JP6588192B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、真空環境においてガラス基板やウエハ等の薄板状ワークを搬送するのに適したワーク搬送装置に関する。
図11に示すように、トランスファチャンバの周囲にプロセスチャンバが放射状に配置された処理システムにおいては、プロセスチャンバ間のワークの移送のためにトランスファチャンバ内に配置されるワーク搬送装置は、平面視においてワークを放射方向に直進移動させることができればよいため、たとえば特許文献1に示されているような、平行リンク機構を組み合わせた関節アーム式の搬送装置を用いることができる。このような搬送装置は、平行リンク機構のもつ機能により、少ない動力源により、ワークを保持するハンドの姿勢を維持しつつ、平面視においてこのハンドを直進移動させることができる。
ところで、処理システムの占有面積を縮小してコンパクト化を図るため、図12に示すように、トランスファチャンバTCを矩形とするとともに、その対向する長辺に沿って複数(図示例では2個)の矩形プロセスチャンバPCを配置したような新処理システムが提案されている。このような新処理システムでは、長辺に対するハンドの姿勢を同等に維持しつつ、この長辺に沿った2個のプロセスチャンバPC間のワーク移送を行う必要があるため、放射方向への直進移動が可能であるにすぎない特許文献1に示されるようなワーク搬送装置を採用することができない。
図12に示すような処理システムにおいては、たとえば、特許文献2(特に同文献の図11〜13)に示されるような搬送装置を用いることが考えられる。この特許文献2に示される搬送装置は、支持ベースに対して旋回可能な第1アームと、第1アームに対して旋回可能な第2アームと、第2アームに旋回可能なハンドを有して構成されている。そして、支持ベースに対する第1アームの旋回、第1アームに対する第2アームの旋回、および第2アームに対するハンドの旋回がそれぞれ独立して行われるため、ハンドの姿勢およびハンドの移動経路の設定の自由度が高く、それ故に特許文献2に示されるような搬送装置は、図12に示すような処理システムにおいて、プロセスチャンバ間のワークの移送を行うことができる可能性がある。
しかしながら、特許文献2に示される搬送装置は、第1アームに対して第2アームを旋回させるための動力を減速する減速機、および第2アームに対してハンドを旋回させるための動力を減速する減速機が、たとえば、第1アーム内において、当該第1アームに対する第2アームの旋回軸にそって上下に積層配置されている。そのため、このような複数の減速機が積層配置されるアームの上下寸法が増大し、搬送装置全体の上下高さが拡大する。その結果、ワークの搬送パスの上下位置が高くなり、トランスファチャンバの上下高さを拡大さぜるを得ない等、処理装置の大型化やコスト上昇につながる。
また、旋回させられるアームの先端部分の重量が増えることから、当該アームの根元部分に作用するモーメント負荷と、当該アームを旋回させるモータへのイナーシャ負荷とが増大することに対応するためにモータ容量の増加や旋回部分の機械的強度の増大が要求され、これらのことも、搬送装置の大型化、高コスト化につながる。
特開2011−101912号公報 特開2014−34106号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、旋回するアームの上下寸法を短縮して上下高さを低めることができ、かつ、旋回するアームの根元部へのモーメント負荷を低減することが可能なワーク搬送装置を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明により提供されるワーク搬送装置は、支持ベースと、この支持ベースに対して主旋回軸周りに旋回可能に連結された支持アームと、この支持アームに対して肘関節軸周りに回動可能に連結されたハンド保持アームと、このハンド保持アームに対して手首関節軸周りに回動可能に連結されたハンドと、を備えたワーク搬送装置において、上記支持ベースに対して上記支持アームを旋回させるための支持アーム用モータは、上記支持ベース内に配置されており、上記支持アームに対して上記ハンド保持アームを回動させるためのハンド保持アーム用モータ、および上記ハンド保持アームに対して上記ハンドを回動させるためのハンド用モータは、上記支持アーム内に配置されており、上記肘関節軸には、上記支持アームに対して上記ハンド保持アームを回動可能とするための関節軸と、上記ハンドを回動させるための動力を伝達する伝動軸とが同軸状に配置されており、上記支持ベース内には、上記支持アーム用モータの出力を減速する第1減速機構が設けられており、上記支持アーム内には、上記ハンド保持アーム用モータの出力を減速する第2減速機構が設けられており、上記ハンド保持アーム用モータは、上記支持アーム内において、上記肘関節軸から離間した位置に設けられているとともに、上記第2減速機構は、上記ハンド保持アーム用モータと上記肘関節軸との間の位置に設けられていることを特徴とする。
