JP2005123592A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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泰之 豊田
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Abstract

【課題】電源電圧が変動したとしても、半導体装置におけるコレクタベース間の帰還容量が変動しないようにする。
【解決手段】半導体装置は、低抵抗なN型半導体基板101と、該N型半導体基板101の上に形成され、N型で且つ半導体基板101よりも抵抗が高いコレクタ層102と、該コレクタ層102と接合面を持つP型の真性ベース領域104と、該真性ベース領域104と接合面を持つN型のエミッタ領域105とを有している、真性ベース領域104はその周囲をコレクタ層102からN型半導体基板101にまで達する絶縁トレンチ103により覆われている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バイポーラトランジスタに関し、特に基板自体を電極とするバイポーラトランジスタを含む半導体装置に関する。
半導体デバイスは、1つの半導体基板上に多くの能動素子を集積することが可能である。しかしながら、携帯電話用の高周波デバイスにおいては、高性能で且つ電気的特性のばらつきが小さいデバイスが求められるため、単体のバイポーラトランジスタのような個別の半導体素子が多く用いられている。特に、電源電圧が3Vで且つ5V以上の耐圧を要求されるVCO(電圧制御型発振器)デバイスにおいては個別の半導体素子が主に用いられている。
バイポーラトランジスタ及び該バイポーラトランジスタを含む半導体装置は、特許文献1及び特許文献2等にその構成と製造方法とが開示されている。
以下、携帯電話機に用いられるVCOデバイス等であって、5V以上の耐圧を要求される従来のNPN型高周波バイポーラトランジスタについて説明する。5V以上の耐圧を確保するには、一般に、低抵抗のコレクタ電極となる基板上には高抵抗のエピタキシャル層が形成され、この高抵抗のエピタキシャル層の厚さは0.4μm以上が必要である。
具体的には、比抵抗が例えば0.01Ωcm以下のシリコン単結晶からなり、コレクタ電極となるN型の半導体基板と、該半導体基板の上に形成され、厚さが0.4μm〜2.0μmで比抵抗が例えば0.5Ωcm〜5.0ΩcmのN- 型エピタキシャル層からなるコレクタ層と、該コレクタ層の上部に選択的に形成された真性ベース領域と、該真性ベース領域の上部に選択的に形成されたエミッタ領域とから構成されている。
さらに、エミッタ領域の上にはポリシリコンからなるエミッタ電極が形成され、真性ベース領域の上には外部ベース電極が形成されている。
外部ベース電極の下側には、コレクタ層と外部ベース引出電極とを電気的に絶縁し且つ両者の間の静電容量を減少させるための厚さが600nmのフィールド絶縁膜が形成されている。
高周波信号処理用のNPNトランジスタにおいては、コレクタベース間の帰還容量に起因する負帰還によって、遮断周波数(fT )が低下する等の高周波特性が劣化するという問題がある。帰還容量は、コレクタベース間のPN接合による接合容量と絶縁膜を介した配線間容量との和からなる。接合容量を減少させるには、微細化により接合面積を減らすことが有効であり、また、配線間容量を減少させるには、絶縁膜の膜厚を大きくすることが有効である。
このため、例えば特許文献1に記載されているように、エミッタ領域及びベース領域の微細化を図りながら、LOCOS等からなるフィールド酸化膜を外部ベース引出電極の直下に形成することにより帰還容量の低減を図ろうとしている。
特開平03−235334号公報 特開平03−110852号公報
しかしながら、前記従来の半導体装置は、電源電圧、すなわちコレクタ電圧が高くなると、コレクタ層において空乏層が横方向(基板面に平行な方向)に拡がる。このため、図11に示すように、電源電圧の上昇と共に接合容量が徐々に低下して、帰還容量も低下する。帰還容量が低下すると、バイポーラトランジスタのインピーダンスが変化するため、インピーダンスが変化するトランジスタを組み込んだデバイスを用いると、遮断周波数等の高周波特性が劣化するという問題がある。
