JP2005117249A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影した画像の管理が容易な撮影装置を提供する。
【解決手段】画像再生中にマークボタンを押すと、その再生画像の画像ファイルのヘッダ部にマークが付加されたことが記録される。分類指示が与えられると、マークが付加された画像ファイルが、対応するフォルダに分類されて格納される。
【選択図】 図4

Description

本発明は撮影装置に係り、特に撮影した画像データの分類機能を備えた撮影装置に関する。
フィルムを使う銀塩カメラに対して、電気的に画像を記録するデジタルカメラでは、レンズを通った光をCCD等の撮像素子で受け、デジタル信号に変換してメモリカード等の記録メディアに記録する。このとき、撮影された画像は、撮影順にメモリカードに記録されるが、メモリカードの大容量化により、一枚のメモリカードで大量の撮影が可能になり、撮影後の画像の整理に大変な手間がかかるという問題が生じるようになった。
そこで、撮影後の画像の整理を簡単に行なうことができるようにするために、特許文献1には、撮影者が撮影前に撮影した画像データの記録領域をあらかじめ指定することにより、撮影後の画像の分類を不要にしたデジタルカメラが提案されている。
また、特許文献2には、画像処理装置として、デジタルカメラで撮影した画像データを取り込み、その画像データに付加された管理情報に基づいて画像をカテゴリ別に分類する装置が提案されている。
特開2001−78144号公報 特開2003−91545号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、撮影前に画像データの記録領域を指定する操作が必要になるため、取り扱いが面倒であるという欠点がある。また、記録領域を指定していない場合や指定し忘れた場合などには、任意の領域に画像データを記録できないという欠点があり、また、撮影後の記憶領域の指定もできないという欠点がある。
また、特許文献2の方法では、デジタルカメラで撮影した画像を画像処理装置に取り込んで処理しなければならないため、手間がかかるという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、撮影した画像の管理が容易な撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影した画像の画像データに所定の付属情報を付加して記録メディアに記録する記録手段と、撮影した画像を再生表示する表示手段とを備えた撮影装置において、前記表示手段に再生表示された画像に所定の分類情報の付加を指示する指示手段と、前記指示手段からの指示に応じて前記表示手段に再生表示された画像の画像データに所定の分類情報を付加するように前記記録手段を制御する記録制御手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
本発明によれば、表示手段に再生表示された画像に対して指示手段から分類情報の付加の指示を与えると、その指示に応じて表示手段に再生表示された画像の画像データに所定の分類情報が付加されて記録メディアに記録される。
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記画像データに付加する分類情報の種類を選択する分類情報選択手段を備え、前記記録制御手段は、該分類情報選択手段で選択された種類の分類情報を付加するように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、画像データに付加する分類情報の種類を分類情報選択手段によって選択することができる。
また、請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記記録制御手段は、前記分類情報が付加された画像データが、分類情報ごとに分類されて前記記録メディアに記録されるように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、画像データに付加された分類情報に応じて画像データが記録メディアに分類して記録される。
また、請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記分類情報が付加された画像データが、分類情報ごとに分類されて前記記録メディアに記録されるように指示する分類指示手段を備え、前記記録制御手段は、該分類指示手段からの指示に応じて前記分類情報が付加された画像データが、分類情報ごとに分類されて前記記録メディアに記録されるように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、分類指示手段からの分類指示に応じて画像データが、画像データに付加された分類情報ごとに分類されて記録メディアに記録される。
また、請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、前記分類情報が付加された画像データの画像が前記表示手段に再生表示されると、該画像の画像データに分類情報が付加されていることを告知する告知手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、分類情報が付加された画像データの画像が表示手段に表示されると、告知手段から当該画像の画像データに分類情報が付加されていることが告知される。
また、請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影した画像の画像データに所定の付属情報を付加して記録メディアに記録する記録手段を備えた撮影装置において、前記画像データに付加された付属情報に応じて前記画像データが前記記録メディアに分類され記録されるように指示する分類指示手段と、前記分類指示手段からの指示に応じて前記記録メディアに記録された画像データが、前記付属情報ごとに分類されて前記記録メディアに記録されるように前記記録手段を制御する記録制御手段と、を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
本発明によれば、分類指示手段からの分類指示に応じて画像データが、画像データに付加された付属情報に基づき分類されて記録メディアに記録される。
