JP2005117183A - 情報処理装置、テレビシステム、制御方法及びプログラム - Google Patents
情報処理装置、テレビシステム、制御方法及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 親機から必要に応じて所望のデータを子機に転送することができる情報処理装置、テレビシステム、制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】 夫々タイマイベント30、トリガイベント31、ユーザイベント32の設定を行うタイマイベント設定メニュー、トリガイベント設定メニュー、ユーザイベント設定メニューを選択するための画面を選択するイベント設定メニューが親機に表示される。そして、タイマイベント設定メニュー、トリガイベント設定メニュー、ユーザイベント設定メニューを介して各イベントの諸条件を設定することにより、この設定条件が満たされたときに、親機から子機へ所望の情報が転送される。
【選択図】 図8
【解決手段】 夫々タイマイベント30、トリガイベント31、ユーザイベント32の設定を行うタイマイベント設定メニュー、トリガイベント設定メニュー、ユーザイベント設定メニューを選択するための画面を選択するイベント設定メニューが親機に表示される。そして、タイマイベント設定メニュー、トリガイベント設定メニュー、ユーザイベント設定メニューを介して各イベントの諸条件を設定することにより、この設定条件が満たされたときに、親機から子機へ所望の情報が転送される。
【選択図】 図8
Description
本発明は、例えば複数の映像ソースを表示できるマルチ画面表示機能を有するデジタルテレビを親機の一部とし、上記親機の外部に設けられた子機モニタ装置に対して少なくとも1つの映像ソースを転送することが可能な親機/子機テレビシステムに用いられ、親機の一部を構成する情報処理装置に関する。
現在、放送業界では、アナログ地上波放送からBS/CSデジタル放送への移行が進められている。即ち、いわゆる放送のデジタル化が進展している。これに伴い、テレビ(表示装置)の担う役割が「お茶の間のテレビ」から「家庭の情報の窓」へと変貌していく大きな流れが出来つつある。そして、家庭へ送信される番組数が増やされ(多チャンネル化)、映像の情報量もSD(Standard Definition)からHD(High Definition)へと高精細化がなされている。
このような流れを受けて、表示装置の担う役割も変わってきている。そして、これに伴って、家庭の居室で臨場感あふれる映像を表現するために、表示装置も大画面高精細化に向かっている。この典型的な例としては、50インチを超えるサイズのPDP(プラズマディスプレイ)等が挙げられる。この程度のサイズの表示装置は、これまでは、主に公共の場での業務用としての需要が高かったが、近時、価格の低下に伴って個人消費者による需要も増加しており、将来、多くの家庭で使用されるようになると予想されている。更に、表示装置等とアンテナ等との間に接続されるセットトップボックス等の受信機が担う役割も、低コストで高機能化へ向かっていくことは必須である。
このような背景から、放送のデジタル化、表示装置の大画面高精細化により、表示装置を「家庭の情報の窓」として用いるための手段の1つとして、様々な映像ソースを1つの表示装置に同時に表示するマルチ画面表示という表示形態が期待されている。例えば、最近の表示装置には2チャンネルの放送を同時に受信して画面に同時に表示することのできる機能が組み込まれたものがあるが、この受信チャンネル数及び表示画面数は、目的に応じて更に増える可能性が高い。
しかし、一家に一台のみ高機能な受信機を導入する場合は特に問題とならないが、消費者がデジタルテレビを、従来のアナログテレビと同様に、「一家に一台」ではなく「一部屋に一台」導入しようとする場合、総導入コストが非常に高くなる。このため、デジタルテレビをそのままアナログテレビの代替物として用いることは現段階では難しい。
更に、デジタルテレビを用いるようになると、それまで使用してきたアナログテレビ等が不要なものとなり、アナログテレビを購入するために用いた金銭が全く無駄になってしまう可能性もある。
一方、マルチ画面表示機能に着目すると、例えば、主画面と子画面のような表示形態で通常表示と裏番組表示のような複数のデジタル放送ソースが同時に表示される場合の他に、1つのデジタル放送ソースが全画面に表示される場合等、いくつかのデジタル放送ソースが未使用な状態になっている場合もあり得る。
これらを考慮すると、上記のようなセットトップボックス等の情報処理装置とこれの特定の一端子に接続されたPDP等のデジタル表示装置との組み合わせを親機とし、更に1又は2以上の副情報処理装置及びディスプレイを備えたアナログテレビ等を子機として、情報処理装置と送受信可能にした親機/子機テレビシステムを構築することが好ましい。そして、このテレビシステムにおいて、親機を高機能の受信機として用い、従来用いられている機器(アナログテレビ及びVTR等)を子機として用い、必要に応じて親機内の映像リソースであるデジタルチューナ及びHDD等の使用を子機に割り付ければ、総導入コストを低く抑えながら、従来の機器でもデジタル放送を観賞することができるようになる。
このような流れを受けて、上述のような親機及び子機を用いたテレビシステムにおいて、親機と子機との間の通信に無線LANが用いられるようになってきている。このようなテレビシステムの一例として、親機が受信したテレビ映像、音声、インターネット情報等が無線LANを用いて子機に送信され、子機での映像の表示を可能とし、また、子機での番組の切り換えやインターネットのブラウザの遠隔操作を可能としたものがある。このようなテレビシステムに関する技術は、例えば特開2001−358966号公報に開示されている。
図18は、従来の無線LANを用いたテレビシステムの構成を示すブロック図である。図18に示す従来例では、1つの親機150と3つの子機151a、151b及び151cとの間で無線通信が行われる。
親機(映像送信部)150には、テレビアンテナ130、3つの互いに独立した選局部131a〜131c、映像処理部132a〜132c、圧縮部133a〜133c、多重化部134、無線部135及び無線送受信アンテナ136が設けられている。
このように構成された親機150では、複数の番組が含まれる映像信号がテレビアンテナ130により受信され、選局部131a〜131cにより特定の番組が選局される。そして、選局された番組の受信データから映像処理部132a〜132cによって映像データが生成される。その後、圧縮部133a〜133cによって、無線送信可能なビットレートまでデータ伝送帯域が制限される。次いで、多重化部134によって、3系統の圧縮されたデータが時分割多重される。そして、無線部135により変調処理及び増幅処理等が行われ、無線送受信アンテナ136を介して送信される。
一方、子機151a〜151cには、夫々無線送受信アンテナ137a〜137c、無線部138a〜138c、多重分離部139a〜139c、伸長部140a〜140c及び子機モニタ141a〜141cが設けられている。
このように構成された子機151a〜151cでは、親機150から送信された映像信号が無線送受信アンテナ137a〜137cより受信され、無線部138a〜138cにおいて復調等の処理が行われる。その後、多重分離部139a〜139cにおいて必要なデータのみが分離されて取得され、伸長部140a〜140cによって、圧縮されているデータが復元される。そして、子機モニタ141a〜141cで映像が表示される。
また、このテレビシステムにおいては、ユーザが子機モニタ141a〜141cに設けられた選局ボタン(図示せず)を用いて親機150の選局部131a〜131cを制御することにより、番組を切り換えたりするようにすることも可能である。
このような無線LANを採用したテレビシステムを用いることにより、家庭等で壁面のアンテナ端子等の設置場所が限られている場合でも、親機150をアンテナ端子に接続すれば、子機151a〜151cを無線が届く範囲内で自由に設置することが可能となり、特に場所の制限を受けることなく映像を見ることが可能となる。
上記のテレビシステムでは、親機に表示装置が設けられていないが、親機に表示装置が設けられたものは、例えば特開平8−79720号公報に開示されている。この従来例では、親機に1つの選局部が設けられており、放送され選局された映像データはメモリ等の記憶装置に蓄えられる。そして、この映像データに基づいて親機の表示装置(モニタ)で映像が表示されたり、子機に送信された後、子機の表示装置(モニタ)で映像が表示されたりする。即ち、このテレビシステムは、親機を映像のホームサーバのようにして用いることを想定したものである。