本発明は、前記従来の問題を解決し、電源電圧が変動したとしても、半導体装置におけるコレクタベース間の帰還容量が変動しないようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、低抵抗の半導体基板をコレクタ電極に用い、該半導体基板の上に形成されたコレクタ層及び真性ベース領域を有する半導体装置を、コレクタ層と接合面を持つ真性ベース領域の周囲をコレクタ層から半導体基板にまで達するように絶縁する構成とする。
なお、特許文献2等には、寄生容量の低減を目的として、半導体基板自体に絶縁領域が形成されたSOI(silicon on insulator)基板を用いたバイポーラトランジスタが記載されており、本発明と同様に帰還容量の変動を抑えることが可能である。しかしながら、SOI基板は、通常のシリコン基板とは異なり特殊な基板であるためコストが高くなり、実用的なバイポーラトランジスタの製造には不適である。
具体的に、本発明に係る第1のバイポーラトランジスタは、第1導電型の半導体基板と、半導体基板の上に形成され、第1導電型で且つ半導体基板よりも抵抗が高い第1の半導体からなるコレクタ層と、コレクタ層と接合面を持つ第2導電型の第2の半導体からなる真性ベース領域と、真性ベース領域と接合面を持つ第1導電型の第3の半導体からなるエミッタ領域とを備え、真性ベース領域はその周囲をコレクタ層から半導体基板にまで達する絶縁領域により覆われていることを特徴とする。
第1の半導体装置によると、コレクタ層と接合面を持つ真性ベース領域はその周囲をコレクタ層から半導体基板にまで達する絶縁領域により覆われているため、コレクタ層において空乏層が横方向に拡がらなくなる。このため、コレクタベース間の接合容量が変化しなくなるので、電源電圧(コレクタ電圧)が変動したとしても、空乏層の幅が変化せず、従って、帰還容量が安定して高周波特性が劣化しない半導体装置を容易に得ることができる。また、帰還容量自体の絶対値も従来の半導体装置と比べて小さくすることができる。
第1の半導体装置において、真性ベース領域は複数の領域に区画されており、絶縁領域は複数の領域ごとに形成され、各領域の下部は、区画された前記領域ごとに半導体基板にまで達するように形成されていることが好ましい。
このようにすると、微細化しながら耐圧特性を向上することができ、しかも、複数の領域に区画された絶縁領域の下部は各領域ごとに半導体基板にまで達するように形成されているため、帰還容量の絶対値をより一層小さくすることができる。
本発明に係る第2の半導体装置は、第1導電型の半導体基板と、半導体基板の上に形成され、第1導電型で且つ半導体基板よりも抵抗が高い第1の半導体からなるコレクタ層と、コレクタ層と接合面を持つ第2導電型の第2の半導体からなり、複数に区画された真性ベース領域と、区画された各真性ベース領域とそれぞれ接合面を持つ第1導電型の第3の半導体からなる複数のエミッタ領域とを備え、複数の真性ベース領域は、その外側の周囲をコレクタ層から半導体基板にまで達する絶縁領域により覆われていることを特徴とする。
第2の半導体装置によると、コレクタ層と接合面を持つ複数の真性ベース領域は、その外側の周囲をコレクタ層から半導体基板にまで達する絶縁領域により覆われているため、コレクタ層において空乏層が横方向に拡がらなくなる。このため、コレクタベース間の接合容量が変化しなくなるので、電源電圧(コレクタ電圧)が変動したとしても、空乏層の幅が変化せず、従って、帰還容量が安定して高周波特性が劣化しない半導体装置を容易に得ることができる。その上、真性ベース領域がコレクタ層において複数の領域に区画されていても、複数の真性ベース領域の外側のみが絶縁領域により覆われているため、該絶縁領域を、内壁面を酸化した後にポリシリコンを埋め込んだ絶縁トレンチ構造を用いることができる。その結果、コレクタ層が比較的に厚い場合であっても、帰還容量の変化が小さい素子を実現できる。
第1又は第2の半導体装置において、半導体基板の比抵抗は1×10-2Ωcm以下であり、コレクタ層は比抵抗が0.5Ωcm以上であり且つ厚さが0.4μm以上であることが好ましい。