また、請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、前記付属情報はDPOF設定情報であって、該DPOF設定情報の中の特定の設定情報ごとに分類されて前記画像データが前記記録メディアに記録されることを特徴とする請求項6に記載の撮影装置を提供する。
本発明によれば、画像データに付加されたDPOF設定情報に基づいて画像データが記録メディアに分類して記録される。
本発明によれば、撮影装置内で画像の分類、整理を簡単に行なうことができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影装置を実施するための最良の形態について詳説する。
図1、図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルカメラ10の一実施形態を示す正面斜視図と背面斜視図である。
カメラボディ12の正面には、図1に示すように、レンズ14、ストロボ16、ファインダ窓18、セルフタイマランプ20等が設けられている。また、カメラボディ12の右側面にはUSB端子22、電源端子24等が設けられており、上面にはレリーズボタン26、電源ボタン28等が設けられている。
一方、カメラボディ12の背面には、図2に示すように、モニタ30、ファインダ接眼部32、ストロボボタン34、マクロボタン36、ズームレバー38、表示ボタン40、BACKボタン42、マークボタン44、メニュー/OKボタン46、十字ボタン48、モードスイッチ50等が設けられている。
なお、図示しないカメラボディの底面には、バッテリ/メディアカバーが開閉自在に設けられている。このバッテリ/メディアカバーを開くと、バッテリを装填するためのバッテリ室及びメディアを装着するためのメディアスロットが設けられている。
レリーズボタン26は、半押しと全押しとからなる2段ストローク式のスイッチで構成されており、このレリーズボタン26の半押しでカメラはAE/AFが作動し、全押しで撮影が行なわれる。
モニタ30は、カラー表示可能な液晶ディスプレイで構成されており、記録済み画像の表示画面として利用されるとともに、ユーザインターフェースの表示画面として利用される。また、撮影時には画角確認用の電子ファインダとしても使用される。表示ボタン40は、このモニタ30の表示内容の切り替えを指示するボタンとして機能する。
ストロボボタン34は、ストロボモードの切り替えを指示するボタンとして機能し、このストロボボタン34を1回押すごとに撮影中のストロボモードが「オートストロボ」→「赤目軽減ストロボ」→「強制発光ストロボ」→「スローシンクロ」→「ストロボ発光禁止」と切り替えられる。
マクロボタン36は、マクロ機能のON/OFFの切り替えを指示するボタンとして機能し、このマクロボタン36を1回押すごとに撮影中のマクロ機能のON/OFFが切り替えられる。
ズームレバー38は、撮影時に撮影画像のズーム(テレ/ワイド)を指示するボタンとして機能するとともに、再生時に表示画像のズーム(拡大/縮小)を指示するボタンとして機能する。このズームレバー38は、上下方向に揺動自在に設けられており、上方向に操作することにより、ズームがテレ側に操作され、下方向に操作することにより、ズームがワイド側に操作される。
マークボタン44は、モニタ30に再生表示された画像に対して分類用のマークの付加を指示するボタンとして機能する。なお、このマークの付加、及び、その付加されたマークに基づく画像の分類方法については、後に詳述する。
メニュー/OKボタン46は、各モードの通常画面からメニュー画面への遷移を指示するボタン(メニューボタン)として機能するとともに、選択内容の確定、実行を指示するボタン(OKボタン)として機能し、BACKボタン42は、入力操作のキャンセル等を指示するボタンとして機能する。
十字ボタン48は、上下左右4方向の指示を入力するボタンとして機能し、メニュー画面などで所望の項目の選択などに使用する。
モードスイッチ50は、カメラのモードの切り替えを指示するスイッチとして機能し、このモードスイッチ50をスライド操作することにより、カメラのモードが「撮影モード」か「再生モード」のいずれか一方に切り替えられる。
図3は、図1及び図2に示したデジタルカメラ10の内部の概略構成を示すブロック図である。
同図において、CPU100は、本カメラシステムの各回路を統括制御する制御部であり、ROM102及びRAM104等の記憶手段を備えている。ROM102には、CPU100が処理するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納され、RAM104は、CPU100が各種の演算処理等を行う際の作業用エリアとして利用される。CPU100は、操作部(レリーズボタン26、電源ボタン28、ストロボボタン34、マクロボタン36、ズームレバー38、表示ボタン40、BACKボタン42、マークボタン44、メニュー/OKボタン46、十字ボタン48、モードスイッチ50等)106から出力された操作信号に基づき対応する回路の動作を制御し、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、モニタ30の表示制御などを行うとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算などの各種演算処理を実行する。
レンズ14を通過した光は、CCDイメージセンサ(CCD)108に入射する。CCD108の受光面には、フォトセンサが平面的に配列されており、レンズ14を介してCCD108の受光面に結像された被写体の光学像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。
各フォトセンサに蓄積された信号電荷は、図示しないタイミングジェネレータから与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、アナログ信号処理部110に送られる。
アナログ信号処理部110は、サンプリングホールド回路、色分離回路、ゲイン調整回路、A/D変換器等の信号処理回路を含み、このアナログ信号処理部110で入力された画像信号が、相関二重サンプリング処理並びにR、G、Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。そして、デジタルの画像信号に変換されてRAM104に格納される。
