JP2005127220A - 送風機の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ラジエータとファンシュラウドとをスナップフィット等の係合手段にて組み付ける際に、ファンシュラウドがラジエータ10に対してガタついてしまうことを抑制する。
【解決手段】 予めファンシュラウド30を反らせておいて、ラジエータ10とファンシュラウド30とが係合したときに、ファンシュラウド30を撓ませるようにしてラジエータ10に組み付ける。これにより、ファンシュラウド30の撓み変形に伴う反力によりファンシュラウド30がラジエータ10(タンク本体11a)に押し付けられるので、ファンシュラウド30をラジエータ10に組み付けた際に係合部分に隙間1が発生しても、ファンシュラウド30の撓み変形に伴う反力によりファンシュラウド30がラジエータ10(タンク本体11a)に押し付けられ、ファンシュラウド30がラジエータ10に対してがたつくことはない。
【選択図】 図6
【解決手段】 予めファンシュラウド30を反らせておいて、ラジエータ10とファンシュラウド30とが係合したときに、ファンシュラウド30を撓ませるようにしてラジエータ10に組み付ける。これにより、ファンシュラウド30の撓み変形に伴う反力によりファンシュラウド30がラジエータ10(タンク本体11a)に押し付けられるので、ファンシュラウド30をラジエータ10に組み付けた際に係合部分に隙間1が発生しても、ファンシュラウド30の撓み変形に伴う反力によりファンシュラウド30がラジエータ10(タンク本体11a)に押し付けられ、ファンシュラウド30がラジエータ10に対してがたつくことはない。
【選択図】 図6
Description
本発明は、熱交換器に空気を送風する送風機を熱交換器に取り付ける際の取付構造に関するもので、車両用ラジエータに送風機を取り付ける際に適用して有効である。
車両に適用される送風機の取付構造は、一般的に、シュラウド等の取付部材を介して上方側2箇所をボルトにて熱交換器に固定し、下方側をシュラウドのU型溝にラジエータに設けられた突起部を差し込むようにして係止している(例えば、特許文献1参照)。
なお、シュラウドとは、送風機とラジエータとの隙間を覆うことにより送風機によって誘起された空気流がラジエータを迂回することを抑制し、ラジエータの冷却能力を増大させるものである。
しかし、特許文献1に記載の取付構造では、ラジエータ、送風機およびシュラウドに加えて、ボルトやナット等の締結用部品を別途必要とするので、組み付け工数(時間)の低減を図ることが難しく、かつ、車両部品のリサイクル時に部品の仕分けに時間を要し、リサイクル性が悪いという問題がある。
そこで、出願人は、ラジエータに設けた突起部とシュラウドに設けた凹部との嵌合により送風機の鉛直方向荷重(自重)を受け、ラジエータに設けた係合突起部とシュラウドに設けた係合用穴部との係合により送風機に作用する水平方向の荷重(加振力)を受けることにより、ボルトやナットを用いずに簡便な手段にて送風機をラジエータに取り付ける取り付け構造を試作検討した(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−229878号公報
特開2002−4861号公報
しかし、上記試作検討品においては、例えば係合突起部13の寸法バラツキ等により、シュラウド30をラジエータ10に組み付けた際に、図7に示すように、係合部に隙間1が発生してシュラウドがラジエータに対してガタついてしまうという問題が発生した。
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な送風機の取付構造を提供し、第2には、ラジエータ等の熱交換器とシュラウド等の送風機取付部材とをスナップフィット等の係合手段にて組み付ける際に、取付部材が熱交換器に対してガタついてしまうことを抑制することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、空気と流体とを熱交換する熱交換器(10)と、熱交換器(10)に空気を送風する送風機(20)と、送風機(20)を熱交換器(10)に取り付けるための取付部材(30)と備え、熱交換器(10)および取付部材(30)のうち少なくとも一方には、弾性変形することにより他方側に形成された穴部(33)に着脱可能に係合する係合手段(13)が設けられており、熱交換器(10)と取付部材(30)とが係合手段(13)により係合した状態において、熱交換器(10)および取付部材(30)のうち少なくとも一方は、その係合状態が解除されたときの形状を撓ませるように矯正された状態で他方に組み付けられていることを特徴とする。