また、第1又は第2の半導体装置において、真性ベース領域は、コレクタ層の上にエピタキシャル成長することによって形成されていることが好ましい。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、第1導電型の半導体基板の上に、第1導電型で且つ半導体基板よりも抵抗が高い第1の半導体からなるコレクタ層をエピタキシャル成長により形成する工程(a)と、コレクタ層に真性領域を囲む絶縁領域を形成する工程(b)と、コレクタ層の真性領域の上に、第2導電型の第2の半導体からなる真性ベース領域を形成する工程(c)と、真性ベース領域の上に、第1導電型の第3の半導体からなるエミッタ領域を形成する工程(d)とを備え、工程(b)において、絶縁領域は真性ベース領域の周囲をコレクタ層から半導体基板にまで達するように形成することを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によると、絶縁領域として真性ベース領域の周囲をコレクタ層から半導体基板にまで達するように形成するため、コレクタ層において空乏層が横方向に拡がらなくなる。このため、コレクタベース間の接合容量が変化しなくなるので、電源電圧(コレクタ電圧)が変動したとしても、空乏層の幅が変化せず、従って、帰還容量が安定して高周波特性が劣化しない半導体装置を容易に得ることができる。また、帰還容量自体の絶対値も従来の半導体装置と比べて小さくすることができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、工程(b)において、絶縁領域はコレクタ層の上面に複数形成し、複数の絶縁領域を形成する工程(b)は、それぞれの底部がコレクタ層の上部に位置する複数の第1の絶縁領域を形成する工程と、複数の第1の絶縁領域のうち、真性ベース領域の外側に位置する第1の絶縁領域を貫通し且つコレクタ層から半導体基板にまで達する第2の絶縁領域を形成する工程とを含むことが好ましい。このようにすると、本発明の第2の半導体装置を得ることができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、工程(c)において、真性ベース領域はエピタキシャル成長によりコレクタ層の上に形成することが好ましい。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法によると、真性ベース領域の周囲をコレクタ層から半導体基板にまで達する絶縁領域により覆うため、コレクタ層において空乏層が横方向に拡がらず、コレクタベース間の接合容量が変化しなくなるので、コレクタ電圧が変動したとしても、空乏層の幅が変化することがなく、帰還容量が安定し且つその絶対値が小さい半導体装置を得ることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置であって、バイポーラトランジスタの断面構成を示している。
図1に示すように、比抵抗が例えば0.01Ωcm以下のシリコン単結晶からなる支持基板としての低抵抗のN型半導体基板101の上に、厚さが0.4μm〜2.0μmで比抵抗が比較的に高抵抗例えば0.5Ωcm〜5.0Ωcmのシリコンがエピタキシャル成長したN型のコレクタ層(高抵抗コレクタ層)102が形成されている。
コレクタ層102には、該コレクタ層102を複数の真性領域に区画し、それぞれ幅が約0.8μmの複数の絶縁トレンチ103が形成されている。コレクタ層102における絶縁トレンチ103に囲まれた各領域の上部には、比抵抗が例えば0.1Ωcm〜0.001ΩcmでP型の複数の真性ベース領域104が形成され、各真性ベース領域104の中央部にはエミッタ領域105がそれぞれ形成されている。各エミッタ領域105の上には、ポリシリコンからなるエミッタ電極106が形成されている。
コレクタ層102における各真性ベース領域104の側部上及びそれと隣接する絶縁トレンチ103上には、ポリシリコンからなる外部ベース電極107が形成されている。
また、コレクタ層102の上には、エミッタ電極106及び外部ベース電極107を含む全面にわたって、例えば酸化シリコンからなる保護絶縁膜108が形成されている。
保護絶縁膜108には、各外部ベース電極107及び各エミッタ電極106をそれぞれ露出する少なくとも1つずつのコンタクトホール108aが形成されており、形成された各コンタクトホール108aには、各外部ベース電極107と電気的に接続されるベース配線109及び各エミッタ電極106と電気的に接続されるエミッタ配線110がそれぞれ形成されている。