RAM104に格納された画像信号は、画像信号処理部112に送られる。画像信号処理部112は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、ホワイトバランス補正回路等を含むデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成され、CPU100からのコマンドに従って入力された画像信号を処理する。この画像信号処理部112に入力された画像信号は、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、RAM104に格納される。
RAM104に格納された画像データは、表示部114に入力される。表示部114は入力された画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換してモニタ30に出力する。
CCD108から出力される画像信号によってRAM104内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号がモニタ30に供給されることにより、CCD108を介して入力される画像がリアルタイムにモニタ30に表示される。撮影者は、このモニタ30に映し出される画像(スルー画像)によって撮影画角を確認することができる。
なお、表示部114は、OSD信号発生回路を含み、OSD信号発生回路はCPU100からのコマンドに従ってシャッタ速度や絞り値、撮影可能枚数、撮影日時、警告メッセージ等の文字及び記号情報を表示するための信号を発生させる。このOSD信号発生回路から出力される信号は、必要に応じて画像信号に混合されて、モニタ30に供給される。これにより、スルー画像や再生画像に文字等が合成された合成画像が表示される。
モードスイッチ50にてカメラのモードが撮影モードに設定されると、デジタルカメラ10は撮影が可能になる。この状態でレリーズボタン26が半押しされると、CPU100にS1ON信号が発せられる。CPU100は、このS1ON信号を検知して、AE、AF動作を実行する。すなわち、CPU100は、被写体にピントが合うように、図示しないレンズ駆動部を制御するとともに、被写体の明るさを測定し、適正露出となるように絞り値とシャッタ速度を決定する。
この後、レリーズボタン26が全押しされると、CPU100にS2ON信号が発せられ、CPU100は、このS2ON信号を検知して、記録動作を実行する。すなわち、レリーズボタン26の半押し時に決定した絞り値、シャッタ速度となるように、図示しない絞り駆動部及びCCD108の電子シャッタを制御し、画像の取り込みを行なう。
こうしてレリーズボタン26の全押し操作に応動して、記録用の画像データの取り込みが開始され、CCD108から出力された1コマ分の画像信号が、アナログ信号処理部110を介してRAM104に取り込まれる。RAM104に取り込まれた画像信号は、画像信号処理部112で所定の信号処理が施された後、再びRAM104に格納され、画像記録部116に送られる。
画像記録部116は、圧縮伸張処理回路を含み、圧縮伸張処理回路はCPU100からのコマンドに従って入力された画像データをJPEGその他の所定の形式に従って圧縮する。圧縮された画像データは、メディアインターフェース(メディアI/F)118を介して所定フォーマットの画像ファイルとして記録メディア120に記録される。この際、画像記録部116は、CPU100からのコマンドに従って記録メディア120の記録領域に所定のフォルダを作成し、画像ファイルを格納する。ここでは、たとえば、図4(a)に示すように、『画像ルートフォルダ』の直下に『画像フォルダ1』を作成し、その『画像フォルダ1』に画像ファイルを格納する。
なお、記録メディア120としては、xDピクチャーカード、スマートメディア、コンパクトフラッシュ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどのカメラボディ12に対して着脱可能なリムーバブルメディアの他、カメラボディ12に内蔵された記録メディア(内部メモリ)であってもよい。
モードスイッチ50にて再生モードが選択されると、記録メディア120に記録された画像の再生が可能になる。
モードスイッチ50が再生モードに設定されると、記録メディア120に最後に記録された画像ファイルの画像データを読み出される。読み出された画像データは、画像記録部116にて所要の伸張処理が施されたのち、表示部114を介してモニタ30に出力される。これにより、記録メディア120に記録された画像の閲覧が可能になる。
画像のコマ送りは、十字ボタン48で行なわれ、十字ボタン48の右キーが押されると、次の画像ファイルが記録メディア120から読み出され、モニタ30に再生表示される。また、十字ボタン48の左キーが押されると、前の画像ファイルが記録メディア120から読み出され、モニタ30に再生表示される。
また、デジタルカメラ10は、ホスト機器へのUSB接続をトリガとして、その動作モードを通信モードに移行する。通信モードとしては、パーソナルコンピュータ(PC)に接続されて、PCからリムーバブルディスク(マスストレージデバイス)として認識させる「PCモード」と、プリンタに接続されて、プリンタに対して記録メディア120に記録されている画像をプリントさせる「ダイレクトプリントモード」とを備えている。通信制御部122は、設定された通信モードの下で所定のコマンド形式に従ったデータの送受信を行なう。
さて、上記のようにカメラのモードを再生モードに設定することにより、記録メディア120に記録された画像をモニタ30に再生表示させることがきる。そして、この画像再生中にカメラボディ12に設けられたマークボタン44を押すと、モニタ30に再生表示されている画像に対してマークが付される。すなわち、モニタ30に再生表示されている画像の画像ファイルのヘッダ部分にマークが付加されたことが記録される。
このマークは、画像ファイルの分類に用いられ、分類の指示が出されると、このマークの有無に応じて画像ファイルが分類される。すなわち、図4に示すように、マークが付された画像ファイルと、マークが付されていない画像ファイルとが、それぞれ対応するフォルダに分別されて記録される。画像ファイルの分類の指示は、メニュー画面から行なわれ、画像分類のメニューが選択されると、画像ファイルの分類が実行される。
以下、このマークの付加処理の手順、及び、その付加されたマークに基づく画像ファイルの分類処理の手順を図5及び図6に示すフローチャートに従って説明する。
