26によって施療子30が人体の背面部を押圧可能に動作する。
次に、図8は、マッサージャ100のリモートコントローラ10の外観斜視図である。
上述したように、リモートコントローラ10の内部構成は、GSRセンサ11、脈拍センサ12、皮膚温センサ13、スタートストップスイッチ14、複数のモード選択スイッチ15および液晶表示部16からなり、その構成が、ケーシング17に収納されている。
縦型のケーシング17の一面にスタートストップスイッチ14、複数のモード選択スイッチ15および液晶表示部16が設けられる。ケーシング17の一側面には、発光素子および受光素子によって構成される脈拍センサ12と、サーミスタによって構成される皮膚温センサ13とが設けられる。また、ケーシング17の一側面および一側面に対向する他側面に一対の電極11a,11bからなるGSRセンサ11が設けられる。
このリモートコントローラ10は、使用者の手によって把持される。この場合、人差し指が皮膚温センサ13に接触し、中指が脈拍センサ12に接触し、薬指および小指がGSRセンサ11の一方の電極11bに接触し、親指の付け根または手のひらがGSRセンサ11の他方の電極11aに接触する。
また、リモートコントローラ10の液晶表示部16には、マッサージが施されている部位、こり度、快適度またはこり部の位置等が表示される。
次に、図9は、空気調整装置500の内部構成を示すブロック図である。
図9に示すように、空気調整装置500は、通信装置501、空気調整コントローラ502およびコンプレッサ503を含む。空気調整コントローラ502には、メモリ504が内蔵されている。また、空気調整装置500には、パーソナルコンピュータ509が接続可能となっている。
パーソナルコンピュータ509を操作することにより、コンプレッサ503の動作を制御する空気調整制御テーブルが作成される。この空気調整制御テーブルについては後述する。また、作成された空気調整制御テーブルは、メモリ504内に格納される。
空気調整コントローラ502は、マッサージャ100から通信装置501を介して与えられた信号に応じてメモリ504内に格納された空気調整制御テーブルを読み込み、空気調整制御テーブルに基づいてコンプレッサ503の動作を制御する。
図10は、照明装置510の内部構成を示すブロック図である。
図10に示すように、照明装置510は、通信装置511、照明コントローラ512およびLED(発光ダイオード)照明513を含む。一般にLED照明は、1677万色の色表現が可能である。照明コントローラ512には、メモリ514が内蔵されている。また、照明コントローラ512には、パーソナルコンピュータ519が接続可能となっている。
パーソナルコンピュータ519を操作することにより、LED照明513の動作を制御する照明調整制御テーブルが作成される。この照明調整制御テーブルについては後述する。また、作成された照明調整制御テーブルは、メモリ514内に格納される。
照明コントローラ512は、マッサージャ100から通信装置511を介して与えられた信号に応じてメモリ514内に格納された照明調整制御テーブルを読み込み、照明調整制御テーブルに基づいてLED照明513の動作を制御する。
図11は、映像音響装置520の内部構成を示すブロック図である。
図11に示すように、映像音響装置520は、通信装置521、映像音響コントローラ522、ディスプレイ523およびスピーカ525を含む。映像音響コントローラ522には、メモリ524が内蔵されている。また、映像音響コントローラ522には、パーソナルコンピュータ529が接続可能となっている。
パーソナルコンピュータ529を操作することにより、ディスプレイ523およびスピーカ525の動作を制御する映像音響調整制御テーブルが作成される。この映像音響調整制御テーブルについては後述する。また、作成された映像音響調整制御テーブルは、メモリ524内に格納される。
映像音響コントローラ512は、マッサージャ100から通信装置521を介して与えられた信号に応じてメモリ524内に格納された映像音響調整制御テーブルを読み込み、映像音響調整制御テーブルに基づいてディスプレイ523およびスピーカ525の動作を制御する。
次に、カロリーメータ50のROM56bに記録される加速度検出プログラムについて説明する。
図12は、カロリーメータ50の加速度検出プログラムにおけるパラメータ作成時のCPU56cの動作の一例を示すフローチャートである。図12のパラメータ作成は、リラクセーションシステムの設計時または製造時に行われる。
まず、被験者に呼気ガス分析器のマスク(図示せず)を装着させ、さらに図3に示すカロリーメータ50を被験者の腰に装着させ、各種運動を実施してもらう。ここで、各種運動とは、中腰姿勢、立位姿勢、屈伸運動、徒歩(4km/h)、速歩(6km/h)、手に負荷(ダンベル)を与えた腕部の運動(以下、ダンベル運動と呼ぶ。)および手に負荷(ダンベル)を与えた全身の運動(以下、単に全身運動と呼ぶ。)である。
カロリーメータ50のCPU56cは、呼気ガス分析器からのサンプリングを行う(ステップS1)。この呼気ガス分析器からのサンプリングデータが、被験者のエネルギー消費量を意味する。
続いて、CPU56cは、カロリーメータ50の加速度測定装置51bから加速度データのサンプリングを行う(ステップS2)。
なお、上述したように、加速度測定装置51bは、3方向の加速度センサからなるため、ここでの加速度データは、X方向、Y方向およびZ方向に対応する複数の加速度データを意味する。
続いて、CPU56cは、サンプリングされた複数の加速度データに対して重力成分除去を行う(ステップS3)。ここで、サンプリングされた複数の加速度データには、常に加速度測定装置51bが重力による影響を受けているため、被験者が上述した各種運動を行っていない場合であっても常に重力による加速度データが含まれる。したがって、被験者が各種運動を行っていない場合の値を基準(0)とするため、サンプリングした複数の加速度データの重力成分を1Hz以上の周波数を通過させるハイパスフィルタで除去する。それにより、被験者の現実の運動量情報が得られる。
