JP2005116479A - 電磁リレー - Google Patents

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重夫 岡本
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武史 野村
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Abstract

【課題】コンパクト化、部品点数の削減等を容易に実現することができる簡易構造の電磁リレーを提供する。
【解決手段】電磁リレー10は、電磁コイル12と、この電磁コイル12の内側空間12A内に対向して配置され、且つ、一方が揺動自在な磁性体とされた一対の導電体14及び磁歪バイモルフ16と、を有している。そして、一対の導電体14及び磁歪バイモルフ16を、電磁コイル12が発生する磁界によって接触・離間するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁力によって駆動される電磁リレーに関する。
図11に示される従来公知の電磁リレー1は、ケース2の左右両側に配置された一対の第1、第2タブ端子3A、3Bを備えており、これら第1、第2タブ端子3A、3Bはコイル4の上方に配設された固定接片5及び可動接片6にそれぞれ接続されている(特許文献1参照。)。
この電磁リレー1では、コイル4によって略L字形状のアマチュア7を回動させる。そして、作動片8を介して可動接片6を上下動することによって、この可動接片6に設けた可動接点6Aと、固定接片5に設けた固定接点5Aとの接離を行うようになっている。
実開平7−18337号公報
しかしながら、この従来公知の電磁リレー1は、コイル4の外側において固定接点5Aと可動接点6Aが接離する構造であるため、コイル4以外に固定接片5及び可動接片6を設置するための大きなスペースが必要で、装置全体のコンパクト化が困難であった。
又、アマチュア7や作動片8等の部材が必要なため、部品点数が多く、コスト高になってしまうといった問題点もあった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、コンパクト化、部品点数の削減等を容易に実現することができる簡易構造の電磁リレーを提供することを目的とする。
本発明の発明者は、研究の結果、コンパクト化、部品点数の削減等を容易に実現することができる簡易構造の電磁リレーを見出した。
即ち、次のような本発明により、上記目的を達成することができる。
(1)電磁コイルと、該電磁コイルの内側空間内に対向して配置され、且つ、少なくとも一方が揺動自在な磁性体とされた一対の部材と、を有してなり、該一対の部材は、前記電磁コイルが発生する磁界によって接触・離間するようにされていることを特徴とする電磁リレー。
(2)前記一対の部材は、前記磁性体と導電体とからなることを特徴とする前記(1)記載の電磁リレー。
(3)前記一対の部材は、一対の磁性体からなることを特徴とする前記(1)記載の電磁リレー。
(4)前記磁性体は、磁歪部材を用いた磁歪バイモルフからなることを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の電磁リレー。
(5)前記磁歪バイモルフは、正磁歪部材と負磁歪部材を張り合わせてなることを特徴とする前記(4)記載の電磁リレー。
(6)前記磁歪バイモルフは、正磁歪部材と非磁性部材を張り合わせてなることを特徴とする前記(4)記載の電磁リレー。
(7)前記磁歪バイモルフは、負磁歪部材と非磁性部材を張り合わせてなることを特徴とする前記(4)記載の電磁リレー。
(8)前記一対の部材の一方を固定したことを特徴とする前記(1)乃至(7)のいずれかに記載の電磁リレー。
(9)前記磁歪部材を、超磁歪素子を材料とする超磁歪部材によって構成したことを特徴とする前記(4)乃至(8)のいずれかに記載の電磁リレー。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3に示されるように、本発明の第1実施例に係る電磁リレー10は、略円筒形状の電磁コイル12と、この電磁コイル12の内側空間12A内に対向して配置された一対の導電体14及び磁歪バイモルフ(磁性体)16と、を有して構成されている。
導電体14は、この例では細長の略平板形状に成形され、電磁コイル12及びこの電磁コイル12の下側に設けられた第1固定端子18Aに固定されている。