まず、マークの付加処理の手順を図5に示すフローチャートに従って説明する。上記のように、マークは画像再生中にマークボタン44を押すことにより付加される。
まず、モードスイッチ50を再生モードに切り替え、カメラのモードを再生モードに設定する。これにより、記録メディア120に最後に記録された画像ファイルの画像がモニタ30に再生表示される(ステップS10)。この画像再生中にCPU100は、マークボタン44の押下の有無を判定する(ステップS11)。そして、マークボタン44が押されたことを検出すると、その再生中の画像に対してマークを付加する(ステップS12)。すなわち、画像記録部116にコマンドを出力し、その再生中の画像の画像ファイルのヘッダにマークが付加されたことを記録する。
この後、CPU100は、画像のコマ送りの有無を判定し(ステップS13)、コマ送りがされた場合は、再びステップ11に戻り、その再生画像に対してマークボタン44の押下の有無を判定する。
一方、ステップ13で画像のコマ送りがなされなかった場合には、再生モードの終了の有無を判定し(ステップS14)、再生モードが終了した場合には、マークの付加処理を終了する。
このように、マークの付加は、画像再生中にマークボタン44を押すことにより行なわれ、マークボタン44が押されると、そのときモニタ30に再生表示されている画像に対してマークが付される。
次に、付加されたマークに基づく画像ファイルの分類処理の手順を図6に示すフローチャートに従って説明する。画像ファイルの分類は、メニュー画面から画像ファイルの分類処理の実行を選択することにより行なわれる。
まず、再生モードの下でメニュー/OKボタン46を押し、図7(a)に示すように、モニタ30に再生メニューの画面を表示させる(ステップS20)。そして、この再生メニューのメニュー項目の中から『画像部類』を選択する。選択は、たとえば十字ボタン48で行い、メニュー/OKボタン46で確定する。
CPU100は、この再生メニューのメニュー項目の中から『画像分類』が選択されたか否かを判定する(ステップS21)。
『画像分類』が選択されると、図7(b)に示すように、モニタ30の表示が切り替わり、画像分類処理の実行を問い合わせるメッセージが表示される。ユーザは、画像分類処理を実行する場合は、メニュー/OKボタン46を押し、中止する場合はBACKボタン42を押す。そして、メニュー/OKボタン46が押されて、画像分類処理の実行が指示されると、CPU100は、画像分類処理を実行する。
すなわち、まず、記録メディア120に記録されている画像ファイルの中からマークが付加された画像ファイルがないか判定する(ステップS22)。
ここで、マークが付加された画像ファイルがない場合は、処理を終了し、再生メニューを終了する(ステップS25)。
一方、マークが付加された画像ファイルがある場合には、そのマークが付加された画像ファイルを専用のフォルダに格納する(ステップS23)。たとえば、図4(a)に示すように、分類前、『画像フォルダ1』に10個の画像ファイル(画像ファイル1〜10)が格納されており、このうち5つの画像ファイル(画像ファイル2、3、4、6、8)にマークが付されているものとすると、そのマークが付された画像ファイル(画像ファイル2、3、4、6、8)を『画像フォルダ1』から抜き出し、図4(b)に示すように、『画像フォルダ2』に格納する。なお、『画像フォルダ2』は、あらかじめ作成しておくものとし、作成されていない場合は新規に作成するものとする。
このように、画像分類の処理が実行されると、画像フォルダ1に格納されている画像ファイルの中からマークが付加された画像ファイルが抜き出され、画像フォルダ2に格納される。CPU100は、記録メディア120に記録されている全ての画像ファイルについての分類が完了したかを判定し(ステップS24)、分類が完了すると、再生メニューを終了して(ステップS25)、処理を完了する。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10によれば、再生画像に対してマークを付すと、そのマークが付された画像ファイルが画像分類の指示に応じて専用のフォルダに分類される。これにより、デジタルカメラ内で簡単に画像ファイルの分類を行なうことができる。
なお、本実施の形態では、マークの有無により画像ファイルを分類するようにしているが、複数種類のマークを用意し、そのマークの種類ごとに画像ファイルを分類するようにしてもよい。以下、この分類用のマークが複数種類ある場合における、マークの付加処理の手順、及び、その付加されたマークに基づく画像ファイルの分類処理の手順を図8及び図9に示すフローチャートに従って説明する。
まず、マークの付加処理の手順を図8に示すフローチャートに従って説明する。なお、ここではマークA、B、Cの3つのマークが用意されているものとする。
まず、前記同様カメラのモードを再生モードに設定する。これにより、記録メディア120に最後に記録された画像ファイルの画像がモニタ30に再生表示される(ステップS30)。この画像再生中にCPU100は、マークボタン44の押下の有無を判定する(ステップS31)。
マークボタン44の押下を検出すると、CPU100は、再生画像に重ねてマークの選択を促すメッセージを表示させる。たとえば、図10(a)に示すように、『マークを選択して下さい』のメッセージと共に『A』、『B』、『C』のマークを再生画像に重ねて表示させる。ユーザは、このモニタ30に表示された『A』、『B』、『C』のマークの中から分類を希望するマークを選択する(ステップS32)。選択は、たとえば十字ボタン48で行い、メニュー/OKボタン46で確定する。
マークが選択されると、CPU100は、再生画像に重ねて選択したマークの確認を促すメッセージを表示させる。たとえば、マークAが選択された場合には、図10(b)に示すように、『マークAに設定 OK?』のメッセージを表示する。ユーザは、このメッセージに基づいて選択したマークを確認し、誤りがなければメニュー/OKボタン46を押す。一方、マークを選択し直す場合は、BACKボタン42を押す。BACKボタン42が押されると、一つ前の画面に戻り、再びマークの選択処理が行なわれる。
マークの選択が確定すると、CPU100は選択されたマークを判定し、その選択されたマークを再生画像に付加する。すなわち、まず、CPU100は、選択されたマークがAであるか否かを判定する(ステップS33)。そして、マークAが選択されている場合は、再生画像に付加するマークをAに設定し(ステップS34)、再生画像にマークAを付加する(ステップS35)。すなわち、画像記録部116にコマンドを出力し、その再生中の画像の画像ファイルのヘッダにマークAが付加されたことを記録する。