しかしながら、特許文献1(特開2001−358966号公報)又は特許文献2(特開平8−79720号公報)に記載されたテレビシステムのいずれにおいても、ユーザが子機を構成するアナログテレビでデジタル放送を視聴することは可能であるが、以下のようなより発展した使用方法を実行することはできない。このような使用方法としては、例えば、毎朝決まった時刻に、親機から目覚ましテレビとして決まったデジタル放送の番組の映像を子機に転送するという方法や、予約した番組を見逃さないように予約時刻になったら親機から子機に自動転送するという方法のように、その時にリモコン操作を行わずとも親機から自動的に映像データの転送を行う使用方法が挙げられる。また、例えば親機が検知したデジタル放送の緊急情報サービスを子機に転送するという使用方法も挙げられ、更に、親機/子機テレビシステムという家庭内の簡易ネットワークを利用した親機から子機への通知情報の配信を行うという使用方法もある。通知情報には、例えば、親が子供に対して「もう寝なさい」又は「夕食ができたから来なさい」等の簡易通知が含まれる。
このように、近時、親機/子機テレビシステムは、デジタルテレビ映像の配信という基本機能のみならず、上記のようなイベント情報配信などの付加機能を持つことにより、より便利な機能を低コストで提供できるシステムになることが望まれており、これを実現するために、更なる改良及び改善が望まれている。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、親機から必要に応じて所望のデータを子機に転送することができる情報処理装置、テレビシステム、制御方法及びプログラムを提供することである。
本願発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、下記の諸態様に想到した。
本願の第1の発明に係る情報処理装置は、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置において、前記副出力手段から出力する映像データの指定、当該映像データを出力する時刻の指定及び当該映像データを出力する副情報処理装置の指定を1組のタイマイベント情報として受け付けるタイマイベント受付手段と、前記タイマイベント情報に含まれる時刻に当該映像データを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させるタイマイベント制御手段と、を有することを特徴とする。
本願の第2の発明に係る情報処理装置は、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置において、前記副出力手段からトリガ情報を出力する副情報処理装置の指定をトリガイベント情報として受け付けるトリガイベント受付手段と、前記トリガ情報を受信した時に、当該トリガ情報を当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させるトリガイベント制御手段と、を有することを特徴とする。
本願の第3の発明に係る情報処理装置は、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置において、出力するメッセージの指定、当該メッセージを出力する時刻の指定及び当該メッセージを出力する副情報処理装置の指定を1組のユーザイベント情報として受け付けるユーザイベント受付手段と、前記ユーザイベント情報に含まれる時刻に当該メッセージを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させるユーザイベント制御手段と、を有することを特徴とする。
本願の第4の発明に係るテレビシステムは、上記のいずれかの情報処理装置と、前記情報処理装置と双方向通信が可能な副情報処理装置と、前記情報処理装置に接続された主表示装置と、前記副情報処理装置に接続された副表示装置と、を有することを特徴とする。
本願の第5の発明に係る制御方法は、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御する制御方法において、前記副出力手段から出力する映像データの指定、当該映像データを出力する時刻の指定及び当該映像データを出力する副情報処理装置の指定を1組のタイマイベント情報として受け付ける工程と、前記タイマイベント情報に含まれる時刻に当該映像データを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる工程と、を有することを特徴とする。
本願の第6の発明に係る制御方法は、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御する制御方法において、前記副出力手段からトリガ情報を出力する副情報処理装置の指定をトリガイベント情報として受け付ける工程と、前記トリガ情報を受信した時に、当該トリガ情報を当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる工程と、を有することを特徴とする。
本願の第7の発明に係る制御方法は、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御する制御方法において、出力するメッセージの指定、当該メッセージを出力する時刻の指定及び当該メッセージを出力する副情報処理装置の指定を1組のユーザイベント情報として受け付ける工程と、前記ユーザイベント情報に含まれる時刻に当該メッセージを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる工程と、を有することを特徴とする。
本願の第8の発明に係るプログラムは、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御するプログラムにおいて、コンピュータに、前記副出力手段から出力する映像データの指定、当該映像データを出力する時刻の指定及び当該映像データを出力する副情報処理装置の指定を1組のタイマイベント情報として受け付ける処理と、前記タイマイベント情報に含まれる時刻に当該映像データを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる処理と、を実行させることを特徴とする。
本願の第9の発明に係るプログラムは、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御するプログラムにおいて、コンピュータに、前記副出力手段からトリガ情報を出力する副情報処理装置の指定をトリガイベント情報として受け付ける処理と、前記トリガ情報を受信した時に、当該トリガ情報を当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる処理と、を実行させることを特徴とする。
本願の第10の発明に係るプログラムは、外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御するプログラムにおいて、コンピュータに、出力するメッセージの指定、当該メッセージを出力する時刻の指定及び当該メッセージを出力する副情報処理装置の指定を1組のユーザイベント情報として受け付ける処理と、前記ユーザイベント情報に含まれる時刻に当該メッセージを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、予め受け付けた指定情報に基づいて、種々の情報を副情報処理装置に出力することができる。このため、副情報処理装置自体に高い処理能力がない場合であっても、デジタル放送映像の視聴だけでなく、種々のサービス情報を受信して副表示装置に表示することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るテレビシステムを構成するマルチ画面表示機能を有する親機の構成を示すブロック図である。本実施形態の親機は、3つの独立した放送映像ソースを、予め決められた所定のレイアウトに基づいて、1つの表示装置にマルチ画面合成表示できるように構成されている。なお、これらの映像ソースは、1、2又は4以上であってもよい。
本実施形態の親機には、パラボラアンテナ等のアンテナ1が設けられている。アンテナ1により、BSデジタル放送やCSデジタル放送等の電波が受信される。これらの衛星放送の他に、地上波及び光ケーブル等からの信号を受信できるものであってもよい。アンテナ1には、3つのチューナ2a、2b及び2cが接続されている。チューナ2a〜2cとしては、BS専用チューナ、CS専用チューナ、BS/CS共用チューナ、地上波デジタルチューナ等を用いることができ、全ての種類が相違していてもよく、一部又は全部が同一の種類であってもよい。チューナ2a〜2cには、例えば帯域フィルタ及びダウンコンバータ等が設けられている。
