JP2005127491A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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宏史 石川
Motoki Tabuchi
元樹 田淵
Masami Sugaya
正美 菅谷
Toshishige Sano
敏成 佐野
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Abstract

【課題】 原動機からの動力伝達軸を入力側ディスクに対して直接に連結することなく、動力の入力部位の軸径を大きく確保して、前後のキャビティでの推力の差を極力小さくすることができるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】 本発明のトロイダル型無段変速機は、エンジン側とは反対側の第1の入力側ディスク2Aに押圧装置30が配置されるとともに、互いに一体で回転する第2の入力側ディスク2Bおよび入力軸1に対して原動機からの動力を入力するための動力入力部36aがローディングナット32の径方向外側で軸方向に延びている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車用の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機に関する。
図4には、自動車用変速機として利用可能な従来のトロイダル型無段変速機の一例が示されている。このトロイダル型無段変速機は、いわゆるダブルキャビティ式の高トルク用トロイダル型無段変速機であり、2つの入力側ディスク2,2と2つの出力側ディスク3,3とが、入力軸1の外周に取り付けられて成る。また、入力軸1の中間部の外周には出力歯車4が回転自在に支持されている。この出力歯車4の中心部に設けられた円筒状のフランジ部4a,4aには、出力側ディスク3,3がスプライン係合によって連結されている。
なお、入力軸1は、図中左側に位置する入力側ディスク2とカム板7との間に設けられたローディングカム式の押圧装置12を介して、エンジン側の駆動軸22により回転駆動されるようになっている。また、出力歯車4は、2つの部材の結合によって構成された仕切壁13を介してハウジング14内に支持されており、これにより、軸線Oを中心に回転できる一方で、軸線O方向の変位が阻止されている。
出力側ディスク3,3は、入力軸1との間に介在されたニードル軸受5,5によって、入力軸1の軸線Oを中心に回転自在に支持されている。また、入力側ディスク2,2は、入力軸1と共に回転するように、その入力軸1の両端部にボールスプライン6,6を介して支持されている。また、図5にも示すように、入力側ディスク2,2の内面(凹面)2a,2aと出力ディスク3,3の内面(凹面)3a,3aとの間には、パワーローラ11が回転自在に挟持されている。
図4中左側に位置する入力側ディスク2とカム板7との間には第1の皿板ばね8が設けられ、図4中右側に位置する入力側ディスク2とローディングナット9との間には第2の皿ばね10が設けられている。これらの皿板ばね8,10は、各ディスク2,2,3,3の凹面2a,2a,3a,3aとパワーローラ11,11の周面(トラクション面)11a,11a(図5参照)との当接部に押圧力を付与する。
したがって、上記構成の無段変速機では、駆動軸22から入力軸1に回転力が入力されると、入力軸1と一体で入力側ディスク2,2が回転し、その回転がパワーローラ11,11によって出力側ディスク3,3に一定の変速比で伝達される。また、出力側ディスク3,3の回転は、出力歯車4から伝達歯車15および伝達軸16などを介して、出力軸17に伝達される。
このように、ダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機は、入出力側ディスク2,3を2組配置するとともに、出力側ディスク3の背面を向かい合わせて、その間に出力歯車4を配置することにより、入力側ディスク2と出力側ディスク3との間に挟まれた一対のパワーローラ11を介して大きな動力を効率的に伝達することができる。
