JP2005128099A - 光導波路伝搬光のモニタ方法及びモニタ装置 - Google Patents
光導波路伝搬光のモニタ方法及びモニタ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005128099A JP2005128099A JP2003361004A JP2003361004A JP2005128099A JP 2005128099 A JP2005128099 A JP 2005128099A JP 2003361004 A JP2003361004 A JP 2003361004A JP 2003361004 A JP2003361004 A JP 2003361004A JP 2005128099 A JP2005128099 A JP 2005128099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical waveguide
- refractive index
- light
- low refractive
- index portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
【解決手段】 クラッド内の光導波路を伝搬する光の一部を取り出し、取り出された光を受光素子で電気信号に変換する光導波路モニタ方法であって、クラッドにその他の部分より屈折率の低低屈折率部を形成し、前記光導波路に関し前記低屈折率部と反対側で前記低低屈折率部による反射光を検出することを特徴とする光導波路モニタ方法。
【選択図】 図1
Description
(1)光導波路型のタップカプラを使用するものであって、図7に示す方向性結合器を使用して分波(分岐)させる方法と、図8に示す非対称Y分岐を使用する方法である。これらの光導波路型のタップカプラにおいては、一般にモニター光として1〜10%を取り出している。方向性結合器を使用して分波(分岐)させる方法においては、モニタ導波路として直線部を必要とし、非対称Y分岐を使用する方法においてはSベンドを必要とし、両者においてモジュールの大型化は避けられない。前記方向性結合器においては、偏波の影響を受けやすい問題がある。
従来の光導波路の伝搬光をモニタする方法及び構造に関し、さらに詳しく説明する。
特許文献1に開示された光導波路型モジュールは、方向性結合器とS字形状光導波路が使用されているために、光導波路長が長くなり、モジュールの大型化は避けられない。
特許文献3に記載の非対称Y分岐光導波路においては、分岐出力導波路をS字形に形成する必要があり、光導波路長が長くなり、モジュールの大型化は避けられない。
特許文献4に記載の出力光モニタ付き光導波路型素子においては、別体部品である補強キャピラリが必要であり、またクロスカプラ構造又は方向性結合器から出力導波路がS字形状となるので、光導波路長が長くなり、モジュールの大型化は避けられない。
特許文献6に記載の光合分波器は、光導波路がS字形状となるので、光導波路長が長くなり、モジュールの大型化は避けられない。
(8)モニタ付き導波路型デバイスであって、出力側導波路4に設けたS字光導波路と、S字光導波路の第2の屈曲部からの放射光を受光すべく、受光面を導波路型光デバイスの基板側面に対向して設置した受光素子とより構成である(例えば、特許文献7参照)。
このモニタ付き導波路型デバイスにおいては、S字光導波路が必須であり、素子長が長くなってしまう問題がある。
この光波長変換装置においては、高調波発生用の光導波路を配置する必要があり、本発明の目的であるモニタ装置として使用する場合においては、素子長が長くなってしまう問題がある。
このマッハツエンダ干渉計光導波路を使用するモニタ構造においては、マッハツエンダ干渉計光導波路を別途に配置することが必要であり、素子長が長くなってしまう問題がある。
前記低屈折率部は、空気で形成されていることを特徴とする。
前記低屈折率部は、透明接着剤で形成されていることを特徴とする。
前記低屈折率部は、透明樹脂で形成されていることを特徴とする。
0≦x≦3.5
y=16x2−6x+3
y=0.1x2+0.17
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の5.0±1.0%であることを特徴とする。
1≦x≦4.5
y=16x2−38x+25
y=0.2
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の2.0±1.0%であることを特徴とする。
4.5≦x≦6.0
y=16x2−38x+25
y=x−4.3
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の2.0±1.0%であることを特徴とする。
n1>n2>n3
(n2−n3)/n2≧0.01
であることを特徴とする。
低屈折率部は、空気で形成されていることを特徴とする。
前記低屈折率部は、透明接着剤で形成されていることを特徴とする。
前記低屈折率部は、透明樹脂で形成されていることを特徴とする。
0≦x≦3.5
y=16x2−6x+3
y=0.1x2+0.17
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の5.0±1.0%であることを特徴とする。
1≦x≦4.5
y=16x2−38x+25
y=0.2
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の2.0±1.0%であることを特徴とする。
4.5≦x≦6.0
y=16x2−38x+25
y=x−4.3
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の2.0±1.0%であることを特徴とする。
n1>n2>n3
(n2−n3)/n2≧0.01
であることを特徴とする。
n1>n2>n3
(n2−n3)/n2≧0.01
である。本発明の形態においては、
(n1−n2)/n1=0.004
(n2−n3)/n2=0.34
である。
図2は、x=0.75μm、y=3.5μm、w=20μmであり、低屈折率部14をクラッド10の入射側端面に形成した場合における、コア12から放射されたモニタ光の分布状態を示す。横軸が光伝搬方向に対し直交する方向における光導波路からの距離x、縦軸がクラッド10における入射端面からコア12と延長方向に計った距離を示す。
y=16x2−6x+3 (100)
y=0.1x2+0.17 (102)
によって囲まれている。
y=16x2−38x+25 (104)
y=0.2 (106)
によって囲まれる。第3領域IIIは、4.5<x≦6.0であって、
y=16x2−38x+25 (108)
y=x−4.3 (110)
によって囲まれる。
また、上記フッ素を含まないポリイミド系樹脂の前駆体溶液は、N−メチル−2−ピロリドン,N,N−ジメチルアセトアミド、γ−ブチロラクトン、ジメチルスルホキシドなどの極性溶媒中で、フッ素を含まないテトラカルボン酸二無水物とフッ素を含まないジアミンを反応させることにより得られる。
