JP2005123250A - インターポーザ及びその製造方法並びに電子装置 - Google Patents

インターポーザ及びその製造方法並びに電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低コスト化を実現し得るインターポーザ及びその製造方法、並びに、そのインターポーザを用いた電子装置を提供する。
【解決手段】樹脂膜より成る支持基材10と、支持基材上に形成され、第1の電極12と、第1の電極に対向する第2の電極16と、第1の電極と第2の電極との間に形成された誘電体膜14とを有するキャパシタ18と、支持基材上及びキャパシタ上に形成された保護膜20と、保護膜及び支持基材を貫き、第1の電極に接続された第1の貫通電極24bと、保護膜及び支持基材を貫き、第2の電極に接続された第2の貫通電極24aとを有している。基板上に樹脂膜より成る支持基材を形成し、支持基材上にキャパシタを形成し、支持基材に貫通電極を埋め込んだ後に、基板を除去するため、基板に貫通孔を形成することを要しない。しかも、一般的な半導体装置の製造プロセスを用いて製造することができる。従って、低コスト化を実現し得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターポーザ及びその製造方法、並びに、そのインターポーザを用いた電子装置に関する。
近時、マイクロプロセッサをはじめとするデジタルLSI(Large Scale Integrated circuit)等において、動作速度の高速化、低消費電力化が図られている。
GHz帯の高周波領域で、しかも低電圧でLSIを安定して動作させるためには、LSIの負荷インピーダンスの急激な変動等に起因して生ずる電源電圧変動を抑制するとともに、電源の高周波ノイズを除去することが極めて重要である。
従来は、回路配線基板上に実装されたLSI等の近傍に、デカップリングキャパシタを実装することにより、電源電圧変動の抑制や、高周波ノイズの除去を図っていた。デカップリングキャパシタは、回路配線基板と別個の基板を用いて構成されており、回路配線基板上に適宜実装されていた。
しかしながら、回路配線基板上に実装されたLSIの近傍にデカップリングキャパシタを実装する場合には、回路配線基板に形成された配線を介してLSIとデカップリングキャパシタとが電気的に接続されるため、配線の引き回しに起因する大きなインダクタンスが存在する。LSIとデカップリングキャパシタとの間に大きなインダクタンスが存在すると、電源電圧変動を十分に抑制することができず、高周波ノイズを十分に除去することができない。電源電圧変動の十分な抑制や高周波ノイズの十分な除去を図るためには、等価直列抵抗(ESR)、等価直列インダクタンス(ESL)を低減することが求められる。
そこで、LSIと回路配線基板との間に、キャパシタを内蔵したインターポーザを設ける技術が注目されている(特許文献1〜6)。
特開平4−211191号公報 特開平7−176453号公報 特開2001−68583号公報 特開2001−35990号公報 特開2000−216051号公報 特開2002−124771号公報
しかしながら、特許文献1〜5に記載されている技術では、基板に貫通電極を埋め込むために、基板に貫通孔を形成しなければならなかった。基板に貫通孔を形成するのは容易ではなく、長時間を要していた。また、特許文献6に記載されている技術では、グリーンシートと導電体とを積層し、これらを焼成することにより形成するため、製造工程が極めて複雑であった。このため、提案されているこれらの技術では、低コスト化を図ることが極めて困難であった。
本発明の目的は、低コスト化を実現し得るインターポーザ及びその製造方法、並びに、そのインターポーザを用いた電子装置を提供することにある。
上記目的は、樹脂膜より成る支持基材と、前記支持基材上に形成され、第1の電極と、前記第1の電極に対向する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成された誘電体膜とを有するキャパシタと、前記支持基材上及び前記キャパシタ上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第1の電極に接続された第1の貫通電極と、前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第2の電極に接続された第2の貫通電極とを有することを特徴とするインターポーザにより達成される。
