JP2008167265A - ディスプレイ構体、テレビジョン装置、及びテレビジョン装置の画面表示方法 - Google Patents

ディスプレイ構体、テレビジョン装置、及びテレビジョン装置の画面表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008167265A
JP2008167265A JP2006355888A JP2006355888A JP2008167265A JP 2008167265 A JP2008167265 A JP 2008167265A JP 2006355888 A JP2006355888 A JP 2006355888A JP 2006355888 A JP2006355888 A JP 2006355888A JP 2008167265 A JP2008167265 A JP 2008167265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuner
display
video
tuners
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006355888A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hasegawa
誠 長谷川
Emiko Tajima
恵美子 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006355888A priority Critical patent/JP2008167265A/ja
Publication of JP2008167265A publication Critical patent/JP2008167265A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】従来のテレビジョン装置の表示はコンテンツ以外の情報表示領域が狭く、またシネスコサイズの映像を表示すると上下に黒帯を表示する必要がある、という課題がある。
【解決手段】上記課題解決のため、有効表示領域の横:縦比が、シネスコサイズと同じ、あるいはは21:9などであるディスプレイ構体を提供する。これによりディスプレイ上に多くの情報を表示することができ、またシネスコサイズの映像を上下の黒帯無しで画面いっぱいに表示することができる。またこのようなディスプレイ構体を備え、複数のチューナと、選局操作部と、メインとサブの選択チューナを決定する決定部と、メイン選択チューナ映像を16:9として縦いっぱいに例えば左寄せで表示し、サブ選択チューナ映像を16:9として右余白に縦に並べて表示する表示信号処理部と、を有するテレビジョン装置も提供する。
【選択図】図13

Description

本発明は、画像を表示するディスプレイ構体、およびそのディスプレイ構体にコンテンツを表示するテレビジョン装置の技術に関する。
現在、例えば多重放送によるデータ放送配信をはじめとして、通常の映像コンテンツに加え様々な情報が配信されている。また、チューナ回路を複数備えた放送受信装置やテレビジョン装置なども提供されている。またそのような複数チューナ回路を備えた装置においては、地上アナログ放送,地上デジタル放送、BS(ブロードキャスト・サテライト)放送、CS(コミュニケーション・サテライト)放送、CATV(ケーブルテレビ)といった具合に、複数の放送種別に応じて複数のチューナを備えているものも多い。
このようにテレビジョン装置が受信し表示することが可能なデータ情報や映像コンテンツなどは多岐にわたっている。そこで特許文献1では画面の横縦比が4:3に比べて横広なディスプレイを有し、例えば4:3コンテンツを表示したディスプレイの余白部分に、受信状況などの各種情報を表示できるよう構成されたテレビジョン受像機に関する技術が開示されている。
また、近年では「デジタルシネマ」と呼ばれる横縦比が2.35:1であるシネマスコープ(登録商標)サイズの映像も、そのまま配信されるようになってきている。
特開昭63−245076号公報
しかし、上記従来の技術には、主となる映像コンテンツ以外の情報表示領域が狭い、という課題がある。すなわち、特許文献1では、添付の図に示されるようにその余白部分に表示できるのはチャンネル情報などの数文字程度の文字情報でしかない。したがって、情報量の多いデータ放送や、複数チューナ回路によって受信したその他映像コンテンツを表示することは難しい、という課題がある。また、例えば横縦比が16:9である複数の映像を重畳などせずに効率的に表示することも難しい。また、例えば映像の有効領域の横:縦の比が2.35:1であるシネスコ(シネマスコープ)サイズの映画などでは、16:9サイズなどの従来のディスプレイにおいて表示領域をフルに使った表示が出来ず、映像の上下に黒帯が付いた状態となり、黒帯部分の黒浮きが目立って映画の臨場感を損なうという問題がある。
以上の課題を解決するために、本発明は、有効表示領域の横:縦が、シネマスコープ(登録商標)サイズの横縦比と同じであるディスプレイ構体、あるいは有効表示領域の横:縦が、20.7:9から22.05:9の範囲であるディスプレイ構体、あるいは有効表示領域の横:縦が、21:9であるディスプレイ構体を提供する。以上のような横縦比を有する有効表示領域のディスプレイ構体によって、例えば横縦比が16:9といった所謂「ビスタサイズ」のハイビジョン放送などを、例えば縦サイズを有効表示領域いっぱいにして表示しても、なお左右に大きな余白領域を生じさせることができる。また、例えば映像の有効領域の横縦比が2.35:1である「シネスコサイズ」の映画などにおいても、映像の上下に黒帯を付けることなく表示領域をフルに使った表示が可能となる。
またこのような有効表示領域のディスプレイ構体を備え、そのディスプレイ構体に様々な映像コンテンツを同時表示できるよう以下のような構成を備えるテレビジョン装置も提供する。具体的に、本発明のテレビジョン装置は、複数のチューナと、チューナの選局操作部と、前記ディスプレイ構体と、複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定部と、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示し、サブ選択チューナからの映像を横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する表示信号処理部と、を有するテレビジョン装置である。
以上のような有効表示領域を有する本発明のディスプレイ構体は、前述のように例えば「ビスタサイズ」のハイビジョン放送を表示してもなお余白部分が生じる。したがって、上記構成をとる本発明のテレビジョン装置によって、このディスプレイ構体の余白領域にデータ放送やその他チューナで受信した映像コンテンツなどを効率的に同時表示することができる。また、例えば映像の有効領域の横縦比が2.35:1である「シネスコサイズ」の映画などにおいても、映像の上下に黒帯を付けることなく表示領域をフルに使った表示が可能となる。
また有効表示領域の横:縦が、20.7:9から22.05:9の範囲にあることで、メインの16:9の映像を有効表示領域の縦いっぱいに左寄せなどで表示し、右余白に16:9のサブ映像を3つ並べて表示し、そして各映像間に若干の隙間領域を設けて、4つの16:9映像を有効表示領域ぴったりに表示することができる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、実施例1は、主に請求項1、2、3、18,19について説明する。また、実施例2は、主に請求項4から10、13、14、15、18,19について説明する。また、実施例3は、主に請求項11、16について説明する。また、実施例4は、主に請求項12、17について説明する。
≪実施例1≫
<概要・構成>
図1は、本実施例のディスプレイ構体を用いたテレビジョン装置の一例を表す概念図である。この図にあるように、本実施例のディスプレイ構体は、その有効表示領域が横長であって、横:縦比が例えばシネマスコープ(登録商標)サイズと同じ2.35:1(21.15:9)や21:9などの20.7:9から22.05:9の範囲であることを特徴とする。
このように、本実施例のディスプレイ構体は、横:縦比が20.7:9から22.05:9の範囲であることから、映像の有効領域の横:縦が2.35:1である所謂シネスコサイズの映像を上下の黒帯表示無しでほぼ画面いっぱいに表示することができる。また、例えば有効表示領域の横:縦が16:9である所謂ワイドテレビ用のディスプレイ構体と比較すると、横幅が同じサイズであればその縦サイズを短くすることができる。そのため、部屋に設置したときに視聴者に与える圧迫感を軽減できる。また、横のサイズを基準としてディスプレイを製造することで、ガラス基板や樹脂素材などのディスプレイ構体の素材の必要量を抑えることができる。
また有効表示領域の横:縦が、20.7:9から22.05:9の範囲にあることで、メインの16:9の映像を有効表示領域の縦いっぱいに左寄せなどで表示し、右余白に16:9のサブ映像を3つ並べて表示し、そして各映像間に若干の隙間領域を設けて、4つの16:9映像を有効表示領域ぴったりに表示することもできる。ここで有効表示領域の横:縦が20.7:9以下である場合、余白も3つ並べて表示する映像の隙間が大きくなってしまう。また22.05:9以上である場合、余白に縦に3つ並べることができない。
また、映像の横:縦が16:9であるテレビジョン映像などを表示する際には、後述するような左右の余白領域を利用してデータ放送や電子番組表などさまざまな情報をテレビジョン映像と同時に表示することもできる。また、実施例2や3で後述するように4チャンネル分の16:9テレビジョン映像を効率的に同時表示することもできる。
<映像表示例>
以下、図を用いてこのディスプレイ構体を用いたディスプレイ/モニタ装置における映像表示例について説明する。
図2は、横縦比が2.35:1(21.15:9)である所謂シネマスコープサイズの映像をディスプレイ/モニタ装置において表示した際の一例を表す図である。この図2(a)にあるように、従来の有効表示領域の横縦比が16:9であるディスプレイ装置では、上記シネマスコープサイズの映像を表示するために上下などに黒帯を表示する必要がある。すると、視聴者の視覚上で黒帯部分の黒浮きが目立つなどするため、映像が表示されている領域以外である黒帯領域に注意が散ってしまい映画の臨場感を損なってしまうことがある。
一方、図2(b)に示すように、有効表示領域の横縦比が例えばシネマスコープサイズのものと同じである本実施例のディスプレイ構体を表示画面とするディスプレイ/モニタ装置では、上記のように視聴者の注意力を分散させる黒帯領域を設ける必要が無い。つまり本実施例では、シネマスコープサイズの映像を有効表示領域いっぱいに表示することができる、という効果を奏する。
図3は、そのようなディスプレイ/モニタ装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、「ディスプレイ/モニタ装置」(0300)は、例えば「映像取得部」(0301)と、「表示処理部」(0302)と、本実施例の有効表示領域の横:縦比が例えばシネマスコープサイズのものと同一や21:9などである「ディスプレイ構体」(0303)と、からなる。そして、複数のチューナや、映像を保持するDVDなどのメディアやHDD、あるいはネットワーク上の動画サーバから「映像取得部」にて取得した映像に対して、「表示処理部」にて横縦比変更処理や複数映像のレイアウト処理などが実行され、例えば横縦比21:9の「ディスプレイ構体」に映像が表示される、という具合である。