チューナ2a〜2cの後段には、夫々復調部3a、3b、3cが接続されている。復調部3a〜3cでは、伝送形態に合致した復調処理を施すと共に、誤り訂正処理等を行う。例えば、MPEG2の形式の映像データが入力された場合、所望のMPEG2トランスポートストリームを出力する。
復調部3a〜3cの後段には、夫々デマルチプレクサ4a、4b、4cが接続されている。デマルチプレクサ4a〜4cは、例えばMPEG2トランスポートストリームから、所望の番組のMPEG2の映像データ、MPEG2の音声データ、付加情報を互いに分離する。分離されたMPEG2の音声データは音声デコーダ(図示せず)によって復号され、オーディオ信号として出力される。音声でコーダに増幅器及びスピーカを接続しておけば、受信した番組の音声を聞くことができる。
デマルチプレクサ4a〜4cの後段には、夫々映像デコーダ5a、5b、5cが接続されており、デマルチプレクサ4a〜4cによって分離されたMPEG2の映像データが映像デコーダ5a〜5cによって復号される。このとき、MPEG2の映像データがラスタースキャン形式のベースバンドの表示フォーマットに変換される。
映像デコーダ5a〜5cの後段には、夫々解像度変換部6a、6b、6cが接続されており、映像デコーダ5a〜5cから出力された映像データが解像度変換部6a〜6cに受け渡される。
更に、本実施形態には、チューナ2a〜2c、復調部3a〜3c、デマルチプレクサ4a〜4c、映像デコーダ5a〜5c、及び解像度変換部6a〜6c等の動作を制御する制御部15が設けられている。デマルチプレクサ4a〜4cによって分離された付加情報は制御部15へ受け渡される。
付加情報がBSデジタル放送において運用が予定されているデータ放送に関するものである場合、制御部15はBML(Broadcast Markup Language)スクリプト言語を解釈し、マルチメディア情報サービス提供者のコンテンツシナリオを得る。このシナリオは構造化されたコンテンツの属性(テキスト、静止画、動画、音声等の個別データと、この個別データの画面上の配置を指定する制御情報や、ボタン等の操作に応じて画面を更新する画面制御情報等)からなり、制御部15がこれを解釈し、後述するグラフィックスアクセラレータ12及び映像デコーダ5a〜5cと連動して、データ放送の画面を形成する。
また、付加情報がEPG(Electrical Program Guide)情報の場合、制御部15はPSI(Program Specific Information)/SI(System Information)情報を解釈し、番組情報(例えば、番組、放送時間、タイトル、カテゴリ等)を得る。
制御部15には、時間を計測するカウンタ(図示せず)、周辺入出力インタフェース(図示せず)等が設けられ、また、制御部15に、演算能力を持つCPUデータを一時格納するRAM14、及び制御プログラムを格納するROM13が接続されている。なお、制御部15は論理ロジックのみで構成されていてもよく、また、CPUや並列演算が可能なメディアプロセッサであってもよい。制御を行うために実行するプログラムはROM13に内蔵されていてもよいし、周辺入出力インタフェースを介して外部から転送されてもよい。また、ROM13には必要に応じて文字フォント等が格納されており、文字情報を画面に展開するときに使用される。更に、制御部15にはリモコン受光部17が接続され、赤外線を用いた親機用リモコン(リモートコントローラ)16のコマンドを受け付けることができる。この親機用リモコン16としては、通常のリモコンだけでなく、例えば、赤外線発光ができるキーボード、マウス又はジョイスティック等を用いてもよい。
そして、制御部15が表示フォーマット(表示ライン数、ドット数、色数等)及び予め設定されたマルチ画面レイアウト情報に基づいて解像度変換部6a〜6cの制御を行い、解像度変換部6a〜6cにおける解像度変換パラメータ(拡大率又は縮小率、拡大縮小の重み付けフィルタ係数等)を独立して設定することで、解像度変換部6a〜6cが、映像の拡大処理、縮小処理、等倍処理等を行う。また、解像度変換部6a〜6cは、映像デコーダ5a〜5cの出力形式及び後述する表示装置11の走査形式に応じてI−P変換(Interlace−Progressive変換)やP−I変換等のフォーマット変換処理も同時に行う。
チューナ2aから映像デコーダ5aまでの入力映像処理のデータパス、チューナ2bから映像デコーダ5bまでの入力映像処理のデータパス、チューナ2cから映像デコーダ5cまでの入力映像処理のデータパスは、互いに独立しており、夫々チューナ2a〜2cの種別と一体化した処理系である。以下、これらの一連のデータパスを「放送映像リソース」という。
更に、本実施形態には、少なくとも表示画像1面分の容量を備えた共有メモリ(フレームメモリ)8、及びこの共有メモリ8の動作を制御するメモリ制御部7が設けられている。解像度変換部6a〜6cから出力された3つの書き込み映像データは、メモリ制御部7の制御の下に共有メモリ8に格納される。ここまでが、共有メモリ8に映像データが書き込まれるまでの流れである。
次に、メモリ制御部7よりも後段の構成及び共有メモリ8から読み出されたデータが出力されるまでの流れについて説明する。
制御部15にはグラフィックスアクセラレータ12が接続されており、グラフィックスアクセラレータ12は、制御部15が描画命令を発行することにより、共有メモリ8にOSD画面や、EPG(電子プログラムガイド)画面、データ放送画面等のGUIを、BitBlt(Bit Block Transfer)やDMA(Direct Memory Access)等のアクセラレーション機能を用いて生成する時に用いられる。
本実施形態には、更に、親機の表示装置11に表示する映像を合成して出力する親機用マルチ画面合成部(主出力手段)9が設けられている。親機用マルチ画面合成部9は、制御部15からのマルチ画面のレイアウト管理指示に基づいて、表示すべき映像ソースの映像データが格納されているメモリアドレスをメモリ制御部7に対して発行し、共有メモリ8から映像データを読み取る。このとき、3つの放送映像リソースから共有メモリ8に格納された映像データは、互いに独立して、かつ表示装置11に適合したリフレッシュレートに同期して読み出される。このため、親機用マルチ画面合成部9は、所望の映像データを所望の表示位置で切り換えながら出力することによりマルチ画面合成を実現することができる。
ここで、メモリ制御部7による共有メモリ8の制御について簡単に説明する。解像度変換部6a〜6cからの共有メモリ8への3種類の書き込み要求と親機用マルチ画面合成部9からの3種類の読み出し要求は、共有メモリ8への完全非同期なランダムアクセスとなる。このため、メモリ制御部7は、予め設定された優先順位に基づいてスケーラブルなメモリ調停処理を行う。このメモリ調停によって、共有メモリ8への転送が許可された要求に対応するアドレスが共有メモリ8に発行され、時分割のメモリ転送が実現可能なUMA(Unified Memory Architecture)となる。また、図1に示すように、共有メモリ8からの読み出しデータ線は読み出し要求を発行したブロックに共通の配線となっている。但し、上記のメモリ調停に付随して、各読み出し要求を発行したブロックに対する個別の読み出しデータ有効信号を返すことで、読み出し要求に対するデータが有効であるかを識別できる構成となっている。また、共有メモリ8は、上記6種類の転送要求を同時に処理できるバンド幅を確保できるように構成されている。
親機用マルチ画面合成部9と表示装置11との間には、表示制御部10が接続されている。表示制御部10により、表示装置11のフレームレートに同期して、表示装置11の特性に応じた表示駆動の制御、表示フォーマット変換等が行われる。
表示装置11としては、マトリクス電極構造を持つフラットパネル(液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等)であっても、CRTであっても、画像を表示する装置であれば用いることができる。例えば、表示装置11としてテレビを用いる場合には、ハイビジョンに対応可能なものが好ましく、パーソナルコンピュータ用のものであれば、SXGA以上の高精細画像を表示できる大画面ディスプレイが好ましい。
第1の実施例には、更に、3つの子機用出力合成部18a、18b、18cが設けられており、子機用出力合成部18a〜18cは、子機として定義された外部表示装置のリフレッシュレートに同期して、共有メモリ8からのデータの読み出し要求をメモリ制御部7に対して発行する。
