JP2005117691A - ファクシミリサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】受信側端末の受信能力に応じた画データを送信することができるファクシミリサーバを提供すること。
【解決手段】認証画面27へアクセスするための認証画面用URL及び認証画面27で入力すべき認証パスワードを、原稿を送信すべき宛先へ電子メールにて通知し、認証画面27に入力されたパスワードと認証パスワードの一致を検出したとき、画データのフォーマットの種類に応じた複数の画データ用URLを前記認証パスワードの入力元へ通知し、認証パスワードの入力元から画データ用URLが指定されたとき、当該URLに割り当てた画データのフォーマットへ原稿の画データを変換し、変換後の原稿の画データを認証パスワードの入力元へ送信するファクシミリサーバ1。
【選択図】 図11

Description

本発明は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)、インターネット等のコンピュータ・ネットワークを通じて画データを送信(転送、配信を含む)するファクシミリサーバに関する。
近年、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を実装して、原稿(本明細書中において、「原稿」とは、電子メール又はG3等のファクシミリにて送受信される画データの実体を指す。)の画データを電子メールの添付ファイルとしてコンピュータ・ネットワークを通じて送受信をすることができるファクシミリサーバが普及している。
一般的に、送信される原稿の画データは、受信側のファクシミリサーバ等の画データの受信能力、受信した画データの出力能力等が様々であることから、全ての受信端末が受信することができ且つ受信した画データを印刷等できるように、原稿の画データとしては、一定のフォーマットのものが送信される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−261628号公報
このため、電子メールを受信する端末が、高解像度や特殊なフォーマットの画データまで受信、出力等する能力を備えていても、受信する画データのフォーマットが一定水準のものであれば、その受信端末の高い能力を発揮することができない。逆に、折角、高解像度等の画データが送信されてきても、受信端末が高解像度や特殊な画データを受信、出力等する能力を備えていない場合は、受信、出力等をすることができない事態が生じる場合がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、受信側端末の受信能力に応じた画データを送信することができるファクシミリサーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のファクシミリサーバは、原稿の画データを取得する際の認証を行う認証画面へアクセスするための認証画面用URL及び該認証画面で入力すべき認証パスワードを、前記原稿を送信すべき宛先へ電子メールにて通知する手段と、前記認証画面に入力されたパスワードと前記認証パスワードの一致を検出したとき、画データのフォーマットの種類に応じた複数の画データ用URLを前記認証パスワードの入力元へ通知する手段と、前記認証パスワードの入力元から前記画データ用URLが指定されたとき、当該URLに割り当てた画データのフォーマットへ前記原稿の画データを変換し、変換後の原稿の画データを前記認証パスワードの入力元へ送信する手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2記載のファクシミリサーバは、原稿の画データをHTTPサーバへ格納する手段と、HTTPサーバへ格納した前記画データを取得する際の認証を行う認証画面へアクセスするための認証画面用URL及び該認証画面で入力すべき認証パスワードを、前記原稿を送信すべき複数の宛先へ電子メールにて通知する手段と、前記認証画面に入力されたパスワードと前記認証パスワードの一致を検出したとき、HTTPサーバへ格納された前記画データへアクセスするための画データ用URLを、前記認証パスワードの入力元へ通知する手段と、前記認証画面用URL及び前記認証パスワードを通知した複数の宛先全てからHTTPサーバへ格納した原稿の画データへの照会があったとき、その旨を原稿の送信元に通知する手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3記載のファクシミリサーバは、請求項2記載のファクシミリサーバにおいて、前記認証画面用URL及び前記認証パスワードを通知した前記複数の宛先全てからHTTPサーバへ格納した原稿の画データへの照会がなされる前に、前記認証画面用URL及び前記認証パスワードを通知してから設定期間が経過した場合、既に前記原稿の画データへの照会があった送信先の情報を前記原稿の送信元へ通知する手段をさらに備えることを特徴としている。