ここで、図2(a)のように本実施例のディスプレイ構体にシネマスコープサイズの映像を表示するためには、例えば上記各構成要件の「表示処理部」がさらに「黒帯検出・切出手段」と、「スケーリング処理手段」とを備える構成とし、以下のような処理をおこなう方法が挙げられる。すなわち「黒帯検出・切出手段」は、「映像取得部」で取得した映像ソースに含まれる横・縦のピクセル(画素)数の情報を利用して、まず演算回路の論理演算処理によって映像ソースの横縦比を判断する。ここで、取得した映像ソースの横縦比がシネマスコープサイズである2.35:1やその近似値であれば、黒帯は検出されなかったとしてそのまま本実施例のディスプレイ構体に出力することができる。そこで映像ソースに対して「スケーリング処理手段」によるディスプレイ構体の画素数に合わせた拡大/縮小のスケーリング処理を行った後ディスプレイ構体に出力する、といった方法である。
また映像ソースの横縦比が黒帯を含み16:9などとなっているのであれば、その黒帯をカットする処理を行う必要がある。そこで「黒帯検出・切出手段」の演算回路の演算処理によって、所定範囲で隣接画素間の輝度差が0である領域や黒画素が連続する領域などを黒帯領域として抽出する。あるいは、上下それぞれの黒帯の縦幅が映像ソースの縦幅の例えば11.9%など所定の割合になっているとすれば、映像ソースの縦の画素数と11.9%などの所定の割合情報から演算回路の演算処理によって黒帯領域を抽出する。そして抽出した黒帯領域のカット処理を行い、必要に応じて「スケーリング処理手段」にて拡大/縮小スケーリング処理を行う。そして、ディスプレイ構体に出力する、といった方法も挙げられる。
なお、上記黒帯領域のカット処理においては、黒帯領域に字幕が含まれている場合など、黒帯領域を上手く抽出できなかったり、字幕ごと黒帯領域をカットしてしまったりする可能性がある。そこで、このような字幕を含む場合、表示処理部は「字幕抽出手段」等を含みまた別の処理が必要となるが、字幕の抽出処理などについての説明はここでは省略し後述する。
図4は、このような処理によって本実施例のディスプレイ構体に表示されたシネマスコープサイズの横縦比を有する例えばデジタルシネマ映像の表示の一例を表す図である。この図4(a)にあるように、例えばネットワークを介して動画サーバから取得した映像横縦比2.35:1のデジタルシネマが、本実施例のディスプレイ構体からなる画面いっぱいに表示される。あるいは、図4(b)にあるように、例えばHDDなどの記録メディアに記録された映像横縦比2.35:1のデジタルシネマが、本実施例のディスプレイ構体からなる画面いっぱいに表示される、という具合である。
このように本実施例のディスプレイ構体を表示画面として利用するディスプレイ/モニタ装置はネットワーク接続回路や記録再生装置を備え、デジタルシネマ映像などの再生機能を有していても良い。
また、本実施例のディスプレイ構体では、2.35:1のシネマスコープサイズの横縦比の映像を表示する以外にも、以下、図5から図9を用いて説明するような様々な映像表示を効果的に行うことができることを特徴とする。
例えば図5(a)にあるように、このディスプレイ構体には16:9のワイドテレビ映像や4:3のスタンダードテレビ映像などを縦いっぱいにして表示しても、余白領域αが生じる。そこでデータ放送のデータ表示領域をワイドテレビの映像に被せるなどすることなく同時に表示することもできる。あるいは図5(b)にあるように、余白領域βに電子番組表を表示したり、ワイドテレビ映像が試合映像であれば余白領域γにその他の試合経過/結果などを表示したりすることもできる。
また、図6にあるように、テレビのスポーツ中継などリアルタイム放送番組の途中に挿入されたコマーシャル映像を16:9でワイド表示している場合には、コマーシャル映像の表示を邪魔することなく余白領域βに現在進行中のそのスポーツ映像などを表示することもできる。このようにして、コマーシャルなどによる一時的な視聴中断を挟むことなく、スポーツ中継などをその場で観戦しているのと同様に本来のシームレスな形で楽しむことができる。ただし、この場合には例えば多チャンネル放送波やデータ放送、あるいは別途インターネット放送などを利用して同時配信されたコマーシャル映像とリアルタイム放送番組などを取得する必要がある。
また、図7(a)にあるように、例えば16:9のワイドテレビ映像を縦いっぱいにして表示した場合に生じる余白領域αに、「ダウンロードのお知らせ」などデジタル放送波に重畳して送信される各種通知情報や、放送波を利用して送信されるメールの着信情報などを表示することもできる。また別の余白領域βにメモ書きが記載されたデジタル付箋を、テレビ映像を邪魔することなく表示することもできる。あるいは図7(b)にあるように、テレビ映像を邪魔することなく余白領域γに家庭内セキュリティカメラなどで撮影している自宅ドア前の映像を表示することもできる。
また、図8にあるように表示中のコマーシャル映像が終了する残り時間や、放送本編がはじまるまでの残り時間を、その余白領域に数字や進行表示バーによって示すこともできる。それによって、視聴者は本編が始まるタイミングが分かるためコマーシャル中のチャンネルザッピングなどの行為を抑える効果も期待できる。ただし、この場合にはコマーシャルやコマーシャル枠の放送時間についての情報を、別途取得する必要がある。このコマーシャル(枠)放送時間情報の取得は、例えば、放送局側でその時間情報を含む放送波を送信することで、コマーシャル映像と一緒に取得する方法が挙げられる。あるいは、「A放送局の9時台のドラマのコマーシャル放送枠」といった具合に、予め所定条件ごとのコマーシャル(枠)放送時間パターンを示す情報を蓄積保持しておき、その蓄積パターン情報から取得する方法なども挙げられる。
また、本実施例のディスプレイ構体のようにその有効表示領域が横:縦=21:9などの場合、映画字幕などの表示において以下のような問題が生じる場合がある。すなわち図9(a)にあるように、映像ソースが外国映画である場合、その字幕は16:9の有効表示領域上に表示することを前提として表示位置が決められている場合が多い。そのため字幕の表示位置や行数によっては、横:縦が例えば21:9などの有効表示領域では、例えば映像ソースの字幕の一部が画面外にはみ出て表示されない、などの問題である。そこで、例えば字幕部分と映像部分とが別データとして取得され、ディスプレイ構体への出力時に両データが重畳され表示する形態であれば、まず予め横:縦=21:9の映像に合わせて設定されている字幕表示用の位置情報を、フラッシュメモリなどから取得する。そして映像とは別データとして取得した字幕データの映像内での重畳表示位置を、その取得した21:9の映像用の位置に調整し、図9(b)のように重畳表示することで上記問題を解決することができる。
また図10(a)に示すように、16:9映像において字幕部分と映像部分とが一体のデータとして取得される場合は、例えば以下のようにして16:9映像に合わせてある字幕の表示位置を21:9映像に合わせるよう調整しても良い。例えば、図10(b)にあるように、まず形状パターンマッチングや輝度値判定、エッジ抽出処理などによって映像部分から字幕部分を抽出し、取得したデータを字幕データと、その字幕データを抜き出した映像データとに分離する。続いて、図10(c)にあるように、映像データの黒帯をカットするとともに、字幕部分の抜出によって映像の無い部分(字幕抜け部分)の映像を例えば前後の数フレームを参照し補間する。そして、図10(d)に示すように、黒帯がカットされ字幕抜け部分が補間された21:9映像データの適当な位置に、抜き出した字幕データを再合成する、という具合である。
また、例えばデジタルシネマの規格として採用されているモーションJPEG2000などの規格においては、元々の映像ソースに対してウェーブレット変換処理を行うことで、解像度が元ソースの1/2や1/4、1/8となった映像ソースを作り出すことができる。そこで、本実施例のディスプレイ構体を表示画面として利用するディスプレイ/モニタ装置は、映像ソースの解像度を、例えばユーザー入力や予め保持されている設定情報などに基づいて切り替えるソース解像度切替部をさらに有していても良い。
以上のように、本実施例のディスプレイ構体を利用して、映像横縦比2.35:1のデジタルシネマのジャストサイズ表示や、あるいはメインとなる例えばテレビジョン受信映像等を邪魔することのないさまざまな映像表示を行うことができる。
<ハードウェア構成>
図11は、本実施例のディスプレイ構体をその表示画面とするテレビジョン装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図である。この図を利用して本実施例のディスプレイ構体からなる表示画面への画面表示における各ハードウェア構成の働きについて説明する。この図にあるように、テレビジョン装置は、本実施例のディスプレイ構体からなる表示画面に表示する画面を取得するためのチューナとして「チューナ部」と、「復調回路」と、を備えている。またデジタル放送用のチューナであれば「誤り訂正部」と、「トランスポートデコーダ」、「MPEGデコーダ」、「ビデオエンコーダ」、「音声DAC」などを備えている。
また、その他に映像を取得するため、例えば「外部不揮発性メモリカード」や「記憶処理部」、また「第1外部記憶装置」や「第二外部記憶装置」、「外部接続部」なども備えている。あるいは通信部によるネットワーク上の動画サーバなどから映像を取得しても良い。
また、各種演算処理を行うための「CPU(中央演算装置)」や「RAM(メインメモリ)」、ユーザーからのチャンネル操作を受け付けるリモコン用の「受光部」や操作パネルなどの「操作部」、システムプログラムを格納する「ROM」などを備え、上記複数のチューナからの映像を、有効表示領域の横縦比が21:9のディスプレイ構体に対して出力する処理を行う。
具体的には、まず、ユーザーのリモコン操作によるチャンネル選局信号を「受光部」にて取得、復調し、その選局に合わせチューナの同調回路が制御される。そして「チューナ部」より取り出された選局放送波が「復調回路」にて復調処理され、アナログ/デジタル映像信号として取得される。
そしてアナログ映像信号であればそのまま表示画面に表示する映像信号を格納する図示しないグラフィックメモリに対して出力される。またデジタル映像信号であれば、「トランスポートデコーダ」や「MPEGデコーダ」、「ビデオエンコーダ」の処理を経てグラフィックメモリに対して出力される。
そして、グラフィックメモリ上ではディスプレイ構体の表示解像度に合わせて例えば横2100、縦900ピクセル分のメモリが確保されている。そして、上記出力された映像信号で示される映像が横縦比21:9、解像度2100×900ピクセルの映像であれば、その映像信号はグラフィックメモリ上で確保されている全てのメモリに格納される。そして、ディスプレイ構体に横縦比が21:9の映像として表示される。