好ましい実施の形態では、上記第2減速機構は、入力回転軸と出力回転軸とが同軸上に位置する減速機であり、上記ハンド保持アーム用モータの出力軸と上記第2減速機の入力回転軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されており、上記第2減速機の出力回転軸と上記関節軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されている。
好ましい実施の形態では、上記ハンド保持アーム用モータは、上記主旋回軸を挟んで上記肘関節軸と反対側に配置されている。
好ましい実施の形態では、上記支持アーム内には、さらに、上記ハンド用モータの出力を減速する第3減速機構が設けられている。
好ましい実施の形態では、上記ハンド用モータは、上記支持アーム内において、上記肘関節軸から離間した位置に設けられているとともに、上記第3減速機構は、上記ハンド用モータと上記肘関節軸との間の位置に設けられている。
好ましい実施の形態では、上記第3減速機構は、入力回転軸と出力回転軸とが同軸上に位置する減速機であり、上記ハンド用モータの出力軸と上記第3減速機の入力回転軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されており、上記第3減速機構の出力回転軸と上記関節軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されている。
好ましい実施の形態では、上記ハンド用モータは、上記主旋回軸を挟んで上記肘関節軸と反対側に配置されている。
さらに好ましい実施の形態では、支持ベースと、この支持ベースに対して主旋回軸周りに旋回可能に連結された支持アームと、この支持アームに対して肘関節軸周りに回動可能に連結されたハンド保持アームと、このハンド保持アームに対して手首関節軸周りに回動可能に連結されたハンドと、を備えたワーク搬送装置において、上記支持ベースに対して上記支持アームを旋回させるための支持アーム用モータは、上記支持ベース内に配置されており、上記支持アームに対して上記ハンド保持アームを回動させるためのハンド保持アーム用モータ、および上記ハンド保持アームに対して上記ハンドを回動させるためのハンド用モータは、上記支持アーム内に配置されており、上記肘関節軸には、上記支持アームに対して上記ハンド保持アームを回動可能とするための関節軸と、上記ハンドを回動させるための動力を伝達する伝動軸とが同軸状に配置されており、上記支持ベース内には、上記支持アーム用モータの出力を減速する第1減速機構が設けられており、上記支持アーム内には、上記ハンド保持アーム用モータの出力を減速する第2減速機構と、上記ハンド用モータの出力を減速するための第3減速機構とが設けられており、上記ハンド保持アーム用モータは、上記支持アーム内において、上記肘関節軸から離間した位置に設けられているとともに、上記第2減速機構は、上記ハンド保持アーム用モータと上記肘関節軸との間の位置に設けられており、上記ハンド用モータは、上記支持アーム内において、上記肘関節軸から離間した位置に設けられているとともに、上記第3減速機構は、上記ハンド用モータと上記肘関節軸との間の位置に設けられている。
好ましい実施の形態では、上記第2減速機構は、入力回転軸と出力回転軸とが同軸上に位置する減速機であり、上記ハンド保持アーム用モータの出力軸と上記第2減速機の入力回転軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されており、上記第2減速機の出力回転軸と上記関節軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されており、上記第3減速機構は、入力回転軸と出力回転軸とが同軸上に位置する減速機であり、上記ハンド用モータの出力軸と上記第3減速機の入力回転軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されており、上記第3減速機の出力回転軸と上記伝動軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されている。
好ましい実施の形態では、上記ハンド保持アーム用モータは、上記主旋回軸を挟んで上記肘関節軸と反対側に配置されており、上記ハンド用モータは、上記主旋回軸を挟んで上記肘関節軸と反対側に配置されている。
好ましい実施の形態では、上記支持ベース、上記主旋回軸、上記支持アームおよび上記肘関節軸には、上記支持ベース内における上記支持アーム用モータが配置されている領域ないし上記支持アーム内を気密保持する気密構造が設けられている。