請求項1記載のファクシミリサーバによれば、電子メールの送信先における受信者が原稿の画データを取得するに際して、ブラウザ上で画データ用URLを指定して、HTTPサーバに格納された画データを取得することができる。このため、画データを取得するか否かの判断、及びHTTPサーバに格納された画データが複数ある場合に何れの画データを取得するかの選択を受信者側に委ねることができる。また、送信者が意図した送信先の受信者のみに原稿の画データを取得させることが可能である。また、送信先における受信者は受信端末等の受信能力や保有するアプリケーションに合わせて複数の画データから任意の画データを選択して取得することができる。また、送信すべき原稿の画データは1つ保持すれば足りるので、ファクシミリサーバの記憶容量の節約を図ることができる。
請求項2、3記載のファクシミリサーバによれば、認証画面用URL及び認証パスワードを通知した送信先のオペレータ等から原稿の画データにへ照会があったか否かを送信元において確認することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリサーバについて、図面に基づいて説明する。図1にこのファクシミリサーバ1の具体的な構成例を示す。前記ファクシミリサーバ1は、CPU(中央処理装置)2、RAM(ランダムアクセスメモリー)3、ROM(リードオンリーメモリー)4、コーデック5、モデム6、NCU(ネットワークコントロールユニット)7、読取部8、記録部9、操作部10及びLANI/F11を備えたものであって、各装置2乃至11は、通信可能にバス12によって接続されている。
前記CPU2は、所定のプログラムに従って、このファクシミリサーバ1を構成する各装置を制御する。
前記RAM3は、画データ、FAX番号、メールアドレス、後述するデータテーブル、電話帳データテーブル、ファクシミリサーバ1の各種動作の設定情報等を記憶する記憶部として、また、一時的に蓄積される諸データ等の記憶部として機能する。
前記ROM4は、前記CPU2によりこのファクシミリサーバ1の各部の動作が制御されるための各種プログラムを記憶している。
前記コーデック5は、複数のプロトコルに対応して符号化(エンコード)・復号(デコード)するものである。すなわち、前記読取部8にて読み取られた画データ等を送信のためにMH、MR、MMR方式等により符号化し、受信した画データを復号する。また、コンピュータで使用される一般的に使われている画像フォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)形式にも対応して符号化、復号することもできる。
前記モデム6は、例えばITU−T(国際電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行う。
前記NCU7は、電話回線を制御して電話をかけたり、切ったりする回線網制御装置であり、PSTN(公衆交換電話網)13に接続されている。
前記読取部8は、原稿の画像データを読み取って、白黒2値に変換した画データを出力する。
前記記録部9は、例えば電子写真方式のものからなり、受信した画データを記録紙上に記録する。例えば、前記読取部8で読み取られた原稿の画データやファクシミリ受信した画データを、前記CPU2の指示により、プリントアウトする。
前記操作部10は、例えば、このファクシミリサーバ1の状態に関する情報、各種操作指示画面等を表示するディスプレイ10a、FAX番号等を入力するためのテンキー10b、短縮番号から発信するための短縮キー10c、原稿の読取り動作の開始等を行うためのスタートキー10d、前記ディスプレイ10a内のカーソルの移動などをするためのカーソルキー10e等を備えており、各種操作はこの操作部10により行われる。
前記LANI/F11は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)14とのインターフェイスを備えており、このLAN14とファクシミリサーバ1とを通信可能に接続している。