また、上記出力された映像が横縦比16:9、解像度1600×900ピクセルの映像であれば、例えばグラフィックメモリの左側のメモリに寄せて映像信号が格納される。するとグラフィックメモリの右側には表示すべき映像のデータが格納されていないので、その場合には、例えば以下のようにして右側の余白メモリに格納する映像のデータを取得する。
例えば、放送番組である映像信号を取得した際に放送波に多重化して含まれているデータ放送の信号を取得し、500ピクセル×900ピクセルの映像信号としてグラフィックメモリ上の右側余白メモリに格納しても良い。あるいは、同様に放送波に多重化して送信され、受信後は所定の「RAM」に格納されている電子番組表を表示するための信号をグラフィックメモリ上の右側余白メモリに格納しても良い。また、その他の映像再生機器や外部機器などから取得した映像信号をグラフィックメモリ上の右側余白メモリに格納しても良い。そしてそのようにして右側に解像度1600×900ピクセルの映像信号が格納され、残りの右側にデータ放送などの映像信号が格納されると、それらを合わせた画面がディスプレイ構体上に表示される、という具合である。
また、本実施例のテレビジョン装置は、さらに「OSD(オンスクリーン・ディスプレイ)表示部」を備え、ディスプレイ構体に対してOSD表示を行うよう構成されていても良い。
<効果の簡単な説明>
以上のように、有効表示領域の横:縦が、20.7:9から22.05:9の範囲である本実施例のディスプレイ構体を表示画面に利用することで、映像横縦比2.35:1のデジタルシネマのジャストサイズ表示や、あるいはメインとなる例えばテレビジョン受信映像等を邪魔することのないさまざまな映像表示を行うことができる。
≪実施例2≫
<概要>
図12は、本実施例のテレビジョン装置による映像表示の一例を表す概略図である。この図にあるように、本実施例のテレビジョン装置は、上記実施例1にて説明したような有効表示領域の横縦比が例えば21:9などであるディスプレイ構体をその表示画面とするテレビジョン装置である。そして、その表示画面中に、チューナ1にて受信した映像横縦比16:9の一の映像αを縦がいっぱいになるよう表示する。また、その映像αの表示によって余白部分となる有効表示領域右側の5:9の領域に、別のチューナ2や図示しないチューナ3で受信した映像βを縦に並べて表示する、という具合である。
このようにして、有効表示領域が20.7:9から22.05:9の範囲であるディスプレイ構体を利用して、メインの映像を横:縦=16:9として例えば左寄せに縦いっぱいに表示し、サブの映像を横:縦=16:9として右余白に縦に並べて表示することで、例えば4つのチューナからの映像を同時に画面内にぴったりと収まるように効率的に表示することができる。
<機能的構成>
図13は、本実施例のテレビジョン装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「テレビジョン装置」(1300)は、「複数のチューナ」(1301)と、「選局操作部」(1302)と、「ディスプレイ構体」(1303)と、「決定部」(1304)と、「表示信号処理部」(1305)と、を有している。
なお、以下に記載する本装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部やその外部周辺機器用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザーインターフェースなどが挙げられる。
またこれらハードウェアやソフトウェアは、主メモリ上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェースを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「複数のチューナ」(1301)は、放送を受信するための構成要件であり、本発明のテレビジョン装置ではそのチューナが複数備えられていることを特徴とする。また、「複数」とは、例えば地上アナログ放送用チューナを2基、といった具合に同放送種別のチューナを複数備える構成であっても良いし、地上デジタル放送用チューナやBS/CS放送用チューナといった具合に異なる放送種別の組み合わせなどであっても構わない。
なおこのチューナは、具体的には通常のチューナ同様、例えばアンテナ接続端子やチャンネル選局用の同調回路、復調回路、信号増幅器、またデジタル放送用のチューナであれば復号回路などで実現することができる。そして本実施例のテレビジョン装置では以下の構成を備えることで、このぞれぞれのチューナで受信された複数の映像コンテンツやデータ放送などを、上記実施例1で説明したディスプレイ構体からなる表示画面に効率的に同時表示することができる。
「選局操作部」(1302)は、チューナの選局操作を行うための機能を有し、例えばリモコンや操作パネルなどのユーザーインターフェースとなる入力デバイスや、その入力デバイスで受け付けた操作信号に応じて前記チューナの同調回路を制御する同調制御機構などで実現することができる。
そして本発明のテレビジョン装置は、この選局操作部での選局操作に応じて、例えば実施例3や4で後述するように同時チャンネル変更や主として表示する映像の切り替えなど、画面表示をさまざまに制御することができる。
「ディスプレイ構体」(1303)は、上記実施例1で説明したディスプレイ構体であって、具体的には有効表示領域の横:縦が、例えば21:9などの20.7:9から22.05:9の範囲であるディスプレイ構体である。なお、ディスプレイ構体の詳細は上記実施例1にて記載済みであるのでその説明は省略する。
「決定部」(1304)は、複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する機能を有する。「メイン選択チューナ」とは、表示画面中に主として表示される映像を受信するためのチューナをいう。また「主として表示」とは、後述する映像処理部によって、それ以外(副)の映像よりも大きく表示されることをいう。逆に「サブ選択チューナ」とは、表示画面中に副として表示され、後述する映像処理部によって主の映像よりも小さく表示される映像を受信するためのチューナをいう。
この決定部におけるメイン選択/サブ選択チューナの決定方法は、例えばリモコンや操作パネル上にメイン/サブチューナ選択ボタンなどを設けたり、表示画面にユーザーの選択入力を促すGUI(グラフィカル・ユーザーインターフェース)などを表示したりすることで、ユーザーが選択したチューナをメイン選択チューナとして決定する方法が挙げられる。
また、このユーザー操作によるメイン選択チューナ/サブ選択チューナの決定に関しては、例えば「メリーゴーランド型」で決定するよう構成しても良い。これは、メイン映像が表示される領域を1、サブ映像が表示される領域を上から2,3,4として、ボタン押下によって1の映像は2に、2の映像は3に、3の映像は4に、4の映像は1になるように正方向あるいは逆方向に回転させながらメイン/サブを切り替える決定方法である。このようにして4種の映像が回転しながら切り替わることで、その画面表示にエンターテインメント性を持たせることができるようになる。
またテレビジョン装置の起動時には、例えばデフォルト、あるいはユーザー設定などによってEEPROMに格納されている図14に示すような優先度の設定情報に基づいて決定する方法が挙げられる。あるいはユーザー操作によるメイン/サブの決定回数の履歴を同様にEEPROMに格納しておき、メイン選択チューナとしての決定回数が多いチューナを優先的にメイン選択チューナと決定する方法なども挙げられる。
あるいは、ユーザーが予めキーワードやジャンル、趣味嗜好情報を登録しておき、電子番組表の中から登録情報に合致する放送番組がある場合に、その放送番組を受信するチューナをメイン選択チューナとして決定するよう構成しても良い。また、災害発生などの情報を外部サーバから取得した場合には、公共放送であるNHK(登録商標)を受信するチューナをメイン選択チューナとして決定するよう構成しても良い。
このようにして、決定部によって複数のチューナのそれぞれがメイン(主)あるいはサブ(副)のチューナに決定される。そして次の表示信号処理部において有効表示領域の横縦比が例えば21:9などのディスプレイ構体に、決定されたメイン/サブの映像が効率的に同時表示される。
「表示信号処理部」(1305)は、メイン選択チューナからの映像と、サブ選択チューナからの映像を以下のようにディスプレイ構体の有効表示領域中で表示されるよう信号を処理する機能を有する。この表示信号処理部では、まずメイン選択チューナからの映像に関し横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示されるよう信号を処理する。具体的には、図12中の映像αがメイン選択チューナからの映像となる。
また、それに加えて表示信号処理部は、サブ選択チューナからの映像を横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する。具体的には、図12中の映像βなどがサブ選択チューナからの映像となる。
また、本来の横縦比が16:9ではない映像ソースに関しては、例えばスクィーズ処理などの横縦比変換処理を行い、適宜横縦比を16:9に調整処理すると良い。
このように本実施例のテレビジョン装置では、上記実施例1のディスプレイ構体でなる表示画面上に複数のチューナで受信した複数の映像を、映像横縦比16:9として画面内にぴったりと収まるように効率的に同時に表示することができる。
<その他の機能的構成1>
また、本実施例のテレビジョン装置は、図15から図22に示すような構成要件を有し、有効表示領域の横縦比が例えば21:9などのディスプレイ構体に、さまざまな映像を表示するよう構成されていても良い。
図15は、本実施例におけるテレビジョン装置の機能ブロックの、別の一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の別の「テレビジョン装置」(1500)は、上記同様、「複数のチューナ」(1501)と、「選局操作部」(1502)と、「ディスプレイ構体」(1503)と、「決定部」(1504)と、を有している。なお、これら構成要件については既に記載済みであるのでその説明は省略する。また、複数のチューナは一基のチューナであっても構わない。その場合、決定部では自動的にメイン選択チューナをその一基のチューナに決定し、サブ選択チューナは無し、と決定する。あるいはその一基のチューナをメイン選択チューナかつサブ選択チューナと決定しても良い。以下、その他のテレビジョン装置も同様に複数のチューナの代わりに、一基のチューナのみ有して、そのチューナにて例えば多重化されている複数の映像を取得しても良い。
そして、この別のテレビジョン装置の特徴点は、さらに「第二表示信号処理部」(1505)を有する点である。
「第二表示信号処理部」(1505)は、上記「表示信号処理部」と同様に、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示するよう信号を処理する。
そして、表示信号処理部との相違点は、残りの余白領域に、複数のチューナのいずれか一以上のチューナにて受信するデータ放送の内容を表示するよう信号を処理する点である。このような第二表示信号処理部の信号処理によって、この別のテレビジョン装置では、有効表示領域の横縦比が例えば21:9であるディスプレイ構体上にて図5(a)に示すような映像表示を行うことができる。