マークAが選択されていない場合、次にCPU100は、選択されたマークがBであるか否かを判定する(ステップS36)。そして、マークBが選択されている場合は、再生画像に付加するマークをBに設定し(ステップS37)、再生画像にマークBを付加する(ステップS35)。すなわち、画像記録部116にコマンドを出力し、その再生中の画像の画像ファイルのヘッダにマークBが付加されたことを記録する。
マークBが選択されていない場合、CPU100は、再生画像に付加するマークをCに設定し(ステップS38)、再生画像にマークCを付加する(ステップS35)。すなわち、画像記録部116にコマンドを出力し、その再生中の画像の画像ファイルのヘッダにマークCが付加されたことを記録する。
この後、CPU100は、画像のコマ送りの有無を判定し(ステップS39)、コマ送りがされた場合は、再びステップ31に戻り、その再生画像に対してマークボタン44の押下の有無を判定する。一方、ステップ31で画像のコマ送りがなされなかった場合には、再生モードの終了の有無を判定し(ステップS40)、再生モードが終了した場合には、マークの付加処理を終了する。
このように、マークを複数選択できる場合は、マークボタン44を押したあと、付加するマークの選択処理が行なわれ、選択されたマークがモニタ30に再生表示されている画像に付加される。
次に、付加されたマークに基づく画像ファイルの分類処理の手順を図9に示すフローチャートに従って説明する。
まず、再生モードの下でメニュー/OKボタン46を押し、図7(a)に示すように、モニタ30に再生メニューの画面を表示させる(ステップS41)。そして、この再生メニューのメニュー項目の中から「画像部類」を選択する。CPU100は、この再生メニューのメニュー項目の中から「画像分類」が選択されたか否かを判定する(ステップS42)。
「画像分類」が選択されると、図7(b)に示すように、モニタ30の表示が切り替わり、画像分類処理の実行の要否を問い合わせるメッセージが表示される。ユーザは、画像を分類する場合は、メニュー/OKボタン46を押し、中止する場合はBACKボタン42を押す。そして、メニュー/OKボタン46が押されて、画像分類処理の実行が指示されると、CPU100は、画像分類処理を実行する。
すなわち、まず、記録メディア120に記録されている画像ファイルの中からマークが付加された画像ファイルがあるかないかを判定する(ステップS43)。ここで、マークが付加された画像ファイルがない場合は、処理を終了し、再生メニューを終了する(ステップS46)。
一方、マークが付加された画像ファイルがある場合には、そのマークが付加された画像ファイルをマークの種類ごとに分類して格納する(ステップS44)。たとえば、図11(a)に示すように、分類前、『画像フォルダ1』に10個の画像ファイル(画像ファイル1〜10)が格納されており、このうち画像ファイル2、10にマークAが付加され、画像ファイル3、8にマークBが付加され、画像ファイル4、6、7にマークCが付加されているものとする。この場合、マークAが付加された画像ファイル2、10については、『画像フォルダ2』に格納し、マークBが付加された画像ファイル3、8については、『画像フォルダ3』に格納する。そして、マークCが付加された画像ファイル4、6、7については、『画像フォルダ4』に格納する。
なお、画像フォルダ2、3、4については、あらかじめ作成しておくものとし、作成されていない場合は新規に作成するものとする。
このように、画像分類の処理が実行されると、画像フォルダ1に格納されている画像ファイルの中からマークが付加された画像ファイルが抜き出され、各マークごとに専用の画像フォルダに分類されて格納される。CPU100は、記録メディア120に記録されている全ての画像ファイルについての分類が完了したかを判定し(ステップS45)、分類が完了すると、再生メニューを終了して(ステップS46)、処理を完了する。
以上説明したように、複数種類のマークを選択して付加できるようにし、付加されたマークの種類ごとに画像ファイルを分類することもできる。これにより、ユーザの好みに応じて詳細に画像ファイルを分類することができ、画像ファイルの管理が容易になる。たとえば、被写体別に分類したり、撮影日時別に分類したりできる。
なお、本例では、1つの画像ファイルに1種類のマークを付加しているが、1つの画像ファイルに複数のマークを付加することができるようにしてもよい。この場合、複数のマークが付された画像ファイルについては、各マークのフォルダにコピーして格納する。たとえば、1つの画像ファイルにマークAとマークBの2つのマークが付された場合、マークAに対応するフォルダとマークBに対応するフォルダの2つのフォルダに画像ファイルを格納する。
また、マークが付加された画像については、再生する際、マークが付加されていることを示す表示を画像に重ねて表示する。たとえば、図12に示すように、モニタ30の画面右下隅にマークが付加されていることを示す表示を画像に重ねて表示する。なお、同図(a)は、マークAが付加されている場合の表示例を示しており、同図(b)は、マークBが付加されている場合の表示例を示している。また、同図(c)は、マークが付加されていない場合を示しており、同図(d)は、マークの種類を選択できない場合にマークが付加されていることを示す表示例を示している。
また、一度付加したマークは、修正できるものとする。以下、このマークの修正手順について説明する。
図13(a)に示すように、すでにマークが付された画像には、マークの種類に応じてマークが付されたことを示す表示が再生画像に重ねて表示される。なお、図13(a)は、再生画像にマークAが付されている場合を示している。
ユーザは、マークを変更する場合、そのマーク変更対象の画像がモニタ30に再生表示されている状態でマークボタン44を押す。マークボタン44が押されると、CPU100は、図13(b)に示すように、モニタ30上にマーク変更を問うメッセージを表示させる。ユーザは、このメッセージに基づいて、マークを変更する場合は、メニュー/OKボタン46を押し、変更しない場合は、BACKボタン42を押す。