前記ファクシミリサーバ1は、G3方式等に従った一般的なファクシミリ機能のほか、インターネット標準プロトコルであるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を実装して、原稿の画データを電子メールの添付ファイルとすることにより、電子メールの本文と共に、前記画データを送受信する機能、いわゆるインターネットファクシミリ機能を備えている。
また、前記ファクシミリサーバ1は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)サーバ・ソフトがインストールされて、内部にHTTPサーバ(以下、「HTTPサーバ部」という。)が形成されており、ブラウザ・ソフトがインストールされた端末とHTML形式等のファイルの送受信をすることができるようになっている。なお、HTTPとは、例えば、インターネットにおいて、WWW(World Wide Web)サーバとWWWクライアントの間でHTML(Hypertext Makeup Language)ファイルなどを送受信するための通信プロトコルである。また、ブラウザ・ソフトはWWW(HTTP)サーバを検索し、HTML形式等のファイルを表示するソフトウエアである。
また、前記CPU2は、ROM4に記憶された画データのフォーマット変換プログラム等に基づき画データのフォーマットを複数のフォーマットに変換する機能を備える。
上記したハードウェア構成及び機能を備えたファクシミリサーバ1は、例えば、図2に示すネットワーク環境Aに設置されて使用される。すなわち、前記ファクシミリサーバ1は、メールサーバ15、クライアント16等とLAN14を通じて接続され、インターネットを介して他のメールサーバ17の配下のインターネットファクシミリ装置18、PC(パーソナル・コンピュータ)19等の端末と電子メールにて画データを送受信することが可能である。また、PSTN(公衆交換電話網)13を通じて他のG3FAX端末20とG3ファクシミリにて画データを送受信することが可能である。
また、前記クライアント16と前記インターネットファクシミリ装置18は、ブラウザ・ソフトがインストールされてブラウザ機能を有しており、ファクシミリサーバ1の前記HTTPサーバ部21とHTTPにより、HTML形式等のファイルの送受信をすることができるようになっている。
以下、このネットワーク環境Aに設置されたファクシミリサーバ1から原稿を送信する場合の動作について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下、フローチャートに基づき説明する動作は、ROM4に記憶されている制御プログラム等に基づいて、CPU2の発行する命令に従って行われるものである。また、オペレータ等の操作により、予め、図4に示す電話帳データテーブルのように、各短縮番号に相手先名、宛先と共に各宛先となる端末がブラウザ機能を備えているか否かの情報が登録されているものとする。
まず、オペレータ等により、紙の原稿が前記読取部8にセットされ、前記操作部10の短縮キー10d又はテンキー10b等の操作によって、原稿を送信すべき宛先が指定されると(S1)、その指定された宛先が電子メールアドレスであって、その端末が前記HTTPサーバ部21と通信可能なブラウザ機能を有するものであるか否かを前記電話帳データテーブル22に基づき判断する(S2)。この電話帳データテーブル22には、各短縮番号毎に相手先名、宛先及び相手先端末がブラウザ機能を有するか否かの情報が格納されており、前記ファクシミリサーバ1は、前記S1において指定された宛先が該電話帳テーブル22の「宛先」欄の何れかに該当すれば、さらに「ブラウザ機能」欄を参照して当該宛先がブラウザ機能を有するか否かの判断を行う。
前記S2において、宛先の端末が、ブラウザ機能を有しないと判断したときは、つぎに、読取部9の通常の能力で原稿を読み取り、例えば、ファイルフォーマットが白黒2値化データで、MH方式による画データ等を生成する(S3)。そして、宛先がメールアドレスであるか否かの判断を行い(S4)、メールアドレスである場合は、前記S3において生成された画データを電子メール添付可能なTIFF形式(フォーマット)等の画データへ変換し(S5)、電子メールにて送信する(S6)。宛先がメールアドレスでない場合は、前記S3において生成された画データをG3ファクシミリにて送信する(S7)。