続いて、CPU56cは、加速度指標を算出する(ステップS4)。被験者の運動量情報を示すカロリーメータ50の加速度指標Acciを算出する式は以下の通りである。
Figure 2005137895
上式のFsは、加速度データのサンプリング周期を示し、Wは被験者の体重を示し、XiはX方向のi番目の加速度データのサンプリング結果を示し、YiはY方向のi番目の加速度データのサンプリング結果を示し、ZiはZ方向のi番目の加速度データのサンプリング結果を示す。
上式によれば、被験者のX方向、Y方向およびZ方向の重力成分を除去した加速度データに基づいて加速度の大きさを求め、その求めた加速度の大きさに被験者の体重Wを乗算し、サンプリング周期Fsにより除算している。本実施の形態においては、サンプリング周期Fsは、25Hzである。
続いて、CPU56cは、1秒間の加速度データがあるか否かを判定する(ステップS5)。例えば、本実施の形態においては、サンプリング周期Fsが25Hzであるため、25個の加速度データのサンプリングを行ったか否かを判定している。CPU56cは、1秒間の加速度データがないと判定した場合、ステップS1に戻り、ステップS1〜S5の処理を繰り返す。
一方、1秒間の加速度データがあると判定した場合、CPU56cは、1分間の運動量変化を算出する(ステップS6)。1分間の運動量変化の式は次式で表される。
ΔF=60×ΣAcci/W
上式のΔFは一分間の運動量の変化を示す。上式によれば、1秒間の加速度指標Acciの合計を60倍し、被験者の体重Wで除算することにより、1分間の運動量変化ΔFを算出している。複数の被験者について運動量変化ΔFを測定する。
ここで、複数の被験者から測定した運動量変化ΔFについて説明する。図13は、複数の被験者から測定した1分間の運動量変化ΔFを示す図である。
図13の縦軸は、エネルギー消費量[Kcal/min・kg]を示し、横軸は、運動量変化ΔFを示す。
図13の1分間の運動量変化ΔFは、複数の被験者に呼気ガス分析器のマスク(図示せず)を装着させ、図3に示すカロリーメータ50を被験者の腰に装着させ、中腰姿勢、立位姿勢、屈伸運動、徒歩、速歩、ダンベル運動および全身運動をさせた場合の結果を示す。
図13の範囲aは中腰姿勢および立位姿勢の運動量変化ΔFを示し、範囲bはダンベル運動の運動量変化ΔFを示し、範囲cは屈伸運動の運動量変化ΔFを示し、範囲dは全身運動の運動量変化ΔFを示し、範囲eは徒歩時の運動量変化ΔFを示し、範囲fは速歩時の運動量変化ΔFを示す。
図13に示すように、被験者の移動を伴わない運動においては、運動量変化ΔFの値が9未満となり、被験者の移動を伴う運動においては、運動量変化ΔFの値が9以上になることがわかる。
この場合、運動量変化ΔFの値9が作業動作の判別のための判別しきい値となる。すなわち、後述する活動判別処理において、運動量変化ΔFの値が9未満の場合には、使用者の作業動作が移動を伴わない運動であると判別することができ、運動量変化ΔFの値が9以上の場合には、使用者の作業動作が移動を伴う運動であると判別することができる。
続いて、CPU56cは、図13に示した運動量変化ΔFの結果に基づいて最小二乗近似による推定式を作成する(図12のステップS7)。例えば、図13の範囲a〜dに対して最小二乗近似による推定式を1つ作成し、図13の範囲e,fに対して最小二乗近似による推定式を1つ作成する。
続いて、CPU56cは、作成した2つの推定式をマッサージャ100に送信する(ステップS8)。これにより、カロリーメータ50の加速度検出プログラムによるパラメータ作成時におけるCPU56cの動作が終了する。
なお、本例では、CPU56cが作成された推定式をマッサージャ100に送信しているが、CPU56cが作成された推定式をRAM56aに格納してもよい。その場合、CPU56cは、RAM56aに格納された推定式を用いて後述する身体の活動部位、作業動作および活動量を判別することができる。
また、本例では、1秒間の加速度指標Acciの合計を60倍することにより1分間の運動量変化ΔFを算出しているが、1分間のサンプリングより得られた加速データに基づいて1分間の運動量変化ΔFを算出してもよい。
図14は、加速度データのサンプリング時における加速度検出プログラムによるCPU56cの動作を示すフローチャートである。使用者はカロリーメータ50を装着した状態で日常生活を送る。
まず、カロリーメータ50のCPU56cは、カロリーメータ50の加速度測定装置51bから加速度データのサンプリングを行う(ステップS11)。この場合、使用者は呼気ガス分析器を装着していない。
続いて、CPU56cは、複数の加速度データに対して重力成分除去を行う(ステップS12)。この複数の加速度データから重力成分を除去する処理については、上述した方法と同じである。続いて、CPU56cは、加速度指標Acciを算出する(ステップS13)。
次に、CPU56cは、1秒間の加速度データがあるか否かを判定する(ステップS14)。例えば、サンプリング周期Fsが25Hzの場合、25個の加速度データのサンプリングを行ったか否かを判定している。CPU56cは、1秒間の加速度データがないと判定した場合、ステップS11に戻り、ステップS11〜S14の処理を繰り返す。
一方、1秒間の加速度データがあると判定した場合、CPU56cは、加速度指標AcciをRAM56aに記憶する(ステップS15)。CPU56cは、1分ごとに算出した加速度指標AcciをRAM56aに記憶させる。続いて、CPU56cは、使用者がマッサージャ100を使用開始したか否かを判定する(ステップS16)。ここで、CPU56cがマッサージャ100を使用開始していないと判定した場合、ステップS11に戻り、1分ごとにステップS11〜S14の処理を繰り返す。