第1の実施形態の特徴として、コレクタ電極となる低抵抗のN型半導体基板101と、該N型半導体基板101上にエピタキシャル成長したN型で高抵抗のコレクタ層102と、外部ベース電極107とを電気的に絶縁する絶縁トレンチ103は、コレクタ層102を貫通しその下端部がN型半導体基板101にまで達するように形成されている。このため、コレクタ電極(N型半導体基板101)と外部ベース電極107との間の静電容量が減少すると共に、コレクタ層102における空乏層の横方向(基板の主面に平行な方向)の拡がりを防止することができる。これにより、コレクタベース間の接合容量が変化しなくなるので、電源電圧(コレクタ電圧)が変動したとしても、空乏層の幅が変化することがない。従って、帰還容量が安定して高周波特性が劣化しない半導体装置を低コストで実現することができる。また、帰還容量自体の絶対値も従来の半導体装置と比べて小さくすることができる。
図2に第1の実施形態の半導体装置における帰還容量の電源電圧依存性を示す。図2に示すように、図11に示した従来の半導体装置における帰還容量の電源電圧依存性と比べて、帰還容量の低下が小さいことが分かる。従って、第1の実施形態においては、半導体装置のインピーダンスも大きく変化することがないので、高周波特性の劣化を防止することができる。
なお、コレクタベース間の耐圧を5V以上とするためには、高抵抗のコレクタ層102の厚さを0.4μm以上に設定する必要がある。
(第1の実施形態の一変形例)
以下、本発明の第1の実施形態の一変形例について図面を参照しながら説明する。
図3は本発明の第1の実施形態の一変形例に係る半導体装置の断面構成を示している。図3において、図1に示す構成部材と同一の構成部材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図3に示すように、本変形例においては、真性ベース領域204をコレクタ層102の上に選択的にエピタキシャル成長することにより形成している。
以下、前記のように構成された本変形例に係る半導体装置の製造方法について図4(a)〜図4(e)及び図5(a)〜図5(d)を参照しながら説明する。
まず、図4(a)に示すように、砒素(As)がドープされて比抵抗が約0.01Ωcmであるシリコン(Si)の単結晶からなるN型半導体基板101の上に、例えば化学的気相堆積(CVD)法により、厚さが約0.4μmで比抵抗が1Ωcmとなるように燐(P)をドープされたN型シリコンからなるコレクタ層102をエピタキシャル成長する。
次に、図4(b)に示すように、リソグラフィ法により、コレクタ層102における絶縁トレンチ形成領域に開口部を持つレジストパターン(図示せず)を形成し、形成したレジストパターンをマスクとして、塩素を主成分とするエッチングガスを用いたドライエッチングを行なって、深さが約0.45μmでN型半導体基板101にまで達する複数のトレンチを形成する。続いて、形成した各トレンチの底面及び側面を10nmの厚さに熱酸化する。その後、CVD法により、コレクタ層102の上に、厚さが0.8μmの酸化シリコンを堆積して各トレンチを埋め込む。続いて、コレクタ層102の上に堆積した不要な酸化シリコンを化学機械研磨(CMP)法による平坦化により除去して、コレクタ層102に複数の絶縁トレンチ103を形成する。
次に、図4(c)に示すように、コレクタ層102における真性ベース領域形成部分の表面酸化膜を除去した後、該真性ベース領域形成部分の上に、硼素(B)をドープする選択的なエピタキシャル成長を行なって、P型の真性ベース領域204を形成する。
次に、図4(d)に示すように、CVD法により、酸化シリコンからなる第1の下地絶縁膜210を成膜した後、リソグラフィ法及びエッチング法により、成膜した第1の下地絶縁膜210における真性ベース領域204の両側部分を選択的にエッチングして除去する。
次に、図4(e)に示すように、CVD法により、第1の下地絶縁膜210及び真性ベース領域204の上に全面にわたって外部ベース電極形成用のポリシリコン膜を成長し、成長したポリシリコン膜に硼素(B)をイオン注入し、その後、注入した硼素イオンを熱拡散する。続いて、リソグラフィ法及びドライエッチング法により、熱処理されたポリシリコン膜に対して選択的にエッチングを行なって、P型のポリシリコン膜から複数の外部ベース電極107をパターニングする。
