JP2005137281A - フレキシブルボディルアー - Google Patents

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【課題】 部分片を可撓性心材で連結したフレキシブルボディルアーにおいて、浮力を有するエアーポケットをほゞ均等配分位置に付与したために、ルアーの種類に応じた適正な水中姿勢を取りやすく、ディープダイビングにも即応しやすいフレキシブルボディルアーを提供する。
【解決手段】 ルアーボディが、推進軸方向に間隔をおいて断続的に幾つかに分割してなるプラスチック製の部分片の連続であって、各部分片が一連に貫通する可撓性心材により結合してなり、各部分片の間の間隔において可撓性心材が曲がり得るようにフレキシブルであって、そのうちの先端のものを頭部分片として、後端のものを尻部分片としてそれぞれ軸方向に大きく寸法を取るとともに、その頭部分片と尻部分片とに気体が封じ込まれる中空のエアーポケットを形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ルアーフィッシングにおいて魚を釣る疑似バリとして使用するルアーであって、連続する多数の部分片を可撓性心材で連繋した構成により、自在にくねらせ得るようにしたフレキシブルボディルアーに関する。
ルアーの種類については、色や形、大きさ、材質、または浮くもの、沈むもの、音を出すもの、等とタイプも膨大であるが、従来、疑似餌の生物に似せて体を自在にくねらせることができるものは、塩化ビニール等のソフトプラスチックで成形されるソフトルアーだけであった。しかし、これは、強度が無いために軟質本体にフック等を取り付けることはできない等の問題があったので、この出願人においては、硬質または半硬質プラスチックのフレキシブルボディルアーを開発し先に出願した(平成15年2月5日提出)。
図6は、そのうちの魚に似せた一例を示したもので、比較的大きな頭部分片31,胸部分片32,尻尾部分片33とに分けるとともに、それらの間に1または複数の短部分片34,34,・・を介在させ、全体をワイヤー素材の可撓性心材30の通しで連結し、頭部分片31と一体成形されるリップ35に釣り糸を結ぶアイ36を、胸部分片32と尻尾部分片33とにフックを掛けるアイ37,38がそれぞれ取り付けられる。
これによると、各隣接する部分片の間には可撓性心材30が曲がり得る間隔が設けられているため、全体的にフレキシブルとなるものであるが、各部分片の比重が大きく、殊に、比較的大きな頭部分片31,胸部分片32,尻尾部分片33により重みがあるために、水面に投げ入れたときに沈みやすいことから、浮力を与えるために、釣り糸を引くことによる必要以上の水中速度に加速することになる不都合があり、このことから軽量化する必要が感じられた。
軽量化については、プラスチック素材自体の比重によれば限界があり、また、細かくされた各部分片を中空に軽く形成することも技術的、コスト的に困難である。そこで、最も大きな頭部分片に空気が密封される中空のエアーポケットを設けた試みを行なったが、これによると、水中では頭部が浮上して上向き姿勢となりがちであり、釣り糸を速く引いても潜行に時間がかかる焦れったさを味わうことになる。殊に、深い箇所を狙うディープダイバーの釣り方において、着水後短時間に妙味あるレスポンスが得られるようにするためには、着水直後に直ちに潜行姿勢をとるようになすことが重要であることが分かった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、部分片を可撓性心材で連結したフレキシブルボディルアーにおいて、浮力を有するエアーポケットをほゞ均等配分位置に付与したために、ルアーの種類に応じた適正な水中姿勢を取りやすく、ディープダイビングにも即応しやすいフレキシブルボディルアーを提供することを課題とした。
上記の目的を達成するために、第1発明は、ルアーボディが、推進軸方向に間隔をおいて断続的に幾つかに分割してなるプラスチック製の部分片の連続であって、各部分片が一連に貫通する可撓性心材により結合してなり、各部分片の間の間隔において可撓性心材が曲がり得るようにフレキシブルであって、そのうちの先端のものを頭部分片として、後端のものを尻部分片としてそれぞれ軸方向に大きく寸法を取るとともに、その頭部分片と尻部分片とに気体が封じ込まれる中空のエアーポケットを形成したことを特徴とするフレキシブルボディルアーを提供するものである。
