JP2016065958A - 表示制御システム、表示制御装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】異なるエンコード条件の映像データを受信して、映像データを共有する複数の表示端末のうちいずれかの表示端末で行われた表示領域の変更を他の表示端末の映像データに迅速に反映させることが可能な表示制御システム、表示制御装置、及びプログラムを提供する。
【解決手段】配信サーバは映像データから取得した表示領域データを複数の表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに変換し、変換された表示領域データを複数の表示端末へ送信する。その後、配信サーバSAは複数の表示端末の中のいずれかの表示端末から変更指示が受信されたとき、映像データの中で変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データを取得する。配信サーバは変更指示に従って取得した表示領域データを複数の表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに変換し、変換された表示領域データを複数の表示端末へ送信する。
【選択図】図4
【解決手段】配信サーバは映像データから取得した表示領域データを複数の表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに変換し、変換された表示領域データを複数の表示端末へ送信する。その後、配信サーバSAは複数の表示端末の中のいずれかの表示端末から変更指示が受信されたとき、映像データの中で変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データを取得する。配信サーバは変更指示に従って取得した表示領域データを複数の表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに変換し、変換された表示領域データを複数の表示端末へ送信する。
【選択図】図4
Description
本発明は、表示制御装置と、映像を表示する複数の表示端末とが接続される表示制御システム等の技術分野に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、映像データをネットワークに接続された複数の端末に同時に送信する映像データ送信装置が知られている。この映像データ送信装置では、撮像部からの出力周期内で、エンコード形式や圧縮効率が異なる複数のエンコード条件の設定によるエンコードを実行し、複数の形式に圧縮符号化された複数の映像データを生成する。これにより、映像データ送信装置は、エンコード条件が異なる形式の複数の映像データを複数の端末に同時に送信することが可能になっている。
しかしながら、従来技術では、映像データ送信装置は、映像データの送信開始後において、それぞれの端末による映像データの再生制御を検知していない。そのため、複数の端末において、それぞれの異なる形式で再生されることによって映像データの共有が可能であっても、送信開始後の映像データについてそれぞれの端末により指示される再生制御は共有できない。従って、例えば、1の端末による映像データの再生制御により、1の端末の表示画面に表示される表示領域が変更されても、映像データを共有している他の端末において表示領域の変更が反映されない。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、異なるエンコード条件の映像データを受信して、映像データを共有する複数の表示端末のうち、いずれかの表示端末で行われた表示領域の変更を、他の表示端末の映像データに迅速に反映させることが可能な表示制御システム、表示制御装置、及びプログラムを提供する。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、表示制御装置と、複数の表示端末とが接続される表示制御システムであって、前記表示制御装置は、映像データを記憶する記憶手段から、前記映像データの中で、前記表示制御装置に接続された前記複数の表示端末に表示させる表示領域に対応する表示領域データを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段により取得された前記表示領域データを、前記複数の表示端末それぞれの表示能力に対応する形式にそれぞれ変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたそれぞれの前記表示領域データを、前記複数の表示端末へそれぞれ送信する送信手段と、前記複数の表示端末の中のいずれかの前記表示端末から、前記送信手段により送信された前記表示領域データにより表示される前記表示領域を変更させる変更指示を受信する受信手段と、を備え、前記受信手段により前記変更指示が受信されたとき、前記データ取得手段は、前記映像データの中で、前記変更指示が示す表示領域に対応する表示領域データを取得することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示制御システムにおいて、前記表示制御装置に接続された前記表示端末の表示能力に対応する形式を取得する形式取得手段と、前記変換手段に、前記データ取得手段により取得された前記表示領域データを前記形式取得手段により取