好ましい実施の形態では、上記肘関節軸において、上記関節軸は中空軸であり、上記同軸状の伝動軸は上記関節軸の内部に通挿されており、上記関節軸とこれを回動可能に支持する部材との間、上記伝動軸と上記関節軸との間、および上記伝動軸間には、気密シールが設けられている。
好ましい実施の形態では、上記気密シールは、磁性流体シールである、
上記構成を有する本発明のワーク搬送装置によれば、ハンド保持アーム用モータの出力を減速する第3減速機構が肘関節部に対しても、ハンド保持アーム用モータに対しても、離間した位置に設けられているので、これらが内部に設けられる支持アームの上下寸法の増大を抑制することができる。そのため、ワーク搬送装置が設置されるトランスファチャンバの上下高さを抑制し、処理装置のコンパクト化を図ることができる。また、支持アームの先端部の重量増加を抑制することができることから、支持アームの根元部分に作用するモーメント負荷や、支持アームを旋回させるためのイナーシャ負荷も軽減され、このワーク搬送装置の大型化、高コスト化を抑制することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかになろう。
本発明の第1の実施形態に係るワーク搬送装置10Aの略示側面図である。 図1に示すワーク搬送装置10Aの略示平面図である。 図1に示すワーク搬送装置10Aの略示縦断面図である。 図3のIV−IV線に沿う略示断面図である。 図3のV−V線に沿う略示断面図である。 図4のVI−VI線に沿う拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るワーク搬送装置10Bの略示断面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う略示断面図である。 図7のIX−IX線に沿う略示断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るワーク搬送装置10Cの略示断面図である。 プロセス処理システムの配置例の説明図である。 プロセス処理システムの他の配置例の説明図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1ないし図6は、本発明の第1の実施形態に係るワーク搬送装置10Aを示す。このワーク搬送装置10Aは、固定ベース100と、支持ベース200と、支持アーム300と、ハンド保持アーム400と、2つのハンド510,520とを有する。このワーク搬送装置10Aは、たとえば、真空環境で行う処理システムにおけるトランスファチャンバ内に設置される。
図3に良く表れているように、固定ベース100は、支持ベース200を昇降可能に収容保持している。支持ベース200は、その上部が固定ベース100の天井板101に設けた開口102から突出するようにして、上下方向ガイド(図示略)によって昇降移動可能に支持される。また、この支持ベース200は、昇降用モータ103の回転がベルト・プーリ伝動機構104を介して伝達されるボールねじ機構105によって昇降させられる。
支持ベース200はまた、筒状の外郭壁201と、底板202と、後記する第1真空シールユニット250とで囲まれた空間S2を有する。固定ベース100は、筒状外郭壁106と、底板107と、天井板101と、上記支持ベース200の底板202と、天井板101と上記支持ベース200の底板202との間に介装したジャバラ部材108とで囲まれた空間S1を有する。これらの空間S1,S2は、連通しており、かつ、トランスファチャンバ外の大気圧が導入されるが、第1真空シールユニット250およびジャバラ部材108により、トランスファチャンバTC内の真空圧から遮断される。
支持ベース200の内部には、支持アーム300を鉛直方向に延びる主旋回軸X1周りに旋回させるための支持アーム用モータ220およびこの支持アーム用モータ220の回転を減速する第1減速機221が収容されている。この第1減速機221は、たとえば、遊星歯車機構を内蔵した公知のものを採用することができる。
支持アーム300は、第1真空シールユニット250を介して支持ベース200に対して主旋回軸X1周りに旋回可能に支持されている。第1真空シールユニット250は、支持ベース200側の筒状軸(図示略)に対して支持アーム300側の筒状軸(図示略)を回転可能に支持するとともに、これらの筒状軸間に、たとえば、磁性流体シールからなる第1シール構造(図示略)を施したものとして構成される。本実施形態においてこの第1真空シールユニット250は、主旋回軸X1に沿って上下方向に貫通する中空部251を有しており、この中空部251を介して支持ベース200の内部空間と支持アーム300の内部空間とが連通させられている。