<その他の機能的構成2>
図16は、本実施例におけるテレビジョン装置の機能ブロックの、また別の一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のまた別の「テレビジョン装置」(1600)は、上記同様、「複数のチューナ」(1601)と、「選局操作部」(1602)と、「ディスプレイ構体」(1603)と、「決定部」(1604)と、を有している。なお、これら構成要件については既に記載済みであるのでその説明は省略する。
そして、このまた別のテレビジョン装置の特徴点は、さらに「第三表示信号処理部」(1605)を有する点である。
「第三表示信号処理部」(1605)も、上記「表示信号処理部」と同様に、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示するよう信号を処理する。
そして、その他の表示信号処理部との相違点は、残りの余白領域に、複数のチューナのいずれか一以上のチューナにて受信する電子番組表の内容を表示するよう信号を処理する点である。このような第三表示信号処理部の信号処理によって、この別のテレビジョン装置では、有効表示領域の横縦比が例えば21:9であるディスプレイ構体上にて図5(b)に示すような映像表示を行うことができる。また、「第三表示信号処理部」にて、第二表示信号処理部と同様にデータ放送などを余白領域に表示するよう信号処理することで、図5(b)に示すように例えば他球場の経過などを表示するよう構成しても良い。
<その他の機能的構成3>
図17は、本実施例におけるテレビジョン装置の機能ブロックの、また別の一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のまた別の「テレビジョン装置」(1700)は、上記同様、「複数のチューナ」(1701)と、「選局操作部」(1702)と、「ディスプレイ構体」(1703)と、「決定部」(1704)と、を有している。なお、これら構成要件については既に記載済みであるのでその説明は省略する。
そして、このまた別のテレビジョン装置の特徴点は、さらに「第四表示信号処理部」(1705)を有する点である。
「第四表示信号処理部」(1705)も、上記「表示信号処理部」と同様に、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示するよう信号を処理する。
そして、その他の表示信号処理部との相違点は、メイン選択チューナが受信している信号に主画面の他に副画面用の映像信号が含まれている場合には、残りの余白領域に副画面の内容を表示するように信号を処理する点である。なお、上記判断は演算回路などで構成される判断部によって実行されると良い。
そして、このような第四表示信号処理部の信号処理によって、主画面と文字放送などの副画面とを、有効表示領域の横縦比が例えば21:9であるディスプレイ構体にて同時に表示することができる。また、この主画面と副画面の表示において、主画面がコマーシャルである場合、このテレビジョン装置は以下のような構成をさらに有していても良い。
図18は、テレビジョン装置のさらに別の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、このテレビジョン装置は、上記構成に加え「コマーシャル判断部」(1805)をさらに有し、また上記構成の第四表示信号処理部の代わりに「第五表示信号処理部」(1806)を有する点を特徴とする。
「コマーシャル判断部」(1805)は、メイン選択チューナで受信している番組がコマーシャルであるか判断する機能を有する。この判断処理はCPUなどの演算回路で実現することができる。そして、例えば音声フォーマットがモノラル音声や2ヶ国語音声以外のステレオ音声であればコマーシャルと判断する、という具合である。
「第五表示信号処理部」(1806)は、上記「表示信号処理部」と同様に、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示するよう信号を処理する。
そして、その他の表示信号処理部との相違点は、前記メイン選択チューナが受信している信号に主画面の他に副画面用の映像信号が含まれ、かつ、コマーシャル判断部での判断結果がコマーシャルであるとの判断結果である場合には、残りの余白領域に副画面の内容を表示するように信号を処理する点である。このような第五表示信号処理部の信号処理によって、このテレビジョン装置では有効表示領域の横縦比が例えば21:9であるディスプレイ構体上に、図6に示すようにコマーシャルを主として表示し、その余白領域に例えば副画面用として取得したスポーツ中継などの映像を表示することができる。
<その他の機能的構成4>
図19は、本実施例におけるテレビジョン装置の機能ブロックの、また別の一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のまた別の「テレビジョン装置」(1900)は、上記同様の構成を有し、さらに「電子メモ部」(1905)を有する点と、各表示信号処理部の代わりに「第六表示信号処理部」(1906)を有する点を特徴とする。
「電子メモ部」(1905)は、電子メモの入力を受け付けるとともに映像信号に変換して保持する機能を有する。この電子メモ部は、例えばリモコンや操作パネル、キーボードなどの入力デバイスと、その入力デバイスでの入力信号を保持するフラッシュメモリなどの記憶装置によって実現することができる。
「第六表示信号処理部」(1906)も、上記「表示信号処理部」と同様に、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示するよう信号を処理する。
そして、その他の表示信号処理部との相違点は、電子メモ部が映像信号に変換した電子メモを保持している場合には、その電子メモを残りの余白領域に表示するように信号を処理する点である。また、電子メモ部に電子メモが保持されていない場合には、予め設定された壁紙や、その他チューナから取得した映像を表示すると良い。そして、このような第六表示信号処理部の信号処理によって、この別のテレビジョン装置では、図7(a)に示すような映像表示を、有効表示領域の横縦比が例えば21:9であるディスプレイ構体にて実行することができる。また、「第六表示信号処理部」にて、デジタル放送波に含まれるデータダウンロードのお知らせなどの情報を余白領域に表示するよう信号処理することで、図7(b)に示すような表示を行うよう構成しても良い。
<その他の機能的構成5>
図20は、本実施例におけるテレビジョン装置の機能ブロックの、また別の一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のまた別の「テレビジョン装置」(2000)は、上記同様の構成を有し、さらに「コマーシャル残り時間計算部」(2005)を有する点と、各表示信号処理部の代わりに「第七表示信号処理部」(2006)を有する点を特徴とする。
「コマーシャル残り時間計算部」(2005)は、受信している映像信号がコマーシャルの映像信号である場合には、そのコマーシャルの終了までの時間、又は、そのコマーシャルを含むコマーシャル時間枠の終了までの時間を計算する機能を有する。このコマーシャル残り時間計算部におけるコマーシャルか否かの判断処理は、例えば上述のようにその音声フォーマットを利用して行うことができる。そして、例えばコマーシャル映像と判断された映像情報に付加などされているその放送時間情報からタイマーでカウントされた時間を減じる処理を演算回路にて行うことで残り時間を計算する、という具合である。
「第七表示信号処理部」(2006)は、上記「表示信号処理部」と同様に、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示するよう信号を処理する。
そして、その他の表示信号処理部との相違点は、コマーシャル残り時間計算部で計算された時間がメイン選択チューナが受信している映像信号に関するものである場合には、その計算されたコマーシャルの残り時間を余白領域に表示するように信号を処理する点である。また、この信号処理においては、計算結果の残り時間を数字として表示する以外に、例えばバー状の表示によって残り時間を表現などしても良い。
そしてこのような第七表示信号処理部の信号処理によって、この別のテレビジョン装置では、図8に示すような映像表示を、有効表示領域の横縦比が例えば21:9であるディスプレイ構体にて実行することができる。
<その他の機能的構成6とその処理の流れ>
図21は、本実施例におけるテレビジョン装置の機能ブロックの、さらに別の一例を表す図である。この図にあるように、本実施例のさらに別の「テレビジョン装置」(2100)は、上記同様の構成を有し、さらに「外部映像ソース取得部」(2106)を有する点と、表示信号処理部が「外部表示信号処理手段」を備える点を特徴とする。
「外部映像ソース取得部」(2106)は、デジタルカメラ、パソコン、DVDプレイヤー、HDDプレイヤー、携帯型動画プレイヤー、デジタルカメラ付電子機器、監視カメラ、電子ゲーム機などの外部映像ソース機器からの映像を取得する機能を有する。
「外部表示信号処理手段」(2107)は、表示信号処理部での映像を表示するための信号処理において、前記チューナからの映像に加えて、又は部分的に代えて、さらに又は全部を代えて、外部映像ソース機器のいずれか一以上の映像を利用することを特徴とする。つまり、外部表示信号処理手段は、前記チューナからの映像に加えて、又は部分的に代えて、さらに又は全部を代えて、外部映像ソース機器のいずれか一以上の映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示し、又は/及び横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する、という具合である。
そして、このような表示信号処理部および外部表示信号処理手段における信号処理によって、このテレビジョン装置では、図7(b)に示すように,例えば外部映像ソース機器である監視カメラからの映像を有効表示領域の横縦比が例えば21:9であるディスプレイ構体の余白領域に表示することができる。
また図22は、このようなテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、複数の映像入力部にてそれぞれ外部映像ソース機器からの映像を取得すると、その複数の映像入力部のうちメイン選択入力部とサブ選択入力部とを決定する(ステップS2201)。そして、メイン選択入力部からの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示されるよう信号を処理し(ステップS2202)、またサブ選択入力部からの映像を横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する(ステップS2203)。そしてその処理結果に従い、例えば有効表示領域の横:縦が21:9であるディスプレイ構体からなる表示画面にメイン選択入力部にて入力された外部映像ソース機器1の映像と、サブ選択入力部にて入力された外部映像ソース機器2からの映像を表示する。
もちろん、上記ステップにおいて映像を取得するソースとしてチューナと外部映像ソース機器とが混在していても構わない。
<その他の機能的構成7とその処理の流れ>
