JP2015524666A - ルアー - Google Patents

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Abstract

本発明は、海洋生物の外観を有し且つ非浮揚性部材と水面下でこの非浮揚性部材の上方で浮動するように非浮揚性部材に接続される又は接続可能な少なくとも1つの浮揚性部材を備えるルアーに関する。

Description

本発明は、魚又は他の海洋生物をおびき寄せるために使用されるルアーに関する。
ルアーは、魚の注意を引き付ける、典型的には、魚にルアーを噛ませるために使用される。これらのルアーは、しばしば、ルアーを噛む魚を引っ掛ける1つ以上の針で形成される。
ルアーは、通常、特定のタイプの魚を捕獲するように設計される。従って、各ルアーは、捕獲しようとしている魚の通常の食べ物の外観を擬態する。
ルアーの有用性にもかかわらず、魚は、餌(例えば、生き餌や新鮮な実際の生物)により引き付けられる。なぜなら、餌は、魚が通常食べる物の匂いを有する又はその物のように動くからである。餌の動きは魚の目をキャッチし、匂いは餌が目の届かないところにある場合でも魚を引き付ける。しかしながら、餌は、冷凍されていない限り良好に保たれず、冷凍が利用できない状況でルアーはより実用的である。
この明細書で使用される用語“肢”及び“肢(複数)”のような変形は、その範囲内において、制限するわけではないが、脚、腕、尾、ひれ状の足、頭、ひれ又は羽を含む海洋生物の付属器官及び四肢を含むことを意図している。
この明細書で使用される用語“浮揚性の”及び“浮揚性”のような変形は、海水等の水での浮揚性をさすが、新鮮な水や他の流体における浮揚性を指してもよい。
本発明は、海洋生物の外観を有し、且つ
非浮揚性部材と、
水面下で前記非浮揚性部材の上方で浮動するように前記非浮揚性部材に接続される又は接続可能な少なくとも1つの浮揚性部材を備えるルアーを提供する。
好適な実施形態は、材料本体内に包まれる又は材料本体中に鋳込まれるオモリを提供できる。
好適な実施形態は、使用中に浮揚性部材によって非浮揚性部材の上方に支持される釣り針を提供できる。
好適な実施形態は、浮揚性部材中にセットされる釣り針を提供できる。
好適な実施形態は、蟹の形状に形作られたルアーを提供できる。
好適な実施形態は、1つ以上の浮揚性部材を提供でき、前記1つ以上の浮揚性部材は、それらの部材又はそれらの部材の各々においてルアー周りで動く水に目に見える動きを引き起こさせることを可能とする密度を有する材料から形成される。
好適な実施形態は、ルアーがまねる即ち擬態しようとする海洋生物のスケールパターンを再生するように形作られる及び/又は着色(例えば、光が少ない又は濁った状態に対して、又は特定のエリアにおける蟹が自然に光を放つところでUV発光ペイントを使用すること)されえる。例えば、図1に示されるような蟹のスケールパターンが提供されえる。
好適な実施形態は、ルアーの投げ込みや沈降レートを調整するように、好ましくはルアーの内部に配置される相互交換可能なオモリを使用できる。オモリは、例えば、蟹に形作られたルアーに対しては、オモリの1つ(又は、オモリが無い場合ルアー自体)が、ルアーを実際の蟹が沈むのと同じレートで沈ませるように選択される。
浮揚性部材は、少なくとも1つの浮揚特性を有することができる。
浮揚性部材は、非浮揚性部材よりも大きな浮揚性の物でありえる。
浮揚特性とは、浮揚性部材が非浮揚性部材よりも密度が小さい材料から形成されることであってもよい。浮揚特性とは、浮揚性部材が非浮揚性部材よりも平均密度が小さい材料から形成されることであってもよい。浮揚特性とは、浮揚性部材が非浮揚性部材の上方に浮動するように形作られることであってもよい。
浮揚性部材は、非浮揚性部材の上方に浮動するように成形されえる。
浮揚性部材は、1つ以上のエアポケットを含みえる。
浮揚性部材の平均密度は、浮揚性部材が形成される材料と1つ以上のエアポケット中の空気との組合せ質量を、浮揚性部材が形成される材料によって包まれる且つ前記1つ以上のエアポケットの容積を含む容積で割ることで計算可能である。
浮揚部材は、軟質プラスチック材料、発泡材、硬質プラスチック材料及びゴムの1つ以上から少なくとも部分的に形成されえる。
前記浮揚性部材は、海洋生物の肢の外観を有しうる。
前記ルアーは、更に、オモリを備えることができる。
前記非浮揚性部材は、材料本体を備えることができ、前記オモリは、前記材料本体に鋳込まれる。
前記非浮揚性部材の前記平均密度は、前記オモリと前記材料本体の組合せ質量を前記オモリと前記材料本体の容積の組合せ容積で割ることで計算することができる。
本発明は、また、海洋生物の少なくとも一部の外観を有する浮揚性部材を提供し、この浮揚性部材は、
浮揚性本体と、
前記浮揚性部材によっておびき寄せられる海洋生物へ定着するための定着部材とを備える。
好適な実施形態は、更に、前記浮揚性部材を釣り具へ取付けるための取付け部材を含むことができる。
本発明の一実施形態に係るルアーの透視平面図である。 図1のルアーの分解された即ちばらにされた図である。 ルアーの他の実施形態の本体の部分横断面図である。 防御位置にある右(浮揚性)爪を有する水の下に位置される図1のルアーの正面図である。 図1のルアーの側面透視図である。 図1のルアー本体の上部がその本体の下部に固定される前の、ルアー本体のその上部の下側の大写し図である。 図1のルアーの下部の分解図である。 本体に配置される脚を有する図7のルアーを示す。 本体内の所定位置に脚を固定するベースプレートを有する図8のルアーを示す。 流体のための流路を特定してルアーから匂いを散布する、本発明に係るルアーの他の実施形態の側面断面図である。 匂いがルアー内に導入され且つ水がルアーに入って匂いと混じる後部匂い孔を示す、図10のルアーの上面図である。 匂いと水の混合物がそこを通ってルアーを出て周囲の水に入る前部匂い孔を示す、図11のルアーの正面図である。
好適な実施形態は、添付の図面を参照して、単なる非制限例を介して説明される。
図1に示されるルアー10は、海洋生物の外観を有し、特に、蟹の外観を有するように形作られる。ルアー10は、非浮揚性部材12と多数の浮揚性脚14を備える。
浮揚性肢14は、水面下で非浮揚性部材12の上方に浮動するように非浮揚性部材12に接続される。
ルアー10は、更に、ルアー10によっておびき寄せられる魚(図示せず)を引っ掛けるために、夫々の浮揚性肢14へ取付けられる一対の三叉の釣り針16を備える。
ルアー10は、魚をおびき寄せるように蟹の外観を有し、この蟹は、魚の通常の食物の一部である。このために、非浮揚性部材12は、蟹の頭胸部の外観を有するように成形され、浮揚性肢14は、爪の外観を有し、ルアー10は、更に、蟹の脚の外観を有する非浮揚性肢18を備える。蟹の脚18と頭胸部12は、共に非浮揚性部材を構成することができるが、本実施形態は、ルアー10の実質的な組み付け解除を可能とするように分離された又は分離可能な機能部である。
加えて、脚18を有するか又は有さない非浮揚性部材12と浮揚性部材14は、同じ又は同様な材料から形成することができ、非浮揚性部材12は、非浮揚性部材12を水中に沈降させるようにオモリを含む又はカプセルに包む。例えば、非浮揚性部材12と浮揚性部材12は、軟質又は硬質プラスチック材料から形成することができる。しかしながら、図1に示される実施形態では、非浮揚性部材12は、硬質プラスチック材料から形成され、浮揚性部材14は、軟質プラスチック材料(例えば、発泡材)から形成される。
非浮揚性部材12が硬質プラスチックから形成され、脚18が軟質プラスチックから形成されてもよい。脚18が軟質プラスチックから形成される場合、ルアーを通って移動する水は、ルアー10を作る脚18の動きを水の下で這うように見せる。更に他の代替として、脚の幾つかは、他の脚よりもより剛性の高い材料から形成することができ、それによって、より高い剛性材料から形成された脚は、水体の床の上方にルアー10を維持し、他方、水は、ルアー10を作るようにより剛性の低い材料から形成された脚の動きを水体の床を這うように見せる。
非浮揚性部材即ち本体12、や浮揚性部材14の形状と表面は、特定の生物の外観をまねるように設計されることができる。当然のことながら、非浮揚性部材12の形状と外観における変形に関する以下の記述は、浮揚性部材14の形状と外観に同様に適用可能である。
非浮揚性部材12は、上述のように、輪郭が作られ(例えば、形作られ)て、生きた蟹の頭胸部のスケールパターンを模造する外観(例えば、色、反射率)が与えられる。例えば、非浮揚性部材12は、種々の色、サイズ、光沢、スケールパターン及び重みで提供されえ、生きた蟹や他の生物、特に、ルアーの使用が意図される特定のエリアに固有の蟹や生物、の色、サイズ、光沢、スケールパターン及び重みと同じ特性をまねるように適切な非浮揚性部材12の選択を可能とする。設計における同じ変化性は、肢14、18にも当てはまり、肢14、18の特性は、本体12の特性とは独立して選択することができる。
加えて、非浮揚性部材12と浮揚性部材14の数は、特定の海洋生物と一致する外観、又は病気や傷付いた海洋生物の外観(例えば、爪が取れた蟹)さえ提供するように選択することができる。
図2を参照すると、本体12は、2つの非類似の部品20と22及びオモリ44を備える。これらの部品20と22は、一体に、永久的に溶接、接着又は接続されて非浮揚性頭胸部部材12の大部分を形成する。オモリは、本体12をオモリ44の周りに鋳造するなどして本体12内へ形成することができる。しかしながら、以下に記述のする実施形態では、オモリ44は、除去可能な方法で、本体12内に取り付けられる又はカプセルに包まれる。これによって、オモリ44を、異なるサイズ及び/又は質量の他のオモリと相互交換することができる。
図3に示される他の実施形態では、部品20iと22iは、一体に接続可能で擬態された蟹頭胸部12iを形成する。なお、これらの部品20iと22iは、夫々、擬態された頭胸部12の下部品と上部品であるが、本体12と類似の本体12iは、本体12iを形成するために任意の数の異なる方法で一体となる任意の数のコンポーネントを備えることができる。
部品20iと22iは、任意の既知のシステムで一体に接続することができ、図3に示される突出部24と26、スロット28と30、及び孔32の協働システムを含む。部品20iと22iを一体に組み付けるために、突出部24は、スロット28内へ挿入される。下部品20iの回転によって、突出部24は、スロット28内へ更に進入して、突出部26をスロット30内で上下に架け渡す。一旦スロット30内に完全に挿入されると、突出部26のこぶが孔32内へ突出して突出部26をスロット30内の所定位置に保持し且つ下部品20iを上部品22iにロックする。部品20iと22iを分離するために、突出部26のこぶが孔32内へ押し返されるため突出部26をスロット30から引き抜くことができる。
