JP2005133878A - 流体圧シリンダのブレーキ装置 - Google Patents

流体圧シリンダのブレーキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ブレーキシューによる移動ロッドへの押し付けを安定した状態で均一に行うことができるとともに、その押し付け力の加減設定が容易で、しかも装置全体の長さ及び太さを小さくすることができる流体圧シリンダのブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 第1のレバー8aが、皿バネ11により第1の締め付け部材7a上の枢支点を支点とする回動勢力を与えられて第2の締め付け部材7bを締め付け方向に変位させると同時に、第2のレバー8bが、皿バネ11により第2の締め付け部材7b上の枢支点を支点とする回動勢力を与えられて第1の締め付け部材7bを締め付け方向に変位させることにより、一対のブレーキシュー4a・4bが締め付けられてピストンロッド2に圧接する。ブレーキ解除ピストン12は、一対のレバー8a・8bを流体圧により皿バネ11とは反対方向へ回動させて一対の締め付け部材7a・7bによる締め付けを解除する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、流体圧シリンダにおいて、流体圧により移動されるピストンロッド等の移動ロッドを停止(ロックを含む)させるためのブレーキ装置に関する。
この分野の従来技術として、特許文献1(特公昭57−43762号公報)及び特許文献2(特開2000−97209号公報)に記載のものがある。
特許文献1に記載のロック装置は、流体圧シリンダに直結されたロックシリンダ内に、ロックピストンをコイルスプリングで付勢して摺動可能に嵌装するとともに、流体圧シリンダのピストンロッドを貫通させるロックシューを設置して、その外周に複数個のボールを環状に配置し、またこれらボールを内包する円錐形の内周面を有する緊締体をロックピストンに一体的に設けている。そして、ロックピストンへの流体圧を排出したときには、緊締体がコイルスプリングによる付勢によってボールを介してロックシューを圧迫して、ピストンロッドがロックされる。一方、ロックピストンを流体圧によりコイルスプリングに抗して摺動させたときは、緊締体がロックシューへの圧迫を解放して、ピストンロッドの移動が許容されるようになっている。
特許文献2に記載のブレーキ装置は、流体圧シリンダのピストンロッドを貫通させる一対のブレーキシューと、これらブレーキシューを内包保持する一対のU形ブレーキシューハウジングと、これらブレーキシューハウジングにそれぞれ連結してブレーキ装置本体に枢支された一対の枠形トグルレバーと、これらトグルレバーに互いに反対方向の回動勢力を付与するようにそれぞれに2個ずつ掛けられた2組のねじりコイルバネと、一対のブレーキシューハウジングの間でピストンロッドを貫通させてブレーキ装置本体内に嵌装された一対の解除ピストンとを備えている。そして、一対の解除ピストンへの流体圧を解放したときは、一対のトグルレバーが、ねじりコイルバネによる回動勢力により一対のブレーキシューハウジングを移動させることにより、一対のブレーキシューがピストンロッドに押し付けられて摩擦力によりピストンロッドを停止させる。一方、一対の解除ピストンを流体圧により互いに反対方向に摺動させたときには、これら解除ピストンが一対のねじりコイルバネのバネ力に抗して一対のブレーキシューハウジングを移動させることにより、一対のブレーキシューによるピストンロッドへの押し付けが解放され、ピストンロッドの移動が許容されるようになっている。
しかし、特許文献1のロック装置では、ロックピストンと一体移動する緊締体の円錐形内周面とロックシューの外周面との間に複数のボールを環状に配置し、ボールを介してロックシューをピストンロッドへ押し付けるため、その押し付け力が部分的で、ロックシューの全内周面をピストンロッドに均一に押し付けることができない。また、その際、緊締体と一体移動するロックピストンをコイルスプリングで付勢して押し付け力を得ているため、ロック装置が全体として軸方向に長くなる問題がある。