また、トロイダル型無段変速機は、トラクションドライブであるため、接触点に大きな荷重を与える必要があり、そのため、前述したように、押圧装置12として油圧式を使用するとともに、予圧を付与する皿ばね8,11を設け、最適な押し付け力を付与するようになっているものもある(例えば、特許文献1〜3参照)。
なお、上記構成では、エンジン側の入力側ディスク2に押圧装置12が配置され、押圧装置12と逆側にローディングナット9が締め込まれているが、ローディングの油圧の取り廻しを考えると、エンジン側とは反対側の入力側ディスク2に押圧装置12を配置することも考えられる(例えば、特許文献4の図2参照)。
特公平8−20000号公報 特開平11−201254号公報 特開2002−206608号公報 特開平10−267118号公報
ところで、前述したように、エンジン側とは反対側の入力側ディスク2に押圧装置12を配置する構成では、一般に、エンジンからの動力が入力軸に直接に入力される。したがって、この入力部位での軸径は小さく、そのため、動力伝達部の軸方向長さを長く確保する必要がある。すなわち、動力の入力部位の軸径が小さいと、その分、スプライン係合部の強度を高める必要があり、その結果、スプライン係合部の軸方向長さが長くなってしまう。
また、動力の入力部位の軸径が小さいと、接線力が大きくなってしまうため、前後のキャビティで推力が大きく異なってしまう。すなわち、一般に、トルクによって各構成部分が変形すると、それに応じて動力の入力部位が軸方向に滑り、その際の抵抗力f(f=α・T/r;αは摩擦係数、Tはトルク、rは入力部位の軸径)の分だけ一方のキャビティにおける入力側ディスク2の押し付け力(推力)が他方のそれに比べて小さくなるが、この抵抗力fは、動力の入力部位の軸径に反比例するため、動力の入力部位の軸径が小さくなって抵抗力fが大きくなると、前後のキャビティで推力が大きく異なってしまう結果となる。このように、前後のキャビティで推力が大きく異なると、トラクション面で滑りが生じる虞がある。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、原動機からの動力の入力部位の軸径を大きく確保して、前後のキャビティでの推力の差を極力小さくすることができるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のトロイダル型無段変速機は、動力が入力される入力側端部を有する入力軸と、この入力軸に結合されて入力軸と一体で回転する一対の入力側ディスクと、これらの入力側ディスクの間で前記入力軸に回転可能に支持された出力側ディスクと、前記各入力側ディスクと前記出力側ディスクとの間に傾転自在に設けられ且つ前記各入力側ディスクの回転力を前記出力側ディスクに所定の変速比で伝達するパワーローラと、前記一対の入力側ディスクのうち前記入力側端部から相対的に遠く離れて位置する第1の入力側ディスクの背面に配置され且つ一対の入力側ディスクを軸方向へ押圧する押圧装置と、前記一対の入力側ディスクのうち前記入力側端部から相対的に近い第2の入力側ディスクの背面側で前記入力軸に固定されて前記押圧装置が発生する押圧力を支持する支持体とを備えたトロイダル型無段変速機において、互いに一体で回転する前記第2の入力側ディスクおよび前記入力軸に対して原動機からの動力を入力するための動力入力部が前記支持体の径方向外側で軸方向に延びていることを特徴とする。
この請求項1に記載された発明においては、特に、原動機側とは反対側の入力側ディスクに押圧装置を配置する構成において、互いに一体で回転する前記第2の入力側ディスクおよび前記入力軸に対して原動機からの動力を入力するための動力入力部が前記支持体の径方向外側で軸方向に延びているため、前記支持体の径方向外側にある既存の空間を使用して動力入力部を構成することができる。そのため、動力入力部の軸径を大きく確保できる。このように前記支持体の径方向外側にある既存の空間を使用して動力入力部を構成できれば、動力伝達部全体の軸方向長さを短くすることができる。また、このように動力入力部の軸径を大きく確保できれば(原動機側と入力軸側(第2の入力側ディスクの側)とを径の大きい部位で結合できれば)、接線力を小さくすることができ、前後のキャビティでの推力の差を極力小さく抑えることができる。そのため、トラクション面の耐久性を上げることができる。
