JP2005130634A - ジャンクションブロックの接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャンクションブロックの出力部への外部回路の接続位置の変動に対応する。
【解決手段】ジャンクションブロック1内に配索されたバスバー6,7と、バスバーの一方に続く一方の出力部24,25と、バスバーの他方に着脱自在に接続される付加バスバー8,9と、付加バスバーに接続される他方の出力部38,39を有してジャンクションブロックに着脱自在に設けられる付加部品10とを備え、一方の出力部と他方の出力部とに選択的に外部回路を接続可能とした。付加部品10が複数の出力部37〜39を有し、バスバーが+極と−極のバスバー6,7を含む。ジャンクションブロック1が一方の出力部26と他方の出力部48とを有し、付加部品10が、他方の出力部48に連結される補助バスバー40を有する。付加部品10が、本体である絶縁部35と、絶縁部で固定された出力部としてのねじ部材37〜39とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジャンクションブロックに出力側の外部回路を接続する際に、ジャンクションブロックの出力部の位置を選択的に変更可能としたジャンクションブロックの接続構造に関するものである。
従来、例えば電気自動車(ハイブリッドカーを含む)に搭載されて、バッテリ(電源)側の回路とインバータ側の回路とを接続するジャンクションブロックにおいては、車種や車両グレード等が変更された場合に、ジャンクションブロックの向き(取付方向)が変わったり、あるいはインバータ側(出力側)の外部回路を異なる方向からジャンクションブロックの出力部に接続しなければならず、その他にも出力部の位置が車両ボディの壁部等に近接して配置された場合や、インバータ側の回路を大きく迂回させて出力部に接続しなければならない場合等において、インバータ側の回路とジャンクションブロックの出力部との接続が困難になるという問題を生じた。
接続が不可能である場合には、新たにジャンクションブロックを設計しなおさなければならず、多くの手間やコストがかかるという問題があった。
この問題は、電気自動車のジャンクションブロックに限らず、通常のエンジン車両に搭載されるジャンクションブロックにおいても、出力側である機器や補機等の回路をジャンクションブロックに接続する構造において起こり得るものである。
本発明は、上記した点に鑑み、車種や車両グレード等の変更によって、例えばジャンクションの向きが変わったり、出力側の外部回路の位置が変わったり、ジャンクションブロックの出力部が車両ボディや他の車両部品等に阻害されて使用できなくなったりした場合でも、ジャンクションブロックに出力側の外部回路を容易に且つ確実に接続させることのできるジャンクションブロックの接続構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るジャンクションブロックの接続構造は、ジャンクションブロック内に配索されたバスバーと、該バスバーの一方に続く一方の出力部と、該バスバーの他方に着脱自在に接続される付加バスバーと、該付加バスバーに接続される他方の出力部を有して該ジャンクションブロックに着脱自在に設けられる付加部品とを備え、該一方の出力部と該他方の出力部とに選択的に外部回路を接続可能としたことを特徴とする。
上記構成により、導電性のバスバーを介して一方の出力部と他方の出力部とが接続され、出力側の外部回路を一方の出力部と他方の出力部とに選択的に接続可能となる。外部回路は一方又は他方のどちらに接続してもバスバーを介して入力側(電源側)の回路に接続される。通常は一方の出力部で外部回路を接続し、その際は付加バスバーや付加部品はジャンクションブロックから取り外しておく。車種変更等に伴って一方の出力部側の接続スペースや接続作業スペースがとれなくなった場合に、付加バスバーや付加部品を用いて外部回路を他方の出力部に接続する。これにより、一種類のジャンクションブロックを共用して外部回路の接続を容易に且つ確実に行うことができる。
請求項2に係るジャンクションブロックの接続構造は、請求項1記載のジャンクションブロックの接続構造において、前記付加部品が複数の出力部を有し、前記バスバーが+極と−極のバスバーを含むことを特徴とする。
上記構成により、+極のバスバーに+極の付加バスバーが連結され、+極の付加バスバーが+極の他方の出力部に連結され、−極のバスバーに−極の付加バスバーが連結され、−極の付加バスバーが−極の他方の出力部に連結される。これにより、+極の外部回路と−極の外部回路とを同一方向からほぼ同時に効率良く他方の各出力部に接続することができる。複数の他方の出力部には+,−極の外部回路以外にも他の外部回路をも同方向からほぼ同時に接続可能である。電気自動車用のジャンクションブロックにおいては、+,−極の外部回路として例えばインバータ側の回路が挙げられ、他の外部回路として例えばDC/DCコンバータ側の回路が挙げられる。