一方、前記S2において、宛先が電子メールアドレスであって、その端末がブラウザ機能を有するものであると判断したときは、つぎに、原稿を読取部9の最高能力で読み取って、例えば、ファイルフォーマットがビットマップファイルで、解像度が600dpi、24ビット・カラーの画データ(以下、この画データを「オリジナル画データ」という。)を生成する(S8)。
つぎに、オリジナル画データを前記フォーマット変換プログラム等により変換して、互いに異なる複数のフォーマットからなる画データを生成し(S9)、これら画データを、各々URLを割り当てて前記HTTPサーバ部21へ格納する(S10)。
なお、前記したURL(Uniform Resource Locators)とは、インターネット上の「オブジェクト」の場所を示すための表記方法であり、オブジェクトとはファイル、ニュースグループ、Telnetサイト、その他のツールや資源のことをいう。本実施の形態では、ブラウザでHTTPサーバ部21内に格納されている画データ等の置かれている場所を指定するために使用する。
つぎに、前記S10において、HTTPサーバ部21に格納された原稿の画データを外部から取得する際の認証を行う認証画面として、例えば図5に示すように自分のメールアドレスと所定のパスワードの入力を求める認証画面27と、該認証画面27で入力すべきパスワード(以下、「認証パスワード」という。)を生成し(S11)、生成した前記認証画面27を、URL(以下、「認証画面用URL」という。)を割り当てて前記HTTPサーバ部21へ格納する(S12)。
つぎに、例えば図6に示すような、前記認証画面用URL及び前記認証パスワードを記述した電子メールを生成し(S13)、前記S1において指定された原稿を送信すべき宛先へこれを送信する(S14)。この図6に示す電子メールには、メール本文に文書概要欄24、パスワード欄25、URL欄26が設けられており、文書概要欄24には、送信原稿の概要を示す内容が記述され、パスワード欄25には前記認証パスワードが記述され、URL欄26には、前記認証画面用URLが記述されるようになっている。なお、文書概要欄24に記述される情報は、予めオペレータ等により前記操作部10等から入力した情報をこの文書概要欄24に記述するようにしてもよく、また、ファクシミリサーバ1にOCR機能を付加しておき、読み込んだ原稿の最初の1、2行の画像データを変換して取得した文字データを記述するようにしてもよい。
前記ファクシミリサーバ1は、前記したS8乃至S14の動作と共に、前記RAM3の所定の記憶領域に図7に示すようなデータテーブル23を形成する。すなわち、前記S8において、オリジナル画データが生成されると、この画データのファイル名を生成してデータテーブル23の「オリジナル画データファイル名」欄23aに格納し、該ファイル名について各種情報が格納される。各欄について説明すると、データテーブル23の「認証画面用URL」欄23bには、前記S12において認証画面に割り当てられたURLが格納され、「送信先メールアドレス」欄23cには前記S1において指定されたメールアドレス等の宛先情報が格納され、「認証パスワード」欄23dには、前記S11において生成された認証パスワードが格納され、「送信元情報」欄23eには、原稿の送信元情報が格納される。つまり、ファクシミリサーバ1から原稿が読み込まれて送信される場合は、ファクシミリサーバ1のメールアドレスが格納され、ファクシミリサーバ1が外部から原稿の画データ受信して送信する場合(転送、配信する場合)は、外部の送信元のメールアドレス、FAX番号等の情報が格納される。なお、「認証済情報」欄23fについては後述する。
ところで、前記ファクシミリサーバ1が送信する画データが読取部8から読み込んだ原稿や配下のクライアント16の送信指示によるものではなく、外部から原稿の画データ受信し、これを送信する場合、つまり、転送又は配信をする場合は、図8に示すフローチャートに示す動作を行う。すなわち、外部から原稿の画データを受信すると(S31)、その受信した画データを他の端末等へ送信(転送又は配信)すべきものか否かを所定の設定情報等に基づき判断し(S32)、他の端末等へ送信すべきものであると判断したときは、前記S2乃至S14に示した一連の動作を行い、他の端末等へ送信すべきものでないと判断したときは、その画データの印刷を前記記録部9において行う(S33)。
