JP3057367B1 - 横編シ―ムレスパンテイ - Google Patents

横編シ―ムレスパンテイ

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JP3057367B1
JP3057367B1 JP11157784A JP15778499A JP3057367B1 JP 3057367 B1 JP3057367 B1 JP 3057367B1 JP 11157784 A JP11157784 A JP 11157784A JP 15778499 A JP15778499 A JP 15778499A JP 3057367 B1 JP3057367 B1 JP 3057367B1
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legs
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守也 中川
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中川ソックス株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41BSHIRTS; UNDERWEAR; BABY LINEN; HANDKERCHIEFS
    • A41B9/00Undergarments
    • A41B9/004Undergarments characterized by the crotch

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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 左右脚部から腰部まで袋状に連続して編成
し、縫い目がなく、履き心地のよいパンテイを得る。 【解決手段】 横編によって腰部13と左右の脚部11
・12がシームレスに連続したパンテイ19を編成す
る。腰部と脚部の境界14では、腰部のウェール数
(d)を左右の脚部の合計ウェール数(2k)よりも6
ウェール以上多くし(d−2k≧6)、その多くなる腰
部11の最初の第1編コース21と第2編コース22に
おいて、その多くなる過剰ウェール数(2e=d−2
k)に該当する過剰編目15を、左右一方の脚部12の
編糸17によって構成し、左右の脚部11・12が交わ
る股部16を形成する。その過剰編目15を構成する一
方の脚部12の編糸17によって、その第1編コース2
1と第2編コース22の脚部12からウェール方向Wに
続く部分の編目18を形成する。又、他方の脚部11の
編糸23によって、一方の脚部12から続く編目18を
除く第1編コース21と第2編コース22の編目と、そ
れに続く腰部13の第3編コース20の編目25を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横編地によって構
成されるパンテイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】慣用されるパンテイは、横編地を裁断縫
製してつくられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】裁断縫製したパンテイ
は、縫い目が横編地に比して硬く伸び難く窮屈で違和感
を与え、横編地との伸縮差によって縫い目から解れ易
く、又、その裁断縫製に手間がかかる。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は、左右脚部から腰部まで
袋状に連続して編成し、縫い目がなく、履き心地のよい
パンテイを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパンテイ1
9は、(イ) 横編によって筒状腰部13と左右一対の
筒状脚部11・12がシームレスに連続して編成されて
おり、(ロ) 腰部13と脚部11・12の境界14に
おいて、腰部13のウェール数(d)が、左右一対の脚
部11・12の合計ウェール数(2k)よりも6ウェー
ル以上多く(d−2k≧6)、(ハ) その左右一対の
脚部11・12の合計ウェール数よりも多くなる腰部1
1の最初の第1編コース21と第2編コース22におい
て、その多くなる過剰ウェール数(2e=d−2k)に
該当する過剰編目15が、左右一方の脚部12を構成す
る編糸17によって構成され、左右一対の脚部11・1
2が交わる股部16を形成しており、(ニ) その最初
の第1編コース21と第2編コース22において過剰編
目15を構成する一方の脚部12の編糸17が、その第
1編コース21と第2編コース22の一部であり、且
つ、その一方の脚部12からウェール方向Wに続く部分
の編目18を形成しており、(ホ) その他方の脚部1
1を構成する編糸23が、前記一方の脚部12の編糸1
7が形成する編目18を除く第1編コース21と第2編
コース22の編目と、その第2編コース22に続く腰部
13の第3編コース20の編目25を形成していること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】パンテイ19は、編針が前方針床
と後方針床との前後2列に分かれて配列されたダブル横
編機によって編成する。そのダブル横編機では、前方針
床と後方針床の各針床を左右に分け、その左側の前後2
重針床の編針と右側の前後2重針床の編針に左右別々の
編糸17・23をフイーダー(給糸口)から給糸する。
【0007】その編成手順を説明すると、左側の編糸2
3は左側の前方針床の編針に給糸して左脚部11の表側
編地FLを編成し、折り返して左側の後方針床の編針に
給糸して左脚部11の裏側編地BLを編成し、再び、折
り返して左側の前方針床の編針に給糸して左脚部11の
表側編地FLを編成し、その操作を繰り返して左側の前
後2重針床の間で左脚部11を筒状に形成する。同時
に、右側の編糸17は右側の前方針床の編針に給糸して
右脚部12の表側編地FRを編成し、折り返して右側の
後方針床の編針に給糸して左脚部12の裏側編地BRを
編成し、再び、折り返して右側の前方針床の編針に給糸
して右脚部12の表側編地FRを編成し、その操作を繰
り返して右側の前後2重針床の間で右脚部12を筒状に
形成する。
【0008】その脚部の編成過程において、左側の前後
2重針床と右側の前後2重針床の間には、脚部11・1
2の編成に使用しない遊休編針を前方針床と後方針床に
各6本以上向かい合わせに配置し、その遊休編針と脚部
の編成に使用の編針によって、脚部11・12と同じ手
順によって、遊休編針を含む前方針床の編針に給糸して
腰部13の表側編地Fを編成し、次いでフイーダーを折
り返して遊休編針を含む後方針床の編針に給糸して腰部
13の裏側編地Bを編成する操作を繰り返し、前後2重
針床の間で腰部13を筒状に形成する。
【0009】パンテイ19は、脚部11・12から編み
