JP2005123260A - 水冷式ヒートシンク - Google Patents

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Abstract

【課題】 軽量で、熱交換効率が良く、構造が単純で、生産効率が良く、製造コストの低減化が可能な水冷式ヒートシンクを提供する。
【解決手段】 本発明に係るヒートシンク1,15は、内部に冷却水用流路10,22が形成された扁平なチューブ3,16と、チューブ3,16の内面に密着するようにチューブ3,16内に挿入されたインナーフィン4と、冷却水用流路10,22に連通するようにチューブ3,16に接続された冷却水出入口8,7とを備えていることを特徴とし、コンピュータのMPUからの発熱を放熱させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータのMPU(Micro Processing
Unit)等を冷却するための水冷式ヒートシンクに関する。
従来、コンピュータのMPUからの発熱を放熱させるため、MPUに空冷式ヒートシンクを取付けるのが一般的であったが、近年におけるコンピュータの性能の向上に伴い、MPUのクロック周波数が増大し、MPUからの発熱量が増大するに連れて、空冷式ヒートシンクではMPUを十分に冷却することができなくなってきている。そこで、最近では、空冷式ヒートシンクより放熱量の大きい水冷式ヒートシンクを採用し、MPUを冷却することが行われるようになってきている。
この種の従来の水冷式ヒートシンクとしては、例えば、MPUに銅板を取り付け、その銅板に銅製のチューブを蛇行させて這わせてロウ付けした構成とし、そのチューブ内に冷却水を循環させることによりMPUからの発熱を放熱させるようにしたものや、削り出しにより形成された扁平なアルミニウム製のケースにインナーフィンを内設させた構成とし、そのケース内に冷却水を流通させることによりMPUからの発熱を放熱させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−170915号公報
しかしながら、前者の銅板に銅製チューブをロウ付けしたタイプの従来の水冷式ヒートシンクは、重量が大きく、熱交換効率が悪く、また、生産効率も悪いといった問題があった。
一方、後者のアルミニウム製のケースにインナーフィンを内設したタイプの従来の水冷式ヒートシンクは、ケースが削り出しにより形成されており、また、構造が複雑なため、製造に手間が掛かり、製造コストが高くなるといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、軽量で、熱交換効率が良く、構造が単純で、生産効率が良く、製造コストの低減化が可能な水冷式ヒートシンクを提供するものである。
本発明に係るヒートシンクは、内部に冷却水用流路が形成された扁平なチューブと、該チューブの内面に密着するように前記チューブ内に挿入されたインナーフィンと、前記冷却水用流路に連通するように前記チューブに接続された冷却水出入口とを備えていることを特徴とする。
また、好ましくは、前記チューブの外側平坦面に受熱板が設けられ、該受熱板は被冷却体と密着可能なように形成されている。
さらに、前記チューブの両端部はそれぞれ潰されて閉塞されていてもよく、さらにまた、前記チューブの両端部にそれぞれヘッダが接続され、前記冷却水出入口は前記ヘッダを介して前記冷却水用流路に連通するように構成されていてもよい。
本発明によれば、扁平なチューブを使用しているため、軽量で構造が簡単になり、生産効率を向上させることができ、製造コストの低減化が可能となる。また、チューブの内面に密着するようにインナーフィンが設けられているため、熱交換効率を向上させることができる等種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態に係る水冷式ヒートシンク1を示している。このヒートシンク1は、平板状でMPU(図示せず)に密着可能に形成された受熱板2と、受熱板2に取付けられたチューブ3と、チューブ3内に挿入されたインナーフィン4と、チューブ3の両端部5,6にそれぞれ接続された冷却水入口7及び冷却水出口8とから構成され、受熱板2、チューブ3、インナーフィン4、及び冷却水出入口7,8はいずれもアルミニウム製となっている。
チューブ3は薄肉で扁平形状を成し、その外側平坦面9を介して受熱板2に密着している。また、チューブ3の内部には扁平な円柱形状の冷却水流路10が形成され、チューブ3の両端部5,6はそれぞれ潰されて閉塞されている。インナーフィン4は、図2に示されているように、奇数番目の列11と偶数番目の列12が左右にずれるように配列されたオフセットフィンであり、各列の波は方形に屈曲され、山部13及び谷部14がそれぞれチューブ3の内面に密着するように形成されている。そして、インナーフィン4はその各列が冷却水用流路10の上流側から下流側に向かって順次配列されるように設けられている。また、冷却水入口7及び冷却水出口8はチューブ3の両端部5,6のそれぞれ対角を成す位置に接続され、冷却水用流路10に連通するようになっている。
このような構成において、冷却水入口7から冷却水用流路10に流入した冷却水は、インナーフィン4により攪拌され、受熱板2及びチューブ3を介して前記MPUからの発熱を吸熱する。その後、その冷却水は冷却水出口8を通ってチューブ3の外部に排出される。
なお、上記第1の実施の形態において、チューブ3の両端部5,6は、図6に示すように、それぞれ潰された後にさらに折曲されてもよい。
次に、図2及び図3を参照しつつ、本発明の第2の実施の形態に係るヒートシンク15について説明する。なお、説明の簡略化のため、上記した第1の実施の形態に係るヒートシンク1と同様の構成については、図3中、図1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