請求項3に係るジャンクションブロックの接続構造は、請求項1又は2記載のジャンクションブロックの接続構造において、前記ジャンクションブロックが一方の出力部と他方の出力部とを有し、前記付加部品が、該他方の出力部に連結される補助バスバーを有することを特徴とする。
上記構成により、ジャンクションブロックの一方の出力部と他方の出力部とに選択的に外部回路を接続可能となる。他方の出力部に外部回路を接続する場合は、補助バスバーの一方が付加部品の出力部に連結(接続)され、補助バスバーの他方が他方の出力部に連結(接続)される。ジャンクションブロックの他方の出力部の位置が付加部品と離れていても、補助バスバーによって他方の出力部の位置が付加部品内に取り込まれ、接続作業が一層効率化する。電気自動車用のジャンクションブロックにおいては、外部回路として例えばDC/DCコンバータ側の回路が挙げられる。
請求項4に係るジャンクションブロックの接続構造は、請求項1〜3の何れか1項に記載のジャンクションブロックの接続構造において、前記付加部品が、本体である絶縁部と、該絶縁部で固定された前記出力部としてのねじ部材とを備えることを特徴とする。
上記構成により、導電性の各ねじ部材が絶縁部で相互に絶縁され、外部回路と出力部との電気的接続の信頼性が向上する。ジャンクションブロックに対する付加部品の着脱は絶縁部を持って出力部の酸化等の心配なく容易に且つ確実に行われる。
請求項5に係るジャンクションブロックの接続構造は、請求項2〜4の何れか1項に記載のジャンクションブロックの接続構造において、前記+極と−極のバスバーが前記ジャンクションブロックの基台と基板とに分離して配置され、該+極のバスバーに+極の前記付加バスバーが連結され、該−極のバスバーに−極の前記付加バスバーが連結されることを特徴とする。
上記構成により、+極と−極の各バスバー間の絶縁性が高まり、外部回路の電気的接続の信頼性が向上する。+極の付加バスバーは+極の他方の出力部に連結され、−極の付加バスバーは−極の他方の出力部に連結される。そして、+極の外部回路と−極の外部回路とが同一方向からほぼ同時に効率良く他方の各出力部に接続される。
請求項6に係るジャンクションブロックの接続構造は、請求項1〜5の何れか1項に記載のジャンクションブロックの接続構造において、前記付加部品が前記一方の出力部とは反対側に配置されたことを特徴とする。
上記構成により、例えばジャンクションブロックの向き(車両等への組付方向)が前後ないし左右逆になった場合でも、他方の出力部に作業性良く効率的に外部回路が接続される。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、例えば車種や車両グレード等の変更に伴って外部回路の接続位置が変更になった場合でも、一種類のジャンクションブロックを共用して外部回路の接続を容易に且つ確実に行うことができ、ジャンクションブロックの低コスト化と接続作業性の向上が達成される。
請求項2記載の発明によれば、+極の外部回路と−極の外部回路とを同一方向からほぼ同時に効率良く他方の各出力部に接続することができ、それ以外にも他の外部回路を同一方向からほぼ同時に他方の出力部に接続することができ、複数の外部回路の接続に対応可能となる。
請求項3記載の発明によれば、ジャンクションブロックの他方の出力部の位置が付加部品から離れていても、補助バスバーによって他方の出力部が付加部品内に取り込まれるから、各出力部へ各外部回路の接続を容易に作業性良く確実に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、各出力部間の絶縁性が高まり、外部回路の電気的接続の信頼性が向上すると共に、絶縁部を持ってジャンクションブロックへの付加部品の着脱を容易に且つ確実に行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、+極と−極の各バスバー間の絶縁性が高まり、各出力部への外部回路の電気的接続の信頼性が向上する。
請求項6記載の発明によれば、車種変更等によってジャンクションブロックの向き(車両等への組付方向)が逆になった場合でも、他方の出力部に作業性良く効率的に外部回路を接続することができる。
図1〜図3は、本発明に係るジャンクションブロックの接続構造の一実施形態を示すものである。
