JP2005127958A - プローブカード、特性検査装置、特性検査方法および特性検査プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 端子数の増大に対応しつつ、測定効率を向上させる。
【解決手段】 半導体チップ11、12にそれぞれ対応して配置された開口部2、3を基板1に設け、プローブ群4a〜4e、5a〜5eは、配置が互いに異なるように基板1に保持するとともに、開口部2、3をそれぞれ介してが斜め下に突き出すように配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】 半導体チップ11、12にそれぞれ対応して配置された開口部2、3を基板1に設け、プローブ群4a〜4e、5a〜5eは、配置が互いに異なるように基板1に保持するとともに、開口部2、3をそれぞれ介してが斜め下に突き出すように配置する。
【選択図】 図1
Description
本発明はプローブカード、特性検査装置、特性検査方法および特性検査プログラムに関し、特に、プローブカードに設けられたプローブの配置方法に適用して好適なものである。
従来のプローブカードでは、1回の触針で1チップ分の検査ができるように、プローブ群を配列したものがある。また、例えば、特許文献1には、測定効率を上げるため、同じ配置のプローブ群を複数セット分並べることにより、1回の触針で複数チップ分の検査ができるようにしたプローブカードが開示されている。
特開2000−216204号公報
しかしながら、従来のプローブカードでは、1チップに設けられた端子数が増大し、それらの端子全てに一度に触針させることができない場合には、複数回測定する必要があり、測定効率が劣化するという問題があった。
また、特許文献1に開示された方法についても同様に、複数チップに対応してそれぞれ設けられたプローブ群の配列は各チップに対して同一なので、端子数の増大に対処することが困難であるという問題があった。
また、特許文献1に開示された方法についても同様に、複数チップに対応してそれぞれ設けられたプローブ群の配列は各チップに対して同一なので、端子数の増大に対処することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、端子数の増大に対応しつつ、測定効率を向上させることが可能なプローブカード、特性検査装置、特性検査方法および特性検査プログラムを提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係るプローブカードによれば、測定対象チップにそれぞれ対応した複数の領域が設けられた基板と、少なくとも配置の一部が前記領域ごと異なるようにして前記基板に保持されるプローブ群とを備えることを特徴とする。
これにより、異なる領域に配置されたプローブ群を異なるチップに同時に触針させることを可能としつつ、それらのプローブ群を用いて1チップ分の測定を順次行うことが可能となる。このため、1チップに一度に触針されるプローブ数を減らすことを可能としつつ、1枚のプローブカードを用いて一度に触針可能なプローブ数を容易に増加させることが可能となり、1チップに設けられた端子の個数が増大に対応しつつ、測定効率を向上させることが可能となる。
これにより、異なる領域に配置されたプローブ群を異なるチップに同時に触針させることを可能としつつ、それらのプローブ群を用いて1チップ分の測定を順次行うことが可能となる。このため、1チップに一度に触針されるプローブ数を減らすことを可能としつつ、1枚のプローブカードを用いて一度に触針可能なプローブ数を容易に増加させることが可能となり、1チップに設けられた端子の個数が増大に対応しつつ、測定効率を向上させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係るプローブカードによれば、測定対象チップにそれぞれ対応した第1および第2の領域が設けられた基板と、前記第1の領域に設けられ、前記測定対象チップの端子群の一部に触針される第1プローブ群と、前記第2の領域に設けられ、前記測定対象チップの端子群の残りに触針される第2プローブ群とを備えることを特徴とする。
これにより、異なる位置に配置された測定対象チップに第1プローブ群および第2プローブ群を同時に触針させることを可能としつつ、第1プローブ群および第2プローブ群を用いて1チップ分の測定を順次行うことが可能となる。このため、1チップに一度に触針されるプローブ数を減らすことを可能としつつ、1枚のプローブカードを用いて一度に触針可能なプローブ数を容易に増加させることが可能となり、1チップに設けられた端子の個数が増大に対応しつつ、測定効率を向上させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る特性検査装置によれば、測定対象チップが配列されたウェハを載置するステージと、前記測定対象チップに設けられた端子群の一部に触針される第1プローブ群と、前記測定対象チップに設けられた端子群の残りに触針される第2プローブ群と、前記第1プローブ群および第2プローブ群を第1および第2の領域にそれぞれ保持するプローブカードと、前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップに前記第1および第2のプローブ群がそれぞれ同時に触針されるように、前記ステージを駆動する駆動手段と、同一の測定対象チップについての前記第1および第2のプローブ群による特性測定結果に基づいて、前記測定対象チップの特性検査を行う特性検査手段とを備えることを特徴とする。
