JP2005116665A - 基板搬送装置および基板処理システム - Google Patents

基板搬送装置および基板処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005116665A
JP2005116665A JP2003346781A JP2003346781A JP2005116665A JP 2005116665 A JP2005116665 A JP 2005116665A JP 2003346781 A JP2003346781 A JP 2003346781A JP 2003346781 A JP2003346781 A JP 2003346781A JP 2005116665 A JP2005116665 A JP 2005116665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
substrate
support member
pick
sliding support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003346781A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4319504B2 (ja
Inventor
Kenji Amano
健次 天野
Hideki Nakayama
秀樹 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2003346781A priority Critical patent/JP4319504B2/ja
Publication of JP2005116665A publication Critical patent/JP2005116665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4319504B2 publication Critical patent/JP4319504B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 搬送装置自体や搬送室の大型化を抑制し,旋回用スペースの増大を抑制し,さらにピック部先端のたわみも抑制しつつ,被処理基板の大型化に対応する。
【解決手段】 被処理基板を搬送する搬送体を備える基板搬送装置であって,搬送体200,400は,支持ベース110に一方向に進退自在に取付けられる摺動支持部材210と,摺動支持部材にこの摺動支持部材の進退方向と同一方向に摺動自在に支持され,被処理基板Lを支持するためのピック部220と,摺動支持部材に対してピック部を進退させるとともに,支持ベースに対して摺動支持部材を進退させるためのアーム機構(例えば駆動アーム234,従動アーム232,連結アーム236)とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体ウエハや,例えば液晶ディスプレイ(LCD)などフラットディスプレイ(FPD)用のガラス基板すなわちLCD基板などのFPD基板の他,半導体ウエハ等の被処理基板を搬送する基板搬送装置および基板処理システムに関する。
この種の基板搬送装置は,例えば半導体装置や半導体デバイスを製造するための各工程において,半導体ウエハ,FPD基板等の被処理基板を搬送するために使用される。基板搬送装置としては,複数のアームを旋回自在に連結した多関節アーム部を有するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このような多関節アーム部を有する従来の基板搬送装置を図12〜図14に示す。図12は基板処理システムを示す図であり,図13は基板搬送装置の構成を示す図である。図13は基板搬送装置を図12に示す矢印方向から見た図である。図14は基板搬送の際の作用説明図である。
基板処理システムは,図12に示すように,気密な搬送室10とこの搬送室10にゲートバルブ22を介して連設された処理室20を有する。搬送室10には基板搬送装置30が配設されている。この基板搬送装置30は図13にも示すように図示しないベース上に上下にそれぞれ配置された下段搬送体40と上段搬送体50を有する。基板搬送装置30は全体で回転可能であり,各搬送体40,50は独立して伸縮自在に構成されている。
下段搬送体40はモータ42により駆動軸43を介して駆動される一対の第1アーム44,この各第1アーム44に軸45を介して旋回可能にそれぞれ接続される一対の第2アーム46,各第2アーム46に軸47を介して旋回可能に接続され,被処理基板Lを支持するための下段ピック部48を備える。
上段搬送体50はモータ52により駆動軸53を介して駆動される一対の第1アーム54,各第1アーム54に軸55を介して旋回可能にそれぞれ接続される一対の第2アーム56,第2アーム56にピック支持アーム60を介して軸57,59により旋回可能に接続され,被処理基板Lを支持するための上段ピック部58を備える。
上段搬送体50のピック支持アーム60は,コの字形状に形成され,下段ピック部48と被処理基板Lとを越えて下段ピック部48の上側に上段ピック部58を配置させるようになっている。
このような構成の搬送装置においては,例えば上段搬送体50が処理室20から被処理基板Lを搬出する場合には,図14(a)に示すようにモータ52により各アーム54,56を伸ばして上段ピック部58を処理室20にゲートバルブ22を介して挿入する。そして,被処理基板Lを上段ピック部58に支持させると,図14(b)に示すように各アーム54,56を縮めて被処理基板Lを搬出する。下段搬送体40も同様にアーム54,56を伸縮させることにより下段ピック部48を処理室に出し入れして被処理基板Lを搬入出させることができる。なお,図12は下段搬送体40が搬送室10に位置し,上段搬送体50が処理室20に位置している状態である。
特開平2001−148410号公報
ところで,被処理基板例えばFPDガラス基板の寸法は,市販のFPDに比べてかなり大きなものとなる。更に,近年ではFPD自体の大型化に伴って,FPDガラス基板の寸法は,ますます大きくなっている。このようにFPDガラス基板が大型化するにつれて基板搬送装置の各ピック部も大きくする必要がある。