一方、この導電体14と対向するように配置された磁歪バイモルフ16は、この例では導電体14よりもやや短寸の略平板形状に成形されている。又、磁歪バイモルフ16の下端は、第1固定端子18Aに対向して配置された第2固定端子18Bに固定・支持されており、磁歪バイモルフ16は第2固定端子18Bを支点として図中のR1方向に揺動自在な構造となっている。更に、磁歪バイモルフ16は、正の磁歪特性を有する正超磁歪部材20と負の磁歪特性を有する負超磁歪部材22をバイモルフ型に張り合わせて構成されている。なお、磁歪バイモルフ16の表面には、銅等の導体によってメッキ処理を施してもよい。
磁歪バイモルフ16の正超磁歪部材20及び負超磁歪部材22は、超磁歪素子を材料として用いている。ここで、「超磁歪素子」とは、希土類元素および/または特定の遷移金属などを主成分(例えば、テルビウム、ジスプロシウム、鉄など)とする粉末焼結合金あるいは単結晶合金から作られた磁歪素子をいい、又、磁歪材料としては、アルフェロ(13%AlFe合金)、Ni合金、Co合金、FePt合金、Coフェライトなどがある。この(超)磁歪素子は、外部から磁界が加えられると大きな変位を生じる性質を有しており、正の磁歪特性を有する(超)磁歪部材は、外部から磁界が加えられると伸長し、負の磁歪特性を有する(超)磁歪部材は、外部から磁界が加えられると縮小する性質がある。
次に、電磁リレー10の作用について説明する。
電磁コイル12に電流が供給されると、電磁コイル12の周囲に所定のコイル磁界が発生し、このコイル磁界が、電磁コイル12の内側空間12A内に配置された磁歪バイモルフ16に印加される。その結果、図3に示されるように、磁歪バイモルフ16の正超磁歪部材20が伸長すると共に、負超磁歪部材22が縮小し、磁歪バイモルフ16は導電体14側に傾斜する。最終的に、磁歪バイモルフ16が導電体14に接触し、第1固定端子18Aと第2固定端子18Bが導通され、リレーとして機能する。
一方、電磁コイル12への電流供給が停止されると、磁歪バイモルフ16に印加されていたコイル磁界が消滅するため、磁歪バイモルフ16が元の状態に復帰する。その結果、磁歪バイモルフ16は導電体14と離間し、第1固定端子18Aと第2固定端子18Bが遮断される。
本発明の第1実施例に係る電磁リレー10によれば、電磁コイル12と、この電磁コイル12の内側空間12A内に対向して配置され、且つ、一方が揺動自在な磁性体とされた一対の導電体14及び磁歪バイモルフ16と、を有してなり、この一対の導電体14及び磁歪バイモルフ16は、電磁コイル12が発生する磁界によって接触・離間するようにされているため、構造が極めて簡易で、コンパクト化、部品点数の削減等を容易に実現することができる。
特に、揺動自在な磁性体を、正の磁歪特性を有する正超磁歪部材20と負の磁歪特性を有する負超磁歪部材22をバイモルフ型に張り合わせた磁歪バイモルフ16としたため、電磁リレー10の応答速度を向上することができる。
又、導電体14を固定しているため、導電体14と磁歪バイモルフ16の接触・離間をより確実に行うことができる。
なお、磁歪バイモルフ16が銅等によってメッキ処理を施されている場合には、導電体14と磁歪バイモルフ16との接点抵抗を減少させることができる。更に、接点部分に銅塊を配置すれば、導電体14と磁歪バルモルフ16の接点抵抗を一層減少させることができる。
次に、本発明の第2実施例に係る電磁リレーについて説明する。
図4〜図6に示されるように、本発明の第2実施例に係る電磁リレー30は、前述の電磁リレー10における一対の導電体14及び磁歪バイモルフ16に代えて、一対の導電体32及び磁性体34を適用したものである。なお、電磁リレー10と同一の部分については、図において同一の符号を付すこととし、その説明は省略する。
導電体32は、この例では細長の略平板形状に成形されている。又、この導電体32は、電磁コイル12の中心L1位置近傍に配置されていると共に、電磁コイル12の下側に設けられた第1固定端子18Aに固定されている。
一方、この導電体32と対向するように配置された磁性体34は、この例では薄膜状に成形されている。又、この磁性体34の下端は、第2固定端子18Bに固定・支持されており、磁性体34は第2固定端子18Bを支点として図中のR2方向に揺動自在な構造となっている。
図6に示されるように、この電磁リレー30では、コイル磁界が導電体32及び磁性体34に印加されると、薄膜状の磁性体34が電磁コイル12の中心L1側へ傾斜する。そして、導電体32及び磁性体34が接触し、第1固定端子18Aと第2固定端子18Bが導通され、リレーとして機能する。
一方、コイル磁界が消滅すると、磁性体34が自らの弾性による復元力によって元の状態に復帰し、第1固定端子18Aと第2固定端子18Bが遮断される。
本発明の第2実施例に係る電磁リレー30において、磁性体34の上端部近傍に磁性体の塊などを付加することによって磁性体34の体積を大きくすれば、磁性体34が受けるコイル磁界による力を増大させることができ、電磁リレー30の感度をより一層向上させることができる。