得された前記形式に変換する設定が設定済であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により設定済でないと判定されたとき、前記形式取得手段により取得された前記形式に変換する変換手段を新たに設定する設定手段と、を更に備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の表示制御システムにおいて、前記送信手段により前記表示領域データが送信された後に、表示端末の新たな接続を検知する検知手段と、前記データ取得手段により取得された前記表示領域データを、前記検知手段により検知された前記表示端末の表示能力に対応する形式に変換する変換手段を新たに設定する設定手段と、を更に備え、前記送信手段は、前記設定手段により新たに設定された前記変換手段により変換された前記表示領域データを、前記検知手段により新たに接続が検知された前記表示端末へ送信することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、複数の表示端末が接続される表示制御装置であって、映像データを記憶する記憶手段から、前記映像データの中で、前記表示制御装置に接続された前記複数の表示端末に表示させる表示領域に対応する表示領域データを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段により取得された前記表示領域データを、前記複数の表示端末それぞれの表示能力に対応する形式にそれぞれ変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたそれぞれの前記表示領域データを、前記複数の表示端末へそれぞれ送信する送信手段と、前記複数の表示端末の中のいずれかの前記表示端末から、前記送信手段により送信された前記表示領域データにより表示される前記表示領域を変更させる変更指示を受信する受信手段と、を備え、前記受信手段により前記変更指示が受信されたとき、前記データ取得手段は、前記映像データの中で、前記変更指示が示す表示領域に対応する表示領域データを取得することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、複数の表示端末が接続されるコンピュータに実行させるプログラムであって、映像データを記憶する記憶手段から、前記映像データの中で、前記表示制御装置に接続された前記複数の表示端末に表示させる表示領域に対応する表示領域データを取得するデータ取得ステップと、前記データ取得ステップにより取得された前記表示領域データを、前記複数の表示端末それぞれの表示能力に対応する形式にそれぞれ変換する変換ステップと、前記変換ステップにより変換されたそれぞれの前記表示領域データを、前記複数の表示端末へそれぞれ送信する送信ステップと、前記複数の表示端末の中のいずれかの前記表示端末から、前記送信ステップにより送信された前記表示領域データにより表示される前記表示領域を変更させる変更指示を受信する受信ステップと、をコンピュータに実行させ、前記受信ステップにより前記変更指示が受信されたとき、前記データ取得ステップは、前記映像データの中で、前記変更指示が示す表示領域に対応する表示領域データを取得することを特徴とする。
請求項1、4、または5に記載の発明によれば、異なるエンコード条件の映像データを受信して、映像データを共有する複数の表示端末のうち、いずれかの表示端末で行われた表示領域の変更を、他の表示端末の映像データに迅速に反映させることができる。
請求項2、または3に記載の発明によれば、無駄に変換手段のリソースを確保しておくことを低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を表示制御システムに適用した場合の実施形態である。
[1.通信システムの構成概要]
始めに、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態の通信システムSの構成及び動作概要について説明する。図1は、本実施形態の通信システムSの概要構成例を示す図である。図2は、通信システムSで実施される動作概要を示す概念図である。図1に示すように、通信システムSは、配信サーバSA、及び複数の表示端末TA,TBを含んで構成される。配信サーバSAは、本発明の表示制御装置の一例である。配信サーバSAと、複数の表示端末TA,TBとは、ネットワークNWを介して接続される。図1の例では、表示端末TAはテレビ端末である。また、表示端末TBはタブレット端末である。配信サーバSAは、変換したそれぞれの表示領域データを、ネットワークNWを介して、表示端末TA,TBへそれぞれ送信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット等により構成される。なお、図1の例では、2つの表示端末を示しているが、3つの以上の表示端末が備えられてもよい。表示端末の種類としては、テレビ端末やタブレット端末の他にも、スマートフォン等の携帯端末がなどある。
