JP2005136767A - 画像補正機能を有する画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿が傾いて読み取られた場合にも原稿に記載された文字等が欠落して出力されることを確実に防止する。
【解決手段】 複写機の制御部41は、原稿画像を光学的に読み取って光電変換した読取画像データを得る原稿読取部41aと、読取画像データを第2の倍率に縮小した出力画像データを生成する出力画像生成部41bと、出力画像データを記録紙上に作像して排紙する出力部41cとを備え、原稿読取部41aは、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して第1の倍率に拡大した拡大画像領域に含まれる画像である拡大領域画像を読み取る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ディジタル複写機などの画像形成装置に係り、特に原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域以外の領域に原稿画像データが含まれる場合の画像補正機能を有する画像形成装置に関するものである。
ディジタル複写機等の画像形成装置では、多くの枚数の原稿を効率よく処理するため、自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)を原稿台上に設置して原稿を原稿台上に自動的に給送し、また、読み取りの終了した原稿を排出することが行われている。この場合、原稿が傾いて(又は移送方向に垂直な方向にズレて)原稿台上に搬送されると、記録紙上に形成される画像も傾く(又はズレる)ため、所望する出力が得られず、原稿に記載された文字等の一部が欠落する場合があるという課題があった。
上記の課題の対処するために種々の方法が提案されている。例えば、画像メモリに格納されている1ライン毎の画像データから、原稿領域を検出すると共に原稿のサイズを判定し、更に、原稿の傾斜角と原稿の中心とを検出して、中心位置を軸として原稿を正規の位置に回転させる位置補正処理を行う画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
上記画像形成装置によれば、原稿が傾いて原稿台上に搬送された場合にも、正規の位置に記録することが可能になる。
特開平4−329755号公報
しかし、上記画像形成装置には、原稿の傾斜角と原稿の中心とを検出して、中心位置を軸として原稿を正規の位置に回転させる位置補正処理を行う必要があり(ソフトウェアを追加する必要があり)、画像形成装置の製造コストが増大すると共に、処理時間が増大するという課題があった。更に、上記画像形成装置での原稿の傾斜角と原稿の中心との検出に誤差が生じた場合には、位置補正処理によって所望する出力が得られないという課題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、原稿が傾いて読み取られた場合にも原稿に記載された文字等が欠落して出力されることを確実に防止することを目的としている。
請求項1に記載の画像形成装置は、原稿画像を光学的に読み取って光電変換した読取画像データを得る原稿読取手段と、前記読取画像データから出力画像データを生成する出力画像生成手段と、前記出力画像データを記録紙上に作像して排紙する出力手段とを備える画像形成装置であって、前記原稿読取手段が、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して第1の倍率に拡大した拡大画像領域に含まれる画像である拡大領域画像を読み取り、前記出力画像生成手段が、前記読取画像データを第2の倍率に縮小して出力画像データを生成することを特徴としている。
上記の構成によれば、原稿読取手段によって、原稿画像が光学的に読み取られて光電変換した読取画像データが得られる。ここで、原稿読取手段によって、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して第1の倍率に拡大した拡大画像領域に含まれる画像である拡大領域画像が読み取られる。そして、出力画像生成手段によって、読取画像データが第2の倍率に縮小された出力画像データが生成され、出力手段によって、出力画像データが記録紙上に作像されて排紙される。
原稿読取手段によって、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して第1の倍率に拡大した拡大画像領域に含まれる画像である拡大領域画像が読み取られるため、原稿が傾いている場合にも原稿に記載されている文字、図形等のデータの一部が欠落して読み込まれることが防止される。
また、出力画像生成手段によって、読取画像データが第2の倍率に縮小された出力画像データが生成され、出力手段によって、出力画像データが記録紙上に作像されて排紙されるため、第2の倍率を適正に設定すると、原稿が傾いて読み取られた場合にも原稿に記載された文字等が欠落して出力されることが確実に防止される。
請求項2に記載の画像形成装置は、前記第2の倍率が、1未満の固定値であることを特徴としている。上記の構成によれば、第2の倍率が1未満の固定値であるため、原稿が傾いて読み取られた場合にも原稿に記載された文字等が欠落して出力されることが簡単な処理で防止される。
請求項3に記載の画像形成装置は、外部からの入力を受け付けて前記第2の倍率を設定する第2倍率設定手段を備え、前記出力画像生成手段が、前記第2倍率設定手段によって設定された第2の倍率を用いて出力画像データを生成することを特徴としている。