メニュー/OKボタン46が押されると、CPU100は、図13(C)に示すように、マークの選択を促すメッセージをモニタ30に表示させる。ユーザは、このメッセージに基づいてマークを選択する(マークなしを含む)。
マークが選択されると、CPU100は、図13(d)に示すように、選択の確認を促すメッセージをモニタ30に表示させる。ユーザは、このメッセージに基づいて選択したマークを確認し、誤りがなければメニュー/OKボタン46を押す。一方、マークを選択し直す場合は、BACKボタン42を押す。BACKボタン42が押されると、一つ前の画面に戻り、再びマークの選択処理が行なわれる。
マークの選択が確定すると、CPU100は、その再生画像に付加されたマークを新たに選択されたマークに書き換える。すなわち、画像記録部116にコマンドを出力し、その再生中の画像の画像ファイルのヘッダに記録されているマークを新たに選択されたマークに書き換える。これにより、マークの変更が完了する。
なお、このようにマークが変更された場合も前記同様に画像分類処理が実行されると、その付加されたマークに応じて画像ファイルが分類処理される。すでに分類済みの場合も同様である。たとえば、マークAが付加され、画像フォルダ2に分類された画像ファイルに対して付加するマークをマークBに変更し、画像分類処理の実行を指示すると、当該画像ファイルが画像フォルダ2から抽出され、画像フォルダ3に格納される。
なお、上記実施の形態では、再生メニューのメニュー項目から『画像分類』を選択することにより、画像分類処理を実行するようにしているが、画像分類の処理の実行タイミングは、これに限定されるものではない。たとえば、次のように、マークが付加された段階で該当するフォルダに分類して格納するようにしてもよい。
図14は、マークが付加された段階で該当するフォルダに分類して格納する場合の処理手順を示すフローチャートである。
なお、マークを付加するまでの手順は、図8に示したフローチャートのステップ30からステップ38までの手順と同じなので、ここではマークを付加したあとの手順について説明する。
再生画像に対してマークボタン44が押され、付加するマークが選択されると、CPU100は、その選択されたマークを再生画像に付加する(ステップS35)。そして、そのマークが付加された画像ファイルを付加されたマークに対応するフォルダに格納する(ステップS50)。たとえば、マークAが付加され場合には、第2フォルダに格納し、マークBが付加された場合には、第3フォルダに格納する。
この後、CPU100は、画像のコマ送りの有無を判定し(ステップS51)、コマ送りがされた場合は、再びステップ31に戻り、その再生画像に対してマークボタン44の押下の有無を判定する。
一方、ステップ51で画像のコマ送りがなされなかった場合には、再生モードの終了の有無を判定し(ステップS52)、再生モードが終了した場合には処理を終了する。
このように、マークが付加された段階で直ちに画像ファイルを分類して対応するフォルダに格納するようにしてもよい。
この他、デジタルカメラ10がPC等の外部機器と接続された段階で画像ファイルを対応するフォルダに分類、格納するようにしてもよい。
図15は、デジタルカメラ10がPCに接続された段階で画像ファイルを対応するフォルダに分類、格納する場合の処理手順を示すフローチャートである。
PCとの接続をもって画像ファイルを分類する場合、CPU100は、PCとのUSB接続の有無を判定する(ステップS61)。
PCとUSB接続されると、CPU100は、次いで、記録メディア120に記録されている画像ファイルの中からマークが付加された画像ファイルがないか判定する(ステップS62)。マークが付加された画像ファイルがない場合は、分類処理を終了し、設定された通信モードの下でデータの送受信画行なわれる。
一方、マークが付加された画像ファイルがある場合には、そのマークが付加された画像ファイルを専用のフォルダに格納する(ステップS63)。そして、全ての画像ファイルについての分類が完了したかを判定し(ステップS64)、分類が完了すると、分類処理を完了する。この後、設定された通信モードの下でデータの送受信が行なわれる。
このように、PCとの接続を持って画像ファイルを分類するようにしてもよい。これにより、ユーザによる分類実行の指示を行なう必要がなくなり、使い勝手が向上する。
なお、この他、カメラがクレードルにて充電又はPC等と接続される場合には、クレードルに接続されたことをもって画像ファイルの分類処理を実行するようにしてもよい。
次に、本発明に係る撮影装置の第2の実施の形態について説明する。
上記実施の形態では、記録メディア120に記録された画像を再生モードで再生する過程でマークを付加しているが、本実施の形態では、撮影段階でマークを付加する。すなわち、撮影すると、その撮影画像がモニタ30にプレビュー表示され、そのプレビュー表示中にマークボタン44が押されると、モニタ30にプレビュー表示された画像にマークが付される。
なお、カメラの構成は、上記実施の形態のと同じなので、ここではマークを付加する処理の手順についてのみ説明する。
図16は、第2の実施の形態のデジタルカメラにおけるマークの付加処理の手順を示すフローチャートである。
カメラのモードが撮影モードに設定されると(ステップS70)、CPU100は、撮影の有無を判定する(ステップS71)。そして、撮影が行なわれると、図17(a)に示すように、撮影画像をモニタ30にプレビュー表示させる(ステップS72)。
撮影者は、このプレビュー表示された撮影画像を確認し、記録メディア120に記録する場合は、メニュー/OKボタン46を押し、記録しない場合は、BACKボタン42を押す。CPU100は、このプレビュー表示された撮影画像の記録の要否を判定する(ステップS73)。
ここで、BACKボタン42が押され、記録しないことが選択されると、CPU100は、撮影モードの終了の有無を判定し(ステップS74)、撮影モードの終了と判定すると、処理を終了する。
一方、メニュー/OKボタン46が押され、記録することが選択されると、CPU100は、図17(b)に示すように、モニタ30にマークの付加の要否を問うメッセージを撮影画像に重ねて表示させる。撮影者は、このモニタ30の表示を確認し、撮影画像にマークを付加する場合はマークボタン44を押し、付加しない場合は、BACKボタン42を押す。CPU100は、このマークの付加の要否を判定する(ステップS75)。
