JP2005115617A - 通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オプション基板にあるDPRAMを介して、本体基板とオプション基板との間でデータ伝送を行う装置においては、オプション接続やオプション情報確認の信頼性が低い。
【解決手段】オプション基板2に無線タグ3を設けると共に、タグリーダー4を本体基板1に設け、本体基板1の中央処理装置10が、タグリーダー4に無線により前記無線タグ3のタグ情報を読み込ませることで、オプション情報の確認を行う構成とし、中央処理装置10は、オプション接続の確認シーケンスにおいて、「DPRAMの内容」及び/又は「接続確認用ポートの状態」の確認と、前記「無線タグ内のオプション情報」の確認と、を両方行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、オプション基板にあるDPRAMを介して、本体基板とオプション基板との間でデータ伝送を行う通信端末装置に関する。
従来より、ファクシミリ機能やコピー機能を備えた複合機(通信端末装置)では、本体基板とオプション基板との接続形態として、オプション側にDPRAM(デュアルポートRAM)を有するディジーチェーン方式が知られている。このような接続形態を利用した技術の一例としては、例えば、特許文献1に開示される技術が有る。
このような接続形態において、本体基板とオプション基板との接続状態やオプション情報の確認は、オプション接続の確認シーケンスにおいて、DPRAMを介する本体基板とオプション基板とのデータ伝送方式を利用することによって、行われる。
特開平9−326813号公報
前記接続形態の通信端末装置はシリアル接続であり、途中でオプション基板の故障や、接続不良等により断線があると、本体基板と、断線箇所の先にあるオプション基板との連絡が絶たれてしまう。つまり、従来の構成の通信端末装置においては、断線の有無検出は可能であるが、断線が検出された場合に、それが単なる接続不良によるのか、それともオプション基板の故障によるのか、あるいは設定通りのオプション基板が接続されてないのか、等の状態の判別が困難であった。
設定のオプション基板と設定以外のオプション基板との相違は、製造元や型式、シリアル番号等のオプション情報の検出により、本体基板の中央処理装置により認識される。通信端末装置によっては、オプション情報の確認のため、該オプション情報を各オプション基板のDPRAMより読み出すこともある。
つまり、解決しようとする問題点は、オプション基板にあるDPRAMを介して、本体基板とオプション基板との間でデータ伝送を行う通信端末装置においては、オプション接続やオプション情報確認の信頼性が低い点である。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、
本体基板と、少なくとも一つのオプション基板とを有し、オプション基板にあるDPRAMを介して、本体基板とオプション基板との間でデータ伝送を行う装置であって、
オプション基板に無線タグを設けると共に、タグリーダーを本体基板に設け、
本体基板の中央処理装置が、タグリーダーに無線により前記無線タグのタグ情報を読み込ませることで、オプション情報の確認を行うものである。
請求項2においては、
オプション接続の確認シーケンスにおいて、
DPRAMの内容及び/又は接続確認用ポートの状態の確認と、前記無線タグ内のオプション情報の確認と、を両方行うものである。
請求項3においては、
本体基板の中央処理装置は、
前記無線タグ内のオプション情報の確認で、オプション基板の存在を検知したにも拘わらず、DPRAMの内容及び/又は接続確認用ポートの状態の確認で非接続を検知した場合には、接続ミス又はオプション基板の故障であると判断するものである。
請求項4においては、
本体基板の中央処理装置は、
DPRAMの内容及び/又は接続確認用ポートの状態の確認で接続を検知したにも拘わらず、無線タグ内のオプション情報の確認で、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できない場合には、設定以外のオプション基板が接続されていると判断するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、オプション接続やオプション情報の確認の信頼性が向上する。
請求項2においては、オプション接続やオプション情報の確認の信頼性が向上する。
請求項3においては、ユーザが、通信端末装置に発生したオプション接続に関わる不具合を、容易に検知することができる。
請求項4においては、ユーザが、通信端末装置に発生したオプション接続に関わる不具合を、容易に検知することができる。
図1を用いて、本発明の一実施の形態である通信端末装置100について説明する。
通信端末装置100は、マスターユニットである本体基板1に、スレーブユニットであるオプション基板2・2・・・が、ディジーチェーン方式により接続されて構成される。