そして、子機用出力合成部18a〜18cの後段には、夫々子機用出力インタフェース19a、19b、19cが設けられている。子機用出力合成部18a〜18c及び子機用出力インタフェース19a〜19cから副出力手段が構成されている。なお、子機用出力インタフェース19a〜19cの形態は特に限定されず、子機との接続がアナログ有線を介している場合には、例えばD/A変換器やビデオアンプが用いられ、デジタル有線を介している場合には、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)やLVDS(Low Voltage Differential Signaling)トランシーバが用いられ、無線を介している場合には、Wireless1394等の無線プロトコルI/F等が用いられる。
次に、上述のように構成されたマルチ画面表示機能を有する親機の動作について、特に制御部15の動作を中心にして説明する。図2は、制御部15の動作を示すフローチャートである。
先ず、通常のマルチ画面表示を行う場合、制御部15は、ステップS100で電源投入を検知すると、ステップS101で初期化処理を行う。ここでは、初期画面レイアウト情報(表示する画面数分の始点・終点情報、画面が重なった場合の表示優先度情報等)をROM13から取得する。そして、放送映像ソースが入力される場合は、放送映像ソースのフォーマット及びデフォルト選択チャンネルの決定を行い、各放送映像リソース、即ちチューナ部2a〜2c、復調部3a〜3c、デマルチプレクサ4a〜4c、及び映像デコーダ5a〜5cの初期設定を行う。
制御部15は、ステップS102で、ステップS101で取得した画面レイアウト情報に基づいて、各映像ソースの水平・垂直の拡大・縮小倍率を算出し、解像度変換パラメータを決め、各解像度変換部6a〜6cにおけるパラメータを設定する。
制御部15は、ステップS103で、各解像度変換部6a〜6cの出力を共用メモリ8に書き込む時に必要な書き込み用のメモリアドレスを設定する。図3は、共用メモリ8のメモリ論理アドレスマップを示す図である。本実施形態では、親機のマルチ画面機能(1個の親画面及び2個の子画面)を実現するために、共用メモリ8に、3つの動画プレーン#0〜#2、ARIB規格によるGUIデータ用の親機用OSDプレーン(静止画プレーン、文字図形プレーン及び字幕プレーン)の計6プレーンを構成している。この親機用OSDプレーンの構成方法についての詳細は、ARIB規格書(ARIB STD TR-15 BSデジタル放送運用規定)に記載されている。各プレーンには、表示装置11の表示解像度分のメモリ空間が割り当てられる。また、共用メモリ8に書き込む時点では、表示のための合成はなされていない。ここでは、主に図3の開始アドレス#0〜#5が各解像度変換部6a〜6c、及びグラフィックスアクセラレータ12で参照され、これらに設けられている書き込みアドレス生成部(図示せず)のメモリアドレスのベースアドレス値として使用される。
制御部15は、ステップS104で、マルチ画面表示時の背景色(パターン)を、親機用マルチ画面合成部9に設定する。これは、非映像表示領域(親画面及び子画面の周辺の領域)に適用される。
制御部15は、ステップS105で、ステップS101で取得した表示優先度を親機用マルチ画面合成部9に設定する。但し、OSDプレーンには最上位の優先度を付与する。
制御部15は、ステップS106で、マルチ画面制御用GUIのOSD表示設定を行う。このGUIは、Web画面、EPG画面及びデータ放送画面等の制御部15が描画する全ての画面に対応するものである。具体的には、制御部15がGUIを描画するための描画命令をグラフィックスアクセラレータ12に発行し、グラフィックスアクセラレータ12のDMAやBitBlt等のアクセラレート機能を用いてビットマップ形式に展開した文字やその他のデータを、メモリ制御部7を通じて共用メモリ8に書き込むことで画面作成を行う。
制御部15は、ステップS107で、読み出し用メモリアドレスの設定を行う。親機用マルチ画面合成部9には、表示装置11の水平・垂直同期信号を基準にした表示領域の水平画素数カウンタ及び垂直ライン数カウンタ(図示せず)が設けられており、表示期間のラスタースキャン走査数が数えられる。そして、OSD表示が必要な場合、親機用マルチ画面合成部9は、このカウント値に基づいて読み出しアドレスを発生する。このとき、親機用マルチ画面合成部9は、読み出しアドレスの開始アドレスとして、所望のOSDデータに対応する図3の親機用OSDプレーンの開始アドレス#3、#4及び#5を指定する。なお、これらのGUIデータにおいて、文字図形プレーン及び字幕プレーンだけは8ビットのCLUT(Color Look Up Table)のインデックスデータとして共用メモリ8に描画されており、このインデックスデータは親機用マルチ画面合成部9に構成されるCLUTで映像データとαデータに変換され、親機用マルチ画面合成部9に構成されるα演算回路で合成できることがARIBで推奨されている。
一方、親機用マルチ画面合成部9は、制御部15により設定された画面レイアウト情報(放送映像#0、放送映像#1、放送映像#2の上記表示領域での各始点・終点座標)に基づいて、上記カウンタが各映像ソースの領域と一致した場合に、図3中の対応する動画プレーン領域へ読み出しアドレスを発生する。親機用マルチ画面合成部9は、読み出し要求が重なった場合には、制御部15により設定された表示優先度情報に基づいて、最上位の優先度である映像ソースの読み出しを選択し、それ以外の読み出しアドレスは発生させない。合成すべきデータがないと判断した場合には、親機用マルチ画面合成部9は読み出しアドレスを発生することなく、制御部15により設定された背景データを出力する。このようにして、表示レイアウトに対応した映像データが読み出され、映像データの合成が実現される。
上記OSDデータと映像ソースの共用メモリ8からの読み出しは時分割で交互に読み出され、GUIデータとマルチ画面合成データはα値に応じて、OSDデータ選択、映像合成データ選択、GUIデータと映像合成データのアルファ合成がなされ、最終的なマルチ画面合成データとして表示制御部10に出力される。アルファ合成は、元の画像をA、グレイ画面をB、アルファ係数をα(0≦混合率α≦1)としたとき、「A×α+B(1−α)・・・(式1)」で表される。
そして、このような初期化処理後に、図4に示すような1個の主画面と2個の子画面とが設けられたマルチ画面合成の初期化時の映像ができ上がる。なお、図4に示す表示形態は、マルチ画面表示形態の一例であり、これに限定されるものではない。
その後、ステップS108で、レイアウト変更が生じた場合は、制御部15は、ステップS109でレイアウト決定を行い、上述したステップS102〜ステップS107を繰り返すことにより、マルチ画面のレイアウト変更を実行する。
ここで、以降の説明を分かりやすくするために、レイアウト変更前の状態では、表1に示すように、主画面Mに関し、チューナ部2a〜解像度変換部6aによって処理された映像データが動画プレーン#0に割り付けられ、子画面S1に関し、チューナ部2b〜解像度変換部6bによって処理された映像データが動画プレーン#1に割り付けられ、子画面S2に関し、チューナ部2c〜解像度変換部6cによって処理された映像データが動画プレーン#2に割り付けられているものとする。
また、リモコン16には、イベント設定ボタン(図示せず)が設けられている。そして、イベント設定ボタンが押されると、制御部15は、図8に示すイベント設定メニューのGUIを表示装置11にOSD表示させる。イベント設定メニューには、図8に示すように、タイマイベント30を設定するためのチェックボタン、トリガイベント31を設定するためのチェックボタン及びユーザイベント32を設定するためのチェックボタンが設けられており、これらのチェックボタンのいずれかがチェックされた状態でユーザがカーソルを決定の欄に移動し、リモコン16に設けられた決定ボタン(図示せず)を押すと、制御部15は、チェックされたイベントの設定メニューの画面を表示装置11に表示させる。
次に、本実施形態において親機と組み合わせて用いられる子機について説明する。図5は、子機の構成を示すブロック図である。ここでは、子機が、構成が簡易で廉価な子機アダプタ28及びアナログテレビ27が互いに接続されて構成されているものとする。子機アダプタ28には、子機入力インタフェース21、NTSC符号化部22、デジタル−アナログ変換器(D/A)及び増幅器(AMP)23、子機制御部24、子機用リモコン25及びリモコン受光部26が設けられている。子機アダプタ28及びアナログテレビ27は、各々に設けられたS端子、音声L端子及び音声R端子を介して接続されている。子機入力インタフェース21に、親機から転送された映像・音声ソースが入力される。NTSC符号化部22は、子機入力インタフェース21に入力された映像データに対して、480iのデジタル映像データをNTSC規格のアナログY/C信号に変換する。この信号はS端子を通じて、アナログテレビ27に受け渡され、音声データはD/A及びAMP23でアナログ信号に変換されて増幅された後、音声L端子及び音声R端子を介して、アナログテレビ27に受け渡される。このようにして、アナログテレビ27を外部入力選択状態にすることで、親機からのデジタル放送映像が表示できるようになる。
