JP2005131460A - 水性塗料の塗装方法および塗装物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 水性塗料を塗装して形成した塗膜の仕上り外観を改善し得る。
【解決手段】 金属材に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する下塗り水性塗料を塗布するステップSt1と、前記下塗り水性塗料を加熱硬化させるステップSt2と、前記加熱硬化された下塗り水性塗料の塗装面に、前記下塗り塗料と同様の中塗り水性塗料を塗布するステップSt3と、前記中塗り水性塗料を加熱硬化させるステップSt4と、前記加熱硬化された中塗り水性塗料の塗装面に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、体質顔料を含有する上塗り水性塗料を塗布するステップSt5と、前記上塗り水性塗料を加熱硬化させるステップSt6とからなることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 金属材に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する下塗り水性塗料を塗布するステップSt1と、前記下塗り水性塗料を加熱硬化させるステップSt2と、前記加熱硬化された下塗り水性塗料の塗装面に、前記下塗り塗料と同様の中塗り水性塗料を塗布するステップSt3と、前記中塗り水性塗料を加熱硬化させるステップSt4と、前記加熱硬化された中塗り水性塗料の塗装面に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、体質顔料を含有する上塗り水性塗料を塗布するステップSt5と、前記上塗り水性塗料を加熱硬化させるステップSt6とからなることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、金属材に水性塗料を塗装して形成した塗膜の仕上り外観を改善し得る水性塗料の塗装方法および塗装物に関する。
従来、金属材への塗装方法は、金属材の前処理後に有機溶剤型エポキシ系樹脂やメラミン系樹脂の下塗り塗料で塗膜を形成後、有機溶剤型メラミン系樹脂やアクリル系樹脂の上塗り塗料で塗膜を形成していた(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、塗装時の火災や爆発の危険性、労働安全衛生、環境汚染の低減など作業性の観点から水性塗料への移行が強く望まれている。水性塗料についてはいくつかの提案がされているが、金属材への塗装時にだれが発生したり、有機溶剤型の持つ平滑性などの仕上り外観が必ずしも確保されているとは限らなかった(例えば、特許文献2参照。)。
特に、水性塗料を用いて、配電盤、制御盤、交通機器のような大形箱体の金属板を垂直配置にして下塗り、中塗り、上塗りの塗膜を形成すると、各塗膜にだれが発生する問題がある。また、L字状のアングルを取り付けた個所では、このだれが発生し易かった。
特開平8−294662号公報 (第2〜3ページ)
特開2003−20409号公報 (第2ページ)
上記の従来の塗装方法においては、次のような問題がある。
有機溶剤型塗料では、塗布時の作業性に問題がある。
水性塗料では、大形の金属材への塗装時にだれが発生する問題がある。また、一般的な水性塗料では、硬化温度が高く下塗り、中塗り、上塗りの各塗膜で一定条件での乾燥ができなかった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、優れた塗膜性能を有し得る水性塗料の塗装方法およびその塗装方法で塗装された塗装物を得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の水性塗料の塗装方法は、金属材に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する下塗り水性塗料を塗布するステップと、前記下塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと、前記加熱硬化された下塗り水性塗料の塗装面に、前記アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する中塗り水性塗料を塗布するステップと、前記中塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと、前記加熱硬化された中塗り水性塗料の塗装面に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、体質顔料を含有する上塗り水性塗料を塗布するステップと、前記上塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと
からなることを特徴とする。
からなることを特徴とする。
本発明によれば、水性塗料で塗装を行うので、有機溶剤型塗料と比べて塗布時の作業性が優れたものになる。
また、本発明によれば、体質顔料を所定量配合しているので、下塗り塗膜、中塗り塗膜、上塗り塗膜のいずれの塗膜においても、だれが認められず、また、これらの塗膜は一定条件で乾燥することができる。
