JP2005137768A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用する複数の発光素子の個体差に拘わらず、印加した駆動パルス信号に応答して各発光素子を適正に発光し得るように構成した遊技機を提供する。
【解決手段】 スロットマシン100は、定格が互いに等しいLEDD1〜D5を駆動制御して所定の演出を行うように構成されており、LEDD1〜D5に夫々、駆動パルス信号をそのデューティ比を変更しつつ印加する駆動手段112と、LEDD1〜D5の個体差に起因する導電路の電圧値のバラツキを検出する検出手段113,114と、検出手段113,114によって検出されたバラツキの情報に基づき、各LEDD1〜D5駆動時の電圧値を一定にするように駆動手段112をフィードバック制御する駆動制御手段115とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機に関し、特に発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の複数の発光素子の発光によって演出を行うように構成された遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばスロットマシンとして、複数種の絵柄からなるシンボルマークを円周方向に多数備えた横3列の回胴リールを、スタートレバー操作に基づき回転させた後、3個のストップボタンを夫々押圧操作することで、各ボタンに対応する回胴リールを順次停止させて、各回胴リールに備えたシンボルマークのうちの所定の絵柄同士が一致したときに当たりとなり、多数のコインがコイン受け皿に放出される構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載されたものを含むスロットマシンは一般に、回胴リールの裏面側から当該回胴リールの多数のシンボルマークを照明して所謂目押しを容易にするためのバックランプを備えると共に、回胴リールを停止させてシンボルマークを揃える際等に視覚的な演出を行って、遊技者の興味を高めて遊技性を向上させるための照明装置を備えている。また、このような照明装置によって遊技性を高める構成は、遊技機であるパチンコ機においても、同様に採用されている。
上記特許文献1に記載の遊技機では、回胴リール内方の光源ユニットに、上記バックランプとして、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3原色に対応する複数個のLEDを備え、駆動回路から各LEDに所定デューティ比の駆動パルス信号を印加し、発光を各色のLED毎に個別に制御し、各色のLEDを単独で発光させることによって赤色、緑色、青色の3原色による発光を行う他、発光時の3原色を合成することにより、演出に対応する色調が得られるように構成されている。
特開2002−143375号公報(図1乃至図6、及び図9参照)
上述したように、従来の遊技機における照明装置では、3原色の各LEDに対する駆動パルス信号のデューティ比を異ならせて色合いを変化させつつ、所望の演出に必要な色を実現している。しかしながら、定格が互いに等しいLEDを使用しているにも拘わらず、個体差による抵抗値等のバラツキに起因して、次のような問題が生じることがある。即ち、同じ輝度で発光させようとして各LEDに同レベルの駆動パルス信号を印加した場合であっても、LEDの発光輝度にバラツキが生じて、演出時に所望のカラーを鮮明に出せない等の不都合が生じる。
また例えば、フルカラー発光型のLEDユニットを遊技機前面の所定箇所に実装し、所謂ビッグボーナスやレギュラーボーナス等の特別役の当選時の演出を、3原色R,G,BのLEDを適時駆動制御して効果的に演出しようとしても、個体差に起因するバラツキによって発光輝度にバラツキが生じて所望の色調が得られず、演出時に所望のカラーが得られない等の不都合を生じる。
そこで、本発明は、使用する複数の発光素子の個体差に拘わらず、各発光素子を駆動パルス信号に応答して適正に発光し得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明は、定格が等しい複数の発光素子を駆動制御して所定の演出を行ってなる遊技機において、
前記複数の発光素子に夫々、駆動パルス信号をそのデューティ比を変更しつつ印加する駆動手段と、
