JP2005115833A - 光学情報読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 読取可能距離の範囲を広げることができながらも、そのための構成を簡単で且つ比較的小形に済ませる。
【解決手段】 本体ケース内に、読取対象に記録された二次元コードQを読取るための受光センサ2、結像レンズ3、照明部等を設け、結像レンズ3と受光センサ2との間に合焦位置調整機構4を設ける。合焦位置調整機構4を、反射光の光路RをZ字形に2回折返すように折曲げる第1、第2の反射鏡9、10を設けると共に、第1の反射鏡9の反射角度の調整並びに第2の反射鏡10の矢印A、B方向の変位及び反射角度の調整を行う変位機構を設けて構成する。第1、第2の反射鏡9、10は、3つの状態に選択的に停止され、その状態によって結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が変化し、ひいては読取距離が変化する。読取対象までの距離を計測する距離測定手段を設けると共に、その計測結果に応じて第1、第2の反射鏡9、10の状態を自動で変更させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 本体ケース内に、読取対象に記録された二次元コードQを読取るための受光センサ2、結像レンズ3、照明部等を設け、結像レンズ3と受光センサ2との間に合焦位置調整機構4を設ける。合焦位置調整機構4を、反射光の光路RをZ字形に2回折返すように折曲げる第1、第2の反射鏡9、10を設けると共に、第1の反射鏡9の反射角度の調整並びに第2の反射鏡10の矢印A、B方向の変位及び反射角度の調整を行う変位機構を設けて構成する。第1、第2の反射鏡9、10は、3つの状態に選択的に停止され、その状態によって結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が変化し、ひいては読取距離が変化する。読取対象までの距離を計測する距離測定手段を設けると共に、その計測結果に応じて第1、第2の反射鏡9、10の状態を自動で変更させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、情報コードからの反射光を結像するための結像レンズと、この結像レンズによる像を取込む受光センサとを備える光学情報読取装置に関する。
光学情報例えばバーコードや二次元コードを読取るためのハンディタイプの光学情報読取装置は、例えば手持ち可能に構成された本体ケース内に、受光センサ、結像レンズを有する結像光学部、照明装置等からなる読取機構を備えて構成されている。これにて、照明装置により、本体ケースの先端部の読取口から読取対象(例えばバーコード)に対して照明光を照射し、その反射光を読取口から入射して、結像光学部を介して受光センサにより撮像するようになっている。
この場合、光学情報の読取距離(装置から読取対象までの距離)は、装置に組込まれている結像光学部の光学特性(主として焦点距離)により予め決まったもの(ある程度の幅を有する)となり、従って、ユーザは、読取対象に対して装置(読取口)を適切な読取距離(合焦位置)に位置させて読取作業を行うようになっている。これに対して、近年では、読取可能距離の範囲を広げるべく、レンズ系を移動させて合焦位置を可変とする自動焦点調節機構を設けることが考えられている。その具体例として、ボールネジ機構及びステッピングモータにより、レンズ系をその光軸方向に移動させて合焦位置を調節する構成のものが考えられている(例えば特許文献1参照)。
特開平7−319990号公報
しかしながら、上記従来の自動焦点調節機構では、いわば無段階に合焦位置を変更することができるメリットがある反面、機構及び制御が比較的複雑であり、特に、レンズを直線に沿って移動させるものでは、駆動機構が複雑になり装置が大型化し、また、移動部が重くなるので応答速度が遅くなるといった不具合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、読取可能距離を広範囲とすることができると共に、そのための構成を簡単で且つ比較的小形に済ませることができる光学情報読取装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の光学情報読取装置は、情報コードからの反射光を結像するための結像レンズと、この結像レンズによる像を取込む受光センサとを具備するものにあって、前記結像レンズと受光センサとの間の光路を折曲げる2枚の反射鏡を備えると共に、前記結像レンズ及び受光センサの光軸を保った状態で前記2枚の反射鏡間の間隔及び各反射鏡の反射角度を変更する調整手段を備えるところに特徴を有する(請求項1の発明)。