図2の実施形態を更に参照すると、本体12の下部品20は、下部品20を貫通して延在する1対の貫通孔34を含み、上部品22は、協働する対の窪み36(図6を参照)を含む。2つの部品20と22が一体に溶接或いは固定されると、貫通孔34と窪み36は、一列になって下部品20の下側からアクセスできるより大きな窪み即ち凹所を形成する。凹所は、各々、一組の脚18の基部80、即ち一部を受容するように形作られる。
ルアー10は、更に、部品20と22とが一体となる前に、上部品22内の夫々のキャビティ40内に受容される2つのボールベアリング38を含む。キャビティ40は、下部品20の上表面と共にガタツキ室を形成する。組み付けられた蟹本体12が動く(例えば、水や魚の衝突の影響下で)と、ボールベアリング38がガタツキ室内で回ってガタつき、蟹の爪を蟹の頭胸部の前外側の歯又は側方のとげ状突起に、又は角やこぶに擦る際に蟹によって作られる音をまねる。
下部分20は、ルアー10の“頭部”の前に向かう2つの浮揚性キャビティ41を含む。これらのキャビティは、本体12の上部品に小さな浮動性を提供してルアー10が水体の床上に引っ繰り返って着座する場合、ルアー10自身が“復元する”のを助ける。キャビティ41は、一般的に、空気が充填され、ルアー10が水を通って沈降するので、且つそれが水体の床の上に静止する時に、ルアー10の正しい位置を維持するのを助ける。
これら2つのキャビティ41は小さく、三角形である。しかし当然のことながら、任意の数のそのようなキャビティがあってもよく、且つこれらのキャビティが任意の望ましい形状を有していてもよく、或いは、キャビティ41がある状況下では全くなくてもよい。加えて、浮揚性部材14はルアー10が沈降する時、及びルアー10が水体の床に静止する時に、非浮揚性部材12の配向が維持されるように、非浮揚性部材12に対して位置決めされる又はそれに接続されることができる。
下部品20は、更に、主要中央貫通孔42を含み、上部品22は、その貫通孔と一直線になるスロット46を含む。各部品20、22に対して、貫通孔42又はスロット46は、本体12の中間の下を前から後ろへ延在し、横断面で実質的に三角形であるが、任意の形状を使用することができる。
上部品22と下部品20が一体に固定されると、貫通孔42とスロット46は、本体12内に大きな凹所47を形成する(図7を参照)。匂い製品(例えば、オイル、カプセル又は蟹の肉)が凹所47内に配置され、従って、凹所47は、匂い室を形成することができる。
オモリ44が図9に示されるように、下部品20の下側に接続されると、貫通孔42、窪み46及びオモリ44によって形成される匂い室47は、実質的に閉鎖される。匂い室を実質的に閉鎖すると、匂いはトラップされ匂い室を冗長にしながら、匂いが下部品20とオモリ44との間からゆっくり漏出し、ルアー10周りの水に匂いを与える。
図3を再び参照すると、上部品22iと下部品20iが解放可能に接続可能である場合、下部品20iは、上部品22iにおけるスロット46iと類似の細長いスロット42iを含む。上部品22iと下部品20iを、両者の間にオモリ44をトラップするように一体にすることができ、オモリ44の突出部48は、上部品22iのスロット46i内に受容され、それによって、本体12iが組み立てられると、ベースプレート即ちオモリ44を2つの部品20iと22iとの間の所定位置に保持する。オモリ44の下のスロット42i中の空隙は実質的に閉鎖され、上述のものと同様の匂い室を構成することができる。
上部品22i又は下部品20iのスロット42i又は46iは、二者択一的に形作られてよく、それによって、突出部48を受容するため及び突出部48によって占有されていない窪みのエリアに匂い室を形成するために十分に大きいことから、他の部品20iや22iにおける窪みの必要性が回避される。
示される実施形態の匂い室とは対照的に、従来の技術の匂い室は、典型的に、匂いがルアー本体を出る専用のチャネルを有する。水中への匂いの散布は、チャネルの開口の性質に起因して迅速に生じる。従って、当然のことながら図面に示されるルアー10の匂い室は、水中への匂いのゆっくりとした散布のみを許容することが意図され、且つそのようなゆっくりとした散布を許容する匂い室の任意の類似の配置が本開示内容に含まれることが意図されている。
図2と図6を参照すると、一対の組合せセットの溝50(上部品22と下部品20の各々に一セット)は、下部品20の貫通孔34と貫通孔42との間及び上部品22の窪み36とスロット46との間に本体12の後から且つ本体12の外方へ蟹の爪が典型的に頭胸部12に接続される位置まで延在する溝を含む。上部品22のセットの溝50の各溝は、下部品20のセットの溝50の1つの溝と組合い、2つの部品20と22が一体となる時に、それらのセットの溝50は、本体12を貫通するトンネルを形成する。これらの溝50は、ぴったりと貫通ワイヤ52を受容するように形作られて、本体12の2つの部品20と22が一体になると、貫通ワイヤ52は、トンネルのパスに一致してその中にトラップされる。
ルアー10の組み立てられた状態において、貫通ワイヤ52は、本体12の側部と後部から外方へ延在し、ワイヤ52と本体12は、図1に示されるように、3つのループ54、56、58を形成する。使用中、釣り糸60は、後部ループ58へ(又は、図5に示されるように、スプリングリング62を介して後部ループ58へ)繋がり、2つの浮揚性爪14は、側方即ち側部ループ54と56に繋がる。
貫通ワイヤ52の各端部に、チャンネル50内の曲りや湾曲部66と一致する、ある角度、例えば、90°で通過する曲りや湾曲部64が有る。曲がり66は、貫通ワイヤ52の端部64を本体12に固定し、魚が各側方ループ54、56に取り付けられた肢14を引っ張った時、ワイヤの引き抜きを防止する。
当然のことながら、他の配置や接続部を、浮揚性肢14を非浮揚性部材12に接続するために、及び同様に、脚18を非浮揚性部材12に接続するために使用することができる。幾つかの実施形態では、接続部は、非浮揚性部材12に対する浮揚性部材14及び/又は脚18の動きを、ルアー10がまねるように設計される蟹や海洋生物の動きをより近似して再生する動きに制限するように選択される。
本体12の上部品22と下部品20両方の前部に、各々が凸状の後部壁72と74を有する対の凹み68と70が有る。上部品22と下部品20が一体となると、下部品20の凹み68は、上部品22の凹み70と一列になり、2つの凹所を本体12に形成し、各凹所は、凸状後部壁72と74と一列になることによって形成される凸状後部表面を有する。
凹み68と70によって形成される凹所は、蟹の目を擬態する楕円形の目やレンズを受容するように形作られる。これらの目76は、凸状後部表面に糊付けされるか又は任意の適切な方法で取り付けることができる。
或いは、各凹み68、70の凸状後部壁を取り囲むスロットが設けられてもよい。上部品22と下部品20が一体になると、下部品20のスロットは、上部品22のスロットと一列になって、スロット72と74によって取り囲まれる面積は、各窪みの横断面積よりも大きくなる。
次に、楕円形の目やレンズは、スロットに遊嵌される又は締り嵌めされるように形作られることができ、上部品22が下部品20に当接すると、目は所定位置にロックされる。次に、目は、スロットによって囲まれるエリアを充填するので、凹みによって形成されるより小さな凹所を通って嵌るには大きすぎる。
ベースプレート即ちオモリ44は、本体12の下部品20の下側に受容される。従って、ベースプレート44は、本体12を下方に押し下げる。ベースプレート44は、実質的に平坦な部分78とその平坦な部分78から延在して突出する突出部48を有する。図2に示される突出する突出部48は、平坦な部分78の前方へ延在するタブ49と後方へ突出するこぶ79を含む(図2を参照)。本体12の下部品20の下側は、下にタブ即ち舌部49が受容されるリップ81と、中に突出部48の大部分が受容される溝47と、背後にこぶ79が受容されるタブ85とを含む。従って、オモリ44は、舌部49がリップ81の下側に受容されるまで溝47を有する下側に沿って突出部48を滑動することによって本体12の下部品20の下側に取り付けることができ、次に、ベースプレート44の後部(こぶ79に最も近い端部)は、下部品20に向かって押されこぶ79をタブ85の背後の位置へ閉じ込め、それによって、オモリ44は、図9に示されるように、本体12の下部品20へ解放可能にロックされる。
本実施形態から離れるが、オモリ44の上表面は、オモリ44を少なくとも部分的に横切るように或いはオモリ44の周囲を少なくとも部分的に囲むように延在するゴム引きされた層即ちリップを含んでいてもよい。オモリ44が下部品20に接続されると、ゴム引きされた層即ちリップは、下部品20に弾性的に重みがかかるように圧縮してオモリ44と下部品20との接続を向上する。従って、水を通るルアー10の下降中、或いは魚がルアー10に衝突する時、オモリ44が外れる可能性が減少する。
なお、オモリ44の本体12の下部品20への接続に先立って、上記で論じられたように、本体12の部品20と22が一体にされる時に、一列になった貫通孔44とスロット46によって形成される溝47に匂いが挿入されえる。
オモリ44は、蟹ルアー10のサイズに比例して設計され、それによって、蟹ルアー10が水に沈降する時に、そのルアー10は、生きた蟹が沈むレートで沈む。同様に、オモリ44の質量は、水に対してルアー10によって提示される表面積を考慮することができる。なぜなら、オモリ44の質量を減少することなく本体12の表面積を減少することはルアーの沈降をより速くするからである。本オモリ44が、例えば、2.2gである場合、4.4gのオモリに交換されると、蟹ルアー10はより速いレートで沈降する。任意の数のオモリ44が存在してもよく、それによって、より速い流れやより深い水において、オモリを増加することができ、それによって、ルアー10はより速いレートで沈降し、より遅い流れやより浅い水において、オモリ44が減少されて、蟹ルアー10は、生きた蟹が沈むレートにより近いレートで沈む。
図3の実施形態において、上部品22iと下部品20iが一体になった時、本体12iが組み立てられると中にベースプレート44が受容される空隙が生成される。それによって、ベースプレート44は、プレート44の重さに関係なく空隙内の所定位置に存在し、他のベースプレート(即ち、異なる質量のベースプレート)は、異なる密度の材料から形成することができ、ベースプレートが一貫した形状又はサイズを有することが可能となる、或いは、同じ限界寸法(例えば、一貫した形状の突出部48と共に突出部48の頂部とベースプレート44の底部との間の距離)を有するように形成することができる。