また、請求項2に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項1に記載の発明において、前記動力入力部が前記第2の入力側ディスクと一体であることを特徴とする。
この請求項2に記載された発明においては、前記動力入力部が前記第2の入力側ディスクと一体であるため、軸方向長さを短くでき、その分、入力軸と第2の入力側ディスクとの結合部(特にスプライン結合部)の長さを長く確保することができるとともに、入力軸と動力入力部の回転方向の精度も良くなる。
なお、請求項3に記載されるように、前記動力入力部は、前記第2の入力側ディスクと別体であっても構わない。その場合、請求項4に記載されるように、前記入力軸の前記入力側端部には、前記第2の入力側ディスクと前記支持体との間に位置して、前記入力軸と一体に回転可能な動力伝達部材が設けられ、この動力伝達部材が前記動力入力部を有していることが好ましい。
また、請求項5に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項4に記載の発明において、前記入力軸には、前記第1の入力側ディスクと前記押圧装置との間に位置するとともに、前記押圧装置が発生する押圧力を支持しつつ無負荷時の押圧力である予圧を付与する予圧付与手段が設けられ、前記動力伝達部材は、前記予圧付与手段の予圧力を調節する調節部材を兼ねていることを特徴とする。
この請求項5に記載された発明においては、前記動力伝達部材が前記予圧付与手段の予圧力を調節する調節部材を兼ねているため、別途、予圧調整部材を設ける必要がなく、そのため、部品点数を削減することができるとともに、予圧調整部材が不要となる分だけ動力伝達部全体の軸方向長さを短くすることができる。
また、請求項6に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項4に記載の発明において、前記動力伝達部材の外周面に沿って前記第2の入力側ディスクの内周面が軸方向に延びていることを特徴とする。
この請求項6に記載された発明においては、前記動力伝達部材の外周面に沿って前記第2の入力側ディスクの内周面が軸方向に延びているため、動力伝達部材と前記第2の入力側ディスクとが軸方向で重なり合い、結果として、動力伝達部材および第2の入力側ディスクの必要な軸長を確保しつつ、動力伝達部全体の軸方向長さを短くすることができる。
本発明のトロイダル型無段変速機によれば、動力の入力部位の軸径を大きく確保して、前後のキャビティでの推力の差を極力小さくすることができるため、トラクション面の耐久性を上げることができ、また、動力伝達部全体の軸方向長さを短くすることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係るトロイダル型無段変速機の要部を示している。図示のように、本実施形態のトロイダル型無段変速機は、いわゆるダブルキャビティ式の高トルク用トロイダル型無段変速機であり、2つの入力側ディスク2A,2Bと2つの出力側ディスク3A,3Bとが、入力軸1の外周に取り付けられて成る。入力軸1は、入力側端部1aを有している。また、出力側ディスク3A,3Bは、2つの入力側ディスク2A,2Bの間に位置されている。
出力側ディスク3A,3Bは、入力軸1との間に介在されたニードル軸受5,5によって、入力軸1の軸線Oを中心に回転自在に支持されている。また、入力側ディスク2A,2Bは、入力軸1と共に回転するように、その入力軸1の両端部に支持されている。また、入力側ディスク2A,2Bの内面(凹面)2a,2aと出力ディスク3A,3Bの内面(凹面)3a,3aとの間には、各入力側ディスク2A,2Bの回転力を出力側ディスク3A,3Bに所定の変速比で伝達するパワーローラ11が回転自在(傾転自在)に挟持されている。
また、入力軸1の中間部の外周には出力歯車4が回転自在に支持されている。この出力歯車4の中心部に設けられた円筒状のフランジ部4a,4aには、出力側ディスク3A,3Bがスプライン係合によって連結されている。出力歯車4は、2つの部材の結合によって構成された仕切壁13を介してハウジング14内に支持されており、これにより、軸線Oを中心に回転できる一方で、軸線O方向の変位が阻止されている。