なお、子機転送する子機は1つであることに限定されず、複数の子機に異なる映像ソースの映像が転送されたり、複数の子機に同一の映像ソースの映像が転送されたりしてもよい。また、図6に示すように、親機と3個の子機とを通信可能にすることが可能であり、この場合、3つの子機に転送が行われている間、親機がスタンバイモードで使用されていない状態となるようにしてもよい。
(タイマイベント型の子機転送)
次に、タイマイベント型の子機転送について説明する。タイマイベント型の子機転送とは、親機が予め設定された時刻及びチャンネル情報に基づいて、指定時刻になったら子機へ指定番組を転送することを意味する。このようなタイマイベント型の子機転送が必要とされる場合としては、例えば、子機として用いられるアナログテレビが非表示状態になっているときに、目覚まし情報としてデジタル放送の番組を表示する場合や、予約したデジタル放送の番組を表示する場合等が挙げられる。
次に、タイマイベント型の子機転送について説明する。タイマイベント型の子機転送とは、親機が予め設定された時刻及びチャンネル情報に基づいて、指定時刻になったら子機へ指定番組を転送することを意味する。このようなタイマイベント型の子機転送が必要とされる場合としては、例えば、子機として用いられるアナログテレビが非表示状態になっているときに、目覚まし情報としてデジタル放送の番組を表示する場合や、予約したデジタル放送の番組を表示する場合等が挙げられる。
タイマイベント型の子機転送を行う場合には、先ず、図7に示すように、親機に諸条件を設定する必要がある(ステップS200)。この設定を行うにあたり、図8に示すイベント設定メニュー用のGUIが表示されている状態で、ユーザがタイマイベント30の設定を選択して決定すると、図9に示すタイマイベント設定メニューが表示装置11の画面に表示される。
ここで、タイマイベント設定メニューの設定項目について説明する。本実施形態では、タイマイベント設定メニューの設定項目として、転送先33、チャンネル34、時刻35、日付36、競合時の優先度37及び子機表示時の優先度38の設定を行うことができるようにプログラムが構成され、このプログラムがROM13に格納されている。転送先33は、タイマイベントが発生したときの転送先を設定するための設定項目である。ここでは、転送先として3個の子機から1個を選択できるように構成されているものとする。チャンネル34は、転送する放送映像リソースのチャンネル番号を直接設定するための設定項目である。時間35は、タイマイベントを発生させる時刻を設定するための設定項目である。日付36は、タイマイベントを発生させる日付を設定するための設定項目である。本実施形態では、日付36に、例えば、直接日付を設定することも可能であり、また、「毎日」と設定することも可能としている。「毎日」と設定することは、例えば目覚ましテレビとして用いる場合に好適である。
競合時の優先度37は、タイマイベントが発生した時に、チャンネル34に設定されたチャンネルが親機又は他の子機のいずれかで使用されている場合の優先度を設定するための設定項目である。本実施形態では、「優先する」又は「優先しない」のいずれかを設定できるように構成されている。そして、「優先する」を設定した場合には、タイマイベントが発生した時に競合が生じていたとしても、親機は、内部処理により競合した親機や他の子機へのそのチャンネルの映像データの出力を停止し、転送先33に設定されている子機に優先的に映像データを出力する。一方、「優先しない」を設定した場合には、タイマイベントが発生した時に競合が生じていると、タイマイベントを破棄する。
子機表示時の優先度38は、タイマイベントが発生した時刻に、転送先33に設定されている子機が親機から映像データを出力されてその映像を表示している場合にどの表示を優先するかを設定するための設定項目である。本実施形態では、「表示優先」又は「イベント優先」のいずれかを設定できるように構成されている。そして、「表示優先」を設定した場合には、タイマイベントが発生した時に転送先33に設定されている子機が既に親機から出力された映像データの映像を表示していると、タイマイベントを破棄することにより、子機にタイマイベントによる映像の切り換えが生じないようにする。一方、「イベント優先」を設定した場合には、タイマイベントが発生した時に転送先33に設定されている子機が既に親機から出力された映像データの映像を表示していても、その子機に出力する映像データをチャンネル34に設定されたチャンネルのものに強制的に切り換える。
これらの設定項目は、RAM14の容量に応じた種類だけ設定することが可能であり、この設定に当たっては、スクロールバー39及び親機用リモコン16を用いればよい。図9に示すタイマイベント設定メニューでは、子機A、子機B及び子機Cに対して総計で4種類の設定が行われている。
そして、上述のようにしてステップS200でタイマイベントの設定が行われ、その後、ステップS201で制御部15がタイマ回路(図示せず)に示された時刻と時刻35に設定された時刻とを比較することにより、既に設定されているタイマイベントを検知すると、ステップS202に進む。なお、タイマ回路の時刻補正は、デジタル放送のトランスポートストリーム中の時刻情報に基づいて行われるため、常に正確な時刻を把握できるようになっている。
ステップS202で、制御部15は、親機が管理している放送映像リソースの親機及び他の子機での使用状態を示すリソース管理情報をRAM14から読み出し、タイマイベントが発生した設定のチャンネル34の設定とリソース管理情報とを比較することにより、リソース競合の有無を調べる。そして、リソース競合がない場合は、ステップS203に進み、リソース競合がある場合は、ステップS211に進んで、競合時の優先度39を参照する。ステップS212では、制御部15が競合時の優先度37の内容を調査し、「優先する」を設定されている場合は、ステップS203に進み、「優先しない」をと設定されている場合は、親機又は他の子機を出し抜いてまで放送映像リソースを獲得するものではないと判断して、ステップS215で、タイマイベントを破棄する。
ステップS203で、制御部15はタイマイベントの転送先33に設定された子機が既に映像を表示しているか否か(親機の放送映像リソースを使用しているか否か)を前述したリソース管理情報に基づいて判断する。子機が表示中でなければ、ステップS205に進み、表示中の場合は、ステップS211で、子機表示時の優先度38を参照する。そして、ステップS213で、子機表示時の優先度38に「イベント優先」を設定されている場合は、ステップS205に進み、子機表示時の優先度38に「表示優先」を設定されている場合は、転送先の子機において、現在の表示を切り換えてまで放送映像リソースを獲得するものではないと判断して、ステップS215で、タイマイベントを破棄する。
以上説明したようなタイマイベントの検知後の前処理を経て、ステップS205で、制御部15は、子機用通信ライン(子機用出力合成部18a〜18c及び子機出力インタフェース19a〜19c)を介して、転送先33に設定された子機に対して起動要求を発行する。
子機は、この起動要求を検知し、子機自身が表示状態であるときには、親機に対して確認応答を返送し、スタンバイ状態であるときには、子機自身を通常状態にした後、確認応答を返す。制御部15は、ステップS206で、子機からの起動確認応答を検知すると、ステップS207に進むが、起動確認応答を検知しない場合には、子機の電源が切れている(使用していない状態である)と判断して、ステップS215で、タイマイベントを破棄する。なお、起動確認応答の検知に際して、数回のリトライ後にタイムアウトするようにしてもよい。
ステップS207以降の処理は、転送先33に設定された子機及び映像ソースを決定した後の親機のハードウェアを制御する処理に相当する。
ステップS207で、制御部15は、子機に転送される映像データの映像ソースの処理に親機のどの処理系(放送映像リソース)を用いるかを決定し、リソース管理情報の更新を行う。チューナから共有メモリ8に書き込むまでの入力映像処理系は、チューナ2a〜2cの種別が異なる場合があるため、前述したように、基本的に放送映像リソースとして一体化されている。このため、制御部15は、チャンネル34に設定されたチャンネルを選局できるチューナを含む放送映像リソースを子機転送用にそのまま割り付ける。