図1において、ジャンクションブロック1は、合成(絶縁)樹脂製のアッパカバー2とロアカバー3とミドルカバー(基台)4と、ミドルカバー4上に配置される絶縁樹脂製のミドルプレート(基板)5と、ミドルカバー4及びミドルプレート5上に配索される+極及び−極のバスバー6,7と、各バスバー6,7に着脱自在に接続される付加バスバー8,9と、ミドルカバー4の外側に着脱自在に取り付けられ、付加バスバー8,9に接続される出力部変更用の付加部品10とを少なくとも備えている。
アッパカバー2は、バッテリ(電源)からの+極の回路を接続させる総入力側の+極のコネクタ11(図1では合成樹脂製のコネクタハウジングを示す)と、バッテリからの−極の回路を接続させる総入力側の−極のコネクタ12(図3では合成樹脂製のコネクタハウジングを示す)とを備えている。各コネクタハウジング内にミドルカバー4側又はミドルプレート5側のバスバーの図示しない端子が下方から収容されて+極及び−極のコネクタ11,12が構成される。
その他に、アッパカバー2には+電源のリレー13と−電源のリレー14等が設けられる。ジャンクションブロック1の底部を構成する浅めのロアカバー3には車両ボディ側との接続用のコネクタ15が設けられる。
ミドルカバー4はアッパカバー2とほぼ同様に矩形箱状に形成され、上面側の壁部(上壁)16と側面方の壁部(側壁)17とを有し、上壁16に、バッテリ側の+極の回路に続く導電金属製の+極のバスバー6が主に配索されると共に、大電流用のヒューズ18や電流センサ19やサービスプラグ20の回路や小電流用のヒューズ21等が設けられる。ミドルカバー4は角部のブラケット22で車両ボディ等に固定される。
+極のバスバー6は、+電源のリレー13に対するタブ状の端子23を有すると共に、図2〜図3のインバータ回路接続用の端子台(一方の出力部)24の端子部27や、他の出力部である小電流用の雄型の端子28等を有している。
端子台24(図3)はインバータ側(出力側)の外部回路の端子(図示せず)をねじ部品であるボルト29や下側のナットでバスバー6の端子部27に締付接続させるものである。図1で大電流用のヒューズ18はバッテリ側の+回路の回路(図示せず)にコネクタ11を介して接続され、サービスプラグ20はアッパカバー2側に突出して、作業者による電源回路の遮断を可能とする。
端子台24(図3)に続く+極のバスバー6(図1)は端子台24からほぼ180゜反対側のミドルカバー4の端部に向けて延長され、その延長端部30が、ミドルカバー4の側壁17に沿って設けられた導電金属製の付加バスバー8の一端部31にボルト32で締付接続されている。
+極の付加バスバー8は、側壁17に沿う垂直な縦置き部32と、側壁17から外側に突出する水平な横置き部33とを備え、縦置き部32は側壁17の上端に沿って水平に延びる第一部分32aと、第一部分32aに直交して側壁17に沿って垂直に下向きに延びる第二部分32bとで構成され、横置き部33は第二部分32bに直交して一水平面上で略くの字状に屈曲している。
縦置き部32の基端側に水平な接続部(連結部)31が直交して形成され、接続部31はボルト挿通孔を有し、横置き部33の先端側に付加部品10に対する接続用のボルト挿通孔34が設けられている。付加バスバー8は+極のバスバー6にボルト32で着脱自在に連結され、未使用時には離脱可能となっている。未使用時とは車種や車両グレード等によって付加部品10を使用しない場合を言う。
付加部品10は、図4にも示す如く、合成樹脂製の絶縁部(本体)35と、絶縁部35に並列に設けられた垂直方向の孔部36内に固定された金属製の複数(本例で三つ)のナット(他方の出力部であるねじ部品)37〜39と、左端のナット35に重なって続き、絶縁部35から外部に突出された一つの補助バスバー40とを備えるものである。バスバー40の基端部はボルト挿通孔(図示せず)を有してボルト52でナット37に接続され、先端部はボルト挿通孔41を有している。
ナット37〜39は絶縁部35でそれぞれ絶縁され、ミドルカバー4の側壁17に対向する側面42に対して斜め方向に一列に並んでいる。ナット37〜39はインサート成形等で絶縁樹脂部35内に固定される。側面42には、ミドルカバー4に対する一対のスライド係合部44が垂直方向に設けられている。スライド係合部44は左右一対の断面L字状の突条43で構成されている。
スライド係合部44に対応して、ミドルカバー4の側壁17の凹部45内に断面T字状のガイドレール46が垂直に設けられている。ガイドレール46の下端は水平なストッパ壁47に直交して続いている。付加部品10は上方からミドルカバー4の側部にスライド係合し、図2の如く側面42が側壁面17に密着してガタ付きなく固定されると共に、バスバー40の先端部がミドルカバー4の側壁17の外側に続く端子台48のボルト49にナット(図示せず)で接続固定される。