オモリ44は使用中にルアー10の中の所定位置に相対的に固定されたままであることが望ましい。オモリ44を所定位置に固定すると、ルアー10が降下する時にオモリ44が移動できなくなり、そうでない場合、ルアー10をぎこちなく沈降させ、魚がルアー10に衝突するのを阻止する可能性がある。自由な動きを可能とする場合、オモリ44は、匂い室(例えば、図3に示されるスロット42i)回りに動き、実際に、望ましいレートよりも大きなレートでその室から匂いを押し出す又は吸い出す可能性がある。
オモリ44をルアー10内の又はその上の所定位置に維持するために、ルアー10は、1つ以上の支持体を備えることができる。図3の実施形態では、1つの支持体がスロット42i内に配置される。支持体は、一対のリップ45を備え、リップの1つがスロット42iのいずれかの端部に配置される。リップ45は、一緒に、前方端及び後方端でオモリ44を支え、オモリ44が望ましい所よりも更にスロット42i内に移動することを防止する。その結果、匂い室として使用のために容積が常にスロット42i内に保持される。
当然のことながら、支持体の多くの他の形態を使用することができる。例えば、下部品20iの頂表面(例えば、下部品20iのスロット42iを囲む頂表面の部分)を、リップ45を設ける代わりに使用することができる。或いは、リップ45は、スロット42iの周囲の周りに延在する単一のリップで交換されてもよい。
異なるサイズのオモリが使用される場合、支持体は、各オモリが着座するように設けることができる。例えば、一連の対となるリップは、スロット42iの夫々の端部に段形状を与えるスロット42iの各端部に設けられることができ、それによって、漸進的により小さくなるオモリが段リップの漸進的により近接する対によって支持される。
相互交換可能なオモリ44の代替として、非浮揚性部材即ち本体は、海洋生物の望ましい部分を模造するのに適するものとして形作られる材料の塊(即ち、本体)に鋳込まれるオモリを備えることができる。例えば、オモリは、貫通ワイヤ52上に鋳造される即ち鋳込まれることができ、次に、上部品22と下部品20は、貫通ワイヤ52及びそれに鋳造されたオモリの回りに固定されてオモリを本体12に内に固定する。この場合、オモリは、カプセルに包まれるため、相互交換できないが、複数の異なる重さの本体が、種々の条件での選択使用のために提供される。
脚18が本体12とは別個に形成される場合、本体12の下部品20は、図7にXで示されるような外形とすることができ、脚18の基部80は、その外形と一致するように形作られる。外形Xの各領域内において、上記で論じられたように、一列になった貫通孔34と窪み36、更には凹所87によって形成される凹所がある。
脚18は、共通の基部80で結合するが、別個に設けられてもよい。脚18が下部品20の下側との当接部に倣わされると、各基部80の一対のノブ状の突起89(図2を参照)は、凹所87に受容され、その凹所は、図7に示されるように、一列になった貫通孔34と窪み36によって形成される。次に、ベースプレート即ちオモリ44は、下部品20に接続され、図9に示されるように、脚18を本体12に留めて固定する。
脚18は、共通の基部に集まるのではなくて別々に設けられてもよく、また、任意の他の適切な方法で本体12に接続されることができる。
脚18は、使用中に本体12の下方に留まるように非浮揚性材料から形成することができる。或いは、ルアー10周りに流れる水の影響下で脚18に動きを生じさせるのが有利である場合、脚18は、浮揚性材料から、又は浮揚性材料と非浮揚性材料の両方の組合せから形成することができる。
浮揚性肢14は、各々、蟹の爪の形状に事前形成される。各爪14は、非浮揚性部材12の上で三叉の針16を支持する。図示の例では、三叉の針16は、浮揚性部材14にセットされ(例えば、浮揚性部材14が針16の回りに鋳造される又は嵌め込まれる)、三叉の針16は、水の表面下で本体12の上方で浮動する。三叉の針16は、任意の他の方法で浮揚性肢14上に支持されることができる。
使用中、本体12は、海床に載り、爪14は、本体12の上方で浮動する。爪14が針16と組み合わさると、使用中に爪14が本体12上を浮動するので、針16は、海床の上方へ上昇される。これは、針16が海床に引っかかる可能性を大きく減少する。
また、金属ループ82が各爪14に組み込まれる。ループ82が針16からは別個に爪14に形成されえると共に、本実施形態では、ループ82が三叉の針16の一部である。
スプリングリング84は、各爪14のワイヤループ82に取り付けられ、各スプリングリング84は、本体12上の各側方ループ54、56にも取り付けられる。スプリングリング84により、脚14は本体12から接続解除されえる。各スプリングは、更に、各爪14に当る魚の衝撃負荷(即ち、ショック)を幾分吸収する。
このように、三叉の針16は、貫通ワイヤ52に接続され、貫通ワイヤ52は、釣り糸60に接続され、それによって、三叉の針16を釣り糸60へ接続する。その結果、大きな魚が、ルアー10の本体12や爪14を壊そうとした場合、その魚は針16と貫通ワイヤ52との間の金属接続部へ金属を介して釣り糸60になお引っ掛けられたままとなる。
釣り針16と肢14は、また、夫々のスプリングリング84に別個に取り付けることができる。更に、任意の適切なシステムは、肢14、本体12及び釣り針16を接続するために使用することができ、肢14は、それらが異なる材料や異なる密度の材料(例えば、浮揚性肢14は軟性プラスチック、非浮揚性本体12は剛性プラスチック)から形成されるとしても、本体12と一体であることができる。そのシステムは、ループ54と82とスプリング84の組合せのようなフレキシブルコネクタである、又は任意の他のコネクタシステムであってもよい。
爪14は、ルアー10周りを移動する水に爪14の目で見える動きを引き起させることができる密度を有する材料から形成される。このような材料は、軟性プラスチックや他の浮揚性材料であってもよい。水の移動によって影響が及ぼされる力が、特に、守り位置にある時に、蟹の爪14を生きた蟹の動きをまねるように設計された方法で動かす。これは、図4に示される蟹のルアー10の右の爪86の位置によって証明される。
反対に、脚18が爪14の材料と類似の材料から作られてもよいが、脚18は、代わりに、重い材料(例えば、硬質プラスチック)から形成されてもよい。これによって、本体12と爪14が浮揚性材料から形成されることが可能となる。なぜなら、脚18は、ルアー10を押し下げる、或いは本体12と脚18を単一の一体片として製造することを容易にするからである。
浮揚性部材14は、非浮揚性部材12の上方で浮動する。従って、浮揚性部材14は、少なくとも1つの浮揚特性を有する。浮揚特性は、例えば、1つ以上のエアロフォイルを使用して、浮揚性部材14を形作ることを含むことができ、それによって、浮揚性部材14は、非浮揚性部材12の上方で浮動する。この場合、浮揚性部材を通過して移動する水は、浮揚性部材14を非浮揚性部材12の上方で浮動させる。換言すれば、浮揚性部材14は、動く水の中にある場合、浮揚する。或いは、又は加えて、浮揚特性は、浮揚性部材14が非浮揚性部材12よりも大きな浮揚性の部材であることである。
非浮揚性部材12の上方で浮動することができるために、浮揚性部材14は、非浮揚性部材12よりも低密度である。非浮揚性部材12と浮揚性部材14が同じ材料で形成されていようとなかろうと、浮揚性部材14は、非浮揚性部材12よりも平均密度が低い。換言すれば、非浮揚性部材12と浮揚性部材14の相対密度は、両者が異なる材料から形成されていること、又は、一方の材料が膨張される(例えば、多孔性である)且つ他方がそうではない場合、非浮揚性部材12がオモリ44を含む場合等に起因して、異なっており、それら全ては、本開示の範囲内に入ることを意図している。
浮揚性を確保するために、浮揚性部材14は、1つ以上のエアポケット(図示せず)を含むことができる。この場合、浮揚性部材14の平均密度は、浮揚性部材14が形成される材料と1つ以上のエアポケット中の空気の組合せ質量が、浮揚性部材14が形成される材料によって囲まれ且つ1つ以上のエアポケットの容積を含む容積によって割られることを含む。
同様に、非浮揚性部材12は、オモリ44を備えることができる。例えば、非浮揚性部材12は、オモリ44の周りの鋳造物中に材料本体を含むことができる。この場合、非浮揚性部材12の平均密度は、オモリ44とそのオモリ周りに鋳造された材料本体の組合せ質量がオモリ44と材料本体の容積の組合せ容積によって割られることと同等である。
非浮揚性部材12の容積は、任意のキャビティの容積を含むことができるが、これらのキャビティは、一般的に、非浮揚性部材12が沈降すると水で充填される。その結果、非浮揚性部材12の平均密度は、非浮揚性部材12が水の外では第1の平均密度を有し、且つ水中において非浮揚性部材12中のキャビティ(単数又は複数)が水で満たされる時の第2の平均密度を有するように変化する。非浮揚性部材12の平均密度は、あらゆる場合において、水中にある時の非浮揚性部材12の平均密度であり、それは、キャビティ内に水を取り入れた時の密度、これらのキャビティの容積、非浮揚性部材12に組み込まれた又は接続された任意のオモリの質量と容積等を含む。
浮揚性部材14がエアポケットを組み込む又は組み込まないに拘らず、浮揚性部材14は、軟質プラスチック材料、発泡材、硬質プラスチック材料及びゴムの内の少なくとも1つから少なくとも部分的に形成されることができる。
ルアー10は、分解可能であることが意図されているので、ルアーの部品(例えば、非浮揚性部品12、浮揚性部材14、オモリ44)の多くは、個別に供給されえる。例えば、浮揚性部材(例えば、爪/浮揚性肢14)は、他の部品から別個に供給される。浮揚性部品は、浮揚性本体(例えば、蟹の爪のように形作られた浮揚性材料)及び浮揚性部材によっておびき寄せられた海洋生物に定着するための、1つ以上の針のような定着部材を含むことができる。
浮揚性部材は、更に、浮揚性部材14を釣り糸、おもり、ルアー又は釣り具の他の片へ取付けるための、リング82のような取付け部材を含むことができる。取付け部材は、定着手段に直接接続することができる。例えば、定着部材が針であり、取付け部材がリングである場合、針とリングは、図2に関連して論じられたように、一体であってもよく、或いは、それらは、リング84が針16のリング82とリンクするような方法で一緒にリンクされてもよい。次に、浮揚性本体は、例えば、定着部材の少なくとも一部の回りに鋳造することによって形成されてもよい。
