JP2005123172A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】放電特性が良好かつ安定で、画像の表示特性が優れたプラズマディスプレイパネルを実現することを目的とする。
【解決手段】基板(前面ガラス基板2)上に形成した走査電極3および維持電極4を覆うように誘電体層5を形成し、この誘電体層5上に保護層6を形成したプラズマディスプレイパネルにおいて、この保護層6が、MgOと、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示デバイスとして用いられているプラズマディスプレイパネルに関するものである。
近年、ハイビジョンをはじめとする高品位で大画面のテレビに対する期待が高まっている中、CRT、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)等の各種ディスプレイデバイスの開発が進められている。
ここで、PDPは、いわゆる3原色(赤、緑、青)を加法混色することにより、フルカラー表示を行うものであり、3原色の各色である、赤(R)、緑(G)、青(B)を発光する蛍光体層を備えており、PDPの放電セル内において発生する放電により生じる紫外線により励起することで、各色の可視光を発生させ、画像表示を行う。
一般に交流型のPDPでは、主放電のための電極を誘電体層で被覆し、メモリー駆動を行うことにより、駆動電圧を低下させている。ところが、放電で生じるイオン衝撃によって誘電体層が変質すると、駆動電圧が上昇してしまうという問題が生じる場合がある。そのため、誘電体層を保護する保護層を誘電体層の表面に形成するということが行われている。一般にこの保護層には酸化マグネシウム(MgO)をはじめとする、耐スパッタ性が高い物質が用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
内池平樹、御子柴茂生共著、「プラズマディスプレイのすべて」、(株)工業調査会 1997年5月1日 刊、p79−p80
以上のような構成のPDPにおいては、保護層であるMgOにおいて以下のような課題がある。
すなわち、MgOは一般に+の帯電性を有し、Mgの原子価は+2価で、イオン性が強く2次電子放出係数(γ系数)が大きいことから、PDPの放電電圧を低下させることが可能となるが、その反面、γ係数の大きいMgOには、結晶欠陥、特に酸素欠陥が多く存在し、その欠陥にHOや、CO、あるいは炭化水素ガスが吸着してしまうことにより、初期電子の放出が減少し、放電が不安定になったり、放電電圧が上昇したり、PDPの温度による特性の変化が大きくなってしまうなどの課題が発生する場合があることが報告されている(例えば、プラズマディスプレイ、共立出版、pp48〜49や、真空 Vol.43、No.10、2000.pp973など)。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、放電特性が良好かつ安定で、画像の表示特性が優れたプラズマディスプレイパネルを実現することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、基板上に形成した走査電極および維持電極を覆うように誘電体層を形成し、この誘電体層上に保護層を形成したプラズマディスプレイパネルにおいて、保護層が、MgOと、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とを含むことを特徴とするものである。
すなわち、従来の純粋なMgOは、2族の酸化物であるため、イオン性が強く、酸素欠陥が多いため、+に帯電しやすかった(例えば、J.Electrochem. Soc.:SOLID−STATE SCINCE AND TECHNOLOGY April、1986 pp841−847)。
そのため、水や炭酸ガスを吸着し易く、真空チャンバー内でMgOを製膜した直後は、水や炭酸ガス、炭化水素ガスの吸着はほとんど起こらないが、真空チャンバーから出して次の工程に進む時あるいは、パネルを封着する時やその後のエージング工程で、上記の不純ガスを吸着してしまう。
すなわちMgO結晶中には、酸素欠陥が存在し、その欠陥を介して空気との界面にあるMg元素は空気中の水酸基(OH)基やCH基と結合して安定化するためである。