始めに、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態の通信システムSの構成及び動作概要について説明する。図1は、本実施形態の通信システムSの概要構成例を示す図である。図2は、通信システムSで実施される動作概要を示す概念図である。図1に示すように、通信システムSは、配信サーバSA、及び複数の表示端末TA,TBを含んで構成される。配信サーバSAは、本発明の表示制御装置の一例である。配信サーバSAと、複数の表示端末TA,TBとは、ネットワークNWを介して接続される。図1の例では、表示端末TAはテレビ端末である。また、表示端末TBはタブレット端末である。配信サーバSAは、変換したそれぞれの表示領域データを、ネットワークNWを介して、表示端末TA,TBへそれぞれ送信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット等により構成される。なお、図1の例では、2つの表示端末を示しているが、3つの以上の表示端末が備えられてもよい。表示端末の種類としては、テレビ端末やタブレット端末の他にも、スマートフォン等の携帯端末がなどある。
配信サーバSAは、例えば撮影装置により撮影された映像データを含むコンテンツを記憶手段に記憶する。例えば、ユーザAが所持する撮影装置により撮影された映像データを含むコンテンツが配信サーバSAにアップロードされる。コンテンツには、音声データが含まれてもよい。表示端末TAは、ユーザAにより指定されたコンテンツの送信要求を配信サーバSAへ送信する。また、表示端末TBは、ユーザBにより指定されたコンテンツの送信要求を配信サーバSAへ送信する。本実施形態では、表示端末TAと表示端末TBとにより送信要求されるコンテンツに含まれるオリジナルの映像データは同一であるものとする。配信サーバSAは、表示端末TA,TBから送信要求されたコンテンツに含まれる映像データの中で、表示端末TA,TBに表示させる表示領域に対応する表示領域データを記憶手段から取得する。
配信サーバSAは、取得した表示領域データを、表示端末TA,TBそれぞれの表示能力に対応する映像フォーマットにそれぞれ変換(エンコード)する。映像フォーマットは、エンコード条件としての形式である。映像フォーマットには、例えば、解像度、フレームレート、符号化方式等の要素がある。表示領域データの送信は、例えば、ネットワークNWを介してストリーミング配信により行われる。なお、コンテンツに音声データが含まれる場合、表示領域データと共に音声データが表示端末TA,TBへ送信される。表示端末TA,TBは、それぞれ、配信サーバSAから送信されたコンテンツに含まれる表示領域データに従って表示領域を表示画面に表示させる。
図2(A)に示すように、表示端末TA,TBの中の例えば表示端末TBは、上記表示領域データにより表示された表示領域を変更させる変更指示を、ユーザBから入力されたことを受け、入力された変更指示(図2(A)の例では、ズームイン指示)を配信サーバSAへ送信する。配信サーバSAは、例えば表示端末TBから変更指示が受信されたとき、この変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データを取得する。そして、配信サーバSAは、取得した表示領域データを上記と同様に変換し、変換したそれぞれの表示領域データを、表示端末TA,TBへそれぞれ送信する。これにより、図2(B)に示すように、表示端末TA,TBに表示される表示領域が変更される。
[2.各装置の構成]
次に、図3を参照して、本実施形態の通信システムSに含まれる各装置の構成について説明する。図3(A)は、配信サーバSAの概要構成例を示すブロック図である。配信サーバSAは、図3(A)に示すように、制御部1、記憶部2、及びインターフェース部3等を備えて構成される。これらの構成要素は、バス4に接続されている。記憶部2は、記憶手段の一例である。インターフェース部3は、ネットワークNWに接続される。制御部1は、コンピュータとしてのCPU(Center Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びグラフィックメモリ等により構成される。RAMの一部領域がグラフィックメモリとして使用されてもよい。記憶部2は、例えばハードディスクドライブにより構成される。記憶部2には、OS(Operating System)、サーバプログラム等が記憶される。サーバプログラムは、制御部1のCPUに、各種データの送受信等の処理を実行させるプログラムである。また、記憶部2には、エンコーダプログラム、及びエンコーダプログラムにより利用可能な複数のプログラム部品を格納するライブラリが記憶される。プログラム部品は、例えば、互いに異なる複数の映像フォーマットごとに記憶される。また、記憶部2には、例えば撮影装置から送信された映像データを含むコンテンツがコンテンツIDと対応付けられて記憶される。コンテンツIDは、コンテンツを識別する識別情報である。
次に、図3を参照して、本実施形態の通信システムSに含まれる各装置の構成について説明する。図3(A)は、配信サーバSAの概要構成例を示すブロック図である。配信サーバSAは、図3(A)に示すように、制御部1、記憶部2、及びインターフェース部3等を備えて構成される。これらの構成要素は、バス4に接続されている。記憶部2は、記憶手段の一例である。インターフェース部3は、ネットワークNWに接続される。制御部1は、コンピュータとしてのCPU(Center Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びグラフィックメモリ等により構成される。RAMの一部領域がグラフィックメモリとして使用されてもよい。記憶部2は、例えばハードディスクドライブにより構成される。記憶部2には、OS(Operating System)、サーバプログラム等が記憶される。サーバプログラムは、制御部1のCPUに、各種データの送受信等の処理を実行させるプログラムである。また、記憶部2には、エンコーダプログラム、及びエンコーダプログラムにより利用可能な複数のプログラム部品を格納するライブラリが記憶される。プログラム部品は、例えば、互いに異なる複数の映像フォーマットごとに記憶される。また、記憶部2には、例えば撮影装置から送信された映像データを含むコンテンツがコンテンツIDと対応付けられて記憶される。コンテンツIDは、コンテンツを識別する識別情報である。