浮揚性本体は、上で論じられたように、爪のように形作られてもよく、又は、他に、海洋生物の他の部分の形状を備えていてもよく、その部分は、例えば、守る位置にある時に、蟹がその頭の上に爪を保持するように、浮動する又は高く保持されることが期待される。
図10乃至図12は、ルアー100の他の実施形態を示し、そこでは水を通るよう、ルアー100を引っ張ることによって、水が匂い室102に引き込まれえる。ルアー100の構造は、一般的には、ルアー10に関連して上記で論じられた通りである。そのため、ルアー100の構造の詳細の多くは、記述せず、非浮揚性部材104、オモリ106及びループ108を同一に扱い省略する。
匂い室102は、本体104内の大きな凹所とオモリ106の上表面によって画定される。固体又は液体の香料(匂い物)は、オモリ106を取付ける前に、匂い室102に追加することができる。しかしながら、下記で論じられるように、本実施形態は、非浮揚性部材104と一体である永久固定のオモリ(単数又は複数)の使用が可能である。それまでは、ルアー100は、オモリ106が非浮揚性部材104の所定場所に留まる間も、匂い室102を充填及び再充填できるように構成される。
ルアー10と同様に、ルアー100も、蟹のように形作られる。しかしながら、ルアー10に対比して、ルアー100は、その後部に匂いポート即ち入口孔110及び前部に一対の匂いポート即ち出口孔112を含む。
入口孔110は、匂い室102とルアー100を囲む水との間の流体連通を可能とする手段である。入口孔110は、また、匂い室102を匂いで充填する又は再充填するために使用することができる。
図11に示されるように、入口孔110は、釣り糸や釣り具が取り付くループ108の下側に配置される。入口孔110は、僅かに上方に角度付され、それによって、入口孔110を介して匂い室102に入る水が矢印Xに示されるように僅かに下方へ向けられる。
また、入口孔110は、ルアー100を匂いで充填する又は再充填するためのポートを提供する。そのようにルアー100を充填できることは、室102内の匂いが使い果たされた後、追加の匂いを室102内に導入するために、ルアー100を分解する必要性を無くすことができる。
匂いを、適切なデバイスによって、入口孔110を介して匂い室102に注入或いは送出することができる。
水が入り、匂い室102を通って移動するので、水は、匂い室102で匂いと混ざる。水や流体を匂い中に又は匂いを通過するように移動させることによって、多くの状況において適切な混合が単純に生じる間に、流体の匂いとのより徹底的な或いは活発な混合を促進することが望ましい。そのように混合を促進するために、本体104の凹所又はオモリ106の上表面は、粗くされてもよく又は凹所の壁から匂い室102内に延在する内方に向けられた突起(図示せず)を有することができる。粗い壁と突起は、匂い室102を通る水の流れをかき乱す部材の例であり、乱流を増加し、流体の匂い室102内の匂いとの混合を促進する。
混合の後、匂いと水の混合物は、出口孔112から出る。図12に示される実施形態において、前方への出口孔112は、蟹の鼻孔を備え、匂い室102の上部に配置される。出口孔112は、ルアー100がレベル表面にある時に、実質的に水平に延在するが、出口孔112は、任意の望ましい角度や配向を有していてもよい。空気のキャビティ102からの排出を確実にし、ルアー100の沈降を促進するために、出口孔112を匂い室の上部に位置させることも有利である。このように、水がキャビティ内へ移動すると、空気が上方へ出口孔112から外へ押し出される。
入口孔110と出口孔112の相対位置は、また、水の匂いとの混合を促進する。例えば、入口孔110が、僅かに上方へ角度付されると、入口孔110に入る水は、矢印Xで示されるように、僅かに下方へ向けられる。入口孔は、出口孔112に比較して、匂い室102に相対的に低く配置されるので、水は、上方へ移動して前方の出口孔112を通って出るために、入口孔110を通過した後方向を変えなければならない。入口孔110と出口孔112の位置と方向によって与えられるように匂い室102内で流体に方向を変えさせることは、匂い室102内での流体と匂いの混合を助けることになる。
当然のことながら、入口孔と出口孔の数、それらの形状(例えば、丸形、楕円形、矩形)、配向(例えば、入口孔110が、使用中に水底や床から離れるように僅かに上方へ角度付される)、及び位置は、望ましいように選択されえる。例えば、単一の出口孔112や一対の入口孔110が設けられてもよい。或いは、共通の入口孔と出口孔(単数又は複数)(即ち、入口孔(単数又は複数)が出口孔(単数又は複数)でもある)があってもよい。
水中での使用中、水は、一般的に、図10に矢印Xで示される軌跡に従う。示されるように、水は、後部入口孔110を介して匂い室102に入り、匂い室102に含まれる匂いと混ざる。次に、匂いと水の混合物は、前方の出口孔112を出てルアー100を囲む水に入る。水がルアー100に入るレートを増加するために、後方への動きが、ループ108に取り付けられた釣り糸によってルアー100に付与されえる。この後方への動きにより、水は入口孔110内の押し込みルアー100を通過し、ルアー100からの匂いの迅速な混合と分散を促進する。
入口孔110及び/又は出口孔112は、流体の流入/流出を制限する、防止する、又は限定するシール(例えば、ゴムキャップ)を有していてもよく、それによって、ルアー100が釣り糸によって水を通って引っ張られる時に混合が実質的に生じるに過ぎない。
当然のことながら、多くの変形及び変更は、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、ここに開示された実施形態に対して行われえる。特に、ルアー10は、他の海洋生物、例えば、1本だけの肢を有する海洋生物を模倣することができる。また、ルアー10は、図2に示されるように、後での組立のために、接続が解除された形態で提供されてもよい。ルアー10の種々のコンポーネントが互いから接続解除されえるので、損傷を受けたコンポーネントを交換することができ、脚18、爪14及び本体12の種々の異なる組合せを、特定の状況や特定の釣りスポットに合うように使用することができる。
釣り針16は、浮揚性部材、非浮揚性部材、又はルアー10の他の場所に取り付けることができる。また、ルアー10は、釣り針16を含まなくてもよく、代わりに、釣り針は、ルアー10によっておびき寄せられる魚を捕獲するよう、ルアー10の上方の糸60に設けられる又はルアー10に関連して他に固定されてもよい。
以下の請求項において及び本発明の先の記述において、言語又は必要な含意に起因して内容がそうでないことを求めている場合を除いて、語“備える(comprise)”や“備える(comprises)”又は“備える(comprising)”のようなバリエーションは、包括的意味で、即ち、記述された機能の存在を指定するが本発明の種々の実施形態における更なる機能の存在や追加を排除しないように使用される。
当然のことながら、いずれかの従来の技術の公開物がここで参照される場合、そのような参照は、その公開物がオーストラリアや他の国におけるその技術において共通一般知識の一部を構成するとの承認を構成しない。
本発明は、魚又は他の海洋生物をおびき寄せるために使用されるルアーに関する。
ルアーは、魚の注意を引き付ける、典型的には、魚にルアーを噛ませるために使用される。これらのルアーは、しばしば、ルアーを噛む魚を引っ掛ける1つ以上の針で形成される。
ルアーは、通常、特定のタイプの魚を捕獲するように設計される。従って、各ルアーは、捕獲しようとしている魚の通常の食べ物の外観を擬態する。
ルアーの有用性にもかかわらず、魚は、餌(例えば、生き餌や新鮮な実際の生物)により引き付けられる。なぜなら、餌は、魚が通常食べる物の匂いを有する又はその物のように動くからである。餌の動きは魚の目をキャッチし、匂いは餌が目の届かないところにある場合でも魚を引き付ける。しかしながら、餌は、冷凍されていない限り良好に保たれず、冷凍が利用できない状況でルアーはより実用的である。
この明細書で使用される用語“肢”及び“肢(複数)”のような変形は、その範囲内において、制限するわけではないが、脚、腕、尾、ひれ状の足、頭、ひれ又は羽を含む海洋生物の付属器官及び四肢を含むことを意図している。
この明細書で使用される用語“浮揚性の”及び“浮揚性”のような変形は、海水等の水での浮揚性をさすが、新鮮な水や他の流体における浮揚性を指してもよい。
本発明は、海洋生物の外観を有し、且つ
非浮揚性部材と、
水面下で前記非浮揚性部材の上方で浮動するように前記非浮揚性部材に接続される又は接続可能な少なくとも1つの浮揚性部材を備えるルアーを提供する。
好適な実施形態は、材料本体内に包まれる又は材料本体中に鋳込まれるオモリを提供できる。
好適な実施形態は、使用中に浮揚性部材によって非浮揚性部材の上方に支持される釣り針を提供できる。
好適な実施形態は、浮揚性部材中にセットされる釣り針を提供できる。
好適な実施形態は、蟹の形状に形作られたルアーを提供できる。
好適な実施形態は、1つ以上の浮揚性部材を提供でき、前記1つ以上の浮揚性部材は、それらの部材又はそれらの部材の各々においてルアー周りで動く水に目に見える動きを引き起こさせることを可能とする密度を有する材料から形成される。
好適な実施形態は、ルアーがまねる即ち擬態しようとする海洋生物のスケールパターンを再生するように形作られる及び/又は着色(例えば、光が少ない又は濁った状態に対して、又は特定のエリアにおける蟹が自然に光を放つところでUV発光ペイントを使用すること)されえる。例えば、図1に示されるような蟹のスケールパターンが提供されえる。
好適な実施形態は、ルアーの投げ込みや沈降レートを調整するように、好ましくはルアーの内部に配置される相互交換可能なオモリを使用できる。オモリは、例えば、蟹に形作られたルアーに対しては、オモリの1つ(又は、オモリが無い場合ルアー自体)が、ルアーを実際の蟹が沈むのと同じレートで沈ませるように選択される。
浮揚性部材は、少なくとも1つの浮揚特性を有することができる。
浮揚性部材は、非浮揚性部材よりも大きな浮揚性の物でありえる。
浮揚特性とは、浮揚性部材が非浮揚性部材よりも密度が小さい材料から形成されることであってもよい。浮揚特性とは、浮揚性部材が非浮揚性部材よりも平均密度が小さい材料から形成されることであってもよい。浮揚特性とは、浮揚性部材が非浮揚性部材の上方に浮動するように形作られることであってもよい。
浮揚性部材は、非浮揚性部材の上方に浮動するように成形されえる。
浮揚性部材は、1つ以上のエアポケットを含みえる。
浮揚性部材の平均密度は、浮揚性部材が形成される材料と1つ以上のエアポケット中の空気との組合せ質量を、浮揚性部材が形成される材料によって包まれる且つ前記1つ以上のエアポケットの容積を含む容積で割ることで計算可能である。