これによれば、情報コードからの反射光は、結像レンズを通った後、2枚の反射鏡により2回折曲げられて受光センサに入射されるようになる。この場合、調整手段により2枚の反射鏡間の間隔及び各反射鏡の反射角度が変更されることによって、結像レンズと受光センサとの間の光路長が変化するようになり、もって、適切な読取距離(合焦位置)が変化し、この結果、読取可能距離の範囲を広げることができる。そしてこのとき、2枚の反射鏡は、結像レンズと受光センサとの間に光路を折曲げるように設けられるので、結像レンズの光軸方向に大形となることを防止してコンパクトに配置することができると共に、反射鏡を変位させる距離が小さくても光路長を大きく変化させることができる。
このとき、本発明においては、2枚の反射鏡のうち一方の反射鏡を、移動及び角度変更可能に構成し、他方の反射鏡を、角度変更のみ可能とするように構成することができる(請求項2の発明)。これによれば、移動させるのは一方の反射鏡のみで済むので、2枚の反射鏡間の間隔を変更するという所期の目的を果たしながらも、簡単な構成で済ませることができる。
この場合、前記2枚の反射鏡のうち一方の反射鏡を駆動したときに、他方の反射鏡はそれに同期又は追従して駆動されるように、調整手段を構成することができる(請求項3の発明)。調整手段のより具体的な構成として、2枚の反射鏡の角度調整用の2個のサーボモータを設け、それら両サーボモータを同期して駆動するように構成することができる(請求項4の発明)。これにより、2枚の反射鏡の角度調整を確実に行うことが可能となる。
また、調整手段の別のより具体的な構成として、一方の反射鏡の変位に応じて該一方の反射鏡及び他方の反射鏡の角度を変更する連動手段を設け、その連動手段を、一方の反射鏡の変位に応じ角度が変更される連結棒と、この連結棒の角度に応じて両反射鏡を回動させる減速歯車機構とから構成することができる(請求項5の発明)。あるいは、連動手段を、平行四辺形リンク機構から構成することもできる(請求項6の発明)。いずれも、比較的簡単な構成で、2枚の反射鏡の角度調整を行うことが可能となる。
そして、本発明においては、情報コードまでの距離を計測する距離測定手段を設けると共に、その距離測定手段の測定結果に応じて調整手段を制御する制御手段を設けることができる(請求項7の発明)。これによれば、読取距離を、ユーザの目測等によらずとも自動で計測することができるので、それに応じた合焦位置を得るべく、適切な2枚の反射鏡間の間隔の変更及び各反射鏡の反射角度の変更を自動で行なうことが可能となる。
以下、本発明を手持ち式(ハンディタイプ)の二次元コード読取装置に適用した一実施例について、図1ないし図5を参照しながら説明する。
本実施例に係る光学情報読取装置たる二次元コード読取装置は、図3に一部示すように、ユーザが片手で持って操作可能な大きさの縦長形状をなす本体ケース1内の先端側部分に、後述するように、商品に付されたラベルP(図5参照)等の読取対象に記録された例えばQRコード等の二次元コードQ(図2参照)を読取るための光学機構(読取機構)を備えて構成される。
本実施例に係る光学情報読取装置たる二次元コード読取装置は、図3に一部示すように、ユーザが片手で持って操作可能な大きさの縦長形状をなす本体ケース1内の先端側部分に、後述するように、商品に付されたラベルP(図5参照)等の読取対象に記録された例えばQRコード等の二次元コードQ(図2参照)を読取るための光学機構(読取機構)を備えて構成される。
前記本体ケース1の先端面部には、矩形状をなし透光性を有する読取口1aが設けられている。また、図示はしないが、本体ケース1内には、全体の制御やデコード処理等を行う制御回路、外部との通信を行うための通信回路、駆動電源となる二次電池などが設けられている。さらに、これも図示はしないが、本体ケース1の上面部には、表示部やキー操作部が設けられ、本体ケース1の側面部には、読取指示用のトリガスイッチが設けられている。尚、このトリガスイッチは、例えば2段階での押圧操作が可能とされ、第1段の押圧操作(いわゆる半押し状態)で、後述する計測動作が実行され、第2段の押圧操作で読取動作が実行されるようになっている。