しかしながら,上述したような多段構造の基板搬送装置は,上段ピック部58をピック支持アーム60により下段ピック部48をまたいで支持する構成であるため,FPDガラス基板が大型化するにつれてピック支持アーム60も大型化しなければならない。ピック支持アーム60を大型化すると,重量が増大し,配置スペースも必要となる。さらに,ピック支持アーム60を支持する各アームの剛性も確保する必要があるので,基板搬送装置全体が大型化してしまう。
また,図12〜図14に示すような基板搬送装置では,ピック支持アーム60はゲートバルブ22の高さよりも高いため,図14(a)に示すように,ゲートバルブ22に挿入できなかった。このため,ピック部58の基端側の長さMを長くとる必要があった。ピック部58の基端側の長さMを長くとるほど,図14(b)に示すようにアームが縮んで搬送方向を変換するために回転する際,回転中心から被処理基板Lの支持部の先端までの距離或いは被処理基板Lの先端角部までの距離が長くなり,その旋回半径が大きくなる。従って,基板搬送装置を搬送室10内に設置する場合,その旋回用のスペースを広く必要とすることから,搬送室10が大型化し,基板処理システム全体の大型化及びコストアップ化の原因となるという問題があった。
さらに,ピック支持アーム60は片持支持構造となるので,アーム54,56を延したときの上段ピック部58の先端のたわみが大きくなる。特に,ピック支持アーム60が大型化すればするほど上段ピック部58の先端のたわみは大きくなる。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,被処理基板が大型化しても,基板搬送装置自体や搬送室の大型化を抑制することができ,搬送方向を変換するための旋回用スペースの増大を抑制することができ,さらにピック部先端のたわみも抑制することができる基板搬送装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,被処理基板を搬送する搬送体を備える基板搬送装置であって,前記搬送体は,支持ベースに一方向に進退自在に取付けられる摺動支持部材と,前記摺動支持部材にこの摺動支持部材の進退方向と同一方向に摺動自在に支持され,被処理基板を支持するためのピック部と,前記摺動支持部材に対して前記ピック部を進退させるとともに,前記支持ベースに対して前記摺動支持部材を進退させるためのアーム機構とを備えることを特徴とする基板搬送装置が提供される。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,被処理基板を処理する処理室と,この処理室にゲートバルブを介して連設された搬送室とを備える基板処理システムであって,前記搬送室に前記被処理基板を前記処理室に搬入出するための搬送体を備える基板搬送装置を設け,前記搬送体は,前記搬送室に旋回自在に配設された支持ベースに一方向に進退自在に取付けられる摺動支持部材と,前記摺動支持部材にこの摺動支持部材の進退方向と同一方向に摺動自在に支持され,被処理基板を支持するためのピック部と,前記摺動支持部材に対して前記ピック部を進退させるとともに,前記支持ベースに対して前記摺動支持部材を進退させるためのアーム機構とを備えることを特徴とする基板処理システムが提供される。また,上記搬送体は,前記被処理基板を前記処理室に搬入出する際には,前記ピック部全体を前記ゲートバルブへ挿入出させるようにしてもよい。
また,第1の観点及び第2の観点におけるアーム機構は,駆動源に接続される一対の駆動アームと,前記一対の駆動アームと前記ピック部とを接続する一対の従動アームと,前記一対の駆動アームと前記摺動支持部材とを接続する一対の連結アームとを備えるようにしてもよい。また,上記搬送体を複数設け,上下に並設された複数段の支持ベースにそれぞれ前記搬送体を取付けるようにしてもよい。
このような第1の観点及び第2の観点による本発明においては,搬送体のピック部を摺動支持部材に沿って進退させることができ,同時に摺動支持部材についても支持ベースに対して進退させることができる。これにより,ピック部を摺動支持部材上の移動距離に摺動支持部材の移動距離を加えた分だけ長く支持ベースに対して進退させることができる。
しかも本発明によるピック部は,従来のようにアーム機構のみにより支持されるのではなく,摺動支持部材により支持されるので,被処理基板が大型化してより大きな重量がピック部に付加する場合でも,アーム機構の大型化を抑制することができ,基板搬送装置自体や搬送室の大型化を抑制することができる。
また,ピック部は摺動支持部材により支持されるので,従来のようにアーム機構のみで支持する場合に比して,ピック部が最も進方向へ移動したときのピック部先端のたわみを抑制することができる。
また,第2の観点による本発明のように上記搬送体を複数設け,上下に並設された複数段の支持ベースにそれぞれ前記搬送体を取付けるようにしても,各搬送体のピック部は各摺動支持部材に支持されるため,各アーム機構の大型化を抑制することができる。このため,従来のように上段搬送体に下段搬送体の下段ピック部をまたいで支持するようなピック支持アームを設ける必要がなくなる。これにより,ピック部全体をゲートバルブを介して処理室へ挿入させることができ,また従来のようにピック支持アームを取付けるためにピック部の基端部を大きくしなくて済む。従って,従来よりコンパクトな状態でピック部を退避させることができるので,搬送方向を変換するための旋回用スペースの増大を抑制することができる。
また,第1の観点及び第2の観点におけるアーム機構は,さらに,前記従動アームと平行リンク機構を構成するように配設された平行アームと,前記従動アームの先端に固定された従動アーム側歯車と,前記平行アームの先端に固定され,前記従動アーム側歯車に噛合う平行アーム側歯車とを備えるようにしてもよい。これによれば,駆動アームが回転すると,平行アームも同じ回転角で回転する。このため,平行アーム側歯車は平行アームに固定されているので,平行アームの回転に応じて回転する。この平行アーム側歯車の回転は,従動アーム側歯車を介して従動アームに伝達する。これにより,従動アームは平行アーム側歯車と従動アーム側歯車により規制された方向にしか回転できなくなるため,アーム機構に死点が生じることを避けることができる。これにより,駆動アームの駆動により,ピック部を確実に進退させることができる。
以上説明したように本発明によれば,被処理基板が大型化しても,基板搬送装置自体や搬送室の大型化を抑制することができ,搬送方向を変換するための旋回用スペースの増大を抑制することができ,さらにピック部先端のたわみも抑制することができる基板搬送装置および基板処理システムを提供できるものである。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明の実施形態にかかる基板搬送装置100の全体構成の斜視図を図1に示す。図2は,基板搬送装置100を図1に示す矢印方向から見た図である。なお,図2において支持ベースについては内部構造がわかるように断面で示してある。