上記の構成によれば、第2倍率設定手段によって、外部からの入力が受け付けられて第2の倍率が設定され、出力画像生成手段によって、第2倍率設定手段により設定された第2の倍率を用いて出力画像データが生成される。そこで、ユーザの所望する倍率を第2の倍率として設定しうるため、所望する倍率に縮小された出力画像データが生成される。
請求項4に記載の画像形成装置は、前記拡大領域画像について、前記拡大画像領域のうち、前記基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かを判定する判定手段を備え、前記出力画像生成手段が、前記判定手段によって前記基準画像領域外の部分に原稿画像が含まれると判定された場合に限り、前記第2の倍率を1未満の所定値に設定することを特徴としている。
上記の構成によれば、判定手段によって、拡大領域画像について、拡大画像領域のうち、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かが判定され、出力画像生成手段によって、判定手段により基準画像領域外の部分に原稿画像が含まれると判定された場合に限り、第2の倍率が1未満の所定値に設定される。
従って、基準画像領域外の部分に原稿画像が含まれると判定された場合に限り、第2の倍率が1未満の所定値に設定されるため、基準画像領域外の部分には原稿画像が含まれない場合には等倍で(縮小されずに)出力される。つまり、等倍で出力すると原稿画像の一部が欠落する場合に限って、原稿画像が縮小されるため、必要な場合にだけ縮小処理が行われ、より適切な処理が行われる。
請求項5に記載の画像形成装置は、前記判定手段が、前記拡大画像領域のうち、前記基準画像領域外の領域に画素値が所定値以上の画素が所定数以上である場合に、前記基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれると判定することを特徴としている。
上記の構成によれば、判定手段によって、拡大画像領域のうち、基準画像領域外の領域に画素値が所定値以上の画素が所定数以上である場合に、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれると判定される。従って、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かの判定が容易に行われる。
請求項6に記載の画像形成装置は、前記判定手段が、前記拡大画像領域のうち、前記基準画像領域外の領域に画素値が所定値以上の画素が連続して所定数以上である場合に、前記基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれると判定することを特徴としている。
上記の構成によれば、判定手段によって、拡大画像領域のうち、基準画像領域外の領域に画素値が所定値以上の画素が連続して所定数以上である場合に、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれると判定される。原稿が文字又は図形の記載された原稿である場合には、原稿画像は、画素値が所定値以上の画素が連続している部分である。従って、原稿が文字又は図形の記載された原稿である場合に、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かの判定が容易に且つ正確に行われる。
請求項7に記載の画像形成装置は、前記判定手段が、前記拡大画像領域のうち、前記基準画像領域外の領域を前記基準画像領域の外周の形状と相似する外周の形状を有する複数の部分領域に分割し、前記複数の部分領域のうち、原稿画像が含まれる部分領域を判定し、前記出力画像生成手段が、前記判定手段によって原稿画像が含まれると判定された部分領域に応じて前記第2の倍率を設定することを特徴としている。
上記の構成によれば、判定手段によって、拡大画像領域のうち、基準画像領域外の領域が基準画像領域の外周の形状と相似する外周の形状を有する複数の部分領域に分割され、この複数の部分領域のうち、原稿画像が含まれる部分領域が判定される。そして、出力画像生成手段によって、判定手段により原稿画像が含まれると判定された部分領域に応じて第2の倍率が設定される。
従って、原稿画像が含まれると判定された部分領域に応じて第2の倍率が設定されるため、第2の倍率として適切な値が容易に設定される。
請求項8に記載の画像形成装置は、外部からの入力を受け付けて、1の記録紙上に出力する前記読取画像データの個数である画像集約数を設定する出力条件設定手段を備え、前記出力画像生成手段が、前記画像集約数分の前記読取画像データを1の記録紙上に出力すべく出力画像データを生成することを特徴としている。
上記の構成によれば、出力条件設定手段によって、外部からの入力が受け付けられて、1の記録紙上に出力する複数の読取画像データの個数である画像集約数が設定され、出力画像生成手段によって、画像集約数分の読取画像データが1の記録紙上に出力すべく出力画像データが生成される。
従って、複数の読取画像データが1の記録紙上に出力される際(例えば、2枚又は4枚の原稿画像が1枚の記録紙上に出力される、いわゆる2in1、4in1の際)に、各原稿が傾いている場合でも各原稿に記載されている文字、図形等のデータの一部が欠落して読み込まれることが防止される。