一方、使用者がマッサージャ100を使用開始したと判定した場合、CPU56cは、RAM56aに記憶された加速度指標Acciをマッサージャ100に送信する(ステップS17)。これにより、カロリーメータ50を装着した使用者から実際の加速度データに基づく加速度指標Acciを抽出する加速度検出プログラムによるCPU56cの動作が終了する。
なお、本例では、CPU56cが加速度指標Acciをマッサージャ100に送信しているが、CPU56cがRAM56aに格納された加速度指標Acciに基づいて後述する身体の活動部位、作業動作および活動量を判別することもできる。
また、本例では、ステップS14において1秒間の加速度データがあるか否かを判定しているが、これに限らず、1分間の加速度データがあるか否かを判定してもよい。
次に、上述した加速度検出プログラムにより送信された加速度指標Acciに基づいて動作する制御回路21について説明する。
図15、図16および図17は、リラクゼーション制御プログラムによるマッサージャ100の制御回路21の動作を示すフローチャートである。
まず、マッサージャ100の制御回路21は、テストもみ信号を受信する(ステップS21)。本実施の形態においては、図5のリモートコントローラ10のモード選択スイッチ15を操作することによりテストもみ信号がマッサージャ100の制御回路21に送信される。
次に、マッサージャ100の制御回路21は、もみ用モータ25および施療子昇降用モータ24に駆動開始指示を与える(ステップS22)。それにより、図6の施療子30が人体の背面を上下に移動開始する。
続いて、施療子30が人体の背面を上下に移動している場合に、マッサージャ100の制御回路21は、GSRセンサ11より検出された生体情報をサンプリングする(ステップS23)。ここで、生体情報とは、リラックス度(緊張緩和度)や緊張度に応じて変化する情報である。この生体情報は、人体がリラックス状態である場合には活性度の低い値となり、人体が緊張状態である場合には活性度の高い値となる。したがって、テストもみ時においてGSRセンサ11によって検出される生体情報が高い値の場合にはこり感があると推定でき、生体情報が低い値の場合にはこり感がないと推定できる。
続いて、制御回路21は、GSRセンサ11から与えられた生体情報が異常であるか否か判定する(ステップS24)。この生体情報が異常である場合とは、使用者が、図8に示すようにリモートコントローラ10を把持できておらず、GSRセンサ11に使用者の手が接触せずに生体情報が全く検出されない場合等が考えられる。
GSRセンサ11から与えられた生体情報が異常であると判定した場合、制御回路21は、リモートコントローラ10の液晶表示部16に異常である旨を表示させる(ステップS25)。それにより、使用者は液晶表示部16の表示を確認してリモートコントローラ10の把持を正す。
その後、制御回路21は、ステップS23の処理に戻り、GSRセンサ11より生体情報のサンプリングを繰り返し行う。
一方、GSRセンサ11から検出された生体情報が正常であると判定した場合、制御回路21は検出された生体情報のノイズ処理を行う(ステップS26)。
続いて、制御回路21は各フェーズ区間におけるGSRセンサ11の生体情報の変化を検出する(ステップS27)。ここで、各フェーズ区間とは、施療子昇降用モータ24により施療子30が上下する範囲を所定の間隔で区切った区間をいう。具体的には、施療子30が上下する範囲を人体の背面の首、肩、背中および腰に対応する区間に区切ったものをいう。
次に、施療子30が人体の背面を上下に移動している場合に、マッサージャ100の制御回路21は、脈拍センサ12により検出された生体情報のサンプリングを行う(ステップS28)。生体情報については、上述したものと同様である。
続いて、制御回路21は、脈拍センサ12から与えられた生体情報が異常であるか否か判定する(ステップS29)。この生体情報が異常である場合とは、使用者が、図8に示すようにリモートコントローラ10を把持できておらず、脈拍センサ12に使用者の手が接触せずに生体情報が全く検出されない場合等が考えられる。
脈拍センサ12から与えられた生体情報が異常であると判定した場合、制御回路21は、リモートコントローラ10の液晶表示部16に異常である旨を表示させる(ステップS30)。それにより、使用者は液晶表示部16の表示を確認してリモートコントローラ10の把持を正す。
その後、制御回路21は、ステップS28の処理に戻り、脈拍センサ12より生体情報のサンプリングを繰り返し行う。
一方、脈拍センサ12から検出された生体情報が正常であると判定した場合、制御回路21は検出された生体情報のノイズ処理を行う(ステップS31)。
次に、制御回路21は、ノイズ処理された生体情報から脈拍数を検出する(ステップS32)。
続いて、制御回路21は各フェーズ区間における脈拍センサ12の生体情報の変化を検出する(ステップS33)。
次いで、施療子30が人体の背面を上下に移動している場合に、マッサージャ100の制御回路21は、皮膚温センサ13により検出された生体情報のサンプリングを行う(ステップS34)。生体情報については、上述したものと同様である。
続いて、制御回路21は、皮膚温センサ13から与えられた生体情報が異常であるか否か判定する(ステップS35)。この生体情報が異常である場合とは、使用者が、図8に示すようにリモートコントローラ10を把持できておらず、皮膚温センサ13に使用者の手が接触せずに生体情報が全く検出されない場合等が考えられる。
皮膚温センサ13から与えられた生体情報が異常であると判定した場合、制御回路21は、リモートコントローラ10の液晶表示部16に異常である旨を表示させる(ステップS36)。それにより、使用者は液晶表示部16の表示を確認してリモートコントローラ10の把持を正す。
その後、制御回路21は、ステップS34の処理に戻り、皮膚温センサ13より生体情報のサンプリングを繰り返し行う。
一方、皮膚温センサ13からの生体情報が正常であると判定した場合には、制御回路21は検出された生体情報のノイズ処理を行う(ステップS37)。