つぎに、ファクシミリサーバ1が原稿を送信すべき宛先として、例えば、ブラウザ機能を備えた前記インターネットファクシミリ装置18、前記クライアント端末16等が指定され、図6の電子メールがこれら端末16、18等へ送信された(S14)後の動作について説明する。
前記端末16、18等が図6に示した電子メールを受信し、これら端末におけるオペレータ等が、前記電子メールのURL欄26に記述された認証画面用URLを見て、これをブラウザ上から指定すると、ファクシミリサーバ1は、図9のフローチャートに示すように、認証画面用URLの指定を受付け(S51)、前記HTTPサーバ部21に格納した図5に示す前記認証画面27のHTMLファイル等のデータを前記認証画面用URLを指定した端末16、18等へHTTPプロトコルにて送信する(S52)。この認証画面27には、前記電子メールの受信者に対してその受信者の端末のメールアドレスの入力を求めるメールアドレス入力欄27a、前記電子メールにより通知した認証パスワードの入力を求めるパスワード入力欄27b及びこれらの情報を入力した後に、入力した情報を前記ファクシミリサーバ1へ送信するための送信ボタン27cが設けられている。
前記認証画面27を受信した前記端末16、18等において、ブラウザにより図5に示す画面が表示されて、前記端末16、18等におけるオペレータ等が前記電子メールを受信した端末のメールアドレスをメールアドレス入力欄27aに入力し、認証パスワードをパスワード入力欄27bに入力して送信ボタン27cをマウスポインタ等により指定すると、入力されたメールアドレス及びパスワードがファクシミリサーバ1へHTTPプロトコルにて送信される。
ファクシミリサーバ1が前記入力されたメールアドレス及びパスワードを受信すると(S53)、これらメールアドレス及びパスワードを前記データテーブル23(図7)に基づき、当該メールアドレスに対応する認証パスワードと前記端末16、18等において入力されたパスワードが一致するか否かの判断を行い(S54)、一致を検出した場合に、前記端末16、18等のオペレータ等が正当な権利を有する者であるとして次ステップへ移行する。例えばデータファイル23の「オリジナル画データファイル名」が「0001」の画データについては、認証画面27のメールアドレス入力欄27aに入力されたメールアドレスが「ifax@abc.com」であり且つパスワード入力欄27bに入力されたパスワードが「1234」であるとき、又はメールアドレス入力欄27a入力されたメールアドレスが「client@123.co.jp」であり且つパスワード入力欄27bに入力されたパスワードが認証パスワード「7890」であるときは、その認証パスワードの入力元となった前記端末16、18等に、例えば図10に示すような画データ選択画面28のHTMLファイルを送信する(S55)。
そして、前記端末16、18等が、この画データ選択画面28のHTMLファイルを受信すると、その端末16、18等が備えるディスプレイ等に画データ選択画面28が表示される。この画データ選択画面28は、画データの内容の概略を示す「文書概要」欄28a、ダウンロードする画データの解像度を選択する解像度指定ボタン28b、画データの各種フォーマットを示す表示28c及び印刷ボタン28dを含んでいる。なお、「文書概要」欄28aに示される内容は、予めファクシミリサーバ1のオペレータ等により操作部10等から入力された情報に基づき表示されるようになっている。また、図示しないが、各種フォーマットを示す表示28cの夫々に、各画データの内容を参考的に確認できるような、サムネール(小さく表示した画像見本)を表示させるようにしてもよい。
前記表示28cの末尾に表示された「ダウンロード」は、前記S10において、HTTPサーバ部21へ格納された複数フォーマットの原稿の画データへアクセスするための画データ用URLへのハイパーリンク(Hyperlinks)が指定されている。つまり、この「ダウンロード」をマウス・ポインタ等により選択すると、ファクシミリサーバ1へ前記画データ用URLが指定され、前記表示28cに示された形式(フォーマット)の画データが前記HTTPサーバ部21から前記端末16、18等へHTTPプロトコルにて送信(ダウンロード)されるようになっている。また、前記印刷ボタン28dは、ファクシミリサーバ1に印刷を指示するためのURLへのハイパーリンクが指定されており、この印刷ボタン28dを選択してオリジナル画データの印刷をファクシミリサーバ1に行わせることができるようになっている。