前記発光素子の個体差に起因する該発光素子駆動時の電圧値又は電流値のバラツキを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記バラツキの情報に基づき、各発光素子駆動時の電圧値又は電流値を一定にするように前記駆動手段をフィードバック制御する駆動制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機の発明において、前記検出手段が、前記駆動パルス信号印加時における前記各発光素子への導電路の電圧値又は電流値を検出する第1検出手段と、該第1検出手段によって検出された電圧値又は電流値のバラツキを検出する第2検出手段とから構成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機の発明において、前記複数の発光素子がLEDからなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機の発明において、前記複数の発光素子がフルカラー発光型LEDからなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機の発明において、所定の抽選結果に応じた図柄を表示する可変表示装置を備え、
前記複数の発光素子は、前記可変表示装置に備えた回胴リールの裏面に設置されるバックランプを構成することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、駆動手段が複数の発光素子に夫々駆動パルス信号をそのデューティ比を変更しつつ印加し、検出手段が発光素子の個体差に起因する該発光素子駆動時の電圧値又は電流値のバラツキを検出し、駆動制御手段が当該バラツキの情報に基づき、各発光素子駆動時の電圧値又は電流値を一定にするように駆動手段をフィードバック制御するので、発光素子の個体差に拘わらず、印加された駆動パルス信号に応答して各発光素子を同等の輝度で発光するように制御でき、従って、演出時のコントラストを安定化させ、消費電力を一定にすることが可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、検出手段が、駆動パルス信号印加時における各発光素子への導電路の電圧値又は電流値を検出する第1検出手段と、該第1検出手段によって検出された電圧値又は電流値のバラツキを検出する第2検出手段とから構成されるので、発光素子の個体差に起因する電圧値又は電流値のバラツキを検出する検出手段を、比較的簡単な回路構成によって実現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の発光素子がLEDからなるので、比較的簡単な構成の照明装置を得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、複数の発光素子がフルカラー発光型LEDからなるので、駆動制御手段によって駆動手段をフィードバック制御することにより、演出時の色調及びコントラストを安定させた演出用照明装置を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、複数の発光素子が、可変表示装置に備えた回胴リールの裏面に設置されるバックランプを構成しているので、例えばビッグボーナス等の特別役に当選した際のバックランプによる演出を、安定した色調及び輝度で効果的に行うことができる。
以下、本発明の遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるスロットマシンについて図1乃至図6を参照して説明する。なお本発明は、当該スロットマシンに限らず、パチンコ機にも同様に適用可能であることは勿論である。また本実施形態では、LEDの発光バラツキ回避の制御を、後述の演出用ランプ103aに対する適用例に関して説明するが、本発明はこれに限定されることなく、他の照明装置であるバックランプ107、演出用ランプ104a,104b、或いはフルカラー発光型LED121a,121bに対しても同様に適用し得ることは勿論である。
図1は本スロットマシン100の外部構造を示す正面図、図2は本スロットマシン100の外部構造を示す斜視図、図3は前扉を開放した状態で本スロットマシン100の内部構造を示す背面図、図4は本スロットマシン100に搭載された主基板を含む制御系全体を概略的に示す回路図、図5は図4におけるサブ制御基板等によって制御される部分を示す回路図、図6は本実施形態における各テーブル毎のLED時間換算表を示す図である。なお、図2において、図1に示す回胴リールR1,R2,R3、透過窓WD、放音部105c、及びフルカラー発光型LED121a,121bは、便宜上図示を省略している。
本スロットマシン100は、図1及び図2に示すように、略箱体状の筐体102と、筐体102の一側部に開閉自在に取り付けられて遊技者に面する前扉101とを備えて構成されている。
前扉101は、上部パネル部103と中部パネル部104と下部パネル部105とを備え、全体的に金属製のフレーム(図示略)と硬質プラスチックで成形された前面パネルとで形成されることによって、機械的に強固な構造を有している。