続いて、制御回路21は各フェーズ区間における皮膚温センサ13の生体情報の変化を検出する(ステップS38)。
以上の制御回路21の動作により生体情報の変化が検出される。以下、この検出された生体情報の変化を用いた制御回路21の動作について説明する。
制御回路21は、その内部に設けられた記憶装置(図示せず)に予め記憶された判定テーブルおよびもみパターンテーブルの読み込みを行う(ステップS39)。この判定テーブルおよびもみパターンテーブルについては後述する。
次に、制御回路21は、GSRセンサ11、脈拍センサ12および皮膚温センサ13からサンプリングされた生体情報に基づき判定テーブルを選択し、判定テーブルからもみパターンテーブルの選択を行う(ステップS40)。
図18(a)は、GSRセンサ11、脈拍センサ12および皮膚温センサ13からサンプリングされた生体情報に基づいて人体の状態を判定する判定テーブルを示し、図18(b)は、その判定テーブルに応じて選択するもみパターンテーブルの一例を示す図である。
図18(a)に示すように、制御回路21は、GSRセンサ11、脈拍センサ12および皮膚温センサ13からの生体情報に基づいて、「リラックス」、「ニュートラル」、「活性」および「痛み」の判定を行う。その判定結果に応じて各フェーズ区間ごとに図18(b)に示すもみパターンテーブルを選択する。
続いて、制御回路21はリモートコントローラ10より送信された加速度データに基づく加速度指標Acciを受信する(ステップS41)。ここで、加速度指標Acciは1分ごとに算出されており、多数のデータからなる。
制御回路21は、各加速度指標Acciおよび予めリモートコントローラ10より与えられた2つの推定式を用いて人体の運動量変化ΔFを算出する(ステップS42)。
次に、制御回路21は、算出した運動量変化ΔFの平均値が9以上であるか否かについて判定する(ステップS43)。運動量変化ΔFの平均値が9未満であると判定した場合、制御回路21は、ステップS45の処理へ移行する。
一方、運動量変化ΔFの平均値が9以上であると判定した場合、制御回路21は、ステップS40の処理で選択したもみパターンテーブルのデータを調整する(ステップS44)。なお、本実施の形態においては、運動量変化ΔFの平均値に基づいて判定することとしたが、これに限定されず、運動量変化ΔFの値が1時間以上9以上であるか否かを判定してもよく、運動量変化ΔFの他の任意の値により判定してもよい。
図19は、制御回路21が選択したもみパターンテーブルのデータの調整方法の一例を説明するための図である。
図19に示すように、運動量変化ΔFの平均値が9未満の場合には、上述したように人体の脚部を使用していないと考えられるため、脚部のマッサージの動作速度および動作時間を半分に調整する。また、運動量変化ΔFの平均値が9以上20未満の場合には、脚部のマッサージの動作速度および動作時間を1倍に調整する。また、本実施の形態では、運動量変化ΔFの平均値が20以上であるか否かおよび30以上であるか否かについて判定していないが、それらを判定した場合には、運動量変化ΔFの平均値が20以上30未満の場合には、脚部のマッサージの動作速度および動作時間を1.5倍に調整し、運動量変化ΔFの平均値が30以上の場合には、脚部のマッサージの動作速度を1.5倍に調整し、動作時間を2倍に調整する。
続いて、制御回路21は、空気調整装置500、照明装置510および映像音響装置520の各動作テーブルの読み込みを行う(ステップS45)。なお、各動作テーブルの詳細については後述する。
次に、制御回路21は、運動量変化ΔFの平均値に基づいて空気調整装置500、照明装置510および映像音響装置520の各動作テーブルの選択を行う(ステップS46)。
ここで、各動作テーブルの説明を行う。図20(a)は空気調整装置500のメモリ504に記憶された空気調整制御テーブルの一例を示し、図20(b)は照明装置510のメモリ514に記憶された照明調整制御テーブルの一例を示し、図20(c)は映像音響調整装置520のメモリ524に記憶された映像音響調整制御テーブルの一例を示す。
例えば、図20(a)に示すように、空気調整制御テーブルは、運動量変化ΔFの平均値が9未満の場合、条件aによって図9の空気調整コントローラ502がコンプレッサ503の動作を制御し、運動量変化ΔFの平均値が9以上20未満の場合、条件bによって空気調整コントローラ502がコンプレッサ503の動作を制御し、運動量変化ΔFの平均値が20以上30未満の場合、条件cによって空気調整コントローラ502がコンプレッサ503の動作を制御し、運動量変化ΔFの平均値が30以上の場合、条件dによって空気調整コントローラ502がコンプレッサ503の動作を制御することを示している。
また、図20(b)に示すように、照明調整制御テーブルは、運動量変化ΔFの平均値が9未満の場合、条件Aによって図10の照明コントローラ512がLED照明513の動作を制御し、運動量変化ΔFの平均値が9以上20未満の場合、条件Bによって照明コントローラ512がLED照明513の動作を制御し、運動量変化ΔFの平均値が20以上30未満の場合、条件Cによって照明コントローラ512がLED照明513の動作を制御し、運動量変化ΔFの平均値が30以上の場合、条件Dによって照明コントローラ512がLED照明513の動作を制御することを示している。
さらに、図20(c)に示すように、映像音響調整制御テーブルは、運動量変化ΔFの平均値が9未満の場合、条件1によって図11の映像音響コントローラ522がディスプレイ523の動作を制御し、条件11によって映像音響コントローラ522がスピーカ525の動作を制御することを示し、運動量変化ΔFの平均値が9以上20未満の場合、条件2によって映像音響コントローラ522がディスプレイ523の動作を制御し、条件12によって映像音響コントローラ522がスピーカ525の動作を制御することを示し、運動量変化ΔFの平均値が20以上30未満の場合、条件3によって映像音響コントローラ522がディスプレイ523の動作を制御し、条件13によって映像音響コントローラ522がスピーカ525の動作を制御することを示し、運動量変化ΔFの平均値が30以上の場合、条件4によって映像音響コントローラ522がディスプレイ523の動作を制御し、条件14によって映像音響コントローラ522がスピーカ525の動作を制御することを示している。