また、上記目的は、回路基板と、前記回路基板上に実装されたインターポーザとを有する電子装置であって、前記インターポーザは、樹脂膜より成る支持基材と;前記支持基材上に形成され、第1の電極と、前記第1の電極に対向する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成された誘電体膜とを有するキャパシタと;前記支持基材上及び前記キャパシタ上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第1の電極に接続された第1の貫通電極と;前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第2の電極に接続された第2の貫通電極とを有し、前記第1の貫通電極及び前記第2の貫通電極は、前記回路基板に形成された複数の電極パッドにそれぞれ電気的に接続されていることを特徴とする電子装置により達成される。
また、上記目的は、基板上に樹脂膜を形成する工程と、前記樹脂膜上に、第1の電極と、前記第1の電極上に形成された誘電体膜と、前記誘電体膜上に形成された第2の電極とを有するキャパシタを形成する工程と、前記樹脂膜上及び前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜及び前記樹脂膜に、前記第1の電極を露出し、前記樹脂膜の下面に達する第1の開口部と、前記第2の電極を露出し、前記樹脂膜の下面に達する第2の開口部とを形成する工程と、前記第1の開口部内に、前記第1の電極に接続された第1の貫通電極を埋め込むとともに、前記第2の開口部内に、前記第2の電極に接続された第2の貫通電極を埋め込む工程と、前記基板を除去する工程とを有することを特徴とするインターポーザの製造方法により達成される。
以上の通り、本発明によれば、基板上に樹脂膜より成る支持基材を形成し、支持基材上にキャパシタを形成し、支持基材に貫通電極を埋め込んだ後に、基板を除去するため、基板に貫通孔を形成することを要しない。しかも、本発明によるインターポーザは、一般的な半導体装置の製造プロセスを用いて製造することができるため、インターポーザを容易に製造することができる。従って、本発明によれば、インターポーザを低コストで提供することができる。
また、本発明によれば、安価なインターポーザを用いることができるため、電子装置の低コスト化を図ることができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態によるインターポーザ及びその製造方法を図1乃至図5を用いて説明する。図1は、本実施形態によるインターポーザを示す断面図である。
(インターポーザ)
まず、本発明の第1実施形態によるインターポーザを図1を用いて説明する。
図1に示すように、例えば膜厚5μmのポリイミド樹脂膜より成る支持基材10上には、例えば膜厚300nmのCr膜と膜厚700nmのAu膜とを順次積層して成る下部電極12が形成されている。
下部電極12上には、例えば膜厚100nmのBaSr1−XTiO(以下、「BST」という)より成る誘電体膜14が形成されている。
誘電体膜14上には、例えば膜厚100nmのAu膜より成る上部電極16が形成されている。
下部電極12と誘電体膜14と上部電極16とを有するキャパシタ18が構成されている。
支持基材10上及びキャパシタ18上には、全面に、例えば膜厚3μmのポリイミドより成る保護膜20が形成されている。
保護膜20及び支持基材10には、保護膜20及び支持基材10を貫く貫通孔22a〜22cが形成されている。貫通孔22aは、上部電極16の一部を露出するように形成されている。貫通孔22bは、下部電極12の一部を露出するように形成されている。
貫通孔22a〜22c内には、Au膜、Ni膜、Ti膜、Cu膜及びCr膜を順次積層して成る貫通電極24a〜24cが埋め込まれている。
貫通電極24a〜24c上には、例えばSn−Agより成る半田バンプ26が形成されている。
貫通電極24a〜24cの下面側には、電極パッド28が形成されている。
こうして、本実施形態によるインターポーザ8が構成されている。
(インターポーザの製造方法)
次に、本実施形態によるインターポーザの製造方法を図2乃至図5を用いて説明する。図2乃至図5は、本実施形態によるインターポーザの製造方法を示す工程断面図である。
まず、図2(a)に示すように、シリコン基板30上の全面に、例えば、スパッタ法により、膜厚200nmのTi膜と膜厚300nmのCu膜とを積層する。これにより、Ti膜とCu膜とから成る密着層32が形成される。
次に、例えばスピンコート法により、全面に、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。この後、フォトリソグラフィ技術を用い、フォトレジスト膜を所定の形状にパターニングする。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、電界めっき法により、密着層32上に、例えば膜厚1μmのCu膜34を形成する。Cu膜34を形成する際、密着層34がシード層として機能する。この後、フォトレジスト膜を剥離する(図2(b)参照)。
次に、例えばスパッタ法により、膜厚200nmのNi膜、膜厚500nmのAu膜を順次積層する。これにより、Ni膜とAu膜とから成る積層膜が形成される。