このヒートシンク15は、受熱板2と、受熱板2に取付けられたチューブ16と、チューブ16内に挿入されたインナーフィン4と、チューブ16の両端部に接続された入口側ヘッダ17及び出口側ヘッダ18と、入口側ヘッダ17及び出口側ヘッダ18にそれぞれ接続された冷却水入口19、冷却水出口20とから構成され、受熱板2、チューブ16、インナーフィン4、各ヘッダ17,18及び冷却水入口19、冷却水出口20はいずれもアルミニウム製となっている。
チューブ16は薄肉で扁平な円筒形状を成し、その外側平坦面21を介して受熱板2に密着しており、チューブ3の内部には扁平な円柱形状の冷却水用流路22が形成されている。また、冷却水入口19及び冷却水出口20は入口側ヘッダ17及び出口側ヘッダ18のそれぞれ対角を成す位置において入口側及び出口側ヘッダ17,18とそれぞれ一体に成形されている。
このような構成において、冷却水入口19から入口側ヘッダ17を通って冷却水用流路22に流入した冷却水は、インナーフィン4により攪拌され、受熱板2及びチューブ16を介して前記MPUからの発熱を吸熱する。その後、その冷却水は出口側ヘッダ18を通って冷却水出口20からチューブ16の外部に排出される。
なお、入口側ヘッダ17、出口側ヘッダ18、及び冷却水入口19、冷却水出口20はいずれも上記した形状や構造に限定されるものではなく、例えば、図4に示すように、各ヘッダ17,18と冷却水入口19、出口20を別体に形成させたり、或いは、図5に示すように、各ヘッダ17,18を丸パイプにより形成させたりしてもよい。
このように、上記した第1及び第2の実施の形態に係るヒートシンク1,15によれば、受熱板2が前記MPUに密着していると共にチューブ3,16が受熱板2に密着しており、さらに、チューブ3,16の内面に密着するようにインナーフィン4が設けられているため、前記MPUから発生した熱を冷却水用流路10,22の冷却水に効率良く伝達することができる。また、チューブ3,16とインナーフィン4が密着しているため、チューブ3,16の肉厚を薄くしても十分な耐圧、信頼性を確保することができる。したがって、製造コストの低減化が可能となる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態において、冷却水入口7,19及び冷却水出口8,20の取付位置は、上記した位置に限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、チューブ3の外側平坦面9の受熱板2取付面の反対側の面23において互いに対向するように設ける等、ヒートシンク1の性能や取付状態等に応じて各種変更が可能である。
また、インナーフィン4はオフセットフィンでなくてもよく、単なる波板状のフィンやエキスパンダータイプのフィンであってもよい。さらに、インナーフィン4の各列の配列方向は、上記した配列に対して直交する方向或いは斜め方向等、要求される性能や冷却水の圧力損失の範囲に応じて、各種変更が可能である。
さらに、上記した第1及び第2の実施の形態では、受熱板2が設けられているが、受熱板2を設けずに、チューブ3,16の外側平坦面9,21を前記MPUに直接、密着するように構成してもよい。
さらにまた、チューブ3,16の外側平坦面9,21の受熱板2取付面の反対側に補強板を取付けてもよく、この場合には、ヒートシンク1,15の強度をさらに高めることができる。
また、上記した第1及び第2の実施の形態では、MPUを冷却する場合を例にとって説明したが、ヒートシンク1,15により冷却される被冷却体は上記したMPUに限らず、サイリスタや電力用コンデンサ等であってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る水冷式ヒートシンクを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る水冷ヒートシンクのインナーフィンを示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る水冷式ヒートシンクを示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る水冷式ヒートシンクの変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る水冷式ヒートシンクのさらに別の変形例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る水冷式ヒートシンクの別の例を示す斜視図である。 本発明に係る水冷式ヒートシンクにおける冷却水出入口の設置位置の変更例を示す斜視図である。
符号の説明
1 ヒートシンク
2 受熱板
3 チューブ
4 インナーフィン
5 端部
6 端部
7 冷却水入口
8 冷却水出口
9 外側平坦面
10 冷却水用流路
15 ヒートシンク
16 チューブ
17 入口側ヘッダ
18 出口側ヘッダ
19 冷却水入口
20 冷却水出口
21 外側平坦面
22 冷却水用流路

Claims (4)

  1. 内部に冷却水用流路が形成された扁平なチューブと、
    該チューブの内面に密着するように前記チューブ内に挿入されたインナーフィンと、
    前記冷却水用流路に連通するように前記チューブに接続された冷却水出入口と、
    を備えていることを特徴とする水冷式ヒートシンク。
  2. 前記チューブの外側平坦面に受熱板が設けられ、該受熱板は被冷却体と密着可能なように形成されている請求項1に記載の水冷式ヒートシンク。
  3. 前記チューブの両端部はそれぞれ潰されて閉塞されている請求項1又は2に記載の水冷式ヒートシンク。
  4. 前記チューブの両端部にそれぞれヘッダが接続され、前記冷却水出入口は前記ヘッダを介して前記冷却水用流路に連通するように構成されている請求項1又は2に記載の水冷式ヒートシンク。
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