例えば、図9に示す設定がされている場合、制御部15は、設定2のタイマイベントが発生すると、115chの番組の表示のために、図4中の子画面S1の表示に用いられている放送映像リソースが使用されると判断する。そして、表1のような割り付けがされている場合には、子画面S1の表示に用いられている放送映像リソースはチューナ2b〜映像デコーダ5bからなる放送映像リソースに該当し、制御部15は動画プレーン#1を子機B用の動画プレーンとする。
この結果、子機転送の開始後には、表2に示すように、主画面Mに関し、チューナ部2a〜映像デコーダ5aからなる放送映像リソースで処理された映像データが動画プレーン#0に割り付けられ、子機Bに関し、チューナ部2b〜映像デコーダ5bからなる放送映像リソースで処理された映像データが動画プレーン#1に割り付けられ、子画面S2に関し、チューナ部2c〜映像デコーダ5cからなる放送映像リソースで処理された映像データが動画プレーン#2に割り付けられる。
次に、制御部15は、ステップS208で、3つの独立した子機出力系(18a〜19a、18b〜19b、18c〜19c)のどれを選択するかを決定する。親機と子機が有線(ケーブル等)によりPoint to Pointで接続されている場合は、転送先の子機に繋がった子機出力処理系を選択し、無線(Wireless1394等)等により、ネットワークIDにより子機に接続可能な場合は、任意に子機出力処理系を選択することができる。いずれの場合でも、制御部15は決定された処理系に基づいて、リソース管理情報を更新し、RAM14の内容を更新する。例えば、制御部15が子機出力処理系として子機用出力合成部18a〜子機出力インタフェース19aを使用すると決定した場合は、その旨をRAM14に記憶させる。また、上記のようなリソース管理を行うことで、子機接続時は、図3中の動画プレーンは親機と子機で兼用に使用できるようになっている。
次に、制御部15は、ステップS208で、映像ソースの出力制御を行う。具体的には、親機用マルチ画面合成部9に、子機に開放した放送映像リソースが割り付けられた動画プレーン#1への読み出しアドレス生成を停止させると共に、子機用出力合成部18aに、動画プレーン#1への読み出しアドレス生成を開始させるという出力制御を行う。
なお、前述した動画プレーンの親機及び子機による兼用化、並びに上記アクセスの切り換えによっても、共有メモリ8のメモリ容量増加及び転送バンド幅の向上は必要とされないため、メモリの大容量化・高速化によるコストの上昇はない。
また、ステップS208の出力制御では、制御部15は子機転送フォーマット処理も行う。子機であるアナログテレビはNTSC規格に対応しているので、デジタル処理では480i(垂直525本のインタレース)相当で出力する必要がある。よって、解像度変換部6bを親機の場合と同様に兼用使用し、ここで480iにフォーマット変換した後、共有メモリ8の動画プレーン#1に格納する。そして、子機用出力合成部18aが、480iの表示レート(60Hz、13.5MHz)に同期してメモリ制御部7に読み出しアドレスを発行することにより、子機用読み出し映像#0を受け取る。
このように、本実施形態では、解像度変換部6a〜6cが共有メモリ8の前段に設けられているため、表示レートが親機のものから子機のものへと変化しても、非同期吸収は共有メモリ8によって行われる。このため、親機の処理構成をそのまま用いることができる。
そして、ステップS209において、4:3のアスペクト比の子機に16:9のアスペクト比の映像を表示させるために、例えば、図10(a)に示すようなレターボックス表示や図10(b)に示すような全画面表示等の子機出力画面の形成を行う。なお、レターボックス表示の場合、子機用背景は子機用出力合成部18aによって付加される。その後、子機出力インタフェース19aによって、映像データを伝送フォーマットに適合させた後、出力する。
最後に、ステップS210で、子機出力状態になった親機の画面レイアウトの変更を、例えば、図11(a)に示すように、3画面表示から2画面表示に切り換えることで、PUSH型の子機転送の処理がすべて完結する。
なお、ここまでの説明では音声については詳しく説明していないが、図1に図示しない複数の音声デコーダからの出力を、映像に合わせて子機側に切り換えるだけの簡易な処理で十分である。子機転送時には、上記映像と音声の両方が指定された子機へ送られる。
なお、上述の転送形態は、特定の時刻(20:00)に設定2のタイマイベントのみが発生した場合のものである。即ち、放送映像リソースと子機とが1対1の関係で接続されるピアtoピア(ピアトゥーピア)の転送形態を示したものである。次に、図9に示すように、2つの設定(設定1及び設定3)によって、同一時刻にタイマイベントが2つ発生したときの動作について説明する。
この場合に、ステップS207で、上述のようなリソース管理情報の更新を行ったのでは、子機A及び子機Cへ同一チャンネルの映像データを転送する場合でも、独立して放送映像リソースが使用されてしまうため、ステップS210後の親機の表示は、図4に示す3画面表示から図11(b)に示すような1画面表示となってしまう。つまり、同一時刻にタイマイベントが2つ発生したときに、上述のリソース管理情報の更新を行うのみでは、更新後のリソース管理情報は下記表3のようになってしまい、親機の割り付けが1画面分になってしまう。
そこで、本実施形態では、同一時刻にタイマイベントが2つ発生したときに、制御部15は、ステップS207で、下記表4に示すようにリソース管理情報を更新するものとする。
即ち、同一チャンネルの映像データを転送する場合には、制御部15が1つの放送映像リソースを2つの子機に共用させた割り付けを行う。このようなリソース管理情報の更新を行うことにより、ステップS210後の親機の表示は、図4の3画面表示から図11(c)に示すような2画面表示にすることができる。この場合は、放送映像リソースと子機と1対N(Nは2以上の整数)で接続したブロードキャストの転送形態となる。
このように、リソース管理の最適化を行うことで、放送映像リソースの無駄な使用を防止することができる。
(トリガイベント型の子機転送)
次に、トリガイベント型の子機転送について説明する。トリガイベント型の子機転送とは、親機がデジタル放送のサービスイベントをトリガとして検出した場合に、子機からそのサービスイベントの情報の転送が要求されているときに、その情報の内容を当該子機で表示している映像にOSD合成して転送することを意味する。このようなトリガイベント型の子機転送が必要とされる場合としては、子機として用いられるアナログテレビでデジタル放送映像が表示されているときに、親機が検知した緊急情報の内容を緊急情報表示機能がない子機でも見ることができるようにする場合等が挙げられる。
次に、トリガイベント型の子機転送について説明する。トリガイベント型の子機転送とは、親機がデジタル放送のサービスイベントをトリガとして検出した場合に、子機からそのサービスイベントの情報の転送が要求されているときに、その情報の内容を当該子機で表示している映像にOSD合成して転送することを意味する。このようなトリガイベント型の子機転送が必要とされる場合としては、子機として用いられるアナログテレビでデジタル放送映像が表示されているときに、親機が検知した緊急情報の内容を緊急情報表示機能がない子機でも見ることができるようにする場合等が挙げられる。
トリガイベント型の子機転送を行う場合には、先ず、図12に示すように、お焼きに諸条件を設定する必要がある(ステップS300)。この設定を行うに当たり、図8に示すイベント設定メニュー用のGUIが表示されている状態で、ユーザがトリガイベント31の設定を選択して決定すると、図13に示すトリガイベント設定メニューが表示装置11の画面に表示される。
ユーザは、このイベント設定メニュー上で、子機表示中に緊急情報を表示するか否かを設定することができる。図13では、子機Aに対する緊急情報の表示の欄40が「する」に設定され、子機Bに対する欄41も「する」に設定され、子機Cに対する欄42は「しない」に設定されている。
そして、上述のようにしてステップS300でトリガイベントの設定が行われ、その後、ステップS301で、制御部15がデマルチプレクサ4a〜4cによって分離され付加情報である番組配列情報(SI)に含まれる緊急情報記述子を監視することによって検知すると、ステップS302に進む。
ステップS302で、制御部15は、親機が管理している放送映像リソースの親機及び他の子機での使用状態を示すリソース管理情報をRAM14から読み出し、このリソース管理情報に基づいて、映像を表示中の子機(親機から映像データが出力されている子機)を検索する。そして、ステップS303で、現在表示中の子機があると判断した場合には、ステップS304に進み、表示中の子機がない場合には、緊急情報を転送することに意味がないと判断して、ステップS308で、トリガイベントを破棄する。