また、特許文献2のブレーキ装置では、その本体内に枠形のトグルレバーを枢支し、これらに、一対のブレーキシューをそれぞれ内包保持する一対のブレーキシューハウジングをそれぞれに連結し、各トグルレバーにねじりコイルバネを2個ずつ掛けた複雑な構造であるため、装置の全体の太さが大きくなるとともに、製造・組み立てが非常に面倒である。
特公昭57−43762号公報 特開2000−97209号公報
本発明の課題は、ブレーキシューによる移動ロッドへの押し付けを安定した状態で均一に行うことができるとともに、その押し付け力の加減設定が容易で、しかも装置全体の長さ及び太さを小さくすることができる流体圧シリンダのブレーキ装置を提供することにある。
本発明のブレーキ装置は、一対のブレーキシューを締め付けて移動ロッドに圧接させる第1と第2の一対の締め付け部材と、これら締め付け部材にそれぞれ枢支された第1と第2の一対のレバーと、これらレバーを一方向へ回動付勢する皿バネと、この皿バネとは反対側において一対のレバーに対し進退摺動するブレーキ解除ピストンとを備え、第1のレバーは、皿バネにより第1の締め付け部材上の枢支点を支点とする回動勢力を与えられて第2の締め付け部材を締め付け方向に変位させ、第2のレバーは、皿バネにより第2の締め付け部材上の枢支点を支点とする回動勢力を与えられて第1の締め付け部材を締め付け方向に変位させ、ブレーキ解除ピストンは、一対のレバーを流体圧により皿バネとは反対方向へ回動させて一対の締め付け部材による締め付けを解除することを特徴とする。
その具体的形態としては、次のような構成が好ましい。
皿バネを複数枚重ねて第1と第2の一対のレバーを同じ一方向に付勢する。このようにすると、皿バネの重ね枚数又は/及び向きにより、一対の締め付け部材による締め付け力を任意に設定できる。
第1と第2の一対の締め付け部材は合わせて筒形となり、また第1と第2の一対のレバーは、筒形となる一対の締め付け部材の外周を囲むように曲げられた板状で、互いに対称の向きにしてそれぞれの締め付け部材に枢支され、反対側の締め付け部材をそれに突設された突起と係合することにより締め付け方向へ変位させる。このようにすると、装置の一層の小型化が図れる。
一対のブレーキシューと一対の締め付け部材との間に、二つ割り構造の第1と第2の一対の押さえ部材が介在され、一対の締め付け部材がこれら押さえ部材を介して一対の締め付け部材にて締め付けられる。このようにすると、ブレーキシューを押さえ部材で保護できる。
第1と第2の一対のブレーキシュー及び第1と第2の一対の押さえ部材は、移動ロッドを挟んで対向するように、移動ロッドを貫通させるリング状のリテーナに保持してブレーキ装置本体に内蔵されている。このようにすると、組み立て・分解が容易になる。
本発明によれば、一対のブレーキシューを締め付ける一対の締め付け部材にそぞれレバーを枢支し、これらレバーを挟んで一方側に皿バネ、他方側にブレーキ解除ピストンを配置し、皿バネによるレバーへの回動付勢により一対の締め付け部材を締め付け方向に変位させ、またブレーキ解除ピストンにより一対のレバーを皿バネとは反対方向へ回動させて、一対の締め付け部材による締め付けを解除するので、ブレーキシューによる移動ロッドへの押し付けを安定した状態で均一に行うことができるとともに、その押し付け力の加減設定が皿バネにより容易であり、しかも装置全体の長さ及び太さを小さくすることができる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1の平面図及び図3の断面図に示すように、本実施例のブレーキ装置Aは、その本体ハウジング1内に構成部品を全て内蔵していて、停止対象の空気圧シリンダBとは独立した装置となっており、空気圧シリンダBのピストンロッド2を貫通させるようにロッド側カバー3に取り付けて使用され、ピストンロッド2の移動を後述のように停止させる。本体ハウジング1の外形は、図2の正面図、図4の断面図に示すように矩形である。