基板搬送装置100は上下に被処理基板を支持するためのピック部を備える多段構造の搬送装置である。基板搬送装置100は例えば図12(a)に示すような基板処理システムに適用される。基板処理システムは気密な搬送室120とこの搬送室120にゲートバルブ142を介して連設された処理室140を有する。基板搬送装置100は搬送室120に配置される。
上記搬送室120には,図1,2に示す基板搬送装置100の支持ベース110が旋回自在に配設されている。支持ベース110の外形は,角筒を横置きにした形状であり,対向する一対の辺が他辺よりも長くなっている。支持ベース110の長い方の辺を構成する上側板を上段部112といい,下側板を下段部114と称する。また支持ベース110は中空であり,その内部空間には後述するアーム駆動手段の伝達機構が収納されている。
支持ベース110の上段部112には上段搬送体200が取付けられており,下段部114には下段搬送体400が取付けられている。上段搬送体200,下段搬送体400はそれぞれ被処理基板Lを支持するためのピック部220を備える。ピック部220は,基端部222から先端に向けて延出する複数本のピック224が形成されている。このピック224に被処理基板Lを載置させる。なお,本実施形態では4本のピック224を形成した場合であるが,ピックの数はこれに限定されるものではない。
ピック部220は,上記支持ベース110に取付けられた摺動支持部材210にこの摺動支持部材210に沿って摺動自在に取付けられている。摺動支持部材210は例えば角棒状に形成するが,この形状には限られるものではない。例えば,角筒状やだ円状に形成してもよい。
また,摺動支持部材210は支持ベース110にピック部220の移動方向と同一方向に摺動自在に取付けられている。具体的には,図2に示すように,ピック部220の基端部222の下側に設けられたガイド部材225が,摺動支持部材210上に設けられたレール214に沿ってガイドされることにより,ピック部220が摺動支持部材210上を移動する。また,摺動支持部材210の下側に設けられたガイド部材215が,支持ベース110上に設けられたレール115に沿ってガイドされることにより,摺動支持部材210が支持ベース110に対して移動する。
これにより,上段搬送体200のピック部220は水平面内の一方向に進退移動することができ,下段搬送体400のピック部220は上段搬送体200とは異なる水平面内で上段搬送体200と同一方向へ進退移動することができる。なお,各搬送体200,400のピック部220,摺動支持部材210は後述するアーム機構により駆動される。
ここで,上段搬送体200及び下段搬送体400のアーム機構について図面を参照しながら説明する。上段搬送体200及び下段搬送体400のアーム機構はそれぞれ同様の構成であるため,同様の機能を有する部分には同一符号を付し,上段搬送体200のアーム機構を代表して説明する。図3は上段搬送体200のアーム機構の構成を示す図で,図1の上方から見たものである。図3ではアーム機構の構成をわかり易くするため,ピック部220は2点鎖線で示している。図4は図3に示す矢印方向から見た図である。
図3,図4に示すように上段搬送体200のアーム機構は,図2に示すモータ202からの駆動力が伝達される一対の駆動アーム234と,これら駆動アーム234にそれぞれ軸233を介して回転自在に接続される一対の従動アーム(ピック部駆動アーム)232を備える。より具体的に説明すると,上記各駆動アーム234の基端部は駆動軸310を介して支持ベース110に支持される。各従動アーム232の先端はピック部220の基端部222に軸231を介して回転自在に接続されている。
さらに,上段搬送体200の各駆動アーム234は一対の連結アーム(摺動支持部材駆動アーム)236を介して摺動支持部材210に連結されている。具体的には各連結アーム236の一端は軸235を介して駆動アーム234の中間部位に回転自在に接続され,各連結アーム236の他端は摺動支持部材210の側面に突出して設けられた取付部212に軸237を介して回転自在に接続されている。
このような駆動アーム234が駆動軸310を中心に回転することにより,ピック部220は従動アーム232を介して摺動支持部材210上に対して進退可能であるとともに,摺動支持部材210も支持ベース110に対して進退可能である。このように,ピック部220が載っている摺動支持部材210も進退可能であるため,ピック部220は支持ベース110に対して駆動アーム234と従動アーム232による伸縮可能な長さ以上に進退させることができる。
次に,各搬送体200,400のアーム機構を駆動するアーム駆動手段について図面を参照しながら説明する。図5は上段搬送体200のアーム駆動手段を説明する図であり,図5(b)はアーム駆動手段の構成を示している。図5(a)は図5(b)に示す上部駆動伝達機構340の構成を示すものであり,図5(c)は図5(b)に示す下部駆動伝達機構320の構成を示すものである。図5(a),(c)はそれぞれ上部駆動伝達機構340,下部駆動伝達機構320を下方から見た図である。図6はアーム駆動手段とアーム機構との関係を示す図である。図7は下段搬送体400のアーム駆動手段を説明する図である。
先ず上段搬送体200のアーム駆動手段について図5,図6を参照しながら説明する。上段搬送体200のアーム駆動手段は,図2に示すモータ202により駆動される。このアーム駆動手段は,図5に示すように上記モータ202の駆動軸204により回転運動を伝達する下部駆動伝達機構320と,この下部駆動伝達機構320と軸360を介して接続する上部駆動伝達機構340と,上部駆動伝達機構340からの回転運動を各駆動アーム234に伝達する歯車機構311とを備える。上段搬送体200のアーム駆動手段は,図2に示すように支持ベース110の内部空間に収納される。例えば下部駆動伝達機構320は支持ベース110の下段部114の内部空間に収納され,上部駆動伝達機構340は支持ベース110の上段部112の内部空間に収納される。下部駆動伝達機構320と上部駆動伝達機構340を接続する軸360は支持ベース110の下段部114と上段部112を接続する一側部の内部空間に収納される。