またこのテレビジョン装置は、図9を用いて説明したように映像ソース上の字幕が例えば21:9などのテレビジョン構体上には全て表示し切れない場合、さらに詳細に以下のような構成を備えることで字幕の表示位置を調整するよう構成されていても良い。
図23は、その字幕位置調整機能を備えたテレビジョン装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の別の「テレビジョン装置」(2300)は、上記同様の構成を有し、さらに「調整部」(2308)を有する点を特徴とする。
「調整部」(2308)は、チューナ又は外部映像ソース機器から映像信号を取得するとともに、取得した映像信号にそのままでは全て有効表示領域に表示できない字幕などの文字・記号が含まれている場合には、それらの文字記号が有効表示領域内に欠落することなく全て表示できるように調整する機能を有する。この調整部は、例えば文字や記号が含まれているかの判断や、それらが全て有効表示領域内に収まるかの判断を行うための演算回路によって実現することができる。そしてその判断結果に基づいて字幕の表示位置を調整する、という具合である。
具体的には、図10を用いて説明したように、例えば字幕部分と映像部分とが別データで、ディスプレイ構体への出力時に両データが重畳され表示する形態であれば、フラッシュメモリなどに保持している21:9ディスプレイ表示時の字幕データの表示位置情報を利用して字幕データの映像上の表示位置を調整する。また、16:9映像ソースにおいて字幕部分と映像部分とが一体のデータとして取得される場合は、前述のように形状パターンマッチングなどによる字幕部分の抽出処理を行い、同じくフラッシュメモリなどに保持している21:9ディスプレイ表示時の字幕データの表示位置情報を利用して抽出した字幕の映像データ上での合成位置を調整する、という具合である。
そして、このような表示信号処理部および外部表示信号処理手段における信号処理によって、このテレビジョン装置では、横縦比が例えば21:9などに適合していない状態で字幕が表示されるよう構成されている映像データにおいても全ての字幕が表示できるよう調整することができる。
また図24は、このようなテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まずチューナ又は外部映像ソース機器から映像信号を取得し(ステップS2401)、その取得した映像信号に字幕などの文字・記号が含まれているか判断する(ステップS2402)。そして文字や記号が含まれているとの判断結果が出力された場合、それらも字や記号がそのままでは全て有効表示領域に表示できないかの判断を行う(ステップS2403)。そして、文字や記号の全てが有効表示領域に表示できないとの判断結果が出力された場合、それらの文字記号が有効表示領域内に欠落することなく全て表示できるように調整する(ステップS2404)。
<ハードウェア構成>
図25は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、テレビジョン装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して複数のチューナからの映像の信号表示処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、テレビジョン装置は、チューナとして「チューナ部」と、「復調回路」と、を(図示は省略しているが複数)備えている。また、デジタル放送用のチューナであれば「誤り訂正部」と、「トランスポートデコーダ」、「MPEGデコーダ」、「ビデオエンコーダ」、「音声DAC」などを備えている。
また、上記複数のチューナにて受信した映像を表示制御するための決定部及び表示信号処理部である「CPU(中央演算装置)」や「RAM(メインメモリ)」、選局操作部である「ユーザーI/F」なども備えている。さらに、「ROM(二次記憶装置1)」、「不揮発性補助記憶装置(二次記憶装置2)」、「入出力I/F」などを備え、上記複数のチューナからの映像を、有効表示領域の横縦比が21:9のディスプレイ構体に対して出力する処理を行う。
具体的には、まず、ユーザーのリモコン操作によるチャンネル選局信号を「ユーザーI/F」にて取得、復調する。すると、そのチャンネル選局信号に応じて図示しないチューナの同調回路が制御され、ユーザーによって選局されたチャンネルの放送波が「チューナ部」より取り出される。そして、取り出された放送波は「復調回路」にて復調処理され、アナログ/デジタル映像信号として取得される。
そしてアナログ映像信号であればそのままディスプレイ構体に対して出力される。またデジタル映像信号であれば、「トランスポートデコーダ」や「MPEGデコーダ」、「ビデオエンコーダ」の処理を経てディスプレイ構体に対して出力される。
そして、このようにディスプレイ構体に対して出力される複数のチューナからのアナログ/デジタル映像信号に関し、本実施例のディスプレイ装置は以下のような処理によって図12に示すような画面表示を実現する。具体的には、例えば「ROM」に保持されているユーザー設定情報を読み出し「RAM」に格納する。このユーザー設定情報には、例えば図14で示すようにチューナごとに優先度が予め設定されていて、その優先度に基づいてCPUはチューナごとにそのチューナがメイン選択チューナ、サブ選択チューナになるかのフラグを設定する。
そしてこのようにして設定したフラグに従い、まずメイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して例えば左寄せ又は右余白を残すよう「グラフィックメモリ」に格納する。また、サブ選択チューナからの映像を、横:縦=16:9としてその右余白に縦に並べて表示されるようグラフィックメモリに格納する。そして、例えば有効表示領域の横:縦が21:9であるディスプレイ構体からなる「表示画面」に、その「グラフィックメモリ」に格納された映像を出力表示することで、図12に示すような画面表示を行う、という具合である。
また、本実施例のテレビジョン装置は、さらに「OSD(オンスクリーン・ディスプレイ)表示部」を備え、ディスプレイ構体に対してOSD表示を行うよう構成されていても良い。また、その場合一画面上にOSD表示するよう処理しても良いし、メイン選択チューナからの映像にのみOSD表示するよう処理しても良い。またメイン選択チューナや各サブ選択チューナでそれぞれ別のOSD表示処理を行うよう構成しても良い。
また、本実施例のテレビジョン装置は、前述のようにデジタルカメラ、パソコン、DVDプレイヤー、HDDプレイヤー、携帯型動画プレイヤー、デジタルカメラ付電子機器、監視カメラ、電子ゲーム機、あるいはインターネット上の動画サーバなどの外部映像ソース機器からの入出力手段を備えていても良い。具体的には「LAN/HDMIポート」や「モデムポート」、「映像入出力端子」などを備え、チューナからのみならず外部機器やインターネット上の映像配信サーバから映像や情報を取得し、ディスプレイ構体上のメイン/サブ領域などに表示するよう構成しても良い。あるいは「不揮発性補助記憶装置」や図示しない「HDD」などの二次記憶装置に蓄積されている映像をディスプレイ構体上のメイン/サブ領域などに表示するよう構成しても良い。
<処理の流れ>
図26は、本実施例のテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、複数のチューナにて映像を取得すると、その複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する(ステップS2601)。そして、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示されるよう信号を処理し(ステップS2602)、またサブ選択チューナからの映像を横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する(ステップS2603)。そしてその処理結果に従い、例えば有効表示領域の横:縦が21:9であるディスプレイ構体からなる表示画面にメイン選択チューナからの映像と、サブ選択チューナからの映像を表示する。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のテレビジョン装置によって横縦比21:9の表示画面中にメイン選択チューナからの映像横縦比16:9の一の映像を縦がいっぱいになるよう表示することができる。またその余白領域に、サブ選択チューナからの映像横縦比16:9の映像を縦に並べて表示することができるので、横縦比21:9の表示画面中に複数のチューナからの映像を同時に画面内にぴったりと収まるように効率よく表示することができる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例は、実施例2のテレビジョン装置を基本として、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BS放送、CS放送、あるいはCATVの5つの放送種別のうち4つの組み合わせに対応するチューナを備えていることを特徴とする。そして、さらにこの4つのチューナの中で決定されたメイン選択チューナとサブ選択チューナに対する選局操作に関して、以下のような特徴点を有するテレビジョン装置である。
図27は、本実施例のテレビジョン装置における選局操作の一例を表す概念図である。この図27(a)にあるように、本実施例のテレビジョン装置において、例えば横縦比21:9の表示画面上に縦いっぱいの左寄せでメイン選択チューナ(ここではBS放送用チューナ)からの映像が表示されている。また、右側の余白部分にBS放送用チューナ以外の3つのサブ選択チューナからの映像が縦に並べて表示されている。
ここで、ユーザーがチャンネル選局のために「チャンネルアップ(ダウン)ボタン」を押下すると、図27(b)に示すように本実施例のテレビジョン装置では、全てのチューナに対してチャンネルアップ(ダウンの)送り選局処理を実行する、という具合である。
このように、主要4放送種別のチューナを備え、かつその4つの放送種別の映像を表示画面中に同時に表示する本発明のテレビジョン装置における送り選局操作を1回の操作によって簡単に行うことができる。
<機能的構成>
図28は、本実施例のテレビジョン装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「テレビジョン装置」(2800)は、実施例2を基本として、「複数のチューナ」(2801)と、「選局操作部」(2802)と、「ディスプレイ構体」(2803)と、「決定部」(2804)と、「表示信号処理部」(2805)と、を有している。なお、これら「複数のチューナ」と「選局操作部」と「ディスプレイ構体」と「決定部」と「表示信号処理部」については上記実施例2にて記載済みであるのでその説明は省略する。
そして、本実施例の特徴点の一つは、前述の通り「複数のチューナ」(2801)が「地上デジタル放送用チューナ」(2801a)、「地上アナログ放送用チューナ」(2801b)、「BS放送用チューナ」(2801c)、「CS放送用チューナ」(2801d)、あるいは図示しない「CATV用チューナ」のいずれか4つの組み合わせである点である。そして本実施例の更なる特徴点は、操作選局部が「同時送り選局手段」(2806)を有する点である。なお、4つのチューナの組み合わせは、CS放送用チューナが2基、BS放送用チューナが2基の計4つ、といった放送種別を重複した組み合わせであっても良い。