次に、図5(a)に示すように、CVD法により、第1の下地絶縁膜210及び外部ベース電極107の上に、酸化シリコンからなる第2の下地絶縁膜211を成長する。続いて、リソグラフィ法及びエッチング法により、成長した第2の下地絶縁膜211における真性ベース領域204の中央の上側部分を除去して真性ベース領域204を露出する。
次に、図5(b)に示すように、CVD法により、第2の下地絶縁膜211及び真性ベース領域204の上に全面にわたってエミッタ電極形成用の燐(P)をドープしたN型のポリシリコン膜を成長する。続いて、急速熱処理(RTA)等の熱処理により、ドープされた燐イオンを真性ベース領域204に拡散することにより、該真性ベース領域204の上部にエミッタ領域105を形成する。その後、リソグラフィ法及びドライエッチング法により、ポリシリコン膜に対して選択的にエッチングを行なって、N型のポリシリコン膜から各エミッタ電極106をパターニングする。
次に、図5(c)に示すように、CVD法により、第2の下地絶縁膜211及び各エミッタ電極106を覆うように、保護絶縁膜108を堆積する。
次に、図5(d)に示すように、リソグラフィ法及びドライエッチング法により、保護絶縁膜108に対して、各外部ベース電極107及び各エミッタ電極106をそれぞれ露出する複数のコンタクトホール108aを形成する。続いて、蒸着法等により、保護絶縁膜108の上に金属からなる配線層を各コンタクトホール108aが充填されるように形成する。その後、配線層を選択的にエッチングすることにより、外部ベース電極107と接続されるベース配線109及びエミッタ電極106と接続されるエミッタ配線110をそれぞれパターニングして形成する。
なお、真性ベース領域204をエピタキシャル成長法により形成する代わりに、コレクタ層102の上部にイオン注入法により形成すると、第1の実施形態に係る半導体装置を得ることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図6は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置であって、バイポーラトランジスタの断面構成を示している。
図6に示すように、比抵抗が例えば0.01Ωcm以下のシリコン単結晶からなる支持基板としての低抵抗のN型半導体基板301の上に、厚さが0.4μm〜2.0μmで比抵抗が比較的に高抵抗の例えば0.5Ωcm〜5.0Ωcmのシリコンがエピタキシャル成長したN型のコレクタ層(高抵抗コレクタ層)302が形成されている。
コレクタ層302の上部には、該コレクタ層302を複数の真性領域に区画し、それぞれ幅が約0.8μmで厚さが0.04μm〜0.4μmの複数の絶縁酸化膜303が形成されている。コレクタ層302における絶縁酸化膜303に囲まれた各領域の上部には、比抵抗が例えば0.1Ωcm〜0.01ΩcmでP型の複数の真性ベース領域304が形成され、各真性ベース領域304の中央部にはエミッタ領域305がそれぞれ形成されている。各エミッタ領域305の上には、ポリシリコンからなるエミッタ電極306が形成されている。
コレクタ層302における各真性ベース領域304の側部上及びそれと隣接する絶縁酸化膜303上には、ポリシリコンからなる外部ベース電極307が形成されている。
また、コレクタ層302の上には、エミッタ電極306及び外部ベース電極307を含む全面にわたって、例えば酸化シリコンからなる保護絶縁膜308が形成されている。
保護絶縁膜308には、各外部ベース電極307及び各エミッタ電極306をそれぞれ露出する少なくとも1つずつのコンタクトホール308aが形成されており、形成された各コンタクトホール308aには、各外部ベース電極307と電気的に接続されるベース配線309及び各エミッタ電極306と電気的に接続されるエミッタ配線310がそれぞれ形成されている。