本発明は、このMgOがOH基やCH基と結合しにくくするために、C、Si、Ge、Snの中の一種以上をMgOに添加することによって、MgOの性質である強い+帯電性を改善して(+帯電性を弱めて)MgOにHOやCHが吸着するのを低減させる。
さらにこのC、Si、Ge、Snのみでは、電子放出能力が低下してしまうので、4属〜7属の元素をさらに追加することで価電子帯と伝導体との間に不純物準位を形成し、電子放出能力の低下を補償させ、従来のPDPと同様の放電特性を得ることができる。
本発明のプラズマディスプレイパネルは、放電特性を良好かつ安定なものとすることができ、その結果、画像の表示特性を優れたものとすることができる。
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、基板上に形成した走査電極および維持電極を覆うように誘電体層を形成し、この誘電体層上に保護層を形成したプラズマディスプレイパネルにおいて、保護層が、MgOと、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とを含むことを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素の濃度がそれぞれ20重量ppm〜8000重量ppmであり、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素の濃度がそれぞれ10重量ppm〜10000重量ppmであることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素が、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fの中から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施の形態のプラズマディスプレイパネル(PDP)について、図面を参照しながら説明する。
図1は、交流面放電型のプラズマディスプレイパネル(PDP)101の概略構成を示す部分断面斜視図である。図2はPDP101の断面図である。
前面パネル1では、1対のストライプ状の走査電極3とストライプ状の維持電極4とは1つの表示電極を形成する。複数対の走査電極3と維持電極4、すなわち複数の表示電極が前面ガラス基板2の表面2A上に配設される。走査電極3と維持電極4との上を覆う誘電体層5が形成され、誘電体層5上を覆う保護層6が形成されている。
背面パネル7では、ストライプ状のアドレス電極9が、走査電極3および維持電極4に対して直角に背面ガラス基板8の表面8A上に配されている。アドレス電極9を覆う電極保護層10はアドレス電極9を保護し、可視光を前面パネル1の方向に反射する。電極保護層10上には、アドレス電極9と同じ方向に伸延し、アドレス電極9を挟むようにして隔壁11が設けられ、隔壁11間には蛍光体層12が設けられている。
前面ガラス基板2と背面ガラス基板8とは、間に放電空間13を形成するように対向して配置されている。放電空間13には、放電ガスとして、例えば希ガスであるネオン(Ne)およびキセノン(Xe)の混合ガスが66500Pa(500Torr)程度の圧力で封入されており、隔壁11によって仕切られた、アドレス電極9と走査電極3および維持電極4の交差する部分が単位発光領域である放電セル14として動作する。
PDP101では、アドレス電極9、走査電極3および維持電極4に駆動電圧を印加することにより放電セル14において放電を発生させ、この放電によって生じる紫外線が蛍光体層12に照射され可視光に変換されることにより画像が表示される。
図3は、PDP101とPDP101を駆動する駆動回路とを備えた画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。PDP101のアドレス電極9にはアドレス電極駆動部21が接続され、走査電極3には走査電極駆動部22が接続され、そして、維持電極4には維持電極駆動部23が接続されている。
交流面放電型のPDP101を用いた画像表示装置を駆動するために、一般に、1フレームの映像を複数のサブフィールドに分割することによってPDP101に階調を表現させる。この方式では放電セル14中の放電を制御するために1つのサブフィールドがさらに4つの期間に分割される。図4に、1サブフィールド中の駆動波形のタイムチャートの一例を示す。