請求項1に記載の発明によれば、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して第1の倍率に拡大した拡大画像領域に含まれる画像である拡大領域画像が読み取られるため、原稿が傾いている場合にも原稿に記載されている文字、図形等のデータの一部が欠落して読み込まれることを防止できる。また、読取画像データが第2の倍率に縮小された出力画像データが生成され、出力画像データが記録紙上に作像されて排紙されるため、第2の倍率を適正に設定すると、原稿が傾いて読み取られた場合にも原稿に記載された文字等が欠落して出力されることを確実に防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、第2の倍率が1未満の固定値であるため、原稿が傾いて読み取られた場合にも原稿に記載された文字等が欠落して出力されることを簡単な処理で防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、ユーザの所望する倍率を第2の倍率として設定しうるため、所望する倍率に縮小された出力画像データを生成できる。
請求項4に記載の発明によれば、等倍で出力すると原稿画像の一部が欠落する場合に限って、原稿画像が縮小されるため、必要な場合にだけ縮小処理が行われ、より適切な処理を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、拡大画像領域のうち、基準画像領域外の領域に画素値が所定値以上の画素が所定数以上である場合に、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれると判定されるため、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かの判定を容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、原稿が文字又は図形の記載された原稿である場合に、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かの判定を容易に且つ正確に行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、原稿画像が含まれると判定された部分領域に応じて第2の倍率が設定されるため、第2の倍率として適切な値を容易に設定できる。
請求項8に記載の発明によれば、複数の読取画像データが1の記録紙上に出力される際(例えば、2枚又は4枚の原稿画像が1枚の記録紙上に出力される、いわゆる2in1、4in1の際)に、各原稿が傾いている場合でも各原稿に記載されている文字、図形等のデータの一部が欠落して読み込まれることを防止できる。
図1は、本発明が適用されるディジタル複写機の機械的構成を示す側断面概略図の一例である。ディジタル複写機1は、本体部200(出力手段の一部、出力画像生成手段及び判定手段に相当する)と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300(出力手段の一部に相当する)と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400(出力条件設定手段の一部に相当する)、本体部200の上部に配設された原稿読取部500(第2倍率設定手段の一部及び原稿読取手段の一部に相当する)と、原稿読取部500の上方に配設された原稿給送部600(出力手段の一部に相当する)とを備えている。なお、ここでは、原稿が文字又は図形の記載された原稿であり、原稿画像は、画素値が所定値以上の画素が連続している部分であるものとする。
原稿給送部600は、ADF(Automatic Document Feeder)であり、セットされた原稿束Pを1枚ずつ順に繰り出し、繰り出される原稿を原稿読取部500に搬送し、原稿読取部500で原稿画像が読み取られた原稿を排出する原稿送り動作(搬出動作)を行うものである。また、原稿給送部600は、原稿が載置される原稿載置部601内の原稿の有無を検出する光センサ等からなる原稿有無センサ602を備えている。
原稿読取部500は、原稿画像を光学的に読み取って光電変換した読取画像データを得るものであって、第1コンタクトガラス501、第2コンタクトガラス502、走査ユニット503、ミラーユニット504、結像レンズ505及びCCDユニット506とを備えている。
第1コンタクトガラス501は、ユーザが原稿給送部600を開けて原稿の載置を行うためのものである。第2コンタクトガラス502は、原稿給送部600によって搬送される原稿の読み取りを行うためのものであり、この場合、原稿給送部600は原稿を第2コンタクトガラス502上に押圧する押さえとして用いられる。走査ユニット503は、原稿に照射する光源であるランプ503aと原稿からの反射光である原稿の光像の光路を反射させる第1ミラー503bとを一体化して備え、第1コンタクトガラス501の下方を図の左右方向(副走査方向)に移動可能に構成されている。
ミラーユニット504は、第1ミラー503bからの光を反射させる第2ミラー504aと第3ミラー504bとを一体化して備えるものである。結像レンズ505は、ミラーユニット504からの原稿光像をCCDユニット506の受光面に結像させるものである。CCDユニット506は、結像レンズ505を透過した光像を光電変換して画像データ(原稿画像データ)を得るラインセンサとしての撮像素子(CCD)等からなるものである。