前記浮揚性部材と前記非浮揚性部材は、異なる材料から形成されることができる。
前記浮揚性部材と前記非浮揚性部材は、同じ材料から形成されることができる。
前記浮揚性部材は、前記非浮揚性部材よりも低密度である。
前記浮揚特性は、前記浮揚性部材が前記非浮揚性部材より平均密度が低いことである。
前記浮揚性部材は、前記浮揚性部材が前記非浮揚性部材の上方に浮動するように形作られてもよい。
前記浮揚特性は、前記浮揚性部材が、前記非浮揚性部材の上方で浮動するように形作られることである。
前記浮揚性部材は、1つ以上のエアポケットを含むことができる。
前記浮揚性部材の平均密度は、前記浮揚性部材が形成される材料と前記1つ以上のエアポケット内の空気の組合せ質量が、前記浮揚性部材が形成される前記材料によって囲まれ且つ前記少なくとも1つのエアポケットの容積を含む容積によって割られることを使用して計算することができる。
前記浮揚性部材と前記非浮揚性部材は、異なる密度の材料から形成されることができる。
浮揚部材は、軟質プラスチック材料、発泡材、硬質プラスチック材料及びゴムの1つ以上から少なくとも部分的に形成されえる。
前記浮揚性部材は、軟質プラスチックから形成されることができる。
前記非浮揚性部材は、硬質プラスチックから形成されることができる。
前記浮揚性部材は、海洋生物の肢の外観を有しうる。
更に、前記ルアーに取り付けられる又は取り付け可能な釣り針があってもよい。
前記釣り針は、ルアーに取り付けられる又は取り付け可能である。
前記釣り針は、前記浮揚性部材に取り付けられる又は取り付け可能である。
前記釣り針は、使用中に前記浮揚性部材によって前記非浮揚性部材の上方に支持されることができる。
前記釣り針は、使用中に前記浮揚性部材によって前記非浮揚性部材から離間されることができる。
前記釣り針は、前記浮揚性部材中にセットされることができる。
前記ルアーは、更に、オモリを備えることができる。
前記非浮揚性部材は、材料本体を備えることができ、前記オモリは、前記材料本体に鋳込まれる。
前記非浮揚性部材の前記平均密度は、前記オモリと前記材料本体の組合せ質量を前記オモリと前記材料本体の容積の組合せ容積で割ることで計算することができる。
前記オモリは、前記本体に接続される又は接続可能である。
前記非浮揚性部材は、十分に重く、それによって、非浮揚性部材が、使用中に海床に又はその直上に着座する。
前記浮揚性部材は、前記非浮揚性部材から接続解除されることができる。
前記非浮揚性部材及び前記浮揚性部材又は各浮揚性部材は、各フレキシブルコネクタを介して接続される又は接続可能である。
前記各フレキシブルコネクタは、一対の相互接続ループであり、前記対のループの一方は、前記各浮揚性部材に設けられ、前記対のループの他方は、前記非浮揚性部材に設けられる。
前記ルアーは、蟹の外観を有するように形作られる。
前記非浮揚性部材は、頭胸部の外観を有するように形作られる。
前記浮揚性部材は、蟹の肢の外観を擬態するような複数の部材の1つであってもよい。
前記浮揚性肢は、蟹の爪の外観を擬態することができる。
前記ルアーは、更に、蟹の爪の外観を擬態する肢を備えることができる。
前記肢は、浮揚性材料から形成されることができる。
前記肢は、浮揚性材料と非浮揚性材料の組合せから形成されることができる。
前記浮揚性部材は、前記ルアー周りを動く水に各部材の目に見える動きをさせることができる密度を有する材料から形成されることができる。
前記ルアーは、更に、匂い室を含むことができる。
本発明は、また、海洋生物の少なくとも一部の外観を有する浮揚性部材を提供し、この浮揚性部材は、
浮揚性本体と、
前記浮揚性部材によっておびき寄せられる海洋生物へ定着するための定着部材とを備える。
好適な実施形態は、更に、前記浮揚性部材を釣り具へ取付けるための取付け部材を含むことができる。
本発明の一実施形態に係るルアーの透視平面図である。 図1のルアーの分解された即ちばらにされた図である。 ルアーの他の実施形態の本体の部分横断面図である。 防御位置にある右(浮揚性)爪を有する水の下に位置される図1のルアーの正面図である。 図1のルアーの側面透視図である。 図1のルアー本体の上部がその本体の下部に固定される前の、ルアー本体のその上部の下側の大写し図である。 図1のルアーの下部の分解図である。 本体に配置される脚を有する図7のルアーを示す。 本体内の所定位置に脚を固定するベースプレートを有する図8のルアーを示す。 流体のための流路を特定してルアーから匂いを散布する、本発明に係るルアーの他の実施形態の側面断面図である。 匂いがルアー内に導入され且つ水がルアーに入って匂いと混じる後部匂い孔を示す、図10のルアーの上面図である。 匂いと水の混合物がそこを通ってルアーを出て周囲の水に入る前部匂い孔を示す、図11のルアーの正面図である。
好適な実施形態は、添付の図面を参照して、単なる非制限例を介して説明される。
図1に示されるルアー10は、海洋生物の外観を有し、特に、蟹の外観を有するように形作られる。ルアー10は、非浮揚性部材12と多数の浮揚性脚14を備える。
浮揚性肢14は、水面下で非浮揚性部材12の上方に浮動するように非浮揚性部材12に接続される。
ルアー10は、更に、ルアー10によっておびき寄せられる魚(図示せず)を引っ掛けるために、夫々の浮揚性肢14へ取付けられる一対の三叉の釣り針16を備える。
ルアー10は、魚をおびき寄せるように蟹の外観を有し、この蟹は、魚の通常の食物の一部である。このために、非浮揚性部材12は、蟹の頭胸部の外観を有するように成形され、浮揚性肢14は、爪の外観を有し、ルアー10は、更に、蟹の脚の外観を有する非浮揚性肢18を備える。蟹の脚18と頭胸部12は、共に非浮揚性部材を構成することができるが、本実施形態は、ルアー10の実質的な組み付け解除を可能とするように分離された又は分離可能な機能部である。
加えて、脚18を有するか又は有さない非浮揚性部材12と浮揚性部材14は、同じ又は同様な材料から形成することができ、非浮揚性部材12は、非浮揚性部材12を水中に沈降させるようにオモリを含む又はカプセルに包む。例えば、非浮揚性部材12と浮揚性部材12は、軟質又は硬質プラスチック材料から形成することができる。しかしながら、図1に示される実施形態では、非浮揚性部材12は、硬質プラスチック材料から形成され、浮揚性部材14は、軟質プラスチック材料(例えば、発泡材)から形成される。
非浮揚性部材12が硬質プラスチックから形成され、脚18が軟質プラスチックから形成されてもよい。脚18が軟質プラスチックから形成される場合、ルアーを通って移動する水は、ルアー10を作る脚18の動きを水の下で這うように見せる。更に他の代替として、脚の幾つかは、他の脚よりもより剛性の高い材料から形成することができ、それによって、より高い剛性材料から形成された脚は、水体の床の上方にルアー10を維持し、他方、水は、ルアー10を作るようにより剛性の低い材料から形成された脚の動きを水体の床を這うように見せる。
非浮揚性部材即ち本体12、や浮揚性部材14の形状と表面は、特定の生物の外観をまねるように設計されることができる。当然のことながら、非浮揚性部材12の形状と外観における変形に関する以下の記述は、浮揚性部材14の形状と外観に同様に適用可能である。
非浮揚性部材12は、上述のように、輪郭が作られ(例えば、形作られ)て、生きた蟹の頭胸部のスケールパターンを模造する外観(例えば、色、反射率)が与えられる。例えば、非浮揚性部材12は、種々の色、サイズ、光沢、スケールパターン及び重みで提供されえ、生きた蟹や他の生物、特に、ルアーの使用が意図される特定のエリアに固有の蟹や生物、の色、サイズ、光沢、スケールパターン及び重みと同じ特性をまねるように適切な非浮揚性部材12の選択を可能とする。設計における同じ変化性は、肢14、18にも当てはまり、肢14、18の特性は、本体12の特性とは独立して選択することができる。
加えて、非浮揚性部材12と浮揚性部材14の数は、特定の海洋生物と一致する外観、又は病気や傷付いた海洋生物の外観(例えば、爪が取れた蟹)さえ提供するように選択することができる。
図2を参照すると、本体12は、2つの非類似の部品20と22及びオモリ44を備える。これらの部品20と22は、一体に、永久的に溶接、接着又は接続されて非浮揚性頭胸部部材12の大部分を形成する。オモリは、本体12をオモリ44の周りに鋳造するなどして本体12内へ形成することができる。しかしながら、以下に記述のする実施形態では、オモリ44は、除去可能な方法で、本体12内に取り付けられる又はカプセルに包まれる。これによって、オモリ44を、異なるサイズ及び/又は質量の他のオモリと相互交換することができる。
図3に示される他の実施形態では、部品20iと22iは、一体に接続可能で擬態された蟹頭胸部12iを形成する。なお、これらの部品20iと22iは、夫々、擬態された頭胸部12の下部品と上部品であるが、本体12と類似の本体12iは、本体12iを形成するために任意の数の異なる方法で一体となる任意の数のコンポーネントを備えることができる。
部品20iと22iは、任意の既知のシステムで一体に接続することができ、図3に示される突出部24と26、スロット28と30、及び孔32の協働システムを含む。部品20iと22iを一体に組み付けるために、突出部24は、スロット28内へ挿入される。下部品20iの回転によって、突出部24は、スロット28内へ更に進入して、突出部26をスロット30内で上下に架け渡す。一旦スロット30内に完全に挿入されると、突出部26のこぶが孔32内へ突出して突出部26をスロット30内の所定位置に保持し且つ下部品20iを上部品22iにロックする。部品20iと22iを分離するために、突出部26のこぶが孔32内へ押し返されるため突出部26をスロット30から引き抜くことができる。
図2の実施形態を更に参照すると、本体12の下部品20は、下部品20を貫通して延在する1対の貫通孔34を含み、上部品22は、協働する対の窪み36(図6を参照)を含む。2つの部品20と22が一体に溶接或いは固定されると、貫通孔34と窪み36は、一列になって下部品20の下側からアクセスできるより大きな窪み即ち凹所を形成する。凹所は、各々、一組の脚18の基部80、即ち一部を受容するように形作られる。
ルアー10は、更に、部品20と22とが一体となる前に、上部品22内の夫々のキャビティ40内に受容される2つのボールベアリング38を含む。キャビティ40は、下部品20の上表面と共にガタツキ室を形成する。組み付けられた蟹本体12が動く(例えば、水や魚の衝突の影響下で)と、ボールベアリング38がガタツキ室内で回ってガタつき、蟹の爪を蟹の頭胸部の前外側の歯又は側方のとげ状突起に、又は角やこぶに擦る際に蟹によって作られる音をまねる。