「同時送り選局手段」(2806)は、送り選局ボタン操作で上記チューナのうちの複数のチューナのチャンネルを同時に送り選局可能とする機能を有する。「送り選局ボタン」とは、チャンネルのアップ/ダウンを示すボタンをいう。もちろん、チャンネルのアップダウンはプリセットなどによって使用されていない周波数帯をスキップするよう構成されていても良い。
そして、この同時送り選局手段は、具体的には例えばリモコンや操作パネルなどの入力デバイス、そしてチューナの同調回路やその制御回路、及び受け付けた送り選局ボタン操作信号に対し複数の同調回路を同時に制御するよう構成された制御プログラムによって実現することができる。またリモコンなどには同時選択ボタンなどを設け、そのボタンが押された場合には同時送り選局手段による選局処理を実行し、そのボタンが押されなければ、従来通り指定された放送種別のみの個別選局処理を実行するよう構成しても良い。さらに同時送り選局手段はディスプレイの表示領域内に同時に表示されている複数のチューナにより選択されている画面であれば、その画面の配置は限定されていなくともよい。たとえば画面を日の字に二分割したり、田の字に四分割したり、目の字に三分割したり、品の字のように3画面を配置したり、回の字のように画面内画面としたり、又はこれらの画面配置を組み合わせたりする場合にそれぞれの画面のチャンネルを同時送りするように構成しても良い。
<処理の流れ>
図29は、本実施例のテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、地上デジタル放送用チューナ、地上アナログ放送用チューナ、BS放送用チューナ、CS放送用チューナのいずれか2以上のチューナにて映像を取得する。するとその映像を取得したチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する(ステップS2901)。そして、メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示されるよう信号を処理し(ステップS2902)、またサブ選択チューナからの映像を横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する(ステップS2903)。そしてその処理結果に従い、例えば有効表示領域の横:縦が21:9であるディスプレイ構体からなる表示画面にメイン選択チューナからの映像と、サブ選択チューナからの映像を表示する。
また、ここで本実施例のテレビジョン装置はリモコンなどの選局操作部にて送り選局ボタン操作の受付を開始する(ステップS2904)。その後、送り選局ボタン操作を受け付ける(ステップS2905)と、上記チューナのうち、複数のチューナのチャンネルを同時に送り選局する(ステップS2906)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のテレビジョン装置によって、主要放送種別のうち4チューナを備え、かつその4つの放送種別の映像を表示画面中に同時に表示する本発明のテレビジョン装置における送り選局操作を一の操作によって簡単に行うことができる。
≪実施例4≫
<概要>
本実施例は、実施例2や3のテレビジョン装置を基本として、横縦比が例えば21:9のディスプレイ構体での映像表示に関し、選局操作に応じて以下のように映像表示を行うことを特徴とするテレビジョン装置である。
図30は、本実施例のテレビジョン装置における映像表示の一例を表す概念図である。この図30(a)にあるように、本実施例のテレビジョン装置において、横縦比21:9の表示画面上に縦いっぱいの左寄せでメイン選択チューナであるBS放送の映像が表示されている。また、右側の余白部分にサブ選択チューナである地上デジタル放送などの映像が縦に並べて表示されている。
ここで、ユーザーがリモコン操作によってサブ選択チューナからの映像である地上デジタル放送のチャンネル選局を実行した。すると、図30(b)に示すように本実施例のテレビジョン装置では、選局操作が行われた地上デジタル放送をメイン選択チューナとして、その映像を左側に移動し有効表示領域の縦いっぱいに横縦比16:9で表示する。また元々メイン選択チューナであったBSチューナからの映像を右側の表示領域にサブ選択チューナからの映像として表示する、という具合である。
<機能的構成>
図31は、本実施例のテレビジョン装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「テレビジョン装置」(3100)は、実施例2を基本として、「複数のチューナ」(3101)と、「選局操作部」(3102)と、「ディスプレイ構体」(3103)と、「決定部」(3104)と、「表示信号処理部」(3105)と、を有している。また、実施例3を基本として、「同時送り選局手段」を有していても良い。なお、これら「複数のチューナ」と「選局操作部」と「ディスプレイ構体」と「決定部」と「表示信号処理部」、あるいは「同時送り選局手段」については上記実施例2にて記載済みであるのでその説明は省略する。
そして、本実施例の特徴点は、操作選局部が「チューナ別選局操作手段」(3106)を有し、また決定部が「選局依存決定手段」(3107)を有する点である。
「チューナ別選局操作手段」(3106)は、各チューナに対して個別に選局操作を実行する機能を有する。またこの選局操作部が「同時送り選局手段」も備えている場合は、例えばリモコン操作などによって操作対象とするチューナを指定するなどの機能を備え、その指定されるチューナに対して選局操作を実行するとともに、その他のチューナも同時にその操作に応じた制御を行うよう構成すると良い。
「選局依存決定手段」(3107)は、チューナ別選局操作手段(3106)のいずれか一のみが選局操作された場合には、選局操作されたチューナをメイン選択チューナと決定する機能を有する。また、すでにメイン選択チューナとして決定されていたチューナが選局操作されたチューナでない場合には、それをサブ選択チューナと決定する機能を有する。
<処理の流れ>
図32は、本実施例のテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。ここで、まず上記実施例で説明したようにして、例えば有効表示領域の横:縦が21:9であるディスプレイ構体からなる表示画面にメイン選択チューナからの映像を横縦比16:9で縦いっぱいに表示し、サブ選択チューナからの映像をその余白領域に横縦比16:9で縦に並べて表示する。
そして、本実施例のテレビジョン装置はリモコンなどの選局操作部で各チューナに対する個別の選局操作の受付を開始する(ステップS3201)。その後、個別の選局操作を受け付ける(ステップS3202)と、選局操作されたチューナをメイン選択チューナと決定する(ステップS3203)。
ここで、ステップS3203で決定されたチューナはすでにメイン選択チューナであったか否かの判断処理を、例えばCPUの論理演算処理などによって実行する(ステップS3204)。そしてその判断処理の結果、ステップS3203で決定されたチューナはメイン選択チューナではなかったとの判断処理が得られた場合、ステップS3203の前にメイン選択チューナであったチューナをサブ選択チューナと決定する(ステップS3205)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のテレビジョン装置によって、チャンネル操作を行ったチューナをメイン選択チューナとすることができる。したがって複数のチューナからの映像を同時に表示することができる本発明のテレビジョン装置において、簡単な操作でメインに視聴する映像を選択することができる。
実施例1のディスプレイ構体の一例を表す図。 実施例1のディスプレイ構体にシネマスコープサイズの映像を表示した際の一例を表す図 実施例1のディスプレイ構体を利用したディスプレイ/モニタ装置における機能ブロックの一例を表す図。 実施例1のディスプレイ構体からなる表示画面における映像表示の一例を表す図。 実施例1のディスプレイ構体からなる表示画面における映像表示の一例を表す図。 実施例1のディスプレイ構体からなる表示画面における映像表示の一例を表す図。 実施例1のディスプレイ構体からなる表示画面における映像表示の一例を表す図。 実施例1のディスプレイ構体からなる表示画面における映像表示の一例を表す図。 実施例1のディスプレイ構体からなる表示画面における映像表示の一例を表す図。 実施例1のディスプレイ構体にシネマスコープサイズの映像を表示した際の字幕表示位置の調整処理の一例を表す図 実施例1のディスプレイ構体を利用したディスプレイ/モニタ装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例2のテレビジョン装置による映像表示の一例を表す概略図 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例2のテレビジョン装置の決定部での決定処理の一例を表す概略図 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図 実施例2の別のテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2のテレビジョン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図 実施例2の別のテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2のテレビジョン装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例2のテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3のテレビジョン装置における選局操作の一例を表す概念図 実施例3のテレビジョン装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例3のテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例4のテレビジョン装置における映像表示の一例を表す概念図 実施例4のテレビジョン装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例4のテレビジョン装置における処理の流れの一例を表すフローチャート
符号の説明
1300 テレビジョン装置
1301 複数のチューナ
1302 選局操作部
1303 ディスプレイ構体
1304 決定部
1305 表示信号処理部

Claims (19)

  1. 有効表示領域の横:縦の比が、シネマスコープ(登録商標)サイズの横縦比と同じであるディスプレイ構体。
  2. 有効表示領域の横:縦の比が、20.7:9から22.05:9の範囲であるディスプレイ構体。
  3. 有効表示領域の横:縦の比が、21:9であるディスプレイ構体。
  4. 複数のチューナと、
    チューナの選局操作部と、
    請求項1から3のいずれか一に記載のディスプレイ構体と、