以下、本発明の実施例に係る水性塗料の塗装方法および塗装物を図面を参照して説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る水性塗料の塗装方法を図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る金属材への塗装系を示す断面図、図2は、本発明の実施例1に係る金属材の塗装方法の手順を示すフローチャートである。
図1に示すように、金属材1に水性下塗り塗料の下塗り塗膜2を形成し、次いでその塗面に水性中塗り塗料の中塗り塗膜3を形成し、最後にその塗面に水性上塗り塗料の上塗り塗膜4を形成する。
下塗り塗料と中塗り塗料とは全く同様な塗料であり、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン樹脂ワニス、水性エポキシ樹脂ワニス、体質顔料、着色顔料、防錆顔料、添加剤および希釈剤から構成された水性下塗り塗料兼中塗り塗料(アスカベークHS プラサフ 関西ペイント社製)である。水性下塗り塗料兼中塗り塗料の成分を表1に示す。
下塗り塗料兼中塗り塗料は、アクリル変性アルキド樹脂とメラミン樹脂との組合せにより、130〜150℃の低温において20〜30分で硬化し、水分および酸素の透過を抑制する緻密な塗膜を形成できる。また、エポキシ樹脂を配合することにより、優れた付着力を有するようになる。更には、シリカからなる防錆顔料を加えることにより、優れた防錆力を有するようになる。
ここで、防錆顔料は、5〜10重量%の配合が好ましく、最も防錆力を発揮できる。5重量%以下では、防錆力が充分に発揮できず、また、10重量%以上では、塗膜の耐衝撃性が劣ってくる。
また、着色顔料を含有したタルクからなる体質顔料は、23〜28重量%の配合が好ましく、最も塗膜のだれを抑制することができる。23重量%以下では、だれを充分に抑制することができず、また、28重量%以上では、吸湿が大きくなり塗膜が膨れることがある。
上塗り塗料は、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン樹脂ワニス、水性エポキシ樹脂ワニス、体質顔料、着色顔料、添加剤および希釈剤から構成された水性上塗り塗料(アスカベークHS 5Y7/1 グロス40 関西ペイント社製)である。水性上塗り塗料の成分を表2に示す。
上塗り塗料は、アクリルで変性されたアルキド樹脂により優れた耐候性を有し、また、メラミン樹脂との組合せにより、130〜150℃の低温において20〜30分(下塗り塗料兼中塗り塗料と同じ条件)で硬化する。更には、下塗り塗料兼中塗り塗料と同種のアルキド樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂から構成されているので、各塗膜2、3、4間での親和性が良くなり接着力が向上する。
ここで、着色顔料を含有したタルクからなる体質顔料は、23〜28重量%の配合が好ましく、最も塗膜のだれを抑制することができる。23重量%以下では、だれを充分に抑制することができず、また、28重量%以上では、吸湿が大きくなり塗膜が膨れることがある。
本発明の実施例1における水性塗料の塗装方法を図2に示す。
先ず、ステップSt1において、金属材1に下塗り塗料兼中塗り塗料を例えばスプレーで塗布し、下塗り塗膜2を15〜60μm形成する。ここで、金属材1である酸洗鋼鈑や冷間圧延鋼鈑(SPCC)に対して、塗装に適した表面状態にするため、りん酸亜鉛被膜といった化学的処理やサンドブラスト処理といった機械的処理を実施する。
次いで、ステップSt2において、加熱硬化させる。
次いで、ステップSt3において、下塗り塗料兼中塗り塗料を例えばスプレーで塗布し、中塗り塗膜3を15〜60μm形成する。
次いで、ステップSt4において、加熱硬化させる。
次いで、ステップSt5において、上塗り塗料を例えばスプレーで塗布し、上塗り塗膜4を15〜60μm形成する。
最後に、ステップSt6において、加熱硬化させる。
ここで、ステップSt2、ステップSt4、およびステップSt6の加熱硬化は、低温の130〜150℃で硬化時間が20〜30分と一定条件である。
このような塗装方法を用いて、配電盤や制御盤などに用いられる大形形状の幅1.8m、高さ2.3m、厚さ1.6mmの金属板を用い、各塗膜2、3、4を形成したものを実施例1とした。そして、この塗膜2、3、4を、だれ、平滑性、付着力で評価した。
結果を表3に示す。表3に示すように、各塗膜2、3、4には、だれが認められず、また、平滑性、付着力も良好であった。
なお、この塗膜において、JIS K5600に準じる塩水噴霧試験、耐湿試験、耐候試験、鉛筆引っかき試験、耐衝撃試験、および亜硫酸ガス試験(ガス濃度20ppm、2000時間)、塩素ガス試験(ガス濃度1ppm、2000時間)を実施したが、いずれにおいても良好であり、優れた塗膜性能を有していた。
(比較例)
下塗り塗料としては、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン樹脂ワニス、水性エポキシ樹脂ワニス、体質顔料、着色顔料、添加剤および希釈剤から構成された水性下塗り塗料(アスカベーク(T)ELT サフェーサ 関西ペイント社製)を用いた。また、上塗り塗料としては、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン樹脂ワニス、水性エポキシ樹脂ワニス、体質顔料、着色顔料、添加剤および希釈剤から構成された水性上塗り塗料(アスカベーク(T)5Y7/1 グロス40 関西ペイント社製)を用いた。