これにより、熱交換器(10)および取付部材(30)のうち少なくとも一方の撓み変形に伴う反力により一方(30)が他方(10)に押し付けられるので、熱交換器(10)と取付部材(30)とを互いに組み付けたときに、係合手段(13)と穴部(33)との間に隙間が発生しても、一方(30)の撓み変形に伴う反力により一方(30)が他方(10)に押し付けられるので、熱交換器(10)と取付部材(30)とがたつくことはない。
請求項2に記載の発明では、空気と流体とを熱交換する熱交換器(10)と、熱交換器(10)に空気を送風する送風機(20)と、送風機(20)を熱交換器(10)に取り付けるための取付部材(30)と備え、熱交換器(10)および取付部材(30)のうち少なくとも一方には、弾性変形することにより他方側に形成された穴部(33)に着脱可能に係合する係合手段(13)が設けられており、熱交換器(10)と取付部材(30)との係合状態が解除された場合において、熱交換器(10)と取付部材(30)との合わせ面(11d、30a)のうち一方側の合わせ面(30a)は、他方側の合わせ面(11d)に対して傾くように反っていることを特徴とする。
これにより、熱交換器(10)および取付部材(30)のうち少なくとも一方の撓み変形に伴う反力により一方(30)が他方(10)に押し付けられるので、熱交換器(10)と取付部材(30)とを互いに組み付けたときに、係合手段(13)と穴部(33)との間に隙間が発生しても、一方(30)の撓み変形に伴う反力により一方(30)が他方(10)に押し付けられるので、熱交換器(10)と取付部材(30)とがたつくことはない。
請求項3に記載の発明では、係合手段(13)は、一方側の合わせ面(30a)が他方側の合わせ面(11d)に対して略平行となるように、熱交換器(10)および取付部材(30)のうち少なくとも一方を変形させて熱交換器(10)と取付部材(30)とを係合させていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明では、空気の流通方向と略直交する方向において、少なくとも3個の係合手段(13)が略一直線上に並んでおり、一方側の合わせ面(30a)は、3個の係合手段(13)の並びの方向の略中央部にて空気の流通方向に凸となるように略くの字状に反っていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明では、一方側の合わせ面(30a)は、取付部材(30)に設けられていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明では、取付部材(30)は樹脂製であることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明では、係合手段(13)は、熱交換器(10)に設けられ、穴部(33)は、取付部材(30)に設けられていることを特徴とするものである。
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本実施形態は、本発明に係る送風機の取付構造を車両用のラジエータに送風機を取り付ける際に適用たものであって、図1はラジエータ10を空気流れ下流側から上流側を見たラジエータ10および送風機20の正面図である。
なお、本実施形態では、送風機20は、ラジエータ10に対して空気流れ下流側に位置してラジエータ10側から空気を吸引することによりラジエータ10に空気を送風する吸い込み型のものを採用しているが、送風機20をラジエータ10の空気流れ上流側に配置して空気をラジエータ10に押し込むように空気を送風する押し込み型のものを採用してもよいことは言うまでもない。
ここで、ラジエータ10は、走行用駆動源をなす内燃機関(エンジン)内を循環してエンジンの廃熱を回収するエンジン冷却水が流通する複数本のチューブ(図示せず。)、およびチューブ間に配設されて空気と冷却水との熱交換を促進する波状のフィン(図示せず。)からなる熱交換コア、並びにチューブの長手方向両端側にてチューブの長手方向と直交する方向に延びて各チューブに連通するヘッダタンク11等を有して構成された放熱用の熱交換器である。
また、本実施形態では、チューブの長手方向を鉛直方向と一致させ、かつ、ヘッダタンク11の長手方向を水平方向に一致させるとともに、上方側のヘッダタンク11にて各チューブにエンジン冷却水を分配供給し、下方側のヘッダタンク11にて熱交換を終えたエンジン冷却水を各チューブから集合回収している。