前記光学機構は、受光センサ2、結像レンズ3、それらの間に設けられた後述する合焦位置調整機構4、照明部5、これも後述するポインタ光照射部6(図5参照)などから構成されている。図1、図2、図5にも示すように、前記結像レンズ3は、鏡筒内に複数枚のレンズを配設して構成され、本体ケース1内の中央部に、その光軸O1が前記読取口1a面の中心を直交して延びるように配設されている。前記受光センサ2は、例えばCCDエリアセンサからなり、前記結像レンズ3の後方側部(右側)に位置して読取口1a側を向いて配設されている。このとき、受光センサ2の受光光軸O2は、前記結像レンズ3の光軸O1と平行で且つ左右に距離Y(図4(a)参照)だけずれた位置となる。
前記照明部5は、照明光源となるLED7と、このLED7の前部に配置され該LED7から発せられた光を集光及び拡散する照明用レンズ8とを、前記結像レンズ3の周囲部に前記読取口1aを向けて複数組配設して構成されている。これにて、照明部5によって読取口1aを通して読取対象(例えばラベルP)に記された二次元コードQに照明光が照射され、二次元コードQからの反射光が読取口1aを通して入射され、前記結像レンズ3及び合焦位置調整機構4を介して受光センサ2上に結像され、以て、二次元コードQが読取られるようになっているのである。
さて、前記合焦位置調整機構4について、図1、図2、図4も参照して詳述する。図1、図2に示すように、この合焦位置調整機構4は、前記結像レンズ3から受光センサ2に至る反射光の光路RをいわばZ字形(N字形)に2回折返すように折曲げる光路折曲手段としての第1の反射鏡9及び第2の反射鏡10を備えて構成される。これにて、結像レンズ3を通った反射光は、第1の反射鏡9で斜め方向に折返され、次いで第2の反射鏡10でもう一度折返されて受光センサ2に入射されるといった光路Rが形成されるようになっている。
具体的には、第1の反射鏡9は、前記結像レンズ3の後方に位置して該結像レンズ3の光軸O1に対してその反射面を傾斜させて配置され、上面から見て、入射した反射光を右斜め方向に(図1,2で上側)に反射させるようになっている。これに対し、前記第2の反射鏡10は、前記受光センサ2の前方(図1で左側)に位置してその反射面が前記第1の反射鏡9と平行に対向するように傾斜して配置され、第1の反射鏡9からの光を後方(図で右側)の受光センサ2に向けて(受光光軸O2に沿って)反射させるようになっている。
このとき、前記第1の反射鏡9は、その上下辺部の中心に設けられた軸11(図4(a)参照)により回動可能に支持されており、その反射角度θ(光軸O1に対する傾斜角度)が変更可能とされている。一方、前記第2の反射鏡10は、その上下辺部の中心に設けられた軸12(図4(a)参照)により回動可能に支持されていると共に、前後方向(矢印A及びB方向)に延びる摺動溝13に沿って移動可能に支持されている。
そして、前記第2の反射鏡10は、後述する調整手段としての変位機構14(図4(b)に電気的構成を示す)により矢印A及びB方向に自在に移動されると共に、その位置に応じて反射角度θが調整されるようになっている。また、第1の反射鏡9は、前記変位機構14により、第2の反射鏡10の位置(反射角度θ)に応じて該第2の反射鏡10との平行状態を保つように反射角度θが調整されるようになっている。
これにて、前記第2の反射鏡10の矢印A及びB方向への変位に伴い、第1の反射鏡9との間の光軸O1(及び受光光軸O2)に沿う方向の間隔X(図4(a)参照)が変化し、以て、前記結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が変化するようになっている。第2の反射鏡10の位置がΔXだけ変化すると、光路長は、その変位量の約2倍の長さだけ変化するようになる。また、第2の反射鏡10の変位に伴って、第1、第2の反射鏡9、10の反射角度θも変更されるので、結像レンズ3の光軸O1及び受光センサ2の受光光軸O2が保持された状態となる。尚、図4(a)に示す光軸O1と受光光軸O2とのずれ量Yについては固定された寸法とされている。
本実施例では、図1及び図2に示すように、第2の反射鏡10は、第1の反射鏡9との間の間隔Xの異なる例えば3つの定められた位置のいずれかに選択的に停止されるようになっており、それに応じて第1、第2の反射鏡9、10の反射角度θも3段階に変更されるようになっている(これらを状態a、状態b、状態cと称する)。この第2の反射鏡10の停止位置(第1、第2の反射鏡9、10の状態)によって結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が変化し、これにより、適切な読取距離(合焦位置つまり読取りに適した読取口1aから読取対象(ラベルP)までの距離)が変化するようになっている。