端子台48はDC/DCコンバータ接続用の+極の出力部であり、バスバー40の先端部にボルト49で出力側のDC/DCコンバータの回路(図示せず)が締付接続される。端子台48は図1の180゜反対側のDC/DCコンバータ接続用の他方の+極の端子台26と共に図示しないバスバーや電線で例えばミドルカバー4の+極のバスバー6に接続される。両端子台26,48は接続用のボルト73,49を有する。DC/DCコンバータとは直流電流を増減させるためのものである。DC/DCコンバータ接続用の−極の出力部はアッパカバー2に防水コネクタ51(図1)として設けられている。
図1の+極の付加バスバー8は付加部品10の中間のナット38に下側からボルト53で締付固定され、隣(右端)のナット39にミドルプレート5側の−極の付加バスバー9が下側からボルト54で締付固定される。中間のナット38にはインバータ側の+極の回路の端子がボルト53で共締めされて+極の付加バスバー8に接続され、隣のナット39にはインバータ側の−極の回路の端子がボルト54で共締めされて−極の付加バスバー9に接続される。
−極の付加バスバー9は+極のバスバー8とほぼ同様に組付状態でミドルカバー4の側壁17に沿う垂直な縦置き部55と、側壁17から外側に突出する水平な横置き部56とを備え、縦置き部55の基端側に接続部(連結部)57を有し、接続部57はボルト58で−極のバスバー7に締付接続され、横置き部56の先端側がボルト挿通孔59を有してナット39に締付固定される。
組付時に−極の付加バスバー9の縦置き部55は+極の付加バスバー8の内面側に近接して位置し、ミドルカバー4の側壁17の延長部である絶縁板60が両付加バスバー8,9間に進入して位置し、両付加バスバー8,9の絶縁が行われる。両付加バスバー8,9の縦置き部32,55はミドルカバー4の側壁17の凹部61内に収容される。
ミドルプレート5上の−極のバスバー7の一端は図3の−極の端子台(一方の出力部)25に続いている。−極の端子台25にはインバータ側の−極の回路の端子がボルト62でバスバー7の端子部63に共締めで接続される。図3で符号70はアース用の端子台である。
図3の如く中央の+極の端子台24とその左右の−極の端子台25及びDC−DCコンバータ回路接続用の端子台(一方の出力部)26は横一列で並列に配置されている。これら三つの端子台24〜26が車種や車両グレード等によって使用できない場合(作業スペースがとれず、ボルト29,62やナットの締付操作ができない場合や、図示しない出力側の外部回路の端子の配置スペースがない場合等)に、これら一方の出力部24〜26に代えて他方の出力部として、図1,図2に示す付加バスバー8,9と付加部品10とが使用され、付加バスバー8,9と付加部品10とを介して+,−極のバスバー6,7やDC/DCコンバータ接続用の内部回路が出力側の各外部回路に接続される。
図1でミドルプレート5上の幅広の−極のバスバー7や細幅の−極のバスバー65はタブ端子66を有し、ミドルカバー4上の+極のバスバー6のタブ端子23と共に中継端子67を介してアッパカバー2側の各リレー13,14に接続される。
ロアカバー3はミドルカバー4の内側に係止手段68で固定され、ミドルプレート5はミドルカバー4上に配置され、アッパカバー2の側壁69はミドルカバー4の側壁17の外側に位置して各付加バスバー8,9の縦置き部32,55を覆って外部に対して絶縁保護する。ミドルカバー4の内側には図示しない導電金属製のシールドシェルが配置される。
図5は、上記ジャンクションブロックブロック1の回路形態を示すものである。
バッテリ側の+極の回路は+極のコネクタ11(図1)を経て大電流用ヒューズ18に接続され、大電流ヒューズ18からサービスプラグ20を経て+電源のリレー13に続き、リレー13から+極のバスバー6でコンバータ側の+極の回路に対する+極の出力部27に続いている。この出力部27が図3の中央の端子台24として、あるいは図1,図2の+極の付加バスバー8及び付加部品10として選択使用される。
図5で+極のリレー13に続く他の回路71は小電流用ヒューズ21を介して例えばAC100V用のコンバータ側の+極の回路に続く出力部28としてコネクタを構成し、もう一方の回路72の端末及びリレー13を通さない回路73の端末がDC/DCコンバータ側の回路に対する出力部74,75となる。この二つの出力部74,75が図3の右側の端子台26又は、図1,図2のミドルカバー4の側方(外側)の端子台(他方の出力部)48に続く付加部品10として選択使用される。