また、チューブおよびフィンは金属(本実施形態では、アルミニウム)製であり、ヘッダタンク11は、チューブがろう接された金属(本実施形態では、アルミニウム)製コアプレート(図示せず。)、およびコアプレートとともに空間を構成する樹脂製のタンク本体11aからなるものである。
そして、コアプレートとタンク本体11aとは、図示しないパッキン等のシール(密閉)手段を介してコアプレートの一部をカシメる(塑性変形)させることにより固定されている。
なお、「ろう接」とは、例えば「接続・接合技術」(東京電機大学出版局)に記載されているように、ろう材やはんだを用いて母材を溶融させないように接合する技術を言う。
そして、融点が450℃以上の溶加材を用いて接合するときをろう付けと言い、その際の溶加材をろう材と呼び、融点が450℃以下の溶加材を用いて接合するときをはんだ付けと言い、その際の溶加材をはんだと呼ぶ。
また、送風機20は、空気流を誘起する軸流式のファン21およびファン21を回転駆動する電動式のモータ22等からなるものである。
ファンシュラウド30は、送風機20とラジエータ10との隙間を覆うことによりラジエータ10から送風機20に至る空気ダクト(空気通路)を形成することで、送風機20によって誘起された空気流がラジエータ10を迂回して流れる、つまり送風機20がラジエータ10の下流側から空気を吸い込むことを抑制する覆い部材である。
そして、本実施形態では、送風機20は、ファンシュラウド30を介してラジエータ10に取り付けられているため、本実施形態では、このファンシュラウド30が、特許請求の範囲に記載された「取付部材」に相当する。
なお、本実施形態では、ファンシュラウド30は、樹脂(本実施形態では、ポリプロピレン)製であり、送風機20はモータ22をファンシュラウド30にボルト等の締結手段により固定されている。
次に、送風機20、つまりファンシュラウド30とラジエータ10との取付構造について述べる。
ファンシュラウド30は、図1に示すように、5箇所P1〜P5にてラジエータ10に取付固定されており、5カ所の取付箇所P1〜P5うち下方側の取付箇所P4、P5は、図2に示すように、ラジエータ10のタンク本体11aに設けられた突起部11bにファンシュラウド30のU型溝31を差し込むようにして係止されている。
なお、突起部11bの先端側には、突起部11bの突出方向(車両前後方向)と交差する方向(車両幅方向)に拡がる傘部11cが設けられており、この傘部11cにより突起部11bがU型溝31から外れてしまうことを防止している。
一方、上方側の取付箇所P1〜P3は、図3に示すように、ファンシュラウド30に形成され凹部32に、ラジエータ10のタンク本体11aに形成された板状の突起部(凸部)12を凹部32に嵌合させて、凹部32の内壁に突起部12を接触させるとともに、ファンシュラウド30に形成された係合用穴部33に係合手段をなす弾性変形可能な係合突起部13を係合させる(引っ掛ける)ことによりラジエータ10に固定されている。
なお、係合突起部13の先端側には、係合突起部13がファンシュラウド30に係合した状態において、その係合状態(引っ掛かた状態)が解除してしまうことを防止する係合用爪部13aが一体成形されている。
このとき、突起部12は2本を1組として凹部32の下方側内壁と上方側内壁に接触しているとともに、係合突起部13は2本の突起部12間に位置して凹部32の底部に設けられた係合用穴部33に係合している。
なお、ファンシュラウド30をラジエータ10に取り付けるに当たっては、先ず、突起部11bにファンシュラウド30のU型溝31を差し込むようにして下方側の取付箇所P4、P5をラジエータ10に係止固定する。
次に、図4(a)、図4(b)、図4(c)に示すように、突起部12が凹部32の内壁接触するように突起部12を凹部32に嵌合しながら、係合突起部13を弾性変形させて係合用穴部33に挿入することにより、上方側の取付箇所P1〜P3を着脱可能に係合する。
また、本実施形態では、ラジエータ10とファンシュラウド30との係合状態が解除された場合において、図5に示すように、ラジエータ10とファンシュラウド30との合わせ面11d、30aのうち一方側の合わせ面(本実施形態では、ファンシュラウド30側の合わせ面30a)は、他方側の合わせ面(本実施形態では、タンク本体11a側の合わせ面11d)に対して傾くように反っている。