なお、積層膜の構成はこれに限定されるものではなく、例えば、Ti膜、Ni膜及びAu膜を順次積層することにより積層膜を形成してもよい。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、積層膜をパターニングする。これにより、積層膜より成る電極パッド28が形成される(図2(c)参照)。
次に、図2(d)に示すように、全面に、感光性のポリイミド樹脂膜10を形成する。ポリイミド樹脂は、溶剤に溶解させた状態、即ち、ワニスの状態で提供されている。このため、ポリイミド樹脂膜10はスピンコート法により形成することが可能である。スピンコート法によりポリイミド樹脂膜10を形成する際の条件は、例えば、回転数を1000rpm、回転時間を30秒間とする。
次に、ホットプレートを用い、ポリイミド樹脂膜10に対して、例えば90℃の熱処理(プリキュア)を行う。これにより、ポリイミド樹脂膜10の膜厚が例えば10μm程度となる。
次に、図3(a)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用い、ポリイミド樹脂膜10に、電極パッド28に達する開口部22a〜22cを形成する。ポリイミド樹脂膜10に対して露光を行う際には、例えば紫外線を用いる。
次に、ポリイミド樹脂膜10を硬化するための熱処理(ベーク)を行う。熱処理温度は、例えば400℃の熱処理を行う。こうして、膜厚が例えば5μm程度のポリイミド樹脂膜10が形成される。
次に、全面に、例えばスパッタ法により、膜厚300nmのCr膜と、膜厚700nmのAu膜とを順次積層する。これにより、Cr膜及びAu膜より成る積層膜が形成される。積層膜は、下部電極12を形成するためのものである。
積層膜を構成するCr膜を形成する際には、DCスパッタ装置を用い、基板にバイアスを200W〜300W程度印加する。Cr膜を成膜する際に基板にバイアスを印加する理由は、以下の通りである。即ち、Cr膜における膜応力は一般に非常に大きいため、ポリイミド樹脂膜上にCr膜を単に形成すると、Cr膜に生ずる膜応力の方向とポリイミド樹脂膜20に生ずる膜応力の方向とが互いに反対方向である場合には、ポリイミド樹脂膜20にクラックが生じてしまう。これに対し、シリコン基板30にバイアスを印加しながらCr膜を成膜すると、Crの粒成長が促進され、Cr膜に生ずる膜応力が緩和される。このため、本実施形態では、シリコン基板30にバイアスを印加しながらCr膜を成膜する。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、フォトレジスト膜をパターニングする。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、Arイオンミリング法により、積層膜をエッチングする。これにより、積層膜より成る下部電極12が形成される(図3(b)参照)。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
次に、全面に、スパッタ法により、BSTより成る誘電体膜14を形成する。BSTは、比較的大きな比誘電率(バルクでは1500程度)が得られ、小型で大容量のキャパシタを形成するのに有用な材料である。BST膜を形成する際の成膜条件は、例えば以下の通りとする。基板温度は、例えば200℃とする。ポリイミド樹脂膜10の耐熱温度は、300〜400℃程度と比較的高いため、このような温度でBST膜を成膜しても特段の問題は生じない。成膜室内におけるガス圧力は、例えば0.1Paとする。ArガスとOガスとの流量比は、例えば4:1とする。印加電力は、例えば500Wとする。成膜時間は、例えば30分とする。こうして、例えば、膜厚100nm、比誘電率100、誘電損失1%のBSTより成る誘電体膜14が形成される。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、Arイオンミリング法により、誘電体膜14を所定の形状にパターニングする(図3(c)参照)。
次に、全面に、例えばスパッタ法により、膜厚100nmのAu膜を成膜する。Au膜は、上部電極16を形成するためのものである。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、フォトレジスト膜をパターニングする。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、Arイオンミリング法により、Au膜を所定の形状にパターニングする。これにより、Auより成る上部電極16が形成される(図4(a)参照)。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
