JP2005117366A - 多値qam/多値psk信号の同期方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 相関演算により受信シンボルから同期ワード候補を検出して、その同期ワード候補について周波数と位相を補正をしてから正規同期ワードとのパターン照合を行い同期をとる。同期確立の後はパターン照合のみで同期確認を行い相関演算は停止する。相関演算で用いる相関閾値は、最初は初期値を設定し、得られた相関絶対値が該初期値を超えたときは、該相関絶対値の最大値に基づいて定めた新たな相関閾値に更新する。
【選択図】 図1
Description
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、前記パターン照合によりパターンが一致し同期が確立した後は前記複素相関の演算および前記相関絶対値と前記相関閾値の比較は行わずに前記パターン照合のみを行い、その後パターン一致が得られないとき前記複素相関の演算および前記相関絶対値と前記相関閾値の比較を行って前記同期ワード候補の検出を再開することを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、前記パターン照合は、前記同期ワード候補に基づいて前記同期ワード候補の位相および周波数補正を行った後に行うことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、前記複素相関演算は、シンボルクロックにより受信シンボルから抽出された1シンボル当り1個のデータを使用して行うことを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、前記相関閾値として最初は初期値を設定し、前記得られた相関絶対値が該初期値を超えたときは、前記相関閾値を前記相関絶対値の最大値に基づいて定めた新たな相関閾値に更新するようにしたことを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、前記相関閾値を更新してから所定の時間が経過しても得られる相関絶対値が前記更新した相関閾値を超えないときは、前記更新した相関閾値を前記初期値に戻すことを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、受信したシンボルと受信装置内部に保持した正規な同期ワードシンボルとの比較により同期を確立する多値QAM信号の同期装置において、前記受信したシンボルと前記正規な同期ワードシンボルとの複素相関を演算して相関絶対値を得る相関演算部と、該相関演算部で得られた相関絶対値と比較するための相関閾値を設定する相関閾値設定部と、前記相関絶対値が前記相関閾値を超えたときに前記受信したシンボルを同期ワード候補として前記正規な同期ワードシンボルとのパターン照合を行う同期ワード検出部と、を具備することを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項7に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期装置において、前記同期ワード候補の周波数誤差と位相誤差を検出する手段を具備し、該周波数誤差と位相誤差を検出する手段で前記同期ワード候補の周波数誤差および位相誤差が検出されると該同期ワード候補をその位相および周波数を補正してから前記同期ワード検出部に送ることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項7又は8に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期装置において、受信したシンボルからシンボルクロックを再生するシンボル同期部と、該シンボル同期部で再生されたシンボルクロックにより前記受信したシンボルから1シンボル当り1個のデータを抽出するシンボル点抽出部とを具備し、該シンボル点抽出部で抽出した1シンボル当り1個のデータにより前記相関演算部における相関演算を行うことを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項7乃至9のいずれか1つに記載の多値QAM/多値PSK信号の同期装置において、前記相関閾値設定部は、相関閾値として最初は初期値を設定し、前記相関演算部で得られた相関絶対値が該初期値を超えたときは、前記相関閾値を該相関絶対値の最大値に基づいて定めた新たな相関閾値に更新することを特徴とする。
請求項11にかかる発明は、請求項10に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期装置において、前記相関閾値設定部は、前記相関閾値を更新してから所定の時間が経過しても前記相関演算部により得られる前記相関絶対値が前記更新した相関閾値を超えないときは、前記更新した相関閾値を前記初期値に戻すことを特徴とする。
d(t)=di(t)−jdq(t)
とし、受信機内のメモリに予め保持しておいた正規の同期ワードシンボルを、
d0(n)=di(n)−jdq(n) (但し、n=0,1,2,・・・・,9)
とすると、受信シンボルと正規同期ワードシンボルとの複素相関p(t)は次の通り求められる。
よって、複素相関p(t)の絶対値は、
で求められる。k=n、do(t)*はdo(t)の複素共役、pRは相関値の実数部、pIは虚数部である。このとき、複素相関p(t)の絶対値は周波数誤差に依存しない。また、相関処理ではシンボル同期が大きく影響を受けない範囲で周波数同期が得られていれば、必要な相関出力が得られるので、上記のようにシンボルクロックで受信した1シンボル当り1個のサンプルデータを取り込み相関演算を行い、演算負荷を軽減する。
ψ=2πΔfnT+φ
の補正位相ψの信号を発生させる。Tは1シンボル期間、nはスロットの先頭から付けた0〜149のシンボル番号である。