ここで、CCDユニット506のラインセンサのセンシング領域と走査ユニット503の走査領域によって決定する原稿画像の読取領域は、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して所定の倍率(第1の倍率に相当し、例えば、1.2倍)に拡大した領域(拡大画像領域という)に含まれる画像である拡大領域の画像(拡大領域画像という)を読み取るものである。例えば、A3サイズ(420×297mm)の原稿を読み取る場合には、基準画像領域(420×297mm)の1.2倍の拡大領域(504×356mm)の画像を読み取るものである。ただし、基準画像領域と拡大領域との中心位置は一致しているものとする。
このように、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して所定の倍率(ここでは、1.2倍)に拡大した拡大画像領域に含まれる画像である拡大領域画像が読み取られるため、原稿が傾いている場合にも原稿に記載されている文字、図形等のデータの一部が欠落して読み込まれることが防止される。
本体部200は、原稿読取部500によって得られた読取画像データに各種の処理を施して出力画像データを生成すると共に、生成された出力画像データを記録紙上に作像して排紙するものであって、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、感光体ドラム204、帯電装置205、露光装置206、現像装置207、定着ローラ208、排出口209、及び排出トレイ210を備えている。
また、本体部200は、適所にCPU(Central Processing Unit)等からなる本体制御部102を備えている。本体制御部102は、本体部200、用紙後処理部300、操作部400、原稿読取部500及び原稿給送部600の各部からの電気信号を受け付けて、電気信号に基づいてこれら各部の動作の制御を行うものである。
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置205によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読取部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム204に各色別に静電潜像を形成する。現像装置207は、各色の現像剤を感光体ドラム204に供給して各色別のトナー画像を形成する。
一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。その後、記録紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。記録紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
操作部400は、タッチパネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401は、拡縮率の設定用画面を含む種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示するものである。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷部数等を入力するために用いられるものである。
図2は、図1に示すディジタル複写機1の機能構成図の一例である。ディジタル複写機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41及び操作パネル部51を備えている。なお、スキャナ部11は、図1に示す原稿読取部500に対応し、画像処理部21及び制御部41は、図1に示す本体部200の一部に対応し、プリンタ部31は、図1に示す原稿給送部600、本体部200の一部及び用紙後処理部300に対応し、操作パネル部51は、操作部400に相当している。特に、制御部41は、本体部200の本体制御部102に対応している。
スキャナ部11は、図1に示すスキャナ501を構成するランプ503及びCCDユニット508を含む。スキャナ部11は、ランプ503により原稿を照射し、その反射光をCCDユニット508で受光することにより、原稿から原稿画像を読み取り、読み取った画像に対応する原稿画像データを制御部41へ出力する。
画像処理部21は、補正部22、画像加工部23及び画像メモリ24を含む。画像処理部21は、読み取られた原稿画像データを画像メモリ24に記憶したり、必要に応じて補正部22及び画像加工部23により処理するものであって、処理された画像データを画像メモリ24に記憶したり、プリンタ部31へ出力するものである。補正部22は、読み取られた原稿画像データに対してレベル補正、γ補正等の所定の補正処理を行なうものである。画像加工部23は、原稿画像データの圧縮又は伸張処理、拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行なうものである。
プリンタ部31は、図1に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部32、図1に示す感光体ドラム204、帯電装置205、露光装置206、現像装置207等から構成される画像形成部33、図1に示す転写ローラ203等から構成される転写部34、及び図1に示す定着ローラ208等から構成される定着部35を含む。具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成するものである。