一対の入力側ディスク2A,2Bのうち入力軸1の入力側端部1aから相対的に遠く離れて位置する第1の入力側ディスク2Aの背面には、一対の入力側ディスク2A,2Bを軸方向へ押圧する油圧式の押圧装置30が配置されている。また、一対の入力側ディスク2A,2Bのうち入力軸1の入力側端部1aから相対的に近い第2の入力側ディスク2Bの背面側には、入力軸1に固定され且つ押圧装置30が発生する押圧力を支持するローディングナット(支持体)32が設けられている。また、入力軸1には、第1の入力側ディスク2Aと押圧装置30との間に位置して、皿バネ(予圧付与手段)34が設けられている。この皿バネ34は、押圧装置30が発生する押圧力を支持しつつ、無負荷時において各ディスク2A,2B,3A,3Bの凹面2a,2a,3a,3aとパワーローラ11,11の周面(トラクション面)11a,11a(図5参照)との当接部に押圧力(予圧)を付与する。
また、入力軸1の入力側端部1aには、第2の入力側ディスク2Bとローディングナット32との間に位置して、入力軸1と一体に回転可能な動力伝達部材36がスプライン結合部49を介して取り付けられている。この動力伝達部材36は、ローディングナット32の径方向外側で軸方向に延びる動力入力部36aを有している。また、動力入力部36aには、エンジンからの動力が入力されるようになっている。具体的には、エンジンからの動力伝達軸45が動力入力部36aに結合されている。
なお、動力伝達部材36とローディングナット32との間には、初期組立時の皿バネ34の縮量を調整する(予圧付与手段としての皿バネ34の予圧力を調節する)調節部材40が介挿されている。また、本実施形態において、第2の入力側ディスク2Bの内周面は、動力伝達部材36の外周面に沿って軸方向に延びており、動力伝達部材36に支持されている。また、本実施形態において、入力軸1と動力伝達部材36との間のスプライン結合部49の軸方向長さは、入力軸1と第2の入力側ディスク2Bとの間の結合部6の軸方向長さの2倍に設定されている。
このような構成の無段変速機では、エンジンから伝わる動力伝達軸45の回転力は、動力伝達軸45に結合された動力伝達部材36に入力され、この動力伝達部材36を介して入力軸1に入力される。これにより、入力軸1と一体で入力側ディスク2,2が回転し、その回転がパワーローラ11,11によって出力側ディスク3,3に一定の変速比で伝達される。また、出力側ディスク3,3の回転は、出力歯車4から伝達歯車15および伝達軸16などを介して、出力軸に伝達される。
以上説明したように、本実施形態のトロイダル型無段変速機は、エンジン側とは反対側の第1の入力側ディスク2Aに押圧装置30が配置されるとともに、入力軸1と一体に回転可能な動力伝達部材36が第2の入力側ディスク2Bとローディングナット32との間に設けられ、ローディングナット32の径方向外側で軸方向に延びる動力伝達部材36の動力入力部36aにエンジンからの動力が入力されるようになっている。そのため、ローディングナット32の径方向外側にある既存の空間を使用して動力入力部を構成することができる。その結果、動力入力部36aの軸径を大きく確保できる。
また、このようにローディングナット32の径方向外側にある既存の空間を使用して動力入力部36aを構成できれば、動力伝達部全体の軸方向長さを短くすることができる。また、動力入力部36aの軸径を大きく確保できれば、接線力を小さくすることができ、前後のキャビティでの推力の差を極力小さく抑えることができる。そのため、トラクション面の耐久性を上げることができる。
また、本実施形態のトロイダル型無段変速機では、動力伝達部材36の外周面に沿って第2の入力側ディスク2Bの内周面が軸方向に延びており、動力伝達部材36と第2の入力側ディスク2Bとが軸方向で重なり合っている。そのため、動力伝達部材36および第2の入力側ディスク2Bの必要な軸長を確保しつつ、動力伝達部全体の軸方向長さを短くすることができる。
なお、前述した実施形態では、動力伝達部材36とローディングナット32との間に、初期組立時の皿バネ34の縮量を調整する調節部材40が別個に介挿されているが、図3に示されるように、動力伝達部材36を所定の幅(軸方向長さ)をもってローディングナット32に直接に当接させることにより、動力伝達部材36が調節部材40を兼ねるようにしても良い。この場合、別途、調整部材40を設ける必要がなくなるため、部品点数を削減することができるとともに、調整部材40が不要となる分だけ動力伝達部全体の軸方向長さを短くすることも可能になる。