下部駆動伝達機構320は,図5(c)に示すように,例えばモータ202の駆動軸204を中心に回転する円板330と,この円板330に一対の平行リンク322を介して接続される円板362を備える。これら円板330,362と各平行リンク322により平行リンク機構が構成される。
上部駆動伝達機構340は,図5(a)に示すように,例えば円板362の回転運動を軸360を介して伝達する円板364と,この円板364に一対の平行リンク342を介して接続される歯車312を備える。これら円板364,歯車312と各平行リンク342により平行リンク機構が構成される。
上記歯車機構311は,各駆動アーム234の回転方向が逆になるように回転運動を伝達する。具体的には例えば歯車機構311は,図5(a)に示すように2つの同径の歯車312と,これらの歯車312の中間に噛合する2つの同径の歯車314を備える。各歯車312は各駆動軸310を介して各駆動アーム234の基端部に接続している。なお,歯車機構311における各歯車の形状,大きさ,個数,配置などは本実施形態に記載のものに限られない。例えば歯車312の中間に配置する歯車314は複数個であれば2個には限られず,これら歯車314の配置も必ずしも同一直線上に並んで設けなくてもよい。
このような構成の上段搬送体200のアーム駆動手段により,モータ202の駆動軸204の回転運動は,円板330から平行リンク322を介して円板362に伝達される。円板362の回転運動は軸360を介して円板364に伝達し,円板364の回転運動は,平行リンク342を介して歯車312に伝達して歯車312はそれぞれ実線矢印方向へ回転する。このように歯車312が実線矢印方向へ回転すると,図6に示すように駆動アーム234が実線矢印方向へ回転するため,ピック部220は従動アーム232により摺動支持部材210に沿って実線矢印方向(進方向)へ移動する。これと同時に,摺動支持部材210も連結アーム236により支持ベース110に対して実線矢印方向へ移動する。
これに対して,モータ202を上記とは逆回転させれば,モータ202の駆動軸204は図5に示すように点線矢印方向に回転するので,下部駆動伝達機構320,上部駆動伝達機構340,歯車機構311はそれぞれ点線矢印方向へ駆動する。これにより,図6に示すように駆動アーム234が点線矢印方向へ回転するため,ピック部220は従動アーム232により摺動支持部材210に沿って点線矢印方向へ移動する。これと同時に,摺動支持部材210も連結アーム236により支持ベース110に対して点線矢印方向(退方向)へ移動する。
次いで,下段搬送体400のアーム機構を駆動するアーム駆動手段について図7を参照しながら説明する。下段搬送体400のアーム駆動手段は,図2に示すモータ402により駆動される。このアーム駆動手段は,図7に示すように上記モータ402の駆動軸404からの回転運動を各駆動アーム234に伝達する歯車機構311を備える。この歯車機構311は,上段搬送体200のアーム駆動手段のものと同様である。下段搬送体400の各歯車312は各駆動軸310を介して各駆動アーム234の基端部に接続している。
このような構成の下段搬送体400のアーム駆動手段により,モータ402の駆動軸404の回転運動は,歯車312に伝達して歯車312はそれぞれ実線矢印方向へ回転する。このように歯車312が実線矢印方向へ回転すると,図6に示す場合と同様に駆動アーム234が実線矢印方向へ回転するため,ピック部220は従動アーム232により摺動支持部材210に沿って実線矢印方向(進方向)へ移動する。これと同時に,摺動支持部材210も連結アーム236により支持ベース110に対して実線矢印方向へ移動する。
これに対して,モータ402を上記とは逆回転させれば,モータ402の駆動軸404は図7に示すように点線矢印方向に回転するので,各歯車312は点線矢印方向へ駆動する。これにより,図6に示す場合と同様に駆動アーム234が点線矢印方向へ回転するため,ピック部220は従動アーム232により摺動支持部材210に沿って点線矢印方向へ移動する。これと同時に,摺動支持部材210も連結アーム236により支持ベース110に対して点線矢印方向(退方向)へ移動する。
上述したような本実施形態にかかるアーム駆動手段によれば,各搬送体200,400のピック部220の支持ベース110に対する移動距離は,ピック部220が従動アーム232により移動する距離と摺動支持部材210が連結アーム236により移動する距離を加えたものとなる。すなわち,本実施形態による構成であれば,ピック部220を駆動アーム234と従動アーム232だけの場合よりも長い距離だけ移動させることができる。
次に,本実施形態にかかる各搬送体200,400の動作について図面を参照しながら説明する。図8,図9は各搬送体200,400の動作を示す作用説明図である。図8(a)〜(d)は図6に示すような摺動支持部材210の中心線(一点鎖線で示す)よりも下方だけの構成を示したものである。図9は全体の動作を示したものである。
先ず,図9(a)に示すように駆動アーム234が最も左方向に位置するときが,ピック部220が最も退避する状態である。この状態で被処理基板L(2点鎖線で示す)が搬送室120へ搬入される。またこの状態で支持ベース110が搬送室120内を旋回することにより,各搬送体200,400を進退させる向きを変えることができる。なお,図9(a)における2点鎖線で示す円は,上段搬送体200(又は下段搬送体400)の旋回半径の軌跡を示す。
図9(a)に示す状態から例えば上段搬送体200を進方向へ駆動する場合には,モータ202を図6に示す実線矢印方向へ駆動する。すると,図8(a),(b),(c),(d)に示すように駆動アーム234が実線矢印方向へ回転する。これにより,従動アーム232により軸231は実線矢印方向へ移動し,ピック部220は摺動支持部材210に対して進方向へ移動するとともに,連結アーム236により軸237は実線矢印方向へ移動し,摺動支持部材210は支持ベース110に対して進方向へ移動することによりピック部220はさらに進方向へ移動する。
こうして,上段搬送体200のピック部220は図9(b)に示すように搬送室120からゲートバルブ142を介して処理室140へ入り込む。そして,図9(c)に示すように駆動アーム234が最も右方向に位置するときが,ピック部220が最も進出する状態である。この状態で被処理基板Lをピック部220により支持することができる。処理室140から被処理基板Lを搬出する場合には,モータ202を上記とは逆回転する。これにより,上段搬送体200は図8(d),(c),(b),(a)の順に示す状態となり実線矢印方向とは逆方向に移動する。こうして,図9(a)に示す状態となり,被処理基板Lは搬出される。