こうして、下部電極12、誘電体膜14及び上部電極16より成るキャパシタ18が形成される。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、シランカップリング剤(図示せず)を塗布する。シランカップリング剤としては、例えば、アミノプロピルトリエトキシシラン(NH(CHSi(OCH)を用いる。スピンコートの条件は、例えば1500rpm、30秒とする。シランカップリング剤は、後工程で形成されるポリイミドより成る保護膜20の下地に対する接着性を向上するためのものである。
次に、例えばホットプレートを用い、シランカップリング剤を固化するための熱処理(キュア)を行う。熱処理温度は、例えば90℃とする。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、感光性のポリイミド樹脂を塗布する。これにより、ポリイミド樹脂より成る保護膜20が形成される(図4(b)参照)。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、フォトレジスト膜をパターニングする。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、保護膜20をエッチングする。これにより、保護膜20に、電極パッド28に達する貫通孔22a〜22cが形成される。貫通孔22aは、上部電極16の一部を露出するように形成される。貫通孔22bは、下部電極12の一部を露出するように形成される。
次に、例えばホットプレートを用い、保護膜20に対して、例えば400℃の熱処理(ベーク)を行う。こうして、膜厚が例えば3μm程度の保護膜20が形成される。
次に、例えばスパッタ法により、膜厚0.2μmのTi膜、膜厚0.3μmのCu膜、及び膜厚4μmのNi膜を順次積層する。これにより、Ti膜、Cu膜及びNi膜より成る積層膜が形成される。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、貫通孔22a〜22cの近傍を除く領域の積層膜をエッチング除去する。こうして、貫通孔22a〜22c内に、積層膜より成る貫通電極24a〜24cが埋め込まれる。貫通電極24aは、上部電極16に電気的に接続される。下部電極24bは、下部電極12に電気的に接続される(図4(c)参照)。
次に、図5(a)に示すように、例えばめっき法により、貫通電極24a〜24c上に、Su−Agより成る半田バンプ26を形成する。
次に、例えばCMP法により、シリコン基板30を除去する。シリコン基板30を研磨する際には、シリコン基板30の下面側から研磨する。
次に、研磨により除去しきれなかったシリコン基板30のシリコンを、例えばフッ酸を用いてエッチング除去する。この際、密着層32を構成するTi膜もエッチング除去される。
次に、例えばウエットエッチングにより、密着層32を構成するCu膜と、Cu膜34とを除去する。
こうして、本実施形態によるインターポーザ8が製造される(図5(b)参照)。
このように、本実施形態によるインターポーザは、基板30上に樹脂膜より成る支持基材10を形成し、支持基材10上にキャパシタ18を形成し、支持基材10に貫通電極24a〜24cを埋め込んだ後に、基板30を除去することに主な特徴がある。
上述したように、提案されているインターポーザは、製造するのが容易ではなく、低コスト化が困難であった。
これに対し、本実施形態によるインターポーザによれば、基板30上に樹脂膜より成る支持基材10を形成し、支持基材10上にキャパシタ18を形成し、支持基材10に貫通電極24a〜24cを埋め込んだ後に、基板30を除去するため、基板30に貫通孔を形成することを要しない。しかも、本実施形態によるインターポーザ8は、上述したように、一般的な半導体装置の製造プロセスを用いて製造することができるため、インターポーザを容易に製造することができる。従って、本実施形態によれば、インターポーザを低コストで提供することができる。
(変形例)
次に、本実施形態によるインターポーザ及びその製造方法の変形例を図6を用いて説明する。図6は、本変形例によるインターポーザを示す断面図である。
本変形例によるインターポーザは、支持基材10aがエポキシ樹脂膜により形成されていることに主な特徴がある。
図に示すように、エポキシ樹脂膜により支持基材10aが形成されている。
支持基材10aを構成する樹脂膜の材料としてエポキシ樹脂が用いられている点の他は、第1実施形態によるインターポーザと同様であるので、説明を省略する。
こうして、本変形例によるインターポーザ8aが構成されている。
次に、本実施形態によるインターポーザの製造方法を図7を用いて説明する。図7は、本変形例によるインターポーザの製造方法を示す工程断面図である。
まず、電極パッド28を形成する工程までは、上述した本実施形態による半導体装置の製造方法と同様であるので説明を省略する(図2(a)乃至図2(c)参照)。