制御部41は、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成され、装置全体の動作を制御するものである。制御部41は、原稿有無センサ602からの信号を受けて、原稿載置部601内の原稿の有無を判定すると共に、スキャナ部11によって得られた原稿画像データを所定の倍率(第2の倍率)に縮小して出力画像データを生成する。
操作パネル部51は、図1に示すタッチパネル401等から構成されるタッチパネル部52、及び図1に示すスタートキー402及びテンキー403等から構成される操作キー部53を含む。操作パネル部51は、ユーザがコピー機能に関する操作を行なうために使用され、ユーザによる操作指令等を制御部41に与える。タッチパネル部52は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、拡縮率設定等に関する情報を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部53は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられる。
図3は、図1に示すディジタル複写機1の主要部の機能構成図の一例である。制御部41は、原稿画像を光学的に読み取って光電変換した読取画像データを得る原稿読取部41a(原稿読取手段の一部に相当する)と、読取画像データを所定の倍率(第2の倍率)に縮小した出力画像データを生成する出力画像生成部41b(出力画像生成手段に相当する)と、出力画像データを記録紙上に作像して排紙する出力部41c(出力手段の一部に相当する)と、読取画像について規定の基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かを判定する判定部41d(判定手段に相当する)と、1の記録紙上に出力する読取画像データの個数である画像集約数を設定する出力条件設定部41e(出力条件設定手段に相当する)と、第2の倍率を設定する第2倍率設定部41f(第2倍率設定手段の一部に相当する)とを備えている。
原稿読取部41aは、スキャナ部11を用いて原稿画像を光学的に読み取って光電変換した読取画像データを得るものである。より具体的には、図1に示す原稿給送部600の原稿載置部601内にセットされた原稿束Pを1枚ずつ順に繰り出させ、繰り出される原稿を原稿読取部500の第2コンタクトガラス502上に搬送させ、原稿読取部500のCCDユニット506に原稿画像を光学的に読み取らせて、光電変換した読取画像データを得るものである。なお、読取画像データは、図1を用いて説明したように、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して第1の倍率(ここでは、1.2倍)に拡大した拡大画像領域に含まれる拡大領域画像データである。また、原稿読取部41aは、得られた読取画像データを、画像処理部21の画像メモリ24に格納するものである。
出力画像生成部41bは、判定部41dによって原稿画像が含まれると判定された後述する部分領域に応じて倍率(第2の倍率)を設定し、原稿読取部41aによって得られた読取画像データ(=拡大領域画像データ)を設定された倍率に縮小した出力画像データを生成するものである。また、出力画像生成部41bは、得られた出力画像データを、画像処理部21の画像メモリ24に格納するものである。
出力部41cは、出力画像生成部41bによって生成された出力画像データをプリンタ部31を用いて記録紙上に作像して排紙するものである。より具体的には、出力画像生成部41bによって生成された出力画像データを図2に示す画像形成部33に伝送し、用紙搬送部32に記録紙を画像形成部33へ搬送させ、画像形成部33に出力画像データに対応するトナー像を形成させ、転写部34にトナー像を記録紙に転写させ、定着部35にトナー像を記録紙に定着させて画像を形成させ排紙させるものである。
判定部41dは、読取画像について規定の基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かを判定するものである。以下、図4及び図5を用いて判定部41dの機能を具体的に説明する。図4及び図5は、判定部41dの機能説明図の一例である。図4及び図5には、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域であり一点鎖線で示す基準画像領域SH0(以下、第0部分領域ともいう)と、基準画像領域SH0を1.2倍に拡大した太実線で示す拡大画像領域RA(以下、第3部分領域RAともいう)と、基準画像領域SH0の外周の形状と相似する外周の形状を有し、それぞれ2点鎖線、破線で示す2つの部分領域SH1、SH2(以下、第1部分領域SH1、第2部分領域SH2という)とが表記されている。
第1部分領域SH1は、ここでは基準画像領域SH0を1.05倍に拡大した領域であり、第2部分領域SH2は、ここでは基準画像領域SH0を1.1倍に拡大した領域である。図4及び図5には、細実線で示す原稿画像の領域RD0〜RD3(以下、原稿画像領域という)が表記されている(ただし、図4(a)では、領域RD0が基準画像領域SH0と重なるため記載を省略している)。なお、以下の説明においては、便宜上、原稿の全体に原稿画像が存在する場合について説明する。つまり、例えば、原稿がA3の用紙である場合には、原稿画像領域もA3の用紙の領域であるものとする。
図4(a)は、原稿が基準位置で読み取られた場合であり、図4(b)、図5(a)及び(b)は、原稿が基準位置から傾いた状態で読み取られた場合である。図4(b)、図5(a)及び(b)は、この順に原稿の基準位置に対する傾斜角θが大きくなっている。すなわち、傾斜角θ1<傾斜角θ2<傾斜角θ3である。例えば、傾斜角θ1〜θ3は、それぞれ5°、10°、20°である。