上部パネル部103には、上部ランプと呼ばれる演出用ランプ103aと、演出用ランプ103aの左右に位置するフルカラー発光型LED121a,121bと、スピーカが取り付けられた放音部103b,103cと、液晶ディスプレイ等で形成された演出表示装置103dとが設けられている。上記演出用ランプ103aは、定格が等しい複数のLED(図示せず)を備えて構成され、これら各LEDが夫々駆動制御されることによって所定の演出を行うように構成されている。なお、演出用ランプ104a,104bやバックランプ107等も同様に、定格が等しい複数のLED(図示せず)を備えて構成されている。
中部パネル部104には、複数個(本実施形態では3個)の回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置(可変表示装置)200が設けられていると共に、回胴リール装置200の側方に演出用ランプ104a,104bが設けられている。また、中部パネル部104の回胴リールR1に隣接する位置にはサイドランプ106が設けられ、中部パネル部104の回胴リールR3に隣接する位置にはドットユニット108が設けられている。
なお、回胴リールR1,R2,R3の前方には、透明な硬質プラスチック板で形成された略長方形の透過窓WDが設けられ、これによって回胴リール装置200を外部から保護すると共に、遊技者が透過窓WDを介して回胴リールR1,R2,R3を視認することが可能となっている。
更に、中部パネル部104の下端には遊技者が操作するための操作部104cが設けられ、当該操作部104cには、遊技用メダルを投入するためのメダル投入部MDと、1ゲーム当たりのメダル数を提示するためのベットボタンB1,B2,B3と、1ゲームの開始を指示するためのスタートレバーSTと、回転中の回胴リールR1,R2,R3を個別に停止させるための3個のストップボタンSP1,SP2,SP3が設けられている。
下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画像等(図示略)が描かれており、遊技者の獲得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが取り付けられた放音部105cが設けられている。
次に、図3を参照して、前扉101の裏面構造と、筐体102の内部構造を概説する。なお、図3は前扉101を開錠して筐体102から開いた状態を表している。
同図において、前扉101の裏面上部に、上述の放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SLが設けられ、スピーカSR,SLの間に演出表示装置103dが設けられると共に、演出表示装置103dの裏面側にサブ制御基板300が取り付けられている。
演出表示装置103d及びサブ制御基板300の下方には、上述の透過窓WDと中部パネル部104のパネル面とが形成された略長方形の枠体104dが取り付けられている。この枠体104dの下方には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技用メダルか異物かを判別して振り分ける振分機構(セレクタ)G0と、振分機構G0で振り分けられた遊技用メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、振分機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
更に、上述の枠体104dと振分機構G0との間の領域に長尺状の中央表示基板400が取り付けられ、当該中央表示基板400の裏面側の一端に、設定切替えボタンCSと、数字の0から6までのセグメント表示を行う発光ダイオードで形成された設定表示素子CTが設けられている。
筐体102内には、電源ユニットPWUと、ホッパ装置HPから溢れた遊技用メダルを収容するための補助貯留部SHPと、上述の透過窓WDに対向する回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200とが設けられる他、電源ユニットPWUの側面に電源装置基板500、回胴リール装置200の上端に回胴装置基板600、回胴リール装置200の上方に主基板700、筐体102の内壁の一端に外部集中端子装置としての外部集中端子基板800が夫々取り付けられている。なお、主基板700には、CPU、抽選機能を有するROM等の電子部品が実装されている。
電源装置基板500には、電源スイッチBQ、ホッパ装置HP、電源ユニットPWUが配線接続され、電源スイッチBQから出力されるオンオフ信号を主基板700中のマイクロプロセッサへ転送する。なお、電源装置基板500の前面上部側に位置して、出玉率の設定変更を行うための設定スイッチBOが設けられている。
回胴装置基板600には、電動モータ118(図4参照)によって回転駆動される回胴リールR1,R2,R3を備えた回胴リール装置200が配線接続されている。この回胴装置基板600は、主基板700中のマイクロプロセッサから供給されるリール制御信号に従って、電動モータ118を制御することにより、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