また、第2発明は、ルアーボディが、推進軸方向に間隔をおいて断続的に幾つかに分割してなるプラスチック製の部分片の連続であって、各部分片が一連に貫通する可撓性心材により結合してなり、各部分片の間の間隔において可撓性心材が曲がり得るようにフレキシブルであって、そのうちの先端のものを頭部分片として、後端のものを尻部分片として、中間のものを腹部分片としてそれぞれ軸方向に大きく寸法を取るともに、その頭部分片と尻部分片と腹部分片とに気体が封じ込まれる中空のエアーポケットを形成したことを特徴とするフレキシブルボディルアーを提供する。
フレキシブルボディルアーを上記のように構成したから、浮きとなるエアーポケットが頭部分片ばかりでなく、その反対の尻部分片にも設け(請求項1)、或いは、中間にも設け(請求項2)、それらのエアーポケットの位置と大きさを調整して設定することにより、ルアーの種類に応じて適正に全体的なバランスを自在に取ることができる。
なお、可撓性心材は一本よりは二本以上が好ましく(請求項3,4)、例えば上下に一対設ける方式によれば(請求項3)、一本の場合よりはルアーを使用している時に復元力が強くなり、捻れや折れの癖がつきにくくなり、泳ぎが安定する。また、二本以上使用することにより(請求項4)、使用する心材の一本一本を更に細い心材とすることができ、さらにソフトで、リアルな泳ぎを出させることができる。
以上説明したように、この発明によれば、部分片を可撓性心材で連結したフレキシブルボディルアーにおいて、浮力を有するエアーポケットを先端部と後端部、または先端部と後端部および中間部というように、ほゞ均等配分位置に付与したために、浮力の均衡によりルアーの種類に応じた適正な水中姿勢を取りやすく、ディープダイビングにも即応しやすく、また、水面を這うように動くルアーであると浮力でそのような姿勢を取りやすいというように、釣果を上げうる性能の良いフレキシブルボディルアーを提供する上に優れた効果を奏するものである。
また、可撓性心材は一本よりは二本以上が好ましく、例えば上下に一対設ける方式によれば、一本の場合よりはルアーを使用している時に復元力が強くなり、捻れや折れの癖がつきにくくなり、泳ぎが安定する。また、二本以上使用することにより、使用する心材の一本一本を更に細い心材とすることができ、さらにソフトで、リアルな泳ぎを出させることができる。
図1ないし図3は、第1発明に係る一実施の形態を示したもので、そのフレキシブルボディルアーRは、頭部分片1と尻部分片2との間に多数の短部分片4,4a,・・を介在させ、隣接する部分片1,2,4,4a間にほぼ一定の間隔5,5,・・を設けた状態で、上下一対の可撓性心材7,7により一連に連結してあり、頭部分片1と尻部分片2とに空気を封じこんだエアーポケット8,8が形成される。なお、頭部分片1にリップ9が突設されているが、種類によっては付けないことがある。
頭部分片1は、魚の胸部に至るまでに長く形成され、魚が背中を上にして泳ぐように、ほゞ上半部においてエアーポケット8が中空に形成され、その下に重り11の収納室10が形成される。また、尻部分片2においても、同じ意味から上部にエアーポケット8の別室8aを設け、その部分で浮力を加算してある。また、頭部分片1の先端に釣り糸を掛けるアイ13を突設し、頭部分片1の後端腹部と尻部分片2の後端にそれぞれフックを掛けるアイ15,15が突設される。
各短部分片4,4a,・・は、魚の胴体を輪切りにした形状であって、可撓性心材7,7との結合により隣接する頭部分片1や尻部分片2、短部分片4,4aとの間に間隔5,5,・・を有するが、その間隔が横に抜けない状態に見えるように、一つおきの短部分片4には、幅中央に間隔5,5を塞ぐ縦突条17,17が形成される。したがって、各間隔5においては、縦突条17によって上下の曲がりが阻止されることになる。つまり、このルアーの場合であると、魚を模していることに配慮したもので、先行例の場合(図6の二点鎖線参照)とは違って、ルアーRが横に体をくねらせるだけのフレキシブル形態となっている。しかし、いずれの方向にもくねらせるルアー(例えばミミズ)の場合は、縦突条17,17は基本的に不要である。