下部分20は、ルアー10の“頭部”の前に向かう2つの浮揚性キャビティ41を含む。これらのキャビティは、本体12の上部品に小さな浮動性を提供してルアー10が水体の床上に引っ繰り返って着座する場合、ルアー10自身が“復元する”のを助ける。キャビティ41は、一般的に、空気が充填され、ルアー10が水を通って沈降するので、且つそれが水体の床の上に静止する時に、ルアー10の正しい位置を維持するのを助ける。
これら2つのキャビティ41は小さく、三角形である。しかし当然のことながら、任意の数のそのようなキャビティがあってもよく、且つこれらのキャビティが任意の望ましい形状を有していてもよく、或いは、キャビティ41がある状況下では全くなくてもよい。加えて、浮揚性部材14はルアー10が沈降する時、及びルアー10が水体の床に静止する時に、非浮揚性部材12の配向が維持されるように、非浮揚性部材12に対して位置決めされる又はそれに接続されることができる。
下部品20は、更に、主要中央貫通孔42を含み、上部品22は、その貫通孔と一直線になるスロット46を含む。各部品20、22に対して、貫通孔42又はスロット46は、本体12の中間の下を前から後ろへ延在し、横断面で実質的に三角形であるが、任意の形状を使用することができる。
上部品22と下部品20が一体に固定されると、貫通孔42とスロット46は、本体12内に大きな凹所47を形成する(図7を参照)。匂い製品(例えば、オイル、カプセル又は蟹の肉)が凹所47内に配置され、従って、凹所47は、匂い室を形成することができる。
オモリ44が図9に示されるように、下部品20の下側に接続されると、貫通孔42、窪み46及びオモリ44によって形成される匂い室47は、実質的に閉鎖される。匂い室を実質的に閉鎖すると、匂いはトラップされ匂い室を冗長にしながら、匂いが下部品20とオモリ44との間からゆっくり漏出し、ルアー10周りの水に匂いを与える。
図3を再び参照すると、上部品22iと下部品20iが解放可能に接続可能である場合、下部品20iは、上部品22iにおけるスロット46iと類似の細長いスロット42iを含む。上部品22iと下部品20iを、両者の間にオモリ44をトラップするように一体にすることができ、オモリ44の突出部48は、上部品22iのスロット46i内に受容され、それによって、本体12iが組み立てられると、ベースプレート即ちオモリ44を2つの部品20iと22iとの間の所定位置に保持する。オモリ44の下のスロット42i中の空隙は実質的に閉鎖され、上述のものと同様の匂い室を構成することができる。
上部品22i又は下部品20iのスロット42i又は46iは、二者択一的に形作られてよく、それによって、突出部48を受容するため及び突出部48によって占有されていない窪みのエリアに匂い室を形成するために十分に大きいことから、他の部品20iや22iにおける窪みの必要性が回避される。
示される実施形態の匂い室とは対照的に、従来の技術の匂い室は、典型的に、匂いがルアー本体を出る専用のチャネルを有する。水中への匂いの散布は、チャネルの開口の性質に起因して迅速に生じる。従って、当然のことながら図面に示されるルアー10の匂い室は、水中への匂いのゆっくりとした散布のみを許容することが意図され、且つそのようなゆっくりとした散布を許容する匂い室の任意の類似の配置が本開示内容に含まれることが意図されている。
図2と図6を参照すると、一対の組合せセットの溝50(上部品22と下部品20の各々に一セット)は、下部品20の貫通孔34と貫通孔42との間及び上部品22の窪み36とスロット46との間に本体12の後から且つ本体12の外方へ蟹の爪が典型的に頭胸部12に接続される位置まで延在する溝を含む。上部品22のセットの溝50の各溝は、下部品20のセットの溝50の1つの溝と組合い、2つの部品20と22が一体となる時に、それらのセットの溝50は、本体12を貫通するトンネルを形成する。これらの溝50は、ぴったりと貫通ワイヤ52を受容するように形作られて、本体12の2つの部品20と22が一体になると、貫通ワイヤ52は、トンネルのパスに一致してその中にトラップされる。
ルアー10の組み立てられた状態において、貫通ワイヤ52は、本体12の側部と後部から外方へ延在し、ワイヤ52と本体12は、図1に示されるように、3つのループ54、56、58を形成する。使用中、釣り糸60は、後部ループ58へ(又は、図5に示されるように、スプリングリング62を介して後部ループ58へ)繋がり、2つの浮揚性爪14は、側方即ち側部ループ54と56に繋がる。
貫通ワイヤ52の各端部に、チャンネル50内の曲りや湾曲部66と一致する、ある角度、例えば、90°で通過する曲りや湾曲部64が有る。曲がり66は、貫通ワイヤ52の端部64を本体12に固定し、魚が各側方ループ54、56に取り付けられた肢14を引っ張った時、ワイヤの引き抜きを防止する。
当然のことながら、他の配置や接続部を、浮揚性肢14を非浮揚性部材12に接続するために、及び同様に、脚18を非浮揚性部材12に接続するために使用することができる。幾つかの実施形態では、接続部は、非浮揚性部材12に対する浮揚性部材14及び/又は脚18の動きを、ルアー10がまねるように設計される蟹や海洋生物の動きをより近似して再生する動きに制限するように選択される。
本体12の上部品22と下部品20両方の前部に、各々が凸状の後部壁72と74を有する対の凹み68と70が有る。上部品22と下部品20が一体となると、下部品20の凹み68は、上部品22の凹み70と一列になり、2つの凹所を本体12に形成し、各凹所は、凸状後部壁72と74と一列になることによって形成される凸状後部表面を有する。
凹み68と70によって形成される凹所は、蟹の目を擬態する楕円形の目やレンズを受容するように形作られる。これらの目76は、凸状後部表面に糊付けされるか又は任意の適切な方法で取り付けることができる。
或いは、各凹み68、70の凸状後部壁を取り囲むスロットが設けられてもよい。上部品22と下部品20が一体になると、下部品20のスロットは、上部品22のスロットと一列になって、スロット72と74によって取り囲まれる面積は、各窪みの横断面積よりも大きくなる。
次に、楕円形の目やレンズは、スロットに遊嵌される又は締り嵌めされるように形作られることができ、上部品22が下部品20に当接すると、目は所定位置にロックされる。次に、目は、スロットによって囲まれるエリアを充填するので、凹みによって形成されるより小さな凹所を通って嵌るには大きすぎる。
ベースプレート即ちオモリ44は、本体12の下部品20の下側に受容される。従って、ベースプレート44は、本体12を下方に押し下げる。ベースプレート44は、実質的に平坦な部分78とその平坦な部分78から延在して突出する突出部48を有する。図2に示される突出する突出部48は、平坦な部分78の前方へ延在するタブ49と後方へ突出するこぶ79を含む(図2を参照)。本体12の下部品20の下側は、下にタブ即ち舌部49が受容されるリップ81と、中に突出部48の大部分が受容される溝47と、背後にこぶ79が受容されるタブ85とを含む。従って、オモリ44は、舌部49がリップ81の下側に受容されるまで溝47を有する下側に沿って突出部48を滑動することによって本体12の下部品20の下側に取り付けることができ、次に、ベースプレート44の後部(こぶ79に最も近い端部)は、下部品20に向かって押されこぶ79をタブ85の背後の位置へ閉じ込め、それによって、オモリ44は、図9に示されるように、本体12の下部品20へ解放可能にロックされる。
本実施形態から離れるが、オモリ44の上表面は、オモリ44を少なくとも部分的に横切るように或いはオモリ44の周囲を少なくとも部分的に囲むように延在するゴム引きされた層即ちリップを含んでいてもよい。オモリ44が下部品20に接続されると、ゴム引きされた層即ちリップは、下部品20に弾性的に重みがかかるように圧縮してオモリ44と下部品20との接続を向上する。従って、水を通るルアー10の下降中、或いは魚がルアー10に衝突する時、オモリ44が外れる可能性が減少する。
なお、オモリ44の本体12の下部品20への接続に先立って、上記で論じられたように、本体12の部品20と22が一体にされる時に、一列になった貫通孔44とスロット46によって形成される溝47に匂いが挿入されえる。
オモリ44は、蟹ルアー10のサイズに比例して設計され、それによって、蟹ルアー10が水に沈降する時に、そのルアー10は、生きた蟹が沈むレートで沈む。同様に、オモリ44の質量は、水に対してルアー10によって提示される表面積を考慮することができる。なぜなら、オモリ44の質量を減少することなく本体12の表面積を減少することはルアーの沈降をより速くするからである。本オモリ44が、例えば、2.2gである場合、4.4gのオモリに交換されると、蟹ルアー10はより速いレートで沈降する。任意の数のオモリ44が存在してもよく、それによって、より速い流れやより深い水において、オモリを増加することができ、それによって、ルアー10はより速いレートで沈降し、より遅い流れやより浅い水において、オモリ44が減少されて、蟹ルアー10は、生きた蟹が沈むレートにより近いレートで沈む。
図3の実施形態において、上部品22iと下部品20iが一体になった時、本体12iが組み立てられると中にベースプレート44が受容される空隙が生成される。それによって、ベースプレート44は、プレート44の重さに関係なく空隙内の所定位置に存在し、他のベースプレート(即ち、異なる質量のベースプレート)は、異なる密度の材料から形成することができ、ベースプレートが一貫した形状又はサイズを有することが可能となる、或いは、同じ限界寸法(例えば、一貫した形状の突出部48と共に突出部48の頂部とベースプレート44の底部との間の距離)を有するように形成することができる。
オモリ44は使用中にルアー10の中の所定位置に相対的に固定されたままであることが望ましい。オモリ44を所定位置に固定すると、ルアー10が降下する時にオモリ44が移動できなくなり、そうでない場合、ルアー10をぎこちなく沈降させ、魚がルアー10に衝突するのを阻止する可能性がある。自由な動きを可能とする場合、オモリ44は、匂い室(例えば、図3に示されるスロット42i)回りに動き、実際に、望ましいレートよりも大きなレートでその室から匂いを押し出す又は吸い出す可能性がある。
オモリ44をルアー10内の又はその上の所定位置に維持するために、ルアー10は、1つ以上の支持体を備えることができる。図3の実施形態では、1つの支持体がスロット42i内に配置される。支持体は、一対のリップ45を備え、リップの1つがスロット42iのいずれかの端部に配置される。リップ45は、一緒に、前方端及び後方端でオモリ44を支え、オモリ44が望ましい所よりも更にスロット42i内に移動することを防止する。その結果、匂い室として使用のために容積が常にスロット42i内に保持される。