そして、マークボタン44が押され、マークを付加することが選択されると、CPU100は、画像記録部116にコマンドを出力し、その撮影画像の画像ファイルのヘッダにマークを付加して、撮影画像を記録メディア120に記録する(ステップS76)。
一方、BACKボタン42が押され、マークを付加しないことが選択されると、CPU100は、通常どおり画像を記録メディア120に記録する(ステップS77)。
画像記録後、CPU100は、撮影モードの終了の有無を判定し(ステップS74)、撮影モードの終了と判定すると、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラでは、撮影段階で撮影画像にマークを付加する。なお、付加されたマークに基づく画像ファイルの分類処理は、上述した実施の形態と同じである。すなわち、再生メニューの下で画像分類を選択し、画像分類の処理を実行させる。あるいは、カメラがPCとUSB接続されたことをもって分類処理を実行してもよいし、また、マークを付加した段階で分類処理を実行してもよい。
また、本実施の形態では、マークの付加の要否のみを選択できるようにしているが、付加するマークの種類も選択できるようにすることが好ましい。たとえば、ステップ75において、マーク付加が選択されると、更にマークの種類を選択させ、選択されたマークを付加するようにする。これにより、ユーザの要望に応じて更に詳細に画像ファイルを分類することができる。
また、本実施の形態では、プレビュー表示された撮影画像に対して記録の指示が出された後、マーク付加の要否を問うようにしているが、マーク付加の指示を出すタイミングは、これに限定されるものではない。たとえば、撮影画像のプレビュー表示後、記録指示の前にマークボタン44を押すと、そのプレビュー表示された撮影画像にマークが付加されるようにしてもよい。
次に、本発明に係る撮影装置の第3の実施の形態について説明する。
上記実施の形態では、ユーザが付加したマークに基づいて画像ファイルを分類処理しているが、この場合、マークが付加された画像ファイルがないと、画像ファイルの分類処理を行なうことができない。
そこで、本実施の形態では、マークが付加された画像ファイルがない場合は、DPOF(Digital Print Order Format)ファイルに基づき画像ファイルを分類する。すなわち、DPOF設定されている画像ファイルと、DPOF設定されていない画像ファイルとを分類して各々個別のフォルダに格納する。
なお、カメラの構成は、上記実施の形態のと同じなので、ここではDPOFファイルに基づき画像ファイルを分類する処理の手順についてのみ説明する。
図18は、第3の実施の形態のデジタルカメラにおける画像ファイルの分類処理の手順を示すフローチャートである。
再生モードの下でメニュー/OKボタン46を押し、モニタ30に再生メニューの画面(図7(a)参照)を表示させる(ステップS80)。そして、この再生メニューのメニュー項目の中から『画像部類』を選択する。CPU100は、この再生メニューのメニュー項目の中から『画像分類』が選択されたか否かを判定する(ステップS81)。
『画像分類』が選択されると、画像分類処理の実行を問い合わせるメッセージが表示される(図7(b)参照)。ユーザは、画像分類処理を実行する場合は、メニュー/OKボタン46を押し、中止する場合はBACKボタン42を押す。そして、メニュー/OKボタン46が押されて、画像分類処理の実行が指示されると、CPU100は、画像分類処理を実行する。
すなわち、まず、記録メディア120に記録されている画像ファイルの中からマークが付加された画像ファイルがないか判定する(ステップS82)。
ここで、マークが付加された画像ファイルがない場合、CPU100は、DPOF設定された画像があるか否かを判定する(ステップS83)。すなわち、記録メディア120にDPOFファイルの有無を検索し、そのDPOFファイルに基づいてDPOF設定された画像ファイルの有無を判定する。
そして、DPOF設定された画像ファイルがある場合には、そのDPOF情報をマークに代替する(ステップS84)。すなわち、DPOF設定された画像ファイルをマーク付き画像ファイルとする。
一方、DPOF設定された画像ファイルがない場合には、分類処理を終了し、再生メニューを終了する(ステップS90)。
マークが付加された画像ファイルがある場合、あるいは、DPOF設定された画像ファイルがある場合、CPUはマークを分析し(ステップS85)、記録メディア120の記録領域にマークに対応するフォルダが作成されているか否かを判定する(ステップS86)。そして、マークに対応するフォルダが作成されていない場合は、対応するフォルダを作成したのち(ステップS87)、そのマークに対応したフォルダに画像ファイルを格納する(ステップS88)。すなわち、同じマークが付された画像ファイルを同じマークの画像フォルダに格納する。
なお、DPOF設定された画像ファイルの場合、DPOF設定された画像ファイルをマークが付された画像とみなすので、たとえば、図4(b)に示すように、DPOF設定された画像ファイルを画像フォルダ1から抽出し、画像フォルダ2に格納する。
このように、画像ファイルをマークの有無又はDPOF設定の有無に基づき対応するフォルダに分類して格納する。そして、この分類処理を記録メディア120に記録されている画像ファイル全てについて行なう。CPU100は、記録メディア120に記録されている全ての画像ファイルについての分類が完了したかを判定し(ステップS89)、分類が完了すると、再生メニューを終了して(ステップS90)、処理を完了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、マークが付加されていない場合、DPOF設定に基づいて画像ファイルが分類される。これにより、マークの付加処理を行なわなくても、画像ファイルを分類することができ、画像ファイルを容易に管理することができる。
なお、DPOFファイルは、プリント注文する画像ファイルの指定を行なう自動プリントファイルと、自動送信する画像ファイルを指定する自動送信ファイルと、自動再生を行なう画像ファイルを指定する自動再生ファイルの3つのファイルを含むので、分類は、このファイルの種類に応じて行なうようにしてもよい。たとえば、プリント注文設定された画像ファイルと、送信設定された画像ファイルと、再生設定された画像ファイルとに分類して対応するフォルダに格納する。この場合、1枚の画像に複数の設定が行なわれている場合は、各設定に対応するフォルダに画像ファイルを格納する。あるいは、優先度を設定して格納する。