    複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定部と、
    メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示し、サブ選択チューナからの映像を横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する表示信号処理部と、
    を有するテレビジョン装置。
  5. 一又は二基以上のチューナと、
    チューナの選局操作部と、
    請求項1から3のいずれか一に記載のディスプレイ構体と、
    チューナが二基以上である場合、複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定部と、
    メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示し、
    残りの余白領域に複数のチューナのいずれか一以上のチューナにて受信するデータ放送の内容を表示するように信号を処理する第二表示信号処理部と、
    を有するテレビジョン装置。
  6. 一又は二基以上のチューナと、
    チューナの選局操作部と、
    請求項1から3のいずれか一に記載のディスプレイ構体と、
    チューナが二基以上である場合、複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定部と、
    メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示し、
    残りの余白領域に複数のチューナのいずれか一以上のチューナにて受信する電子番組表の内容を表示するように信号を処理する第三表示信号処理部と、
    を有するテレビジョン装置。
  7. 一又は二基以上のチューナと、
    チューナの選局操作部と、
    請求項1から3のいずれか一に記載のディスプレイ構体と、
    チューナが二基以上ある場合、複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定部と、
    メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示し、
    前記メイン選択チューナが受信している信号に主画面の他に副画面用の映像信号が含まれている場合には、残りの余白領域に副画面の内容を表示するように信号を処理する第四表示信号処理部と、
    を有するテレビジョン装置。
  8. 複数のチューナと、
    チューナの選局操作部と、
    請求項1から3のいずれか一に記載のディスプレイ構体と、
    複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定部と、
    メイン選択チューナで受信している番組がコマーシャルであるか判断するコマーシャル判断部と、
    メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示し、
    前記メイン選択チューナが受信している信号に主画面の他に副画面用の映像信号が含まれ、かつ、コマーシャル判断部での判断結果がコマーシャルであるとの判断結果である場合には、残りの余白領域に副画面の内容を表示するように信号を処理する第五表示信号処理部と、
    を有するテレビジョン装置。
  9. 一又は二基以上のチューナと、
    チューナの選局操作部と、
    請求項1から3のいずれか一に記載のディスプレイ構体と、
    チューナが二基以上である場合、複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定部と、
    電子メモの入力を受け付けるとともに映像信号に変換して保持する電子メモ部と、
    メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示し、
    電子メモ部が映像信号に変換した電子メモを保持している場合には、その電子メモを残りの余白領域に表示するように信号を処理する第六表示信号処理部と、
    を有するテレビジョン装置。
  10. 複数のチューナと、
    チューナの選局操作部と、
    請求項1から3のいずれか一に記載のディスプレイ構体と、
    複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定部と、
    受信している映像信号がコマーシャルの映像信号である場合には、そのコマーシャルの終了までの時間、又は、そのコマーシャルを含むコマーシャル時間枠の終了までの時間を計算するコマーシャル残り時間計算部と、
    メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して右余白又は/及び左余白を残して表示し、
    コマーシャル残り時間計算部で計算された時間がメイン選択チューナが受信している映像信号に関するものである場合には、その計算されたコマーシャルの残り時間を余白領域に表示するように信号を処理する第七表示信号処理部と、
    を有するテレビジョン装置。
  11. 前記複数のチューナは、地上デジタル放送用チューナ、地上アナログ放送用チューナ、BS放送用チューナ、CS放送用チューナ、CATVチューナの中のいずれか4つの組み合わせであり、
    選局操作部は、
    送り選局ボタン操作で上記チューナのうち複数のチューナのチャンネルを同時に送り選局可能である同時送り選局手段を有する
    請求項4から10に記載のテレビジョン装置。
  12. 選局操作部は、
    各チューナに対して個別に選局操作を実行するチューナ別選局操作手段を有し、
    決定部は、
    チューナ別選局操作手段のいずれか一のみが選局操作された場合には、選局操作されたチューナをメイン選択チューナと決定し、すでにメイン選択チューナとして決定されていたチューナが選局操作されたチューナでない場合には、それをサブ選択チューナと決定する選局依存決定手段を有する
    請求項4から11に記載のテレビジョン装置。
  13. 表示信号処理部は、前記チューナからの映像に加えて、又は部分的に代えて、さらに又は全部を代えて、
    デジタルカメラ、パソコン、DVDプレイヤー、HDDプレイヤー、携帯型動画プレイヤー、デジタルカメラ付電子機器、監視カメラ、電子ゲーム機などの外部映像ソース機器のいずれか一以上の映像を
    横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示し、又は/及び横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する外部表示信号処理手段、
    を有する請求項4から12のいずれか一に記載のテレビジョン装置。
  14. チューナ又は外部映像ソース機器から映像信号を取得するとともに、取得した映像信号にそのままでは全て有効表示領域に表示できない字幕などの文字・記号が含まれている場合には、
    それらの文字記号が有効表示領域内に欠落することなく全て表示できるように調整する調整部
    をさらに有する請求項4から13のいずれか一に記載のテレビジョン装置。
  15. 複数のチューナと、チューナの選局操作部と、請求項1から3のいずれか一に記載のディスプレイ構体と、を備えるテレビジョン装置の画面表示方法であって、
    複数のチューナのうちメイン選択チューナとサブ選択チューナとを決定する決定ステップと、
    メイン選択チューナからの映像を横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示し、サブ選択チューナからの映像を横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する表示信号処理ステップと、
    を計算機に実行させる画面表示方法。
  16. 前記複数のチューナは、地上デジタル放送用チューナ、地上アナログ放送用チューナ、BS放送用チューナ、CS放送用チューナ、CATVチューナの中のいずれか4つの組み合わせであり、
    選局操作部で送り選局ボタン操作を受け付ける送り選局ボタン操作受付ステップと
    受け付けた送り選局ボタン操作で、上記チューナのうち複数のチューナのチャンネルを同時に送り選局する同時送り選局ステップと、
    をさらに計算機に実行させる請求項15に記載の画面表示方法。
  17. 選局操作部での各チューナに対する個別の選局操作を受け付けるチューナ別選局操作受付ステップをさらに計算機に実行させ、
    決定ステップは、
    チューナ別選局操作受付ステップでいずれか一のみが選局操作された場合には、選局操作されたチューナをメイン選択チューナと決定し、すでにメイン選択チューナとして決定されていたチューナが選局操作されたチューナでない場合には、それをサブ選択チューナと決定する選局依存決定ステップを含む
    請求項15又は16に記載の画面表示方法。
  18. 表示信号処理ステップは、前記チューナからの映像に加えて、又は部分的に代えて、さらに又は全部を代えて、
    デジタルカメラ、パソコン、DVDプレイヤー、HDDプレイヤー、携帯型動画プレイヤー、デジタルカメラ付電子機器、監視カメラ、電子ゲーム機などの外部映像ソース機器のいずれか一以上の映像を
    横:縦=16:9として有効表示領域の縦をいっぱいに利用して左寄せ又は右寄せにて右余白又は左余白を残して表示し、又は/及び横:縦=16:9として前記右余白又は左余白に縦に並べて表示されるように信号を処理する外部表示信号処理ステップを含む
    請求項15から17のいずれか一に記載の画像表示方法。
  19. チューナ又は外部映像ソース機器から映像信号を取得するとともに、取得した映像信号にそのままでは全て有効表示領域に表示できない字幕などの文字・記号が含まれている場合には、
    それらの文字記号が有効表示領域内に欠落することなく全て表示できるように調整する調整ステップ
    をさらに計算機に実行させる請求項15から18のいずれか一に記載の画像表示方法。
JP2006355888A 2006-12-28 2006-12-28 ディスプレイ構体、テレビジョン装置、及びテレビジョン装置の画面表示方法 Pending JP2008167265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006355888A JP2008167265A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 ディスプレイ構体、テレビジョン装置、及びテレビジョン装置の画面表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006355888A JP2008167265A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 ディスプレイ構体、テレビジョン装置、及びテレビジョン装置の画面表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008167265A true JP2008167265A (ja) 2008-07-17