ここで、ラジエータ10の合わせ面11dおよびとファンシュラウド30の合わせ面30a面とは、空気の流通方向と略直交する方向から見たときに、つまり図5および図6に示す状態において、互いに対向する位置に位置するような面を言い、ファンシュラウド30をラジエータ10に取り付けた状態においても、両合わせ面11d、30aが必ずしも接触している必要はない。
また、空気の流通方向から両合わせ面11d、30a見たときに、必ずしも両合わせ面11d、30aが重なる必要はない。
因みに、本実施形態では、ファンシュラウド30をラジエータ10に取り付けた状態において、両合わせ面11d、30aは接触しておらず、かつ、空気の流通方向から両合わせ面11d、30a見たとき、合わせ面11dと合わせ面30aとは、空気の流通方向と略直交する方向(図5および図6の紙面垂直方向)にずれている。
また、本実施形態では、一方側の合わせ面30aは、図5に示すように、空気の流通方向と略直交する方向において略一直線上に並んだ3個の係合突起部13の並びの方向の略中央部にて空気の流通方向(紙面上下方向)に凸となるように略くの字状に反っている。
このため、ファンシュラウド30をタンク本体11a、つまりラジエータ10に組み付けた状態においては、一方側の合わせ面30aが他方側の合わせ面11dに対して略平行となるようにファンシュラウド30が撓んで矯正された状態となる。
つまり、係合突起部13が係合用穴部33と係合すると、図6は、係合突起部13は、一方側の合わせ面30aが他方側の合わせ面11dに対して略平行となるようにファンシュラウド30を撓ませる力をファンシュラウド30に作用させ、タンク本体11aは、略くの字状に反ったファンシュラウド30の頂部(取付箇所P2)にて前記力に対向する力(反作用)をファンシュラウド30に作用させる。
因みに、本実施形態では、係合状態を解除したときのファンシュラウド30の反り角度は、他方側の合わせ面11dに対して1.5°と小さいので、係合突起部13が係合用穴部33と係合してファンシュラウド30がラジエータ10に取り付けられた状態においては、ファンシュラウド30は図6に示すほど大きく反ってはおらず、肉眼では、一方側の合わせ面30aと他方側の合わせ面11dとは互いに平行に見える。
次に、本実施形態の特徴を述べる。
本実施形態では、予めファンシュラウド30を反らせておいて、ラジエータ10とファンシュラウド30とが係合したときに、ファンシュラウド30を撓ませるようにファンシュラウド30を矯正してラジエータ10に組み付けるので、ファンシュラウド30の撓み変形に伴う反力によりファンシュラウド30がラジエータ10(タンク本体11a)に押し付けられる。
したがって、ファンシュラウド30をラジエータ10に組み付けた際に、係合部分に隙間1が発生しても、ファンシュラウド30の撓み変形に伴う反力によりファンシュラウド30がラジエータ10(タンク本体11a)に押し付けられるので、ファンシュラウド30がラジエータ10に対してがたつくことはない。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、ファンシュラウド30側の合わせ面30aをラジエータ10側の合わせ面11dに対して反らせたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばラジエータ10側の合わせ面11dを反らせる、または両合わせ面30a、11dを反らせてもよい。
上述の実施形態では、ファンシュラウド30側の合わせ面30aをラジエータ10側の合わせ面11dに対して反らせたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばラジエータ10側の合わせ面11dを反らせる、または両合わせ面30a、11dを反らせてもよい。
また、上述の実施形態では、ファンシュラウド30の合わせ面を反らせて、ファンシュラウド30が撓んで矯正された状態でラジエータ10に取り付けられるようにしたが、本発明は、熱交換器と取付部材とが係合手段により係合した状態において、熱交換器び取付部材のうち少なくとも一方が、その係合状態が解除されたときの形状を撓ませるように矯正された状態で他方に組み付けられることを特徴とするので、ファンシュラウド30を反らせることなく、他の手段でファンシュラウド30を撓ませた状態でラジエータ10に組み付けてもよい。
また、合わせ面の反りの角度は、ファンシュラウド30の大きさ、材質および剛性等により相違するので、上記した角度に限定されるものではない。