次に、図7(a)に示すように、全面に、エポキシ樹脂膜10aを形成する。エポキシ樹脂は、ワニスの状態で提供されているため、スピンコート法により塗布することが可能である。スピンコートの条件は、例えば2000rpm、30秒とする。こうして、例えば膜厚10μmのエポキシ樹脂膜10aが形成される。
次に、例えばホットプレートを用い、エポキシ樹脂膜10aに対して、例えば60℃の熱処理(プリベーク)を行う。
次に、図7(b)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、エポキシ樹脂膜10aに、電極パッドに達する開口部22a〜22cを形成する。
次に、エポキシ樹脂膜10aを硬化するための熱処理(ベーク)を行う。熱処理温度は、例えば300℃の熱処理を行う。これにより、エポキシ樹脂膜10aの膜厚が例えば5μm程度となる。
この後の工程は、上述した本実施形態によるインターポーザの製造方法と同様であるので、説明を省略する(図3(b)乃至図5(b)参照)。
こうして、本変形例によるインターポーザ8aが製造される(図7(c)参照)。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態によるインターポーザを図8を用いて説明する。図8は、本実施形態によるインターポーザを示す断面図である。図1乃至図7に示す第1実施形態によるインターポーザと同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態によるインターポーザは、貫通電極24a〜24cの上面側にAuより成る電極パッド25が形成されており、貫通電極24a〜24cの下面側にAuより成る電極パッド28aが形成されていることに主な特徴がある。
図に示すように、貫通電極24a〜24cの上面側には、例えば5μmのAu膜より成る電極パッド25が形成されている。電極パッド25は、例えばめっき法により形成されている。
貫通電極24a〜24cの下面側には、Au膜より成る電極パッド28aが形成されている。
なお、ここでは、貫通電極24a〜24cの上面側及び下面側にAuより成る電極パッド25、28aを形成したが、貫通電極24a〜24cの上面側のみ、又は、貫通電極24a〜24cの下面側のみに電極パッド25、28aを形成するようにしてもよい。
電極パッド24a〜24c上には、半田バンプは形成されていない。
こうして、本実施形態によるインターポーザ8bが構成されている。
本実施形態によるインターポーザは、上述したように、貫通電極24a〜24cの上面側及び下面側にAu膜より成る電極パッド25、28aが形成されていることに主な特徴がある。このため、回路基板(図示せず)にAu膜より成る電極パッド(図示せず)が形成されている場合には、インターポーザ8bの電極パッド25、28aと回路基板の電極パッドとを、半田バンプを用いることなく、Au−Au超音波接合により接合することができる。また、半導体素子(図示せず)にAuより成る電極パッド(図示せず)が形成されている場合には、インターポーザ8bの電極パッド25、28aと半導体素子の電極パッドとを、半田バンプを用いることなく、Au−Au超音波接合により接合することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態によるインターポーザを図9を用いて説明する。図9は、本実施形態によるインターポーザを示す断面図である。図1乃至図8に示す第1又は第2実施形態によるインターポーザと同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態によるインターポーザは、キャパシタ18の他に、スパイラルインダクタ19が更に形成されていることに主な特徴がある。
図9に示すように、保護膜20及び支持基材10には、電極パッド28に達する開口部23dが形成されている。
開口部23d内には、貫通電極24dが埋め込まれている。
貫通電極24dの周囲には、貫通電極24を中心として渦巻状に形成されたスパイラルインダクタ19が形成されている。スパイラルインダクタ19は、上部電極16と同一の導電膜を用いて形成されている。
なお、ここでは、上部電極16と同一の導電膜を用いてスパイラルインダクタ19を形成する場合を例に説明したが、下部電極12と同一の導電膜を用いてスパイラルインダクタ19を形成するようにしてもよい。
スパイラルインダクタ19の内側の端部は、貫通電極24dに接続されている。スパイラルインダクタの外側の端部は、貫通電極24aに電気的に接続されている。
こうして、本実施形態によるインターポーザ8cが構成されている。
このように、キャパシタ18のみならず、インダクタ19を更に形成してもよい。
[第4施形態]
本発明の第4施形態による電子装置を図10を用いて説明する。図10は、本実施形態による電子装置を示す断面図である。図1乃至図9に示す第1乃至第3実施形態によるインターポーザと同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