前記端末16、18等において「ダウンロード」が選択されると、ファクシミリサーバ1は、当該「ダウンロード」にハイパーリンクされた画データ用URLを受信し(S56)、該URLに割り当てられた原稿の画データを、前記端末16、18等へHTTPプロトコルにて送信する(S57)。
つぎに、印刷指定を受け付けたか否かを印刷ボタン28dにハイパーリンクされたURLを受信したか否かに基づき判断し(S58)、印刷が指定されているときは、オリジナル画データを前記記録部9にて印刷する(S59)。
最後に、前記端末16、18等から画データ選択画面28にアクセスされたか否かの記録を残すために、前記データテーブル23(図7)の「認証済」欄23fに照会済みである場合はフラグ「済」を立てる(S60)。
なお、HTTPサーバ部21に格納された複数のフォーマットからなる原稿の画データは、前記S9において前記オリジナル画データがフォーマット変換されて生成されたものであるが、この前記オリジナル画データのフォーマット変換は、前記S56において、画データ用URLを受信した後に行ってもよい。すなわち、画データ用URLを受信した後、該画データ用URLに割り当てられた画データのフォーマットへ、前記オリジナル画データを変換するようにしてもよい。このようにすれば、生成して保持しておく画データは1つで足り、ファクシミリサーバ1の記憶容量の節約を図ることができる。
以上説明した前記S51乃至S60の動作とは別に、前記ファクシミリサーバ1は、さらに、図11のフローチャートに示す動作を行う。すなわち、前記S14において認証画面用URL及び認証パスワードを電子メールにて送信した後、該電子メールを送信した全ての宛先からHTTPサーバに格納した原稿の画データへの照会があったか否かを前記データテーブル23(図7)の「認証済」欄23fのフラグが全て立っているか否かにより判断する(S71)。
前記原稿の画データへの照会が全ての宛先からあったと判断した場合は、前記オリジナル画データ及び前記HTTPサーバ部21に格納されている原稿の画データを削除し(S72)、当該原稿の送信元に、全ての宛先から原稿の画データへの照会があった旨を通知する(S73)。この通知は、原稿の送信元がファクシミリサーバ1自身である場合は、その記録部9によりその旨を記述した記録紙を出力し、若しくは送信者が予め設定したメールアドレス等へその旨を記述した電子メールを生成して送信することにより行う。一方、原稿の送信元がファクシミリサーバ1以外である場合、つまり、送信元がファクシミリサーバ1を転送、配信の中継機として使用した端末等である場合は、その送信元のメールアドレス若しくは電話番号へその旨を記述した電子メール若しくはファクシミリを生成して送信することにより行う。
さらに、ファクシミリサーバ1は、全ての宛先に原稿の画データの送信が完了したことを示す情報を通信履歴情報に記録する(S74)。
一方、前記S71において、前記原稿の画データへの照会が一部の宛先若しくは何れの宛先からもなかったと判断した場合は、つぎに、前記S14において認証画面用URL及び認証パスワードが電子メールにて送信された後、操作部10等から予め設定された設定期間(例えば1ヶ月)が経過しているか否かの判断がされ(S75)、その期間が経過している場合は、前記オリジナル画データ及びHTTPサーバ部21に格納されている原稿の画データを削除する(S76)。さらに、前記データテーブル23の「認証済」欄のフラグの有無から、前記原稿の画データへの照会がない未送信先を検出し(S77)、当該原稿の送信元に、前記原稿の画データへの照会があった送信先の情報(メールアドレスなど送信先を特定できる情報)を通知する(S78)。通知は、前記S73において説明した通知方法と同様にして行うことができる。
さらに、ファクシミリサーバ1は、原稿の画データの送信が完了したか否かを示す情報を通信履歴情報に各宛先毎に記録する(S79)。
前記S75において、1ヶ月が経過していない場合は、つぎに、その期間より短い設定期間(例えば1週間)が経過しているか否かが判断され(S80)、経過している場合は、前記S14において送信した認証画面用URL及び認証パスワードを記述した電子メールの再送を同じ宛先に対して行う(S81)。