第2の実施形態の特徴として、エピタキシャル成長したN型で高抵抗のコレクタ層302と外部ベース電極307とを電気的に絶縁する絶縁酸化膜303は、コレクタ電極となる低抵抗のN型半導体基板301と外部ベース電極307との間の静電容量を減少させる。さらに、外側に位置する絶縁酸化膜303には、各絶縁酸化膜303の中央部をN型半導体基板301に達するように貫通する深さが0.4μm〜3μmの絶縁トレンチ312が形成されている。この外側に位置する絶縁酸化膜303に形成された絶縁トレンチ312によって、N型半導体基板301と外部ベース電極307との間の静電容量が減少すると共に、コレクタ層302における空乏層の横方向(基板の主面に平行な方向)の拡がりを防止することができるので、帰還容量が安定する。その結果、高周波特性が劣化しない半導体装置を低コストで実現することができる。また、帰還容量自体の絶対値も従来の半導体装置と比べて小さくすることができる。
以下、前記のように構成された第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図7(a)〜図7(d)、図8(a)〜図8(d)、図9(a)及び図9(b)を参照しながら説明する。
まず、図7(a)に示すように、砒素(As)がドープされて比抵抗が約0.01Ωcmであるシリコン(Si)の単結晶からなるN型半導体基板301の上に、例えば化学的気相堆積(CVD)法により、厚さが約0.8μmで比抵抗が1Ωcmとなるように燐(P)をドープされたN型シリコンからなるコレクタ層302をエピタキシャル成長する。
次に、図7(b)に示すように、リソグラフィ法により、コレクタ層302における絶縁酸化膜形成領域に開口部を持つレジストパターン(図示せず)を形成し、形成したレジストパターンをマスクとして、塩素を主成分とするエッチングガスを用いたドライエッチングを行なって、深さが約0.45μmの複数の第1のトレンチを形成する。続いて、形成した第1のトレンチの底面及び側面を10nmの厚さに熱酸化する。その後、CVD法により、コレクタ層302の上に、厚さが0.8μmの酸化シリコンを堆積して第1のトレンチを埋め込む。続いて、コレクタ層302の上に堆積した不要な酸化シリコンを化学機械研磨(CMP)法による平坦化により除去して、コレクタ層302の上部に複数の絶縁酸化膜303を形成する。
次に、図7(c)に示すように、リソグラフィ法により、複数の絶縁酸化膜303のうち外側に位置する酸化絶縁膜303の中央部分に開口部を持つレジストパターン(図示せず)を形成し、形成したレジストパターンをマスクとしてドライエッチングを行なって、深さが約2μmでN型半導体基板301にまで達する複数の第2のトレンチを形成する。続いて、形成した第2のトレンチの底面及び側面を10nmの厚さに熱酸化する。その後、減圧CVD法により、コレクタ層302の上に、厚さが約3μmのポリシリコンを堆積して第2のトレンチを埋め込む。続いて、コレクタ層302の上に堆積した不要なポリシリコンをエッチバック法による平坦化により除去して、コレクタ層302に複数の絶縁トレンチ312を形成する。
このように、第2の実施形態においては、コレクタ層302の厚さが比較的に厚い場合であっても、コレクタ層302に生じる空乏層の横方向の拡がりを防止するためのN型半導体基板301にまで達する絶縁トレンチ312を外側の絶縁酸化膜303にのみ形成するため、絶縁トレンチ312の形成は第1の実施形態と比べて容易となる。
次に、図7(d)に示すように、コレクタ層302における絶縁トレンチ312の内側の領域に、硼素(B)を選択的にイオン注入することにより、深さが絶縁酸化膜303よりも浅いP型の真性ベース領域304を形成する。
次に、図8(a)に示すように、CVD法により、酸化シリコンからなる第1の下地絶縁膜410を成膜した後、リソグラフィ法及びエッチング法により、成膜した第1の下地絶縁膜410における真性ベース領域304の両側部分を選択的にエッチングして除去する。
次に、図8(b)に示すように、CVD法により、第1の下地絶縁膜410及び真性ベース領域304の上に全面にわたって外部ベース電極形成用のポリシリコン膜を成長し、成長したポリシリコン膜に硼素(B)をイオン注入し、その後、注入した硼素イオンを熱拡散する。続いて、リソグラフィ法及びドライエッチング法により、熱処理されたポリシリコン膜に対して選択的にエッチングを行なって、P型のポリシリコン膜から複数の外部ベース電極307をパターニングする。
次に、図8(c)に示すように、CVD法により、第1の下地絶縁膜410及び外部ベース電極307の上に、酸化シリコンからなる第2の下地絶縁膜411を成長する。続いて、リソグラフィ法及びエッチング法により、成長した第2の下地絶縁膜411における真性ベース領域304の中央の上側部分を除去して真性ベース領域304を露出する。