このような本実施形態においては,搬送体200,400のピック部220を摺動支持部材210に沿って進退させることができ,同時に摺動支持部材210についても支持ベース110に対して進退させることができる。これにより,ピック部220を摺動支持部材210上の移動距離に摺動支持部材の移動距離を加えた分だけ長く,支持ベース110に対して進退させることができる。
しかも本発明によるピック部は,従来のようにアーム機構のみにより支持されるのではなく,摺動支持部材210により支持されるので,被処理基板Lが大型化してより大きな重量がピック部220に付加する場合でも,アーム機構の大型化を抑制することができ,基板搬送装置自体や搬送室120の大型化を抑制することができる。
また,ピック部220は摺動支持部材210により支持されるので,従来のようにアーム機構のみで支持する場合に比して,ピック部220が最も進方向へ移動したときのピック部220先端のたわみを抑制することができる。
また,複数の搬送体200,400を,上下に並設された複数段の支持ベース110にそれぞれ取付けるようにしても,各搬送体200,400のピック部220は各摺動支持部材210に支持されるため,各アーム機構の大型化を抑制することができる。このため,従来のように上段搬送体50に下段搬送体40の下段ピック部48をまたいで支持するようなピック支持アーム60を設ける必要がなくなる。これにより,ピック部全体をゲートバルブ142を介して処理室140へ挿入させることができ,また従来のようにピック支持アームを取付けるためにピック部の基端部を大きくしなくて済む。従って,従来よりコンパクトな状態でピック部220を退避させることができるので,図9(a)に2点鎖線で示す旋回半径の軌跡のように,旋回半径をより小さくすることができる。これにより,搬送方向を変換するための旋回用スペースの増大を抑制することができる。
次に各搬送体200,400のアーム機構の変形例について図面を参照しながら説明する。上述したような図3に示すアーム機構は,図8,図9に示すように駆動アーム234が駆動すると,従動アーム232によりピック部220が進退する。この場合,図9(b)に示すように,アーム機構の駆動途中で駆動アーム234と従動アーム232とが瞬間的に重なって,従動アーム232が軸231を中心にいずれにも回転できる状態,すなわち思案点(死点)となる状態がある。この状態において駆動アーム234が所定以上の速度で回転していれば,従動アーム232は死点にうち勝って,従動アーム232と連結アーム236は図9(c)に示すように動作することができる。
ところが,図9(b)に示す状態で駆動アーム234が例えばゆっくり移動して,死点にうち勝つことができない場合には,従動アーム232は,例えば図9(b)に示すように駆動アーム234と瞬間的に重なると,重なったまま駆動アーム234といっしょに駆動してしまい,ピック部220が図9(c)に示す状態まで移動できなくなる。
そこで,図10に示すアーム機構は,図3に示すアーム機構における各駆動アーム234にそれぞれ平行アーム532を並設して平行リンク機構とし,さらに従動アーム232と平行アーム532とを従動アーム側歯車510,平行アーム側歯車520を介して接続して従動アーム232の回転方向を規制することにより,アーム機構に思案点(死点)が生じないようにしている。
具体的には,図10に示すアーム機構は,各駆動アーム234にそれぞれ平行アーム532が並設されている。平行アーム532の基端は支持ベース110に軸531を介して回転自在に接続されている。平行アーム532の長手方向の途中において接続部材540を介して駆動アーム234に接続されている。接続部材540は駆動アーム234に軸542を介して回転自在に接続されているとともに,接続部材540は平行アーム532に軸544を介して回転自在に接続されている。こうして,駆動アーム234と平行アーム532は,接続部材540,支持ベース110と平行リンク機構を構成する。
さらに,図10に示すアーム機構における従動アーム232の先端には,軸233を中心とする従動アーム側歯車510が固定されており,平行アーム532の先端には軸533を中心とする平行アーム側歯車520が固定されている。従動アーム側歯車510と平行アーム側歯車520は例えば同径に構成され,噛合っている。なお,従動アーム側歯車510,520の大きさなどは図10に示すものに限られない。
このような構成のアーム機構では,図11(a)に示すように,駆動アーム234が駆動すると,平行アーム532も駆動アームと同じ回転角だけ駆動する。このとき,平行アーム532に固定された平行アーム側歯車520も平行アーム532の回転に応じて回転する。この平行アーム側歯車520の回転は,従動アーム側歯車510を介して従動アーム232に伝達する。これにより,従動アーム232は,軸231を中心に各従動アーム側歯車510,520により規制された方向にしか回転できなくなるため,アーム機構に死点が生じることはない。すなわち,図11(b)の状態を経て,駆動アーム234と従動アーム232とが瞬間的に重なってた後も,図11(c)の状態に移行させることができる。このように,図10に示すアーム機構によれば,駆動アーム234をゆっくり駆動させても,ピック部220を図9(c)に示す状態まで確実に移動させることができる。
上記各搬送体200,400のアーム機構における各軸231,233,235,237,310,360,404,531,533,542,544等は,ベアリングなどにより各アームに支持されるようにしてもよい。また,下段搬送体400は,上段搬送体200との間に下段搬送体400を覆うカバーを設けてもよい。このカバーにより,上段搬送体200などから落下したパーティクル等が下段搬送体400に付着することを防止することができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施形態では搬送装置に搬送体として上下2段の搬送体200,400を設けたものについて説明したが,必ずしもこれに限定されるものではなく,単一の搬送体を支持ベースに取付けるものであってもよく,搬送体を3段以上設けるようにしてもよい。