次に、図17に示すように、制御回路21は、選択された空気調整制御テーブルに基づいて空気調整装置500に指示を行い(ステップS47)、選択された照明調整制御テーブルに基づいて照明装置510に指示を行い(ステップS48)、選択された映像音響調整制御テーブルに基づいて映像音響装置520に指示を行う(ステップS49)。
次いで、制御回路21は各フェーズ区間の判定結果をリモートコントローラ10の液晶表示部16に表示させる(ステップS50)。
使用者は、液晶表示部16の表示を確認して、スタートストップスイッチ14を押下操作する。
制御回路21は、スタートストップスイッチ14が押されたか否かを判定する(ステップS51)。スタートストップスイッチ14が押下操作されていないと判定した場合、制御回路21はスタートストップスイッチ14が押下操作されるまで待機する。
一方、スタートストップスイッチ14が押下操作されたと判定した場合、制御回路21は、選択され調整されたもみパターンテーブルに基づいて施療子昇降用モータ24およびもみ用モータ25に駆動開始の指示を与える(ステップS52)。
それにより、調整されたもみパターンテーブルに基づいてマッサージ動作が開始される。
なお、本実施の形態においては、空気調整装置500、照明装置510および映像音響表示装置520に各動作テーブルに基づいて指示した後、マッサージャ100によるマッサージを開始することとしたが、これに限定されず、例えば、マッサージャ100のマッサージが開始された後、空気調整装置500、照明装置510および映像音響表示装置520を各動作テーブルに基づいて指示してもよく、さらに、各フェーズ区間ごとに空気調整装置500、照明装置510および映像音響表示装置520を異なる動作テーブルに基づいて指示してもよい。
続いて、制御回路21は、所定の時間が経過したか否かについて判定する(ステップS53)。制御回路21は所定の時間が経過するまでマッサージを継続する。一方、所定の時間が経過したと判定した場合、施療子昇降用モータ24およびもみ用モータ25に駆動停止の指示を与える(ステップS54)。
以上により、マッサージャ100の制御回路21のリラクセーション制御プログラムによる動作が終了する。
以上のように、本実施の形態に係るリラクセーションシステムにおいては、人体の運動量変化ΔFの平均値に基づいてマッサージ動作が制御されるので、運動量変化ΔFの平均値に応じて短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。さらに、運動量変化ΔFの平均値に基づいて施療子30の速度および時間が制御されるので、運動量変化ΔFの平均値に応じて短時間でより効果的にマッサージを行うことができる。
また、マッサージャ100の制御回路21により、人体の運動量変化ΔFの平均値に基づいて空気調整装置500、照明装置510および映像音響表示装置520が制御されるので、映像音響表示装置520および照明装置510により視覚的に緊張が緩和され、映像音響装置520により聴覚的に緊張が緩和され、または空気調整装置500により温度、湿度または風速を調整することにより体感的に緊張が緩和される。その結果、肉体的な疲労のみならず、精神的な疲労も回復される。
また、生体情報に基づいてもみ用パターンテーブルが選択され、さらに人体の運動量変化ΔFの平均値に基づいて選択されたマッサージ動作が調整されるので、人体の現在の健康状態および疲労部位、作業内容または疲労度合いを考慮して、さらに短時間でより効果的に疲労回復を行うことができる。
また、GSRセンサ11、脈拍センサ12および皮膚温センサ13を用いることにより生体情報を検出するため、人体の現在の緊張度を正確に検出することができる。
なお、本実施の形態においては、カロリーメータ50により加速度データを検出し、マッサージャ100により推定式を用いて運動量変化ΔFの値を算出することとしたが、これに限定されず、カロリーメータ50において運動量変化ΔFの値を算出し、マッサージャ100に送信してもよい。
図21は、加速度データのサンプリング時における加速度検出プログラムによるCPU56cの動作の他の例を示すフローチャートである。使用者はカロリーメータ50を装着した状態で身体活動または肉体労働を行う。
まず、カロリーメータ50のCPU56cは、カロリーメータ50の加速度測定装置51bから加速度データのサンプリングを行う(ステップS61)。この場合、使用者は呼気ガス分析器を装着していない。
続いて、CPU56cは、複数の加速度データに対して重力成分除去を行う(ステップS62)。この複数の加速度データから重力成分を除去する処理については、上述した方法と同じである。続いて、CPU56cは、加速度指標Acciを算出する(ステップS63)。
次に、CPU56cは、1分間の加速度データがあるか否かを判定する(ステップS64)。例えば、サンプリング周期Fsが25Hzの場合、1500個の加速度データのサンプリングを行ったか否かが判定されている。CPU56cは、1分間の加速度データがないと判定した場合、ステップS61に戻り、ステップS61〜S64の処理を繰り返す。
一方、1分間の加速度データがあると判定した場合、CPU56cは、1分間の加速度指標Acciに基づいて1分間ごとの運動量変化ΔFおよびエネルギー消費量を算出する(ステップS65)。ここで、1分間ごとの運動量変化ΔFは、次式により算出される。
ΔF=ΣAcci/W
上式のΣAcciは1分間のサンプリングにより得られる加速度指標Acciの合計を示し、Wは使用者の体重を示す。エネルギー消費量は、予め上記の図13で求められた推定式を用いて運動量変化ΔFから求められる。
