JP2005135986A - 積層型光電変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光入射側から見て一導電型層と実質的に真性半導体の光電変換層と逆導電型層の順で構成される光電変換ユニットを複数含む積層型光電変換装置であって、相対的に光入射側に配置された前方光電変換ユニット3内の逆導電型層33と、該前方光電変換ユニット3の後方側に隣接して配置される後方光電変換ユニット4内の一導電型層41のうち、片方もしくは両方がシリコン複合層を少なくとも一部含む導電型層であり、前記シリコン複合層はシリコンと酸素の非晶質合金中にシリコン結晶相を含むことを特徴とすることによって課題を解決する。
【選択図】 図6
Description
このようなリーク電流の問題は、図27に示す本出願人による特許文献1に記載された新たに第3の分離溝を設けた構造を採用することにより解決され得るものと考えられる。特許文献1において、集積型薄膜光電変換モジュール101には、上記薄膜を分割する第1〜第3の分離溝121,122,124と接続溝123とが設けられている。
ところで、積層型光電変換装置の半導体層の材料に非晶質酸化シリコンを使う例が特許文献2に開示されている。この例では、ガラス基板上に、SnO2などの透明電極、非晶質炭化シリコンの前方p型層、非晶質シリコン前方i型層、非晶質酸化シリコンの前方n型層、非晶質炭化シリコンの後方p型層、非晶質シリコンの後方i型層、非晶質シリコンの後方n型層、Agなどの金属電極を形成した構造を有している。通常は前方n型層に非晶質シリコンまたは微結晶シリコンが用いられるが、特許文献2ではバンドギャップの広い非晶質酸化シリコンを用いることによって、光の吸収ロスを低減できると報告している。その結果、前方n型層を透過して後方i型層に到達する光が増加して、短絡電流密度(Jsc)が増加して積層型光電変換装置の特性が改善すると示している。
また、SiH4、CO2、H2を含み、CO2/SiH4の流量比を1.5以下に限定してガスを分解することによって、シリコン微結晶相を含む非晶質酸化シリコン膜を作製し非晶質シリコン光電変換装置の窓層に適用する方法が特許文献3に開示されている。特許文献3では、窓層に適用可能な最低限の光導電率10-6S/cmの非晶質酸化シリコンに比べて、同じ光導電率のシリコン微結晶相を含む非晶質酸化シリコンは、吸収係数が小さくなるので、光電変換装置の窓層に適用した場合に光吸収損失が低減されると開示している。
光入射側から見て、一導電型層と、実質的に真性半導体の光電変換層と、逆導電型層の順で構成される光電変換ユニットを複数含む積層型光電変換装置であって、
相対的に光入射側に配置された前方光電変換ユニット内の逆導電型層と、該前方光電変換ユニットの後方側に隣接して配置される後方光電変換ユニット内の一導電型層のうち、片方もしくは両方がシリコン複合層を少なくとも一部含む導電型層であり、
前記シリコン複合層はシリコンと酸素の非晶質合金中にシリコン結晶相を含む、
ことを特徴とする積層型光電変換装置を提供する。
透明基板と、該透明基板の一方の主面上に並置され且つ互いに直列接続された複数の光電変換セルとを具備し、
前記複数の光電変換セルは、前記透明基板の一方の主面上に順次積層された透明電極層、光電変換半導体層、及び裏面電極層で構成され、
前記複数の光電変換セルのそれぞれの隣り合う2つの間で、前記透明電極層は第1の分離溝によって分割され、この第1の分離溝は前記光電変換半導体層を構成する材料で埋め込まれ、
前記第1の分離溝から離れた位置に、前記裏面電極層の上面に開口を有し且つ底面が前記透明電極層と前記光電変換半導体層との界面で構成された第2の分離溝が設けられ、
前記第1の分離溝と前記第2の分離溝との間に、前記光電変換半導体層と前記裏面電極層との界面に開口を有し且つ底面が前記透明電極層と前記光電変換半導体層との界面で構成された接続溝が設けられ、この接続溝は前記裏面電極層を構成する材料で埋め込まれることによって前記隣り合って並置された2つの光電変換セルの一方の裏面電極層と他方の透明電極層とを電気的に接続した集積構造の光電変換装置であって、
かつ前記光電変換半導体層は、
光入射側から見て、一導電型層と、実質的に真性半導体の光電変換層と、逆導電型層の順で構成される光電変換ユニットを複数含む積層型光電変換半導体層から成り、
相対的に光入射側に配置された前方光電変換ユニット内の逆導電型層と、該前方光電変換ユニットの後方側に隣接して配置される後方光電変換ユニット内の一導電型層のうち、片方もしくは両方がシリコン複合層を少なくとも一部含む導電型層であり、
前記シリコン複合層はシリコンと酸素の非晶質合金中にシリコン結晶相を含む