始め、腰部13で編み終えてもよいし、腰部13から編
み始め脚部11・12で編み終えてもよい。腰部から編
み始める場合は、腰部13に続いて脚部11・12を編
み始める段階で、それまで腰部13の編成に使用してい
た一部の編針が遊休編針となる。脚部から編み始める場
合は、脚部11・12に続いて腰部13を編み始める段
階で、遊休編針を使用することになる。
【0010】その脚部11・12から腰部13の編成へ
と操作が変わる過程において、左右一方の脚部12を編
成していた編糸17を、その一方の脚部12の編成に使
用の編針に続く遊休編針へと続けて給糸する。左右他方
の脚部11を編成していた編糸23は、その他方の脚部
11を編成に使用の編針にだけ給糸し、股部16を除く
腰部13の第1編コース21と第2編コース22の編目
24を形成する。股部16を含む腰部13の第3編コー
ス以降(20)の編目25は、その第1編コース21と
第2編コース22において股部16の過剰編目15を構
成せず他方の脚部11から続く編糸23によって形成す
る。従って、腰部13の第1編コース21と第2編コー
ス22において股部16に過剰編目15を形成した一方
の編糸17は、第3編コース以降(20)は給糸され
ず、腰部13から切り離される。
【0011】境界14に前後する脚部11・12や腰部
13の編成過程では、使用するダブル横編機の前後2重
針床の左右端部の編針を増減してウェール数を増減し、
脚部11・12や腰部13を、それらの開口26・27
・28に向けて収束する錐形やエンタシス形の筒状編地
とし、パンテイ19の美観を整える。
【0012】
【発明の効果】本発明に係るパンテイ19では、腰部1
3と脚部11・12の境界14において、腰部13のウ
ェール数(d)が、左右一対の脚部11・12の合計ウ
ェール数(2k)よりも6ウェール以上多く(d−2k
≧6)、その左右一対の脚部11・12の合計ウェール
数よりも多くなる腰部11の最初の第1編コース21と
第2編コース22において、その多くなる過剰ウェール
数(2e=d−2k)に該当する過剰編目15が、左右
一方の脚部12を構成する編糸17によって構成され、
左右一対の脚部11・12が交わる股部16を形成して
いる。そのように左右の脚部11・12が、股部16に
おいて密着せず、その左右の脚部11・12を引き離す
過剰編目15が、腰部13や脚部11・12から縫い目
なく連続した襠29を構成するので、着用したとき股部
16が窮屈感を与えない。
【0013】そして、過剰編目15が、腰部13を一周
する全てのウェール(W)にわたって連続せず、その過
剰編目15の端部30において、その過剰編目15を構
成しない他方の脚部11の編糸23が、腰部の表側編地
Fの第2編コース22から裏側編地Bの第2編コース2
2へと連続し、その編糸23を介して表側編地Fと裏側
編地Bが縫合される恰好になるが、その縫合される表側
編地Fと裏側編地Bの間は、第1編コース21と表裏の
第2編コース22・22と言う極めて短い距離であり、
その過剰編目15の端部30が、その縫合する編糸23
によって引き吊った粗硬な感じを与えず、パンテイ19
の肌触りを損なうことにもならない。
【0014】このように本発明によると、脚部11・1
2から腰部13まで継ぎ目なく連続して編成され、従っ
て、裁断縫製の手間が省け、縫い目からの解れと言う問
題も起こることなく、肌触りがよく、身体によく馴染ん
で履き心地のよいシームレスパンテイ19が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパンテイの編成過程での脚部の斜
視図である。
【図2】本発明に係るパンテイの編成過程での脚部と股
部の斜視図である。
【図3】本発明に係るパンテイの編成過程での斜視図で
ある。
【図4】本発明に係るパンテイの股部の平面図である。
【符号の説明】
11・12 脚部 13 腰部 14 境界 15 過剰編目 16 股部 17 編糸 18 編目 19 シームレスパンテイ 20 腰部の第3編コース 21 腰部の第1編コース 22 腰部の第2編コース 23 編糸 24・25 編目 26・27・28 開口 29 襠 30 過剰編目の端部 F 腰部の表側編地 B 腰部の裏側編地 FL 左脚部の表側編地 BL 左脚部の裏側編地 FR 右脚部の表側編地 BR 左脚部の裏側編地 W ウェール方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41B 9/02 - 9/04 D04B 1/00 - 1/24 A41B 11/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 横編によって筒状腰部(13)と
    左右一対の筒状脚部(11・12)がシームレスに連続
    して編成されており、(ロ) 腰部(13)と脚部(1
    1・12)の境界(14)において、腰部(13)のウ
    ェール数(d)が、左右一対の脚部(11・12)の合
    計ウェール数(2k)よりも6ウェール以上多く(d−
    2k≧6)、(ハ) その左右一対の脚部(11・1
    2)の合計ウェール数よりも多くなる腰部(11)の最
    初の第1編コース(21)と第2編コース(22)にお
    いて、その多くなる過剰ウェール数(2e=d−2k)
    に該当する過剰編目(15)が、左右一方の脚部(1
    2)を構成する編糸(17)によって構成され、左右一
    対の脚部(11・12)が交わる股部(16)を形成し
    ており、(ニ) その最初の第1編コース(21)と第
    2編コース(22)において過剰編目(15)を構成す
    る一方の脚部(12)の編糸(17)が、その第1編コ
    ース(21)と第2編コース(22)の一部であり、且
    つ、その一方の脚部(12)からウェール方向(W)に
    続く部分の編目(18)を形成しており、(ホ) その
    他方の脚部(11)を構成する編糸(23)が、前記一
    方の脚部(12)の編糸(17)が形成する編目(1
    8)を除く第1編コース(21)と第2編コース(2
    2)の編目と、その第2編コース(22)に続く腰部
    (13)の第3編コース(20)の編目(25)を形成
    していることを特徴とする横編シームレスパンテイ。
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WO2006059618A1 (ja) * 2004-11-30 2006-06-08 Shima Seiki Manufacturing Limited 襠を有する筒状編地の編成方法および編地
JP2015042407A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 三菱電機株式会社 スタッド溶接の位置決め治具

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