また,本発明が適用可能な搬送装置のアーム機構は,上記実施の形態の構成に限定されるものではなく,ピック部220が摺動支持部材210上を進退できるとともに,摺動支持部材210が支持ベース110に対して進退することができる構成であればよい。なお,上記摺動支持部材210は複数設けてもよい。この場合,各摺動支持部材210を支持ベース110に並設するようにしてもよい。但し,本実施形態に示すように一対ごとに設けた各アーム(ツインアーム)で構成することにより,ピック部220の進退動作がより安定し,ピック部220をしっかりと支持することができる。
さらに,上記実施形態においては,半導体処理装置としてプラズマエッチング装置を例に挙げて説明したが,本発明は,成膜装置やアッシング装置等の他の処理装置に対しても適用可能である。また,被処理基板として,FPD基板ではなく,半導体ウエハを処理する装置にも,本発明を適用することができる。また,上記実施形態においては,被処理体として半導体ウエハを例に挙げて説明したが,必ずしもこれに限定されるものではなく,被処理体は例えば液晶ディスプレイ(LCD)などフラットディスプレイ(FPD)用のガラス基板,すなわちLCD基板などのFPD基板であってもよい。
本発明は,半導体基板などの被処理基板を搬送する基板搬送装置および基板処理システムに適用可能である。
本発明の実施形態にかかる搬送装置の構成を示す斜視図である。 同実施形態にかかる搬送装置の構成を示す図であり,図1に示す矢印方向から見たものである。 同実施形態にかかる搬送体のアーム機構の構成を示す図である。 同実施形態にかかる搬送体のアーム機構の構成を示す図であり,図3の矢印方向から見た図である。 同実施形態にかかる上段搬送体のアーム機構におけるアーム駆動手段の構成を示す図である。 同実施形態にかかる上段搬送体のアーム機構の一部とアーム駆動手段との関係を示す図である。 同実施形態にかかる下段搬送体のアーム機構におけるアーム駆動手段の構成を示す図である。 同実施形態にかかる搬送体のアーム機構の動作を示す図である。 同実施形態にかかる搬送体のアーム機構全体の動作を示す図である。 同実施形態にかかる各搬送体におけるアーム機構の変形例の構成を示す図である。 図10に示すアーム機構の動作を示す図である。 従来の搬送装置の構成を説明する図である。 従来の搬送装置の構成を説明する図であり,図10の矢印方向から見た図である。 従来の搬送装置の動作を説明する図である。
符号の説明
100 基板搬送装置
110 支持ベース
112 上段部
114 下段部
115 レール
120 搬送室
140 処理室
142 ゲートバルブ
200 上段搬送体
202 モータ
204 駆動軸
210 摺動支持部材
212 取付部
214 レール
215 ガイド部材
220 ピック部
222 基端部
225 ガイド部材
224 ピック
231 軸
232 従動アーム
233 軸
234 駆動アーム
236 連結アーム
237 軸
310 駆動軸
311 歯車機構
312 歯車
314 歯車
320 下部駆動伝達機構
322 平行リンク
330 円板
362 円板
340 上部駆動伝達機構
342 平行リンク
360 軸
362 円板
364 円板
400 下段搬送体
402 モータ
404 駆動軸
510 従動アーム側歯車
520 平行アーム側歯車
532 平行アーム
L 被処理基板

Claims (8)

  1. 被処理基板を搬送する搬送体を備える基板搬送装置であって,
    前記搬送体は,
    支持ベースに一方向に進退自在に取付けられる摺動支持部材と,
    前記摺動支持部材にこの摺動支持部材の進退方向と同一方向に摺動自在に支持され,前記被処理基板を支持するためのピック部と,
    前記摺動支持部材に対して前記ピック部を進退させるとともに,前記支持ベースに対して前記摺動支持部材を進退させるためのアーム機構とを備える,
    ことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記アーム機構は,
    駆動源に接続される一対の駆動アームと,
    前記一対の駆動アームと前記ピック部とをそれぞれ接続する一対の従動アームと,
    前記一対の駆動アームと前記摺動支持部材とをそれぞれ接続する一対の連結アームと,
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記アーム機構はさらに,
    前記従動アームと平行リンク機構を構成するように配設された平行アームと,
    前記従動アームの先端に固定された従動アーム側歯車と,
    前記平行アームの先端に固定され,前記従動アーム側歯車に噛合う平行アーム側歯車と,
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記搬送体を複数設け,上下に並設された複数段の支持ベースにそれぞれ前記搬送体を取付けたことを特徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の基板搬送装置。
  5. 被処理基板を処理する処理室と,この処理室にゲートバルブを介して連設された搬送室とを備える基板処理システムであって,
    前記搬送室に前記被処理基板を前記処理室に搬入出するための搬送体を備える基板搬送装置を設け,
    前記搬送体は,前記搬送室に旋回自在に配設された支持ベースに一方向に進退自在に取付けられる摺動支持部材と,前記摺動支持部材にこの摺動支持部材の進退方向と同一方向に摺動自在に支持され,被処理基板を支持するためのピック部と,前記摺動支持部材に対して前記ピック部を進退させるとともに,前記支持ベースに対して前記摺動支持部材を進退させるためのアーム機構とを備える,
    ことを特徴とする基板処理システム。
  6. 前記アーム機構は,
    駆動源に接続される一対の駆動アームと,
    前記一対の駆動アームと前記ピック部とをそれぞれ接続する一対の従動アームと,
    前記一対の駆動アームと前記摺動支持部材とをそれぞれ接続する一対の連結アームと,
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の基板処理システム。
  7. 前記アーム機構はさらに,
    前記従動アームと平行リンク機構を構成するように配設された平行アームと,
    前記従動アームの先端に固定された従動アーム側歯車と,
    前記平行アームの先端に固定され,前記従動アーム側歯車に噛合う平行アーム側歯車と,
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の基板処理システム。