下塗り塗料としては、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン樹脂ワニス、水性エポキシ樹脂ワニス、体質顔料、着色顔料、添加剤および希釈剤から構成された水性下塗り塗料(アスカベーク(T)ELT サフェーサ 関西ペイント社製)を用いた。また、上塗り塗料としては、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン樹脂ワニス、水性エポキシ樹脂ワニス、体質顔料、着色顔料、添加剤および希釈剤から構成された水性上塗り塗料(アスカベーク(T)5Y7/1 グロス40 関西ペイント社製)を用いた。
そして、実施例1と同様の幅1.8m、高さ2.3m、厚さ1.6mmの金属板を用い、下塗り塗膜と上塗り塗膜とを形成させた。ここで、金属板には、実施例1と同様に塗装に適した表面状態にするため、りん酸亜鉛被膜といった化学的処理やサンドブラスト処理といった機械的処理を実施した。また、下塗り塗膜および上塗り塗膜は、いずれもスプレーで塗布し、それぞれ15〜60μm形成して加熱硬化させた。
このような塗布方法によって得られた塗膜を、だれ、平滑性、付着力で評価した。結果を表3に示すように、塗膜にだれが認められた。
本発明の実施例1による水性塗料の塗布方法によれば、大形の金属材1に、塗布時の作業性に優れた水性塗料で下塗り塗膜2、中塗り塗膜3および上塗り塗膜4を形成しても、だれが認められず、優れた塗膜性能を有していた。また、これらの塗膜2、3、4は、一定条件で加熱硬化することができる。
なお、上記実施例1では、下塗り塗膜2、中塗り塗膜3、上塗り塗膜4の3層塗膜について説明したが、下塗り塗料を塗布した下塗り塗膜と上塗り塗料を塗布した上塗り塗膜とから形成される2層塗膜においても、各塗膜に、だれが認められず、また、平滑性、ゴバン目による付着力も良好であった。
また、下塗り塗膜を形成後、加熱硬化させず上塗り塗膜を形成して、下塗り塗膜と上塗り塗膜とを一緒に加熱硬化させる、所謂2コート1ベイク方式を実施しても、下塗り塗膜と上塗り塗膜に親和性があり、だれが認められず、また、平滑性、ゴバン目による付着力も良好であった。
次に、本発明の実施例2に係る水性塗料の塗装方法を図3および図4を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る金属材への塗装系を示す断面図、図4は、本発明の実施例2に係る金属材の塗装方法の手順を示すフローチャートである。この実施例2が実施例1と異なる点は、下塗り塗膜の塗膜面に凸凹を修正するパテを設けたことである。
図3および図4において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、水性塗料は、実施例1と同様であるのでその説明を省略する。更に、比較例も実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
図3に示すように、金属材1に水性下塗り塗料の下塗り塗膜2を形成し、次いでその凸凹状の塗面にパテ5(エステラックパテ カシュー社製)を設け、凸凹を修正後、水性中塗り塗料の中塗り塗膜3を形成し、最後にその塗面に水性上塗り塗料の上塗り塗膜4を形成する。ここで、パテ5は、特に上塗り塗膜4の美観を向上させるときに用いられる。
本発明の実施例2における水性塗料の塗装方法を図4に示す。
先ず、ステップSt1において、下塗り塗膜2を形成し、ステップSt2において、加熱硬化させる。
次いで、ステップSt2−1において、下塗り塗膜2の凸凹面にパテ5を設ける。
次いで、ステップSt3において、中塗り塗膜3を形成し、ステップSt4において、加熱硬化させる。
次いで、ステップ4−1において、中塗り塗膜3の塗装面を研磨する。ここで、下塗り塗料兼中塗り塗料に配合される体質顔料に、球状タルクを用いることで研磨剤に対してのからみが抑制され、優れた研磨性が生じる。
次いで、ステップSt5において、上塗り塗膜4を形成し、最後に、ステップSt6において、加熱硬化させる。
このような塗装方法を用いて、配電盤や制御盤に用いられる大形形状の幅1.8m、高さ2.3m、厚さ1.6mmの金属板を用い、パテ5を設けて各塗膜2、3、4を形成したものを実施例2とした。そして、パテ5を設けた塗膜2、3、4を、だれ、平滑性、付着力で評価した。
結果を表3に示す。表3に示すように、各塗膜2、3、4には、だれが認められず、また、平滑性、付着力も良好であった。
なお、この塗膜において、JIS K5600に準じる塩水噴霧試験、耐湿試験、耐候試験、鉛筆引っかき試験、耐衝撃試験、および亜硫酸ガス試験(ガス濃度20ppm、2000時間)、塩素ガス試験(ガス濃度1ppm、2000時間)を実施したが、いずれにおいても良好であり、優れた塗膜性能を有していた。
1 金属材
2 下塗り塗膜
3 中塗り塗膜
4 上塗り塗膜
5 パテ
2 下塗り塗膜
3 中塗り塗膜
4 上塗り塗膜
5 パテ
Claims (5)
- 金属材に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する下塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記下塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと、