支持アーム300は、水平方向に延び気密構造を有するケース301を有する。この支持アーム300内には、ハンド保持アーム400を後記する肘関節軸X2周りに回動させるためのハンド保持アーム用モータ230と、このハンド保持アーム用モータ230の回転を減速する第2減速機231と、2つのハンド510,520を後記する手首関節軸X3周りに回動させるための2つのハンド用モータ310,320と、各ハンド用モータ310,320の回転を減速する2つの第3減速機311,321とが収容されている。第2減速機231および第3減速機311,321もまた、たとえは、遊星歯車機構を内蔵した公知のものを採用することができる。
ハンド保持アーム用モータ230は、主旋回軸X1を挟んで肘関節軸X2と反対側に配置されている。第2減速機231は、主旋回軸X1と肘関節軸X2との間の位置に設けられている。2つのハンド用モータ310,320もまた、主旋回軸X1と肘関節軸X2との間の位置であって、第2減速機231よりも主旋回軸X1側に設けられている。2つの第3減速機311,321は、それぞれ2つのハンド用モータ310,320の下位にこれら2つのハンド用モータ310,320と直結させて設けられている。
支持アーム300の先端部300aとハンド保持アーム400の基端部400aとの間には、支持アーム300に対してハンド保持アーム400を肘関節軸X2周りに回動可能に連結するとともに、2つのハンド510,520を回動させるための動力を伝達する、肘関節軸X2と同軸状の第2、第3伝動軸354,356を含む第2真空シールユニット350が設けられている。
第2真空シールユニット350は、図6に詳示するように、支持アーム300側の筒軸部351の内側にハンド保持アーム400側の筒軸部352(関節軸)を回動可能に支持するとともに、これら筒軸部351,352の間に第2シール構造353を施し、ハンド保持アーム400側の筒軸部352の内側に中空状の第2伝動軸354を回転可能に支持するとともに、これら筒軸部352と第2伝動軸354の間に第3シール構造355を施し、第2伝動軸354の中空部に中実状の第3伝動軸356を回転可能に支持するとともに、これら第2伝動軸354と第3伝動軸356の間に第4シール構造357を施して構成される。第3伝動軸356が中実状であることから、第2、第3、第4シール構造353,355,357の作用により、支持アーム300の内部空間S3は、気密シールされる。なお、第2、第3、第4シール構造353,355,357は、たとえば、磁性流体シールとするのが適当である。
これにより、固定ベース100の内部空間S1、支持ベース200の内部空間S2、および支持アーム300の内部空間S3が、連通状となるとともに、気密シールされ、トランスファチャンバTCの真空圧から遮断される。
支持アーム300の内部空間S3において、第2減速機231の出力軸に設けたプーリ233とハンド保持アーム400側の筒軸部352に設けたプーリ361間に無端ベルト362が掛け回される。また、第2減速機231の入力軸に設けたプーリ235とハンド保持アーム用モータ230の出力軸に設けたプーリ234間に無端ベルト363が掛け回される。これにより、支持アーム300内に設けたハンド保持アーム用モータ230の回転出力が無端ベルト363、第2減速機231、無端ベルト362を介してハンド保持アーム400側の筒軸部352に伝えられ、支持アーム300に対して肘関節軸X2を中心としてハンド保持アーム400を回動させることができる。
また、支持アーム300の内部において、2つのハンド用モータ310,320にそれぞれ付属する第3減速機311,321に付属するプーリ312,322と、第2伝動軸および第3伝動軸354,356の下端に設けられたプーリ364,366間には、それぞれ、無端ベルト365,367が掛け回されている。これにより、ハンド用モータ310,320の回転動力により、第2伝動軸および第3伝動軸354,356を独立して回転させることができる。
ハンド保持アーム400は、水平方向に延びるケース410を有する。このケース410は、支持アーム300のケース301と異なり、気密構造とする必要はない。ハンド保持アーム400の先端部には、手首関節軸X3を中心として、2つのハンド510,520が同軸状に回動可能に支持されている。具体的には、下側の第2ハンド520から延びる中空支軸521がケース410の上壁411を貫通するようにしてこの上壁411に対して回転可能に支持され、上側の第1ハンド510から延びる中実支軸511が上記中空支軸521内を通挿されるようにして当該中空支軸521に対して回動可能に支持されている。中空支軸521の下端に設けたプーリ522と上記第3伝動軸356の上端に設けたプーリ541との間に無端ベルト542が掛け回され、中実支軸511の下端に設けたプーリ512と上記第2伝動軸354の上端に設けたプーリ551との間に無端ベルト552が掛け回される。符号421,422は、各無端ベルト542,552に接触してこれら無端ベルト542,552にテンションを付与するテンションプーリである。
