JP2005130330A - ストリーム再生装置、ストリーム再生方法、ストリーム再生プログラムおよびストリーム再生プログラムを記録した機械読取可能な記録媒体 - Google Patents

ストリーム再生装置、ストリーム再生方法、ストリーム再生プログラムおよびストリーム再生プログラムを記録した機械読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 速やかに切替え後のコンテンツデータを再生出力する。
【解決手段】 ストリーム再生装置102は、受信したコンテンツデータをバッファリングしながら再生出力のために読出すための受信バッファ103とデータ制御位置決定部204を備える。データ制御位置決定部204は、受信バッファ103にバッファリングしているコンテンツデータをコンテンツデータ再生部209により再生出力するために受信バッファ103における読出位置を決定する。データ読出部211は決定された読出位置からコンテンツデータを読出しコンテンツデータ再生部209に与える。データ制御位置決定部204は、制御信号検出部203により受信コンテンツデータの切替えが検出されると、切替え後の受信コンテンツデータを読出可能な位置に読出位置を決定する。
【選択図】 図2

Description

この発明はストリーム再生装置、ストリーム再生方法、ストリーム再生プログラムおよびストリーム再生プログラムを記録した機械読取可能な記録媒体に関し、特に、映像信号などのコンテンツデータを受信し、受信側でバッファリングを行った後に再生出力のために読出すストリーム再生装置、ストリーム再生方法、ストリーム再生プログラムおよびストリーム再生プログラムを記録した機械読取可能な記録媒体に関する。
視聴者がテレビなどを視聴している際にリモコンなどを用いてチャネルを切替えるという行為は日常的に行われている。しかし、テレビ番組などのコンテンツを受信し、受信側でバッファリングを行った後に再生した映像を視聴するような映像再生装置においては、チャネル切替え直後は切替えたチャネルの映像データが以前のチャネルの映像データ直後に連続的に受信されない、エンコード・デコード処理に時間がかかる、また、受信側にバッファが設けられている場合には切替えたチャネルの映像データがバッファに貯まるまで切替え後のチャネルの映像再生が行われないなどの理由により、視聴者がチャネル切替えの操作を行ってから実際に切替えたチャネルの映像が出力されるまでにタイムラグが生じ、その間はブラックアウト(切替えた映像が表示されない状態)という現象が発生する。
これに対し、チャネル切替え前の映像データを静止画にして出力することにより、前記ブラックアウトの現象を解決する技術も提案されてきている(特許文献1参照)
特開2002−158956公報
上記の特許文献1に開示の技術ではチャネル切替えの信号を検出した場合であってもバッファに残っている以前のチャネルの映像を出力し続け、以前のチャネルの映像バッファが残り少なくなると以前のチャネルの映像を静止画にして出力し、切替えたチャネルの映像データがバッファに貯まった時点で切替えたチャネルの映像を出力することにより、ブラックアウトの現象を回避できる。
上記の特許文献1に開示の技術ではブラックアウトの現象は回避しているが、視聴者がリモコンなどを用いてチャネルを切替えた際に生じる放送時間と表示時間の間の遅延時間(タイムラグ)短縮の解決には至っていない。したがって、視聴者がチャネル切替え操作を行った際に遅延して受信チャネルが変更されることに対し違和感を生じる状況は変わっていない。
それゆえに、この発明の目的は、受信しながら再生出力するコンテンツデータの切替えがなされても速やかに切替え後のコンテンツデータを再生出力するストリーム再生装置、ストリーム再生方法、ストリーム再生プログラムおよびストリーム再生プログラムを記録した機械読取可能な記録媒体を提供することである。
この発明のある局面に従うストリーム再生装置は、受信したコンテンツデータを一時記憶するための受信バッファと、受信バッファに記憶しているコンテンツデータを再生出力するために受信バッファにおける読出位置を決定する読出位置決定手段と、読出位置決定手段によって決定された読出位置からコンテンツデータを読出すデータ読出手段とを備え、読出位置決定手段は、受信コンテンツデータの切替えを検出すると切替え後の受信コンテンツデータを読出可能な位置に読出位置を決定する。
したがって、コンテンツデータを受信し受信バッファに一時記憶しながらここから読出されて再生出力する場合に、受信コンテンツデータが切替えられるときは、受信バッファからのデータ読出位置は、読出位置決定手段により切替え後のコンテンツデータを読出すことが可能な位置となる。つまり、受信コンテンツデータ切替え時には、受信バッファに残っている切替え前のコンテンツデータの多少にかかわらず、受信バッファに切替え後のコンテンツデータが入力され始めた時点で、読出位置決定手段を用いて、受信バッファでの切替え後のコンテンツデータを読出可能な位置を決定し、切替え後のコンテンツデータが受信バッファに貯まりきる前に切替え後のコンテンツデータを決定された読出位置から読出し再生出力する。
それゆえに、受信コンテンツデータの切替えと該コンテンツデータの再生出力との間のタイムラグは解消されて、速やかに切替え後のコンテンツデータを再生出力できる。これにより従来のようなブラックアウトが生じるのを抑制できる。
好ましくは、読出位置決定手段は、受信コンテンツデータ切替えの発生頻度に基づき、受信バッファにおける読出位置を決定する。
したがって、切替え後のコンテンツデータが受信されて受信バッファに記憶開始されてからの読出タイミングは、受信バッファに残っている切替え前のコンテンツデータのデータ量に拘らず受信コンテンツデータの切替え頻度に応じて、読出位置として決定される。