ステップS304で、制御部15は、トリガイベント設定メニューから緊急情報の表示属性を参照し、ステップS305で、現在表示中の1又は複数の子機野中に、緊急情報を表示する旨の設定がなされた子機があるか判断し、そのような子機が存在する場合、ステップS306に進み、存在しない場合には、ステップS308で、トリガイベントを破棄する。
以下、図6(b)に示すように、子機A及び子機Bが表示中で、子機Cが非表示中になっているものとしてトリガイベント型の子機転送時の動作について説明を続ける。即ち、ステップS302の検索の結果、子機A及び子機Bが表示中の子機として抽出されたものとする。また、図13に示すように、子機A及び子機Bへの緊急情報表示のトリガイベントは有効になっている。
制御部15は、ステップS306で、緊急情報データを子機用のレイアウトサイズに組み立てて、グラフィックアクセラレータ12に描画命令を送る。そして、メモリ制御部7が、グラフィックアクセラレータ12によって作成された緊急情報データを共有メモリ8に構成されている子機用OSDプレーン#0及び子機用OSDプレーン#1にOSD描画展開する。この場合、子機A及び子機Bに出力される緊急情報データは互いに同一のOSDデータであるので、子機用OSDプレーン#0又は#1のいずれかで共用しても構わない。一方、親機への緊急情報の表示に関しては、ARIBの運用規格に合わせて、共有メモリ8に構成された親機用のOSDプレーンの字幕プレーンにOSD描画展開する。
そして、ステップS307で、子機用出力合成部18a及び18bの夫々が、各対象子機に割り付けた動画プレーンから読み出し中の子機表示映像の映像データと、上記子機用OSDプレーンから読み出した緊急情報OSD表示用のOSDデータとの合成を行う。この結果、図14に示すように、親機、子機A及び子機Bに同時に緊急情報がブロードキャストの転送形態で表示される。なお、上記の通常の映像とOSDとの合成形式としては、例えば、アルファ合成、PinP、レターボックス部分に表示する形式等が挙げられるが、他の形式でもよく、特に限定されない。
以上の処理ステップにより、トリガイベント型の子機転送の処理がすべて完結する。
(ユーザイベント型の子機転送)
次に、ユーザイベント型の子機転送について説明する。ユーザイベント型の子機転送とは、親機・子機システムという所謂簡易家庭内ネットワークの利点を活かして、ユーザのメッセージ通信要求に応じて、指定の子機の表示映像に、ユーザメッセージをOSD合成した通知転送を行うことを意味する。このようなユーザイベント型の子機転送が要求される場合としては、例えば、親機が設置された部屋とは異なる部屋で子機として用いられるテレビを子供が見ている状況で、親が子供に対して「もう寝なさい」、「夕食ができたから来なさい」等の簡易通知を簡単に行おうとする場合が挙げられる。
次に、ユーザイベント型の子機転送について説明する。ユーザイベント型の子機転送とは、親機・子機システムという所謂簡易家庭内ネットワークの利点を活かして、ユーザのメッセージ通信要求に応じて、指定の子機の表示映像に、ユーザメッセージをOSD合成した通知転送を行うことを意味する。このようなユーザイベント型の子機転送が要求される場合としては、例えば、親機が設置された部屋とは異なる部屋で子機として用いられるテレビを子供が見ている状況で、親が子供に対して「もう寝なさい」、「夕食ができたから来なさい」等の簡易通知を簡単に行おうとする場合が挙げられる。
ユーザイベント型の子機転送を行う場合には、タイマイベント型の子機転送及びトリガイベント型の子機転送のように諸条件を設定する必要はなく、図8に示すイベント設定メニュー用のGUIが表示されている状態で、ユーザがユーザイベント32の設定を選択して決定すると、図15に示すように、制御部15は、ステップS400で、メッセージ送信要求を検知する。
制御部15は、メッセージ送信要求を検知すると、ステップS401で、トリガイベント型の子機転送におけるステップS302と同様にして、表示中の子機を検索する。
その後、制御部15は、ステップS402で、図16に示すユーザイベント送信メニューを表示装置11の画面に表示させる。ユーザイベント送信メニューには、子機表示ステータス43が表示される。子機表示ステータス43は、ステップS401で検索した結果を示すものであり、表示中の子機を親機のユーザが認識できるようにするためのものである。図16に示すメニューでは、子機A及び子機Cのみが表示中になっているとしている。
次に、ステップS403において、子機表示ステータス43を参照して、ユーザがユーザイベント送信メニューの各設定項目に対する設定を行う。ここで、ユーザイベント送信メニューの設定項目について説明する。本実施形態では、ユーザイベント送信メニューの設定項目として、ブロードキャスト送信44、メッセージ内容45、送信する時刻46及びピアtoピア送信47の設定を行うことができるようにプログラムが構成され、このプログラムがROM13に格納されている。
メッセージ内容45は、子機にOSD合成によって表示させようとするメッセージを設定するための設定項目である。ここで、メッセージ内容45は、予め親機のROM13にプリセットされた代表的なメッセージから選択されるものであってもよく、また、ユーザが親機用リモコン16を用いて任意に入力できるようにされていてもよい。送信する時刻46は、メッセージ内容45に示されている文字列を送信する時刻を設定するための設定項目であり、「今すぐ」と設定することも可能であり、また、任意の時刻を設定することも可能である。
ブロードキャスト送信44は、メッセージ内容45に示された文字列を子機表示ステータス43に「表示」と示されているすべての子機に転送する設定をするための設定項目である。ブロードキャスト送信は、同一のメッセージを複数の子機に同時に通知する場合に用いられる。
一方、ピアtoピア送信43は、子機表示ステータス43に「表示」と示されている子機のいずれかに対して、メッセージ内容45に示された文字列を独立して送信する設定をするための設定項目である。ピアtoピア送信は、相異なるメッセージを任意の子機に個別に通知する場合に用いられる。
そして、ユーザイベント設定メニュー上でのすべての設定が行われ、ステップS404で、ユーザが送信ボタン48を押すと、ステップS405に進み、ユーザがキャンセルボタン49を押すと、ステップS410で、ユーザイベントを破棄する。
ステップS405では、図16に示すように、ユーザイベント送信メニューでブロードキャスト送信44が選択されている場合には、制御部15が送信する時刻46を参照して「今すぐ」のブロードキャスト送信が設定されていることを検知し、ステップS406で、トリガイベント型の子機転送におけるステップS306と同様にして、メモリ制御部7がメッセージ内容45に設定された文字列を共用の子機用OSDプレーンに展開する。
その後、制御部15は、ステップS407で、トリガイベント型の子機転送におけるステップS307と同様にして、子機表示映像の映像データと、上記子機用OSDプレーンから読み出したOSD表示用のOSDデータとの合成を行う。この結果、図17に示すように、子機A及び子機Cに、メッセージ内容45に設定されたメッセージ(ユーザメッセージ情報)「ごはんですよ!」が同時にブロードキャストの転送形態で表示される。
なお、ブロードバンド送信44が選択されると共に、送信する時刻46の設定が「今すぐ」ではなく任意の時刻になっている場合には、制御部15は、タイマイベント型の子機転送に準じて時刻を検知し、設定された時刻にステップS406以降の処理を行う。
また、ユーザイベント送信メニューでピアtoピア送信47が選択されている場合には、ステップS408で、制御部15が送信する時刻46を参照して、子機Aには「21:00」のピアtoピア送信が設定され、子機Cには「今すぐ」のピアtoピア送信が設定されていることを検知する。そして、ステップS409で、トリガイベント型の子機転送におけるステップS306と同様にして、メモリ制御部7がメッセージ内容45に設定された文字列「勉強しなさい!」(ユーザイベント情報)を子機C用の子機用OSDプレーン#2に展開する。
その後、制御部15は、ステップS409で、トリガイベント型の子機転送におけるステップS307と同様にして、子機表示映像の映像データと、子機用OSDプレーン#2から読み出したOSDデータとの合成を行う。この結果、子機Cに、「勉強しなさい!」がピアtoピアの転送形態で表示される。
また、子機Aへのピアtoピア送信は、送信する時刻46に設定された21時0分になると、制御部15は、タイマイベント型の子機転送に準じて時刻を検知し、ステップS409以降の処理を行う。
本発明の実施形態は、上述のように、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
1:アンテナ
2a、2b、2c:チューナ
3a、3b、3c:復調部
4a、4b、4c:デマルチプレクサ