これにより、ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップに第1および第2のプローブ群を同時に触針させることが可能となるとともに、第1および第2のプローブ群を同一の測定対象チップに順次触針させることで、1チップ分の測定を行うことが可能となる。このため、1枚のプローブカードを用いて一度に触針可能なプローブ数を減少させることなく、1チップに一度に触針されるプローブ数を減らすことができ、1チップに設けられた端子の個数が増大に対応しつつ、測定効率を向上させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る特性検査装置によれば、前記特性検査手段は、前記ウェハに形成された測定対象チップについての前記第1のプローブ群による特性測定結果を記憶する第1の記憶手段と、前記ウェハに形成された同一の測定対象チップについての前記第2のプローブ群による特性測定結果を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された特性測定結果および前記第2の記憶手段に記憶された特性測定結果に基づいて、前記測定対象チップの良否判定を行う良否判定手段とを備えることを特徴とする。
これにより、ウェハに形成された同一の測定対象チップについて、第1および第2のプローブ群を順次接触させて1チップ分の測定を行った場合においても、第1および第2のプローブ群を用いて測定された特性測定結果を統合して、1チップ分の特性を総合的に判断することが可能となり、測定効率を向上させることを可能としつつ、測定対象チップの良否判定を精度よく行うことが可能となる。
また、本発明の一態様に係る特性検査方法によれば、測定対象チップが配列されたウェハをステージ上に載置するステップと、配列が互いに異なる第1および第2のプローブ群が設けられたプローブカード下に、前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップを搬送するステップと、前記第1および第2のプローブ群を前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップにそれぞれ同時に触針させるステップと、前記第1および第2のプローブ群による前記第1および第2の測定対象チップについての特性測定結果を記憶するステップと、前記第1および第2のプローブ群が設けられたプローブカード下に、前記ウェハに形成された第2および第3の測定対象チップを搬送するステップと、前記第1および第2のプローブ群を前記ウェハに形成された第2および第3の測定対象チップにそれぞれ同時に触針させるステップと、前記第1および第2のプローブ群による前記第2および第3の測定対象チップについての特性測定結果を記憶するステップと、前記第1および第2のプローブ群による前記第2の測定対象チップの特性測定結果に基づいて、前記第2の測定対象チップの特性評価を行うステップとを備えることを特徴とする。
これにより、第2のプローブ群を用いて第2の測定対象チップの一部の領域の測定を行うことを可能としつつ、第1のプローブ群を用いて第1の測定対象チップの一部の領域の測定を行うことが可能となるとともに、第1のプローブ群を用いて第2の測定対象チップの残りの領域の測定を行うことを可能としつつ、第2のプローブ群を用いて第3の測定対象チップの一部の領域の測定を行うことが可能となる。このため、1枚のプローブカードを用いて一度に触針可能なプローブ数を減少させることなく、1チップに一度に触針されるプローブ数を減らすことができ、1チップに設けられた端子の個数が増大に対応しつつ、測定効率を向上させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る特性検査プログラムによれば、配列が互いに異なる第1および第2のプローブ群が設けられたプローブカード下に、前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップを搬送させるステップと、前記第1および第2のプローブ群を前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップにそれぞれ同時に触針させるステップと、前記第1および第2のプローブ群による前記第1および第2の測定対象チップについての特性測定結果を記憶するステップと、前記第1および第2のプローブ群が設けられたプローブカード下に、前記ウェハに形成された第2および第3の測定対象チップを搬送させるステップと、前記第1および第2のプローブ群を前記ウェハに形成された第2および第3の測定対象チップにそれぞれ同時に触針させるステップと、前記第1および第2のプローブ群による前記第2および第3の測定対象チップについての特性測定結果を記憶するステップと、前記第1および第2のプローブ群による前記第2の測定対象チップの特性測定結果に基づいて、前記第2の測定対象チップの特性評価を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