さらに、CPU56cは、算出された1分間ごとの運動量変化ΔFおよびエネルギー消費量をRAM56aに記憶させる(ステップS66)。
続いて、CPU56cは、使用者が運動量変化ΔFおよびエネルギー消費量の送信を指示したか否かを判定する(ステップS67)。使用者が運動量変化ΔFおよびエネルギー消費量の送信を指示していない場合、ステップS61に戻り、1分ごとにステップS61〜S67の処理を繰り返す。
一方、使用者が運動量変化ΔFおよびエネルギー消費量の送信を指示した場合、CPU56cは、RAM56aに記憶された1分間ごとの運動量変化ΔFおよびエネルギー消費量を用いて運動量変化ΔFの各範囲ごとの従事時間およびエネルギー消費量の合計を算出する(ステップS68)。
ここで、運動量変化ΔFの各範囲は、例えば、0≦ΔF<2の範囲、2≦ΔF<9の範囲、9≦ΔF<15の範囲、15≦ΔF<25の範囲、25≦ΔF<30の範囲、および30≦ΔFの範囲である。また、従事時間とは、使用者がカロリーメータ50を装着して身体活動を行った時間である。
CPU56cは、算出された運動量変化ΔFの各範囲ごとの従事時間およびエネルギー消費量の合計をRAM56aに記憶させ(ステップS69)。その後、CPU56cは、RAM56aに記憶された1分間ごとの時系列の運動量変化ΔF、運動量変化ΔFの各範囲ごとの従事時間およびエネルギー消費量の合計を外部装置に送信する(ステップS70)。ここで、外部装置とは、例えば、マッサージャ100、空気調整装置500、照明装置510、映像音響装置520等である。
外部装置は、カロリーメータ50から受信した1分間ごとの時系列の運動量変化ΔF、運動量変化ΔFの各範囲ごとの従事時間およびエネルギー消費量の合計に基づいて身体の活動部位、作業動作および活動量を判別することができる。
図22はカロリーメータ50により算出された運動量変化ΔFの各範囲ごとの従事時間の合計の一例を示す図である。
図22の例では、15≦ΔF<25の範囲で従事時間が最も長く、2≦ΔF<9の範囲で従事時間が次に長くなっている。
図23は運動量変化ΔFの各範囲と身体の活動部位との関係を示す身体活動部位判別テーブルの一例を示す図である。
図23の身体活動部位判別テーブルは、パラメータ作成時に予め作成され、外部装置のRAM等のメモリに記憶される。図23の例では、運動量変化ΔFの値が0以上2未満の場合に身体の活動部位が脚部および腰部であると判別され、運動量変化ΔFの値が2以上9未満の場合に身体の活動部位が全身であると判別され、運動量変化ΔFの値が9以上の場合に脚部であると判別される。
図24は運動量変化ΔFの各範囲と作業動作との関係を示す作業動作判別テーブルの一例を示す図である。
図24の作業動作判別テーブルは、パラメータ作成時に予め作成され、外部装置のRAM等のメモリに記憶される。図24の例では、運動量変化ΔFの値が0以上9未満の場合に作業動作がその場での作業であると判別され、運動量変化ΔFの値が9以上の場合に作業動作が移動を伴う動作であると判別される。この場合、作業動作の判別しきい値は9である。
外部装置は、カロリーメータ50から受信した1分間ごとの運動量変化ΔFの平均値に基づいて図23の身体活動部位判別テーブルから身体の活動部位を判別することができる。例えば、カロリーメータ50から受信した1分間ごとの運動量変化ΔFの平均値が10の場合に、身体の活動部位は脚部であると判別される。
また、外部装置は、カロリーメータ50から受信した1分間ごとの運動量変化ΔFの平均値に基づいて図24の作業動作判別テーブルから作業動作を判別することができる。例えば、カロリーメータ50から受信した1分間ごとの運動量変化ΔFの平均値が10の場合に、作業動作が移動を伴う作業であると判別される。
さらに、カロリーメータ50から受信した運動量変化ΔFの各範囲ごとの従事時間の合計に基づいて各活動部位の活動量を判別することができる。例えば、15≦ΔF<25の範囲で従事時間が長い場合には、脚部の活動量が大きいと判別される。
また、カロリーメータ50から受信した運動量変化ΔFの各範囲ごとのエネルギー消費量の合計に基づいて各活動部位の活動量を判別することができる。例えば、15≦ΔF<25の範囲でエネルギー消費量が大きい場合には、脚部の活動量が大きいと判別される。
このように、外部装置は、身体の活動部位、作業動作および活動量を判別する身体活動判別装置として機能する。
身体の活動部位、作業動作および活動量の判別結果は、外部装置の表示部に表示される。また、カロリーメータ50がRAM56aに記憶された1分間ごとの時系列の運動量変化ΔF、運動量変化ΔFの各範囲ごとの従事時間およびエネルギー消費量の合計に基づいて身体の活動部位、作業動作および活動量を判別してもよい。カロリーメータ50に身体の活動部位、作業動作および活動量の判別結果を表示する表示部が設けられることが好ましい。この場合、カロリーメータ50が身体活動判別装置として機能する。
身体の活動部位、作業動作および活動量の判別結果に基づいてマッサージャ100の動作、空気調整装置500の動作、照明装置510の動作および映像音響装置520の動作を制御することができる。
例えば、使用者が立ち続ける場合にはエネルギー消費量は増加しないが、足および腰への負担は小さくない。このような場合、身体の活動部位、作業動作および活動量の判別結果に基づいて足および腰へのマッサージを集中的に行うことができる。
このように、マッサージを判別された活動部位に集中的に行うことにより適切かつ効率的に疲労を回復させることができる。
また、肉体労働の際の活動部位、作業動作および活動量を判別することにより、作業内容を効率化することができる。
例えば、0≦ΔF<2の範囲の従事時間が30分以上の場合に、立ち続けの作業が30分以上継続していると判別される。この場合には、作業者に休憩を促すことができる。このようにして、作業内容の効率化が可能となる。