制御部1は、CPUがサーバプログラムを実行することで、本発明のデータ取得手段、変換手段、送信手段、受信手段、形式取得手段、判定手段、検知手段、及び設定手段として動作する。具体的には、制御部1は、記憶部2に記憶されているオリジナルの映像データの中で、配信サーバSAに接続された表示端末に表示させる表示領域に対応する表示領域データを記憶部2から取得しグラフィックメモリに記憶する。制御部1は、グラフィックメモリに記憶された表示領域データを、エンコーダにより、表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに変換する。制御部1は、インターフェース部3を介して、変換された表示領域データを表示端末へ送信する。
ここで、エンコーダは、制御部1により設定される。例えば、制御部1は、配信サーバSAに接続された表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに基づいて、記憶部2のライブラリからエンコーダプログラムにより利用されるプログラム部品を選択し、このエンコーダプログラムを起動して上記映像フォーマットに応じたエンコーダを設定する。この設定とは、例えば、パラメータ等の初期化を意味する。エンコーダの設定は、言い換えれば、エンコーダの生成である。なお、エンコーダプログラムは、複数の映像フォーマットごとに記憶部2に記憶されていてもよい。この場合、制御部1は、配信サーバSAに接続された表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに基づいて、記憶部2からエンコーダプログラムを選択し、選択したエンコーダプログラムを起動して上記映像フォーマットに応じたエンコーダを設定する。
また、例えば、配信サーバSAに接続された表示端末TAと表示端末TBとで映像フォーマットが異なる場合、それぞれの映像フォーマットに応じたエンコーダが設定される。表1は、エンコーダの種別と、映像フォーマットとの対応関係の一例を示す表である。
表1では、例えば、各種のエンコーダEA〜EFについて、各映像フォーマットとして、解像度と、フレームレートと、符号化形式が設定されている。図3(B)は、1つのグラフィックメモリと、複数のエンコーダEA,EBとを示す図である。エンコーダEAは、表示端末TA用のエンコーダであり、エンコーダEBは、表示端末TB用のエンコーダである。図3(B)の例では、例えば、表示端末TA用のエンコーダEAは、グラフィックメモリに記憶された表示領域データを、解像度が4K(3840×2160pixel)、フレームレートが60fps、及び符号化方式がHEVC(H.265)である映像フォーマットに変換する。また、表示端末TB用のエンコーダEBは、グラフィックメモリに記憶された表示領域データを、解像度がQVGA(320×240pixel)、フレームレートが30fps、及び符号化形式がH.264/AVCである映像フォーマットに変換する。ここで示した映像フォーマットは一例であり、例えば、同種類のテレビ端末であっても、その性能に応じて映像フォーマット中の要素の値は異なる場合もある。また、表示端末がスマートフォン等の携帯端末の場合、映像フォーマットはテレビ端末及びタブレット端末とは異なる。
また、図3(B)の例では、エンコーダEAとエンコーダEBは、1つのグラフィックメモリを共用しているが、グラフィックメモリは、エンコーダEAとエンコーダEBごとに備えられてもよい。また、エンコーダは、配信サーバSAに接続された表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに基づいて設定される。
なお、本実施形態では、エンコーダがソフトウェアにより構成される例を示しているが、エンコーダがハードウェアにより構成されてもよい。この場合、制御部1には複数のエンコーダが備えられており、制御部1は、配信サーバSAに接続された表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットに基づいて、何れかのエンコーダを選択して設定する。