次に、図8(d)に示すように、CVD法により、第2の下地絶縁膜411及び真性ベース領域304の上に全面にわたってエミッタ電極形成用の燐(P)をドープしたN型のポリシリコン膜を成長する。続いて、急速熱処理(RTA)等の熱処理により、注入された燐イオンを真性ベース領域304に拡散することにより、該真性ベース領域304の上部にエミッタ領域305を形成する。その後、リソグラフィ法及びドライエッチング法により、ポリシリコン膜に対して選択的にエッチングを行なって、N型のポリシリコン膜から複数のエミッタ電極306をパターニングする。
次に、図9(a)に示すように、CVD法により、第2の下地絶縁膜411及び各エミッタ電極306を覆うように、保護絶縁膜308を堆積する。
次に、図9(b)に示すように、リソグラフィ法及びドライエッチング法により、保護絶縁膜308に対して、各外部ベース電極307及び各エミッタ電極306をそれぞれ露出する複数のコンタクトホール308aを形成する。続いて、蒸着法等により、保護絶縁膜308の上に金属からなる配線層を各コンタクトホール308aが充填されるように形成する。その後、配線層を選択的にエッチングすることにより、外部ベース電極307と接続されるベース配線309及びエミッタ電極306と接続されるエミッタ配線310をそれぞれパターニングして形成する。
(第2の実施形態の一変形例)
以下、本発明の第2の実施形態の一変形例について図面を参照しながら説明する。
図10は本発明の第2の実施形態の一変形例に係る半導体装置の断面構成を示している。図10において、図6に示す構成部材と同一の構成部材には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図10に示すように、本変形例においては、真性ベース領域404をコレクタ層302上における絶縁トレンチ312の内側の領域に選択的にエピタキシャル成長することにより形成している。なお、エピタキシャル成長による真性ベース領域404は、第1の実施形態の一変形例の図4(c)に示した方法と同様にして形成することができる。
なお、第1の実施形態、第2の実施形態及びそれらの各変形例において、バイポーラトランジスタのうち、特にNPNトランジスタを例に採って説明したが、PNPトランジスタであってもよい。
また、保護絶縁膜108、308等の各絶縁膜には酸化シリコンを用いたが、酸化シリコンに代えて、例えば窒化シリコン等の絶縁性を有する材料を用いることができる。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法は、コレクタベース間の帰還容量を安定化することができるという効果を有し、特に基板自体を電極とするバイポーラトランジスタを含む半導体装置等として有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置を示す構成断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置における帰還容量の電源電圧依存性を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態の一変形例に係る半導体装置を示す構成断面図である。 (a)〜(e)は本発明の第1の実施形態の一変形例に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第1の実施形態の一変形例に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置を示す構成断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 (a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の構成断面図である。 本発明の第2の実施形態の一変形例に係る半導体装置を示す構成断面図である。 従来の基板を電極とするバイポーラトランジスタにおける帰還容量の電源電圧依存性を示すグラフである。
符号の説明
101 N型半導体基板
102 コレクタ層
103 絶縁トレンチ
104 真性ベース領域
105 エミッタ領域
106 エミッタ電極