ことを特徴とする積層型光電変換装置を提供する。
比較例1として、図11に示すような積層型光電変換装置を作製した。ガラス基板1上に、透明電極層2として厚さ800nmのピラミッド状SnO2膜を熱CVD法にて形成した。得られた透明電極層2のシート抵抗は約9Ω/□であった。またC光源で測定したヘイズ率は12%であり、凹凸深さdは約100nmであった。この透明電極層2の上に、プラズマCVDを用いて厚さ15nmのp型非晶質炭化シリコン層31a、厚さ300nmのi型非晶質シリコン層32a、及び厚さ30nmのn型微結晶シリコン層33aからなる前方光電変換ユニット3を形成し、続けて厚さ15nmのp型微結晶シリコン層41a、厚さ2.5μmのi型結晶質シリコン層42a、及び厚さ15nmのn型微結晶シリコン層43aからなる後方光電変換ユニット4を順次形成した。その後、裏面電極層5として厚さ90nmのAlドープされたZnOと厚さ300nmのAgをスパッタ法にて順次形成した。
比較例2として、図12に示すような積層型光電変換装置を作製した。これは、比較例1のn型微結晶シリコン層33aを、厚さ30nmのn型の非晶質酸化シリコン33bで置き換えた構造になっている。これは、後方光電変換ユニット4が結晶質光電変換ユニットになっていることを除き、先行例2に類似した構造になっている。n型の非晶質酸化シリコン33b製膜時のガスの流量比はSiH4/CO2/PH3/H2=1/0.5/0.02/20ある。電源周波数は13.56MHz、パワー密度20mW/cm2、圧力100Pa、基板温度200℃で製膜した。このとき非晶質酸化シリコン33bは、膜中酸素濃度が18原子%、600nmの光に対する屈折率は3.0、ラマン散乱で測定した非晶質シリコン成分のTOモードピークに対する結晶シリコン成分のTOモードピークのピーク強度比は0で結晶相がなく、暗導電率は1.2X10-6S/cmであった。それ以外は、比較例1と同様の作製方法で形成した。
図13に示すような積層型光電変換装置を作製した。比較例1と異なるのは、前方光電変換ユニット3のn型層を、厚さ30nmのn型シリコン複合層33cで置き換えたことである。それ以外は、比較例1と同様に作製した。
図14に示すような積層型光電変換装置を作製した。実施例1と異なるのは、前方光電変換ユニット3のn型層33として、i型非晶質シリコン層32の後方に厚さ10nmのn型微結晶シリコン33a/厚さ30nmのn型シリコン複合層33cの順に積層して形成したことである。それ以外は、実施例1と同様の作製方法であり、またシリコン複合層33cの膜特性も同じである。
実施例3として、図15に示すような積層型光電変換装置を作製した。実施例1と異なるのは、前方光電変換ユニット3のn型層33として、i型非晶質シリコン層32aの後方に厚さ30nmのn型シリコン複合層33c/厚さ5nmのn型微結晶シリコン33dの順に積層して形成したことである。それ以外は、実施例1と同様の作製方法であり、またシリコン複合層4の膜特性も同じである。
実施例4として、図16に示すような積層型光電変換装置を作製した。実施例1と異なるのは、前方光電変換ユニット3のn型層33として、i型非晶質シリコン層32aの後方に厚さ5nmのn型微結晶シリコン33a/厚さ30nmのn型シリコン複合層33c/厚さ5nmのn型微結晶シリコン33dの順に積層して形成したことである。それ以外は、実施例1と同様の作製方法であり、また、シリコン複合層33cの膜特性も同じものを用いた。
図17に、本発明の実施例5として、実施例2の構造の積層型光電変換装置において、シリコン複合層33dの屈折率を変化させた場合の前方光電変換ユニットにおける分光感度電流の相対値を示す。シリコン複合層は、CO2/SiH4の比を1〜15で変化させた以外は、実施例1と同様に作製した。図17の横軸は波長600nmの光に対するシリコン複合層の屈折率、縦軸はシリコン複合層がない比較例1の構造の積層型光電変換装置における分光感度電流に対する相対値である。屈折率の減少に伴って、前方光電変換ユニット側に反射される光が増加して前方光電変換ユニットの分光感度電流が増加している。屈折率が2.5以下で比較例1より分光感度電流が5%以上増加する。また、比較例1より10%以上の分光感度電流を増加するためには屈折率を2.1以下にすればよいことがわかる。
図18に示すような積層型光電変換装置を作製した。比較例1と異なるのは、後方光電変換ユニット4のp型層を、厚さ30nmのp型シリコン複合層41bで置き換えたことである。それ以外は、比較例1と同様に作製した。
