JP3119592U - ルアー - Google Patents

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Abstract

【課題】ホタルイカの動きに疑似し、キャスティング飛距離のでるイカ型ルアーの提供を目的とする。
【解決手段】イカ型ルアーであってボディの頭部よりに内臓したウエイトを有し、このウエイトより尾側に位置して且つボディに内臓しボディ材質より軽い浮力発生部材を有し、ボディの尾側に釣り糸連結部を有していることを特徴とする。
ここで、ボディ形状はホタルイカに疑似しており、ボディ材質は樹脂であり、浮力発生部材はバルサであるのが望ましい。
また、尾側にイカの尾ヒレ状のリップを形成するとキャスティング時に飛距離がでる。
【選択図】 図1

Description

本考案は魚釣り用のルアーに関する。
特に、ホタルイカ型のルアーであり、動きがホタルイカに疑似し、キャスティング飛距離のでるルアーに係る。
フィッシングにおいて疑似餌として使用するルアーは、小魚、エビ、昆虫等フィッシングの対象魚によって各種タイプが存在する。
この場合にルアーのボディ内部にウエイトを内臓する技術は公知である(特許文献1〜3)。
しかし、これらは小魚の泳ぎに疑似させようとしたものであり、その動きも小さいものであった。
実用新案登録第3092038号 実用新案登録第3082395号 実用新案登録第3109463号
この考案はホタルイカの動きに疑似し、キャスティング飛距離のでるイカ型ルアーの提供を目的とする。
本考案に係るルアーは、イカ型ルアーであって、ボディの頭部よりに内臓したウエイトを有し、このウエイトより尾側に位置して且つボディに内臓したボディ材質より軽い浮力発生部材を有し、ボディの尾側に釣り糸連結部を有していることを特徴とする。
ここで、ボディ形状はホタルイカに疑似しており、ボディ材質は樹脂であり、浮力発生部材はバルサであることが望ましい。
また、ボディの尾側にイカの尾ヒレ状のリップを形成してあるのがよい。
イカ型のルアーボディの頭部よりにウエイトを内臓し、尾側にバルサ等の水より軽い浮力発生部材を内臓したことにより、ウエイトによりイカ型ルアーボディの頭部が下になりそれより上になるバルサ等の浮力発生部材にてルアーが上下方向に動きホタルイカが泳ぐようにフォールする。
また、ルアーの着底後は浮力発生部材によりユラユラと魚を誘うように動く。
尾側にイカの尾ヒレに似たリップを形成したことにより、キャスティング時には飛距離がでる。
よって、本考案に係るルアーは、黒鯛、キジハタ、カサゴ等の根魚に適している。
図1に本考案に係るイカ型ルアー1の外観斜視図を示し、図2にその断面図を示す。
ルアーのボディ10はホタルイカに疑似していて目のある方を頭部11とし、尾12側に釣り糸20を接続する連結環16を有している。
ボディの尾12には平面視略三角形状のヒレ状のリップ15a、15bをボディに対して略水平方向に形成してある。
ボディ10の頭部よりには金属等のウエイト14を内臓してあり、ウエイト14より尾側のボディ中央部から尾にかけてバルサからなる軽い浮力発生部材13を内臓してある。
頭部の先には針連結環17aを設けて、これに2本針18aを接続してあり、ボディの中央部には針連結環17bを設けて3本針18bを接続してある。
ここでウエイト14は鉛等比較的比重の大きい、加工のしやすい金属が望ましく、浮力発生部材もバルサに限定する必要はないが加工しやすく、軽く、樹脂に鋳込みやすい点ではバルサが好ましい。
ルアーの製造方法は特に限定されないが図2に例を示す。
金属製ワイヤー19の一方に釣り糸連結環16を形成し、他方に針連結環17aを形成し、金属製ワイヤー19の中央部付近より略直角方向に枝分かれした分岐ワイヤー19aを連結して針連結環17bを設ける。
金属製ワイヤー19のルアー頭部となる位置にウエイト14を連結する。
楕円球形をしたバルサの長径方向に溝等を形成し、この溝に上記芯材を嵌め込み、ラクビーボールのような形状の浮力発生部材13にする。
次にバルサを取り付けた芯材の周囲を樹脂で鋳込みボディ10を成形した。
また、バルサの表面をホタルイカのボディ色に合わせて赤味が生じるように着色してあるとボディの樹脂を透光性の有する材料にすることで深みのある外観に仕上がり、ホタルイカに疑似してくる。
ボディの表面には必要に応じて目等を描いてある。
ボディの尾12側にボディに対して略水平方向の三角形状リップ15a、15bを形成したので図3に模式図を示すようにキャスティング時にはリップ15a,15bが翼の作用をして遠くまで飛ぶ。
また着水時には、図4に示すようにバルサで製作した軽い浮力発生部材の浮き作用により上下方向にリフトアンドダウンしながらゆっくり沈む。
この動きはホタルイカの泳ぎに似ている。
また着底後には、バルサの作用にてユラユラゆれる。
これにより、ホタルイカを食餌とする対象魚の食い付きがよい。
本考案に係るイカ型ルアーの外観斜視図を示す。 イカ型ルアーの断面図を示す。 ルアーを投げ込む模式図を示す。 海中のルアーの動きを模式的に示す。
符号の説明
1 ルアー
10 ボディ
11 頭部
12 尾
13 浮力発生部材
14 ウエイト
15a,15b リップ

Claims (3)

  1. イカ型ルアーであって、ボディの頭部よりに内臓したウエイトを有し、このウエイトより尾側に位置して且つボディに内臓したボディ材質より軽い浮力発生部材を有し、ボディの尾側に釣り糸連結部を有していることを特徴とするルアー。
  2. ボディ形状はホタルイカに疑似しており、ボディ材質は樹脂であり、浮力発生部材はバルサであることを特徴とする請求項1記載のルアー。
  3. ボディの尾側にイカの尾ヒレ状のリップを形成してあることを特徴とする請求項1又は2記載のルアー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015043713A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社シマノ ルアー
JP2015524666A (ja) * 2012-08-17 2015-08-27 クランカ・ピーティワイ・リミテッドCranka Pty Ltd ルアー
JP2021000001A (ja) * 2019-06-19 2021-01-07 株式会社デップトーキョー 釣用ルアー

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