ポリイミド系樹脂前駆体溶液は、スピナあるいは印刷などによる方法により基板表面上に塗布され、最終温度200〜400℃で熱処理し硬化されてポリイミド系樹脂被膜とされる。
12 A端部
14 B端部
16 第1光導波路
22 C端部
24 D端部
26 第2光導波路
32 E端部
34 F端部
36 第3光導波路
42 第1出入射端部
44 第2出入射端部
48 分岐合波光導波路
Claims (16)
- 光導波路を伝搬する光の一部を取り出し、取り出された光を受光素子で電気信号に変換する光導波路伝搬光のモニタ方法であって、クラッドにその他の部分より屈折率の低い低屈折率部を形成し、前記光導波路に関し前記低屈折率部と反対側で前記低屈折率部による放射光を検出することを特徴とする光導波路伝搬光のモニタ方法。
- 前記低屈折率部は、空気で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光導波路伝搬光のモニタ方法。
- 前記低屈折率部は、透明接着剤で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光導波路伝搬光のモニタ方法。
- 前記低屈折率部は、透明樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光導波路伝搬光のモニタ方法。
- 前記低屈折率部の位置が、前記低屈折率部の前記光導波路のコアからの距離をxμm、前記低屈折率部の前記コアの長手方向の長さをyμmとするとき、
0≦x≦3.5
y=16x2−6x+3
y=0.1x2+0.17
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の5.0±1.0%であることを特徴とする請求項1に記載の光導波路伝搬光のモニタ方法。 - 前記低屈折率部の位置が、前記低屈折率部の前記光導波路のコアからの距離をxμm、前記低屈折率部の前記コアの長手方向の長さをyμmとするとき、
1≦x≦4.5
y=16x2−38x+25
y=0.2
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の2.0±1.0%であることを特徴とする請求項1に記載の光導波路伝搬光のモニタ方法。 - 前記低屈折率部の位置が、前記低屈折率部の前記光導波路のコアからの距離をxμm、前記低屈折率部の前記コアの長手方向の長さをyμmとするとき、
4.5≦x≦6.0
y=16x2−38x+25
y=x−4.3
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の2.0±1.0%であることを特徴とする請求項1に記載の光導波路伝搬光のモニタ方法。 - 前記クラッドの屈折率をn2、前記光導波路の屈折率をn1、前記低屈折率部の屈折率をn3とするとき、
n1>n2>n3
(n2−n3)/n2≧0.01
であることを特徴とする請求項1に記載の光導波路伝搬光のモニタ方法。 - 光導波路を伝搬する光の一部を取り出し、取り出された光を受光素子で電気信号に変換する光導波路モニタ装置であって、クラッドにその他の部分より屈折率の低い低屈折率部を形成し、前記光導波路に関し前記低屈折率部と反対側に受光素子を配置し、前記低屈折率部による放射光を前記受光素子によって検出することを特徴とする光導波路伝搬光のモニタ装置。
- 低屈折率部は、空気で形成されていることを特徴とする請求項9に記載の光導波路伝搬光のモニタ装置。
- 前記低屈折率部は、透明接着剤で形成されていることを特徴とする請求項9に記載の光導波路伝搬光のモニタ装置。
- 前記低屈折率部は、透明樹脂で形成されていることを特徴とする請求項9に記載の光導波路伝搬光のモニタ装置。
- 前記低屈折率部の位置が、前記低屈折率部の前記光導波路のコアからの距離をxμm、前記低屈折率部の前記コアの長手方向の長さをyμmとするとき、
0≦x≦3.5
y=16x2−6x+3
y=0.1x2+0.17
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の5.0±1.0%であることを特徴とする請求項9に記載の光導波路伝搬光のモニタ装置。 - 前記低屈折率部の位置が、前記低屈折率部の前記光導波路のコアからの距離をxμm、前記低屈折率部の前記コアの長手方向の長さをyμmとするとき、
1≦x≦4.5
y=16x2−38x+25
y=0.2
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の2.0±1.0%であることを特徴とする請求項9に記載の光導波路伝搬光のモニタ装置。 - 前記低屈折率部の位置が、前記低屈折率部の前記光導波路のコアからの距離をxμm、前記低屈折率部の前記コアの長手方向の長さをyμmとするとき、
4.5≦x≦6.0
y=16x2−38x+25
y=x−4.3
によって囲まれる領域にあって、取り出した光量が前記光導波路入射光の2.0±1.0%であることを特徴とする請求項9に記載の光導波路伝搬光のモニタ装置。 - 前記クラッドの屈折率をn2、前記光導波路の屈折率をn1、前記低屈折率部の屈折率をn3とするとき、
n1>n2>n3
(n2−n3)/n2≧0.01
であることを特徴とする請求項9に記載の光導波路伝搬光のモニタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003361004A JP2005128099A (ja) | 2003-10-21 | 2003-10-21 | 光導波路伝搬光のモニタ方法及びモニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003361004A JP2005128099A (ja) | 2003-10-21 | 2003-10-21 | 光導波路伝搬光のモニタ方法及びモニタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005128099A true JP2005128099A (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=34641142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003361004A Pending JP2005128099A (ja) | 2003-10-21 | 2003-10-21 | 光導波路伝搬光のモニタ方法及びモニタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005128099A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011125746A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-13 | 株式会社フジクラ | 光モジュールおよび光検出方法 |