当然のことながら、支持体の多くの他の形態を使用することができる。例えば、下部品20iの頂表面(例えば、下部品20iのスロット42iを囲む頂表面の部分)を、リップ45を設ける代わりに使用することができる。或いは、リップ45は、スロット42iの周囲の周りに延在する単一のリップで交換されてもよい。
異なるサイズのオモリが使用される場合、支持体は、各オモリが着座するように設けることができる。例えば、一連の対となるリップは、スロット42iの夫々の端部に段形状を与えるスロット42iの各端部に設けられることができ、それによって、漸進的により小さくなるオモリが段リップの漸進的により近接する対によって支持される。
相互交換可能なオモリ44の代替として、非浮揚性部材即ち本体は、海洋生物の望ましい部分を模造するのに適するものとして形作られる材料の塊(即ち、本体)に鋳込まれるオモリを備えることができる。例えば、オモリは、貫通ワイヤ52上に鋳造される即ち鋳込まれることができ、次に、上部品22と下部品20は、貫通ワイヤ52及びそれに鋳造されたオモリの回りに固定されてオモリを本体12に内に固定する。この場合、オモリは、カプセルに包まれるため、相互交換できないが、複数の異なる重さの本体が、種々の条件での選択使用のために提供される。
脚18が本体12とは別個に形成される場合、本体12の下部品20は、図7にXで示されるような外形とすることができ、脚18の基部80は、その外形と一致するように形作られる。外形Xの各領域内において、上記で論じられたように、一列になった貫通孔34と窪み36、更には凹所87によって形成される凹所がある。
脚18は、共通の基部80で結合するが、別個に設けられてもよい。脚18が下部品20の下側との当接部に倣わされると、各基部80の一対のノブ状の突起89(図2を参照)は、凹所87に受容され、その凹所は、図7に示されるように、一列になった貫通孔34と窪み36によって形成される。次に、ベースプレート即ちオモリ44は、下部品20に接続され、図9に示されるように、脚18を本体12に留めて固定する。
脚18は、共通の基部に集まるのではなくて別々に設けられてもよく、また、任意の他の適切な方法で本体12に接続されることができる。
脚18は、使用中に本体12の下方に留まるように非浮揚性材料から形成することができる。或いは、ルアー10周りに流れる水の影響下で脚18に動きを生じさせるのが有利である場合、脚18は、浮揚性材料から、又は浮揚性材料と非浮揚性材料の両方の組合せから形成することができる。
浮揚性肢14は、各々、蟹の爪の形状に事前形成される。各爪14は、非浮揚性部材12の上で三叉の針16を支持する。図示の例では、三叉の針16は、浮揚性部材14にセットされ(例えば、浮揚性部材14が針16の回りに鋳造される又は嵌め込まれる)、三叉の針16は、水の表面下で本体12の上方で浮動する。三叉の針16は、任意の他の方法で浮揚性肢14上に支持されることができる。
使用中、本体12は、海床に載り、爪14は、本体12の上方で浮動する。爪14が針16と組み合わさると、使用中に爪14が本体12上を浮動するので、針16は、海床の上方へ上昇される。これは、針16が海床に引っかかる可能性を大きく減少する。
また、金属ループ82が各爪14に組み込まれる。ループ82が針16からは別個に爪14に形成されえると共に、本実施形態では、ループ82が三叉の針16の一部である。
スプリングリング84は、各爪14のワイヤループ82に取り付けられ、各スプリングリング84は、本体12上の各側方ループ54、56にも取り付けられる。スプリングリング84により、脚14は本体12から接続解除されえる。各スプリングは、更に、各爪14に当る魚の衝撃負荷(即ち、ショック)を幾分吸収する。
このように、三叉の針16は、貫通ワイヤ52に接続され、貫通ワイヤ52は、釣り糸60に接続され、それによって、三叉の針16を釣り糸60へ接続する。その結果、大きな魚が、ルアー10の本体12や爪14を壊そうとした場合、その魚は針16と貫通ワイヤ52との間の金属接続部へ金属を介して釣り糸60になお引っ掛けられたままとなる。
釣り針16と肢14は、また、夫々のスプリングリング84に別個に取り付けることができる。更に、任意の適切なシステムは、肢14、本体12及び釣り針16を接続するために使用することができ、肢14は、それらが異なる材料や異なる密度の材料(例えば、浮揚性肢14は軟性プラスチック、非浮揚性本体12は剛性プラスチック)から形成されるとしても、本体12と一体であることができる。そのシステムは、ループ54と82とスプリング84の組合せのようなフレキシブルコネクタである、又は任意の他のコネクタシステムであってもよい。
爪14は、ルアー10周りを移動する水に爪14の目で見える動きを引き起させることができる密度を有する材料から形成される。このような材料は、軟性プラスチックや他の浮揚性材料であってもよい。水の移動によって影響が及ぼされる力が、特に、守り位置にある時に、蟹の爪14を生きた蟹の動きをまねるように設計された方法で動かす。これは、図4に示される蟹のルアー10の右の爪86の位置によって証明される。
反対に、脚18が爪14の材料と類似の材料から作られてもよいが、脚18は、代わりに、重い材料(例えば、硬質プラスチック)から形成されてもよい。これによって、本体12と爪14が浮揚性材料から形成されることが可能となる。なぜなら、脚18は、ルアー10を押し下げる、或いは本体12と脚18を単一の一体片として製造することを容易にするからである。
浮揚性部材14は、非浮揚性部材12の上方で浮動する。従って、浮揚性部材14は、少なくとも1つの浮揚特性を有する。浮揚特性は、例えば、1つ以上のエアロフォイルを使用して、浮揚性部材14を形作ることを含むことができ、それによって、浮揚性部材14は、非浮揚性部材12の上方で浮動する。この場合、浮揚性部材を通過して移動する水は、浮揚性部材14を非浮揚性部材12の上方で浮動させる。換言すれば、浮揚性部材14は、動く水の中にある場合、浮揚する。或いは、又は加えて、浮揚特性は、浮揚性部材14が非浮揚性部材12よりも大きな浮揚性の部材であることである。
非浮揚性部材12の上方で浮動することができるために、浮揚性部材14は、非浮揚性部材12よりも低密度である。非浮揚性部材12と浮揚性部材14が同じ材料で形成されていようとなかろうと、浮揚性部材14は、非浮揚性部材12よりも平均密度が低い。換言すれば、非浮揚性部材12と浮揚性部材14の相対密度は、両者が異なる材料から形成されていること、又は、一方の材料が膨張される(例えば、多孔性である)且つ他方がそうではない場合、非浮揚性部材12がオモリ44を含む場合等に起因して、異なっており、それら全ては、本開示の範囲内に入ることを意図している。
浮揚性を確保するために、浮揚性部材14は、1つ以上のエアポケット(図示せず)を含むことができる。この場合、浮揚性部材14の平均密度は、浮揚性部材14が形成される材料と1つ以上のエアポケット中の空気の組合せ質量が、浮揚性部材14が形成される材料によって囲まれ且つ1つ以上のエアポケットの容積を含む容積によって割られることを含む。
同様に、非浮揚性部材12は、オモリ44を備えることができる。例えば、非浮揚性部材12は、オモリ44の周りの鋳造物中に材料本体を含むことができる。この場合、非浮揚性部材12の平均密度は、オモリ44とそのオモリ周りに鋳造された材料本体の組合せ質量がオモリ44と材料本体の容積の組合せ容積によって割られることと同等である。
非浮揚性部材12の容積は、任意のキャビティの容積を含むことができるが、これらのキャビティは、一般的に、非浮揚性部材12が沈降すると水で充填される。その結果、非浮揚性部材12の平均密度は、非浮揚性部材12が水の外では第1の平均密度を有し、且つ水中において非浮揚性部材12中のキャビティ(単数又は複数)が水で満たされる時の第2の平均密度を有するように変化する。非浮揚性部材12の平均密度は、あらゆる場合において、水中にある時の非浮揚性部材12の平均密度であり、それは、キャビティ内に水を取り入れた時の密度、これらのキャビティの容積、非浮揚性部材12に組み込まれた又は接続された任意のオモリの質量と容積等を含む。
浮揚性部材14がエアポケットを組み込む又は組み込まないに拘らず、浮揚性部材14は、軟質プラスチック材料、発泡材、硬質プラスチック材料及びゴムの内の少なくとも1つから少なくとも部分的に形成されることができる。
ルアー10は、分解可能であることが意図されているので、ルアーの部品(例えば、非浮揚性部品12、浮揚性部材14、オモリ44)の多くは、個別に供給されえる。例えば、浮揚性部材(例えば、爪/浮揚性肢14)は、他の部品から別個に供給される。浮揚性部品は、浮揚性本体(例えば、蟹の爪のように形作られた浮揚性材料)及び浮揚性部材によっておびき寄せられた海洋生物に定着するための、1つ以上の針のような定着部材を含むことができる。
浮揚性部材は、更に、浮揚性部材14を釣り糸、おもり、ルアー又は釣り具の他の片へ取付けるための、リング82のような取付け部材を含むことができる。取付け部材は、定着手段に直接接続することができる。例えば、定着部材が針であり、取付け部材がリングである場合、針とリングは、図2に関連して論じられたように、一体であってもよく、或いは、それらは、リング84が針16のリング82とリンクするような方法で一緒にリンクされてもよい。次に、浮揚性本体は、例えば、定着部材の少なくとも一部の回りに鋳造することによって形成されてもよい。
浮揚性本体は、上で論じられたように、爪のように形作られてもよく、又は、他に、海洋生物の他の部分の形状を備えていてもよく、その部分は、例えば、守る位置にある時に、蟹がその頭の上に爪を保持するように、浮動する又は高く保持されることが期待される。
図10乃至図12は、ルアー100の他の実施形態を示し、そこでは水を通るよう、ルアー100を引っ張ることによって、水が匂い室102に引き込まれえる。ルアー100の構造は、一般的には、ルアー10に関連して上記で論じられた通りである。そのため、ルアー100の構造の詳細の多くは、記述せず、非浮揚性部材104、オモリ106及びループ108を同一に扱い省略する。
匂い室102は、本体104内の大きな凹所とオモリ106の上表面によって画定される。固体又は液体の香料(匂い物)は、オモリ106を取付ける前に、匂い室102に追加することができる。しかしながら、下記で論じられるように、本実施形態は、非浮揚性部材104と一体である永久固定のオモリ(単数又は複数)の使用が可能である。それまでは、ルアー100は、オモリ106が非浮揚性部材104の所定場所に留まる間も、匂い室102を充填及び再充填できるように構成される。