  8. 前記搬送体は,前記被処理基板を前記処理室に搬入出する際には,前記ピック部全体を前記ゲートバルブへ挿入させることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の基板処理システム。

JP2003346781A 2003-10-06 2003-10-06 基板搬送装置および基板処理システム Expired - Fee Related JP4319504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003346781A JP4319504B2 (ja) 2003-10-06 2003-10-06 基板搬送装置および基板処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003346781A JP4319504B2 (ja) 2003-10-06 2003-10-06 基板搬送装置および基板処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005116665A true JP2005116665A (ja) 2005-04-28
JP4319504B2 JP4319504B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=34539597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003346781A Expired - Fee Related JP4319504B2 (ja) 2003-10-06 2003-10-06 基板搬送装置および基板処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4319504B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007139052A1 (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Ulvac, Inc. 基板搬送装置
US7401828B2 (en) 2005-06-20 2008-07-22 Lg Display Co., Ltd. Substrate conveyance device for fabrication of liquid crystal display device
JP2009034791A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Ulvac Japan Ltd 基板搬送装置
JP2009038268A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Ulvac Japan Ltd 基板搬送装置
JP2009043799A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Ulvac Japan Ltd 基板搬送装置
WO2011119503A2 (en) * 2010-03-25 2011-09-29 Applied Materials, Inc. Segmented substrate loading for multiple substrate processing
JP2012109536A (ja) * 2010-10-28 2012-06-07 Canon Anelva Corp 基板搬送装置、電子デバイスの製造システムおよび電子デバイスの製造方法
KR101188487B1 (ko) 2008-06-04 2012-10-05 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 반송 장치 및 처리 장치
JP2014078693A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Tes Co Ltd 基板移送装置
KR101394389B1 (ko) 2007-07-24 2014-05-14 세메스 주식회사 웨이퍼 이송 장치 및 이의 구동 방법
JP2017504492A (ja) * 2014-01-17 2017-02-09 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 基板搬送装置
JP2017513036A (ja) * 2014-11-14 2017-05-25 マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. 貨物固定システムおよびリソグラフィシステム内で基板を移送するための方法
CN109048882A (zh) * 2018-10-30 2018-12-21 珠海格力智能装备有限公司 机械手臂

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7401828B2 (en) 2005-06-20 2008-07-22 Lg Display Co., Ltd. Substrate conveyance device for fabrication of liquid crystal display device
JP4930949B2 (ja) * 2006-05-29 2012-05-16 株式会社アルバック 基板搬送装置
CN101454888B (zh) * 2006-05-29 2011-02-09 株式会社爱发科 基板输送装置
KR101035896B1 (ko) 2006-05-29 2011-05-23 가부시키가이샤 알박 기판반송장치
US7955043B2 (en) 2006-05-29 2011-06-07 Ulvac, Inc. Substrate transfer apparatus
WO2007139052A1 (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Ulvac, Inc. 基板搬送装置
KR101394389B1 (ko) 2007-07-24 2014-05-14 세메스 주식회사 웨이퍼 이송 장치 및 이의 구동 방법
JP2009034791A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Ulvac Japan Ltd 基板搬送装置
JP2009038268A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Ulvac Japan Ltd 基板搬送装置