WO2015125356A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | 株式会社フジクラ | 光パワーモニタ装置、ファイバレーザおよび光パワーモニタ方法 |
JP5873541B1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-03-01 | 株式会社フジクラ | 光パワーモニタ装置および光パワーモニタ方法 |
JP2020149022A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 | 光デバイス、これを用いた光モジュール、及び光デバイスの試験方法 |
CN113295272A (zh) * | 2020-02-21 | 2021-08-24 | 中国科学院半导体研究所 | 一种光电监测系统 |
-
2003
- 2003-10-21 JP JP2003361004A patent/JP2005128099A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011125746A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-13 | 株式会社フジクラ | 光モジュールおよび光検出方法 |
JP2011215410A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Fujikura Ltd | 光モジュールおよび光検出方法 |
WO2015125356A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | 株式会社フジクラ | 光パワーモニタ装置、ファイバレーザおよび光パワーモニタ方法 |
US9935417B2 (en) | 2014-02-24 | 2018-04-03 | Fujikura Ltd. | Optical-power monitoring device, fiber laser, and optical-power monitoring method having different regions of a second fiber covered by a low-refractive-index resin layer and a high-refractive-index resin layer |
JP5873541B1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-03-01 | 株式会社フジクラ | 光パワーモニタ装置および光パワーモニタ方法 |
WO2016056483A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 株式会社フジクラ | 光パワーモニタ装置および光パワーモニタ方法 |
US10760992B2 (en) | 2014-10-06 | 2020-09-01 | Fujikura Ltd. | Optical power monitor device and optical power monitor method |
JP2020149022A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 | 光デバイス、これを用いた光モジュール、及び光デバイスの試験方法 |
JP7259431B2 (ja) | 2019-03-15 | 2023-04-18 | 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 | 光デバイス、これを用いた光モジュール、及び光デバイスの試験方法 |
CN113295272A (zh) * | 2020-02-21 | 2021-08-24 | 中国科学院半导体研究所 | 一种光电监测系统 |
CN113295272B (zh) * | 2020-02-21 | 2024-05-07 | 中国科学院半导体研究所 | 一种光电监测系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5413339B2 (ja) | 光導波路構造 | |
JP4033231B2 (ja) | 光分岐光導波路 | |
Kobayashi et al. | Single-mode optical waveguides fabricated from fluorinated polyimides | |
WO2005071454A1 (ja) | 曲線光導波路及び光学装置 | |
JP2005128099A (ja) | 光導波路伝搬光のモニタ方法及びモニタ装置 | |
US7444050B2 (en) | S-shaped curved optical waveguide and optical device | |
JP4010011B2 (ja) | 光導波路構造 | |
JP4848621B2 (ja) | 光分岐光導波路 | |
JP4151071B2 (ja) | S字型曲線光導波路及び光学装置 | |
JP4156423B2 (ja) | S字型曲線光導波路及び光学装置 | |
JP4423668B2 (ja) | 光導波路 | |
JP2007219560A (ja) | 光導波路構造 | |
US7450803B2 (en) | Optical waveguide | |
JP2008046657A (ja) | S字型曲線光導波路及び光学装置 | |
Shimura et al. | Hybrid Integration technology of Silicon optical waveguide and Electronic circuit | |
JP2003215364A (ja) | ポリイミド光導波路および該光導波路を用いたポリイミドフィルタ型波長合分波器 | |
JP4213573B2 (ja) | 光導波路の製造方法および光デバイスの接続構造 | |
JP5158428B2 (ja) | 光導波路 | |
Oe et al. | New waveguide technique using photosensitive polyimide for integrated optics | |
KR20090111473A (ko) | 광섬유 커넥터 | |
JP2005208445A (ja) | 曲線光導波路及び光学装置 | |
JP2004301951A (ja) | 光導波路 | |
JP2005208446A (ja) | 曲線光導波路及び光学装置 | |
JP2005284082A (ja) | 光合分波器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100524 |