外部集中端子基板800は、主基板700中のマイクロプロセッサから出力される複数種の信号を並列入力することが可能な複数個の入力端子(図示せず)と、当該信号を管理用電子装置としてのホールコンピュータ側へ並列転送することが可能な複数個の出力端子(図示せず)とを備える他、ホールコンピュータ側から供給される信号を入力する入力端子(図示せず)及び上記マイクロプロセッサ(図示せず)へ転送する出力端子(図示せず)を備えて構成され、更に上記複数種の信号を一方向にのみ転送する信号転送回路が設けられている。
上述の主基板700と、サブ制御基板300、回胴装置基板600、中央表示基板400、電源装置基板500及び外部集中端子基板800は、何れも導電性配線パターンの形成された絶縁性樹脂基板上に集積回路装置(IC)やトランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品が搭載されて配線接続されたいわゆる電気回路基板として形成され、特に、主基板700とサブ制御基板300と外部集中端子基板800とは、夫々硬質プラスチックの収納ケース内に個別に収納されたユニット構造となっている。
引き続き、図4のブロック図を参照して、本実施形態における制御システムの構成を説明する。なお、同図において、図3に示した電源装置基板500、回胴装置基板600、及び外部集中端子基板800は図示を省略している。
図4に示すように、主基板700には、サブ制御基板300、中央制御基板400、電源ユニットPWU、及び、回胴リールR1,R2,R3を個別に回転駆動するための3個の電動モータ118が接続されている。中央表示基板400には、スタートレバーST及びストップボタンSP(SP1,SP2,SP3)、並びに振分け機構(セレクタ)GOが接続されており、電源ユニットPWUにはメダルホッパHPが接続されている。
図4に図示はしていないが、中央表示基板400には、スタートレバーST等以外に、ベットボタンB1,B2,B3(図1及び図2参照)、設定表示素子CT及び設定切替えボタンCS(図2参照)が接続されている。この中央表示基板400は、振分機構G0から出力されるメダル検出信号と、ベットボタンB1,B2,B3、スタートレバーST及びストップボタンSP1,SP2,SP3から夫々出力されるオンオフ信号とを、主基板700中の上記マイクロプロセッサへ転送すると共に、マイクロプロセッサから供給されるセグメント表示信号に基づいて、設定表示素子CTに0から6までの数字を表示させる機能を有している。
また、サブ制御基板300には、回胴リールR1,R2,R3に夫々内蔵されるバックランプ107と、演出用ランプ103a,104a,104bと、サイドランプ106と、液晶表示装置103dと、ドットユニット108と、スピーカSR、SL、SWと、フルカラー発光型LED121a,121bと、EL(エレクトロルミネッセンス)基板109とが夫々配線ケーブルを介して接続されている。
上記主基板700は、本スロットマシン100の動作全体を管理するシステムプログラム及びスロットマシンゲーム用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる不図示の記憶部と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。当該マイクロプロセッサに設けられた入力ポート及び出力ポートと、残余の基板300,400,500,600,800との間は配線ケーブルによって接続されている。
上記サブ制御基板300は、主基板700中の上記マイクロプロセッサから供給される演出制御信号に従って、実装された電気回路が演出用スピーカSR,SL,SWと、演出用ランプ103a,104a,104bと、演出表示装置103dとを夫々駆動して、遊技者の視覚に訴える演出表示を行うように機能する。
そしてサブ制御基板300は、駆動手段112、第1検出手段113、第2検出手段114、及駆動制御手段115を備えている。
駆動手段112は、例えば演出用ランプ103aに備えた、互いに定格が等しい複数のLEDに対し、オンオフ・デューティ比を変更しつつ駆動パルス信号を夫々印加する。当該駆動手段112は、上記演出用ランプ103aに限らず、バックランプ107、演出用ランプ104a,104b、或いはフルカラー発光型LED121a,121bに対しても同様の制御を行い得ることは勿論である。特にフルカラー発光型LED121a,121bに対する制御にあたっては、ユニットケース内に具備した複数のR,G,Bに対応するLEDの発光による色調及びコントラストを良好に維持できるという効果が得られる。
第1検出手段113は、駆動パルス信号印加時における各LEDへの導電路の電圧値を検出する。