バッテリ側の−極の回路は−極のコネクタ12(図3)とサービスプラグ20と電流センサ19を経て−電源のリレー14に接続され、リレー14から−極の回路(バスバー)7として、コンバータ側の−極の回路に対する−極の出力部63に続いている。この出力部63が図3の左側の端子台25と、図1,図2の−極の付加バスバー8,9及び付加部品10との何れかとして選択使用される。また、−極の回路7から分岐された他の回路76の出力部77はDC/DCコンバータ接続用の−極のコネクタ51(図1)を構成している。
図5で−極のリレー14に続く他の回路65は例えばAC100V用のコンバータ側の−極の回路に続く出力部78としてコネクタを構成する。リレー駆動用の回路の出力部79やサービスプラグ検知用の回路の出力部80もそれぞれコネクタを構成する。
なお、上記実施形態のジャンクションブロック1の接続構造においては、直流を交流に変換するインバータ側の+極の回路と−極の回路及び直流の電流値を変えるコンバータの回路に対する出力部を選択使用可能としたが、出力部の種類はこれらに限られるものではない。
また、上記実施形態のジャンクションブロック1は電気自動車(ハイブリッドカーを含む)に搭載されるものであるが、本発明のジャンクションブロックの接続構造はそれに限らず、通常のエンジン車両における機器や補機や電装品等とバッテリ等を接続するためのジャンクションブロックにおいても適用可能であり、この場合は例えば機器側や補機側や電装品側の回路に対する出力部を選択使用することになる。
また、上記実施形態の付加部品10はナット37〜39を内蔵したが、ねじ部品としてナットに代えてボルトをインサート成形等で樹脂材に固定させることも可能である。この場合、絶縁樹脂部35から突出したボルトに付加バスバー8,9の孔34,59と出力側の外部回路の端子(図示せず)を挿通させて外部からナットで締付接続させる。
また、上記実施形態においてはロアカバー3とミドルカバー4とアッパカバー2を用いたが、ロアカバー3を廃除して基台としてのミドルカバー4をロアカバーとして用いることも可能である。ジャンクションブロック1の形態は図1の実施形態に限られるものではない。
本発明に係るジャンクションブロックの接続構造の一実施形態を示す分解斜視図である。 ジャンクションブロックの組立状態を示す斜視図である。 同じくジャンクションブロックを反対側から見た状態の斜視図である。 ジャンクションブロックに付設される付加部品を示す斜視図である。 ジャンクションブロックの回路説明図である。
符号の説明
1 ジャンクションブロック
4 ミドルカバー(基台)
5 ミドルプレート(基板)
6 +極のバスバー
7 −極のバスバー
8,9 付加バスバー
10 付加部品
24〜26 端子台(一方の出力部)
35 絶縁部
37〜39 ナット(他方の出力部又はねじ部材)
40 補助バスバー
48 端子台(他方の出力部)

Claims (6)

  1. ジャンクションブロック内に配索されたバスバーと、該バスバーの一方に続く一方の出力部と、該バスバーの他方に着脱自在に接続される付加バスバーと、該付加バスバーに接続される他方の出力部を有して該ジャンクションブロックに着脱自在に設けられる付加部品とを備え、該一方の出力部と該他方の出力部とに選択的に外部回路を接続可能としたことを特徴とするジャンクションブロックの接続構造。
  2. 前記付加部品が複数の出力部を有し、前記バスバーが+極と−極のバスバーを含むことを特徴とする請求項1記載のジャンクションブロックの接続構造。
  3. 前記ジャンクションブロックが一方の出力部と他方の出力部とを有し、前記付加部品が、該他方の出力部に連結される補助バスバーを有することを特徴とする請求項1又は2記載のジャンクションブロックの接続構造。
  4. 前記付加部品が、本体である絶縁部と、該絶縁部で固定された前記出力部としてのねじ部材とを備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のジャンクションブロックの接続構造。
  5. 前記+極と−極のバスバーが前記ジャンクションブロックの基台と基板とに分離して配置され、該+極のバスバーに+極の前記付加バスバーが連結され、該−極のバスバーに−極の前記付加バスバーが連結されることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のジャンクションブロックの接続構造。
  6. 前記付加部品が前記一方の出力部とは反対側に配置されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のジャンクションブロックの接続構造。
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