図19に示すような積層型光電変換装置を作製した。比較例1と異なるのは、前方光電変換ユニット3のn型層を厚さ30nmのn型シリコン複合層33cで置き換え、かつ後方光電変換ユニット4のp型層を、厚さ30nmのp型シリコン複合層41bで置き換えたことである。またn型シリコン複合層33cおよびp型シリコン複合層41bの膜特性は、それぞれ実施例1および実施例6と同じである。
図20に示すような積層型光電変換装置を作製した。実施例7と異なるのは、i型非晶質シリコン層32の後方に、前方光電変換ユニット3のn型層33として厚さ10nmのn型微結晶シリコン33a/厚さ30nmのn型シリコン複合層33cの順に積層して形成し、さらに後方光電変換ユニット4のp型層41として厚さ30nmのp型シリコン複合層41b/厚さ5nmのp型微結晶シリコン41aの順に積層して形成したことである。n型シリコン複合層33cおよびp型シリコン複合層41bの膜特性は、それぞれ実施例1および実施例6と同じである。
図21に示すような積層型光電変換装置を作製した。実施例7と異なるのは、i型非晶質シリコン層32の後方に、前方光電変換ユニット3のn型層33として厚さ30nmのn型シリコン複合層33c/厚さ10nmのn型微結晶シリコン33aの順に積層して形成し、さらに後方光電変換ユニット4のp型層41として厚さ5nmのp型微結晶シリコン41a/厚さ30nmのp型シリコン複合層41bの順に積層して形成したことである。n型シリコン複合層33cおよびp型シリコン複合層41bの膜特性は、それぞれ実施例1および実施例6と同じである。
比較例3として、図22に示すような3段積層型光電変換装置を作製した。比較例1で記したものと同様のガラス基板1/透明電極2上に、プラズマCVDを用いて第一光電変換ユニット6である非晶質シリコン光電変換ユニット、第二光電変換ユニット7である結晶質シリコン光電変換ユニット、第三光電変換ユニット8である結晶質シリコン光電変換ユニットを順次形成し、その後比較例1と同様裏面電極層5として厚さ90nmのAlドープされたZnOと厚さ300nmのAgをスパッタ法にて順次形成した。p型非晶質炭化シリコン層61a、i型非晶質シリコン層62a、n型微結晶シリコン層63aから成る第一光電変換ユニット6は、比較例1の31a、32a、33aと同じ方法で形成した。またp型微結晶シリコン層71aあるいは81a、i型結晶質シリコン層72aあるいは82a、n型微結晶シリコン層73aあるいは83aから成る第二光電変換ユニット7と第三光電変換ユニット8は、いずれも比較例1の41a、42a、43aと同じ方法でそれぞれ形成した。但し、i型非晶質シリコン層62aの膜厚は100nm、第二光電変換ユニット7におけるi型結晶質シリコン層72aの膜厚は1.2umでn型微結晶シリコン層73aの膜厚は30nm、第三光電変換ユニット8におけるi型結晶質シリコン層82aの膜厚は2.5umとした。
図23に示すような3段積層型光電変換装置を作製した。比較例3と異なるのは、第二光電変換ユニット7のn型層を厚さ30nmのn型シリコン複合層73bで置き換え、かつ第三光電変換ユニット8のp型層を、厚さ30nmのp型シリコン複合層81bで置き換えたことである。これらシリコン複合層の作成方法および膜特性は実施例1および実施例6で示したものと同じである。
図24に、本発明の実施例11の集積型光電変換装置を示す。図24の構造は、リーク電流の問題が発生した図26のZnOの中間反射層105を、シリコン複合層107に代えた以外は、図26とほぼ同じ構造をしている。各層の膜厚、作製方法は実施例2と同様に作製した。基板の大きさは910mmX455mmであり、パターニングによって分割することにより、光電変換セルを100段直列接続した。シリコン複合層107は、実施例1で示したのn型シリコン複合層33cと同じ膜特性のものを用いた。
2 透明電極層
3 前方光電変換ユニット
31 前方光電変換ユニット内の一導電型層
32 前方光電変換ユニット内の光電変換層
33 前方光電変換ユニット内の逆導電型層
31a p型非晶質炭化シリコン層
32a i型非晶質シリコン層
33a、33d n型微結晶シリコン層
33b n型非晶質酸化シリコン層
33c n型の、シリコン結晶相を含む非晶質酸化シリコン層(シリコン複合層)
4 後方光電変換ユニット
41 後方光電変換ユニット内の一導電型層
42 後方光電変換ユニット内の光電変換層
43 後方光電変換ユニット内の逆導電型層
41a、41c p型微結晶シリコン層
41b p型の、シリコン結晶相を含む非晶質酸化シリコン層(シリコン複合層)
42a i型結晶質シリコン層
43a n型微結晶シリコン層
5 裏面電極層
6 3段積層型光電変換装置における第一光電変換ユニット
61a p型非晶質炭化シリコン層
62a i型非晶質シリコン層