図4は図3に示す画像表示装置の駆動波形を示すタイムチャートであり、1つのサブフィールドで電極3、4、9に印加される電圧の波形を示す。セットアップ期間31では放電を生じやすくするために、走査電極3に初期化パルス51を印加してPDP101の全放電セル14内に壁電荷を蓄積させる。アドレス期間32では、点灯させる放電セル14に対応するアドレス電極9と走査電極にデータパルス52と走査パルス53をそれぞれ印加し、点灯させる放電セル14で放電を発生させる。サステイン期間33では、全ての走査電極3と維持電極4とに維持パルス54、55をそれぞれ印加して、アドレス期間32で放電が発生した放電セル14を点灯させ、その点灯を維持させる。イレース期間34では、維持電極4に消去パルス56を印加して、放電セル14内に蓄積した壁電荷を消去して放電セル14の点灯を停止させる。
セットアップ期間31で、走査電極3がアドレス電極9および維持電極4の双方に対して高電位となるように走査電極3に初期化パルス51を印加することにより放電セル14で放電を発生させる。放電によって発生した電荷はアドレス電極9、走査電極3および維持電極4間の電位差を打ち消すように放電セル14の壁面に蓄積される。その結果、走査電極3付近の保護層6の表面には負の電荷が壁電荷として蓄積され、アドレス電極9付近の蛍光体層12の表面、および維持電極4付近の保護層6の表面には、正の電荷が壁電荷として蓄積される。これらの壁電荷により走査電極3とアドレス電極9との間、および走査電極3と維持電極4との間には所定の壁電位が生じる。
アドレス期間32では、走査電極3が維持電極4に対して低電位となるように走査電極3に順番に走査パルス53を印加するとともに、点灯させる放電セル14に対応するアドレス電極9にデータパルス52を印加する。このとき、アドレス電極9が走査電極3に対して高電位となるようにする。即ち、走査電極3とアドレス電極9との間に壁電位と同方向に電圧を印加すると共に、走査電極3と維持電極4との間にも壁電位と同方向に電圧を印加することにより、放電セル14に書き込み放電を生じさせる。その結果、蛍光体層12の表面および維持電極4付近の保護層6の表面には負の電荷が壁電荷として蓄積され、走査電極3付近の保護層6の表面には正の電荷が壁電荷として蓄積される。これにより維持電極4と走査電極3との間には、所定の値の壁電位が生じる。
走査電極3とアドレス電極9とに走査パルス53とデータパルス52とをそれぞれ印加してから放電遅れ時間だけ書き込み放電が生じるのが遅れる。放電遅れ時間が長くなると、走査電極3とアドレス電極9とにそれぞれ走査パルス53とデータパルス52とを印加している時間(アドレス時間)に書き込み放電が起こらない場合がある。書き込み放電の起こらなかった放電セル14では、走査電極3と維持電極4に維持パルス54、55を印加しても放電が起こらずに蛍光体12が発光せず、画像表示に悪影響を与える。PDP101が高精細になると走査電極3に割り当てられるアドレス時間が短くなるので、書き込み放電の起こらない確率が高くなる。また、放電ガス中のXeの分圧を5%以上と高くすると、書き込み放電の起こらない確率は高まる。また、隔壁11を図1に示すストライプ構造ではなく、放電セル14の周囲を囲む井桁構造とすることで内部の不純物ガスの残存が多くなる場合にも、書き込み放電の起こらない確率は高まる。
また、サステイン期間33において、まず走査電極3が維持電極4に対して高電位となるように走査電極3に維持パルス54を印加する。即ち、維持電極4と走査電極3との間に壁電位と同方向に電圧を印加することにより、維持放電を生じさせる。その結果、放電セル14の点灯を開始できる。維持電極4と走査電極3との極性が交互に入れ替わるように維持パルス54、55を印加することで、放電セル14内で断続的にパルス発光させることができる。
イレース期間34では、幅の狭い消去パルス56を維持電極4に印加することで不完全な放電を発生させ、これにより壁電荷を消滅させる。
実施の形態のPDP101における保護層6について説明する。
保護層6は、MgOと、C、Si、Ge、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とを含む蒸発源を、例えば酸素雰囲気中でピアス式電子ビームガンを加熱源として加熱して誘電体層5上に蒸着させて形成できる。ただし、フッ素等の気体元素は、MgFのようにフッ化物の固体として蒸発源に入れる。こうして形成された保護層6は、MgOと、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とを含んでいる。
PDP101は以上述べたような保護層6を備えており、以下の理由により保護層6により、アドレス期間32での放電遅れ時間が短縮され、書き込み放電が発生しないというミスが抑制される。
真空蒸着法(EB法)によって形成したMgOにより従来の保護層は99.99%程度の高純度のMgOを含み、電気陰性度は低くイオン性は大きい。よって、その表面のMgイオンは不安定な(エネルギーの高い)状態にあり、水酸基(OH基)を吸着することで安定化した状態となっている(例えば、色材、69(9)、1996、pp623−631参照)。カソードルミネッセンス測定によると、多くの酸素欠陥によるカソードルミネッセンスのピークが現れており、従来の保護層は欠陥が多く、これらの欠陥はHOやCOあるいは炭化水素(CH)当の不純物ガスを吸着する(例えば、電気学会放電研究会資料、EP−98−202、1988、pp21参照)。
これらの欠陥や吸着を減らすためには、MgOの強いイオン性を低減することが有効である。イオン性の低い(共有結合性の強い)元素、例えばC、Si、Ge、Snの少なくとも一つをMgOに添加することでイオン性を低減させる。MgOの中でイオン性の強い複数のMg−O結合の一部に異なる共有結合性のX―O結合(XはC、Si、Ge、Snのうちの少なくとも1つの元素)が入ることでMgOの欠陥が制御される、つまりMgOのガス吸着に関係している浅い欠陥が少なくなる。その結果、保護層6はHOやCO、CHの吸着が低減される。
C、Si、Ge、Snの少なくとも一つの元素の添加でMgOの欠陥は減少するが、+帯電性が減少するのでMgOからの2次電子の放出量も減少する。これは、保護層6の表面の+帯電量の減少により、−帯電を有する電子を引き抜く能力が減少することに起因する。
2次電子の放出量の減少を補償するために、4〜7属の元素の中の少なくとも一つの元素をさらに保護層6のMgOに添加することで、荷電子帯と伝導帯との間に不純物準位を形成し、2次電子の放出能力を向上させる。
上述の理由により、保護層6のMgOにC、Si、Ge、Snの少なくとも一つの元素、および、4〜7属の元素の中の少なくとも一つの元素を添加することで、MgOに吸着される不純物ガスの量を減らし、しかも2次電子の放出量を増加させることができる。保護層6のMgOへのガス吸着が抑制されるので、PDP101の内部に入る不純物ガスは減少する。したがって、不純物ガスによる蛍光体層12の酸化、還元が抑制され、蛍光体層12の劣化に起因する輝度低下が抑制される。
保護層6の形成の際には、電子ビーム電流の量、酸素分圧、基板2の温度等の条件は保護層6の組成には大きく影響しないので任意に設定できる。例えば、真空度が5.0×10−4Pa以下、基板2の温度が200℃以上、蒸着圧力が3.0×10−2〜8.0×10−2Paに設定する。
保護層6の形成方法も上述の蒸着に限らず、スパッタ法、イオンプレーティング法でもよい。スパッタ法では、C、Si、Ge、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とを含むMgO粉末を空気中で焼結させて形成したターゲットを用いてもよい。イオンプレーティング法では、蒸着法における上記の蒸発源を用いることができる。
MgOと、C、Si、Ge、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とは予め材料の段階で混合する必要はない。これらの元素による個別のターゲットや蒸発源を準備し、材料が蒸発した状態で混合されて保護層6を形成してもよい。
保護層6の、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素の濃度はそれぞれ20重量ppm〜8000重量ppmであり、そして周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素の濃度はそれぞれ10重量ppm〜10000重量ppmであることが好ましい。ここで、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素としては、例えば、Ti(チタン)、Zr(ジルコニウム)、Hf(ハーフニウム)、V(バナジウム)、Nb(ニオブ)、Ta(タンタル)、Cr(クロム)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)、Mn(マンガン)、Re(レニウム)、F(フッ素)の中から選ばれる少なくとも一つである。
次に、実施の形態によるPDP101の製造方法について以下に述べる。まず、前面パネル1の製造方法を説明する。
前面ガラス基板2上に走査電極3と維持電極4を形成し、走査電極3と維持電極4の上を鉛系の誘電体層5で覆う。誘電体層5の表面に、MgOと、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とを含む保護層6を形成することによって前面パネル1を作製する。
実施の形態によるPDP101では、走査電極3、維持電極4は、例えば透明導電膜と透明導電膜上に形成されているバス電極である銀電極よりなる。透明導電膜をフォトリソグラフィー法で電極のストライプ形状に形成後、その上にフォトリソグラフィー法によって銀電極を形成してこれらを焼成する。
鉛系の誘電体層5の組成は、例えば、酸化鉛(PbO)75重量%、酸化硼素(B)15重量%、酸化硅素(SiO)10重量%であり、誘電体層5は、例えばスクリーン印刷法と焼成によって形成する。
保護層6は、真空蒸着法、スパッタリング法、あるいは、イオンプレーティング法を用いて形成する。
保護層6をスパッタリング法で形成する場合、MgOに、それぞれ20重量ppm〜8000重量ppmのC、Si、Ge、Snの内の少なくとも1つとそれぞれ10重量ppm〜10000重量ppmの4〜7属の元素のうちの少なくとも1つとを添加したターゲットを用いて、スパッタガスであるArガスと反応ガスである酸素ガス(Oガス)とを用いて保護層6を作成する。スパッタを行う際に、所定の温度(200℃〜400℃)に前面ガラス基板2を加熱するとともに、Arガス、必要に応じてOガスをスパッタ装置に導入しながら排気装置を用いて圧力を0.1Pa〜10Paに減圧して保護層6を形成できる。また、添加を促進するために、スパッタを行うと同時にバイアス電源で−100V〜150Vの電位を前面ガラス基板2に印加しながらターゲットをスパッタして保護層6を形成すると特性はさらに向上する。なお、MgO中への添加物の量はターゲットに入れる添加物の量とスパッタ用の放電を発生させる際の高周波電力でコントロールする。
保護層6を真空蒸着法にて形成する場合は、前面ガラス基板2を200℃〜400℃に加熱し、排気装置を用いて蒸着室内を3×10−4Paに減圧し、MgOや添加する元素、すなわちC、Si、Ge、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とを蒸発させるための電子ビームやホローカソードの蒸発源を必要に応じた数だけ設置し、酸素ガス(Oガス)を反応ガスとして使用してこれらの材料を誘電体層6上に蒸着させる。実施の形態においては、誘電体層5上にOガスを蒸着装置に導入しながら、排気装置を用いて蒸着室内の圧力を0.01Pa〜1.0Paに減圧し、電子ビームやホローカソード蒸発源でそれぞれ20重量ppm〜8000重量ppmのC、Si、Ge、Snの内のいずれか一種以上と、それぞれ10重量ppm〜10000重量ppmの4属〜7属の添加物が添加されたMgOを蒸発させて保護層6を形成する。
次に背面パネル7の製造方法を説明する。
背面ガラス基板8上に、銀ベースのペーストをスクリーン印刷し、その後焼成してアドレス電極9を形成する。アドレス電極9上に、前面パネル1と同様に、スクリーン印刷法と焼成によって電極を保護する鉛系の誘電体層18を形成する。そして、ガラス製の隔壁11を所定のピッチで配置して固着する。そして、隔壁11に挟まれた各空間内に、赤色蛍光体、緑色蛍光体、青色蛍光体の中の1つを配設することで蛍光体層12を形成する。なお、1つの放電セル14を囲むように隔壁を井桁構造とする場合には、図1に示す隔壁11と直角に別の隔壁を形成する。
各色の蛍光体としては、一般的にPDPに用いられている蛍光体を用いることができ、例えば下記のような組成である。
赤色蛍光体:(YGd1−x)BO:Eu
緑色蛍光体:ZnSiO:Mn、(Y、Gd)BO:Tb
青色蛍光体:BaMgAl1017:Eu
次に、以上のようにして作製した前面パネル1と背面パネル7とを封着用ガラスを用いて走査電極3および維持電極4とアドレス電極9とが直角になるように対向させた状態で貼り合わせて封着する。その後、隔壁11で仕切られた放電空間13内を高真空(例えば、3×10−4Pa程度)に排気(排気ベーキング)した後、放電空間13内に所定の組成の放電ガスを所定の圧力で封入することによってPDP101を作製する。
ここで、PDP101が40インチクラスのハイビジョンテレビに用いるものの場合は、放電セル14のサイズおよびピッチが小さくなるため、輝度向上のためには隔壁としては井桁構造の隔壁が好ましい。
また、封入する放電ガスの組成は、従来から用いられているNe−Xe系で良いが、Xe分圧を5%以上に設定するとともに、封入圧力を450〜760Torrの範囲に設定することで、放電セルの発光輝度の向上を図ることができ、好ましい。
実施の形態によるPDPの性能を評価するために、上記方法で作製したPDPの試料を準備し評価した。
作製した試料の保護層の組成と放電ガスの組成を図5〜図7に示す。図5〜図7はMgOの保護層に添加する添加元素とその添加量を示しており、添加量の「ppm」は「重量ppm」のことを表している。ここでの添加量は、保護層を形成するときに用いる材料(例えば保護層をスパッタリング法で形成する場合はターゲット)への各元素の添加量を表している。添加元素を含む材料を用いて形成した保護層には、その材料中の添加元素の添加量とほぼ同量の添加元素が含まれている。また、放電ガスはNeとXeの混合ガスを用い、図5〜図7には放電ガスのXeの分圧比を示している。試料では、42インチのハイビジョンテレビ用の表示スペックに合わせて、隔壁の高さは0.12mm、隔壁の間隔すなわち放電セルのピッチは0.15mmに設定した。隔壁は放電セルの周囲を囲む井桁構造を有し、走査電極3と維持電極4との間の距離dは0.06mmに設定した。
誘電体層5は、65重量%の酸化鉛(PbO)と25重量%の酸化硼素(B)と10重量%の酸化硅素(SiO)と有機バインダー(α−ターピネオールに10%のエチルセルローズを溶解したもの)とを混合してなる組成物を、スクリーン印刷法で塗布した後、520℃で10分間焼成することによって形成し、その膜厚は30μmに設定した。
試料No.1〜8の試料では、MgOと、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とにより実施の形態によるスパッタ法にて保護層6を作製した。保護層は、厚さが0.9μmで、C、Si、Ge、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素をそれぞれ20重量ppm〜8000重量ppm含み、4属〜7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素をそれぞれ10重量ppm〜10000重量ppm含む。
試料No.9〜36の試料では、MgOと、C、Si、Ge、Snの中から最大2種類の組合せと、4属〜7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素とにより真空蒸着法で保護層を作製した。
試料No.37〜40は比較例である。試料No.37〜39の試料の保護層はMgOにSi、Ge、Cのみをそれぞれ添加したものであり、試料No.40の試料の保護層はMgOのみで作製した。
試料No.1〜40のPDPの試料について、保護層に吸着した不純物ガスの量を測定した。すなわち、封着、排気ベーキングを行ったPDPを切断し、保護層が成膜された前面パネルを高真空中で加熱昇温させ、昇温中に脱離してくるガスのうちHO、CO、Cの両を四重極質量分析装置で測定した。図5〜図7では、Siを500重量ppm添加したMgOにより保護層を有するNo.37の試料のガスの量を1とし、各試料のガスの量をNo.37の試料のガスの量に対する比として示す。
また、作製した試料No.1〜40のPDPの試料に画像を表示させ、目視で放電遅れ時間によるちらつきや色むらがあるか否かにより画質を評価し、その評価結果も図5〜図7に示す。
さらに、試料No.1〜40の試料につき輝度の劣化率を以下のように測定した。試料を電圧180V、周波数150kHzで駆動して画面全面に白を表示させ、画面の初期輝度を測定し、次に、試料を電圧180V、周波数200kHzで1000時間点灯(維持放電)した後の画面の輝度を測定した、その輝度の初期輝度に対する比を図5〜図7に示す。
試料No.1〜No.36の試料は画面のちらつきや色ずれがなく、1000時間点灯後の輝度の変化が試料No.37〜40の比較例よりも少ない。
No.1〜36の試料では、Xeの分圧が10%以上になっても画面のちらつきや色むらがなく、電圧180V、周波数150kHzで1000時間駆動後の輝度劣化が少ない。これは、MgOを主成分とする保護層が、Si、Ge、C、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素とを含有することによるHO、CO、炭化水素等の不純物ガスの吸着量低減の効果と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素による2次電子放出量の増大の効果との相乗作用によるものと考えられる。
保護層のMgOは、本来、強い+電荷に帯電するので酸素欠陥が多い。そこでMgOに、Mgより電気陰性度が大きい元素であるC、Si、Ge、Snを添加することで、その強い+電荷を低減することで酸素欠陥がなくなり、HOやCH等の不純物ガスが吸着しなくなる。C、Si、Ge、Snのうちの少なくも1つの添加は2次電子の放出量を減少させる。そこで4属〜7属の元素を添加することにより2次電子の放出量の増大を図ることができる。好ましくは、C、Si、Ge、Snの中から選ばれる少なくとも一つの元素の添加量はそれぞれ0.002%〜0.8%(20重量ppm〜8000重量ppm)で、0.002%より少ないとHO、CO、あるいは炭化水素ガス等の不純物ガスの吸着を低減する効果がなくなり、0.8%より大きくなると保護層6の誘電体層5に対する付着力が少なくなったり、保護層6が着色したりするため好ましくない。また、好ましくは4属〜7属の元素の中から選ばれる少なくとも一つの元素の添加量はそれぞれ0.001%〜1%(10重量ppm〜10000重量ppm)であり、0.001%より少ないと電子放出を増大する効果が少なく、1%より大きくなると保護層6が着色するので好ましくない。
以上のように本発明のプラズマディスプレイパネルは、放電特性が良好かつ安定で、画像の表示特性が優れたプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
本発明の実施の形態によるプラズマディスプレイパネル(PDP)の部分断面斜視図 実施の形態によるPDPの断面図 実施の形態によるPDPを用いた画像表示装置のブロック図 図3に示す画像表示装置の駆動波形を示すタイムチャート 実施の形態によるPDPの評価結果を示す図 実施の形態によるPDPの評価結果を示す図 実施の形態によるPDPの評価結果を示す図
符号の説明
1 前面パネル
2 前面ガラス基板
3 走査電極
4 維持電極
5 誘電体層
6 保護層
7 背面パネル
8 背面ガラス基板
9 アドレス電極
10 電極保護層
11 隔壁
12 蛍光体層
13 放電空間
14 放電セル

Claims (3)

  1. 間に放電空間を形成するように対向配置した第1の基板および第2の基板と、
    前記第1の基板上に設けられた走査電極および維持電極と、
    前記走査電極および前記維持電極を覆う誘電体層と、
    前記誘電体層上に設けられた、MgOと、Si、Ge、C、Snのうちの少なくとも一つの元素と、周期表の4属、5属、6属、7属の元素のうちの少なくとも一つの元素とを含む保護層と、を備えたプラズマディスプレイパネル。
  2. Si、Ge、C、Snのうちの少なくとも一つの元素の濃度がそれぞれ20重量ppm〜8000重量ppmであり、周期表の4属、5属、6属、7属の元素のうちの少なくとも一つの元素の濃度がそれぞれ10重量ppm〜10000重量ppmである、請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 周期表の4属、5属、6属、7属の元素のうちの少なくとも一つの元素は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Re、Fのうちの少なくとも一つである、請求項1または2記載のプラズマディスプレイパネル。
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