ルアー10と同様に、ルアー100も、蟹のように形作られる。しかしながら、ルアー10に対比して、ルアー100は、その後部に匂いポート即ち入口孔110及び前部に一対の匂いポート即ち出口孔112を含む。
入口孔110は、匂い室102とルアー100を囲む水との間の流体連通を可能とする手段である。入口孔110は、また、匂い室102を匂いで充填する又は再充填するために使用することができる。
図11に示されるように、入口孔110は、釣り糸や釣り具が取り付くループ108の下側に配置される。入口孔110は、僅かに上方に角度付され、それによって、入口孔110を介して匂い室102に入る水が矢印Xに示されるように僅かに下方へ向けられる。
また、入口孔110は、ルアー100を匂いで充填する又は再充填するためのポートを提供する。そのようにルアー100を充填できることは、室102内の匂いが使い果たされた後、追加の匂いを室102内に導入するために、ルアー100を分解する必要性を無くすことができる。
匂いを、適切なデバイスによって、入口孔110を介して匂い室102に注入或いは送出することができる。
水が入り、匂い室102を通って移動するので、水は、匂い室102で匂いと混ざる。水や流体を匂い中に又は匂いを通過するように移動させることによって、多くの状況において適切な混合が単純に生じる間に、流体の匂いとのより徹底的な或いは活発な混合を促進することが望ましい。そのように混合を促進するために、本体104の凹所又はオモリ106の上表面は、粗くされてもよく又は凹所の壁から匂い室102内に延在する内方に向けられた突起(図示せず)を有することができる。粗い壁と突起は、匂い室102を通る水の流れをかき乱す部材の例であり、乱流を増加し、流体の匂い室102内の匂いとの混合を促進する。
混合の後、匂いと水の混合物は、出口孔112から出る。図12に示される実施形態において、前方への出口孔112は、蟹の鼻孔を備え、匂い室102の上部に配置される。出口孔112は、ルアー100がレベル表面にある時に、実質的に水平に延在するが、出口孔112は、任意の望ましい角度や配向を有していてもよい。空気のキャビティ102からの排出を確実にし、ルアー100の沈降を促進するために、出口孔112を匂い室の上部に位置させることも有利である。このように、水がキャビティ内へ移動すると、空気が上方へ出口孔112から外へ押し出される。
入口孔110と出口孔112の相対位置は、また、水の匂いとの混合を促進する。例えば、入口孔110が、僅かに上方へ角度付されると、入口孔110に入る水は、矢印Xで示されるように、僅かに下方へ向けられる。入口孔は、出口孔112に比較して、匂い室102に相対的に低く配置されるので、水は、上方へ移動して前方の出口孔112を通って出るために、入口孔110を通過した後方向を変えなければならない。入口孔110と出口孔112の位置と方向によって与えられるように匂い室102内で流体に方向を変えさせることは、匂い室102内での流体と匂いの混合を助けることになる。
当然のことながら、入口孔と出口孔の数、それらの形状(例えば、丸形、楕円形、矩形)、配向(例えば、入口孔110が、使用中に水底や床から離れるように僅かに上方へ角度付される)、及び位置は、望ましいように選択されえる。例えば、単一の出口孔112や一対の入口孔110が設けられてもよい。或いは、共通の入口孔と出口孔(単数又は複数)(即ち、入口孔(単数又は複数)が出口孔(単数又は複数)でもある)があってもよい。
水中での使用中、水は、一般的に、図10に矢印Xで示される軌跡に従う。示されるように、水は、後部入口孔110を介して匂い室102に入り、匂い室102に含まれる匂いと混ざる。次に、匂いと水の混合物は、前方の出口孔112を出てルアー100を囲む水に入る。水がルアー100に入るレートを増加するために、後方への動きが、ループ108に取り付けられた釣り糸によってルアー100に付与されえる。この後方への動きにより、水は入口孔110内の押し込みルアー100を通過し、ルアー100からの匂いの迅速な混合と分散を促進する。
入口孔110及び/又は出口孔112は、流体の流入/流出を制限する、防止する、又は限定するシール(例えば、ゴムキャップ)を有していてもよく、それによって、ルアー100が釣り糸によって水を通って引っ張られる時に混合が実質的に生じるに過ぎない。
当然のことながら、多くの変形及び変更は、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、ここに開示された実施形態に対して行われえる。特に、ルアー10は、他の海洋生物、例えば、1本だけの肢を有する海洋生物を模倣することができる。また、ルアー10は、図2に示されるように、後での組立のために、接続が解除された形態で提供されてもよい。ルアー10の種々のコンポーネントが互いから接続解除されえるので、損傷を受けたコンポーネントを交換することができ、脚18、爪14及び本体12の種々の異なる組合せを、特定の状況や特定の釣りスポットに合うように使用することができる。
釣り針16は、浮揚性部材、非浮揚性部材、又はルアー10の他の場所に取り付けることができる。また、ルアー10は、釣り針16を含まなくてもよく、代わりに、釣り針は、ルアー10によっておびき寄せられる魚を捕獲するよう、ルアー10の上方の糸60に設けられる又はルアー10に関連して他に固定されてもよい。
以下の請求項において及び本発明の先の記述において、言語又は必要な含意に起因して内容がそうでないことを求めている場合を除いて、語“備える(comprise)”や“備える(comprises)”又は“備える(comprising)”のようなバリエーションは、包括的意味で、即ち、記述された機能の存在を指定するが本発明の種々の実施形態における更なる機能の存在や追加を排除しないように使用される。
当然のことながら、いずれかの従来の技術の公開物がここで参照される場合、そのような参照は、その公開物がオーストラリアや他の国におけるその技術において共通一般知識の一部を構成するとの承認を構成しない。

Claims (31)

  1. 海洋生物の外観を有し、且つ
    非浮揚性部材と、
    水面の下で前記非浮揚性部材の上方に浮動するように前記非浮揚性部材に接続される又は接続可能な少なくとも1つの浮揚性部材を備えるルアー。
  2. 前記浮揚性部材は、少なくとも1つの浮揚特性を有する請求項1に記載のルアー。
  3. 前記浮揚性部材は、前記非浮揚性部材よりも大きな浮揚性を有する部材である請求項1又は2に記載のルアー。
  4. 前記浮揚特性は、前記浮揚性部材が前記非浮揚性部材よりも密度の低い材料から形成されることである請求項1から3のいずれか一項に記載のルアー。
  5. 前記浮揚特性は、前記浮揚性部材が前記非浮揚性部材よりも低い平均密度を有することである請求項2に記載のルアー。
  6. 前記浮揚性部材は、前記非浮揚性部材の上方で浮動するように形作られる請求項1から5のいずれか一項に記載のルアー。
  7. 前記浮揚特性は、前記浮揚性部材が前記非浮揚性部材の上方で浮動するように形作られることである請求項2から5のいずれか一項に記載のルアー。
  8. 前記浮揚性部材は、1つ以上のエアポケットを含む請求項1から7のいずれか一項に記載のルアー。
  9. 前記浮揚性部材の平均密度は、前記浮揚性部材が形成される材料と前記1つ以上のエアポケット内の空気の組合せ質量を、前記浮揚性部材が形成される前記材料によって囲まれ且つ前記少なくとも1つのエアポケットの容積を含む容積で割ることで計算される請求項8に記載のルアー。
  10. 前記浮揚性部材は、軟性プラスチック材料、発泡材、硬性プラスチック材料及びゴムの内の1つ以上から少なくとも部分的に形成される請求項1から9のいずれか一項に記載のルアー。
  11. 前記浮揚性部材は、海洋生物の肢の外観を有する請求項1から10のいずれか一項に記載のルアー。
  12. 前記ルアーに取り付けられる又は取り付け可能な釣り針を更に備える請求項1から11のいずれか一項に記載のルアー。
  13. 前記釣り針は、前記浮揚性部材に取り付けられる又は取り付け可能である請求項12に記載のルアー。
  14. 前記釣り針は、使用中に、前記浮揚性部材によって前記非浮揚性部材の上方に支持される請求項13に記載のルアー。
  15. 前記釣り針は、前記浮揚性部材の中にセットされる請求項12から14のいずれか一項に記載のルアー。
  16. オモリを更に備える請求項1から15のいずれか一項に記載のルアー。
  17. 前記非浮揚性部材は、材料本体を備え、前記オモリは、前記材料本体内へ鋳込まれる請求項16に記載のルアー。
  18. 前記非浮揚性部材の平均密度は、前記オモリと前記材料本体の組合せ質量を、前記オモリと前記材料本体の組合せ容積で割ることで計算される請求項17に記載のルアー。
  19. 前記オモリは、前記本体に接続される又は接続可能である請求項14に記載のルアー。
  20. 前記非浮揚性部材と前記浮揚性部材又は各浮揚性部材は、各フレキシブルコネクタを介して接続される又は接続可能である請求項1から19のいずれか一項に記載のルアー。
  21. 前記各フレキシブルコネクタは、一対の相互接続されるループであり、前記対のループの一方は、前記各浮揚性部材に設けられ、前記対のループの他方は、前記非浮揚性部材に設けられる請求項20に記載のルアー。
  22. 前記非浮揚性部材は、使用中に、海床上に又は海床の直上に着座するように十分に重たい請求項1から21のいずれか一項に記載のルアー。
  23. 蟹の外観を有するように形作られる請求項1から22のいずれか一項に記載のルアー。
  24. 前記非浮揚性部材は、頭胸部の外観を有するように形作られる請求項23に記載のルアー。
  25. 前記浮揚性部材は、蟹の肢の外観を擬態するような複数の部材の1つである請求項23又は24に記載のルアー。
  26. 前記浮揚性肢は、前記蟹の爪の外観を擬態する請求項25に記載のルアー。
  27. 蟹の脚の外観を擬態する肢を更に備える請求項1から26のいずれか一項に記載のルアー。
  28. 前記浮揚性部材は、ルアー周りに動く水に各部材の目に見える動きを引き起こさせることができる密度を有する材料から形成される請求項1から27のいずれか一項に記載のルアー。
  29. 匂い室を更に備える請求項1から28のいずれか一項に記載のルアー。
  30. 海洋生物の少なくとも一部の外観を有する浮揚性部材であって、前記浮揚性部材は、
    浮揚性本体と、
    前記浮揚性部材によっておびき寄せられる海洋生物に定着するための定着部材とを備える浮揚性部材。
  31. 前記浮揚性部材を釣り具に取り付けるための取付け部材を更に備える請求項30に記載の浮揚性部材。
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