図10に示すように、回路基板36上には、他の回路基板38が実装されている。回路基板36は、例えばマザーボードである。回路基板38は、例えばパッケージ基板である。回路基板36の上面側に形成された電極パッド40と回路基板38の下面側に形成された電極パッド42とは、半田バンプ44により接続されている。
回路基板38上には、第1実施形態によるインターポーザ8が実装されている。回路基板38の上面側に形成された電極パッド(図示せず)とインターポーザ8の下面側に形成された電極パッド28(図1参照)とは、半田バンプ46により接続されている。
インターポーザ8上には、半導体集積回路素子48、より具体的には、例えばLSIが実装されている。インターポーザ8の貫通電極24(図1参照)と半導体集積回路素子48の下面側に形成された電極パッド(図示せず)とは、半田バンプ50により接続されている。
こうして、本実施形態による電子装置が構成されている。
本実施形態による電子装置は、第1実施形態によるインターポーザ8が用いられていることに主な特徴がある。第1実施形態によるインターポーザ8は上述したように安価に製造することができる。このため、本実施形態によれば、安価なインターポーザ8を用いて電子装置の低コスト化を図ることができる。
なお、ここでは、回路基板38上に第1実施形態によるインターポーザ8を実装する場合を例に説明したが、第1実施形態の変形例によるインターポーザ8a、第2実施形態によるインターポーザ8b、又は第3実施形態によるインターポーザ8cを回路基板38上に実装するようにしてもよい。第2実施形態によるインターポーザ8bを用いる場合には、半田バンプ46、50を用いることなく、Au−Au超音波接合により接合することが可能である。
(変形例)
次に、本実施形態による電子装置の変形例を図11を用いて説明する。図11は、本変形例による電子装置を示す断面図である。
本変形例による電子装置は、回路基板38aに凹部54が形成されており、凹部54内にインターポーザ8が実装されていることに主な特徴がある。
図11に示すように、回路基板38aには、凹部54が形成されている。
凹部54内には、インターポーザ8が実装されている。回路基板38の上面側に形成された電極パッド(図示せず)とインターポーザ8の下面側に形成された電極パッド28(図1参照)とは、半田バンプ46により接続されている。
インターポーザ8上及び回路基板38a上には、半導体集積回路素子48が実装されている。インターポーザ8の貫通電極24(図1参照)と半導体集積回路素子48の下面側に形成された電極パッド(図示せず)とは、半田バンプ50により接続されている。また、回路基板38a上に形成された電極パッド(図示せず)と半導体集積回路素子48の下面側に形成された電極パッド(図示せず)とは、半田バンプ50により接続されている。
こうして、本変形例による電子装置が構成されている。
このように、回路基板38aに凹部54を形成し、凹部54内にインターポーザ8を実装してもよい。
なお、ここでは、凹部54内に第1実施形態によるインターポーザ8を実装する場合を例に説明したが、第1実施形態の変形例によるインターポーザ8a、第2実施形態によるインターポーザ8b、又は第3実施形態によるインターポーザ8cを、凹部54内に実装するようにしてもよい。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、支持基材を構成する樹脂膜としてポリイミド樹脂膜やエポキシ樹脂膜を用いる場合を例に説明したが、支持基材を構成する樹脂膜は、ポリイミド樹脂膜やエポキシ樹脂膜に限定されるものはなく、他のあらゆる樹脂膜を適宜用いることができる。例えば、支持基材を構成する樹脂膜として、ビスマレイミド・トリアジン(BT)樹脂膜、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂膜、ベンゾシクロブテン(BCB)樹脂膜、アクリル樹脂膜、又はジアリルフタレート樹脂膜等を用いてもよい。
また、上記実施形態では、基板30としてシリコン基板を用いたが、基板30の材料はシリコンに限定されるものではなく、他のあらゆる材料より成る基板を適宜用いることできる。例えば、基板30の材料としてCuを用いてもよい。Cuより成る基板は、ウエットエッチングにより容易に除去することが可能である。
また、上記実施形態では、誘電体膜14の材料としてBSTを用いる場合を例に説明したが、誘電体膜14の材料はBSTに限定されるものではなく、他のあらゆる誘電体膜を適宜用いることができる。例えば、Sr、Ba、Pb、Zr、Bi、Ta、Ti、Mg、及びNbの少なくともいずれかの元素を含む複合酸化物より成る誘電体膜を用いてもよい。