たとえば、頻繁に切替えがあるときは、受信バッファに切替え後のコンテンツデータが記録開始されてから読出タイミングまでの期間を短くする位置に読出位置を決定し、切替え後のコンテンツデータを速やかに読出してブラックアウトの生じない再生出力ができる。切替えが頻繁でないときは、受信バッファに切替え後のコンテンツデータが記録開始されてから読出タイミングまでの期間を長くする位置に読出位置を決定し、切替え後のコンテンツデータを受信バッファに十分に蓄えることができる。これにより、ノイズの多い環境であったとしても蓄えられた十分な量のデータを用いることで、例えばコマ落ちなどのない安定的な再生出力が可能となる。
好ましくは、外部の送信元装置からコンテンツデータを受信するために予めストリーム再生装置に接続される通信路を監視して該通信路の状態を示す通信路情報を取得する通信路監視手段をさらに備え、読出位置決定手段は、受信コンテンツデータ切替えの発生頻度および通信路監視手段により取得した通信路情報に基づき、受信バッファにおける読出位置を決定する。
したがって、通信路情報が通信路の不良状態を示すときは、コンテンツデータを正常に受信することは困難となり受信バッファに記憶されるデータ量も十分でなくなるから、その場合には受信バッファにおける読出位置を、受信コンテンツデータ切替えの発生頻度に基づきながら該不良状態を吸収できるような位置に決定する。これにより、通信路の状態による影響を排除しながら、速やかに切替え後のコンテンツデータを再生出力できる。
好ましくは、外部の送信元装置からコンテンツデータを受信するために予めストリーム再生装置に接続される通信路を監視して該通信路の状態を示す通信路情報を取得する通信路監視手段をさらに備え、読出位置決定手段は、通信路監視手段により取得した通信路情報に基づき、受信バッファにおける読出位置を決定する。
したがって、通信路情報が通信路の不良状態を示すときは、コンテンツデータを正常に受信することは困難となり受信バッファに記憶されるデータ量も十分でなくなるから、その場合には受信バッファにおける読出位置を、該不良状態を吸収できるような位置に決定することができる。
好ましくは、送信元装置は、通信路を介してストリーム再生装置に送信するために読出されるコンテンツデータを一時記憶する送信バッファを予め有し、ストリーム再生装置は、通信路監視手段により取得される通信路情報に基づき通信路の状態が一定条件を満たすと判定したきは、送信バッファに記憶しているコンテンツデータの破棄要求を送信元装置に送信するデータ破棄制御手段をさらに備える。
したがって、ストリーム再生装置では通信路における誤り率または再送率が所定レベルなどの一定条件を満たして通信路情報が不良状態を示す時は、コンテンツデータの送信元装置の送信バッファ内に蓄えられていたデータ、すなわちストリーム再生装置に送信できないままに溜まっているデータを破棄する必要がある。この場合には、該データの破棄要求を送信元装置に対して通知して該データを破棄させることができる。その結果、受信コンテンツデータの切替えがあった場合には、溜まっていたデータではなくて、この切替え後のコンテンツデータを該送信バッファに一時記憶しながら読出し通信路を介してストリーム再生装置に送信できる。この結果、ストリーム再生装置では、速やかに切替え後のコンテンツデータを再生出力できる。
この発明の他の局面に従うストリーム再生方法は、受信したコンテンツデータを一時記憶するための受信バッファに記憶しているコンテンツデータを再生出力するために受信バッファにおける読出位置を決定する読出位置決定ステップと、読出位置決定ステップによって決定された読出位置からコンテンツデータを読出すデータ読出ステップとを備え、読出位置決定ステップでは、受信コンテンツデータの切替えを検出すると切替え後の受信コンテンツデータを読出可能な位置に読出位置を決定する。
この結果、ストリーム再生装置では、速やかに切替え後のコンテンツデータを再生出力できる。
この発明のさらに他の局面に従うストリーム再生プログラムは、上述のストリーム再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明のさらに他の局面に従う記録媒体は、上述のストリーム再生方法をコンピュータに実行させるためのストリーム再生プログラムを記録した機械読取可能な記録媒体である。
以下図面を用いて本発明の各実施の形態を説明する。
(第1実施の形態)
TV(television)放送をTVアンテナから受信し、チューナ機能を有するホームサーバ(コンピュータ)を経由して受信バッファを有するストリームデータのためのストリーム再生装置を用いて、TV受像機にコンテンツを出力するような環境において、ユーザがリモコン(リモートコントローラ)などを操作して視聴しているコンテンツのチャネルを変更するシーンを想定して説明を行う。
以下の説明ではTV放送番組のコンテンツのストリームデータ(以下、コンテンツデータとい)の入手先をTVアンテナ、出力先をTV受像機としているが、ホームサーバを経由してケーブルTVのケーブルやインターネットを経由して入手したコンテンツデータをパソコン(パーソナルコンピュータ)などにおいて表示出力することも可能であり、コンテンツデータの入手先および出力先は限定されるものではない。また、コンテンツデータについてはTV放送局から放送される番組データ(映像、音声など)だけではなくケーブルTVやインターネットから取得される各種のデータや各種の情報なども含まれる。
ここでは、コンテンツデータが伝送されるホームサーバとストリーム再生装置間の経路を通信路として説明を行う。
図1は本実施の形態に係るストリーム再生装置102とその周辺機器とを含むシステムの構成を示す図である。図1を参照してシステムは、コンテンツデータを入手するためのアンテナ101と、コンテンツデータのデコードを行うためのストリーム再生装置102と、ストリーム再生装置からのコンテンツデータを出力するためのTV受像機104と、コンテンツチャネルの変更指示などの各種指示を赤外線信号に変調して送信するために操作されるリモコン105と、アンテナ101から受信されるコンテンツデータを一時的に記憶するホームサーバ106と、ホームサーバ106に接続されているインターネット網108と、ホームサーバ106からストリーム再生装置102に至る通信路109とを備える。