図3(C)は、表示端末TA,TBの概要構成例を示すブロック図である。なお、表示端末TAと表示端末TBとは、処理速度及び表示能力等は異なるが、それぞれ、図3(C)に示す構成要素を備える。表示端末TA,TBは、それぞれ、制御部11、記憶部12、映像処理部13、音声処理部14、操作処理部15、及びインターフェース部16等を備えて構成される。これらの構成要素は、バス17に接続されている。映像処理部13には、ディスプレイを備える表示部13aが接続される。操作処理部15には、操作部15aが接続される。操作部15aは、ユーザにより操作される。表示端末TAの操作部15aは、例えばリモコンにより構成される。一方、表示端末TBの表示部13aと操作部15aは、例えばタッチパネルに備えられる。音声処理部14には、スピーカ14aが接続される。インターフェース部16は、ネットワークNWに接続される。記憶部12は、例えばハードディスクドライブ等により構成される。記憶部12には、OS、プレイヤープログラム等が記憶される。プレイヤープログラムは、制御部11のCPUに、コンテンツの受信及び再生処理、及び表示制御処理を実行させるプログラムである。制御部11は、コンピュータとしてのCPU、ROM、RAM、グラフィックメモリ、及びデコーダ等により構成される。RAMの一部領域がグラフィックメモリとして使用されてもよい。
制御部11は、プレイヤープログラムを実行することで、受信された表示領域データ及び音声データを再生するプレイヤーとして機能する。プレイヤーの機能により、表示部13aにおけるディスプレイには、表示画面が表示される。表示画面は、ウインドウともいう。制御部11は、プレイヤーの機能により、再生された表示領域データに従って表示領域を表示画面に表示させる。より具体的には、制御部11のRAMにはバッファメモリが設けられている。バッファメモリには、受信された表示領域データ等が一時的に記憶される。制御部11は、バッファメモリに記憶された表示領域データをデコードし、描画データとしてグラフィックメモリに書き込む。制御部11は、グラフィックメモリに書き込まれた描画データを映像処理部13に出力する。映像処理部13は、グラフィックメモリに書き込まれた描画データに対応する表示領域を表示画面に表示させる。
ここで、表示画面に表示される表示領域は、映像データを構成する画像フレーム内で表示画面に描画される描画領域に相当する。言い換えれば、表示領域は、画像フレームから切り出される画素領域である。制御部11は、表示領域を変更させる変更指示を操作処理部15を介して入力すると、入力された変更指示を配信サーバSAへ送信する。表示領域を変更させる変更指示の例として、表示領域の再生位置を変更させる変更指示、画像フレームにおける表示領域の座標位置を変更させる変更指示などが挙げられる。再生位置とは、映像データの再生開始からの再生時間である。
表示領域の再生位置を変更させる変更指示は、例えば、ユーザによる早送り再生の操作、早戻し(巻き戻し)再生の操作、スキップ再生の操作等によりなされる。例えば、早送り再生の操作が行われた場合、上記変更指示は、早送り再生指示及びその倍速を示す。倍速は、例えばユーザにより操作部15aの早送りボタンが押下された回数に比例する。この場合、上記変更指示は、早送りボタンが押下されるごとに送信される。なお、例えばユーザにより操作部15aの再生ボタンや停止ボタン等が押下された場合、表示領域の変更を停止させる停止指示が配信サーバSAへ送信される。或いは、例えばユーザにより操作部15aの早送りボタンが押下されている間、上記変更指示が配信サーバSAへ送信されてもよい。
また、表示領域の座標位置を変更させる変更指示は、例えば、ユーザによる仮想カメラの操作によりなされる。仮想カメラとは、二次元平面または三次元仮想空間における仮想スクリーンに投影される動画に対して仮想的に設定された視点をいう。図3(D)は、1つの画像フレームを例に、仮想カメラの操作により、表示領域を変更する操作の種類を説明する図である。仮想カメラの操作の種別として、例えば、パン・チルト操作とズーム操作とがある。パン・チルト操作は、画像フレームに対する視点の方向を変更する操作である。パンとは、図3(D)にX方向で示すように、仮想カメラの左右振りをいう。これにより、画像フレームにおける表示領域が左右方向に移動する。チルトとは、図3(D)にY方向で示すように、仮想カメラの上下振りをいう。これにより、画像フレームにおける表示領域が上下方向に移動する。視点の方向は、言い換えれば、仮想カメラの向き(アングル)である。パン・チルト操作が行われた場合、上記変更指示は、パンまたはチルト指示、及びX方向の値(deg)またはY方向の値(deg)を示す。なお、パン・チルト操作がされている間、上記変更指示が配信サーバSAへ送信される。ズーム操作は、画像フレームに対する視点からの画角を変更する操作である。ズーム操作には、ズームイン操作とズームアウト操作とがある。ズームインとは、図3(D)にZ1方向で示すように、画角を狭める動作をいう。これにより、画像フレームにおける表示領域が縮小される。ズームアウトとは、図3(D)にZ2方向で示すように、画角を広げる動作をいう。これにより、画像フレームにおける表示領域が拡大される。視点からの画角は、仮想カメラの画角である。ズームイン操作が行われた場合、上記変更指示は、ズームイン指示及びその倍率を示す。ズームアウト操作が行われた場合、上記変更指示は、ズームアウト指示及びその倍率を示す。なお、ズームイン操作またはズームアウト操作がされている間、上記変更指示が配信サーバSAへ送信される。
配信サーバSAの制御部1は、上記変更指示が受信されたとき、この変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データを取得する。制御部1は、取得した表示領域データを、上記エンコーダにより変換し、変換した表示領域データを表示端末へ送信する。
[3.通信システムSの動作]