また、下部電極12や上部電極16の材料は、上記実施形態に限定されるものではなく、他のあらゆる材料を適宜用いることができる。例えば、下部電極12や上部電極16の材料として、Auの他、Cr、Cu、W、Ni、Pt、Pd、Ru、Ru酸化物、Ir、Ir酸化物、又はPt酸化物より成る膜を用いてもよい。
(付記1)
樹脂膜より成る支持基材と、
前記支持基材上に形成され、第1の電極と、前記第1の電極に対向する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成された誘電体膜とを有するキャパシタと、
前記支持基材上及び前記キャパシタ上に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第1の電極に接続された第1の貫通電極と、
前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第2の電極に接続された第2の貫通電極と
を有することを特徴とするインターポーザ。
(付記2) 付記1記載のインターポーザにおいて、
前記第1の貫通電極及び前記第2の貫通電極は、回路基板又は半導体素子に形成された複数の電極パッドにそれぞれ電気的に接続される
ことを特徴とするインターポーザ。
(付記3) 付記1記載のインターポーザにおいて、
前記支持基材上に形成されたインダクタを更に有する
ことを特徴とするインターポーザ。
(付記4) 付記3記載のインターポーザにおいて、
前記支持基材を貫き、前記インダクタに接続された第3の貫通電極を更に有する
ことを特徴とするインターポーザ。
(付記5) 付記1乃至4のいずれかに記載のインターポーザにおいて、
前記支持基材は、ポリイミド樹脂膜、エポキシ樹脂膜、ビスマレイミド・トリアジン樹脂膜、ポリテトラフルオロエチレン樹脂膜、ベンゾシクロブテン樹脂膜、アクリル樹脂膜、又は、ジアリルフタレート樹脂膜より成る
ことを特徴とするインターポーザ。
(付記6) 付記1乃至5のいずれかに記載のインターポーザにおいて、
前記誘電体膜は、Sr、Ba、Pb、Zr、Bi、Ta、Ti、Mg、及びNbの少なくともいずれかの元素を含む複合酸化物より成る
ことを特徴とするインターポーザ。
(付記7) 付記1乃至6のいずれかに記載のインターポーザにおいて、
前記キャパシタの前記第1の電極又は前記第2の電極は、Au、Cr、Cu、W、Ni、Pt、Pd、Ru、Ru酸化物、Ir、Ir酸化物、又はPt酸化物より成る
ことを特徴とするインターポーザ。
(付記8) 付記1乃至7のいずれかに記載のインターポーザにおいて、
前記第1の貫通電極上及び前記第2の貫通電極上にそれぞれ形成された半田バンプを更に有する
ことを特徴とするインターポーザ。
(付記9) 付記1乃至7のいずれかに記載のインターポーザにおいて、
前記第1の貫通電極及び前記第2の貫通電極の上面側又は下面側に形成されたAuより成る電極パッドを更に有する
ことを特徴とするインターポーザ。
(付記10)
回路基板と、前記回路基板上に実装されたインターポーザとを有する電子装置であって、
前記インターポーザは、樹脂膜より成る支持基材と;前記支持基材上に形成され、第1の電極と、前記第1の電極に対向する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成された誘電体膜とを有するキャパシタと;前記支持基材上及び前記キャパシタ上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第1の電極に接続された第1の貫通電極と;前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第2の電極に接続された第2の貫通電極とを有し、
前記第1の貫通電極及び前記第2の貫通電極は、前記回路基板に形成された複数の電極パッドにそれぞれ電気的に接続されている
ことを特徴とする電子装置。
(付記11)
付記10記載の電子装置において、
前記インターポーザ上に実装された半導体素子を更に有し、
前記第1の貫通電極及び前記第2の貫通電極は、前記半導体素子に形成された複数の電極パッドにそれぞれ電気的に接続されている
ことを特徴とする電子装置。
(付記12)
基板上に樹脂膜を形成する工程と、
前記樹脂膜上に、第1の電極と、前記第1の電極上に形成された誘電体膜と、前記誘電体膜上に形成された第2の電極とを有するキャパシタを形成する工程と、
前記樹脂膜上及び前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜及び前記樹脂膜に、前記第1の電極を露出し、前記樹脂膜の下面に達する第1の開口部と、前記第2の電極を露出し、前記樹脂膜の下面に達する第2の開口部とを形成する工程と、
前記第1の開口部内に、前記第1の電極に接続された第1の貫通電極を埋め込むとともに、前記第2の開口部内に、前記第2の電極に接続された第2の貫通電極を埋め込む工程と、
前記基板を除去する工程と
を有することを特徴とするインターポーザの製造方法。