図4(a)の場合には、原稿画像領域RD0は、第0部分領域SH0に含まれている(一致している)。図4(b)の場合には、原稿画像領域RD1は、第0部分領域SH0には含まれず(一部がはみ出し)、第1部分領域SH1に含まれている。図5(a)の場合には、原稿画像領域RD2は、第1部分領域SH1には含まれず(一部がはみ出し)、第2部分領域SH2に含まれている。図5(b)の場合には、原稿画像領域RD3は、第1部分領域SH1及び第2部分領域SH2には含まれず(一部がはみ出し)、第3部分領域RAに含まれている。
このように、原稿の基準位置に対する傾斜角θに応じて、原稿画像領域RD(RD0〜4)が含まれる領域(第0部分領域SH0、第1部分領域SH1、第2部分領域SH2及び第3部分領域RA)が決まるが、判定部41dは、原稿画像領域RDがどの領域(ここでは、第0部分領域SH0、第1部分領域SH1、第2部分領域SH2及び第3部分領域RA)に含まれるかを判定するものである。
また、出力画像生成部41bは、判定部41dによって原稿画像領域RDが含まれると判定された部分領域に応じて倍率(第2の倍率)を設定し、原稿読取部41aによって得られた読取画像データ(=拡大領域画像データ)を設定された倍率に縮小した出力画像データを生成するものである。例えば、原稿画像領域RDが第0部分領域SH0に含まれると判定された場合には、第2の倍率を1.00に設定し、原稿画像領域RDが第1部分領域SH1に含まれると判定された場合には、第2の倍率を0.95に設定し、原稿画像領域RDが第2部分領域SH2に含まれると判定された場合には、第2の倍率を0.90に設定し、原稿画像領域RDが第3部分領域RAに含まれると判定された場合には、第2の倍率を0.80に設定する。
更に、判定部41dは、拡大画像領域RAのうち、基準画像領域SH0の外部の領域に画素値が所定値以上(例えば、画素値が8ビットで表されて大きい程濃度が濃い場合に、画素値が150以上)の画素が連続して所定数以上(例えば、50個以上)である場合に、基準画像領域SH0の外部の領域に原稿画像が含まれると判定するものである。基準画像領域SH1、SH2に関しても同様の判定を行うものでもある。
出力条件設定部41eは、操作パネル部51を介してユーザからの入力を受け付けて、1の記録紙上に出力する読取画像データの個数である画像集約数を設定するものである。例えば、画像集約数が2である場合には、記録紙が2つの領域に分割され、それぞれの領域に出力画像データが作像(画像形成)され、いわゆる、2in1の出力が行われる。より具体的には、記録紙がA3サイズである場合には、A4サイズの2つの領域に分割され、各領域に出力画像データが作像される。同様にして、画像集約数が4である場合には、記録紙が4つの領域に分割され、それぞれの領域に出力画像データが作像(画像形成)され、いわゆる、4in1の出力が行われる。
第2倍率設定部41fは、操作パネル部51を介してユーザからの入力を受け付けて、第2の倍率を設定するものである。なお、第2倍率設定部41fによって、第2の倍率が設定された場合には、判定部41dによる判定結果とは無関係に(あるいは、判定部41dによる判定は行われずに)、出力画像生成部41bは、原稿読取部41aによって得られた読取画像データ(=拡大領域画像データ)を、第2倍率設定部41fによって設定された第2の倍率に縮小した出力画像データを生成する。
次に、図6に示すフローチャートを用いて複写機1の動作を説明する。図6は、複写機1の動作を表すフローチャートの一例である。なお、ここでは、便宜上、第2倍率設定部41fによる第2の倍率の設定が行われず、出力条件設定部41eによる画像集約数の設定も行われない場合について説明する。
まず、原稿読取部41aによって原稿画像が読み込まれ、画像処理部21の画像メモリ24に格納される(ステップS1)。そして、判定部41dによって、原稿画像が基準画像領域SH0に含まれているか否かの判定が行われる(ステップS3)。基準画像領域SH0に含まれていると判定された場合(ステップS3でYES)には、出力画像生成部41bによって、第2の倍率が1.00に設定され(ステップS15)、処理はステップS17に進む。基準画像領域SH0に含まれていないと判定された場合(ステップS3でNO)には、判定部41dによって、原稿画像が第1部分領域SH1に含まれているか否かの判定が行われる(ステップS5)。
第1部分領域SH1に含まれていると判定された場合(ステップS5でYES)には、出力画像生成部41bによって、第2の倍率が0.95に設定され(ステップS13)、処理はステップS17に進む。第1部分領域SH1に含まれていないと判定された場合(ステップS5でNO)には、判定部41dによって、原稿画像が第2部分領域SH2に含まれているか否かの判定が行われる(ステップS7)。第2部分領域SH2に含まれていると判定された場合(ステップS7でYES)には、出力画像生成部41bによって、第2の倍率が0.90に設定され(ステップS11)、処理はステップS17に進む。第2部分領域SH2に含まれていないと判定された場合(ステップS7でNO)には、出力画像生成部41bによって、第2の倍率が0.80に設定され(ステップS9)、処理はステップS17に進む。