前記加熱硬化された下塗り水性塗料の塗装面に、前記アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する中塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記中塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと、
前記加熱硬化された中塗り水性塗料の塗装面に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、体質顔料を含有する上塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記上塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと
からなることを特徴とする水性塗料の塗布方法。 - 金属材に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する下塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記下塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと、
前記加熱硬化された下塗り水性塗料の塗装面に、パテを設けるステップと、
前記アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する中塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記中塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと、
前記加熱硬化された中塗り水性塗料の塗装面を研磨するステップと、
前記研磨された中塗り水性塗料の塗装面に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、体質顔料を含有する上塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記上塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと
からなることを特徴とする水性塗料の塗布方法。 - 金属材に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する下塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記下塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと、
前記加熱硬化された下塗り水性塗料の塗装面に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、体質顔料を含有する上塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記上塗り水性塗料を加熱硬化させるステップと
からなることを特徴とする水性塗料の塗布方法。 - 金属材に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、防錆顔料、体質顔料を含有する下塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記下塗り水性塗料の塗装面に、アクリル変性アルキド樹脂ワニス、水性メラミン系樹脂ワニス、水性エポキシ系ワニス、体質顔料を含有する上塗り水性塗料を塗布するステップと、
前記下塗り水性塗料および上塗り水性塗料とを加熱硬化させるステップと
からなることを特徴とする水性塗料の塗布方法。 - 前記請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の塗装方法で塗装されたことを特徴とする塗装物。
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JP2003367558A JP2005131460A (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | 水性塗料の塗装方法および塗装物 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110225932A (zh) * | 2017-01-25 | 2019-09-10 | Dic株式会社 | 活性能量射线固化型水性树脂组合物及无机材料薄膜用底涂剂 |
-
2003
- 2003-10-28 JP JP2003367558A patent/JP2005131460A/ja active Pending
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CN110225932B (zh) * | 2017-01-25 | 2021-11-19 | Dic株式会社 | 活性能量射线固化型水性树脂组合物及无机材料薄膜用底涂剂 |
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