Family

ID=39696074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006355888A Pending JP2008167265A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 ディスプレイ構体、テレビジョン装置、及びテレビジョン装置の画面表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008167265A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011101307A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Fuji Television Network Inc 情報配信システム及び情報配信方法
JP2012019434A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Hakuhodo Dy Media Partners Inc 広告の放送又は送信方法
WO2012090809A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 シャープ株式会社 表示装置およびその駆動方法
WO2014013539A1 (ja) * 2012-07-17 2014-01-23 Necディスプレイソリューションズ株式会社 映像表示装置及び映像表示方法
US9497405B2 (en) 2012-07-17 2016-11-15 Nec Display Solutions, Ltd. Display device for displaying videos side by side without overlapping each other and method for the same

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110982A (ja) * 1989-09-26 1991-05-10 Toshiba Corp テレビジョン受像機
JPH05161095A (ja) * 1991-12-09 1993-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投写型画像表示装置
JPH05333840A (ja) * 1992-06-03 1993-12-17 Sony Corp 画像表示装置
JPH07322159A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Hitachi Ltd 映像信号処理装置
JPH0993504A (ja) * 1995-09-26 1997-04-04 Philips Japan Ltd 字幕移動装置
JPH10304327A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Mitsubishi Electric Corp データ放送受信装置及びテレビジョン受信機
JP2002247448A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Video Research:Kk 映像処理装置、映像処理方法及び映像処理プログラム
JP2003046893A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Fujitsu Ten Ltd 表示装置
JP2005117183A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Canon Inc 情報処理装置、テレビシステム、制御方法及びプログラム
WO2005080139A1 (en) * 2004-02-20 2005-09-01 Sharp Kabushiki Kaisha Onboard display device, onboard display system and vehicle
JP2006171425A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Funai Electric Co Ltd 映像表示装置及び映像表示方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110982A (ja) * 1989-09-26 1991-05-10 Toshiba Corp テレビジョン受像機
JPH05161095A (ja) * 1991-12-09 1993-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投写型画像表示装置
JPH05333840A (ja) * 1992-06-03 1993-12-17 Sony Corp 画像表示装置
JPH07322159A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Hitachi Ltd 映像信号処理装置
JPH0993504A (ja) * 1995-09-26 1997-04-04 Philips Japan Ltd 字幕移動装置
JPH10304327A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Mitsubishi Electric Corp データ放送受信装置及びテレビジョン受信機
JP2002247448A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Video Research:Kk 映像処理装置、映像処理方法及び映像処理プログラム
JP2003046893A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Fujitsu Ten Ltd 表示装置
JP2005117183A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Canon Inc 情報処理装置、テレビシステム、制御方法及びプログラム
WO2005080139A1 (en) * 2004-02-20 2005-09-01 Sharp Kabushiki Kaisha Onboard display device, onboard display system and vehicle
JP2006171425A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Funai Electric Co Ltd 映像表示装置及び映像表示方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011101307A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Fuji Television Network Inc 情報配信システム及び情報配信方法
JP2012019434A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Hakuhodo Dy Media Partners Inc 広告の放送又は送信方法
WO2012090809A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 シャープ株式会社 表示装置およびその駆動方法
WO2014013539A1 (ja) * 2012-07-17 2014-01-23 Necディスプレイソリューションズ株式会社 映像表示装置及び映像表示方法
US9497405B2 (en) 2012-07-17 2016-11-15 Nec Display Solutions, Ltd. Display device for displaying videos side by side without overlapping each other and method for the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7975285B2 (en) Broadcast receiver and output control method thereof
EP1796385B1 (en) Time-shift function
US9697630B2 (en) Sign language window using picture-in-picture
US20110255002A1 (en) Method and apparatus for display of a digital video signal
KR100598223B1 (ko) 화질개선 기능을 갖는 영상표시기기 및 그 제어방법
US10097785B2 (en) Selective sign language location
EP1897368B1 (en) A method and apparatus for displaying data content
CN1256583A (zh) 与视频/音频播放协同的视频/音频及图形演示系统
US20110181789A1 (en) Volume adjustment device and volume adjustment method
JP2008167265A (ja) ディスプレイ構体、テレビジョン装置、及びテレビジョン装置の画面表示方法
US10204433B2 (en) Selective enablement of sign language display
EP1675394B1 (en) Personal video recorder system and method for reproducing a signal in the system
JP2007067593A (ja) デジタルコンテンツ再生装置
CN102364960B (zh) 移动数字电视画中画和频道缩略图的播放方法及移动终端
JP2005347871A (ja) テレビジョン受信機
KR20080099206A (ko) 화상 처리 시스템, 화상 처리 방법, 및 프로그램
JP2000152114A (ja) まだら放送内容表示装置及びその表示方法
JP4224722B2 (ja) デジタル放送受信装置
KR100848495B1 (ko) 동영상 탐색 시스템 및 그 방법.
KR100793757B1 (ko) 다양한 epg 정보를 제공하는 방송 수신기 및 그제어방법
JP2016116081A (ja) 電子機器、及び表示方法
KR100752838B1 (ko) 부화면의 부분영역을 주화면으로 제공하는 디지털방송녹화재생장치 및 그 방법
KR100522122B1 (ko) 디지털방송수신장치에서의 프로그램가이드정보 디스플레이방법 및 그 장치
JP2006050507A (ja) ディジタル放送内容表示装置およびその表示方法
KR20100072681A (ko) 영상표시기기에서 동영상 재생 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120711