ここで、通信端末装置100が適用される装置は、例えば、ファクシミリ機能とコピー機能とを有する複合機であり、本体基板1に、各種のオプション基板を接続して、ファクシミリ機能やコピー機能の全体を発揮可能とする。
本体基板1は、少なくとも、中央処理装置(CPU)10とメモリ11とを備え、これらはバスラインBoにより接続されている。また、このバスラインBoには、オプション基板2を接続することができる。
各オプション基板2は、少なくとも、中央処理装置(CPU)20とDPRAM(デュアルポートRAM)21とを備え、これらもバスラインBoにより接続されている。また、このバスラインBoには、オプション基板2を接続することができる。
つまり、オプション基板2にオプション基板2を接続することで、一つの本体基板1に複数のオプション基板2が接続される。
ディジーチェーン方式で接続される本体基板1および各オプション基板2は、本体基板1より各オプション基板2が直列に接続されるものである。そこで、以下においては、本体基板1および各オプション基板2の位置関係を、本体基板1側を前段側とし、末端のオプション基板2側を後段側とする。
各オプション基板2において、前段に接続される基板とは、より本体基板1に近い側に接続されているオプション基板2のことであり、本体基板1に直接接続されているオプション基板2の前段の基板は、本体基板1そのものを意味する。また、各オプション基板2において、後段に接続される基板とは、より本体基板1より遠い側に接続されているオプション基板2のことを意味する。
各DPRAM21には、内側ポート21aおよび外側ポート21bの二つのポートが設けられている。
内側ポート21aは、そのDPRAM21自体が実装されるオプション基板2の中央処理装置20への接続口となるポートである。また、外側ポート21bは、前段の基板の中央処理装置20(または中央処理装置10)への接続口となるポートである。
そして、各DPRAM21に、自らのオプション基板2と、前段の基板とから、アクセスが可能である。
本体基板1とオプション基板2とのデータ転送は、複数段のオプション基板2を挟んで行われる場合には、その転送経路上の各オプション基板2上のDPRAM21を介して行われる。
つまり、各オプション基板2が、一方のオプション基板2から転送されるデータをDPRAM21に書き込み、他方のオプション基板2が、その書き込まれたデータを読み出すことにより、データが順次隣のオプション基板2に転送されて、目的とする本体基板1またはオプション基板2へ転送される。
ここで、図2を用いて、DPRAM21を経由して行われる基板間のデータ転送について説明する。
図2では、2段目のオプション基板2のDPRAM21内のデータが、本体基板1で読取られるように、DPRAM21を経由するデータ転送が行われる場合のフローを示すものである。
まず、1段目のオプション基板2には、データの送信元である2段目のオプション基板2より、データの「転送要求」の割込みが発生する(ステップ101)。
この割込み信号を検出した1段目のオプション基板2の中央処理装置20は、2段目のオプション基板2のDPRAM21の内容を読み出す(ステップ102)。また、該中央処理装置20は、自らが読み出した内容を、自らのDPRAM21(1段目のオプション基板2のDPRAM21)に、書き込む(ステップ103)。
次に、本体基板1には、データの中継体である1段目のオプション基板2より、「DPRAM21の読み出し要求」の割り込みが発生する(ステップ104)。
この割込み信号を検出した本体基板1の中央処理装置10は、1段目のオプション基板2のDPRAM21の内容を読み出す(ステップ105)。
以上のようにして、2段目のオプション基板2のDPRAM21内のデータが、本体基板1の中央処理装置10で読取られる。
図2のフローは、2段目のオプション基板2のデータを、本体基板1の中央処理装置10で読取る場合を示すものであるが、N段目(Nは自然数)のオプション基板2のデータを、中央処理装置10で読取る場合も、同様にして行われる。
図2のフローにおけるステップ101からステップ104までの処理を、隣接するオプション基板2・2間で行うことで、順次データが前段側のオプション基板2のDPRAM21へと転送される。つまり、まずはN段目のオプション基板2からN−1段目のオプション基板2のDPRAM21へデータが転送され、次いでN−1段目のオプション基板2からN−2段目のオプション基板2のDPRAM21へデータが転送される。そして、このようなデータ転送が繰り返されることで、1段目のオプション基板2のDPRAM21に、N段目のオプション基板2のDPRAM21内のデータが転送される。
基板間でのデータ転送を利用したデータ読取りは、以上で説明したオプション基板2のデータを本体基板1(またはオプション基板2)に読取らせる場合だけでなく、本体基板1のデータをオプション基板2に読取らせる場合でも同様である。