即ち、図2(a)は、第1、第2の反射鏡9、10が状態aにある様子を示している。この状態aでは、第1、第2の反射鏡9、10の間隔Xが比較的小さく、第1、第2の反射鏡9、10の反射角度θが比較的大きくなっている。このときには、結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が比較的小さくなり、適切な読取距離L1が例えば300mm±70mmと長くなる(合焦位置が比較的遠くなる)ようになっている。
図2(b)は、第1、第2の反射鏡9、10が状態bにある様子を示している。この状態bでは、第1、第2の反射鏡9、10の間隔Xが中間的となり、第1、第2の反射鏡9、10の反射角度θも中間的な角度となっている。このときには、光路長が中間的な長さとなり、適切な読取距離L2が例えば200mm±50mmと中間的な距離とされる(合焦位置が中間的な位置となる)ようになっている。
図2(c)は、第1、第2の反射鏡9、10が状態cにある様子を示している。この状態cでは、第1、第2の反射鏡9、10の間隔Xが比較的大きく、第1、第2の反射鏡9、10の反射角度θが比較的小さくなっている。このときには、光路長が比較的大きくなり、適切な読取距離L3が例えば120mm±30mmと短くなる(合焦位置が比較的近くなる)ようになっている。
そして、本実施例では、前記第1、第2の反射鏡9、10の各状態を切替えるための前記変位機構14は、第2の反射鏡10を矢印A、B方向に移動させるための移動機構(サーボモータのみ図示)と、第1、第2の反射鏡9、10の角度を変更する角度調整機構15とから構成される。これら移動機構及び角度調整機構15は、前記制御回路により制御されるようになっている。詳しい図示及び説明は省略するが、そのうち移動機構は、例えば直線移動用サーボモータ(Mb2)18を駆動源として第2の反射鏡10の軸12を、摺動溝13に沿って矢印A、B方向に移動(3つの位置間で変位)させるように構成されている。
図4(a)は、前記変位機構14のうち角度調整機構15部分の構成を概略的に示している。この角度調整機構15は、第1の反射鏡9の軸11に接続され該第1の反射鏡9を任意の角度に自在に回転(回動)させる第1のサーボモータ(Ma)16と、第2の反射鏡10の軸12に接続され該第2の反射鏡10を任意の角度に自在に回転(回動)させる第2のサーボモータ(Mb1)17とを備えて構成されている。これら2個のサーボモータ16、17、並びに前記直線移動用サーボモータ18は、前記制御回路により同期して駆動されるようになっている。
図4(b)は、サーボモータ16、17、18に関する制御ブロック図を示しており、各サーボモータ16、17、18は、夫々駆動制御部16a、17a、18aにより駆動制御されるようになっており、その際、各サーボモータ16、17、18の絶対位置を夫々検出する絶対位置センサ16b、17b、18bの検出に基づいてフィードバック制御がなされるようになっている。また、駆動量指令部19が合焦位置(読取距離)の目標値を決定し、その目標値に基づいて駆動量分配部20が各サーボモータ16、17、18の駆動量を決定し、各駆動制御部16a、17a、18aに指令信号を与えるように校正されている。
このとき、制御回路は、第2の反射鏡10(軸12)の矢印A、B方向の位置、つまり間隔Xに応じた反射角度θが得られるように、第1、第2のサーボモータ16、17をθ/2の回転角度に位置決め制御するようになっている。この場合、反射角度θは、θ=tan-1(Y/X)となる。これにて、制御回路により変位機構14が制御されることによって、第1、第2の反射鏡9、10の間隔X及び反射角度θが調整され、第1、第2の反射鏡9、10が、状態a、状態b、状態cのいずれかに選択的に切替えられるようになっているのである。
更に、本実施例では、図5に示すように、本体ケース1(読取口1a)と読取対象(ラベルP)との間の距離を計測する距離測定手段が設けられる。即ち、図5(a)に示すように、前記結像レンズ3の近傍には、左右一対の例えばLD(レーザダイオード)等からなるポインタ光照射部6が斜め方向を向くようにして設けられている。これらポインタ光照射部6は、結像レンズ3及び受光センサ2による読取視野Vの内側に位置して、読取口1aを通して読取対象(ラベルP)の左右部位にポインタ光(例えば赤色のスポット光)を照射するようになっている。
このとき、ポインタ光照射部6からのポインタ光の出射方向が、読取視野Vの外縁線に対して小さい角度を有していることにより、ポインタ光照射部6から読取対象(ラベルP)までの距離Lが変動することによって、ポインタ光の照射位置が変動する。すなわち、図5(b)に示すように、読取対象が読取口1aから比較的近い位置にある場合には、2個のポインタ光の間隔が例えばe1となり、読取対象が読取口1aからより遠くにあるほど、読取視野V内のより左右の縁部に近い位置(相互により離れた位置)に2個のポインタ光が照射され、それらの間隔が例えばe2となるようになっている。
前記制御回路は、トリガスイッチの第1段の押圧操作がなされると、ポインタ光照射部6をオンさせてポインタ光を照射させ、受光センサ2によりその際の画像を取込み、受光センサ2の撮影画像データからポインタ光の位置を検出し、左右のポインタ光の間隔eを求めるようになっている。そして、読取視野Vの左右の幅方向寸法dに対するポインタ光の間隔eの比率(e/d)を、予め記憶されたテーブルと比較することにより、距離Lを判断(この場合、遠い、中位、近いの3段階)するようになっている。
そして、制御回路は、距離測定手段の計測結果(距離Lの判断結果)に応じて、前記変位機構14(移動機構及び角度調整機構15)を制御して、第1、第2の反射鏡9、10を、状態a、状態b、状態cのいずれかの状態とするようになっている。即ち、距離Lが遠いと判断された場合には、第1、第2の反射鏡9、10が状態aとされ、距離Lが中位と判断された場合には、第1、第2の反射鏡9、10が状態bとされ、距離Lが近いと判断された場合には、第1、第2の反射鏡9、10が状態cとされるのである。
上記のように構成された本実施例の二次元コード読取装置において、ユーザがラベルPに記された二次元コードQを読取らせるにあたっては、二次元コード読取装置を、ラベルPから適当な(任意の)距離だけ離し、且つ、読取口1aがそのラベルPに向いた状態とし、その状態で本体ケース1の側面のトリガスイッチを押圧操作するようにする。このとき、トリガスイッチの第1段の押圧操作により、上述のように、ラベルPまでの距離Lの計測動作が実行され、その距離Lの判断結果に応じて合焦位置調整機構4の第1、第2の反射鏡9、10が状態a、状態b、状態cのいずれかの所定の状態とされる。
そして、トリガスイッチの第2段の押圧操作により、二次元コードQの読取動作が実行される。この読取動作は、上述のように、照明部5によって読取口1aを通してラベルPに記された二次元コードQに照明光が照射され、二次元コードQからの反射光が読取口1aを通して入射され、結像レンズ3及び合焦位置調整機構4を介して受光センサ2上に結像されることにより行われる。
ここで、図1及び図2に示すように、結像レンズ3を通った反射光は、合焦位置調整機構4において、第1の反射鏡9にて反射角度θで折返すように折曲げられ、次いで第2の反射鏡10にて反射角度θだけ折曲げられた後、受光センサ2に入射されるようになる。このとき、第1、第2の反射鏡9、10がいずれの状態にあるか(第2の反射鏡10の矢印A、B方向の位置)によって、結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が変化するようになり、もって、適切な読取距離(合焦位置)が変化するようになる。この場合、各状態によって第1、第2の反射鏡9、10の反射角度θが変更されるので、結像レンズ3の光軸O1と受光センサ2の受光光軸O2とが保たれた光路Rとされるのである。
今、ラベルPまでの距離Lが比較的遠い場合には、図2(a)に示すように、第1、第2の反射鏡9、10が状態aとされ、このとき、間隔Xが比較的小さく結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が比較的短くなるので、適切な読取距離(合焦位置)が大きくなり、適切な読取距離での読取が行われる。また、ラベルPまでの距離Lが中位の場合には、図2(b)に示すように、第1、第2の反射鏡9、10が状態bとされ、このとき、間隔Xが中間的となって結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が中間的となるので、適切な読取距離(合焦位置)が中間的な大きさとなり、適切な読取距離での読取が行われる。
ラベルPまでの距離Lが比較的近い場合には、図2(c)に示すように、第1、第2の反射鏡9、10が状態cとされ、このとき、間隔Xが比較的大きくなって結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が比較的長くなるので、適切な読取距離(合焦位置)が小さくなり、適切な読取距離での読取が行われる。従って、ラベルPがいずれの距離にあっても常に適切な読取距離が得られて良好な読取りを行うことができ、全体としての読取可能距離の範囲を大幅に広げることができたのである。
このように本実施例によれば、結像レンズ3と受光センサ2との間において、光路Rを折曲げる第1、第2の反射鏡9、10を設けると共に、結像レンズ3の光軸O1及び受光センサ2の受光光軸O2を保った状態でそれらの間隔X及び反射角度θを変更する変位機構14を設けたので、光路長を変更させることができ、読取可能距離の範囲を広げることができる。この場合、本実施例の合焦位置調整機構4では、従来のレンズ系をその光軸方向に移動させて合焦位置を変更するものと異なり、光路Rを複数回折曲げるように構成されているので、結像レンズ3の光軸方向に大形となることを防止してコンパクトに配置することができると共に、第2の反射鏡10の移動距離が小さくても光路長を大きく変化させることができる。
従って、本実施例によれば、読取可能距離を広範囲とすることができると共に、そのための構成を簡単で且つ比較的小形に済ませることができるという優れた効果を奏する。また、特に本実施例では、2枚の反射鏡9、10のうち一方の反射鏡10のみを移動させる構成としたので、2枚の反射鏡9、10間の間隔を変更するという所期の目的を果たしながらも、簡単な構成で済ませることができる。そして、2枚の反射鏡9、10の角度調整用の2個のサーボモータ16、17を設け、それらを同期して駆動するように構成したので、角度調整を確実に行うことができる等のメリットも得ることができる。
さらには、本体ケース1と読取対象(ラベルP)との間の距離を計測する距離測定手段を設け、その測定結果に応じて変位機構14により第1、第2の反射鏡9、10の状態を自動で変更するようにしたので、より便利となる。距離測定手段自体の構成も、ポインタ光照射部6を設けるだけの比較的簡単なもので済む。
図6は本発明の他の実施例を示すものであり、上記実施例と異なる点は、第1、第2の反射鏡9、10の状態を切替えるための調整手段としての変位機構21の構成にある。この場合も、第1の反射鏡9は、軸11により回動可能に支持されており、その反射角度θが変更可能とされている。一方、第2の反射鏡10は、軸12により回動可能に支持されていると共に、摺動溝13に沿って矢印A及びB方向に移動可能に支持されている。
図6は本発明の他の実施例を示すものであり、上記実施例と異なる点は、第1、第2の反射鏡9、10の状態を切替えるための調整手段としての変位機構21の構成にある。この場合も、第1の反射鏡9は、軸11により回動可能に支持されており、その反射角度θが変更可能とされている。一方、第2の反射鏡10は、軸12により回動可能に支持されていると共に、摺動溝13に沿って矢印A及びB方向に移動可能に支持されている。
前記変位機構21は、第2の反射鏡10(軸12)を矢印A、B方向に移動させるための図示しない直線移動機構と、第2の反射鏡10の矢印A、B方向の変位に応じて該第2の反射鏡10及び第1の反射鏡9の角度を変更する連動手段とを備えて構成される。この実施例では、前記連動手段は、第2の反射鏡10の変位に応じ角度が変更される連結棒22と、この連結棒22の角度に応じて両反射鏡9、10を回動させる減速歯車機構とから構成されている。
即ち、第1の反射鏡9の軸11には、第1の内歯歯車23が同軸に設けられており、その内周の歯部に、径小な第1のピニオン24が噛合っている。一方、第2の反射鏡10の軸12にも、第2の内歯歯車25が同軸に設けられており、その内周の歯部に、径小な第2のピニオン26が噛合っている。そして、前記第1のピニオン24が前記連結棒22の一端に接続されると共に、連結棒22の他端側が前記第2のピニオン26を貫通するように延びている。
前記直線移動機構は、例えばモータを駆動源としたラック・ピニオン機構などから構成され、第2の反射鏡10(軸12)を矢印A、B方向に移動するのであるが、このとき、第2の反射鏡10(軸12)の位置を検出するための透過形の光センサ27、28、29が、この場合図で左右方向に並んで3組設けられる。これら光センサ27、28、29(図で右から順に第1〜第3と称する)は、投光部と受光部との間の光軸が物体(軸12)により遮られたことを検出するようになっている。
これにて、第2の反射鏡10(軸12)が直線移動機構により摺動溝13内を変位されると、連結棒22の角度が変化し、その連結棒22に連結されている第1、第2のピニオン24、26が回動され、それらに夫々噛合っている第1、第2の内歯歯車23、25が回動するようになっている。この場合、図6(b)に示すように、連結棒22の角度がθ1だけ変化すると、第1、第2の内歯歯車23、25ひいては第1、第2の反射鏡9、10が、θ1/2の角度だけ回動するようになっている。
図示しない制御回路は、直線移動機構(モータ)を制御し、第2の反射鏡10を矢印A、B方向に移動させて3つの定められた位置のいずれかに選択的に停止させるようになっている。このとき、停止位置の制御は、光センサ27、28、29の検出信号に基づいて行われるようになっている。そして、この第2の反射鏡10(間隔X)の変位に伴って、第1、第2の反射鏡9、10の反射角度θも3段階に変更(状態a、状態b、状態c)されるので、結像レンズ3の光軸O1及び受光センサ2の受光光軸O2が保持された状態で、結像レンズ3と受光センサ2との間の光路長が変化するのである。
従って、この実施例においても、上記一実施例と同様に、読取可能距離を広範囲とすることができると共に、そのための構成を簡単で且つ比較的小形に済ませることができるという優れた効果を得ることができる。そして、この実施例では、第2の反射鏡10を直線移動機構により変位させるだけで、それに連動して両反射鏡9、10の角度が変更されるので、第2の反射鏡10を移動させるのみの駆動源で済むので、比較的簡単な構成で、2枚の反射鏡9、10の角度調整(状態の変更)を行うことが可能となるといったメリットを得ることができる。
図7は、本発明の異なる他の実施例を示すものであり、調整手段としての変位機構31の構成が上記各実施例と異なっている。この場合も、第1の反射鏡9は、軸11により回動可能に支持されており、その反射角度θが変更可能とされている。一方、第2の反射鏡10は、軸12により回動可能に支持されていると共に、摺動溝32に沿って矢印A及びB方向に移動可能に支持されている。このとき、摺動溝32は、上記実施例の摺動溝13に比べ、図で左方に長く延びて設けられている。
本実施例では、前記変位機構31は、第2の反射鏡10(軸12)を矢印A、B方向に移動させると共に、それに応じて第2の反射鏡10及び第1の反射鏡9の角度を変更する連動手段を備えており、その連動手段が、平行四辺形リンク機構33から構成されている。即ち、平行四辺形リンク機構33は、第1の反射鏡9の軸11、第1のリンクピン34、第2のリンクピン35、第3のリンクピン36を、その順に同等の長さのリンクバー37、38、39、40により環状に接続してなり、それらにより四等辺平行四辺形リンクが構成されている。
前記第1の反射鏡9の軸11は固定位置に設けられ、前記第2のリンクピン35は、前記摺動溝32に沿って矢印A及びB方向に移動可能とされている。このとき、この第2のリンクピン35は、例えばモータ及びラック・ピニオン機構からなる図示しない直線移動機構により、矢印A、B方向に自在に移動されるようになっている。第1、第3のリンクピン34、36は、変位自在に設けられている。尚、3組の透過形の光センサ27、28、29は、前記第2のリンクピン35の位置を検出するように設けられている。
また、第1の対角軸41が、その一端が前記第1の反射鏡9の軸11に固定的に接続されると共に、その他端が前記第2のリンクピン35を貫通して延びるように設けられている。これと共に、第2の対角軸42が、前記第1、第3のリンクピン34、36の双方を貫通して延びるように設けられている。そして、前記第2の反射鏡10の軸12を、前記対角軸42の途中部が貫通されている。
これにて、直線移動機構により、第2のリンクピン35が摺動溝32内を変位されると、第1、第3のリンクピン34、36がそれに応じて変位し、これに伴い、第2の対角軸42の位置及び角度が変更され、もって、第2の反射鏡10の位置及び角度が変更され、それと共に、第1の対角軸41の角度が変更され、もって、第1の反射鏡9の角度が変更されるのである。この場合も、図示しない制御回路は、光センサ27、28、29の検出信号に基づいて、直線移動機構(モータ)を制御し、第1、第2の反射鏡9、10を、状態a、状態b、状態cのいずれかの状態とするようになっている。
従って、この実施例においても、上記一実施例と同様に、読取可能距離を広範囲とすることができると共に、そのための構成を簡単で且つ比較的小形に済ませることができるという優れた効果を得ることができる。そして、この実施例では、平行四辺形リンク機構33を設けて、第2のリンクピン35を直線移動機構により変位させるだけで、それに連動して第2の反射鏡10の位置及び角度、並びに第1の反射鏡9の角度が変更され構成としたので、比較的簡単な構成で、2枚の反射鏡9、10の状態の変更を行うことが可能となるといったメリットを得ることができる。
尚、上記各実施例では、第2の反射鏡10側を移動させるように構成したが、第1の反射鏡9側を移動させるように構成したり、両方の反射鏡を移動させるように構成したりしても良い。そして、上記各実施例では、2枚の反射鏡9、10の状態を3段階に変更するようにしたが、2段階あるいは4段階以上、さらには無段階(リニア)に変更するようにしても良い。
また、上記実施例では、読取対象までの距離を計測する距離測定手段を設けて、自動で反射鏡の位置及び角度を変更させるようにしたが、ユーザの手動操作(指示操作)によって反射鏡の位置及び角度ひいては適切な読取距離を変更させるように構成しても良い。この場合、距離測定手段を必ずしも設けなくとも良く、ユーザの目測等によって読取距離を判断しても良い。あるいは、距離測定手段の計測結果を表示するといった構成とすることも可能である。
その他、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、例えば本発明の光学情報読取装置は、ハンディタイプのものに限らず、FAシステムなどに固定的に組込まれるものであっても良く、また、本発明の光学情報読取装置は、ニ次元コードの読取に限らず、バーコードなどを読取るものであっても良く、さらには、距離測定手段の構成や調整手段の構成についても種々の変形が可能であることは勿論であるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は本体ケース、1aは読取口、2は受光センサ、3は結像レンズ、4は合焦位置調整機構、6はポインタ光照射部、9、10は反射鏡、11、12は軸、13、32は摺動溝、14、21、31は変位機構(調整手段)、15は角度調整機構、16、17はサーボモータ、22は連結棒、23、25は内歯歯車、24、26はピニオン、27、28、29は光センサ、33は平行四辺形リンク機構、Pはラベル(読取対象)、Qは二次元コード(情報コード)、Rは光路、O1は結像レンズの光軸、O2は受光センサの読取光軸を示す。
Claims (7)
- 情報コードからの反射光を結像するための結像レンズと、この結像レンズによる像を取込む受光センサとを具備する光学情報読取装置であって、
前記結像レンズと受光センサとの間の光路を折曲げる2枚の反射鏡を備えると共に、
前記結像レンズ及び受光センサの光軸を保った状態で前記2枚の反射鏡間の間隔及び各反射鏡の反射角度を変更する調整手段を備えることを特徴とする光学情報読取装置。 - 前記2枚の反射鏡のうち一方の反射鏡は、移動及び角度変更が可能に設けられており、他方の反射鏡は、角度変更のみが可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の光学情報読取装置。
- 前記調整手段は、前記2枚の反射鏡のうち一方の反射鏡を駆動したときに、他方の反射鏡はそれに同期又は追従して駆動されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の光学情報読取装置。
- 前記調整手段は、前記2枚の反射鏡の角度調整用の2個のサーボモータを備え、それら両サーボモータを同期して駆動するように構成されていることを特徴とする請求項3記載の光学情報読取装置。
- 前記調整手段は、前記一方の反射鏡の変位に応じて該一方の反射鏡及び他方の反射鏡の角度を変更する連動手段を備え、前記連動手段は、前記一方の反射鏡の変位に応じ角度が変更される連結棒と、この連結棒の角度に応じて両反射鏡を回動させる減速歯車機構とから構成されていることを特徴とする請求項3記載の光学情報読取装置。
- 前記調整手段は、前記一方の反射鏡の変位に応じて該一方の反射鏡及び他方の反射鏡の角度を変更する連動手段を備え、前記連動手段は、平行四辺形リンク機構から構成されていることを特徴とする請求項3記載の光学情報読取装置。
- 前記情報コードまでの距離を計測する距離測定手段を備えると共に、その距離測定手段の測定結果に応じて前記調整手段を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の光学情報読取装置。
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