これにより、特性検査プログラムを実行することで、1チップに一度に触針されるプローブ数を減らすことを可能としつつ、1枚のプローブカードを用いて一度に触針可能なプローブ数を容易に増加させることが可能となるとともに、第1および第2のプローブ群を用いて測定された特性測定結果を統合して1チップの特性を総合的に判断することが可能となり、1チップに設けられた端子の個数が増大に対応しつつ、測定効率を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係るプローブカードおよび特性検査方法について図面を参照しながら説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るプローブカードの概略構成を示す平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A線で切断した断面図、図2は、本発明の一実施形態に係る特性検査装置の概略構成を示す図である。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るプローブカードの概略構成を示す平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A線で切断した断面図、図2は、本発明の一実施形態に係る特性検査装置の概略構成を示す図である。
図1および図2において、測定対象となる半導体チップ11、12には、パット電極13a〜13j、14a〜14jがそれぞれ形成されている。なお、半導体チップ11、12はウェハから切り出す前の状態で特性検査を行うことができる。
一方、プローブカードには、プローブ群4a〜4e、5a〜5eを保持する基板1が設けられている。そして、基板1には、半導体チップ11、12にそれぞれ対応して配置された開口部2、3が設けられ、開口部2、3をそれぞれ介してプローブ群4a〜4e、5a〜5eが斜め下に突き出すように配置されている。
一方、プローブカードには、プローブ群4a〜4e、5a〜5eを保持する基板1が設けられている。そして、基板1には、半導体チップ11、12にそれぞれ対応して配置された開口部2、3が設けられ、開口部2、3をそれぞれ介してプローブ群4a〜4e、5a〜5eが斜め下に突き出すように配置されている。
ここで、プローブ群4a〜4e、5a〜5eは、配置が互いに異なるように開口部2、3にそれぞれ設けることができる。例えば、プローブ4a〜4eは、半導体チップ11のパット電極13a、13c、13e、13g、13iに同時に触針可能になるように配置し、プローブ5a〜5eは、半導体チップ12のパット電極14b、14d、14f、14h、14jに同時に触針可能になるように配置することができる。
また、基板1には、LSIテスタ21に接続される信号ランド7が設けられている。そして、基板1に保持されたプローブ群4a〜4e、5a〜5eは配線6を介して信号ランド7に接続されている。
また、LSIテスタ21には、半導体チップ11、12が形成されたウェハを載置するステージ8が設けられるとともに、プローブカードに試験信号を出力する試験信号出力部22、半導体チップ11、12の測定結果を記憶する測定結果記憶部23、半導体チップ11、12の測定結果に基づいて半導体チップ11、12の良否判定を行う良否判定部24、半導体チップ11、12がプローブ群4a〜4e、5a〜5eにてそれぞれ順次触針可能となるようにステージ8の駆動制御を行う駆動制御部25、駆動制御部25による制御に従ってステージ8を駆動する駆動部26が設けられている。
また、LSIテスタ21には、半導体チップ11、12が形成されたウェハを載置するステージ8が設けられるとともに、プローブカードに試験信号を出力する試験信号出力部22、半導体チップ11、12の測定結果を記憶する測定結果記憶部23、半導体チップ11、12の測定結果に基づいて半導体チップ11、12の良否判定を行う良否判定部24、半導体チップ11、12がプローブ群4a〜4e、5a〜5eにてそれぞれ順次触針可能となるようにステージ8の駆動制御を行う駆動制御部25、駆動制御部25による制御に従ってステージ8を駆動する駆動部26が設けられている。
ここで、測定結果記憶部23には、プローブ群4a〜4eによる半導体チップ11、12の測定結果を記憶する第1レジスタ23aおよびプローブ群5a〜5eによる半導体チップ11、12の測定結果を記憶する第2レジスタ23bが設けられている。