なお、本発明に係る電磁リレーは、上記第1、第2実施例に係る電磁リレー10、30における構造や形状等に限定されるものではない。即ち、電磁コイルと、該電磁コイルの内側空間内に対向して配置され、且つ、少なくとも一方が揺動自在な磁性体とされた一対の部材と、を有してなり、該一対の部材は、前記電磁コイルが発生する磁界によって接触・離間するようにされていればよく、「一対の部材」の双方を揺動自在な磁性体としてもよい。
従って、例えば、図7〜図9に示される第3実施例に係る電磁リレー50のように、上記第1実施例における磁歪バイモルフ16を、電磁コイル12の内側空間12A内に対向するように一対配置してもよい。この場合、電磁コイル12に電流が供給されると、一対の磁歪バイモルフ16が、共に電磁コイル12の中心側へ傾斜する。そして、これら一対の磁歪バイモルフ16が接触することによって、リレーとして機能する。一方、電磁コイル12への電流供給が停止されると、一対の磁歪バイモルフ16が元の状態に復帰し、第1固定端子18Aと第2固定端子18Bが遮断される。
このように、一対の部材の双方を揺動自在な磁性体とすれば、部材間の接点距離を短くすることができ、より一層コンパクト化を図ることができる。
更に、磁歪バイモルフ16は、図10(A)に示される磁歪バイモルフ40のように、正磁歪部材42と非磁性部材44を張り合わせて構成してもよく、又、図10(B)に示される磁歪バイモルフ46のように、負磁歪部材48と非磁性部材44を張り合わせて構成してもよい。
なお、上記第1及び第3実施例においては、磁歪バイモルフ16を超磁歪部材によって構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、磁歪素子からなる磁歪部材を用いてもよい。
本発明の電磁リレーは、コンパクト化が要求される様々な分野に応用することができる。
本発明の第1実施例に係る電磁リレーを示す概略側断面図 図1におけるII−II線に沿った概略断面図 図1における電磁リレーの動作時の様子を示す概略側断面図 本発明の第2実施例に係る電磁リレーを示す概略側断面図 図4におけるV−V線に沿った概略断面図 図4における電磁リレーの動作時の様子を示す概略側断面図 本発明の第3実施例に係る電磁リレーを示す概略側断面図 図7におけるVIII−VIII線に沿った概略断面図 図7における電磁リレーの動作時の様子を示す概略側断面図 本発明の他の例に係る電磁リレーを示す概略側断面図 従来の電磁リレーを示す概略側断面図
符号の説明
1、10、30、50…電磁リレー
2…ケース
3A…第1タブ端子
3B…第2タブ端子
4…コイル
5…固定接片
5A…固定接点
6…可動接片
6A…可動接点
7…アマチュア
8…作動片
12…電磁コイル
12A…内側空間
14、32…導電体
16、40、46…磁歪バイモルフ
18A、18B…第1、第2固定端子
20…正超磁歪部材
22…負超磁歪部材
34…磁性体
42…正磁歪部材
44…非磁性部材
48…負磁歪部材

Claims (9)

  1. 電磁コイルと、該電磁コイルの内側空間内に対向して配置され、且つ、少なくとも一方が揺動自在な磁性体とされた一対の部材と、を有してなり、該一対の部材は、前記電磁コイルが発生する磁界によって接触・離間するようにされていることを特徴とする電磁リレー。
  2. 請求項1において、
    前記一対の部材は、前記磁性体と導電体とからなることを特徴とする電磁リレー。
  3. 請求項1において、
    前記一対の部材は、一対の磁性体からなることを特徴とする電磁リレー。
  4. 請求項1乃至3において、
    前記磁性体は、磁歪部材を用いた磁歪バイモルフからなることを特徴とする電磁リレー。
  5. 請求項4において、
    前記磁歪バイモルフは、正磁歪部材と負磁歪部材を張り合わせてなることを特徴とする電磁リレー。
  6. 請求項4において、
    前記磁歪バイモルフは、正磁歪部材と非磁性部材を張り合わせてなることを特徴とする電磁リレー。
  7. 請求項4において、
    前記磁歪バイモルフは、負磁歪部材と非磁性部材を張り合わせてなることを特徴とする電磁リレー。
  8. 請求項1乃至7において、
    前記一対の部材の一方を固定したことを特徴とする電磁リレー。
  9. 請求項4乃至8のいずれかにおいて、
    前記磁歪部材を、超磁歪素子を材料とする超磁歪部材によって構成したことを特徴とする電磁リレー。
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