本実施の形態においては、カロリーメータ50が加速度測定手段に相当し、マッサージャ100がリラクセーション手段およびマッサージ手段に相当し、制御回路21またはCPU56cが推定手段または判別手段に相当し、制御回路21またはCPU56cが制御手段に相当し、施療子30が押圧部に相当し、マッサージャ100、空気調整装置500、照明装置510または映像音響装置520がリラクセーション手段に相当し、GSRセンサ11、脈拍センサ12または皮膚温センサ13が検出手段に相当する。
なお、上記実施の形態では、リラクセーション手段としてマッサージャ100、空気調整装置500、照明装置510および映像音響装置520が用いられるが、これらに限定されず、他の種々のリラクセーション手段を用いることができる。例えば、リラクセーション手段としてジャグジーバス、アロマ等の芳香剤を用い、運動量変化ΔFに基づいてジャグジーバスの圧力制御、芳香剤の供給量の制御等を行ってもよい。
本発明に係るリラクセーションシステム、リラクセーション方法、リラクセーションプログラム、マッサージシステム、マッサージ方法、マッサージプログラム、身体活動判別装置、身体活動判別方法および身体活動判別プログラムは、人体の緊張を緩和するため等に利用可能である。
本発明の一実施の形態に係るリラクセーションシステムを示す斜視図である。 本発明に係るリラクセーションシステムの一例を示すブロック図である。 カロリーメータの模式的外観図である。 図3のカロリーメータの本体部の内部構成を示すブロック図である。 マッサージャの内部構成を示すブロック図である。 マッサージャの外観斜視図である。 マッサージャの断面図である。 マッサージャのリモートコントローラの外観斜視図である。 空気調整装置の内部構成を示すブロック図である。 照明装置の内部構成を示すブロック図である。 映像音響装置の内部構成を示すブロック図である。 カロリーメータの加速度検出プログラムにおけるパラメータ作成時のCPUの動作の一例を示すフローチャートである。 複数の被験者から測定した1分間の運動量変化ΔFを示す図である。 加速度データのサンプリング時における加速度検出プログラムによるCPUの動作を示すフローチャートである。 マッサージャの制御回路の動作を示すフローチャートである。 マッサージャの制御回路の動作を示すフローチャートである。 マッサージャの制御回路の動作を示すフローチャートである。 (a)は生体情報に基づいて人体の状態を判定する判定テーブルであり、(b)は、もみパターンテーブルの一例を示す図である。 制御回路が選択したもみパターンテーブルのデータの調整方法の一例を説明するための図である。 (a)は、空気調整制御テーブルの一例であり、(b)は、照明調整制御テーブルの一例であり、(c)は、映像音響調整制御テーブルの一例を示す図である。 加速度データのサンプリング時における加速度検出プログラムによるCPUの動作の他の例を示すフローチャートである。 カロリーメータにより算出された運動量変化ΔFの各範囲ごとの従事時間の合計の一例を示す図である。 運動量変化の各範囲と身体活動部位との関係を示す身体活動部位判別テーブルの一例を示す図である。 運動量変化の各範囲と作業動作との関係を示す作業動作判別テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
11 GSRセンサ
12 脈拍センサ
13 皮膚温センサ
21 制御回路
30 施療子
50 カロリーメータ
56c CPU
100 マッサージャ
500 空気調整装置
510 照明装置
520 映像音響装置

Claims (24)

  1. 人体に装着可能でかつ装着部位の加速度を測定する加速度測定手段と、
    リラクセーション動作を行うリラクセーション手段と、
    前記加速度測定手段により測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定する推定手段と、
    前記推定手段による推定結果に基づいて前記リラクセーション手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするリラクセーションシステム。
  2. 前記活動情報は人体の活動部位を含むことを特徴とする請求項1記載のリラクセーションシステム。
  3. 前記推定手段は、前記加速度測定手段により測定された加速度に基づいて運動量変化を算出し、算出された運動量変化に基づいて人体の活動情報を推定することを特徴とする請求項1または2記載のリラクセーションシステム。
  4. 前記リラクセーション手段は、人体の部位を押圧するために移動可能に設けられた押圧部を含むマッサージ手段を含み、
    前記制御手段は、前記推定手段による推定結果に基づいて前記押圧部の速度および時間のうち少なくとも1つを制御することを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のリラクセーションシステム。
  5. 前記リラクセーション手段は、視覚的、聴覚的または体感的に緊張を緩和することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のリラクセーションシステム。
  6. 前記リラクセーション手段は、空気調整装置、音響装置、映像表示装置および照明装置のうち1つまたは複数を含み、
    前記制御手段は、前記推定手段による推定結果に基づいて前記空気調整装置、前記音響装置、前記映像表示装置および前記照明装置のうち1つまたは複数を制御することを特徴とする請求項5記載のリラクセーションシステム。
  7. 人体の生体情報を検出する検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出された生体情報に基づいて前記リラクセーション手段の動作を設定し、前記推定手段による推定結果に基づいて前記設定された動作を調整することを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載のリラクセーションシステム。