次に、図4を参照して、本実施形態の通信システムSで実施される動作内容について説明する。図4は、配信サーバSAにおける制御部1の表示制御処理の一例を示すフローチャートである。図4に示す処理は、表示端末の配信サーバSAへの接続が検知され、接続が検知された表示端末からコンテンツの送信要求を受信した場合に開始する。例えば、表示端末TAが配信サーバSAに接続され、コンテンツの送信要求には、ユーザAにより指定されたコンテンツのコンテンツIDが含まれる。
次に、図4を参照して、本実施形態の通信システムSで実施される動作内容について説明する。図4は、配信サーバSAにおける制御部1の表示制御処理の一例を示すフローチャートである。図4に示す処理は、表示端末の配信サーバSAへの接続が検知され、接続が検知された表示端末からコンテンツの送信要求を受信した場合に開始する。例えば、表示端末TAが配信サーバSAに接続され、コンテンツの送信要求には、ユーザAにより指定されたコンテンツのコンテンツIDが含まれる。
図4に示す処理が開始されると、制御部1は、接続が検知された表示端末から受信した送信要求に含まれるコンテンツIDが対応付けられたコンテンツを記憶部2から取得する(ステップS1)。つまり、制御部1のCPUは、コンテンツを記憶部2から制御部1内のRAMに転送する。
次いで、制御部1は、接続が検知された表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットを取得する(ステップS2)。例えば、制御部1は、接続されている表示端末TAに要求することで映像フォーマットを表示端末TAから取得する。或いは、制御部1は、表示端末の機種と映像フォーマットとの対応付けたテーブルを予め記憶部2に記憶しておいてもよい。この場合、制御部1は、接続されている表示端末TAの機種を判別し、判別した機種と対応付けられた映像フォーマットを上記テーブルから取得してもよい。
次いで、制御部1は、ステップS2で取得された映像フォーマットに対応したエンコーダを設定する(ステップS3)。これにより、無駄にエンコーダのリソースを確保しておくことを低減することができる。なお、ステップS3において、制御部1は、ステップS2で取得された映像フォーマットに変換する設定(つまり、エンコーダの設定)が設定済であるか否かを判定してもよい。この場合、制御部1は、映像フォーマットに変換する設定が設定済でないと判定した場合に限り、ステップS2で取得された映像フォーマットに対応したエンコーダを設定する。
次いで、制御部1は、RAMに記憶されたコンテンツに含まれる映像データのうち、一定時間分を再生させる表示領域データであって、映像データから特定される画像フレーム中の所定の表示領域に対応する表示領域データを取得し、グラフィックメモリに転送する(ステップS4)。ここで、表示端末からの変更指示がない場合、デフォルト設定された表示領域データが、取得対象の表示領域データとなる。一方、表示端末からの変更指示(例えば、早送り再生指示)があった場合、この変更指示により特定される画像フレーム中の所定の表示領域に対応する表示領域データが、取得対象の表示領域データとなる。また、表示端末からの変更指示(例えば、ズームイン指示)があった場合、この変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データが、取得対象の表示領域データとなる。なお、グラフィックメモリに転送された表示領域データはグラフィックメモリに記憶される。
次いで、制御部1は、グラフィックメモリに記憶された表示領域データを、ステップS3で設定されたエンコーダにより、ステップS2で取得された映像フォーマットに変換する(ステップS5)。例えば、映像データから取得された一定時間分ごとの表示領域データが、ステップS3で設定されたエンコーダにより変換される。次いで、制御部1は、インターフェース部3を介して、ステップS5で変換された表示領域データを表示端末へ送信する(ステップS6)。なお、コンテンツに音声データが含まれる場合、表示領域データと共に音声データが表示端末へ送信される。
次いで、制御部1は、映像データに含まれる全ての画像フレームについて表示領域データをグラフィックメモリへ転送したか否かを判定する(ステップS7)。制御部1は、映像データに含まれる全ての画像フレームについて表示領域データを転送していないと判定した場合(ステップS7:NO)、ステップS8へ進む。一方、制御部1は、映像データに含まれる全ての画像フレームについて表示領域データを転送したと判定した場合(ステップS7:YES)、図4に示す処理を終了する。
ステップS8では、制御部1は、表示端末から変更指示を受信したか否かを判定する制御部1は、表示端末から変更指示を受信したと判定した場合(ステップS8:YES)、受信された変更指示により特定される表示領域に対応し、且つ、ステップS4で取得対象となる表示領域データを変更し(ステップS9)、ステップS10へ進む。一方、制御部1は、表示端末から変更指示を受信していないと判定した場合(ステップS8:NO)、ステップS10へ進む。ステップS10では、制御部1は、表示端末の配信サーバSAへの新たな接続が検知されたか否かを判定する。制御部1は、表示端末の新たな接続が検知されたと判定した場合(ステップS10:YES)、ステップS11へ進む。ステップS11では、制御部1は、新たに接続が検知された表示端末から送信されたコンテンツの送信要求を受信し、ステップS12へ進む。例えば、新たに接続が検知された表示端末TBから送信されたコンテンツの送信要求には、ユーザBにより指定されたコンテンツのコンテンツIDが含まれる。一方、制御部1は、表示端末の配信サーバSAへの新たな接続が検知されないと判定した場合(ステップS10:NO)、ステップS4に戻る。