5a、5b、5c:映像デコーダ
6a、6b、6c:解像度変換部
7:メモリ制御部
8:共有メモリ
9:親機用マルチ画面合成部
15:制御部
18a、18b、18c:子機用出力合成部
2a、2b、2c:チューナ
3a、3b、3c:復調部
4a、4b、4c:デマルチプレクサ
5a、5b、5c:映像デコーダ
6a、6b、6c:解像度変換部
7:メモリ制御部
8:共有メモリ
9:親機用マルチ画面合成部
15:制御部
18a、18b、18c:子機用出力合成部
Claims (19)
- 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置において、
前記副出力手段から出力する映像データの指定、当該映像データを出力する時刻の指定及び当該映像データを出力する副情報処理装置の指定を1組のタイマイベント情報として受け付けるタイマイベント受付手段と、
前記タイマイベント情報に含まれる時刻に当該映像データを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させるタイマイベント制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記1組のタイマイベント情報には、複数の副情報処理装置間で前記映像ソースの競合が生じたときの競合優先度を示す情報が含まれており、
前記タイマイベント制御手段は、前記タイマイベント情報に含まれる時刻において、当該映像データが含まれる映像ソースと、当該副情報処理装置とは異なる副情報処理装置に出力されている映像データを含む映像ソースとが同一である場合、当該競合優先度に基づいて前記副出力手段に当該映像データを出力させるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記1組のタイマイベント情報には、前記タイマイベント情報に含まれる時刻において、当該副情報処理装置に接続された副表示装置が当該映像データとは異なる映像データの映像を表示しているときの表示優先度を示す情報が含まれており、
前記タイマイベント制御手段は、前記タイマイベント情報に含まれる時刻において、当該副情報処理装置に接続された副表示装置が当該映像データとは異なる映像データの映像を表示している場合、当表示該優先度に基づいて前記副出力手段に当該映像データを出力させるか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 複数のタイマイベント情報によって、複数の副情報処理装置に対して同時に同一の映像データを出力することが示されている場合、前記映像ソースの処理を行う処理系の1つを共用することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置において、
前記副出力手段からトリガ情報を出力する副情報処理装置の指定をトリガイベント情報として受け付けるトリガイベント受付手段と、
前記トリガ情報を受信した時に、当該トリガ情報を当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させるトリガイベント制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記トリガイベント制御手段は、当該トリガ情報の内容を当該副情報処理装置に出力している映像データと合成して前記副出力手段に出力させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置において、
出力するメッセージの指定、当該メッセージを出力する時刻の指定及び当該メッセージを出力する副情報処理装置の指定を1組のユーザイベント情報として受け付けるユーザイベント受付手段と、
前記ユーザイベント情報に含まれる時刻に当該メッセージを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させるユーザイベント制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記ユーザイベント制御手段は、当該メッセージを当該副情報処理装置に出力している映像データと合成して前記副出力手段に出力させることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記ユーザイベント受付手段は、前記副情報処理装置毎に異なるメッセージを受け付けることができ、
前記ユーザイベント制御手段は、ピアトゥーピアの形態で当該各メッセージを前記副出力手段に出力させることを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザイベント受付手段は、全ての副情報処理装置に共通のメッセージを受け付けることができ、
前記ユーザイベント制御手段は、ブロードキャストの形態で当該メッセージを前記副出力手段に出力させることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記複数種の映像ソースの中から選択した少なくとも1種の映像ソースに含まれる映像データを主表示装置に対して出力する主出力手段を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記主出力手段は、前記複数種の映像ソースの中から選択した2種以上の映像ソースに含まれる映像データをマルチ画面表示用の映像データとして出力することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
- 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置と、前記情報処理装置と双方向通信が可能な副情報処理装置と、前記情報処理装置に接続された主表示装置と、前記副情報処理装置に接続された副表示装置と、を有することを特徴とするテレビシステム。
- 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御する制御方法において、
前記副出力手段から出力する映像データの指定、当該映像データを出力する時刻の指定及び当該映像データを出力する副情報処理装置の指定を1組のタイマイベント情報として受け付ける工程と、
前記タイマイベント情報に含まれる時刻に当該映像データを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御する制御方法において、
前記副出力手段からトリガ情報を出力する副情報処理装置の指定をトリガイベント情報として受け付ける工程と、
前記トリガ情報を受信した時に、当該トリガ情報を当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御する制御方法において、
出力するメッセージの指定、当該メッセージを出力する時刻の指定及び当該メッセージを出力する副情報処理装置の指定を1組のユーザイベント情報として受け付ける工程と、
前記ユーザイベント情報に含まれる時刻に当該メッセージを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御するプログラムにおいて、コンピュータに、
前記副出力手段から出力する映像データの指定、当該映像データを出力する時刻の指定及び当該映像データを出力する副情報処理装置の指定を1組のタイマイベント情報として受け付ける処理と、
前記タイマイベント情報に含まれる時刻に当該映像データを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御するプログラムにおいて、コンピュータに、
前記副出力手段からトリガ情報を出力する副情報処理装置の指定をトリガイベント情報として受け付ける処理と、
前記トリガ情報を受信した時に、当該トリガ情報を当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 外部に設けられた副表示装置用の副情報処理装置に対して、入力された複数種の映像ソースの中から副情報処理装置毎に映像ソースを選択して当該映像ソースに含まれる映像データを出力する副出力手段を有する情報処理装置の動作を制御するプログラムにおいて、コンピュータに、
出力するメッセージの指定、当該メッセージを出力する時刻の指定及び当該メッセージを出力する副情報処理装置の指定を1組のユーザイベント情報として受け付ける処理と、
前記ユーザイベント情報に含まれる時刻に当該メッセージを当該副情報処理装置に対して、前記副出力手段に出力させる処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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