そして、例えば、半導体チップ11の測定を行う場合、駆動部26にてステージ8を駆動することにより、半導体チップ11、12を開口部2、3下にそれぞれ搬送する。そして、プローブ群4a〜4eを半導体チップ11の一部のパット電極13a、13c、13e、13g、13iにそれぞれ同時に触針させるとともに、プローブ5a〜5eを半導体チップ12の一部のパット電極14b、14d、14f、14h、14jにそれぞれ同時に触針させる。
そして、例えば、半導体チップ11の測定を行う場合、駆動部26にてステージ8を駆動することにより、半導体チップ11、12を開口部2、3下にそれぞれ搬送する。そして、プローブ群4a〜4eを半導体チップ11の一部のパット電極13a、13c、13e、13g、13iにそれぞれ同時に触針させるとともに、プローブ5a〜5eを半導体チップ12の一部のパット電極14b、14d、14f、14h、14jにそれぞれ同時に触針させる。
そして、試験信号出力部22を介してプローブ群4a〜4e、5a〜5eに試験信号をそれぞれ送出し、半導体チップ11、12から出力された信号をプローブ群4a〜4e、5a〜5eにてそれぞれ検出してLSIテスタ21に取り込ませる。そして、プローブ群4a〜4eにて検出された半導体チップ11からの出力信号を第1レジスタ23aに記憶するとともに、プローブ群5a〜5eにて検出された半導体チップ12からの出力信号を第2レジスタ23bに記憶する。
そして、プローブ群4a〜4e、5a〜5eにてそれぞれ検出された半導体チップ11、12からの出力信号がLSIテスタ21に取り込まれると、駆動部26にてステージ8を駆動することにより、半導体チップ11を開口部3下に搬送する。そして、プローブ群5a〜5eを半導体チップ11の残りのパット電極13b、13d、13f、13h、13jにそれぞれ同時に触針させる。
そして、試験信号出力部22を介してプローブ群5a〜5eに試験信号を送出し、半導体チップ11から出力された信号をプローブ群5a〜5eにて検出してLSIテスタ21に取り込ませる。そして、プローブ群5a〜5eにて検出された半導体チップ11からの出力信号を第2レジスタ23bに記憶する。
そして、第1レジスタ23aおよび第2レジスタ23bにそれぞれ記憶された半導体チップ11の測定データを良否判定部24に送り、それらの測定データを良否判定部24にて統合して、それらの測定データを総合的に評価することにより、半導体チップ11の良否判定を行うことができる。
そして、第1レジスタ23aおよび第2レジスタ23bにそれぞれ記憶された半導体チップ11の測定データを良否判定部24に送り、それらの測定データを良否判定部24にて統合して、それらの測定データを総合的に評価することにより、半導体チップ11の良否判定を行うことができる。
ここで、配置が互いに異なるようにプローブ群4a〜4e、5a〜5eを基板1にそれぞれ設けることにより、半導体チップ11、12にプローブ群4a〜4e、5a〜5eをそれぞれ同時に触針させることが可能となるとともに、プローブ群4a〜4e、5a〜5eを同一の半導体チップ11に順次触針させることで、1チップ分の測定を行うことが可能となる。
このため、1枚のプローブカードを用いて一度に触針可能なプローブ数を減少させることなく、1チップに一度に触針されるプローブ数を減らすことができ、1チップに設けられた端子の個数が増大に対応しつつ、測定効率を向上させることが可能となる。
図3は、本発明の一実施形態に係る半導体チップの特性検査方法を示す平面図である。
図3において、ウェハには半導体チップ31、41、51、61が並べて配置され、半導体チップ31、41、51、61にはパット電極32、42、52、62がそれぞれ設けられているものとする。
図3は、本発明の一実施形態に係る半導体チップの特性検査方法を示す平面図である。
図3において、ウェハには半導体チップ31、41、51、61が並べて配置され、半導体チップ31、41、51、61にはパット電極32、42、52、62がそれぞれ設けられているものとする。
そして、半導体チップ31、41、51、61の測定を行う場合、駆動部26にてステージ8を駆動することにより、図3(a)に示すように、半導体チップ31を図1の開口部2下に搬送する。そして、プローブ群4a〜4eを半導体チップ31の一部のパット電極32に触針させる。
そして、試験信号出力部22を介してプローブ群4a〜4eに試験信号をそれぞれ送出し、半導体チップ31から出力された信号をプローブ群4a〜4eにて検出してLSIテスタ21に取り込ませる。そして、プローブ群4a〜4eにて検出された半導体チップ11からの出力信号を第1レジスタ23aに記憶する。
そして、試験信号出力部22を介してプローブ群4a〜4eに試験信号をそれぞれ送出し、半導体チップ31から出力された信号をプローブ群4a〜4eにて検出してLSIテスタ21に取り込ませる。そして、プローブ群4a〜4eにて検出された半導体チップ11からの出力信号を第1レジスタ23aに記憶する。