通信路109はコンテンツデータや制御信号を伝送するためのものであり、PLC(Power Line Communication)、有線LAN、無線LANなどの有線または無線方式により構成される。コンテンツデータ、制御信号などには送信先アドレス、送信元アドレス、制御コードなどが付加されて、一般的なネットワーク制御に従い、通信路109を経由してある装置から他の装置、例えばホームサーバ106からストリーム再生装置102へ伝送される。ホームサーバ106にはTV放送を選局するチューナ部110およびデータの一時記憶部である送信バッファ107を有する。送信バッファ107には、放送やインターネットにより受信したコンテンツデータが格納されて、格納された内容は読出されてストリーム再生装置102に送られる。
図2は本実施の形態に係るストリーム再生装置102の内部の構成を示す図である。図2を参照して、ストリーム再生装置102は、コンテンツデータなどの各種データを記憶するとともにこれらデータを制御する機能を有する記憶部202と、リモコン105からのコンテンツ切替え制御信号501などの制御信号を検出するための制御信号検出部203と、通信路109の誤り率や再送回数などの通信状況を監視し、これらを通信路情報として各部に通知する通信路監視部205と、通信路監視部205から取得した通信路情報により送信バッファ107内に蓄積しているデータ破棄の制御を行うデータ破棄制御部212と、記憶部202内のコンテンツデータ量および通信路109の通信状況の情報を管理するための情報管理部206と、コンテンツデータのエンコード・デコードおよび上記各管理部・監視部・検出部などから取得した情報を処理するための情報処理部207と、コンテンツデータや制御信号の入出力および各種情報を取得するための通信部208と、データの一時記憶部である受信バッファ103から読出したコンテンツデータをTV受像機104に出力可能なように再生するコンテンツデータ再生部209と、これらを総合的に制御する制御部201と、各種制御信号の発生頻度の測定などで時間監視を行うためのタイマ213とを有する。
記憶部202は、コンテンツデータを記憶する受信バッファ103と、受信バッファ103のデータ制御位置を決定するためのデータ制御位置決定部204と、受信バッファ103にデータを記憶するためのデータ書込み部210と、受信バッファ103からデータを読出すためのデータ読出し部211とを有する。データ制御位置決定部204はデータ制御位置を決定するために参照されるデータ制御位置情報テーブル801を含む。
ストリーム再生装置102はホームサーバ106から通信路109を経て入力されるコンテンツデータを記憶部202の受信バッファ103にデータ書込み部210を用いて書込みを行い、受信バッファ103からデータ読出し部211を用いてコンテンツデータの読出しを行うと、読出されたコンテンツデータはコンテンツデータ再生部209にて再生されて、再生された映像または音声はTV受像機104に与えられて、TV受像機104にて画面表示または音声出力される。
図3は本実施の形態に係るホームサーバ106の構成を示す図である。図3を参照してホームサーバ106は、コンテンツデータを記憶するための記憶部702と、ストリーム再生装置102からの制御信号を検出するための制御信号検出部705と、記憶部702内のコンテンツデータ量の情報を管理するための情報管理部706と、取得した情報を処理するための情報処理部707と、送信107内のデータ破棄の制御を行う送信バッファ破棄制御部708と、コンテンツデータや制御信号の入出力および各種情報を取得するための通信部709と、アンテナ101により受信されるTV放送信号に関して選局動作(チューニング)するチューナ部110と、これらを総合的に制御する制御部701とを備える。記憶部702はコンテンツデータを記憶する送信バッファ107と、送信バッファ107にコンテンツデータを書込むためのデータ書込み部703と、送信バッファ107からデータを読出すためのデータ読出し部704とを有する。
送信バッファ107および受信バッファ103はコンテンツデータの格納(書込み)と読出しとを同時に(並行して)行なうことが可能である。
放送局から放送されているテレビ番組などのコンテンツデータはTVアンテナ101により受信され、ホームサーバ106の送信バッファ107に一旦格納された後に、通信路109を経由して送信されて、ストリーム再生装置102に受信されて、受信バッファ103に一旦格納されて、受信バッファ103から読出されてTV受像機104に出力される。ただし、ホームサーバ106はコンテンツデータを保存することもできるが、単に送信バッファ107を介してコンテンツデータを転送するだけの場合もある。
図4(A)〜(C)はストリーム再生装置102が受信するコンテンツデータと受信バッファ103の状態の一例を示す図である。図4(A)を参照して、受信バッファ103に入力されるコンテンツデータ401はAチャネルのコンテンツデータCAと、BチャネルのコンテンツデータCBと、AチャネルからBチャネルに切替え操作した場合に生じるチャネル間のギャップGとを含む。ギャップGのデータは、切替え前のチャンネルのコンテンツデータを示す、または、チャンネル切替え後にコンテンツデータを受信しない場合には有効なデータを示さない。ギャップのデータが再生されるとき、前者の場合にはチャンネル切替え前のチャンネルの映像が再生されて、後者の場合にはブラックアウトとなる。
図4(B)と(C)では、コンテンツチャネル切替え操作前の受信バッファ103の状態402と、コンテンツチャネル切替え操作後の受信バッファ103の状態403とを示す。ここでは受信バッファ103には300ms分のコンテンツデータを格納可能と想定する。図4(C)の状態403はチャネル切替え操作することにより受信コンテンツを切替えてから一定時間T(ms)経過後に受信したコンテンツデータ401が受信バッファ103内にどのように記憶されているかを示す。状態403はコンテンツデータが伝送される通信路109における誤り率や遅延時間などにより異なるため、例えば、ストリーム再生装置102は経験則に基づいて一定時間T(ms)を決定する。時間TA(ms)、時間TB(ms)および時間TG(ms)はそれぞれ受信バッファ103内でコンテンツCA、コンテンツCBおよびギャップGが占有している時間を示す。また、状態402および403では受信バッファ103における各チャネルのコンテンツデータの入出力位置も矢印で示している。