Iout=Icosψ−Qsinψ
Qout=Isinψ+Qcosψ
の演算を行い、受信シンボルに対して位相回転を与える。IoutはI成分の出力信号、QoutはQ成分の出力信号である。
Claims (11)
- 受信したシンボルと受信装置内部に保持した正規な同期ワードシンボルとの比較により同期を確立する多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、
前記受信したシンボルと前記正規な同期ワードシンボルとの複素相関を演算して相関絶対値を得、該相関絶対値と相関閾値を比較して前者が後者を超えたときに前記受信したシンボルを同期ワード候補として検出し、該検出した同期ワード候補と前記正規な同期ワードシンボルとのパターン照合を行い、両者のパターンの一致に基づき同期を確立することを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期方法。 - 請求項1に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、
前記パターン照合によりパターンが一致し同期が確立した後は前記複素相関の演算および前記相関絶対値と前記相関閾値の比較は行わずに前記パターン照合のみを行い、その後パターン一致が得られないとき前記複素相関の演算および前記相関絶対値と前記相関閾値の比較を行って前記同期ワード候補の検出を再開することを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期方法。 - 請求項1又は2に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、
前記パターン照合は、前記同期ワード候補に基づいて前記同期ワード候補の位相および周波数補正を行った後に行うことを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、
前記複素相関演算は、シンボルクロックにより受信シンボルから抽出された1シンボル当り1個のデータを使用して行うことを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期方法。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、
前記相関閾値として最初は初期値を設定し、前記得られた相関絶対値が該初期値を超えたときは、前記相関閾値を前記相関絶対値の最大値に基づいて定めた新たな相関閾値に更新するようにしたことを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期方法。 - 請求項5に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期方法において、
前記相関閾値を更新してから所定の時間が経過しても得られる相関絶対値が前記更新した相関閾値を超えないときは、前記更新した相関閾値を前記初期値に戻すことを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期方法。 - 受信したシンボルと受信装置内部に保持した正規な同期ワードシンボルとの比較により同期を確立する多値QAM/多値PSK信号の同期装置において、
前記受信したシンボルと前記正規な同期ワードシンボルとの複素相関を演算して相関絶対値を得る相関演算部と、該相関演算部で得られた相関絶対値と比較するための相関閾値を設定する相関閾値設定部と、前記相関絶対値が前記相関閾値を超えたときに前記受信したシンボルを同期ワード候補として前記正規な同期ワードシンボルとのパターン照合を行う同期ワード検出部と、を具備することを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期装置。 - 請求項7に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期装置において、
前記同期ワード候補の周波数誤差と位相誤差を検出する手段を具備し、該周波数誤差と位相誤差を検出する手段で前記同期ワード候補の周波数誤差および位相誤差が検出されると該同期ワード候補をその位相および周波数を補正してから前記同期ワード検出部に送ることを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期装置。 - 請求項7又は8に記載の多値QAM信号の同期装置において、
受信したシンボルからシンボルクロックを再生するシンボル同期部と、該シンボル同期部で再生されたシンボルクロックにより前記受信したシンボルから1シンボル当り1個のデータを抽出するシンボル点抽出部とを具備し、該シンボル点抽出部で抽出した1シンボル当り1個のデータにより前記相関演算部における相関演算を行うことを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期装置。 - 請求項7乃至9のいずれか1つに記載の多値QAM/多値PSK信号の同期装置において、
前記相関閾値設定部は、相関閾値として最初は初期値を設定し、前記相関演算部で得られた相関絶対値が該初期値を超えたときは、前記相関閾値を該相関絶対値の最大値に基づいて定めた新たな相関閾値に更新することを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期装置。 - 請求項10に記載の多値QAM/多値PSK信号の同期装置において、
前記相関閾値設定部は、前記相関閾値を更新してから所定の時間が経過しても前記相関演算部により得られる前記相関絶対値が前記更新した相関閾値を超えないときは、前記更新した相関閾値を前記初期値に戻すことを特徴とする多値QAM/多値PSK信号の同期装置。
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