ステップS12では、制御部1は、新たに接続が検知された表示端末から受信した送信要求に含まれるコンテンツIDと、ステップS1で取得されたコンテンツのコンテンツIDとが同一であるか否かを判定する。制御部1は、上記コンテンツIDが同一であると判定した場合(ステップS12:YES)、ステップS13へ進む。一方、制御部1は、上記コンテンツIDが同一でないと判定した場合(ステップS12:NO)、制御部1は、現在実行中の表示制御処理とは別に、新たに接続が検知された表示端末へコンテンツを送信するための他の表示制御処理を開始する。
ステップS13では、制御部1は、新たに接続が検知された表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットを取得する。次いで、制御部1は、ステップS13で取得された映像フォーマットに変換する設定が設定済であるか否かを判定する(ステップS14)。制御部1は、映像フォーマットに変換する設定が設定済であると判定した場合(ステップS14:YES)、ステップS4に戻る。これにより、ステップS5において、制御部1は、表示領域データを、例えば表示端末TAと表示端末TBとで共用されるエンコーダにより、表示端末TA,TBの映像フォーマットに変換し、変換された表示領域データを、表示端末TA,TBへそれぞれ送信する。あるいは、表示端末TA用のエンコーダと、表示端末TB用のエンコーダとの複数のエンコーダが設定されている場合には、各エンコーダが表示端末TAの映像フォーマットと,表示端末TBの映像フォーマットとに変換し、変換された各表示領域データを、表示端末TA,TBへそれぞれ送信する。
一方、制御部1は、映像フォーマットに変換する設定が設定済でないと判定した場合(ステップS14:NO)、ステップS3に戻る。つまり、映像フォーマットに変換する設定が設定済でないと判定したとき、制御部1は、ステップS13で取得された映像フォーマットに対応するエンコーダを新たに設定する。ステップS3が繰り返し実行されることにより、配信サーバSAに接続が検知された表示端末が複数あり、ステップS2において複数の表示端末の表示能力に対応する映像フォーマットを複数種類取得した場合には、繰り返し実行されるステップS3において、複数種類の映像フォーマットそれぞれに対応して変換形式が異なる複数種類のエンコーダを設定する。これにより、ステップS5において、制御部1は、表示領域データを、例えば、表示端末TA用のエンコーダEAと表示端末TB用のエンコーダEBとのそれぞれにより、表示端末TA,TBそれぞれの映像フォーマットに変換する。そして、制御部1は、変換されたそれぞれの表示領域データを、表示端末TA,TBへそれぞれ送信する。つまり、制御部1は、新たに設定されたエンコーダにより変換された表示領域データを、新たに接続が検知された表示端末TBへも送信する。
なお、制御部1が上述したステップS14を行わないように構成してもよい。この場合、制御部1は、ステップS13で取得された映像フォーマットに変換する設定が設定済である場合であっても、ステップS3に戻る。そして、制御部1は、ステップS13で取得された映像フォーマットに変換するエンコーダを新たに設定する。すなわち、制御部1は、ステップS3において、配信サーバSAと新たに接続が検知された表示端末ごとに、表示性能に関わらず、各表示端末それぞれ専用のエンコーダを新たに設定する。これにより、接続されている複数の表示端末のうち、1つの表示端末に送信する表示領域データを変換するエンコーダに不具合が生じた場合や、1つの表示端末と配信サーバSAとの間の通信に不具合が生じた場合であっても、他の表示端末には、他の表示端末用のエンコーダにより変換された表示領域データを滞りなく送信することができる。また、接続されている複数の表示端末のうち、何れか一方の表示端末用のエンコーダに不具合があった場合であっても、他方の表示端末用のエンコーダにより表示領域データを変換して他方の表示端末へ表示領域データを送信することも可能である。
以上説明したように、上記実施形態によれば、配信サーバSAは、映像データから取得した一定時間分ごとの表示領域データを、複数の表示端末それぞれの表示能力に対応する映像フォーマットにそれぞれ変換し、変換されたそれぞれの表示領域データを複数の表示端末へそれぞれ送信する。その後、配信サーバSAは、複数の表示端末の中のいずれかの表示端末から変更指示が受信されたとき、映像データの中で、変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データを取得する。配信サーバSAは、変更指示に従って取得した表示領域データを、複数の表示端末それぞれの表示能力に対応する映像フォーマットにそれぞれ変換し、変換されたそれぞれの表示領域データを複数の表示端末へそれぞれ送信する。このため、異なるエンコード条件の映像データを受信して映像データを共有する複数の表示端末のうち、いずれかの表示端末で行われた表示領域の変更を、他の表示端末の映像データに迅速に反映させることができる。また、映像データから取得した一定時間分ごとの表示領域データが変換されるため、表示端末が映像を滞りなく再生するために必要な時間分の表示領域データを、再生状況に応じて変換し、送信することができる。これにより、例えば、各表示端末の通信速度などの通信能力を超えないデータ量の表示領域データを各表示端末へ送信することができる。