可撓性心材7には、細い糸状の金属線で撚ったワイヤーが用いられるが、その他にピアノ線やプラスチック線などを用いることができる。また、図5に示すように、金属やプラスチックの薄板を使用することもできる。ちなみに、製造における可撓性心材7の入れ方については、様々となるが、射出成形の手法を有効に取ることができる。その場合には、例えば、エアーポケット8を設ける頭部分片1と尻部分片2とは、エアーポケット8を備えたおおよその形状に予め成形してから、全体を組み立てる射出成形に臨ませるようにすると良い。
図4は、主に第2発明に係る一実施の形態を示したもので、そのフレキシブルボディルアーRは、頭部分片1と尻部分片2との中間に腹部片3を設け、腹部片3と頭部分片1および尻部分片2との間にそれぞれ複数の短部分片4,4a,・・を介在させてある。この場合は、1本の線材からなる可撓性心材7が用いられるが、前記の実施形態のものと同様に、一つおきの短部分片4には、縦突条17,17が形成されているので、これによって横へのくねり動作だけをなすことになる。
図5は、可撓性心材7に金属製の薄板材が使用された場合を示したもので、頭部分片1と尻部分片2とにエアーポケット8,8を設けるために、可撓性心材7の薄板に広い貫通孔19,19を設け、そこに浮き子21,21を予めはめ込んだ状態でルアーRがインサート成形されている。また、可撓性心材7の結合を強固にするために、成形時にその材料が詰まる細孔23,23,・・が設けられている。この場合は、可撓性心材7が薄板として横にのみ曲がり得るので、縦突条を有しないストレートな輪切り形状の短部分片4,4,・・のみが使用される。なお、この図では第1の実施形態として図示したが、腹部片3を有する第2の実施形態であっても同様に薄板を使用できる。
この発明に係る一実施の形態を示すフレキシブルボディルアーの斜視図である。 同フレキシブルボディルアーの縦断面図である。 同フレキシブルボディルアーの一部拡大した平面図である。 別の実施の形態を示すフレキシブルボディルアーの斜視図である。 さらに別の実施の形態を示す縦断面図である。 この発明の先行例を示すフレキシブルボディルアーの縦断面図である。
符号の説明
1 頭部分片
2 尻部分片
3 腹部分片
4,4a 短部分片
5 間隔
7 可撓性心材
8 エアーポケット

Claims (4)

  1. ルアーボディが、推進軸方向に間隔をおいて断続的に幾つかに分割してなるプラスチック製の部分片の連続であって、各部分片が一連に貫通する可撓性心材により結合してなり、各部分片の間の間隔において可撓性心材が曲がり得るようにフレキシブルであって、そのうちの先端のものを頭部分片として、後端のものを尻部分片としてそれぞれ軸方向に大きく寸法を取るとともに、その頭部分片と尻部分片とに気体が封じ込まれる中空のエアーポケットを形成したことを特徴とするフレキシブルボディルアー。
  2. ルアーボディが、推進軸方向に間隔をおいて断続的に幾つかに分割してなるプラスチック製の部分片の連続であって、各部分片が一連に貫通する可撓性心材により結合してなり、各部分片の間の間隔において可撓性心材が曲がり得るようにフレキシブルであって、そのうちの先端のものを頭部分片として、後端のものを尻部分片として、中間のものを腹部分片としてそれぞれ軸方向に大きく寸法を取るともに、その頭部分片と尻部分片と腹部分片とに気体が封じ込まれる中空のエアーポケットを形成したことを特徴とするフレキシブルボディルアー。
  3. 可撓性心材が上下一対に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のフレキシブルボディルアー。
  4. 可撓性心材が二本以上設けられていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のフレキシブルボディルアー。

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