63a n型微結晶シリコン層
7 3段積層型光電変換装置における第二光電変換ユニット
71a p型微結晶シリコン層
72a i型結晶質シリコン層
73a n型微結晶シリコン層
73b n型の、シリコン結晶相を含む非晶質酸化シリコン層(シリコン複合層)
8 3段積層型光電変換装置における第三光電変換ユニット
81a p型微結晶シリコン層
81b p型の、シリコン結晶相を含む非晶質酸化シリコン層(シリコン複合層)
82a i型結晶質シリコン層
83a n型微結晶シリコン層
101 集積型薄膜光電変換モジュール
102 ガラス基板
103 透明電極層
104a 前方光電変換ユニット
104b 後方光電変換ユニット
105 ZnOの中間反射層
106 裏面電極層
107 導電型の、シリコン結晶相を含む非晶質酸化シリコン合金層(シリコン複合層)
110 光電変換セル部
121 第一の分離溝
122 第二の分離溝
123 接続溝
124 第三の分離溝
Claims (8)
- 光入射側から見て、一導電型層と、実質的に真性半導体の光電変換層と、逆導電型層の順で構成される光電変換ユニットを複数含む積層型光電変換装置であって、
相対的に光入射側に配置された前方光電変換ユニット内の逆導電型層と、該前方光電変換ユニットの後方側に隣接して配置される後方光電変換ユニット内の一導電型層のうち、片方もしくは両方がシリコン複合層を少なくとも一部含む導電型層であり、
前記シリコン複合層はシリコンと酸素の非晶質合金中にシリコン結晶相を含むことを特徴とする積層型光電変換装置。 - 前記シリコン複合層の600nmの波長の光に対する屈折率が2.5以下であることを特徴とする請求項1に記載の積層型光電変換装置。
- 前記シリコン複合層の膜中酸素濃度が25原子%以上であることを特徴とする請求項1に記載の積層型光電変換装置。
- 前記シリコン複合層の暗導電率が10-1S/cm以下であることを特徴とする請求項1に記載の積層型光電変換装置。
- 前記シリコン複合層において、ラマン散乱で測定した前記非晶質に由来するピークに対する結晶シリコン成分のTOモードピークのピーク強度比が10以下であることを特徴とする請求項1に記載の積層型光電変換装置。
- 前記シリコン複合層の膜厚の総和が20nm以上130nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の積層型光電変換装置。
- 透明基板と、該透明基板の一方の主面上に並置され且つ互いに直列接続された複数の光電変換セルとを具備し、
前記複数の光電変換セルは、前記透明基板の一方の主面上に順次積層された透明電極層、光電変換半導体層、及び裏面電極層で構成され、
前記複数の光電変換セルのそれぞれの隣り合う2つの間で、前記透明電極層は第1の分離溝によって分割され、この第1の分離溝は前記光電変換半導体層を構成する材料で埋め込まれ、
前記第1の分離溝から離れた位置に、前記裏面電極層の上面に開口を有し且つ底面が前記透明電極層と前記光電変換半導体層との界面で構成された第2の分離溝が設けられ、
前記第1の分離溝と前記第2の分離溝との間に、前記光電変換半導体層と前記裏面電極層との界面に開口を有し且つ底面が前記透明電極層と前記光電変換半導体層との界面で構成された接続溝が設けられ、この接続溝は前記裏面電極層を構成する材料で埋め込まれることによって前記隣り合って並置された2つの光電変換セルの一方の裏面電極層と他方の透明電極層とを電気的に接続した集積構造の光電変換装置であって、
かつ前記光電変換半導体層は、
光入射側から見て、一導電型層と、実質的に真性半導体の光電変換層と、逆導電型層の順で構成される光電変換ユニットを複数含む積層型光電変換半導体層から成り、
相対的に光入射側に配置された前方光電変換ユニット内の逆導電型層と、該前方光電変換ユニットの後方側に隣接して配置される後方光電変換ユニット内の一導電型層のうち、片方もしくは両方がシリコン複合層を少なくとも一部含む導電型層であり、
前記シリコン複合層はシリコンと酸素の非晶質合金中にシリコン結晶相を含む
ことを特徴とする積層型光電変換装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の積層型光電変換装置であって、該積層型光電変換装置が透明基板上に積層されてなり、前記透明基板を通して入射した光の反射スペクトルが、波長450nmから800nmの範囲に反射率の極大値と極小値をそれぞれ少なくとも一つ以上持ち、前記極大値と前記極小値の反射率の差が1%以上あることを特徴とする積層型光電変換装置。
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