1 制御部
2 記憶部
3 インターフェース部
SA 配信サーバ
TA,TB 表示端末
2 記憶部
3 インターフェース部
SA 配信サーバ
TA,TB 表示端末
Claims (5)
- 表示制御装置と、複数の表示端末とが接続される表示制御システムであって、
前記表示制御装置は、
映像データを記憶する記憶手段から、前記映像データの中で、前記表示制御装置に接続された前記複数の表示端末に表示させる表示領域に対応する表示領域データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得された前記表示領域データを、前記複数の表示端末それぞれの表示能力に対応する形式にそれぞれ変換する変換手段と、
前記変換手段により変換されたそれぞれの前記表示領域データを、前記複数の表示端末へそれぞれ送信する送信手段と、
前記複数の表示端末の中のいずれかの前記表示端末から、前記送信手段により送信された前記表示領域データにより表示される前記表示領域を変更させる変更指示を受信する受信手段と、
を備え、
前記受信手段により前記変更指示が受信されたとき、前記データ取得手段は、前記映像データの中で、前記変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データを取得することを特徴とする表示制御システム。 - 前記表示制御装置に接続された前記表示端末の表示能力に対応する形式を取得する形式取得手段と、
前記変換手段に、前記データ取得手段により取得された前記表示領域データを前記形式取得手段により取得された前記形式に変換する設定が設定済であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により設定済でないと判定されたとき、前記形式取得手段により取得された前記形式に変換する変換手段を新たに設定する設定手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。 - 前記送信手段により前記表示領域データが送信された後に、表示端末の新たな接続を検知する検知手段と、
前記データ取得手段により取得された前記表示領域データを、前記検知手段により検知された前記表示端末の表示能力に対応する形式に変換する変換手段を新たに設定する設定手段と、
を更に備え、
前記送信手段は、前記設定手段により新たに設定された前記変換手段により変換された前記表示領域データを、前記検知手段により新たに接続が検知された前記表示端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の表示制御システム。 - 複数の表示端末が接続される表示制御装置であって、
映像データを記憶する記憶手段から、前記映像データの中で、前記表示制御装置に接続された前記複数の表示端末に表示させる表示領域に対応する表示領域データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段により取得された前記表示領域データを、前記複数の表示端末それぞれの表示能力に対応する形式にそれぞれ変換する変換手段と、
前記変換手段により変換されたそれぞれの前記表示領域データを、前記複数の表示端末へそれぞれ送信する送信手段と、
前記複数の表示端末の中のいずれかの前記表示端末から、前記送信手段により送信された前記表示領域データにより表示される前記表示領域を変更させる変更指示を受信する受信手段と、
を備え、
前記受信手段により前記変更指示が受信されたとき、前記データ取得手段は、前記映像データの中で、前記変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データを取得することを特徴とする表示制御装置。 - 複数の表示端末が接続されるコンピュータに実行させるプログラムであって、
映像データを記憶する記憶手段から、前記映像データの中で、前記表示制御装置に接続された前記複数の表示端末に表示させる表示領域に対応する表示領域データを取得するデータ取得ステップと、
前記データ取得ステップにより取得された前記表示領域データを、前記複数の表示端末それぞれの表示能力に対応する形式にそれぞれ変換する変換ステップと、
前記変換ステップにより変換されたそれぞれの前記表示領域データを、前記複数の表示端末へそれぞれ送信する送信ステップと、
前記複数の表示端末の中のいずれかの前記表示端末から、前記送信ステップにより送信された前記表示領域データにより表示される前記表示領域を変更させる変更指示を受信する受信ステップと、をコンピュータに実行させ、
前記受信ステップにより前記変更指示が受信されたとき、前記データ取得ステップは、前記映像データの中で、前記変更指示により特定される表示領域に対応する表示領域データを取得することを特徴とするプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014194245A JP2016065958A (ja) | 2014-09-24 | 2014-09-24 | 表示制御システム、表示制御装置、及びプログラム |
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