以下、第2の実施の形態に係るファクシミリサーバについて説明する。図12に示すように、このファクシミリサーバ1Aは、前述した第1の実施の形態に係るファクシミリサーバ1のように内部にHTTPサーバ部21を形成したものではなく、別設されたHTTPサーバ21Aを前記HTTPサーバ部21として使用するものである。前記HTTPサーバ21Aとしては、前記LAN14に設置されたものでも、インターネットを通じて何れかの場所に設置されたものであってもよい。また、HTTPサーバ21Aと前記ファクシミリサーバ1Aの間での原稿の画データの格納、前記認証画面、前記画データ選択画面等へ入力された情報の通信は、HTTPプロトコルにより行われる。
このように、HTTPサーバ機能をファクシミリサーバ1と別に設けることにより、ファクシミリサーバ1A自体は、HTTPサーバ機能を備える必要がなくなり、製造コストの削減を図ることができる。
本発明は、LAN、インターネット等のコンピュータ・ネットワークを通じて画データを送信するファクシミリサーバに適用可能である。
本発明の実施の形態に係るファクシミリサーバのハードウエア構成の一例を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリサーバが設置されるネットワーク環境の一例を示したブロック図である。 ファクシミリサーバが原稿を送信する場合の動作を示したフローチャートである。 電話帳データテーブルの一例を示した図である。 認証画面の一例を示した図である。 認証画面用URL及び認証パスワードが記述された電子メールの一例を示した図である。 データテーブルの一例を示した図である。 ファクシミリサーバが受信した画データを他の端末等へ送信(配信又は転送)する場合の動作を示したフローチャートである。 ファクシミリサーバが送信先から認証画面用URLの指定を受け付けた場合の動作を示したフローチャートである。 画データ選択画面の一例を示した図である。 ファクシミリサーバがHTTPサーバ(部)に格納した画データを削除する場合などの動作を示したフローチャートである。 第2の実施の形態に係るファクシミリサーバが設置されたネットワーク環境の一例を示したブロック図である。
符号の説明
1 ファクシミリサーバ
2 CPU
3 RAM
4 ROM
21 HTTPサーバ(部)
21A HTTPサーバ
22 電話帳データテーブル
23 データテーブル
27 認証画面
28 画データ選択画面

Claims (3)

  1. 原稿の画データを取得する際の認証を行う認証画面へアクセスするための認証画面用URL及び該認証画面で入力すべき認証パスワードを、前記原稿を送信すべき宛先へ電子メールにて通知する手段と、前記認証画面に入力されたパスワードと前記認証パスワードの一致を検出したとき、画データのフォーマットの種類に応じた複数の画データ用URLを前記認証パスワードの入力元へ通知する手段と、前記認証パスワードの入力元から前記画データ用URLが指定されたとき、当該URLに割り当てた画データのフォーマットへ前記原稿の画データを変換し、変換後の原稿の画データを前記認証パスワードの入力元へ送信する手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリサーバ。
  2. 原稿の画データをHTTPサーバへ格納する手段と、HTTPサーバへ格納した前記画データを取得する際の認証を行う認証画面へアクセスするための認証画面用URL及び該認証画面で入力すべき認証パスワードを、前記原稿を送信すべき複数の宛先へ電子メールにて通知する手段と、前記認証画面に入力されたパスワードと前記認証パスワードの一致を検出したとき、HTTPサーバへ格納された前記画データへアクセスするための画データ用URLを、前記認証パスワードの入力元へ通知する手段と、前記認証画面用URL及び前記認証パスワードを通知した複数の宛先全てからHTTPサーバへ格納した原稿の画データへの照会があったとき、その旨を原稿の送信元に通知する手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリサーバ。
  3. 前記認証画面用URL及び前記認証パスワードを通知した前記複数の宛先全てからHTTPサーバへ格納した原稿の画データへの照会がなされる前に、前記認証画面用URL及び前記認証パスワードを通知してから設定期間が経過した場合、既に前記原稿の画データへの照会があった送信先の情報を前記原稿の送信元へ通知する手段をさらに備えることを特徴とする請求項2記載のファクシミリサーバ。
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