図5は、本体ハウジング1内に内蔵された部品の分解斜視図で、その部品には、二つ割り構造の第1と第2の一対のブレーキシュー4a・4b、同じく二つ割り構造の第1と第2の一対の押さえ部材5a・5b、第1と第2の一対のリテーナ6a・6b、二つ割り構造の第1と第2の一対の締め付け部材7a・7b、第1と第2の一対のレバー8a・8b、第1と第2の一対の枢支用ピン9a・9b、第1と第2の一対のレバー係合用ピン10a・10b、図7に示す複数枚の皿バネ11、図9に示す1個のブレーキ解除ピストン12がある。
一対のブレーキシュー4a・4b、一対の押さえ部材5a・5b、一対の締め付け部材7a・7b、一対のレバー8a・8bのそれぞれの対は、同じ成型品を対称の向きにして使用する。
一対のブレーキシュー4a・4bは、ピストンロッド2の軸方向に長い円弧板で、その内周面はピストンロッド2の外周面に密着する円弧面となっている。各ブレーキシュー4a・4bの内周面の両端には、内径を細くする段部13が形成されている。
一対の押さえ部材5a・5bも、ブレーキシュー4a・4bと同じ長さの円弧板であるが、それよりも内径が大きく、押さえ部材5a・5bの内周面はブレーキシュー4a・4bの外周面に密着する円弧面となっている。押さえ部材5a・5bの内周面の両端には段部は無い。
一対のリテーナ6a・6bは、ゴム等の弾性素材でリング状に成型されたもので、鍔部14を突出形成している。
一対の締め付け部材7a・7bは、互いに合わせると、図5に示すように内周が円形、外周が六角形の筒形になるもので、それぞれの円弧凹面15は押さえ部材5a・5bの外径に合わせた内径になっている。各締め付け部材7a・7bには、図6に示すように、円弧凹面15の両端で対角の位置関係となる2つの角部に凸部16・17が一体に形成され、これら凸部16・17にピン受け孔18・19がそれぞれ設けられている。
一対のレバー8a・8bは、湾曲するL形の板状で、切欠凹部20を形成した基端部に軸孔21を設けるとともに、先端の両側に受圧凸部22を突出形成している。
枢支用ピン9a・9bとレバー係合用ピン10a・10bとは用途は異なるが、実質的には同じ4本のピンを使い分けるもので、外径を部分的に変えることにとにより頭部と複数の段部とを形成している。
皿バネ11は、リング状の板材を厚さ方向に湾曲させてバネ性を持たせたものである。皿バネ11は、図8に示すように複数枚を重ねて使用するが、その重ねる枚数と重ねる向きを変えることにより、全体のバネ圧を調整できる。
図9に示すように、ブレーキ解除ピストン12もリング状で、その内外のパッキン溝内に内外のパッキン23・24を保持している。
一対のブレーキシュー4a・4bと一対の押さえ部材5a・5bと一対のリテーナ6a・6bとは、本体ハウジング1内で次のように組み立てられている。
本体ハウジング1は、大気開放孔25を有する前側ハウジング1aと、ブレーキ解除用流体圧(空気圧)の給排用ポート26を有する後側ハウジング1bとを組み合わせて構成されている。これら前後のハウジング1a・1bはそれぞれ円筒形の内筒部1c・1dを有しているが、両方の内筒部1c・1dは連続することなく、本体ハウジング1内の中央で離れている。一対のリテーナ6a・6bは、このような内筒部1c・1d内にそれぞれ配置され、これらリテーナ6a・6bの間において一対のブレーキシュー4a・4bを上下の対向状態にして、しかも段部13によりリテーナ6a・6bの鍔部14との間に隙間が形成されるように保持するとともに、これらブレーキシュー4a・4bの外周面に一対の押さえ部材5a・5bをそれぞれ密着させて、一対の押さえ部材5a・5bを上下の対向状態にして両側のリテーナ6a・6b間に保持してある。従って、一対のブレーキシュー4a・4bと一対の押さえ部材5a・5bとは、両方の内筒部1c・1dに渡る長さになっている。