また、係合手段をなす係合突起部13の形状は、上述の実施形態に限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、係合手段をなす係合突起部13がラジエータ10に設けられ、係合突起部13が係合する係合用穴部33がファンシュラウド30に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば合突起部13がファンシュラウド30に設け、係合用穴部33をラジエータ10に設けてもよい。
また、上述の実施形態では、下方側の取付箇所P4、P5は、上方側の取付箇所P1〜P3と相違していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、全ての取付箇所を上方側の取付箇所P1〜P3と同様な構造としてもよい。
また、上述の実施形態では、ラジエータ10側に凸となるようにファンシュラウド30がくの字状に反っていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばラジエータ10と反対側に凸となるようにファンシュラウド30がくの字状に反っていてもよい。
また、上述の実施形態では、ファンシュラウド30がくの字状に反っていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば予めファンシュラウド30の合わせ面30a側を波状に撓ませてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
10…ラジエータ、11…ヘッダタンク、11a…タンク本体、
13…係合突起部、30…ファンシュラウド、33…係合用穴部。
13…係合突起部、30…ファンシュラウド、33…係合用穴部。
Claims (7)
- 空気と流体とを熱交換する熱交換器(10)と、
前記熱交換器(10)に空気を送風する送風機(20)と、
前記送風機(20)を前記熱交換器(10)に取り付けるための取付部材(30)と備え、
前記熱交換器(10)および前記取付部材(30)のうち少なくとも一方には、弾性変形することにより他方側に形成された穴部(33)に着脱可能に係合する係合手段(13)が設けられており、
前記熱交換器(10)と前記取付部材(30)とが前記係合手段(13)により係合した状態において、前記熱交換器(10)および前記取付部材(30)のうち少なくとも一方は、その係合状態が解除されたときの形状を撓ませるように矯正された状態で他方に組み付けられていることを特徴とする送風機の取付構造。 - 空気と流体とを熱交換する熱交換器(10)と、
前記熱交換器(10)に空気を送風する送風機(20)と、
前記送風機(20)を前記熱交換器(10)に取り付けるための取付部材(30)と備え、
前記熱交換器(10)および前記取付部材(30)のうち少なくとも一方には、弾性変形することにより他方側に形成された穴部(33)に着脱可能に係合する係合手段(13)が設けられており、
前記熱交換器(10)と前記取付部材(30)との係合状態が解除された場合において、前記熱交換器(10)と前記取付部材(30)との合わせ面(11d、30a)のうち一方側の合わせ面(30a)は、他方側の合わせ面(11d)に対して傾くように反っていることを特徴とする送風機の取付構造。 - 前記係合手段(13)は、前記一方側の合わせ面(30a)が前記他方側の合わせ面(11d)に対して略平行となるように、前記熱交換器(10)および前記取付部材(30)のうち少なくとも一方を変形させて前記熱交換器(10)と前記取付部材(30)とを係合させていることを特徴とする請求項2に記載の送風機の取付構造。
- 空気の流通方向と略直交する方向において、少なくとも3個の前記係合手段(13)が略一直線上に並んでおり、
前記一方側の合わせ面(30a)は、前記3個の係合手段(13)の並びの方向の略中央部にて空気の流通方向に凸となるように略くの字状に反っていることを特徴とする請求項2または3に記載の送風機の取付構造。 - 前記一方側の合わせ面(30a)は、前記取付部材(30)に設けられていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の送風機の取付構造。
- 前記取付部材(30)は樹脂製であることを特徴とする請求項5に記載の送風機の取付構造。
- 前記係合手段(13)は、前記熱交換器(10)に設けられ、
前記穴部(33)は、前記取付部材(30)に設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の送風機の取付構造。
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