  8. 前記検出手段は、
    皮膚電気反応センサ、脈拍センサおよび皮膚温度センサのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載のリラクセーションシステム。
  9. 前記加速度測定手段を人体の腰に装着するための装着手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8いずれかに記載のリラクセーションシステム。
  10. 人体の加速度を測定するステップと、
    リラクセーション動作を行うステップと、
    前記測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定するステップと、
    前記推定結果に基づいて前記リラクセーション動作を制御するステップとを備えたことを特徴とするリラクセーション方法。
  11. コンピュータにより実行可能なリラクセーションプログラムであって、
    人体の加速度を測定する加速度測定手段から加速度を取得する処理と、
    リラクセーション動作を行う処理と、
    前記取得された加速度に基づいて人体の活動情報を推定する処理と、
    前記推定結果に基づいて前記リラクセーション動作を制御する処理とを、前記コンピュータに実行させることを特徴とするリラクセーションプログラム。
  12. 人体に装着可能でかつ装着部位の加速度を測定する加速度測定手段と、
    マッサージ動作を行うマッサージ手段と、
    前記加速度測定手段により測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定する推定手段と、
    前記推定手段による推定結果に基づいて前記マッサージ手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするマッサージシステム。
  13. 前記マッサージ手段は、人体の部位を押圧するために移動可能に設けられた押圧部を含み、
    前記制御手段は、前記推定手段による推定結果に基づいて前記押圧部の速度および時間のうち少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項12記載のマッサージシステム。
  14. 視覚的、聴覚的または体感的に緊張を緩和するリラクセーション手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記推定手段による推定結果に基づいて前記リラクセーション手段を制御することを特徴とする請求項12または13記載のマッサージシステム。
  15. 前記リラクセーション手段は、空気調整装置、音響装置、映像表示装置および照明装置のうち1つまたは複数を含み、
    前記制御手段は、前記推定手段による推定結果に基づいて前記空気調整装置、前記音響装置、前記映像表示装置および前記照明装置のうち1つまたは複数を制御することを特徴とする請求項14記載のマッサージシステム。
  16. 人体の生体情報を検出する検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段により検出された生体情報に基づいて前記マッサージ手段の動作を設定し、前記推定手段による推定結果に基づいて前記設定された動作を調整することを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載のマッサージシステム。
  17. 前記検出手段は、
    皮膚電気反応センサ、脈拍センサおよび皮膚温度センサのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項16記載のマッサージシステム。
  18. 人体の加速度を測定するステップと、
    マッサージ動作を行うステップと、
    前記測定された加速度に基づいて人体の活動情報を推定するステップと、
    前記推定結果に基づいて前記マッサージ動作を制御するステップとを備えたことを特徴とするマッサージ方法。
  19. コンピュータにより実行可能なマッサージプログラムであって、
    人体の加速度を測定する加速度測定手段から加速度を取得する処理と、
    マッサージ動作を行う処理と、
    前記取得された加速度に基づいて人体の活動情報を推定する処理と、
    前記推定結果に基づいて前記マッサージ動作を制御する処理とを、前記コンピュータに実行させることを特徴とするマッサージプログラム。
  20. 人体に装着可能でかつ装着部位の加速度を測定する加速度測定手段と、
    前記加速度測定手段により測定された加速度に基づいて人体の活動情報を判別する判別手段とを備えたことを特徴とする身体活動判別装置。
  21. 前記判別手段は、前記加速度測定手段により測定された加速度に基づいて運動量変化を算出し、算出された運動量変化に基づいて人体の活動情報を判別することを特徴とする請求項20記載の身体活動判別装置。
  22. 前記判別手段は、運動量変化と人体の活動情報との関係を予め記憶し、前記算出された運動量変化に基づいて前記記憶された関係から人体の活動情報を判別することを特徴とする請求項21記載の身体活動判別装置。
  23. 人体の加速度を測定するステップと、
    前記測定された加速度に基づいて人体の活動情報を判別するステップとを備えたことを特徴とする身体活動判別方法。
  24. コンピュータにより実行可能な身体活動判別プログラムであって、
    人体の加速度を測定する加速度測定手段から加速度を取得する処理と、
    前記取得された加速度に基づいて人体の活動情報を判別する処理とを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする身体活動判別プログラム。
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