JP2005120550A - 無縫製パンツ及びその編成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】股部付近に十分なゆとりを持ち、着用者に窮屈感を生じさせず、股下部の下端開口部のフィット性がよく、体裁のよい着用状態を得る無縫製パンツを提供する。
【解決手段】両側の股下部3,3を間隔を保有して筒状に編成し、両股下部3,3の内側端部における股部中央に至る所要コース範囲を股部中央2a向かって増やし目により略斜状に拡張編成するとともに、股部中央2aで両股下部3,3の拡張部5,5の端部同士を繋ぎ、胴部1においては、股部中央2aから胴部1の所要コース範囲で、両側拡張部5,5の編目を徐々に減らながら、この減らし目に応じて両側編地部分の編目をそれぞれ内方へ移し替えながら筒状に編成し、前記拡張部5,5を徐々に縮小、終端せしめる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、両側の股下部および胴部をそれぞれ筒状に編成して一体に構成してなる無縫製パンツ及びその編成方法に関するものである。
ニット製パンツにおいて、前後身頃を別々に編成しておいて、これを重ね合わせて外側端と、股下部の内側端を縫製により筒状に仕上げたものでは、縫製部の存在のためにニット特有の伸縮性が得られず、縫製部の縫いゴロが当たり、着心地が悪いと言った問題があることから、近年、前後一対のニードルベッドを備える横編機を用い、両ニードルベッドによる周回編成により、パンツの下腹部および臀部を覆う胴部や、該胴部に股部で分岐して連続する股下部を筒状に一体に編成してなる無縫製パンツが出現している。
また、かかる無縫製パンツにおいて、着用状態での座着時や歩行時の股部付近の窮屈感をなくすために、股部や股下部の内側にゆとりを持たせるマチ部分を一体に編成したものも出現している。
例えば、下記の特許文献1には、股部および股下部の内側に、増やし目の手法により割増部を一体に編成するようにした無縫製パンツが提案されている。
この特許文献1の場合、図5(a)に示すように、胴部101から股下部103,103に向かって編成するもので(同図矢印)、その編成過程において、両側の股下部103,103の編成工程に移る直前に、前後の身頃共に、左右に編目を移し替えながら中央部において編目を次第に増やして編成し、股部102の上に略三角状の割増部105を形成し、さらに股部102から股下部103の内側に沿って股下部53の下端開口部まで連続する割増部105aを形成している。そして股部102の上の前後の略三角状の割増部105は、その下端において所要数の編目が同じコース位置で伏せ編によって閉じられており、このため、股部102が幅方向に複数の編目(例えば5つ)の列に渡る直線状をなしている。これを、股部中央部の展開した下面視でみると、図5(b)のようになる。図中の107は伏せ編による閉合部を示し、図中の破線の111は編地部分の編目列、同図中の実線の151は割増部105及び105aの編目列を示す。
この無縫製パンツは、股部102および股下部103にゆとりがあるものの、前後の略三角状の割増部105の下端が複数の編目により伏し目で閉じられて幅方向に直線状をなしているために、股部102においては幅方向の伸縮性が失われ、着座時や歩行時に窮屈感が残るばかりか、股下部内側と股部との連続部分の急激な屈曲変化が着用者に違和感を与えることにもなる。また、股下部103においては、前記割増部105に連続する割増部105aが下端開口部まで連続しているために、該股下部103に通される太股の臀部に近い側ではゆとりを持たせることができる反面、下端開口部の近傍では太股がやや細くなることもあって緩みが生じ、フィット性が損なわれることになる。
なお、図6(a)(b)のように、股部102を幅方向の直線状の閉合部を作らないように、横編機のニードルベッド上において両側の股下部103を中央部で隣接させて編成したものにおいて、前記同様の割増部105及び105aを設けた無縫製パンツも出現している。このパンツの場合、股部102において幅方向の伸縮性を保有できるものの、両側の股下部103,103が前記股部中央102aでのみ繋がれて分岐して連続しているために、前記のように股下部103,103の内側にゆとりを持たせるための割増部105及び105aを形成していても、着用時に両側に引っ張られるようになり、着用感が悪く、しかも股下部103の下端開口部では、前記割増部105aが該開口部まで連続しているためにフィット性が損なわれる。
特開2002−294501号公報
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、股部付近に十分なゆとりを持ち、着用者に窮屈感を生じさせず、しかも股下部の下端開口部の近傍のフィット性がよくて、体裁のよい着用状態を得ることができる無縫製パンツ及びその編成方法を提供するものである。