これにより、上側の第1ハンド510は、ハンド用モータ310の回転出力が、第3減速機311、無端ベルト365、第2伝動軸354、無端ベルト552を介して中実支軸511に伝達される回転力により、手首関節軸X3を中心として回動させられる。下側の第2ハンド520は、ハンド用モータ320の回転出力が、第3減速機321、無端ベルト367、第3伝動軸356、無端ベルト542介して中空支軸521に伝達される回転力により、手首関節軸X3を中心として回動させられる。
使用において、本実施形態のワーク搬送装置10Aは、たとえば、有機EL基板に対してプロセス処理を行うシステムにおけるトランスファチャンバTCに設置される。具体的には、このワーク搬送装置10Aは、固定ベース100の天井板101がトランスファチャンバTCの底面の一部を構成し、支持アーム300、ハンド保持アーム400およびハンド510,520がトランスファチャンバTCの内部に位置するように設置される。上記したように、固定ベース100の内部空間S1、支持ベース200の内部空間S2および支持アーム300の内部空間S3は互いに連通状となっているとともに気密封止されているので、これらの内部空間は、トランスファチャンバTC内が真空環境となっても、大気圧に保持することができる。それ故、これらの空間に昇降用モータ103、支持アーム用モータ220、第1減速機221、2つのハンド用モータ310,320、第2、第3減速機231,311,321を問題なく配置することができる。
昇降用モータ103の作動により、支持ベース200およびこれに連結される支持アーム300、ハンド保持アーム400ないし2つのハンド510,520までの構成を鉛直方向に昇降させることができる。支持アーム用モータ220の作動により、支持ベース200に対して支持アーム300を主旋回軸X1周りに旋回させることができる。ハンド保持アーム用モータ230の作動により、支持アーム300に対してハンド保持アーム400を肘関節軸X2周りに回動させることができる。また、ハンド用モータ310,320の作動により、ハンド保持アーム400に対して2つのハンド510,520を手首関節軸X3周りに回動させることができる。
上記から明らかなように、支持ベース200に対して支持アーム300を旋回させるための動力伝達経路、支持アーム300に対してハンド保持アーム400を回動させるための動力伝達経路、および、2つのハンド510,520をハンド保持アーム400に対して回動させるための動力伝達経路は互いに独立して構成されている。したがって、支持ベース200に対する支持アーム300の旋回、支持アーム300に対するハンド保持アーム400の回動、および、ハンド保持アーム400に対する2つのハンド510,520の回動を独立して制御することにより、主旋回軸X1に対する2つのハンド510,520の移動経路、および、ハンド510,520の姿勢の選択自由度が高まる。したがって、図12に示す処理システムのように、トランスファチャンバTCの中心に対して各プロセスチャンバPCの長手中心軸CLがずれているような場合においても、問題なく、ハンド510,520を各プロセスチャンバの長手中心線に沿って差し入れ、かつ、引き出すといった動作が可能となる。また、平面視における支持アーム300に対するハンド保持アーム400の回動角度、およびハンド保持アーム400に対する2つのハンド510,520の回動角度を適切に選択することにより、このワーク搬送装置10Aにおける支持アーム300より上位の構成部材の最小旋回半径を縮小することができ、このワーク搬送装置10A自体のトランスファチャンバTC内での占有面積を縮小することができる。
また、独立して回動可能なハンド510,520が2つ設けられているので、たとえば、所定のプロセスチャンバに次に装填するべき未処理ワークを第2ハンド520に載せ、当該プロセスチャンバに干渉しないように第2ハンド520を退避回動させたまま、第1ハンド510を当該プロセスチャンバに差し入れ、処理済ワークを受け取って引き出し、第1ハンド510を退避回動させた状態で、上記第2ハンド520を当該プロセスチャンバに差し入れて未処理ワークを当該プロセスチャンバに装填する、といった一連の動作を行うことにより、当該プロセスチャンバからの処理済ワークの取り出しおよび未処理ワークの装填を効率よく行うことができる。
さらに、ハンド保持アーム用モータ230の出力を減速する第2減速機231が、肘関節軸X2に対して離間して設けられているので、支持アーム300の肘関節軸X2付近、すなわち、支持アーム300の先端部の上下高さ寸法の拡大を抑制して、このワーク搬送装置10Aの大型化や、このワーク搬送装置10Aが設置されるトランスファチャンバの上下高さを抑制することができる。また、支持アーム300の先端部への機械的構成部材の集中を抑制することができるので、支持アーム用モータ220へのイナーシャ負荷を軽減し、この支持アーム用モータ220の容量を小さくしてコスト低減を図ることができる。