第2検出手段114は、第1検出手段113によって検出された電圧値のバラツキを検出する。これら第1検出手段113及び第2検出手段114によって、各LEDの個体差に起因する該LED駆動時の電圧値(又は電流値)のバラツキを検出する検出手段が構成されている。
また駆動制御手段115は、上記検出手段(113,114)によって検出されたバラツキの情報に基づき、各LED駆動時の電圧値を一定にするように駆動手段112をフィードバック制御する。なお、本実施の形態では、上記検出手段(113,114)によって、LEDの個体差に起因する電圧値のバラツキを検出するものとして説明するが、これに限らず、LEDの個体差に起因する電流値のバラツキを検出するものとして構成することもできる。この場合には、駆動制御手段115によって、各LED駆動時の電流値が一定となるように駆動手段112をフィードバック制御する構成となる。
ついで、図5を参照して、上述した駆動手段112、第1検出手段113、第2検出手段114、及び駆動制御手段115によるLEDに対する駆動制御を実行するための回路の具体例に関して説明する。ここでは、本例に用いている後述のLEDD1〜D5を、定格及び発光色が同じ複数のLEDを採用した演出用ランプ103aとして説明する。
すなわち、図5に示すように、回路は、演出用ランプ103aを構成する複数(本実施形態では便宜上5個を図示)のLEDD1〜D5と、これに対応するように接続された抵抗Ra〜Re及びnpn形バイポーラトランジスタQ1〜Q5を備えている。LEDD1は、アノードが抵抗Raを介して高電圧電源VCCに接続され、且つカソードがトランジスタQ1を介して接地されている。LEDD2は、アノードが抵抗Rbを介して高電圧電源VCCに接続され、且つカソードがトランジスタQ2を介して接地されている。LEDD3は、アノードが抵抗Rcを介して高電圧電源VCCに接続され、且つカソードがトランジスタQ3を介して接地されている。LEDD4は、アノードが抵抗Rdを介して高電圧電源VCCに接続され、且つカソードがトランジスタQ4を介して接地されている。LEDD5は、アノードが抵抗Reを介して高電圧電源VCCに接続され、且つカソードがトランジスタQ5を介して接地されている。
そして、LEDD1〜D5と抵抗Ra〜Reとの各接続ノードは、複数のLEDの個体差に起因する各導電路の電圧値のバラツキが検出され得るように、第1検出手段113及び第2検出手段114に夫々接続されている。また、トランジスタQ1〜Q5の各ベースは、オンオフ・デューティ比を変更しつつ駆動パルス信号がその電圧値を一定とするようにフィードバック制御された形で複数のLEDに印加され得るように、駆動手段112及び駆動制御手段115に夫々接続されている。なお、図5において、LEDD1〜D5と抵抗Ra〜Reとの各接続ノードの電圧値を夫々V1〜V5とし、且つトランジスタQ1〜Q5の各ベースに印加される駆動パルス信号をt1〜t5として示す。
次に、図6に示す、LEDの階調制御における各テーブル毎のLED時間換算表に関して説明する。同図の換算表では、横軸に、LED順方向電圧範囲、LED順方向電圧中心値、電圧値、電流値、抵抗電力、オンオフ・デューティ比、オン時間、及び1サイクル当たりの電力、という各項目を取り、縦軸において、これら各項目を12段階に分割して示している。上記階調制御は、人間の眼の残像現象を利用してパルス点灯させるように制御するものであり、LEDをダイナミック駆動すべく印加する駆動パルス信号のパルス幅をPWM制御にて変化させつつ行う。この際のLEDの発光輝度は、駆動パルス信号のオンオフ・デューティ比に比例する。
なお、PWM制御による階調制御を、例えばフルカラー発光型LED121a,121bに適用する場合には、順方向電圧の値が異なることによって色合いに違いが生じる。このようなフルカラー発光型LED121a,121bでは、ユニットケース(図示せず)内にR,G,B3種のLEDが収容されていて、これらR,G,B3色の組み合わせによって色合いに違いが生じる(つまり、種々の色相の発光が得られる)。フルカラー発光型LED121a,121bでは、例えば、ユニットケース内の1つのパネル上に、多数のLEDが等間隔でマトリックス状に配列されて構成されている。
ついで、本スロットマシン100の作動について説明する。まず、遊技場係員により電源がオン(ON)された後、本スロットマシン100にて、遊技者が所要の遊技を実行する。即ち、メダル投入部MDに遊技メダルを投入してスタートレバーSTを押下して回胴リール装置200の回胴リールR1,R2,R3を一斉に回転させた後、ストップボタンSP1,SP2,SP3を夫々押圧操作する。すると、当該操作に対応して回胴リールR1,R2,R3が順次停止する。