JP2009043799A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Ulvac Japan Ltd 基板搬送装置
KR101188487B1 (ko) 2008-06-04 2012-10-05 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 반송 장치 및 처리 장치
WO2011119503A3 (en) * 2010-03-25 2012-01-19 Applied Materials, Inc. Segmented substrate loading for multiple substrate processing
WO2011119503A2 (en) * 2010-03-25 2011-09-29 Applied Materials, Inc. Segmented substrate loading for multiple substrate processing
JP2012109536A (ja) * 2010-10-28 2012-06-07 Canon Anelva Corp 基板搬送装置、電子デバイスの製造システムおよび電子デバイスの製造方法
JP2014078693A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Tes Co Ltd 基板移送装置
US9142442B2 (en) 2012-10-11 2015-09-22 Tes Co., Ltd. Apparatus for transferring substrates
US9209063B2 (en) 2012-10-11 2015-12-08 Tes Co., Ltd. Apparatus for transferring substrates
US9209064B2 (en) 2012-10-11 2015-12-08 Tes Co., Ltd. Apparatus for transferring substrates
US11273558B2 (en) 2014-01-17 2022-03-15 Brooks Automation Us, Llc Substrate transport apparatus
JP2021106288A (ja) * 2014-01-17 2021-07-26 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 搬送装置および処理装置
JP2017504492A (ja) * 2014-01-17 2017-02-09 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 基板搬送装置
US20220266460A1 (en) * 2014-01-17 2022-08-25 Brooks Automation, Inc. Substrate transport apparatus
JP7280309B2 (ja) 2014-01-17 2023-05-23 ブルックス オートメーション ユーエス、エルエルシー 搬送装置および処理装置
JP2017513036A (ja) * 2014-11-14 2017-05-25 マッパー・リソグラフィー・アイピー・ビー.ブイ. 貨物固定システムおよびリソグラフィシステム内で基板を移送するための方法
US10087019B2 (en) 2014-11-14 2018-10-02 Mapper Lithography Ip B.V. Load lock system and method for transferring substrates in a lithography system
CN109048882A (zh) * 2018-10-30 2018-12-21 珠海格力智能装备有限公司 机械手臂
CN109048882B (zh) * 2018-10-30 2024-04-02 珠海格力智能装备有限公司 机械手臂

Also Published As

Publication number Publication date
JP4319504B2 (ja) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4319504B2 (ja) 基板搬送装置および基板処理システム
JP4411025B2 (ja) 2アーム式搬送ロボット
US6669434B2 (en) Double arm substrate transport unit
KR101244008B1 (ko) 기판이송장치
JP5627599B2 (ja) 搬送アーム、及びこれを備える搬送ロボット
JP2008135630A (ja) 基板搬送装置
WO2012039274A1 (ja) 産業用ロボット
JPH0536809A (ja) 半導体基板処理装置に於ける半導体基板搬送アーム
KR20010043252A (ko) 공축 구동축을 구비한 듀얼 아암 장치
JP2008272864A (ja) 産業用ロボット及び集合処理装置
CN106796907B (zh) 衬底搬送机器人及其运转方法
JP4473075B2 (ja) 搬送ロボットおよびそのアーム構造体
JP4222068B2 (ja) 被処理体の搬送装置
JP2004288720A (ja) 基板搬送装置及び基板処理装置
US6884019B2 (en) Conveying arm
JP2009050986A (ja) 搬送装置
JP4000036B2 (ja) 搬送装置
JP2003311663A (ja) ロボットアーム及びロボット
JP6588192B2 (ja) ワーク搬送装置
JPH10209241A (ja) 基板搬送装置およびそれを備えた基板処理装置
KR102577020B1 (ko) 산업용 로봇 및 제조 시스템
JP4715952B2 (ja) フロッグレッグ型移載装置
JP3719354B2 (ja) 搬送装置
JP2006073835A (ja) 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置
JP2005044981A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150605

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees