JP2005116079A - ランドプリピットアドレス復調装置 - Google Patents

ランドプリピットアドレス復調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005116079A
JP2005116079A JP2003350019A JP2003350019A JP2005116079A JP 2005116079 A JP2005116079 A JP 2005116079A JP 2003350019 A JP2003350019 A JP 2003350019A JP 2003350019 A JP2003350019 A JP 2003350019A JP 2005116079 A JP2005116079 A JP 2005116079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tracking error
signal
error signal
land pre
pit address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2003350019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005116079A5 (ja
Inventor
Akihiro Shibata
章宏 柴田
Masaru Ichiyanagi
大 一柳
Takamasa Sakai
隆將 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003350019A priority Critical patent/JP2005116079A/ja
Priority to US10/837,569 priority patent/US7190643B2/en
Priority to CNB2004100473105A priority patent/CN1302468C/zh
Publication of JP2005116079A publication Critical patent/JP2005116079A/ja
Publication of JP2005116079A5 publication Critical patent/JP2005116079A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/24Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by sensing features on the record carrier other than the transducing track ; sensing signals or marks recorded by another method than the main recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing
    • G11B7/0053Reproducing non-user data, e.g. wobbled address, prepits, BCA
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/21Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
    • G11B2220/215Recordable discs
    • G11B2220/216Rewritable discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/21Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
    • G11B2220/215Recordable discs
    • G11B2220/218Write-once discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs
    • G11B2220/2562DVDs [digital versatile discs]; Digital video discs; MMCDs; HDCDs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/00745Sectoring or header formats within a track

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】 DVD−R/RWディスクにおける高速度記録時にも、ランドプリピットアドレスを検出できるランドプリピットアドレス復調装置を提供する。
【解決手段】 DVD−R/RWディスクに記録中にランドプリピットアドレス情報を検出するランドプリピットアドレス復調装置(DM)において、トラッキングエラー信号(TE)が記録用マークパワーのレーザの反射光から生成されている間は、トラッキングエラー信号(TE)を第1の基準電位(VreF1)でミュートして、トラッキングエラー信号(TE)中のRF残留成分を除去し、RF残留成分が除去されたトラッキングエラー信号(TE)を第2の基準電位(VreF2)と比較してランドプリピットアドレス信号を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、DVD−R/RWディスクからの反射光から、ランドプリピットアドレスを検出するランドプリピットアドレス復調装置に関し、さらにDVD−R/RWディスクにデータを記録する光ディスク記録装置に用いられるランドプリピットアドレス復調装置に関する。
情報の記録/再生を行う光ディスクの一つのフォーマットとしてDVD−R/RWがある。このDVD−R/RWフォーマットの第1の特徴は、DVD−ROMフォーマットとの互換性を高めるために、情報の記録、再生を行う際に、アドレスを特定するために必要なアドレス情報が、情報の記録/再生を行うディスクの案内溝(グルーブとも呼ぶ)の間部(ランドとも呼ぶ)に形成されていることである。このアドレスは、「ランドプリピットアドレス」または「LPPアドレス」とも称される。LPP(Land Pre−Pit)とは、DVD−R/RW特有のもので、ディスクに記録する際の位置情報を示すためにウォブルの溝に掘られているアドレスを表す溝を言い、LPPアドレスとはLPPが表す位置情報を言う。
トラックとは、記録/再生の対象となる情報がマークとして記録される光ディスクの領域(グループ)であり、記録トラックの追従時に、光ディスク装置に設けられたトラッキングディテクタは、入射した光を検出して複数の光量信号を生成する。アドレス情報は、複数の光量信号の差をとった差動信号に基づいて検出され、記録/再生された情報は複数の光量信号の和をとった加算信号に基づいて検出される。
DVD−R/RWフォーマットの第2の特徴は、案内溝が一定の周波数で半径方向に揺動されるウォブルが光ディスクに設けられていることである。ウォブルに基づいて得られるウォブル信号は、情報の記録および再生を行うクロックを生成するためのリファレンス信号として利用される。アドレス情報の検出と同様に、ウォブルも、複数の光量信号の差をとった差動信号に基づいて検出される。
光ディスク記録再生装置においては、DVD−R/RWに対する情報の記録は、簡単に言えば、記録用レーザの強度を交互に大と小に変化させてトラックに照射させて行われる。つまり、大強度のレーザを照射して、記録膜を溶融させた後に急冷することで、反射率の低いマークを形成する。そして、次に小強度のレーザを照射して、記録膜を結晶化させて反射率の高いスペースを形成する。このようにして、2つスペースの間に存在するマークによって、ビットがトラック上に形成される。
光学ヘッドに設けられたトラッキングディテクタ(図示せず)は、トラックに沿った方向(トラック方向)に平行な分割線と垂直な分割線によって、4つのトラッキングディテクタに分割されている。換言すれば、光ディスクの円周方向に沿って、4つのトラッキングディテクタA、B、C、およびDが存在する。なお、トラッキングディテクタAおよびDは、トラックに平行な分割線によって、トラッキングディテクタBおよびCと分断されている。4つのトラッキングディテクタA、B、C、およびDは、光ヘッドから照射され、光ディスクによって反射されたレーザ光の光量をそれぞれ検出して出力する。
トラッキングディテクタA、B、C、およびDのそれぞれからは光量信号Ta、Tb、Tc、およびTdが出力される。光量信号Taと光量信号Tdの和をTE+信号とし、光量信号Tbと光量信号Tcの和をTE−信号とする。つまり、トラッキングディテクタAおよびBと、トラッキングディテクタBおよびCは、トラックに平行な分割線でわけられた2つのトラッキングディテクタADとトラッキングティテクタBCと見なすことができる、そしてこの2つのトラッキングディテクタADとトラッキングティテクタBCのそれぞれから出力される、TE+信号とTE−信号の差をトラッキングエラー信号TEとする。つまり、TE=(TE+)−(TE−)と表現される。
次に、図12、図13、図14、図15、および図16を参照して、従来の光ディスク記録再生装置(特許文献1)で用いられているランドプリピットアドレス復調装置について説明する。図12に示すように、ランドプリピットアドレス復調装置DMcは、第1の入力端子Ti1、第2の入力端子Ti2、減算器1、比較器5c、および出力端子Toを含む。第1の入力端子Ti1および第2の入力端子Ti2はそれぞれ、上述のトラッキングディテクタADおよびトラッキングディテクタBCに接続されて、TE+信号およびTE−信号が入力される。
図13および図14に、TE+信号およびTE−信号をそれぞれ示す。図13に示すように、TE+信号は、その包絡線が正弦波状に変化するRF(Radio Frequency)成分ErFと、RF成分の各頂点にLPP成分Elppが位置する。なお、RF成分の包絡線はウォブル成分Ewblを表している。図14に示すように、TE−信号は、基本的にTE+信号と同様の波形を有するが符号が逆である。マーク部分或いはスペース部分の何れの領域の電圧レベルが高電位側になるかは、用いる光ピックアップの特性によってことなるが、図1および図2においては、マーク部分が高電位である。
本来、マークはディスク上に形成されたピット部分を言い、スペースとはピットとピットの間の領域を言う。しかしながら、本明細書においては、表現の冗長を避けるために、ディスクからの反射光をディテクタで電気信号に変換した後のマーク部分の電圧レベルも「マーク」と呼び、スペース部分の電圧レベルも「スペース」と呼ぶものとする。
減算器1は、第1の入力端子Ti1および第2の入力端子Ti2に接続されて、入力されるTE+信号からTE−信号を減算して、トラッキングエラー信号TEを生成して出力する。
図15に、トラッキングエラー信号TEの波形を示す。原理上、TE+信号とTE−信号との減算により、RF成分(マークとスペースから構成された信号)を除去しウォブル成分EwblとLPP成分Elppが抽出できる。同図において、低周波がウォブル成分Ewblを表し、ウォブル成分Ewblの頂点でのパルスがLPP成分Elppを示している。
比較器5cの2つの入力ポートの一方は、減算器1に接続され、もう一方の入力ポートは基準電位VreFに接続されている。つまり、比較器5cは、減算器1から入力されるトラッキングエラー信号TEに対して、LPP二値化レベルLlおよびWBL二値化レベルLwとして基準電位VreFを用いて二値化して、LPP二値化信号Bpを生成して、出力端子Toから出力する。
図16に、トラッキングエラー信号TEを二値化するレベルを調整して得られる種々の信号を示す。同図において、点線Lwはトラッキングエラー信号TEのウォブル信号成分の二値化の閾値として用いられるWBL二値化レベルを表し、矩形波Bwは得られたWBL二値化信号Bwを表している。同様に点線Llはトラッキングエラー信号TEのLPP信号成分の二値化の閾値として用いられるLPP二値化レベルLlを表し、矩形波BlppはLPP二値化信号を表している。なお、LPP二値化信号BlppはLPP検出信号であり、WBL二値化信号Bwはウォブル検出信号である。
図15および図16は、フォトディテクタの中心がディスク溝の中心に位置するオントラック状態でのトラッキングエラー信号TEおよび、その二値化の様子を表している。つまり、マーク/スペースの部分の電圧レベルは、TE+信号とTE−信号において差はない。TE+信号およびTE−信号共に、マーク/スペースの電圧レベル差は大きい。よって、トラッキングエラー信号TEにおいては、マーク/スペースに対応するRF成分ErFがきれいに除去されて、LPP成分Elppが顕著に認められる。この場合、ウォブル成分Ewblより突出しているLPP成分Elppの高さを、オントラックLPP高Haと呼ぶ。
図17に、非オントラック状態でのトラッキングエラー信号TEを示す。つまり、実際の光ディスク記録再生装置においては、光ピックアップの受光素子感度、光ピックアップとICを結ぶフレキシブル配線のインピーダンスや、ICの入力アンプの素子相対バラツキから生じるゲイン差などによって、TE+信号とTE−信号の振幅が不均一になる。結果、TE+信号とTE−信号を減算する際に、RF成分が残留する。同図において、2つの正弦波の間の部分が残留したRF成分を表している。なお、RF成分の残留成分をRF残留成分Rrpと呼ぶものとする。
この場合のウォブル成分Ewblのピークより突出しているLPP成分Elppの高さは、オントラックLPP高Haより、RF残留成分RrpRrFの分だけ小さくなる。この場合のLPP成分の高さを非オントラックLPP高Hbとする。つまり、Ha>Hbが成立する。このため、図16に示したように、オントラック時と同様に二値化レベルを定めても、LPP二値化信号BpあるいはWBL二値化信号Bwを正しく検出できない。よって、上述の従来の光ディスク記録再生装置においては、RF成分ErFの振幅が等しくなる様にゲイン調整を行い、LPPの検出率を高めている。
特開2002−216363号公報
しかし、高倍速記録時では、記録用レーザの単位面積当たりの照射パワーが小さくなる。つまり、高速記録時には、ディスク上の放熱性が良くなるために、低速記録時に生成されるのと同様のマークを形成するには、レーザの照射パワーを大きくする必要がある。一般的には、記録速度が2倍になると、レーザの照射パワーは1.41倍にする必要があることが知られている。一方、スペースの領域形成は、レーザパワーの変化に対するディスク膜質の変化量が小さいために、高速記録時においてもレーザパワーを増大させる必要がないことも知られている。
このように、標準の記録速度に対して数倍の速さで記録する、一般に倍速記録と言われる高速記録時には、マークを形成するためにレーザパワーを増大させる。結果、TE+信号およびTE−信号におけるマーク部からの反射光成分の振幅は大きくなるが、スペース部からの反射光成分の振幅は相対的に小さくなる。このマーク部とスペース部の反射光成分の振幅の変化を相殺するには、回路のダイナミックレンジを考慮して、低倍速時の振幅と同じレベルぐらいまでゲインを下げる必要がある。
結果、図18に示すように、減算後のトラッキングエラー信号TEにおけるスペース成分に重なるLPP成分の振幅Elpp(スペース)も小さくなる。その際、RF残留成分Rrpの振幅は変わらないのでスペース成分に重なるLPP成分Elpp(スペース)は、埋もれてしまい、検出が困難である。よって、ランドプリピットアドレス復調装置DMcにおいて、比較器5cからは出力されるLPP二値化信号Blppは、スペースに対応するLPP二値化信号Blpp(s)は殆ど含まれずに、マークに対応するLPP二値化信号Blpp(m)のみと言っても過言ではない。
よって、本発明は、DVD−R/RWディスクにおける高速度記録時にも、ランドプリピットアドレスを検出できるランドプリピットアドレス復調装置を提供することを目的とする。
レーザのパワーを第1の強度と第2の強度の間で切り替えてDVD−R/RWディスクに照射し、当該第1の強度のレーザで非晶質領域を生成させ、当該第2の強度のレーザで再結晶領域を生成させて情報を記録する光ディスク記録装置に用いられて、前記レーザの反射光からランドプリピットアドレス情報を検出するランドプリピットアドレス復調装置であって、前記反射光からトラッキングエラー信号を生成する手段と、前記トラッキングエラー信号の電位より低い第1の基準電位を供給する第1の基準電位手段と、前記トラッキングエラー信号が第1の強度のレーザおよび第2の強度のレーザの何れの反射光から生成されているかを示すレーザ強度表示手段と、前記トラッキングエラー信号が第1の強度のレーザの反射光から生成されていると示される間は、前記トラッキングエラー信号を前記第1の基準電位でミュートして当該トラッキングエラー信号中のRF残留成分を除去するRF残留成分除去手段と、前記RF残留成分が除去されたトラッキングエラー信号を第2の基準電位と比較してランドプリピットアドレス信号を検出するランドプリピットアドレス信号検出手段を備える。
本発明にかかるランドプリピットアドレス復調装置においては、通常の記録速度の数倍の高速度でDVD−R/RWディスクに記録する際にも、ランドプリピットアドレスが検出できる。
なお、本発明にかかるランドプリピットアドレス復調装置DMは、上述の如く構成されて動作する従来の光ディスク記録再生装置に組み込まれて使用される。よって、特に必要で無い限り光ディスク記録再生装置に関する説明は省いて、本発明にかかるランドプリピットアドレス復調装置DMに固有の特徴のみを重点的に説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態にかかる、ランドプリピットアドレス復調装置DM1は、第1の入力端子Ti1、第2の入力端子Ti2、第3の入力端子Ti3、減算器1、切替器3、比較器5、および出力端子Toを含む。第1の入力端子Ti1および第2の入力端子Ti2はそれぞれ、上述のトラッキングディテクタADおよびトラッキングディテクタBCに接続されて、TE+信号およびTE−信号が入力される。
減算器1は、第1の入力端子Ti1および第2の入力端子Ti2に接続されて、入力されるTE+信号からTE−信号を減算して、トラッキングエラー信号TEを生成して出力する。
第3の入力端子Ti3には、光ディスク記録再生装置において、ディスク上のマークおよびスペースのそれぞれに対応して、記録レーザパワーの切り替えタイミングを制御している第1のスイッチ制御信号Sw1が入力される。第1のスイッチ制御信号Sw1は、例えば、マーク部を照射する際にはハイレベルとなり、スペース部を照射する際にはローレベルとなる二値の値を有する信号である。
切替器3は、2つの入力ポートを有し、一方の入力ポートは減算器1に接続されて、トラッキングエラー信号TEが入力される。切替器3の他方の入力ポートには、第1の基準電位VreF1が印加されている。切替器3は、さらに第3の入力端子Ti3に接続されて第1のスイッチ制御信号Sw1が入力される。
切替器3は、第1のスイッチ制御信号Sw1に基づいて、2つの入力ポートに入力されるトラッキングエラー信号TEと第1の基準電位VreF1の何れかを選択して出力する。具体的には、第1のスイッチ制御信号Sw1がハイレベル、つまりマーク部への照射タイミングを示している時には、切替器3は第1の基準電位VreF1を出力する。そして、第1のスイッチ制御信号Sw1がローレベル、つまりスペース部への照射タイミングを示している時は、切替器3は、トラッキングエラー信号TEを出力する。なお、第1の基準電位VreF1は、高速記録によるマーク部への記録パワーの増加分をキャンセルできる大きさに設定されている。つまり、マーク部からのトラッキングエラー信号TEをミュートする機能を有している。この意味において、切替器3からの出力信号を第1のミュートトラッキングエラー信号TEaと呼ぶ。
比較器5の2つの入力ポートの一方は、切替器3に接続され、もう一方の入力ポートは第2の基準電位VreF2に接続されている。つまり、比較器5は、切替器3から入力されるトラッキングエラー信号TEに対して、図4を参照して説明したLPP二値化レベルLlおよびWBL二値化レベルLwとして第2の基準電位VreF2を用いて二値化して、スペース部のLPP二値化信号Blpp(s)を生成して、出力端子Toから出力する。
本実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM1は、第1のスイッチ制御信号Sw1に基づいて、マーク部よりのトラッキングエラー信号TEをミュートしている。これは、DVD−R/RWディスクを含めて光ディスク記録再生装置の製造品質が高度に満足されている場合に非常に有効である。より詳細にいえば、ランドプリピットアドレス復調装置DM1は、スイッチ制御信号Swを生成している回路から光ピックアップを経由してRF残留成分Rrpを除去する回路までに遅延がない光ディスク記録再生装置に用いると有効である。このような場合は、トラッキングエラー信号TEが、マーク部或いはスペース部からの反射光に対応しているかを検出する手段を新たに設ける必要がなく、構成も簡単で、コストの面でも有利である。なお、遅延がある場合には、初期遅延を学習するように構成すれば良い。
(第2の実施形態)
図2に示すように、本実施形態にかかる、ランドプリピットアドレス復調装置DM2は、図1に示したランドプリピットアドレス復調装置DM1において、第3の入力端子Ti3と切替器3の間に二値化器7が追加されている。そして、第3の入力端子Ti3には、第1のスイッチ制御信号Sw1の代わりに、4つのトラッキングティテクタA、B、C、およびDからの全て出力である全和信号ASが入力される。つまり、本実施形態においては、光ピックアップとディスクの経由してきた反射信号である全和信号ASを二値化器7によって、マーク部からの反射信号である場合にはハイレベル、スペース部からの反射信号である場合にはローレベルの第2のスイッチ制御信号Sw2に変換する。
本実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM2は、全和信号ASを二値化した第2のスイッチ制御信号Sw2に基づいて、マーク部よりのトラッキングエラー信号TEをミュートしている。これは、光ディスク記録再生装置のIC回路内部に遅延が無く、全和信号ASが生成されている場合に非常に有効である。
つまり、上述のランドプリピットアドレス復調装置DM1においては、光ディスク記録再生装置に遅延がある場合には、初期遅延を学習する必要がある。しかし、本実施形態においては、ICの内部で全和信号AS信号を生成すると、そのような初期遅延の学習は不要である。つまり、マーク部およびスペース部の判断を全和信号ASに基づくことによって、ディスクの製造バラツキや光ピックアップの製造バラツキを吸収できる。さらに、マークとスペースを生成している回路から光ピックアップを経由してRF残留成分を除去する回路までの遅延に依存しない。
なお、切替器3から、第2のスイッチ制御信号Sw2に基づいて、トラッキングエラー信号TEを第1の基準電位VreF1でミュートして第2のミュートトラッキングエラー信号TEbを出力する。なお、第2のミュートトラッキングエラー信号TEbは、上述の第1のミュートトラッキングエラー信号TEaと基本的に同じ信号であるが、ミュートのタイミング信号が異なるので、第1のミュートトラッキングエラー信号TEaとは区別している。
(第3実施形態)
図3に示すように、本実施形態にかかる、ランドプリピットアドレス復調装置DM3は、図2に示したランドプリピットアドレス復調装置DM2において、二値化器7が遅延器9と交換されている。そして、第3の入力端子Ti3には、全和信号ASの代わりに、ランドプリピットアドレス復調装置DMにおける第1のスイッチ制御信号Sw1が入力される。遅延器9は、マークとスペースの切替タイミングと、実際にトラッキングディテクタで検出されるマーク部およびスペース部からの反射信号との時間差Dtだけ第1のスイッチ制御信号Sw1を遅延させて、第3のスイッチ制御信号Sw3として出力する。切替器3は、第3のスイッチ制御信号Sw3に基づいて、マーク部からの反射信号であるトラッキングエラー信号TEを第1の基準電位VreF1にミュートして、第3のミュートトラッキングエラー信号TEcを出力する。時間差Dtは、予め、実験等の適切な手段で求めておけば良い。
ランドプリピットアドレス復調装置DM3は、トラッキングエラー信号TEと第1のスイッチ制御信号Sw1との時間差Dtが無視できない光ディスクの倍速記録時に有効である。つまり、予め異なる記録速度毎に、トラッキングエラー信号TEと第1のスイッチ制御信号Sw1との時間差Dtを求めておき、記録速度に応じて適正に補正された第3のスイッチ制御信号Sw3に基づいて、トラッキングエラー信号TEをミュートすることによって、LPP二値化信号Blpp(s)を正しく検出できる。なお、第3のミュートトラッキングエラー信号TEcは、上述の第1のミュートトラッキングエラー信号TEaおよび第2のミュートトラッキングエラー信号TEbと基本的に同じ信号であるが、ミュートのタイミング信号が異なるので、第1のミュートトラッキングエラー信号TEaおよび第2のミュートトラッキングエラー信号TEbとは区別している。
(第4実施形態)
図4に示すように、本実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM4は、図3に示したランドプリピットアドレス復調装置DM3において、切替器3と比較器5の間にローパスフィルタ(LPF)11が追加されている。ローパスフィルタ11によって、切替器3から出力されるRF残留成分が除去された第3のミュートトラッキングエラー信号TEcから、切替器3によって付加されてしまうスイッチノイズを取り除いて、第4のミュートトラッキングエラー信号TEdとして出力する。比較器5では、このスイッチノイズが取り除かれた第4のミュートトラッキングエラー信号TEdを第2の基準電位VreF2で二値化して、LPP二値化信号Blpp(s)をより精度よく検出できる。
ランドプリピットアドレス復調装置DM4は、スイッチタイミングがずれて、マーク部の消し残りをLPP二値化信号Blppとして誤検出してしまう場合や、ローパスフィルタでの電圧オフセットが無いような場合に、顕著な効果を発揮する。つまり、ランドプリピットアドレス復調装置DM4にいては、LPP成分Elppからより高周波成分のノイズを除去できるので、記録速度(倍速)に応じてカットオフ周波数を変化させることにより、高倍速記録にも対応できる。
(第5実施形態)
図5に示すように、本実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM5は、図4に示したランドプリピットアドレス復調装置DM4において、ローパスフィルタ11と比較器5の間に可変ゲインアンプ(VGA)13が追加されている。つまり、ローパスフィルタ11において、スイッチノイズが除去された第4のミュートトラッキングエラー信号TEdを、可変ゲインアンプ13によって任意のゲインで増幅して、第5のミュートトラッキングエラー信号TEeとして出力する。つまり、記録速度が高倍速になるに従って、トラッキングエラー信号TEの振幅が小さくなるため、倍速度に応じたゲイン設定を予め設定しておいて、可変ゲインアンプ13に適用する。そして、第5のミュートトラッキングエラー信号TEeは、可変ゲインアンプ13によって、高速記録による振幅差が吸収されているので、比較器5に於いてLPP二値化信号Blpp(s)をより高精度に検出できる。
ランドプリピットアドレス復調装置DM5は、可変ゲインアンプ13までのオフセット電圧がないことを条件とする。この場合は、高倍速記録時のLPP二値化信号Blpp(s)の検出率が向上すると共に、倍速度が変わっても比較器5の基準電位VreF2のレベル調整が不要である。
(第6実施形態)
図6に示すように、本実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM6は、図5に示したランドプリピットアドレス復調装置DM5において、減算器1と切替器3の間に加算器14を追加すると共に、ローパスフィルタ11からの出力のうちのDC成分を加算器14に戻すDC成分調整器15が追加されている。DC成分調整器15は、スイッチノイズを取り除かれた第1のミュートトラッキングエラー信号TEaのDC成分を、RF残留成分を除去する切替器3の上流にフィードバックしている。
結果、比較器5の+ポートに入力される信号のDC成分が第2の基準電位VreF2と等しくなる。そのために、第2の基準電位VreF2から作られるコンパレータの基準入力(−)の回路オフセット電圧調整が不要になり回路の簡略化ができる。なお、切替器3、ローパスフィルタ11、および可変ゲインアンプ13からの出力は、それぞれ、上述の第1のミュートトラッキングエラー信号TEa、第4のミュートトラッキングエラー信号TEd、および第5のミュートトラッキングエラー信号TEeと基本的に同じであるが、第4のミュートトラッキングエラー信号TEdのDC成分がフィードバックされている点が異なる。よって、切替器3、ローパスフィルタ11、および可変ゲインアンプ13からの出力を第1のミュートトラッキングエラー信号TEa’、第4のミュートトラッキングエラー信号TEd’、および第5のミュートトラッキングエラー信号TEe’と識別する。
このように、ランドプリピットアドレス復調装置DM6においては、比較器5の2つの入力ポートのそれぞれに入力される基準電位VreFの基準を等しくできるので、トラッキングエラー信号TE中に、ウォブル成分Ewblが無い場合は、ローパスフィルタ11や可変ゲインアンプ13の回路オフセット電圧がある場合にも、比較器5の基準の回路オフセット電圧の調整が不要である。なお、本実施形態においては、ローパスフィルタ11からの出力のDC成分を切替器3の上流に戻しているが、可変ゲインアンプ13からの出力を戻しても同様以上の効果がある。
(第7実施形態)
図7に示すように、本実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM7は、図6に示したランドプリピットアドレス復調装置DM6において、比較器5の第2の基準電位VreF2が、ピークホールド器17およびオフセット付加回路18に交換されている。ピークホールド器17は、可変ゲインアンプ13からの出力される第4のミュートトラッキングエラー信号TEd’をピークホールドして第6のトラッキングエラー信号TEfとして出力する。オフセット付加回路19は、第6のトラッキングエラー信号TEfに所定のオフセットを付加して、第7のトラッキングエラー信号TEgとして出力する。つまり、ウォブル信号をピーク検波したレベルを基準にスライスすることにより、ウォブル信号自身をスライスして誤検出することが無くなる。結果、LPP二値化信号Blpp(s)をより精度高く検出できる。
ランドプリピットアドレス復調装置DM7においては、比較器5の基準をウォブルの蛇行に追従させ、ウォブル信号自身をスライスして誤検出することがない。よって、ランドプリピットアドレス復調装置DM7は、倍速性能が限定された記録装置において顕著な効果を奏する。つまり、倍速記録によって、ウォブル信号の振幅が変化する場合にも、LPP二値化信号Blpp(s)を正しく検出ができると共に、倍速度に応じたドループ電流設定をもつことにより高倍速度にも対応できる。
(第8実施形態)
図8に示すように、本実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM8は、図7に示したランドプリピットアドレス復調装置DM7において、オフセット付加回路18が可変オフセット付加回路19に交換されている。可変オフセット付加回路19は、ピークホールド器17からされる第6のトラッキングエラー信号TEfに倍速度記録時のLpp振幅の電圧レベル差を付加して第8のトラッキングエラー信号TEhとして出力する。ランドプリピットアドレス復調装置DM8は、異なる倍速度毎のLpp振幅の電圧レベル差が可変オフセット付加回路19の処理にて吸収可能な範囲にある場合に、顕著な効果を奏する。
(第9実施形態)
図9に示すように、本実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM9は、図8に示したランドプリピットアドレス復調装置DM8において、比較器5と出力端子Toの間に、OR回路23が追加されて、同OR回路23の一方の入力ポートに比較器5の出力が入力される。さらに、加算器14の出力を+側の入力とし、第2の基準電位VreF2を−側の入力とする比較器5cが追加されている。比較器5cの出力は、OR回路23の他方の入力ポートに接続されている。
比較器5cは、図12に示した従来のランドプリピットアドレス復調装置DMcの構成要素であり、ランドプリピットアドレス復調装置DM9においても、第1の入力端子Ti1、第2の入力端子Ti2、減算器1、および加算器14とで、実質的にランドプリピットアドレス復調装置DMcと等価なランドプリピットアドレス復調装置を構成している。そして、ランドプリピットアドレス復調装置DMcでは、LPP二値化信号Blpp(s)の検出は困難であったが、LPP二値化信号Blpp(m)の検出は行える。
一方、本願発明にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM1〜DM8においては、LPP二値化信号Blpp(s)は精度良く検出できるが、LPP二値化信号Blpp(m)は検出不能である。
よって、比較器5からの出力(LPP二値化信号Blpp(s))と、比較器5cからの出力(LPP二値化信号Blpp(m))との論理和をとることで、DVD−R/RWからの反射光に基づいて、高速度記録時の全てのLPP二値化信号Blppを検出できる。
つまり、ランドプリピットアドレス復調装置DM9においては、比較器5cとOR回路23の2つの構成要素を本願発明にかかるランドプリピットアドレス復調装置DM1〜DM8に追加すると共に、第1の入力端子Ti1、第2の入力端子Ti2、減算器1および加算器14を共有するだけで、従来より高速度記録時に検出の難しかったLPP二値化信号Blpp(s)と本願の第1実施形態〜第8実施形態において高速度記録時に検出のできなかったLPP二値化信号Blpp(m)の両方を検出できる。
次に図10および図11にその波形が例示される種々の信号を参照して、ランドプリピットアドレス復調装置DM9における信号処理動作について、簡単に説明する。先ず、図11の第1段目に、第1の入力端子Ti1および第2の入力端子Ti2に入力されるTE+信号およびTE−信号の波形を示す。同波形において、マークレベル、スペースレベル、LPP(スペース)およびLPP(マーク)が見受けられる。なお、上述のように、TE+信号とTE−信号は、オントラック状態では、振幅は同一であり、符号は逆の信号である。
次に、図10の第1段目に、減算器1からの出力されるトラッキングエラー信号TEの波形を示す。TE+信号とTE−信号との減算の結果、トラッキングエラー信号TEにおいては、マークのLPP成分Elpp(m)はRF成分ErFから大きく突出しているが、スペースのLPP成分Elpp(s)はRF成分ErFに埋もれている。
図10の第2段目に、遅延器9から出力される第3のスイッチ制御信号Sw3の波形を示す。同図において、ハイレベル時がマーク部からの反射信号が入力されるタイミングを表している。
図10の第3段目に、切替器3から出力される第5のミュートトラッキングエラー信号TEe’の波形を示す。第3のスイッチ制御信号Sw3のハイレベルに同期して、第1のミュートトラッキングエラー信号TEa’のレベルが一定値(第1の基準電位VreF1)に置き換えられているのが見て取れる。
図10の第4段目に、可変ゲインアンプ13から出力される第5のミュートトラッキングエラー信号TEe’の波形を示す。切替器3から出力されたトラッキングエラー信号TEaに比べて、ローパスフィルタ11によって高周波成分が除去されると共、さらに可変ゲインアンプ13によって振幅が増大されているのが見て取れる。
図11の第2段目に、比較器21に入力されるトラッキングエラー信号TE’と基準電位VreFの波形が示されている。トラッキングエラー信号TE’は、ローパスフィルタ11から出力された第4のミュートトラッキングエラー信号TEd’のDC成分が調整された後、トラッキングエラー信号TEに加算されているので、トラッキングエラー信号TEに比べてペデスタルレベルが上がると共に、高周波成分が除去されている。なお、基準電位VreFは、一定値に設定されている。
図11の第3段目に、可変ゲインアンプ13から出力されるトラッキングエラー信号TEcおよび、ピークホールド器17およびデジタルアナログ変換器19を介して出力されるトラッキングエラー信号TEdの波形が示されている。トラッキングエラー信号TEcは、トラッキングエラー信号TEbに比べて増幅されている。
図11の第4段目に、比較器5cの出力であるLPP二値化信号Blpp(m)の波形が表示されている。LPP(マーク)が検出されている。
図11の第5段目に、OR回路23の出力であるLPP二値化信号Bpが示されている。比較器5と比較器5cの出力のOR演算を行うことで、従来のランドプリピットアドレス復調装置DMおよび本発明のランドプリピットアドレス復調装置DM9いがいでは検出できないLPP二値化信号Blpp(s)とLPP二値化信号Blpp(m)の両方が検出できている。
DVD−R/RWディスクに、高速で記録する光ディスク記録再生装置に利用できる。
本発明の第1の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 本発明の第4の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 本発明の第5の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 本発明の第6の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 本発明の第7の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 本発明の第8の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 本発明の第9の実施形態にかかるランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 図9に示したランドプリピットアドレス復調装置において観察される種々の信号の波形を表す図 図9に示したランドプリピットアドレス復調装置において観察される種々の信号のうちに図10で表されていない信号の波形を表す図 従来のランドプリピットアドレス復調装置の構成を示すブロック図 TE+信号の波形を示す模式図 TE−信号の波形を示す模式図 オントラック状態でのトラッキングエラー信号の波形を示す模式図 図15に示したトラッキングエラー信号を二値化して、WBL信号とLPP信号とを求める方法の説明図 非オントラック状態でのトラッキングエラー信号の波形を示す模式図 従来のランドプリピットアドレス復調装置において、非オントラック状態でのトラッキングエラー信号に於いてスペースのLPP成分がRF成分に埋もれて、従来のランドプリピットアドレス復調装置では検出できないことの説明図
符号の説明
DMc、DM1、DM2、DM3、DM4、DM5、DM6、DM7、DM8、DM9 ランドプリピットアドレス復調装置
Ti1 第1の入力端子
Ti2 第2の入力端子
Ti3 第3の入力端子
To 出力端子
1 減算器
3 切替器
5、5c 比較器
7 二値化器
9 遅延器
11 ローパスフィルタ
13 可変ゲインアンプ
14 加算器
15 DC成分調整器
17 ピークホールド器
18 オフセット付加器
19 可変オフセット付加器
23 OR回路

Claims (10)

  1. レーザのパワーを第1の強度と第2の強度の間で切り替えてDVD−R/RWディスクに照射し、当該第1の強度のレーザで非晶質領域を生成させ、当該第2の強度のレーザで再結晶領域を生成させて情報を記録する光ディスク記録装置に用いられて、前記レーザの反射光からランドプリピットアドレス情報を検出するランドプリピットアドレス復調装置であって、
    前記反射光からトラッキングエラー信号を生成する手段と、
    前記トラッキングエラー信号の電位より低い第1の基準電位を供給する第1の基準電位手段と、
    前記トラッキングエラー信号が第1の強度のレーザおよび第2の強度のレーザの何れの反射光から生成されているかを示すレーザ強度表示手段と、
    前記トラッキングエラー信号が第1の強度のレーザの反射光から生成されていると示される間は、前記トラッキングエラー信号を前記第1の基準電位でミュートして当該トラッキングエラー信号中のRF残留成分を除去するRF残留成分除去手段と、
    前記RF残留成分が除去されたトラッキングエラー信号を第2の基準電位と比較してランドプリピットアドレス信号を検出するランドプリピットアドレス信号検出手段を備えるランドプリピットアドレス復調装置。
  2. 前記レーザ強度表示手段は、前記レーザの強度切替信号であることを特徴とする請求項1に記載のランドプリピットアドレス復調装置。
  3. 前記レーザ強度表示手段は、前記反射光の全和信号が二値化されたパルス信号であることを特徴とする請求項2に記載のランドプリピットアドレス復調装置。
  4. 前記レーザ強度表示手段は、前記レーザの強度切替信号を前記強度が変更されたレーザが前記DVD−R/RWディスクで反射されて、前記トラッキングエラー信号が生成されるまでに要する時間だけ遅延させる遅延手段を備える請求項2に記載のランドプリピットアドレス復調装置。
  5. 前記ミュートされたトラッキングエラー信号の高周波成分を除去するローパスフィルタをさらに備える請求項2に記載のランドプリピットアドレス復調装置。
  6. 前記高周波成分が除去されたトラッキングエラー信号を倍速記録による振幅の低下分だけ増幅する増幅手段をさらに備える、請求項5に記載のランドプリピットアドレス復調装置。
  7. 前記高周波成分が除去されたトラッキングエラー信号を前記RF残留成分除去手段にフィードバックするDC調整手段をさらに備える請求項6に記載のランドプリピットアドレス復調装置。
  8. 前記増幅されたトラッキングエラー信号のピークを保持するピーク保持手段とオフセット付加手段とをさらに備え、前記ランドプリピットアドレス信号検出手段は、前記増幅されたトラッキングエラー信号を当該ピーク保持されると共にオフセットを付加されたトラッキングエラー信号と比較してランドプリピットアドレス信号を検出することを特徴とするランドプリピットアドレス復調装置。
  9. 前記ピーク保持されたトラッキングエラー信号に可変オフセットを付加する可変オフセット付加手段をさらに備え、前記ランドプリピットアドレス信号検出手段は、前記増幅されたトラッキングエラー信号を前記可変オフセットが付加されたトラッキングエラー信号と比較してランドプリピットアドレス信号を検出することを特徴とするランドプリピットアドレス復調装置。
  10. 前記トラッキングエラー信号の電位より低い第3の基準電位を供給する第3の基準電位手段と、
    前記トラッキングエラー信号を前記第3の基準電位と比較するランドプリピットアドレス信号を検出するランドプリピットアドレス信号検出手段をさらに備える、請求項1に記載のランドプリピットアドレス復調装置。
JP2003350019A 2003-10-08 2003-10-08 ランドプリピットアドレス復調装置 Ceased JP2005116079A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003350019A JP2005116079A (ja) 2003-10-08 2003-10-08 ランドプリピットアドレス復調装置
US10/837,569 US7190643B2 (en) 2003-10-08 2004-05-04 Land pre-pit address demodulating device
CNB2004100473105A CN1302468C (zh) 2003-10-08 2004-05-31 脊预置坑地址解调装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003350019A JP2005116079A (ja) 2003-10-08 2003-10-08 ランドプリピットアドレス復調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005116079A true JP2005116079A (ja) 2005-04-28
JP2005116079A5 JP2005116079A5 (ja) 2006-11-24

Family

ID=34419721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003350019A Ceased JP2005116079A (ja) 2003-10-08 2003-10-08 ランドプリピットアドレス復調装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7190643B2 (ja)
JP (1) JP2005116079A (ja)
CN (1) CN1302468C (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0413396D0 (en) * 2004-06-16 2004-07-21 Koninkl Philips Electronics Nv Method and apparatus for writing data to an optical disc

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3824039A1 (de) * 1988-07-15 1990-01-18 Thomson Brandt Gmbh Verfahren und schaltungsanordnung zur kompensation von offset-spannungen in einem fokus- und/oder spurregelkreis
CN1299276C (zh) * 1995-07-27 2007-02-07 松下电器产业株式会社 光盘装置
JPH09288832A (ja) * 1996-04-22 1997-11-04 Toshiba Corp トラッキングエラー信号生成回路
JP2000285477A (ja) * 1999-03-26 2000-10-13 Seiko Epson Corp 光記録装置およびトラッククロス信号生成方法
JP3657828B2 (ja) * 1999-09-22 2005-06-08 パイオニア株式会社 トラッキング制御装置
JP2002008301A (ja) * 2000-06-23 2002-01-11 Hitachi Ltd 情報記録再生装置及びそのディスク判別方法
JP2002216363A (ja) 2000-11-15 2002-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置および情報読み出し方法
JP2003030879A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd トラッキング誤差検出装置
TWI238997B (en) * 2001-09-21 2005-09-01 Teac Corp Optical device
KR100408298B1 (ko) * 2001-09-29 2003-12-01 삼성전자주식회사 디스크 드라이브에서의 적응적 트랙 제로 크로싱 신호발생 장치 및 방법
JP3566690B2 (ja) * 2001-12-07 2004-09-15 株式会社リコー ウォブル信号検出回路及び光ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7190643B2 (en) 2007-03-13
CN1302468C (zh) 2007-02-28
CN1606077A (zh) 2005-04-13
US20050078572A1 (en) 2005-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6097678A (en) Information recording apparatus
JP2638520B2 (ja) 光情報記録媒体再生装置
JP2001023168A (ja) 光学式記録媒体のプリピット検出装置
US6639882B2 (en) Pre-pit detecting apparatus
JP2002279640A (ja) ウォブル検出回路とその装置
JP4576316B2 (ja) サーボ制御信号生成装置、光ディスク装置及びサーボ制御信号生成方法
JP4579803B2 (ja) 光ディスク装置
JP2002133758A (ja) 記録再生装置
JP4095514B2 (ja) 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法
JP2005116079A (ja) ランドプリピットアドレス復調装置
JP2002216363A (ja) 光ディスク装置および情報読み出し方法
JP2006228392A (ja) ランドプリピットアドレス復調装置
US7529173B2 (en) Optical disc device, circuit for optical disc device, wobble signal reproduction method, and land pre-pit signal reproduction method
JP3714117B2 (ja) プリピット検出装置、プリピット検出方法、位置及び周波数信号の検出回路
KR100550402B1 (ko) 광학 레코딩 매체의 링크 갭 검출장치 및 그 방법
JP4268578B2 (ja) 光ディスク装置
JP2007193925A (ja) ランドプリピット検出回路
JP2003006874A (ja) 光媒体再生装置及び再生方法
US7898930B2 (en) Optical disk drive
TWI248077B (en) Embossed region detection apparatus and method for optical disk
JP2006048880A (ja) ウォブル信号検出方法及びウォブル信号検出装置
JP2005122817A (ja) 光学的情報記録装置及び半導体回路デバイス
JPH02118919A (ja) 光ディスク装置
JP2006309862A (ja) ウォブル信号復調装置、ウォブル信号復調方法及び記録再生装置
JP2010192105A (ja) サーボ制御信号生成装置、光ディスク装置及びサーボ制御信号生成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061005

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090602

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090803

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20091109

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20091127