そして、プローブ群4a〜4eにて検出された半導体チップ31からの出力信号がLSIテスタ21に取り込まれると、駆動部26にてステージ8を駆動することにより、図3(b)に示すように、半導体チップ41、31を開口部2、3下にそれぞれ搬送する。そして、プローブ群4a〜4eを半導体チップ41の一部のパット電極42にそれぞれ同時に触針させるとともに、プローブ群5a〜5eを半導体チップ31の残りのパット電極32にそれぞれ同時に触針させる。
そして、試験信号出力部22を介してプローブ群4a〜4e、5a〜5eに試験信号をそれぞれ送出し、半導体チップ31、41から出力された信号をプローブ群5a〜5e、4a〜4eにてそれぞれ検出してLSIテスタ21に取り込ませる。そして、プローブ群4a〜4eにて検出された半導体チップ41からの出力信号を第1レジスタ23aに記憶するとともに、プローブ群5a〜5eにて検出された半導体チップ31からの出力信号を第2レジスタ23bに記憶する。
そして、プローブ群4a〜4e、5a〜5eにてそれぞれ検出された半導体チップ41、31からの出力信号がLSIテスタ21に取り込まれると、駆動部26にてステージ8を駆動することにより、図3(c)に示すように、半導体チップ51、41を開口部2、3下にそれぞれ搬送する。そして、プローブ群4a〜4eを半導体チップ51の一部のパット電極52にそれぞれ同時に触針させるとともに、プローブ群5a〜5eを半導体チップ41の残りのパット電極42にそれぞれ同時に触針させる。
そして、試験信号出力部22を介してプローブ群4a〜4e、5a〜5eに試験信号をそれぞれ送出し、半導体チップ41、51から出力された信号をプローブ群5a〜5e、4a〜4eにてそれぞれ検出してLSIテスタ21に取り込ませる。そして、プローブ群4a〜4eにて検出された半導体チップ51からの出力信号を第1レジスタ23aに記憶するとともに、プローブ群5a〜5eにて検出された半導体チップ41からの出力信号を第2レジスタ23bに記憶する。
以下同様にして、ウェハに形成された全ての半導体チップ31、41、51、61の測定が終了すると、第1レジスタ23aおよび第2レジスタ23bにそれぞれ記憶された半導体チップ31、41、51、61の測定データを良否判定部24に送り、それらの測定データを良否判定部24にて統合して、それらの測定データを総合的に評価することにより、半導体チップ31、41、51、61の良否判定を行うことができる。
なお、上述した実施形態では、2セット分のプローブ群4a〜4e、5a〜5eを2個の半導体チップ11、12に対応して基板1に設ける方法について説明したが、配置が互いに異なる3セット分以上のプローブ群を3個以上の半導体チップに対応して1枚の基板に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、配置が互いに異なるようにして2セット分のプローブ群4a〜4e、5a〜5eを2個の半導体チップ11、12に対応して基板1に設ける方法について説明したが、プローブ群4a〜4e、5a〜5eの配置には重複する部分があってもよい。例えば、半導体チップ11、12の特性評価を行うためには、例えば、半導体チップ11、12の電源電極を介して電圧を供給する必要があるため、半導体チップ11、12の特性評価を行うために必要不可欠な端子については、その端子に対応するプローブを各プローブ群4a〜4e、5a〜5eの中に重複して設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、配置が互いに異なるようにして2セット分のプローブ群4a〜4e、5a〜5eを2個の半導体チップ11、12に対応して基板1に設ける方法について説明したが、プローブ群4a〜4e、5a〜5eの配置には重複する部分があってもよい。例えば、半導体チップ11、12の特性評価を行うためには、例えば、半導体チップ11、12の電源電極を介して電圧を供給する必要があるため、半導体チップ11、12の特性評価を行うために必要不可欠な端子については、その端子に対応するプローブを各プローブ群4a〜4e、5a〜5eの中に重複して設けるようにしてもよい。
1 基板、2、3 開口部、4a〜4e、5a〜5e プローブ、6 配線、7 信号ランド、8 ステージ、11、12、31、41、51、61 半導体チップ、13a〜13j、14a〜14j、32、42、52、62 パット電極、21 LSIテスタ、22 試験信号出力部、23 測定結果記憶部、23a 第1レジスタ、23b 第2レジスタ、24 良否判定部、25 駆動制御部、26 駆動部
Claims (6)
- 測定対象チップにそれぞれ対応した複数の領域が設けられた基板と、
少なくとも配置の一部が前記領域ごと異なるようにして前記基板に保持されるプローブ群とを備えることを特徴とするプローブカード。 - 測定対象チップにそれぞれ対応した第1および第2の領域が設けられた基板と、
前記第1の領域に設けられ、前記測定対象チップの端子群の一部に触針される第1プローブ群と、