図4には、動力入力部を第2の入力側ディスク2Bに設けた変形例が示されている。この変形例では、第2の入力側ディスク2Bの背面に、ローディングナット32の径方向外側で軸方向に延びる動力入力部2bが一体に形成されている。また、この動力入力部2bには、エンジンからの動力が入力されるようになっている。具体的には、エンジンからの動力伝達軸45が動力入力部2bに結合されている。
このように、動力入力部2bが第2の入力側ディスク2Bと一体であると、軸方向長さを短くでき、その分、入力軸1と第2の入力側ディスク2Bとの結合部6(スプライン結合部であても良い)の長さを長く確保することができるとともに、入力軸1と動力入力部2bの回転方向の精度も良くなる。
本発明は、自動車や産業機械などの変速機に適用でき、原動機側とは反対側の入力側ディスクに押圧装置が配置されるダブルキャビティ式の高トルク用トロイダル型無段変速機に適用されると、特に有益である。
本発明の実施形態に係るダブルキャビティ式の高トルク用トロイダル型無段変速機の断面図である。 図1のトロイダル型無段変速機の要部拡大断面図である。 第1の変形例に係る要部拡大断面図である。 第2の変形例に係る要部拡大断面図である。 従来のトロイダル型無段変速機の断面図である。 従来のトロイダル型無段変速機における入力側ディスクと出力側ディスクとの間に挟持されるパワーローラを示す断面図である。
符号の説明
1 入力軸
2A 第1の入力側ディスク
2B 第2の入力側ディスク
3A,3B 出力側ディスク
30 押圧装置
32 ローディングナット(支持体)
34 皿バネ(予圧付与手段)
36 動力伝達部材
2b,36a 動力入力部
40 調節部材

Claims (6)

  1. 動力が入力される入力側端部を有する入力軸と、この入力軸に結合されて入力軸と一体で回転する一対の入力側ディスクと、これらの入力側ディスクの間で前記入力軸に回転可能に支持された出力側ディスクと、前記各入力側ディスクと前記出力側ディスクとの間に傾転自在に設けられ且つ前記各入力側ディスクの回転力を前記出力側ディスクに所定の変速比で伝達するパワーローラと、前記一対の入力側ディスクのうち前記入力側端部から相対的に遠く離れて位置する第1の入力側ディスクの背面に配置され且つ一対の入力側ディスクを軸方向へ押圧する押圧装置と、前記一対の入力側ディスクのうち前記入力側端部から相対的に近い第2の入力側ディスクの背面側で前記入力軸に固定されて前記押圧装置が発生する押圧力を支持する支持体とを備えたトロイダル型無段変速機において、
    互いに一体で回転する前記第2の入力側ディスクおよび前記入力軸に対して原動機からの動力を入力するための動力入力部が前記支持体の径方向外側で軸方向に延びていることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 前記動力入力部が前記第2の入力側ディスクと一体であることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  3. 前記動力入力部が前記第2の入力側ディスクと別体であることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  4. 前記入力軸の前記入力側端部には、前記第2の入力側ディスクと前記支持体との間に位置して、前記入力軸と一体に回転可能な動力伝達部材が設けられ、この動力伝達部材が前記動力入力部を有していることを特徴とする請求項3に記載のトロイダル型無段変速機。
  5. 前記入力軸には、前記第1の入力側ディスクと前記押圧装置との間に位置するとともに、前記押圧装置が発生する押圧力を支持しつつ無負荷時の押圧力である予圧を付与する予圧付与手段が設けられ、
    前記動力伝達部材は、前記予圧付与手段の予圧力を調節する調節部材を兼ねていることを特徴とする請求項4に記載のトロイダル型無段変速機。
  6. 前記動力伝達部材の外周面に沿って前記第2の入力側ディスクの内周面が軸方向に延びていることを特徴とする請求項4に記載のトロイダル型無段変速機。
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