ステップS9、11、13又は15の処理が終了すると、出力画像生成部41bによって、読取画像データがステップS9、11、13又は15において設定された倍率に縮小されて出力画像データが生成される(ステップS17)。そして、出力部41cによって、ステップS17において生成された出力画像データがプリンタ部31を用いて記録紙上に作像されて排紙され(ステップS19)、処理が終了される。
図7及び図8は、複写機1によって出力される画像の一例である。図7は、図5(b)に示す原稿が傾斜角θ3(=20°)だけ傾いた状態で読み取られた場合の出力される画像の一例である。(a)は、出力画像生成部41bによって読取画像データの縮小処理が行われない場合であり、(b)は、出力画像生成部41bによって読取画像データの縮小処理が行われる場合である。(a)に示すように、縮小処理が行われない場合には、読取画像CD00のうち、基準画像領域SH0からはみ出した部分の画像DAが出力されず、所望する出力が得られない。これに対して、(b)に示すように、縮小処理が行われた場合には、読取画像CD00が縮小された出力画像CD01は基準画像領域SH0内となるため、基準画像領域SH0からはみ出した部分は存在せず、画像は傾き且つ縮小されているものの、所望する出力が得られる。
図8は、複写機1によって出力される4in1の画像の一例である。ここでは、1枚の記録紙に4つの基準画像領域SH01〜SH04があり、この基準画像領域SH01〜SH04にそれぞれ印刷される原稿の画像領域である原稿画像領域RD01〜RD04が表記されている。原稿は前述のように原稿給送部600によって1枚ずつ原稿読取部500に搬送されるため、基準画像領域SH01〜SH04に対する原稿画像領域RD01〜RD04の傾斜角θ01〜θ04はそれぞれの原稿が読み込まれる条件によって決まる。
より具体的には、図6のステップS1からステップS17の処理が4枚の原稿についてそれぞれ行われ、その結果得られた4つの出力画像データを出力画像生成部41bは、更に1/4倍に縮小し、図8に示すように基準画像領域SH01〜SH04に配置した出力画像データに作り変える。それにより、各読取画像に対して判定部41dによる判定が行われ出力画像生成部41bによって縮小倍率が決定されるため、図8に示すように、傾斜角θ(θ01〜θ04)が大きい程、縮小倍率が小さく設定され、それぞれの基準画像領域SH01〜SH04内に原稿画像CD11〜CD14が欠落することなく形成される。
このようにして、原稿読取部41aによって、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域SH0に対して第1の倍率(ここでは1.2倍)に拡大した拡大画像領域RAに含まれる画像である拡大領域画像が読み取られるため、原稿が傾いている場合にも原稿に記載されている文字、図形等のデータの一部が欠落して読み込まれることが防止される。
また、出力画像生成部41bによって、読取画像データが第2の倍率に縮小された出力画像データが生成され、出力部41cによって、出力画像データが記録紙上に作像されて排紙されるため、第2の倍率を適正に設定すると、原稿が傾いて読み取られた場合にも原稿に記載された文字等が欠落して出力されることが確実に防止される。
更に、第2倍率設定部41fによって、第2の倍率が設定された場合には、出力画像生成部41bによって、第2倍率設定部41fにより設定された第2の倍率を用いて出力画像データが生成されため、ユーザの所望する倍率を第2の倍率として設定することが可能となり、所望する倍率に縮小された出力画像データが生成される。
加えて、判定部41dによって、基準画像領域SH0の外部の部分に原稿画像が含まれると判定された場合に限り、出力画像生成部41bによって、第2の倍率が1未満の所定値に設定されるため、基準画像領域SH0の外部の部分には原稿画像が含まれない場合には等倍で(縮小されずに)出力される。つまり、等倍で出力すると原稿画像の一部が欠落する場合に限って、原稿画像が縮小されるため、必要な場合にだけ縮小処理が行われ、より適切な処理が行われる。
また、ここでは、原稿が文字又は図形の記載された原稿であり、原稿画像は、画素値が所定値以上の画素が連続している部分である。そこで、判定部41dによって、拡大画像領域RAのうち、基準画像領域SH0の外部の領域に画素値が所定値以上の画素が連続して所定数以上である場合に、基準画像領域SH0の外部の領域に原稿画像が含まれると判定されるため、基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かの判定が容易に且つ正確に行われる。
更に、判定部41dによって原稿画像が含まれると判定された部分領域に応じて、出力画像生成部41bによって第2の倍率が設定されるため、第2の倍率として適切な値が容易に設定される。
加えて、出力条件設定部41eによって複数の読取画像データが1の記録紙上に出力される設定が行われた際にも、各原稿が傾いている場合にも各原稿に記載されている文字、図形等のデータの一部が欠落して読み込まれることが防止される。
なお、本発明は以下の形態をとることができる。
(A)本実施形態においては、原稿が文字又は図形の記載された原稿である場合について説明したが、原稿が絵画、写真等である形態でもよい。この場合には、判定部41dは、拡大画像領域RAのうち、基準画像領域SH0の外部の領域に画素値が所定値以上(例えば、画素値が8ビットで表されて大きい程濃度が濃い場合に、画素値が150以上)の画素が所定数以上(例えば、50個以上)である場合に、基準画像領域SH0の外部の領域に原稿画像が含まれると判定すればよい。また、原稿の種類に応じて、これらの判定条件を切替可能なように、判定部41dが、例えば、操作パネル51の操作に基づいて判定条件を切り替える形態でもよい。