前記第2の領域に設けられ、前記測定対象チップの端子群の残りに触針される第2プローブ群とを備えることを特徴とするプローブカード。 - 測定対象チップが配列されたウェハを載置するステージと、
前記測定対象チップに設けられた端子群の一部に触針される第1プローブ群と、
前記測定対象チップに設けられた端子群の残りに触針される第2プローブ群と、
前記第1プローブ群および第2プローブ群を第1および第2の領域にそれぞれ保持するプローブカードと、
前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップに前記第1および第2のプローブ群がそれぞれ同時に触針されるように、前記ステージを駆動する駆動手段と、
同一の測定対象チップについての前記第1および第2のプローブ群による特性測定結果に基づいて、前記測定対象チップの特性検査を行う特性検査手段とを備えることを特徴とする特性検査装置。 - 前記特性検査手段は、
前記ウェハに形成された測定対象チップについての前記第1のプローブ群による特性測定結果を記憶する第1の記憶手段と、
前記ウェハに形成された同一の測定対象チップについての前記第2のプローブ群による特性測定結果を記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された特性測定結果および前記第2の記憶手段に記憶された特性測定結果に基づいて、前記測定対象チップの良否判定を行う良否判定手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の特性検査装置。 - 測定対象チップが配列されたウェハをステージ上に載置するステップと、
配列が互いに異なる第1および第2のプローブ群が設けられたプローブカード下に、前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップを搬送するステップと、
前記第1および第2のプローブ群を前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップにそれぞれ同時に触針させるステップと、
前記第1および第2のプローブ群による前記第1および第2の測定対象チップについての特性測定結果を記憶するステップと、
前記第1および第2のプローブ群が設けられたプローブカード下に、前記ウェハに形成された第2および第3の測定対象チップを搬送するステップと、
前記第1および第2のプローブ群を前記ウェハに形成された第2および第3の測定対象チップにそれぞれ同時に触針させるステップと、
前記第1および第2のプローブ群による前記第2および第3の測定対象チップについての特性測定結果を記憶するステップと、
前記第1および第2のプローブ群による前記第2の測定対象チップの特性測定結果に基づいて、前記第2の測定対象チップの特性評価を行うステップとを備えることを特徴とする特性検査方法。 - 配列が互いに異なる第1および第2のプローブ群が設けられたプローブカード下に、前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップを搬送させるステップと、
前記第1および第2のプローブ群を前記ウェハに形成された第1および第2の測定対象チップにそれぞれ同時に触針させるステップと、
前記第1および第2のプローブ群による前記第1および第2の測定対象チップについての特性測定結果を記憶するステップと、
前記第1および第2のプローブ群が設けられたプローブカード下に、前記ウェハに形成された第2および第3の測定対象チップを搬送させるステップと、
前記第1および第2のプローブ群を前記ウェハに形成された第2および第3の測定対象チップにそれぞれ同時に触針させるステップと、
前記第1および第2のプローブ群による前記第2および第3の測定対象チップについての特性測定結果を記憶するステップと、
前記第1および第2のプローブ群による前記第2の測定対象チップの特性測定結果に基づいて、前記第2の測定対象チップの特性評価を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする特性検査プログラム。
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JP2003366021A JP2005127958A (ja) | 2003-10-27 | 2003-10-27 | プローブカード、特性検査装置、特性検査方法および特性検査プログラム |
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JP2003366021A JP2005127958A (ja) | 2003-10-27 | 2003-10-27 | プローブカード、特性検査装置、特性検査方法および特性検査プログラム |
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2003
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