本発明の第1実施形態によるインターポーザを示す断面図である。 本発明の第1実施形態によるインターポーザの製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第1実施形態によるインターポーザの製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第1実施形態によるインターポーザの製造方法を示す工程断面図(その3)である。 本発明の第1実施形態によるインターポーザの製造方法を示す工程断面図(その4)である。 本発明の第1実施形態の変形例によるインターポーザを示す断面図である。 本発明の第1実施形態の変形例によるインターポーザの製造方法を示す工程断面図である。 本発明の第2実施形態によるインターポーザを示す断面図である。 本発明の第3実施形態によるインターポーザを示す断面図である。 本発明の第4実施形態による電子装置を示す断面図である。 本発明の第4実施形態の変形例による電子装置を示す断面図である。
符号の説明
8、8a〜8c…インターポーザ
10…支持基材、樹脂膜
12…下部電極
14…誘電体膜
16…上部電極
18…キャパシタ
19…スパイラルインダクタ
20…保護膜
22a〜22d…開口部、貫通孔
24a〜24d…貫通電極
25…電極パッド
26…半田バンプ
28…電極パッド
30…シリコン基板
32…密着層
34…Cu膜
36…回路基板
38、38a…回路基板
40…電極パッド
42…電極パッド
44…半田バンプ
46…半田バンプ
48…半導体集積回路素子
50…半田バンプ
54…凹部

Claims (5)

  1. 樹脂膜より成る支持基材と、
    前記支持基材上に形成され、第1の電極と、前記第1の電極に対向する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成された誘電体膜とを有するキャパシタと、
    前記支持基材上及び前記キャパシタ上に形成された絶縁膜と、
    前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第1の電極に接続された第1の貫通電極と、
    前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第2の電極に接続された第2の貫通電極と
    を有することを特徴とするインターポーザ。
  2. 請求項1記載のインターポーザにおいて、
    前記支持基材上に形成されたインダクタを更に有する
    ことを特徴とするインターポーザ。
  3. 請求項1又は2記載のインターポーザにおいて、
    前記支持基材は、ポリイミド樹脂膜、エポキシ樹脂膜、ビスマレイミド・トリアジン樹脂膜、ポリテトラフルオロエチレン樹脂膜、ベンゾシクロブテン樹脂膜、アクリル樹脂膜、又は、ジアリルフタレート樹脂膜より成る
    ことを特徴とするインターポーザ。
  4. 回路基板と、前記回路基板上に実装されたインターポーザとを有する電子装置であって、
    前記インターポーザは、樹脂膜より成る支持基材と;前記支持基材上に形成され、第1の電極と、前記第1の電極に対向する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成された誘電体膜とを有するキャパシタと;前記支持基材上及び前記キャパシタ上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第1の電極に接続された第1の貫通電極と;前記絶縁膜及び前記支持基材を貫き、前記キャパシタの前記第2の電極に接続された第2の貫通電極とを有し、
    前記第1の貫通電極及び前記第2の貫通電極は、前記回路基板に形成された複数の電極パッドにそれぞれ電気的に接続されている
    ことを特徴とする電子装置。
  5. 基板上に樹脂膜を形成する工程と、
    前記樹脂膜上に、第1の電極と、前記第1の電極上に形成された誘電体膜と、前記誘電体膜上に形成された第2の電極とを有するキャパシタを形成する工程と、
    前記樹脂膜上及び前記キャパシタ上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜及び前記樹脂膜に、前記第1の電極を露出し、前記樹脂膜の下面に達する第1の開口部と、前記第2の電極を露出し、前記樹脂膜の下面に達する第2の開口部とを形成する工程と、
    前記第1の開口部内に、前記第1の電極に接続された第1の貫通電極を埋め込むとともに、前記第2の開口部内に、前記第2の電極に接続された第2の貫通電極を埋め込む工程と、
    前記基板を除去する工程と
    を有することを特徴とするインターポーザの製造方法。
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