また、一対の締め付け部材7a・7bと一対のレバー8a・8bと一対のピン枢支用ピン9a・9b及び一対のレバー係合用ピン10a・10bとは、本体ハウジング1内で次のように組み立てられている。
一対の締め付け部材7a・7bは、上下対称の向きにして互いの凸部16・17を相手方の凸部が無いところと噛み合わせ、両者で内周が円形、外周が六角形の筒形とする。その筒形の長さは、一対のブレーキシュー4a・4bと一対の押さえ部材5a・5bとの組み合わせによる二重円筒形よりも短い。
第1のレバー8aは、その軸孔21を第1の締め付け部材7aの凸部16のピン受け孔18と一致させて、これらの孔に枢支用ピン9aを嵌入することにより、第1の締め付け部材7aに回動自在に枢支されている。一方、第2のレバー8bは、第1のレバー8aと上下対称の向きにして、軸孔21を第2の締め付け部材7bの凸部16のピン受け孔18と一致させて、これらの孔に枢支用ピン9bを嵌入することにより、第2の締め付け部材7bに回動自在に枢支されている。
レバー係合用ピン10a・10bは、第1の締め付け部材7aの凸部17のピン受け孔19と、第2の締め付け部材7bの凸部17のピン受け孔19にそれぞれ嵌入され、第1の締め付け部材7a側のピン10aは、図3に示すように、第2のレバー8bの切欠凹部20と係合する突起となり、第2の締め付け部材7b側のピン10bは、第1のレバー8aの切欠凹部20と係合する突起となる。
そして、このような組み合わせにしたアッセンブリは、一対のブレーキシュー4a・4bと一対の押さえ部材5a・5bとの組み合わせによる二重円筒形の外周において、両方の内筒部1c・1dの間に設置され、図4に示すように、一対のレバー8a・8bは、合わせて筒形をなす一対の締め付け部材7a・7bの外周を、本体ハウジング1の円形の内周面に沿って囲む様相になっている。上記のように、一対のブレーキシュー4a・4bと一対の押さえ部材5a・5bとの組み合わせによる二重円筒形の長さは、一対の締め付け部材7a・7bによる筒形の長さより長いため、その両側から突出している。
皿バネ11は、複数枚を重ねて前側ハウジング1a内でその内筒部1cの外周に設置され、一対のレバー8a・8bの片側の受圧凸部22を押圧するのに対し、ブレーキ解除ピストン12は、後側ハウジング1b内でその内筒部1dの外周に摺動可能に嵌装されて、一対のレバー8a・8bの反対側の受圧凸部22を押圧する。
このように構成されたブレーキ装置Aに対して、空気圧シリンダBのピストンロッド2は、一対のブレーキシュー4a・4bと一対の押さえ部材5a・5bとの組み合わせによる二重円筒形を貫通して、前側ハウジング1aのボス27から外方へ突出している。一対のブレーキシュー4a・4bと一対の押さえ部材5a・5bとは、ピストンロッド2を貫通させる二重円筒形になっているが、その断面は連続した円形ではなく、図4に示すように、スリットのような隙間をピストンロッド2の両側に形成して上下に分離し、ピストンロッド2の一部分を上下から挟む状態になっている。
次に、このブレーキ装置Aの動作について説明する。
ポート26から空気圧を供給しないときは、重ねた皿バネ11のバネ力により一対のレバー8a・8bが同じ方向の回動勢力を同時に受け、第1のレバー8aは、第1の締め付け部材7a上の枢支点である枢支用ピン9aを支点に回動して、第2の締め付け部材8bの突起であるレバー係合用ピン10bを上方へ押動するのに対し、第2のレバー8bは、第2の締め付け部材7b上の枢支点である枢支用ピン9bを支点に回動して、第1の締め付け部材8aの突起であるレバー係合用ピン10aを下方へ押動する。これにより、第1の締め付け部材7aは第2のレバー8bにより、また第2の締め付け部材7bは第1のレバー8aにより中心方向への圧力を同時に受け、一対の押さえ部材5a・5bを介して一対のブレーキシュー4a・4bを同時に締め付ける。その結果、一対のブレーキシュー4a・4bがピストンロッド2に圧接し、これを摩擦力で停止させる(又はロックする)。