さらに、ハンド保持アーム用モータ230が、主旋回軸X1を挟んで肘関節軸X2の反対側に配置されているので、このハンド保持アーム用モータ230がバランスウェイトの役割を果たすことができる。これにより、主旋回軸X1付近の構成に余剰の機械強度を必要としなくなり、このワーク搬送装置10Aの軽量化、小型化、低コスト化につながる。
以上のことから、ワーク搬送装置10Aの上下高さを抑制し、処理システムのコンパクト化を図ることができるとともに、処理システムのコンパクト化、低コスト化を図ることができる。
図7ないし図9は、本発明の第2の実施形態に係るワーク搬送装置10Bを示す。これらの図において、第1の実施形態に係るワーク搬送装置10Aと同一または同等の部材または部分には、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
このワーク搬送装置10Bは、2つのハンド用モータ310,320と、これらの出力を減速する2つの第3減速機311,321とを分離し、2つの第3減速機311,321を主旋回軸X1に対して肘関節軸X2側に配置しつつ、ハンド用モータ310,320を主旋回軸X1を挟んで肘関節軸X2の反対側に配置している。これに伴い、各ハンド用モータ310,320の出力軸に設けたプーリ312,322と各第3減速機311,321の入力軸に設けたプーリ314,324間に無端ベルト315,325を掛け回し、各第3減速機311,321の出力軸に設けたプーリ316,317と、第2伝動軸および第3伝動軸354,356の下端に設けられたプーリ364,366間には、それぞれ、無端ベルト365,367が掛け回されている。
このワーク搬送装置10Bについても、ワーク搬送装置10Aについて上述したのと同様の利点を享受することができるが、2つのハンド用モータ310,320をも主旋回軸X1を挟んで肘関節軸X2と反対側に設けられているので、この2つのハンド用モータ310,320とハンド保持アーム用モータ230とが協働してバランスウェイトとしての役割を果たすことができ、主旋回軸X1付近の構成に対するモーメント負荷をより低減し、これらの構成要素をより小型化、軽量化することができる。
図10は、本発明の第3の実施形態に係るワーク搬送装置10Cを示す。これらの図において、第1の実施形態に係るワーク搬送装置10Aと同一または同等の部材または部分には、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
第1の実施形態に係るワーク搬送装置10Aでは、ハンド510,520は、2つ備えているが、ハンドは、少なくとも1つ備えておればよく、ハンド保持アーム400内に設けられている2系統の動力伝達経路のうち、1系統の動力伝達経路を1つのハンド510を回動させるために用い、もう1つの動力伝達経路を、たとえば、ハンド510をロール動させるために用いている。なお、本実施形態に係るワーク搬送装置10Cにおいても、ワーク搬送装置10Aについて上述したのと同様の利点を享受することができる。
ワーク搬送装置10Cにおいては、図10に示されているように、ハンド保持アーム400内において、第3伝動軸356に設けたプーリ541と、ハンド支持部材513と一体的な支軸514に設けたプーリ515との間に無端ベルト542が掛け回され、第2伝動軸354に設けたプーリ551と、上記支軸514を軸方向に貫通するとともに当該支軸514と同軸状の支軸511に設けたプーリ512との間に無端ベルト552が掛け回される。そして、ハンド支持部材513には、ハンド510の基端軸510aが軸転可能に支持されているとともに、この基端軸510aと上記支軸511との間がベベルギヤ伝動機構517によって連携されている。
このワーク搬送装置10Cにおいては、第3伝動軸356により伝動された動力により、ハンド支持部材513ないしハンド510が手首関節軸X3周りに回動させられ、第2伝動軸354により伝動された動力により、ハンド510が基端510a軸周りにロール動をさせられる。これにより、ハンド510に載せたワークを、そのロール動方向の傾きを修正しつつ、搬送することができる。なお、図10に示した構成において、ハンド510に対する基端軸510aの方向を変更することにより、第3伝動軸356により伝動された動力により、ハンド510をピッチ動させるようにすることも可能である。
もちろん、この発明の範囲は上記した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した事項の範囲内でのあらゆる変更は、すべて本発明の範囲に含まれる。
X1 主旋回軸
X2 肘関節軸
X3 手首関節軸