上記の課題を解決する本発明は、両側の股下部および胴部をそれぞれ筒状に編成して一体に構成してなる無縫製パンツであって、前記両側の股下部は、所要の間隔を存してそれぞれ筒状に編成され、該両股下部の内側端部における股部中央に至る所要コース範囲において股部中央に向かって徐々に編目を増やす増やし目により略斜状に拡張編成されるとともに、股部中央において前記両股下部の拡張部の端部同士が繋がれており、また、前記胴部においては、前記股部中央から胴部の所要コース範囲において、胴部中央で前記両側拡張部の編目を徐々に減らし、かつこの減らし目に応じて両側編地部分の編目をそれぞれ内方へ移して筒状に編成され、前記拡張部が徐々に縮小、終端せしめられてなることを特徴とする。
前記両側の拡張部は、股部中央部の展開した下面視において、前後部それぞれの拡張部の編目列が両股下部の内側における前後部の連接部分から胴部における前後部中央に向かって斜めに連続形成されることにより、前記股部中央を中心としてこれを囲む略ひし形状をなしているものである。
前記の構成による本発明の無縫製パンツによれば、間隔をおいて編成された両股下部の内側端部において股部中央に向かって徐々に拡張され、かつ股部中央から胴部の所要コース範囲において徐々に縮小され終端する拡張部を設けたことにより、股部付近において十分なゆとりが生じる。特に、前記拡張部が股下部から股部中央に向かって略斜状に徐々に拡張編成されて、股部中央でのみ繋がれることになるので、股部での幅方向の伸縮性が損なわれることがない上、股部形状が着用者に違和感を与えることもなく、臀部あるいは股部に近くなるほど太くなる太股部分の体型に合い易くなる。しかも、股下部の下端開口部の近傍では、充分かつ良好なフィット性を確保できる。
また、本発明は、前記の無縫製パンツの編成方法として、前後一対のニードルベッドを有する横編機により、前後のニードルベッドに編糸を周回状に給糸して筒状に編成する周回編成を基本にして、両側の股下部の側から胴部に渡って連続して編成してなるものにおいて、両側の股下部は、その下端開口部の側から所要の間隔を存してそれぞれ筒状に周回編成し、該両股下部の内側端部における股部中央に至る所要コース範囲においては股部中央に向かって編目を徐々に増やしながら略斜状に拡張編成するとともに、股部中央において両股下部の前記拡張部の端部同士を繋ぎ合せ、次に、前記股部中央から胴部の所要コース範囲においては、胴部中央で前記両側拡張部の編目を徐々に減らしながら、この減らし目に応じて両側編地部分の編目をそれぞれ内方に移し替えるようにして周回編成し、前記拡張部を徐々に縮小、終端させることを特徴とする。
前記の編成方法において、前後一対のニードルベッドにおける編幅方向の中央部に所要針数の間隔をおいて両股下部に相当するニードル部分に、それぞれ編糸を周回状に給糸して前記両股下部を筒状に編成するとともに、その内側端部における所要コース範囲を増やし目により徐々に拡張編成し、両側拡張部の端部同士を股部中央で会わせて繋ぎ合わせた後、一方の編糸により前記拡張部を減らし目により徐々に縮小し終端させながら、胴部を筒状に編成するものとする。
上記したように、本発明の無縫製パンツおよびその製造方法によれば、股部の付近において、股下部の内側から中央に向かって斜めに拡張されかつ股部中央から胴部の所要コース範囲に渡って斜めに減少する拡張部、つまりは下面視において股部中央を中心にしてこれを囲む略ひし形状の拡張部を設けたことにより、股部付近に十分なゆとりを持ち、着用者に窮屈感や違和感を生じさせず、しかも股下部の開口端部のフィット性を良好に保持できるパンツを得ることができる。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の1実施例にかかる無縫製パンツの略示正面図、図2は同上パンツの股部付近の拡大図、図3は同上パンツの股部中央部の展開した下面視による略示平面図である。図4は同上パンツの編成状態の説明図である。
図のように、この実施例の無縫製パンツAは、一体に編成された筒状の胴部1、および股部2と両側の股下部3,3よりなるもので、通常、両側の股下部3,3の側から胴部1に渡って連続して編成される。4はウエスト部を示す。
前記両側の股下部3,3は、所要の間隔を存してそれぞれ筒状に編成され、該両股下部3,3の内側端部における編方向の所要の位置から股部中央2aに至る所要コース範囲において、股部中央2aに向かって徐々に編目を増やす増やし目により略斜状に拡張編成されるとともに、股部中央2aにおいて両股下部3,3の前記両拡張部5,5の端部同士が繋がれている。また、前記胴部1においては、前記股部中央2aから胴部1の所要コース範囲において、胴部中央で前記両側拡張部5,5の編目を徐々に減らして、かつこの減らし目に応じて両側編地部分の全体の編目をそれぞれ内方へ移しつつ筒状に編成され、前記拡張部5,5が徐々に縮小、終端せしめられている。
この無縫製パンツAは、前後一対のニードルベッドを有する横編機を用いて、前後のニードルベッドに編糸を周回状に給糸して筒状に編成する周回編成を基本にして、主として、着用者の太股部分が通される両側の股下部3,3の側から、下腹部や臀部を覆う胴部1に渡って連続して編成する。この編成方法について、図4に基づいて説明する。なお、図4における1つのマス目は1編目を示している。
先ず、前記両側の股下部3,3については、前後のニードルベッドにおける編幅方向中央部に後述する両側の増やし目の総数分に相当する所定の針数の間隔をおいて、前記の両股下部3,3に相当するニードル部分に、それぞれ編糸を周回状に給糸して、該両股下部3,3を下端開口部3a,3aの側から所定の編組織で筒状に編成する。
そして、前記の両股下部3,3を周回編成する過程で、編方向の所定の位置から股部中央2aに至る所要コース範囲においては、図4のように、該両股下部3,3の内側端部になるニードルの位置、つまり編糸を前後のニードルベッドの一方から他方に移行させるニードルの位置を、順次、幅方向中央の方に変移させて、前記の股部中央2aに向かって編目を徐々に増やす所謂増やし目の手法を適用し、該両股下部3,3の内側端部を略斜状をなすように拡張編成する(図4中のc1の部分)。これにより、両側の股下部3,3の内側端部に前記の略斜めの拡張部5,5が、前後ニードルベッドで編成される股下部3,3の前後部において共に形成される。
前記の両股下部3,3の内側端部の拡張編成のための増やし目については、図のように1コース毎に1目ずつ編目を増やすものには限らず、1コース毎に複数の編目を増やすことも、また複数コース毎に1目もしくは複数の編目を増やすこともでき、さらには任意のコース位置で増やし目の数を増減し変化させる等、拡張部5,5の傾斜形状等に応じて種々の実施が可能である。例えば、前記両側の拡張部5,5の内側になる前後部1a,1bの連接部分12,12が略湾曲した傾斜状なすように、前記の増やし目を設定することも可能である。
こうして、両股下部3,3の内側端部に増やし目による拡張部5,5を編成するとともに、両側拡張部5,5の端部同士を股部中央2aで会わせ、この股部中央2aの1つもしくは2つの編目の部分で、例えば伏せ編等の手段により前後部1a,1bを閉じるように繋ぎ合わせる。
この後、前記股部中央2aから胴部1の所要コース範囲(図4中のC2の部分)においては、両股下部3,3を編成していた編糸のうち、一方の編糸により周回編成することとして、胴部中央の1もしくは数列の編目列6の部分で、前記両側拡張部5,5の編目を徐々に減らしながら連続させ、かつこの減らし目に応じて両側編地部分の編目の全体をそれぞれ内方に移し替えるようにして胴部1を周回編成し、これにより、前記拡張部5,5の編目列51,51をそれぞれ中央に向かって傾斜連続させるように編成し、該両拡張部5,5を徐々に縮小させ終端させる。図中の11,11は両側編地部分の編目列を示す。
なお、図3の場合、前記の減らし目を編成する編目列6については、前部1aでは1列、後部1bでは2列にしているが、これとは逆に、前部1aでは2列、後部1bでは1列にすることも、前後部1a,1bともに1列又は2列にして実施することもできる。
前記の拡張部5、5の終端後は、通常の胴部の編成と同様に、所定の編組織で前記胴部1をウエスト部4まで連続して筒状に編成し、さらにウエスト部4をリブ編等の編組織で編成する。なお、前記ウエスト部4及び両股下部3,3の下端開口部3a,3aについては、通常の編地部分よりも伸縮性や伸縮力(パワー)を大きくした編組織で編成することができ、例えばウエスト部の裏側にゴム糸を編み込んで編成することもできる。
これにより、所要の間隔を存して筒状に編成された両側の股下部3,3の内側端部から股部中央2aに向かって増やし目により略斜状に拡張編成されて、かつ股部中央2aで繋ぎ合わされ、さらに股部中央2aから胴部1の所要コース範囲にわたって減らし目により徐々に縮小、終端せしめられてなる拡張部3,3を有する、図1に示す無縫製パンツAを得ることができる。
特に、前記のように編成される両側の拡張部5,5は、図3のように股部2の中央部の展開した下面視において、前後部1a,1bそれぞれの拡張部5,5の編目列51,51が両股下部3,3の内側における前後部1a,1bの連接部分12,12から胴部1における前後部1a,1bの中央の編目列6の部分に向かって斜めに連続形成されることにより、前記股部中央2aを中心としてこれを囲む略ひし形状をなすものとなる。
また、両側編地部分の編目列11,11は、前記減らし目に伴う編目の移し替えにより、図2等に示すように屈曲して連続し、パンツ外側形状もこれに対応した形状になる。
この無縫製パンツAによれば、股部2の付近においては、前記両股下部3,3の内側端部から股部中央2aに向かって略傾斜状に拡張編成された拡張部5,5により十分なゆとりを保有する。しかも、両股下部3,3が前記拡張部5,5を介して股部2の部分に緩やかに屈曲して連続し、かつ拡張部5,5の端部同士が股部中央2aでのみ繋がれることになるので、股部2での幅方向の伸縮性が損なわれることがない上、着用者に違和感を与えることもなく、臀部あるいは股部に近くなるほど太くなる太股部分の体型に合い易いものとなる。このような効果は、伸縮性の比較的少ない生地の場合により顕著になる。
一方、股下部の下端開口部の近傍では、前記の拡張部を有さないため、充分かつ良好なフィット性を確保できる。また、前記パンツAの外側形状が胴部1より股下部3,3の側程拡がった形状をなすため、体の外形線にも対応しフィットし易くなる。
なお、本発明における拡張部5,5の大きさや傾斜度等の形状、増やし目や減らし目の数や範囲等は、パンツの大きさやデザインに応じて種々変更できる。
本発明は、両側の股下部および胴部をそれぞれ筒状に編成して一体に構成してなる無縫製のニットパンツ及びその編成に好適に利用できる。
本発明の1実施例にかかる無縫製パンツの略示正面図である。 同上パンツの股部付近の拡大図である。 同上パンツの股部中央部の展開した下面視による略示平面図である。 同上パンツの編成状態の説明図である。 従来の無縫製パンツの1例を示す略示正面図(a)と、股部中央部の展開した下面視による略示平面図(b)である。 従来の無縫製パンツの他の例を示す略示正面図(a)と、股部中央部の展開した下面視による略示平面図(b)である。
符号の説明
1:胴部
1a,1b:前後部
2:股部
2a:股部中央
3,3:股下部
3a,3a:下端開口部
4:ウエスト部
5,5:拡張部
6:胴部中央の編目列
11,11:両側編地部分の編目列
12,12:前後部の連接部分
51,51:拡張部k編目列
A:無縫製パンツ

Claims (4)

  1. 両側の股下部および胴部をそれぞれ筒状に編成して一体に構成してなる無縫製パンツであって、
    前記両側の股下部は、所要の間隔を存してそれぞれ筒状に編成され、該両股下部の内側端部における股部中央に至る所要コース範囲において股部中央に向かって徐々に編目を増やす増やし目により略斜状に拡張編成されるとともに、股部中央において前記両股下部の拡張部の端部同士が繋がれており、
    また、前記胴部においては、前記股部中央から胴部の所要コース範囲において、前記両側拡張部の編目を中央で徐々に減らし、かつこの減らし目に応じて両側編地部分の編目をそれぞれ内方へ移して筒状に編成され、前記拡張部が徐々に縮小、終端せしめられてなることを特徴とする無縫製パンツ。
  2. 前記両側の拡張部は、股部中央部の展開した下面視において、前後部それぞれの拡張部の編目列が両股下部の内側における前後部の連接部分から胴部における前後部中央に向かって斜めに連続形成されることにより、前記股部中央を中心としてこれを囲む略ひし形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載の無縫製パンツ。
  3. 前後一対のニードルベッドを有する横編機により、前後のニードルベッドに編糸を周回状に給糸して筒状に編成する周回編成を基本にして、両側の股下部の側から胴部に渡って連続して編成してなり、
    両側の股下部は、その下端開口部側から所要の間隔を存してそれぞれ筒状に周回編成し、該両股下部の内側端部における股部中央に至る所要コース範囲においては股部中央に向かって編目を徐々に増やしながら略斜状に拡張編成するとともに、股部中央において両股下部の前記拡張部の端部同士を繋ぎ合せ、
    次に、前記股部中央から胴部の所要コース範囲においては、胴部中央で前記両側拡張部の編目を徐々に減らしながら、この減らし目に応じて両側編地部分の編目をそれぞれ内方に移し替えるようにして周回編成し、前記拡張部を徐々に縮小、終端させることを特徴とする無縫製パンツの編成方法。
  4. 前後一対のニードルベッドにおける編幅方向の中央部に所要針数の間隔をおいて両股下部に相当するニードル部分に、それぞれ編糸を周回状に給糸して前記両股下部を筒状に編成するとともに、その内側端部における所要コース範囲を増やし目により徐々に拡張編成し、両側拡張部の端部同士を股部中央で会わせて繋ぎ合わせた後、一方の編糸により前記拡張部を減らし目により徐々に縮小し終端させながら、胴部を筒状に編成する請求項3に記載の無縫製パンツの編成方法。
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