一方、ポート26から空気圧を供給すると、ブレーキ解除ピストン12が推進されて一対のレバー8a・8bを皿バネ11に抗して回動させるので、第1と第2の締め付け部材7a・7bによる締め付けが解放され、ピストンロッド2の移動が許容される。
上記実施例では、空気圧シリンダBのピストンロッド2の移動を停止する適用例について説明したが、本発明によるブレーキ装置はピストンロッド2以外の流体圧で移動するロッドを停止する場合、更には空気圧シリンダ以外の流体圧シリンダ(油圧シリンダ等)にも適用できる。
本発明の一実施例であるブレーキ装置の一部分を切欠した平面図である。 同ブレーキ装置の正面図である。 同じく軸方向の断面図である。 図3におけるX−X線位置の断面図である。 内蔵部品の分解斜視図である。 一対の締め付け部材の斜視図である。 皿バネの斜視図である。 皿バネの重ねた状態の断面図である。 ブレーキ解除ピストンの断面図である。
符号の説明
A ブレーキ装置
B 空気圧シリンダ
1 本体ハウジング
1a・1b 前後のハウジング
1c・1d 内筒部
2 ピストンロッド
3 ロッド側カバー
4a・4b ブレーキシュー
5a・5b 押さえ部材
6a・6b リテーナ
7a・7b 締め付け部材
8a・8b レバー
9a・9b 枢支用ピン
10a・10b レバー係合用ピン
11 皿バネ
12 ブレーキ解除ピストン
13 段部
14 鍔部
15 円弧凹面
16・17 凸部
18・19 ピン受け孔
20 切欠凹部
21 軸孔
22 受圧凸部
23・24 パッキン
25 大気開放孔
26 給排用ポート
27 ボス

Claims (5)

  1. 流体圧により移動される移動ロッドに二つ割り構造の第1と第2の一対のブレーキシューを同時に圧接させて、該ロッドを摩擦力で停止させる流体圧シリンダのブレーキ装置において、前記一対のブレーキシューを締め付けて移動ロッドに圧接させる第1と第2の一対の締め付け部材と、これら締め付け部材にそれぞれ枢支された第1と第2の一対のレバーと、これらレバーを一方向へ回動付勢する皿バネと、この皿バネとは反対側において一対のレバーに対し進退摺動するブレーキ解除ピストンとを備え、前記第1のレバーは、皿バネにより第1の締め付け部材上の枢支点を支点とする回動勢力を与えられて第2の締め付け部材を締め付け方向に変位させ、前記第2のレバーは、皿バネにより第2の締め付け部材上の枢支点を支点とする回動勢力を与えられて第1の締め付け部材を締め付け方向に変位させ、前記ブレーキ解除ピストンは、一対のレバーを流体圧により皿バネとは反対方向へ回動させて一対の締め付け部材による締め付けを解除することを特徴とする流体圧シリンダのブレーキ装置。
  2. 皿バネは、複数枚を重ねて第1と第2の一対のレバーを同じ一方向に付勢することを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダのブレーキ装置。
  3. 第1と第2の一対の締め付け部材は合わせて筒形となり、また第1と第2の一対のレバーは、筒形となる一対の締め付け部材の外周を囲むように曲げられた板状で、互いに対称の向きにしてそれぞれの締め付け部材に枢支され、反対側の締め付け部材をそれに突設された突起と係合することにより締め付け方向へ変位させることを特徴とする請求項1又は2に記載の流体圧シリンダのブレーキ装置。
  4. 一対のブレーキシューと一対の締め付け部材との間に、二つ割り構造の第1と第2の一対の押さえ部材が介在され、一対の締め付け部材がこれら押さえ部材を介して一対の締め付け部材にて締め付けられることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の流体圧シリンダのブレーキ装置。
  5. 第1と第2の一対のブレーキシュー及び第1と第2の一対の押さえ部材は、移動ロッドを挟んで対向するように、移動ロッドを貫通させるリング状のリテーナに保持してブレーキ装置本体に内蔵されていることを特徴とする請求項4に記載の流体圧シリンダのブレーキ装置。
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