上記操作の繰り返しにより、ビッグボーナス等の特別役に当選した場合、演出用ランプ103a,104a,104b、サイドランプ106、及びフルカラー発光型LED121a,121bを駆使した種々の演出が行われる。その際、例えば演出用ランプ103aにあっては、駆動手段112から出力される駆動パルス信号が抵抗Ra〜Reを経由してLEDD1〜D5に対して印加される。この際、第1検出手段113が、LEDD1〜D5への各導電路の電圧値を夫々に検出し、第2検出手段114が、第1検出手段113で検出された各電圧値のバラツキを検出する。更に駆動制御手段115が、当該検出されたバラツキの情報に基づき、各LED駆動時の電圧値を一定にするように駆動手段112をフィードバック制御する。
以上のように本実施の形態によれば、LEDD1〜D5の個体差に拘わらず、印加された駆動パルス信号に応答して各発光素子を等しい輝度で発光させるように制御することができ、従って、演出時のコントラストを安定化させ、消費電力を一定にすることが可能になる。
また、図5に示すLEDD1〜D5をフルカラー発光型LED121a,121bとして機能させる場合には、駆動制御手段115によって駆動手段112をフィードバック制御することにより、演出時の色調及びコントラストを安定させた演出用照明装置を得ることができる。或いは、図5に示すLEDD1〜D5を、回胴リール装置200の回胴リールR1,R2,R3裏面のバックランプ107に適用する場合には、ビッグボーナス等の特別役に当選した際の演出を、安定した色調及び輝度でLEDD1〜D5を発光させて効果的に行うことができる。
なお、上述した実施の形態ではいずれも、前扉101の前面上部に比較的小型の液晶表示装置103dを具備したスロットマシン100を例に挙げて本発明を説明したが、これに限らず、近年の、前扉101の前面中央部の略全域を覆いその中央部分を略矩形状に透明化した所謂ドーナツ状の大型液晶表示装置を具備したスロットマシンに本発明を適用しても良いことは勿論である。
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る遊技機は、LED等の発光素子を駆動パルス信号の印加でダイナミック駆動する構造の遊技機に用いて有用であり、特に、発光素子の個体差に起因して生じる発光輝度等のバラツキを回避しつつ制御する必要がある遊技機に適している。
本発明に係るスロットマシンの外部構造を示す正面図である。 本スロットマシン外部構造を示す斜視図である。 前扉を開放した状態で本スロットマシンの内部構造を示す背面図である。 本スロットマシンに搭載された主基板を含む制御系全体を概略的に示す回路図である。 図4におけるサブ制御基板等によって制御される部分を示す回路図である。 本実施形態における各テーブル毎のLED時間換算表を示す図である。
符号の説明
100…スロットマシン(遊技機)
103a,104a,104b…演出用ランプ
107…バックランプ
112…駆動手段
113…第1検出手段
114…第2検出手段
115…駆動制御手段
121a,121b…フルカラー発光型LED
200…回胴リール装置(可変表示装置)
D1〜D5…LED(発光素子)
Q1〜Q5…npn型バイポーラトランジスタ
R1,R2,R3…回胴リール
Ra〜Re…抵抗

Claims (5)

  1. 定格が等しい複数の発光素子を駆動制御して所定の演出を行ってなる遊技機において、
    前記複数の発光素子に夫々、駆動パルス信号をそのデューティ比を変更しつつ印加する駆動手段と、
    前記発光素子の個体差に起因する該発光素子駆動時の電圧値又は電流値のバラツキを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記バラツキの情報に基づき、各発光素子駆動時の電圧値又は電流値を一定にするように前記駆動手段をフィードバック制御する駆動制御手段とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記検出手段は、前記駆動パルス信号印加時における前記各発光素子への導電路の電圧値又は電流値を検出する第1検出手段と、該第1検出手段によって検出された電圧値又は電流値のバラツキを検出する第2検出手段とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記複数の発光素子がLEDからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記複数の発光素子がフルカラー発光型LEDからなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 所定の抽選結果に応じた図柄を表示する可変表示装置を備え、
    前記複数の発光素子は、前記可変表示装置に備えた回胴リールの裏面に設置されるバックランプを構成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機。
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