また、プリント注文の設定では、日付写し込みのあり/なしの設定やプリント枚数の設定、プリントサイズの設定ができるので、これらの設定に応じて分類するようにしてもよい。たとえば、日付写し込みの設定がされた画像ファイルと日付写し込みの設定がされていない画像ファイルとに分類して対応するフォルダに格納する。あるいは、プリント枚数の設定数に応じて分類し、対応するフォルダに格納する。この場合、1枚の画像に複数の設定が行なわれている場合は、各設定に対応するフォルダに画像ファイルを格納する。あるいは、優先度を設定して格納する。
また、本実施の形態では、画像ファイルの分類指示を再生メニューから行なうようにしているが、前記同様にカメラがPC等の外部機器と接続されると、自動的に画像ファイル場が分類されるようにしてもよい。
なお、上述した一連の実施の形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明は撮影機能を備えた携帯電話機やPDA等にも同様に適用することができる。
また、本実施の形態では、専用のマークボタンにてマーク付加の指示を与えるようにしているが、マーク付加の指示を与える方法は、これに限定されるものではない。たとえば、メニュー項目からマーク付加の指示を与えるようにしてもよい。また、画像再生中に他のボタン、たとえばレリーズボタン26の押下等でマーク付加の指示を与えるようにしてもよい。
デジタルカメラの正面斜視図 デジタルカメラの背面斜視図 デジタルカメラの内部の概略構成を示すブロック図 分類前と分類後のフォルダ構造を示す図(マークが1つの場合) マークの付加処理の手順を示すフローチャート(マークが1つの場合) マークに基づく画像ファイルの分類処理の手順を示すフローチャート(マークが1つの場合) 再生メニュー表示時におけるモニタの表示例を示す図 マークの付加処理の手順を示すフローチャート(マークが複数ある場合) マークに基づく画像ファイルの分類処理の手順を示すフローチャート(マークが複数ある場合) マーク選択時のモニタの表示例を示す図 分類前と分類後のフォルダ構造を示す図(マークが複数の場合) マークが付加された場合におけるモニタへの画像の表示例を示す図 マークを変更する場合におけるモニタの表示例を示す図 マークが付加された段階で該当するフォルダに分類して格納する場合の処理手順を示すフローチャート デジタルカメラがPCに接続された段階で画像ファイルを対応するフォルダに分類、格納する場合の処理手順を示すフローチャート 第2の実施の形態のデジタルカメラにおけるマークの付加処理の手順を示すフローチャート マーク付加時のモニタの表示例を示す図 第3の実施の形態のデジタルカメラにおける画像ファイルの分類処理の手順を示すフローチャート
符号の説明
10…デジタルカメラ、12…カメラボディ、14…レンズ、16…ストロボ、18…ファインダ窓、20…セルフタイマランプ、22…USB端子、24…電源端子、26…レリーズボタン、28…電源ボタン、30…モニタ、32…ファインダ接眼部、34…ストロボボタン、36…マクロボタン、38…ズームレバー、40…表示ボタン、42…BACKボタン、44…マークボタン、46…メニュー/OKボタン、48…十字ボタン、50…モードスイッチ、100…CPU、102…ROM、104…RAM、106…操作部、108…CCDイメージセンサ(CCD)、110…アナログ信号処理部、112…画像信号処理部、114…表示部、116…画像記録部、118…メディアインターフェース(メディアI/F)、120…記録メディア、122…通信制御部

Claims (7)

  1. 撮影した画像の画像データに所定の付属情報を付加して記録メディアに記録する記録手段と、撮影した画像を再生表示する表示手段とを備えた撮影装置において、
    前記表示手段に再生表示された画像に所定の分類情報の付加を指示する指示手段と、
    前記指示手段からの指示に応じて前記表示手段に再生表示された画像の画像データに所定の分類情報を付加するように前記記録手段を制御する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記画像データに付加する分類情報の種類を選択する分類情報選択手段を備え、前記記録制御手段は、該分類情報選択手段で選択された種類の分類情報を付加するように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記記録制御手段は、前記分類情報が付加された画像データが、分類情報ごとに分類されて前記記録メディアに記録されるように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記分類情報が付加された画像データが、分類情報ごとに分類されて前記記録メディアに記録されるように指示する分類指示手段を備え、前記記録制御手段は、該分類指示手段からの指示に応じて前記分類情報が付加された画像データが、分類情報ごとに分類されて前記記録メディアに記録されるように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記分類情報が付加された画像データの画像が前記表示手段に再生表示されると、該画像の画像データに分類情報が付加されていることを告知する告知手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の撮影装置。
  6. 撮影した画像の画像データに所定の付属情報を付加して記録メディアに記録する記録手段を備えた撮影装置において、
    前記画像データに付加された付属情報に応じて前記画像データが前記記録メディアに分類され記録されるように指示する分類指示手段と、
    前記分類指示手段からの指示に応じて前記記録メディアに記録された画像データが、前記付属情報ごとに分類されて前記記録メディアに記録されるように前記記録手段を制御する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  7. 前記付属情報はDPOF設定情報であって、該DPOF設定情報の中の特定の設定情報ごとに分類されて前記画像データが前記記録メディアに記録されることを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
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