受信チャネルで放送されるコンテンツデータは、ストリーム再生装置102の受信バッファ103に図4(A)のコンテンツデータ401として入力する。コンテンツデータ401は時間軸に対して連続的なものであるが、ユーザがリモコン105を用いてAチャネルからBチャネルにコンテンツチャネルの変更を要求した場合は、コンテンツチャネル切替えに伴う処理によりAチャネルとBチャネルのコンテンツデータ間にギャップGが入ってしまう。したがって、図4(B)のチャネル切替え操作前の受信バッファ103の状態402ではAチャネルのコンテンツデータCAのみが記憶されており、コンテンツチャネル切替え操作を行い一定時間経過後の図4(C)の受信バッファ103の状態403では、AチャネルのコンテンツデータCA、ギャップGおよびBチャネルのコンテンツデータCBが記憶されている。
図5(A)と(B)は本実施の形態に係るコンテンツ切替え制御信号501とデータ破棄要求制御信号502とを示す図である。図5(A)のコンテンツ切替え制御信号501は、ユーザがTV受像機104を介して視聴するコンテンツを切替えたいときにリモコン105をチャネル切替え操作するので、該操作に応じてリモコン105で生成されて送信される。図5(B)のデータ破棄要求制御信号502は、通信路109の状況が悪く誤り率や再送が頻繁に行われているときに送信側の送信バッファ107をクリアするためにデータ破棄制御部212が生成して送信する。
図5(A)のコンテンツ切替え制御信号501は送信先を一意に特定するための送信先アドレス505、送信元を一意に特定するための送信元アドレス506および切替え操作により変更された後のコンテンツデータのチャネルを示す変更後コンテンツチャネルデータ507を含む。図5(B)のデータ破棄要求制御信号502は、送信先を一意に特定するための送信先アドレス510、送信元を一意に特定するための送信元アドレス511および破棄すべきデータの容量を示すデータ破棄容量512を含む。
これらの制御信号はストリーム再生装置102およびTV受像機104の両方に送信可能である。リモコン105からコンテンツ切替え制御信号501を送信する場合には、送信先アドレス505はホームサーバ106を示す。ストリーム再生装置102では制御信号検出部203がコンテンツ切替え制御信号501を検出すると、通信部208はコンテンツ切替え制御信号501を送信先アドレス505に基づいて通信路109を経由してとホームサーバ106に送信する。ホームサーバ106では後述の通信部709にてこれを受信して、受信されたコンテンツ切替え制御信号501はチューナ部110に与えられる。チューナ部110はコンテンツ切替え制御信号501を入力すると、それまでのチャネルについてのチューニング動作をキャンセルして変更後コンテンツチャネルデータ507により指示されるチャネルについてチューニング動作を開始する。これにより切替え操作された変更後のチャネルで放送されるコンテンツデータが受信開始される。
図6は本実施の形態に係るストリーム再生装置102の受信バッファ103の状態を示す図である。図6には、コンテンツチャネル切替え操作後(G+B)ms経過した時の受信バッファ103の状態601が示される。受信バッファ103内に受信したコンテンツデータ401がどのように記憶されているかを示す。時間TA(ms)、時間TB(ms)および時間TG(ms)はそれぞれ受信バッファ103内でAチャネルのコンテンツCA、BチャネルのコンテンツCBおよびギャップGの占有する程度を時間(ms)で示し、時間TB2(ms)は受信バッファ103において通信路109における誤り、遅延時間、機器の処理時間などを吸収するための必要最低限のバッファとして確保しておくべき時間である。また、状態601ではチャネルのコンテンツデータの入力位置は状態403と同じであるが、出力位置は異なっていることに注意する。
ここでコンテンツチャネル切替えを行ったときの受信バッファ103の状態、およびコンテンツデータを出力する位置としてのデータ制御位置について説明する。コンテンツチャネル切替え操作を行い、一定時間経過後の受信バッファ103の状態を比較すると、従来の技術における受信バッファの状態403と本実施の形態に係るの状態601では、受信バッファ103のコンテンツデータの格納状態は同じであるのに受信バッファ103から出力されるコンテンツデータが異なっている。受信バッファ103が状態403もしくは状態601にあるとき、ストリーム再生装置102はユーザからリモコン105操作によるコンテンツ切替え制御信号501をすでに受信しており、本来は切替え後のBチャネルのコンテンツデータを受信バッファ103から出力するべきである。
しかし、従来の状態403では出力位置はデータ入力後300ms経過したデータの位置に固定のため、受信バッファ103内にBチャネルのコンテンツデータCBが満たされて初めてコンテンツデータCBが出力されることになる。その結果、ユーザがリモコン105でコンテンツ切替え制御信号501をストリーム再生装置102に送信した後であっても受信バッファ103に切替え前のAチャネルのコンテンツデータCAが残っている場合にはコンテンツデータCAがTV受像機104に出力される。
したがって、切替え操作後もAチャネルのコンテンツデータCAが受信バッファ103からなくなるまでの間(時間TA(ms))は、TV受像機104にはチャネルBに切替えたはずであるのに元のAチャネルのコンテンツデータCAが出力されることになる。また、チャネル切替え時に発生するギャップGの部分(TG(ms))もそのまま再生されてしまう。
これに対して本実施の形態に係る状態601ではリモコン105からのコンテンツ切替え制御信号501を受信した場合はデータ制御位置決定部204が受信バッファ103内のデータの新たな出力位置であるデータ制御位置を決定し、決定された新たなデータ制御位置からデータの再生(読出し)が行われる。
本実施の形態では、データ制御位置決定部204はデータ制御位置として受信バッファ103におけるコンテンツチャネル切替え後のデータの新たな出力位置を決定することにより、コンテンツチャネルを切替えた後に受信バッファ103に入力されたコンテンツデータを少ない遅れでTV受像機104に出力することができ、ユーザはコンテンツチャネルを切替えた後は、TV受像機104を介して切替え前のチャネルのコンテンツデータおよびギャップGなどの無効なコンテンツデータを視聴しなくてすむ。
また、データ制御位置決定部204が決定するデータ制御位置は、リモコン105からのコンテンツ切替え制御信号501の発生頻度(チャネル変更頻度)や通信路109の通信状況、例えば受信データの再送率などを加味して決定されるため、データ制御位置は一定ではなく、システムの使用状況に応じて適切なデータ制御位置に変更・決定される。
したがって、ユーザがリモコン105を操作してAチャネルからBチャネルに切替えるコンテンツ切替え制御信号501を送信すると、少ない遅れでTV受像機104の画面はAチャネルのコンテンツデータCAの映像からBチャネルのコンテンツデータCBの映像に切替わりギャップGの部分も映像として表示されない。
ここでデータ制御位置決定部204によるデータ制御位置の決定に関して図7(A)と(B)を参照して説明する。図7(A)はデータ制御位置情報テーブル801を示し、図7(B)はデータ制御位置である受信バッファ103におけるコンテンツデータの出力位置CP1〜CP3を模式的に示す。図7(A)を参照してデータ制御位置情報テーブル801は、複数のレコードRを有する。各レコードRは該レコードRを一意に特定するための番号を示すデータRA1、ユーザによるチャネル変更の頻度を示すデータRA2、通信路109の通信に関する誤り率および再送率などを示す通信路情報を示すデータRA3およびデータ制御位置を示すデータRA4を含む。データ制御位置情報テーブル801に含まれる各種情報はストリーム再生装置102が備える各種検出部、管理部、監視部から提供される情報に基づいて更新可能である。データRA4が示すデータ制御位置とは、コンテンツチャネル変更後のコンテンツデータを受信バッファ103のどの部分(位置またはアドレス)から読出すかを決定するためのものである。
データ制御位置決定部204は、コンテンツチャネル切替え操作が行われた後の一定時間経過後に受信バッファ103が状態601になったときに、ユーザのリモコン105操作によるチャネル切替えの頻度や通信路109の誤り率や再送率に基づき、データ制御位置情報テーブル801における該当するレコードRを特定し、該レコードRのデータR4が示すデータ制御位置を、新たなデータ制御位置として決定する。例えば、図7(A)のデータ制御位置情報テーブル801では、データRA1の番号801-0、801-1、801-2および801-3で特定されるレコードRのデータRA4が示すように、コンテンツチャネルの変更を行い、一定時間経過後の受信バッファ103の状態が状態106と同じであっても、ユーザのリモコン105操作によるチャネル切替えの頻度や通信路109の誤り率や再送率の情報を加味することによりデータ制御位置決定部204が決定するデータ制御位置は異ならせることができる。
具体的には、設定したタイマ時間内でチャネル変更がない場合(番号801-0のレコードR参照)、即ち一定時間内に(例えば1秒間に)コンテンツ切替え制御信号501が制御信号検出部203で検出されない場合、ユーザはどのコンテンツチャネルに落ち着くか選択済みの状態であり、ユーザとしては安定した出力を望むと考えられる。したがって、データ制御位置としては受信バッファ103内に通信路109における誤り、遅延時間、機器の処理時間などを十分に吸収するために最大のバッファを行うことができるデータ制御位置として出力位置CP1が決定される。例えば、出力位置CP1は受信バッファ103においてコンテンツ入力後300ms経過してから出力する位置である。ただし出力位置CP1からのコンテンツデータ出力は切替え後300msを経過してから行う。
設定したタイマ時間内でチャネル変更頻度が高い場合(番号801-1のレコードR参照)、ユーザは複数のコンテンツチャネルを切替えながら、どのコンテンツチャネルに落ち着くか選択しており、ユーザとしてはコンテンツチャネルの素早い切替え応答を望むと考えられる。したがって、データ制御位置としては受信バッファ103の入力位置に近く、受信バッファ103内にほとんどバッファされない出力位置CP2が決定されている。例えば、出力位置CP2は受信バッファ103においてコンテンツ入力後10ms経過してから出力する位置である。ただし出力位置CP2からのコンテンツデータ出力は切替え後10ms経過してから行う。
また、設定したタイマ時間内でチャネル変更頻度が低い場合(番号801-2のレコードR参照)、ユーザとしてはコンテンツチャネルの素早い切替え応答と安定した出力を望むと考えられる。したがって、両者を実現するためデータ制御位置としては受信バッファ103の入力位置に近く、かつ受信バッファ103内に通信路109における誤り、遅延時間、機器の処理時間などを吸収するための必要最低限のバッファを行うことができる出力位置CP3が決定される。例えば、出力位置CP3は受信バッファ103においてコンテンツ入力後80ms経過してから出力する位置である。ただし出力位置CP3からのコンテンツデータ出力はチャネル切替え後80ms経過してから行う。
なお、必要最低限のバッファ(状態601における時間TB2(ms))についてはストリーム再生装置102が通信路109の誤り率および再送率の情報を加味することにより任意に決定することができる。
設定したタイマ時間内でチャネル変更頻度が頻繁であっても通信路109の状況が不良である場合(番号801-3のレコードR参照)、つまり受信データの誤り率が高く再送頻度が高い場合、ユーザとしてはコンテンツチャネルの素早い切替え応答と共に通信路109の状況に依存しない安定した出力を望むと考えられる。したがって、両者を実現するためデータ制御位置としては受信バッファ103の入力位置に近く、しかも受信バッファ103内に通信路109の不良状態を吸収するために必要最低限のバッファを行う出力位置CP3が決定される。なお、通信路109の不良状態を吸収する必要最低限のバッファサイズ(図6の時間TB2(ms))についてはストリーム再生装置102が通信路109に関する誤り率および再送率の情報に応じて任意に決定することができる。
このようなストリーム再生装置102の動作について図8および図9のフローチャートに従い説明する。
ストリーム再生装置102はホームサーバ106から受信するコンテンツデータを記憶部202の受信バッファ103に書込み、データ読出し部211を用いてコンテンツデータを受信バッファ103から読出す(ステップS(以下、単にSと略す)301)。読出されたコンテンツデータはTV受像機104に与えられて映像表示・音声出力される。
ここで、ユーザがAチャネルからBチャネルに変更するためにリモコン105を操作して、リモコン105から送信されたコンテンツ切替え制御信号501を制御信号検出部203が検出した場合には(S302)、タイマ213が設定される(S303)。
ユーザはリモコン105を用いてコンテンツ切替え制御信号501をTV受像機104もしくはストリーム再生装置102に送信することができる。ホームサーバ106のチューナ部110はTV受像機104もしくはストリーム再生装置102からコンテンツ切替え制御信号501を検出することができる。また、タイマ213はコンテンツ切替え制御信号501の発生頻度を検出するために設定される。タイマ213には任意の値を設定することができる。
タイマの設定を行った(S303)後、通信路監視部205から通信路109に関する通信路情報(誤り率、データ再送率など)の取得にトライする(S1002)。取得できない場合、データ制御位置決定部204は通信路情報を用いずにデータ制御位置を決定する(S308)。その後、決定されたデータ制御位置に基づき、データ読出し部211およびデータ書込み部210にて受信バッファ103に対してコンテンツデータの読出し・書込みを行い、コンテンツデータ再生部209にて読出されたコンテンツデータをTV受像機104に出力する(S304)。
S303で設定したタイマ時間内にユーザからのコンテンツ切替え制御信号501を制御信号検出部203で検出すれば(S306)、処理はS303に戻り、移行の処理を同様に繰返す。
S303で設定したタイマ時間内にリモコン105からのコンテンツ切替え制御信号501を制御信号検出部203で検出しなければ(S306)、ユーザが切替え先のコンテンツチャネルに固定(確定)したものと判断してデータ制御位置を最終的に決定し(S313)、処理はS301に移行する。
S313では、ユーザとしてはコンテンツチャネルの切替えは終ったので安定した出力を望むと考えられる。したがって、受信バッファ103内に通信路109の不良状態、伝搬遅延などを吸収するために十分なバッファを行うことができるデータ制御位置を決定する必要がある。データ制御位置の決定については、最初から受信バッファ103の容量いっぱいにバッファを行うことによりデータ制御位置として出力位置CP1を決定することもできる。
さらに、最初は受信バッファ103の容量いっぱいにバッファを設定せずデータ制御位置を出力位置CP3などに設定しておいて、時間経過と共にデータ制御位置を受信バッファ103の容量いっぱいである出力位置CP1に変更することも可能である。
したがって、S313におけるデータ制御位置はストリーム再生装置102のデータ制御位置決定部204が任意に変更・決定することができる。
(第2実施の形態)
本実施の形態に係るストリーム再生装置102では通信路109における誤り率および再送率が高いなど通信路の状態が悪い時には、コンテンツ送信元であるホームサーバ106の送信バッファ107内に送信待ちのデータが溜まって来る。このよう状態でチャンネル切替えが生じると溜まっているデータを送信バッファ107から吐き出した後に切替えられたチャンネルのコンテンツデータを受信する動作に移行する。この場合にはデータ吐出しの時間分、切替えられたチャンネルのコンテンツデータを受信できない期間(時間的ギャップ)が生じる。この時間的ギャップを埋めるために、送信バッファ107に溜まっているデータを破棄、すなわち消去して速やかに切替えたチャンネルのコンテンツデータを受信する動作に移行する。送信バッファ107に溜まっているデータを破棄する必要があると判断した場合には、データ破棄要求制御信号502を用いてデータ破棄制御部212により送信バッファ107内のデータを破棄することができる。
ここでは、送信バッファ107に溜まっているデータ量(破棄すべきデータ量)はデータの再送回数をカウントすることにより、該カウント値に基づいて推測して決定できる。例えば送信バッファ107から読出されて通信路109に送出される1回当たりのデータ量を固定すれば、溜まっているデータ量は、該固定データ量と前述のカウント値との積で求められる。
次に、ストリーム再生装置102のデータ破棄要求に係る動作について、図9のフローチャートに従い説明する。
通信路監視部205により通信路情報の取得にトライする(S1002)。通信路情報を取得できない場合には、データ制御位置決定部204は通信路情報を用いないデータ制御位置の決定を行う(S308)。
通信路情報を取得できた場合には、情報処理部207は取得した通信路情報について情報解析を行う(S1003)。解析の結果、通信路109の通信状態が悪く、誤り率や再送回数が所定の値以上であるなど一定の条件を満たす場合には、情報処理部207は、送信バッファ107内のデータを破棄する必要があると判断する(S1004)。該判断結果に応じて、データ破棄制御部212はデータ破棄要求制御信号502をホームサーバ106に対して送信して、送信バッファ107内のデータを破棄するよう要求する(S1005)。
一方、解析の結果、通信路109の通信状態が悪くなく、誤り率や再送回数が所定の値未満であるなど一定の条件を満たす場合には、情報処理部207は、送信バッファ107内のデータを破棄する必要はないと判断する(S1004)。該判断結果に応じて、情報処理部207はS1003で解析を行った通信路情報を反映したデータ制御位置の決定を行うような通知を該通信路情報とともにデータ制御位置決定部204に与える(S1006)。これにより、データ制御位置決定部204は通信路情報をも反映したデータ制御位置の決定を行う(S308)。
図10は本実施の形態においてホームサーバ106がストリーム再生装置102から送信バッファ107内のデータ破棄要求を受けてデータの破棄を行う手順の一例を示すフローチャートである。
ホームサーバ106ではTVアンテナ101を介して受信し入力するコンテンツデータは記憶部702の送信バッファ107にデータ書込み部703を用いて書込まれて、データ読出し部704を用いて送信バッファ107からコンテンツデータが読出される(S901)。
このとき、制御信号検出部705により、ストリーム再生装置102から送信されたデータ破棄要求制御信号502を通信路109を介して受信して検出した場合(S902)、送信バッファ破棄制御部708は受信したデータ破棄要求制御信号502のデータ破棄容量512に基づいて、送信バッファ107においてコンテンツデータの破棄を行う(S903)。このとき、送信バッファ破棄制御部708はストリーム再生装置102に対してコンテンツデータの廃棄処理の結果を伝えるようにしてもよい。その後、S901の処理に戻り、移行の処理が同様に繰返される。
ここでは、コンテンツデータの破棄容量は前述のように再送回数をカウントすることにより推測可能であり、ストリーム再生装置102から受信するデータ破棄要求制御信号502のデータ破棄容量512により示される他、ホームサーバ106自身が判断して決定してもよい。
(実施の形態3)
本実施の形態では上述の実施形態1および2に示した機能を実現するソフトウェアのプログラムコードなどのデータを記録した機械読取可能な記録媒体が示される。
実施の形態1と2で示したホームサーバ106の機能およびストリーム再生装置102の機能が搭載されるはコンピュータは、例えば図11および図12の構成を有する。
図11を参照してホームサーバ106の機能が搭載されるコンピュータは、送信バッファ107、チューナ部110、チューナ部110を介して入力したコンテンツデータ信号をコンピュータで処理可能なデータに変換する信号処理部360、CRT(陰極線管)や液晶などからなるモニタ310、ユーザが操作して外部から情報を入力するためのキーボード350、該コンピュータ自体を集中的に制御するためのCPU(中央処理装置の略)312、ROM(Read Only Memory)またはRAM(ランダムアクセスメモリの略)を含んで構成されるメモリ324、ハードディスクなどの固定ディスク326、FD(フレキシブルディスク)332が着脱自在に装着されて、装着されたFD332をアクセスするFD駆動装置330、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)342が着脱自在に装着されて、装着されたCD−ROM342をアクセスするCD−ROM駆動装置340、およびインターネット網108および通信路109と該コンピュータとを通信接続するための通信インターフェィス380を含む。これらの各部はバスを介して通信接続される。
図12を参照してストリーム再生装置102の機能が搭載されるコンピュータは、受信バッファ103、CRT(陰極線管)や液晶などからなるモニタ410、ユーザが操作して外部から情報を入力するためのキー入力部450、該コンピュータ自体を集中的に制御するためのCPU(中央処理装置の略)412、ROM(Read Only Memory)またはRAM(ランダムアクセスメモリの略)を含んで構成されるメモリ424、ハードディスクなどの固定ディスク426、FD(フレキシブルディスク)432が着脱自在に装着されて、装着されたFD432をアクセスするFD駆動装置430、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)442が着脱自在に装着されて、装着されたCD−ROM442をアクセスするCD−ROM駆動装置440、TV受信機104を接続するための外部I/F(インターフェィス)460、リモコン105から赤外線変調された信号を受信するためのIR(Infrared)部470、インターネット網108などの各種の通信回線および通信路109と該コンピュータとを通信接続するための通信インターフェィス480を含む。これらの各部はバスを介して通信接続される。
これらコンピュータには、カセット形式の磁気テープが着脱自在に装着されて磁気テープをアクセスする磁気テープ装置が設けられても良い。
実施形態1および2に示した機能を実現するプログラムコードなどのデータを記録した記録媒体としては、図11および図12に示されているコンピュータで処理が行なわれるために必要なメモリ、たとえばメモリ324または424のようなそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置として図示のない磁気テープ装置およびCD−ROM駆動装置340または440などのプログラム読取装置が設けられ、そこに記憶媒体である図示のない磁気テープまたはCD−ROM342または442が挿入されることで読取可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPU312または412がアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムが一旦読出されて、読出されたプログラムは、図11または図12のコンピュータの所定のプログラム記憶エリア、たとえばメモリ324または424のプログラム記憶エリアにロードされて、CPU312または412により読出されて実行される方式であってもよい。このロード用のプログラムは、予め当該コンピュータに格納されているものとする。
ここで、上述したプログラムメディアはコンピュータ本体と分離可能に構成される記録媒体であり、固定的にプログラムを担持する媒体であってよい。たとえば、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、FD332または442や固定ディスク326または426などの磁気ディスクやCD−ROM342または442/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable and Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、フラッシュROMなどによる半導体メモリが適用可能であろう。
また、本実施の形態においては、コンピュータはインターネット網108を含む通信ネットワークと通信インターフェィス380または480を介して接続可能な構成が採用されているから、これら通信ネットワークからプログラムがダウンロードされるような、いわゆる流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムがダウンロードされる場合には、ダウンロード用プログラムは予め当該コンピュータ本体に格納しておくか、あるいは別の記録媒体から予め当該コンピュータ本体にインストールされる。
なお記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
また、コンピュータがこれら記録媒体から読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態1と2の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係るストリーム再生装置とその周辺機器とを含むシステムの構成を示す図である。 本実施の形態に係るストリーム再生装置の内部の構成を示す図である。 本実施の形態に係るホームサーバの構成を示す図である。 (A)〜(C)は受信するコンテンツデータと受信バッファの状態の一例を示す図である。 (A)と(B)は本実施の形態に係るコンテンツ切替え制御信号とデータ破棄要求制御信号とを示す図である。 本実施の形態に係るストリーム再生装置の受信バッファ103の状態を示す図である。 (A)と(B)はデータ制御位置決定部によるデータ制御位置の決定手順を説明する図である。 ストリーム再生装置の動作を示すフローチャートである。 ストリーム再生装置の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るホームサーバがデータの破棄を行う手順の一例を示すフローチャートである。 ホームサーバの機能が搭載されるコンピュータの構成図である。 ストリーム再生装置の機能が搭載されるコンピュータの構成図である。
符号の説明
102 ストリーム再生装置、103 受信バッファ、104 TV受像機、105 リモコン、106 ホームサーバ、107 送信バッファ、108 インターネット網、109 通信路、203,705 制御信号検出部、204 データ制御位置決定部、205 通信路監視部、212 データ破棄制御部、501 コンテンツ切替え制御信号、502 データ破棄要求制御信号、708 送信バッファ破棄制御部、801 データ制御位置情報テーブル、RA2 チャネル変更頻度のデータ、RA3 通信路情報のデータ、RA4 データ制御位置のデータ、CP1〜CP3 出力位置。

Claims (8)

  1. 受信したコンテンツデータを一時記憶するための受信バッファと、
    前記受信バッファに記憶しているコンテンツデータを再生出力するために前記受信バッファにおける読出位置を決定する読出位置決定手段と、
    前記読出位置決定手段によって決定された前記読出位置からコンテンツデータを読出すデータ読出手段とを備え、
    前記読出位置決定手段は、受信コンテンツデータの切替えを検出すると前記切替え後の受信コンテンツデータを読出可能な位置に前記読出位置を決定する、ストリーム再生装置。
  2. 前記読出位置決定手段は、受信コンテンツデータ切替えの発生頻度に基づき、前記受信バッファにおける前記読出位置を決定する、請求項1に記載のストリーム再生装置。
  3. 外部の送信元装置からコンテンツデータを受信するために予め前記ストリーム再生装置に接続される通信路を監視して該通信路の状態を示す通信路情報を取得する通信路監視手段をさらに備え、
    前記読出位置決定手段は、受信コンテンツデータ切替えの発生頻度および前記通信路監視手段により取得した前記通信路情報に基づき、前記受信バッファにおける前記読出位置を決定する、請求項2に記載のストリーム再生装置。
  4. 外部の送信元装置からコンテンツデータを受信するために予め前記ストリーム再生装置に接続される通信路を監視して該通信路の状態を示す通信路情報を取得する通信路監視手段をさらに備え、
    前記読出位置決定手段は、前記通信路監視手段により取得した前記通信路情報に基づき、前記受信バッファにおける前記読出位置を決定する、請求項1に記載のストリーム再生装置。
  5. 前記送信元装置は、前記通信路を介して前記ストリーム再生装置に送信するために読出されるコンテンツデータを一時記憶する送信バッファを予め有し、
    前記ストリーム再生装置は、
    前記通信路監視手段により取得される前記通信路情報に基づき前記通信路の状態が一定条件を満たすと判定したきは、前記送信バッファに記憶しているコンテンツデータの破棄要求を前記送信元に送信するデータ破棄制御手段をさらに備える、請求項3または4に記載のストリーム再生装置。
  6. 受信したコンテンツデータを一時記憶するための受信バッファに記憶しているコンテンツデータを再生出力するために前記受信バッファにおける読出位置を決定する読出位置決定ステップと、
    前記読出位置決定ステップによって決定された前記読出位置からコンテンツデータを読出すデータ読出ステップとを備え、
    前記読出位置決定ステップでは、受信コンテンツデータの切替えを検出すると前記切替え後の受信コンテンツデータを読出可能な位置に前記読出位置を決定する、ストリーム再生方法。
  7. 請求項6に記載のストリーム再生方法をコンピュータに実行させるためのストリーム再生プログラム。
  8. 請求項6に記載のストリーム再生方法をコンピュータに実行させるためのストリーム再生プログラムを記録した機械読取可能な記録媒体。
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