10A ワーク搬送装置(第1実施形態)
10B ワーク搬送装置(第2実施形態)
10C ワーク搬送装置(第3実施形態)
100 固定ベース
103 昇降用モータ
108 ジャバラ部材
200 支持ベース
220 支持アーム用モータ
221 第1減速機
230 ハンド保持アーム用モータ
231 第2減速機
250 第1真空シールユニット
300 支持アーム
310 ハンド用モータ
311 第3減速機
320 ハンド用モータ
321 第3減速機
350 第2真空シールユニット
400 ハンド保持アーム
510 第1ハンド
520 第2ハンド

Claims (12)

  1. 支持ベースと、この支持ベースに対して主旋回軸周りに旋回可能に連結された支持アームと、この支持アームに対してその上位に肘関節軸周りに回動可能に連結されたハンド保持アームと、このハンド保持アームに対してその上位に手首関節軸周りに回動可能に連結されたハンドと、を備えたワーク搬送装置において、
    上記支持ベースに対して上記支持アームを旋回させるための支持アーム用モータは、上記支持ベース内に配置されており、
    上記支持アームに対して上記ハンド保持アームを回動させるためのハンド保持アーム用モータ、および上記ハンド保持アームに対して上記ハンドを回動させるためのハンド用モータは、上記支持アーム内に配置されており、
    上記ハンド保持アーム用モータは、上記主旋回軸を挟んで上記肘関節軸と反対側に配置されており、
    上記肘関節軸には、上記支持アームに対して上記ハンド保持アームを回動可能とするための関節軸と、上記ハンドを回動させるための動力を伝達する伝動軸とが同軸状に配置されており、
    上記支持ベース内には、上記支持アーム用モータの出力を減速する第1減速機構が設けられており、
    上記支持アーム内には、上記ハンド保持アーム用モータの出力を減速する第2減速機構が、上記ハンド保持アーム用モータと上記肘関節軸との間の位置に設けられていることを特徴とする、ワーク搬送装置。
  2. 上記ハンドは、2つ設けられているとともに、上記ハンド用モータは、上記2つのハンドを独立して回動させるように2つ設けられており、当該2つのハンド用モータは、上記支持アーム内において、上記肘関節軸から離間した位置に上記支持アームの幅方向に並べて配置されている、請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 上記第2減速機構は、入力回転軸と出力回転軸とが同軸上に位置する減速機である、請求項2に記載のワーク搬送装置。
  4. 上記ハンド保持アーム用モータの出力軸と上記第2減速機の入力回転軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されており、上記第2減速機の出力回転軸と上記関節軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されている、請求項3に記載のワーク搬送装置。
  5. 上記支持アーム内には、さらに、上記2つのハンド用モータの出力をそれぞれ減速する第3減速機構が設けられている、請求項2ないし4のいずれか記載のワーク搬送装置。
  6. 上記第3減速機構は、上記ハンド用モータと上記肘関節軸との間の位置に設けられている、請求項5に記載のワーク搬送装置。
  7. 上記第3減速機構は、入力回転軸と出力回転軸とが同軸上に位置する減速機である、請求項6に記載のワーク搬送装置。
  8. 上記2つのハンド用モータの出力軸と上記第3減速機の入力回転軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されており、上記第3減速機構の出力回転軸と上記伝動軸との間は、ベルト・プーリ伝動機構により連携されている、請求項7に記載のワーク搬送装置。
  9. 上記ハンド用モータは、上記主旋回軸を挟んで上記肘関節軸と反対側に配置されている、請求項1ないし8のいずれかに記載のワーク搬送装置。
  10. 上記支持ベース、上記主旋回軸、上記支持アームおよび上記肘関節軸には、上記支持ベース内における上記支持アーム用モータが配置されている領域および上記支持アーム内を気密保持する気密構造が設けられている、請求項1ないし9のいずれかに記載のワーク搬送装置。
  11. 上記肘関節軸において、上記関節軸は中空軸であり、上記同軸状の伝動軸は上記関節軸の内部に通挿されており、上記関節軸とこれを回動可能に支持する部材との間、上記伝動軸と上記関節軸との間、および上記伝動軸間には、気密シールが設けられている、請求項10に記載のワーク搬送装置。
  12. 上記気密シールは、磁性流体シールである、請求項11に記載のワーク搬送装置。
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