JP2005130088A - 赤外線受信回路,電子機器および赤外線受信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本受信回路では、出力信号(VO)が外部に出力された直後から所定のストレッチ時間の経過するまで、ワンショットタイマー23による出力信号の生成を停止させるようになっている。これにより、本受信回路では、出力信号の出力直後(出力の終了時)に、出力信号の電圧変動に起因するノイズが増幅信号にのり、増幅信号の大きさが閾値を超えた場合でも、新たな出力信号の生成されることがない。従って、本受信回路は、このようなノイズによる不要な出力信号の発生を、確実に防止できるようになっている。
【選択図】 図1
Description
この図に示すように、この受信回路では、フォトダイオードチップ(PD)101に入力される光電流信号を、集積化された受信チップ内のアンプ(amp)102・103で増幅し、増幅信号(Amp_out)を生成する。そして、この信号を、コンパレータ回路(Comp)104が、閾値(Thresh)を用いてパルス整形し、コンパレータ信号(Comp_out)を生成する。
そして、この波形ひずみにより、図9に示すように、コンパレータ信号(Comp_out)に不要なパルスが発生する。さらに、このパルスによってワンショットパルス信号が発生し、これによって出力信号VOに不要パルスが現れ、誤動作を引き起こすこととなる。
ここで、コンパレータ回路は、アンプからの増幅信号の絶対値が閾値を超えた時間のパルス幅を有する、コンパレータパルスを生成するものである。
また、トリガー発生回路は、コンパレータパルスの発生に応じてトリガーパルスを発生させるものである。
さらに、ワンショットタイマーは、トリガーパルスの発生に応じて、所定のパルス幅を有するワンショットパルスを出力するものである。
この論理回路は、コンパレータパルスとワンショットパルスとを入力し、これらのパルスのいずれかが発生しているときにオン信号を発生するものである。
また、ワンショットタイマーは、論理回路からのオン信号の発生時間に第2時間を加えたパルス幅を有するストレッチパルスを生成して伝達回路に出力するものである。
また、上記の第1時間が、アンプのカットオフ周波数の逆数の時間前後であることも好ましい。
なお、コンパレータ回路は、アンプからの増幅信号の絶対値が閾値を超えた時間のパルス幅を有する、コンパレータパルスを生成するものである。
また、トリガー発生回路は、コンパレータパルスの発生に応じてトリガーパルスを発生するものである。
さらに、ワンショットタイマーは、トリガーパルスの発生に応じて、所定のパルス幅を有するワンショットパルスを出力するものである。
また、上記の伝達回路は、ストレッチパルスの発生している間、ワンショットタイマーに対するトリガーパルスの伝達を停止するようになっている。
また、上記の第2時間が、アンプのカットオフ周波数の逆数の時間前後であることも好ましい。
ここで、出力パルス生成部は、増幅信号の値(電圧値)と閾値とを比較し、増幅信号の絶対値が閾値を超えたタイミングで、所定のパルス幅を有する出力信号を生成するように設定されている。
従って、第1受信回路は、このようなノイズによる不要な出力パルスの発生を、確実に防止できるようになっている。
ここで、コンパレータ回路は、アンプからの増幅信号の絶対値が閾値を超えた時間のパルス幅を有する、コンパレータパルスを生成するものである。
また、トリガー発生回路は、コンパレータパルスの発生に応じてトリガーパルスを発生させるものである。
さらに、ワンショットタイマーは、トリガーパルスの発生に応じて、所定のパルス幅を有するワンショットパルスを出力するものである。
この構成では、ワンショットパルスを出力パルスとすることで、一定のパルス幅を有する出力パルスを出力できる。
ここで、伝達回路とは、トリガー発生回路で発生したトリガーパルスをワンショットタイマーに伝達するものである。
また、上記の伝達回路は、ストレッチパルスの発生している間、ワンショットタイマーに対するトリガーパルスの伝達を停止するように設定されている。
停止部をこのような構成とすることで、第1受信回路を容易に構成できる。
これにより、入力パルスに応じた出力パルスの発生を妨げることなく、不要パルスの発生を防止できる。
このため、このときに増幅信号にノイズ(アンプの内部雑音等)がのった場合、増幅信号値が再び閾値を超えてしまうことがある。そして、このような場合、新たにコンパレータパルスが発生し、不要なトリガーパルスが発生して、ワンショットタイマーからの不要パルス発生を招いてしまう可能性がある。
これにより、上記のようなノイズによる、ワンショットタイマーからの不要パルスの発生を防止できるようになっている。
また、上記の誤動作マージン(誤動作に対するノイズマージン)とは、アンプから出力される増幅信号値からノイズを差し引いた値(真の信号値)と閾値(Thresh)との差のことである。
この論理回路は、コンパレータパルスとワンショットパルスとを入力し、これらのパルスのいずれかが発生しているときにオン信号を発生するものである。
また、ワンショットタイマーは、論理回路からのオン信号の発生時間に第2時間を加えたパルス幅を有するストレッチパルスを生成して伝達回路に出力するものである。
なお、この場合には、第1時間と第2時間とは、同じ値となる。
ここで、カットオフ周波数の逆数の時間前後の値とは、カットオフ周波数の逆数の時間の0.5倍から1.5倍の範囲内の値である。
従って、第1時間・第2時間を上記の時間範囲内に設定することで、ワンショットタイマーをノイズの影響から確実に守ることが可能となる。
そして、第2受信回路では、コンパレータパルスの出力直後から第2時間の経過するまでの期間、出力パルスの生成を停止するようになっている。
このため、アンプの内部雑音(ノイズ)が増加するので、誤動作マージンが小さい場合に、ノイズによる不要パルスの発生が危惧される。
従って、第2受信回路は、出力パルスの品質を維持したまま、容易に小型化に対応できる受信回路となっている。
なお、コンパレータ回路は、アンプからの増幅信号の絶対値が閾値を超えた時間のパルス幅を有する、コンパレータパルスを生成するものである。
また、トリガー発生回路は、コンパレータパルスの発生に応じてトリガーパルスを発生するものである。
さらに、ワンショットタイマーは、トリガーパルスの発生に応じて、所定のパルス幅を有するワンショットパルスを出力するものである。
この構成では、ワンショットパルスを出力パルスとすることで、一定のパルス幅を有する出力パルスを出力できる。
ここで、伝達回路とは、トリガー発生回路で発生したトリガーパルスをワンショットタイマーに伝達するものである。
また、ストレッチ部とは、ワンショットパルスの発生に応じて、このパルスよりも上記の第2時間だけパルス幅の長いストレッチパルスを生成して伝達回路に出力するものである。
また、上記の伝達回路は、ストレッチパルスの発生している間、ワンショットタイマーに対するトリガーパルスの伝達を停止するようになっている。
これにより、両受信回路の伝達回路を容易に構成できる。
従って、これらの方法によれば、受信回路を、出力パルスの品質を維持したまま、容易に小型化に対応させられる。
本実施の形態にかかる受信回路(本受信回路)は、携帯電話やパーソナルコンピューター,その他の家電製品や工業用機器等の電子機器において用いられる赤外線通信システムにおける、小型の受信回路である。
この図に示すように、本受信回路は、フォトダイオード(PD)11,アンプ12・13,コンパレータ回路14,ワンショットパルス発生回路15,インバーター16および出力端子17を、受信チップ内に集積してなる構成である。
アンプ12・13は、PD11から出力される電流信号を増幅し、増幅信号(Amp_out)を生成するものである。
ワンショットパルス発生回路(パルス生成部)15は、コンパレータ信号の立ち上がりをトリガーとして、所定のパルス幅(ハイレベル(high)となっている時間)を有する、ワンショットパルス信号(OS_out)を生成するものである。
さらに、インバーター(パルス生成部)16は、ワンショットパルス信号を反転して、出力端子17に対し、出力信号(VO)としてパルス出力するものである。
図1は、ワンショットパルス発生回路15の構成に関する等価回路を示すブロック図である。
NAND回路(パルス生成部,論理回路)22は、トリガー信号と、後述するパルスストレッチ信号とを入力する。そして、これらの信号の双方がハイレベルのときにローレベル(low)、双方の少なくとも一方がローレベルのときにハイレベルとなるパルス信号(NAND信号)を出力するものである。
なお、このワンショットパルス信号は、上記したインバーター16と、インバーター24とに出力される。
パルスストレッチャー(パルス生成部,ストレッチ部)25は、ワンショット反転信号の立ち下がりのタイミングで、所定のパルス幅を有するパルスストレッチ信号(PS_out;ローレベルのパルス)を生成し、NAND回路22に出力するものである。
ここで、パルスストレッチ信号のパルス幅は、ワンショットパルス信号のパルス幅に、所定のストレッチ時間を加えた値となる(ワンショットパルス信号のパルス幅より長い)。
図3は、本受信回路において発生する信号を示す波形図である。
そして、この回路14から、パルス幅TAのコンパレータ信号(Comp_out;コンパレータパルス)がワンショットパルス発生回路15に出力される(時刻t1)。
従って、NAND回路22は、トリガー信号の入力に応じて、この信号を反転させた形状のパルス信号(NAND信号)をワンショットタイマー23に出力する(時刻t1)。
そして、インバーター16,出力端子17を介して、パルス幅TBの出力信号(VO)が、外部(図示しないコントローラLSIなど)に出力される(時刻t1)。
これを受けて、パルスストレッチャー25は、ワンショットパルス反転信号の立ち下がりのタイミング(すなわち、ワンショットパルス信号の立ち上がりのタイミング)で、ローレベルのパルスを有するパルスストレッチ信号(PS_out)を出力する(時刻t1)。
ここで、このパルスストレッチ信号のパルス幅は、ワンショットパルス信号のパルス幅TBに、所定のストレッチ時間(第1時間)TCを加えた値である。
この場合、図3に示すように、時刻t2の直後、コンパレータ信号(Comp_out)およびトリガー信号(Trigger_out)に、点線で示す不要なパルス(ハイレベル)が発生し、NAND回路22に出力される。
すなわち、このときには、NAND回路22には、パルスストレッチャー25から、パルスストレッチ信号(PS_out)のローレベルのパルスが出力されている。
従って、ノイズのために不要なトリガー信号が発生しても、NAND回路22からワンショットタイマー23に発生する信号は、ハイレベルのまま維持される(トリガー信号を受け付けない)。
このため、図3に示すように、ワンショットタイマー23からは、上記した増幅信号(Amp_out)の歪みによる、不要なパルスが発生しないようになっている。
従って、本受信回路は、このようなノイズによる不要な出力信号の発生を、確実に防止できるようになっている。
従って、本受信回路は、出力信号の品質を維持したまま、容易に小型化に対応できる受信回路となっている。
この図に示すように、57.6kbps以下の通信速度で通信される場合には、入力信号のパルス幅は3.26usec以上となり、通常のワンショットパルス信号のパルス幅(TB)よりも長くなる。
この場合、コンパレータ回路14からの出力であるコンパレータ信号(Comp_out)のパルス幅も、入力信号の半分強の長い値(TA’)となる。
一方、ワンショットパルス信号(OS_out)は、入力信号やコンパレータ信号のパルス幅によらず、常に一定の値(TB)のパルス幅を有する。
従って、このときには、増幅信号にノイズ(アンプ12の内部雑音等)ののった場合、増幅信号値が再び閾値を超えてしまうことがある。これにより、新たにコンパレータ信号がハイレベルとなり、不要なトリガー信号(点線で示す)が発生して、ワンショットタイマー23からの不要パルス発生を招いてしまう。
このワンショットパルス発生回路15は、図1に示した構成において、インバーター24に代えて、NOR回路(パルス生成部,ストレッチ部,論理回路)31を備えた構成である。
このため、図5に示すように、パルスストレッチャー25は、NOR回路31から入力したローレベルのパルス幅に所定のストレッチ時間(第2時間)TC’を加えたパルス幅を有するパルスストレッチ信号(PS_out)を、NAND回路22に出力する。
従って、この構成では、コンパレータ信号がローレベルとなってから(すなわち、増幅信号(Amp_out)が閾値をいったん下回ってから)ストレッチ時間TC’の経過する時刻(時刻t3)までの間では、ノイズによって増幅信号(Amp_out)が再び閾値を超えたとしても、トリガー信号がワンショットタイマー23に伝達されない(トリガー信号を受け付けない)。
これにより、上記のようなノイズによる、ワンショットタイマー23からの不要パルスの発生を防止できるようになっている。
従って、入力信号のパルス幅が図3に示したように短い場合に問題となる不要パルス、すなわち、出力信号(VO)の立ち上がり時(パルス出力の終了時)における、増幅信号の歪みに起因する不要パルスも防止できる。
例えば、ストレッチ時間TC’とストレッチ時間TCとを、互いに同一としても、また、互いに異ならせてもよい。
また、図1の構成と図6の構成とで、それぞれ最適なパルスストレッチ時間TC・TC’を設定することが好ましい。
ここで、パルスストレッチ時間TCについては、なるべく長い時間に設定することが、不要パルスの発生を防止するために有効である。しかしながら、あまりに長い時間に設定すると、所定の通信速度を有する入力信号に応じた出力信号(必要なパルス)を発生できなくなる。
これにより、必要な出力信号(出力パルス)の発生を妨げることなく、不要パルスの発生を防止できる。
すなわち、一般に、アンプ12・13にローパスフィルターを設けて高周波入力をカットする場合(アンプ12・13のカットオフ周波数の低い場合)は、ノイズ(アンプの内部雑音,入出力の結合によるノイズ,外部から入る電源ノイズ・電磁ノイズ等)の影響を受けにくい。
これは、アンプ12・13の内部雑音が低下するとともに、外部からのノイズを受けても、高周波のノイズが増幅されにくくなるためである。
従って、アンプ12・13のカットオフ周波数の低い場合には、パルスストレッチ時間TC・TC’を長く設定することが好ましい。
従って、この場合には、パルスストレッチ時間TC・TC’を比較的に短くしても、不要パルスを防止することが可能となる。
τ=1/(2πfc)
で表現される。
すなわち、1次のローパスフィルターを通した場合、τの約5倍の時間が経過すると、増幅信号パルスの波高値が、入力信号パルスの波高値の99%以上になる。
このため、増幅信号の波形がノイズによって歪む時間(不要パルスの発生する可能性のある時間)も、ノイズパルスがアンプ12・13に入力されてから(出力信号(VO)あるいはコンパレータ信号のパルスの出力完了直後から)、τの約5倍の時間が経過するまで、と考えられる。
これにより、パルスストレッチ時間TC・TC’については、アンプ12・13のカットオフ周波数の逆数の時間前後に設定することが好ましいといえる。
ここで、逆数の時間前後の値、とは、逆数の時間の0.5倍から1.5倍の範囲内の値である。
従って、このような場合でも、パルスストレッチ時間TC・TC’をカットオフ周波数の逆数の時間前後に設定することで、ノイズの影響を同様に回避できる。
しかしながら、これに限らず、本受信回路を、入力信号に応じて、ハイレベルのパルスを有する出力信号が出力されるように設定していてもよい(例えば、インバーター16を備えない構成としてもよい)。
しかしながら、この場合でも、出力信号パルスの出力中および出力後からストレッチ時間TCの経過するまでの間は、パルスストレッチ信号(PS_out)がローレベルとなるため、NAND回路22からNAND信号のパルス出力を回避できる。従って、ワンショットパルス信号(OS_out)に不要パルスが発生することを防止することが可能である。
しかしながら、通信形態によっては、コンパレータ信号のパルス幅が、ワンショットパルス信号よりも常に長い場合もある。
そこで、このような場合には、本受信回路を、コンパレータ信号のパルス幅にパルスストレッチ時間TC’を加えた時間だけ、トリガー信号をワンショットタイマー23に伝達することを回避する構成としてもよい。
12・13 アンプ
14 コンパレータ回路(パルス生成部)
15 ワンショットパルス発生回路(パルス生成部)
16 インバーター(パルス生成部)
17 出力端子
21 トリガー発生回路(パルス生成部)
22 NAND回路(パルス生成部,論理回路)
23 ワンショットタイマー(パルス生成部)
24 インバーター(パルス生成部,ストレッチ部)
25 パルスストレッチャー(パルス生成部,ストレッチ部)
31 NOR回路(パルス生成部,ストレッチ部,論理回路)
Comp_out コンパレータ信号(コンパレータパルス)
OS_out ワンショットパルス信号(ワンショットパルス)
PS_out パルスストレッチ信号(ストレッチパルス)
Trigger_out トリガー信号(トリガーパルス)
TA,TA’ コンパレータ信号のパルス幅
TB ワンショットパルス信号のパルス幅
TC,TC’ パルスストレッチ値
Claims (15)
- 赤外線の入力パルスを受信して電気信号に変換し、アンプによって増幅して出力パルスを生成する赤外線受信回路において、
アンプによって増幅された増幅信号を、閾値を用いてパルス化して出力パルスを生成し、外部に出力するパルス生成部と、
出力パルスの出力後から所定の第1時間の経過するまで、パルス生成部による出力パルスの生成を停止させる停止部を備えていることを特徴とする赤外線受信回路。 - 上記パルス生成部が、
増幅信号の絶対値が閾値を超えた時間のパルス幅を有するコンパレータパルスを生成するコンパレータ回路と、
コンパレータパルスの発生に応じてトリガーパルスを発生するトリガー発生回路と、
トリガーパルスの発生に応じて、所定のパルス幅を有するワンショットパルスを出力するワンショットタイマーとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線受信回路。 - 上記停止部が、
トリガー発生回路で発生したトリガーパルスをワンショットタイマーに伝達する伝達回路と、
ワンショットパルスの発生に応じて、このパルスよりも上記の第1時間だけパルス幅の長いストレッチパルスを生成して伝達回路に出力するストレッチ部とを備えており、
上記の伝達回路が、ストレッチパルスの発生している間、ワンショットタイマーに対するトリガーパルスの伝達を停止するように設定されていることを特徴とする請求項2に記載の赤外線受信回路。 - 上記の第1時間は、
入力パルスの周期から、ワンショットパルスのパルス幅を差し引いた時間未満に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の赤外線受信回路。 - 上記のストレッチ部は、
コンパレータパルスのパルス幅がワンショットパルスよりも長い場合、
コンパレータパルスの発生に応じて、このパルスよりも所定の第2時間だけパルス幅の長いストレッチパルスを生成して伝達回路に出力するように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の赤外線受信回路。 - 上記ストレッチ部は、
コンパレータパルスとワンショットパルスとを入力し、これらのパルスのいずれかが発生しているときにオン信号を発生する論理回路と、
論理回路からのオン信号の発生時間に第2時間を加えたパルス幅を有するストレッチパルスを生成して伝達回路に出力するパルスストレッチャーとを備えていることを特徴とする請求項5に記載の赤外線受信回路。 - 上記第1時間が、アンプのカットオフ周波数の逆数の時間前後であることを特徴とする請求項1に記載の赤外線受信回路。
- 赤外線の入力パルスを受信して電気信号に変換し、アンプによって増幅して出力パルスを生成する赤外線受信回路において、
アンプによって増幅された増幅信号の絶対値が閾値を超えた時間のパルス幅を有するコンパレータパルスを生成し、このパルスから出力パルスを生成して外部に出力するパルス生成部と、
コンパレータパルスの出力後から所定の第2時間の経過するまで、パルス生成部による出力パルスの生成を停止させる停止部を備えていることを特徴とする赤外線受信回路。 - 上記パルス生成部が、
増幅信号の絶対値が閾値を超えた時間のパルス幅を有するコンパレータパルスを生成するコンパレータ回路と、
コンパレータパルスの発生に応じてトリガーパルスを発生するトリガー発生回路と、
トリガーパルスの発生に応じて、所定のパルス幅を有するワンショットパルスを出力するワンショットタイマーとを備えていることを特徴とする請求項8に記載の赤外線受信回路。 - 上記停止部が、
トリガー発生回路で発生したトリガーパルスをワンショットタイマーに伝達する伝達回路と、
コンパレータパルスの発生に応じて、このパルスよりも上記の第2時間だけパルス幅の長いストレッチパルスを生成して伝達回路に出力するストレッチ部とを備えており、
上記の伝達回路が、ストレッチパルスの発生している間、ワンショットタイマーに対するトリガーパルスの伝達を停止するように設定されていることを特徴とする請求項9に記載の赤外線受信回路。 - 上記伝達回路は、
トリガーパルスとストレッチパルスとの入力を受け、ストレッチパルスの発生していないときだけトリガーパルスをワンショットタイマーに伝達する論理回路であることを特徴とする請求項3あるいは10に記載の赤外線受信回路。 - 上記第2時間が、アンプのカットオフ周波数の逆数の時間前後であることを特徴とする、請求項8に記載の赤外線受信回路。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の赤外線受信回路を備えた電子機器。
- 赤外線の入力パルスを受信して電気信号に変換し、アンプによって増幅して出力パルスを生成する赤外線受信方法において、
アンプによって増幅された増幅信号を、閾値を用いてパルス化して出力パルスを生成し、外部に出力する出力パルス生成工程と、
出力パルスの出力後から所定の第1時間の経過するまで、出力パルスの生成を停止する停止工程とを含んでいることを特徴とする赤外線受信方法。 - 赤外線の入力パルスを受信して電気信号に変換し、アンプによって増幅して出力パルスを生成する赤外線受信方法において、
アンプによって増幅された増幅信号の絶対値が閾値を超えた時間のパルス幅を有するコンパレータパルスを生成し、このパルスから出力パルスを生成して外部に出力するパルス生成工程と、
コンパレータパルスの出力後から所定の第2時間の経過するまで、出力パルスの生成を停止する停止工程とを含んでいることを特徴とする赤外線受信方法。
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