107 外部ベース電極
108 保護絶縁膜
108a コンタクトホール
109 ベース配線
110 エミッタ配線
204 真性ベース領域(エピタキシャル領域)
210 第1の下地絶縁膜
211 第2の下地絶縁膜
301 N型半導体基板
302 コレクタ層
303 絶縁酸化膜(第1の絶縁領域)
304 真性ベース領域
305 エミッタ領域
306 エミッタ電極
307 外部ベース電極
308 保護絶縁膜
308a コンタクトホール
309 ベース配線
310 エミッタ配線
312 絶縁トレンチ(第2の絶縁領域)
404 真性ベース領域(エピタキシャル領域)
410 第1の下地絶縁膜
411 第2の下地絶縁膜

Claims (8)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の上に形成され、第1導電型で且つ前記半導体基板よりも抵抗が高い第1の半導体からなるコレクタ層と、
    前記コレクタ層と接合面を持つ第2導電型の第2の半導体からなる真性ベース領域と、
    前記真性ベース領域と接合面を持つ第1導電型の第3の半導体からなるエミッタ領域とを備え、
    前記真性ベース領域はその周囲を前記コレクタ層から前記半導体基板にまで達する絶縁領域により覆われていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記真性ベース領域は複数の領域に区画されており、前記絶縁領域は前記複数の領域ごとに形成され、前記各領域の下部は、区画された前記領域ごとに前記半導体基板にまで達するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の上に形成され、第1導電型で且つ前記半導体基板よりも抵抗が高い第1の半導体からなるコレクタ層と、
    前記コレクタ層と接合面を持つ第2導電型の第2の半導体からなり、複数に区画された真性ベース領域と、
    区画された前記各真性ベース領域とそれぞれ接合面を持つ第1導電型の第3の半導体からなる複数のエミッタ領域とを備え、
    前記複数の真性ベース領域は、その外側の周囲を前記コレクタ層から前記半導体基板にまで達する絶縁領域により覆われていることを特徴とする半導体装置。
  4. 前記半導体基板の比抵抗は1×10-2Ωcm以下であり、前記コレクタ層は比抵抗が0.5Ωcm以上であり且つ厚さが0.4μm以上であることを特徴とする請求項1又は3に記載の半導体装置。
  5. 前記真性ベース領域は、前記コレクタ層の上にエピタキシャル成長することによって形成されていることを特徴とする請求項1又は3に記載の半導体装置。
  6. 第1導電型の半導体基板の上に、第1導電型で且つ前記半導体基板よりも抵抗が高い第1の半導体からなるコレクタ層をエピタキシャル成長により形成する工程(a)と、
    前記コレクタ層に真性領域を囲む絶縁領域を形成する工程(b)と、
    前記コレクタ層の前記真性領域の上に、第2導電型の第2の半導体からなる真性ベース領域を形成する工程(c)と、
    前記真性ベース領域の上に、第1導電型の第3の半導体からなるエミッタ領域を形成する工程(d)とを備え、
    前記工程(b)において、前記絶縁領域は前記真性ベース領域の周囲を前記コレクタ層から前記半導体基板にまで達するように形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 前記工程(b)において、前記絶縁領域は前記コレクタ層の上面に複数形成し、
    前記複数の絶縁領域を形成する前記工程(b)は、それぞれの底部が前記コレクタ層の上部に位置する複数の第1の絶縁領域を形成する工程と、前記複数の第1の絶縁領域のうち、前記真性ベース領域の外側に位置する第1の絶縁領域を貫通し且つ前記コレクタ層から前記半導体基板にまで達する第2の絶縁領域を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記工程(c)において、前記真性ベース領域はエピタキシャル成長により前記コレクタ層の上に形成することを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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