(B)本実施形態においては、第2の倍率が第2倍率設定部41f、又は、判定部41d及び出力画像生成部41bによって設定される場合について説明したが、制御部41が予め所定の倍率(例えば、0.95倍)を格納しており、第2の倍率として設定される形態でもよい。この場合には、原稿が傾いて読み取られた場合に原稿に記載された文字等が欠落して出力されることが簡単な処理(構成)で防止される。
(C)本実施形態においては、判定部41dが、原稿画像が含まれるか否かの判定を3つの部分領域(第0部分領域SH0、第1部分領域SH1及び第2部分領域SH2)について行う場合について説明したが、少なくとも1の部分領域に含まれるか否かの判定を行う形態であればよい。例えば、判定部41dが、第1部分領域SH1に含まれるか否かを判定し、その結果に応じて出力画像生成部41bが第2の倍率を設定する形態でもよい。この場合には処理が簡略化される。また、原稿画像が含まれるか否かの判定を4以上の個数の部分領域について行う形態でもよい。この場合には、第2の倍率として更に適切な値が設定できる。
本発明が適用されるディジタル複写機の機械的構成を示す側断面概略図の一例である。 図1に示すディジタル複写機の機能構成図の一例である。 図1に示すディジタル複写機の主要部の機能構成図の一例である。 判定部の機能説明図の一例である。 判定部の機能説明図の一例である。 複写機の動作を表すフローチャートの一例である。 複写機によって出力される画像の一例である。 複写機によって出力される画像の一例である。
符号の説明
1 複写機
11 スキャナ部
21 画像処理部
23 画像加工部
24 画像メモリ
31 プリンタ部
41 制御部
41a 原稿読取部(原稿読取手段の一部)
41b 出力画像生成部(出力画像生成手段)
41c 出力部(出力手段の一部)
41d 判定部(判定手段)
41e 出力条件設定部(出力条件設定手段)
41f 第2倍率設定部(第2倍率設定手段の一部)
51 操作パネル部

Claims (8)

  1. 原稿画像を光学的に読み取って光電変換した読取画像データを得る原稿読取手段と、
    前記読取画像データから出力画像データを生成する出力画像生成手段と、
    前記出力画像データを記録紙上に作像して排紙する出力手段とを備える画像形成装置であって、
    前記原稿読取手段は、原稿が基準位置で読み取られる場合の画像領域である基準画像領域に対して第1の倍率に拡大した拡大画像領域に含まれる画像である拡大領域画像を読み取り、
    前記出力画像生成手段は、前記読取画像データを第2の倍率に縮小して出力画像データを生成することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の倍率は、1未満の固定値であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 外部からの入力を受け付けて前記第2の倍率を設定する第2倍率設定手段を備え、
    前記出力画像生成手段は、前記第2倍率設定手段によって設定された第2の倍率を用いて出力画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記拡大領域画像について、前記拡大画像領域のうち、前記基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記出力画像生成手段は、前記判定手段によって前記基準画像領域外の部分に原稿画像が含まれると判定された場合に限り、前記第2の倍率を1未満の所定値に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記判定手段は、前記拡大画像領域のうち、前記基準画像領域外の領域に画素値が所定値以上の画素が所定数以上である場合に、前記基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれると判定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記判定手段は、前記拡大画像領域のうち、前記基準画像領域外の領域に画素値が所定値以上の画素が連続して所定数以上である場合に、前記基準画像領域外の領域に原稿画像が含まれると判定することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記判定手段は、前記拡大画像領域のうち、前記基準画像領域外の領域を前記基準画像領域の外周の形状と相似する外周の形状を有する複数の部分領域に分割し、前記複数の部分領域のうち、原稿画像が含まれる部分領域を判定し、
    前記出力画像生成手段は、前記判定手段によって原稿画像が含まれると判定された部分領域に応じて前記第2の倍率を設定することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 外部からの入力を受け付けて、1の記録紙上に出力する前記読取画像データの個数である画像集約数を設定する出力条件設定手段を備え、
    前記出力画像生成手段は、前記画像集約数分の前記読取画像データを1の記録紙上に出力すべく出力画像データを生成することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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