つまり、転送先の基板より、読取元の隣の基板のDPRAM21に向けて、データ転送が行われて、読取元の基板の中央処理装置により、その隣のDPRAM21の内容が読取られる。
また、読取元や転送元となる基板は、本体基板1に限定されるものではなく、オプション基板2の場合もある。読取元となる基板がオプション基板2の場合においても同様であり、読取元のオプション基板2の中央処理装置20が、隣接するオプション基板2内のDPRAM21内に転送されたデータを読み出すものである。転送元となる基板が本体基板1の場合も同様であり、DPRAM21ではなく、メモリ11よりデータが転送されるだけのことである。
通信端末装置100には、オプション接続の確認シーケンスが設けられており、該確認シーケンスにおいて、本体基板1と各オプション基板2との接続状態の確認や、オプション情報の確認が行われる。
ここで、オプション情報とは、オプション基板2の識別情報等のことを意味し、本体基板1側で適切なオプション基板2が接続されているか否かを判別するための判断材料として機能する。
この確認シーケンスは、本体基板1のメモリ11に記憶されるプログラムに基づいて、中央処理装置10が作動することにより、実行される。
オプション接続の確認シーケンスにおいては、中央処理装置10において、次の三つの確認が行われる。
第一の確認は「DPRAMの内容」の確認であり、第二の確認は「接続確認用ポートの状態」の確認である。第一および第二の確認は、前述した、基板間のデータ転送に関わる機能を利用して行われるものであり、有線による確認である。
また、第三の確認は「無線タグ内のオプション情報」の確認である。この第三の確認については、詳しくは後述するが、オプション基板2に設ける無線タグ3と、本体基板1に設けるタグリーダー4とを利用して、行われるものである。この確認は、無線による確認である。
「DPRAMの内容」の確認(第一の確認)について説明する。
前記「DPRAMの内容」には、各オプション基板2のオプション情報が含まれている。該オプション情報は、具体的には、製造元や型式、シリアル番号等の、各オプション基板2の特定に関わる情報である。
そして、各オプション基板2より、それぞれの「DPRAMの内容」を、本体基板1に向けて送信させることで、中央処理装置10が、本体基板1に接続されている各オプション基板2のオプション情報を確認することが可能である。
第一の確認においては、中央処理装置10は、まず、後段側に向けて、各オプション基板2に「DPRAMの内容」を転送するように、転送指令を送信する。ここで、「DPRAMの内容」には、オプション基板2のオプション情報が含まれているものとする。
また、この転送指令も、前記のデータ転送と同様にして行われるものであり、後段のDPRAM21に転送指令が書き込まれると、その同じ段階のオプション基板2の中央処理装置20が、自らの後段のDPRAM21に転送指令を書き込む。そして順次、本体基板1より発せられた転送指令が、各オプション基板2へと転送される。
転送指令を受けた各オプション基板2の中央処理装置20は、前段のDPRAM21に、自らの「DPRAMの内容」を書き込む。「DPRAMの内容」を書き込まれた前段のオプション基板2は、その内容を、さらに前段のDPRAM21に書き込む。このようにして、順次、あるオプション基板2の「DPRAMの内容」が、前段側へと転送されて、1段目のDPRAM21にまで転送される。1段目のDPRAM21に書き込まれた「DPRAMの内容」は、本体基板1の中央処理装置10により確認される。
以上のようなデータ転送処理が、各オプション基板2毎に行われて、すべてのオプション基板2の「DPRAMの内容」が、本体基板1の中央処理装置10により確認される。
「接続確認用ポートの状態」の確認(第二の確認)について説明する。
通信端末装置100のように、シリアル接続される電子機器においては、接続の有無を確認するために、接続先ポートの有無を確認するための接続確認信号が発信される。
この接続確認信号も、前述したデータ転送の方式を利用して、本体基板1より各オプション基板2へと送信される。
最後段を除く各オプション基板2において、外側ポート21bに接続されるバスラインBoは前段基板の内側ポート21aに通じており、内側ポート21aに接続されるバスラインBoは後段基板の外側ポート21bに通じている。
最後段のオプション基板2においては、その後段のオプション基板2が存在しないため、内側ポート21aに接続される後段の外側ポート21bが存在しない。ここで、最後段の内側ポート21aに繋がるバスラインBoの末端には、ターミネータが設けられる。
前記接続確認信号を受信した各中央処理装置20は、自らのオプション基板2の外側ポート21bと繋がる内側ポート21aの有無を検出して、その検出結果を、前記データ伝送方式を利用して、本体基板1へと送信する。
つまり、各オプション基板2において、自らの後段の内側ポート21aが、接続確認用ポートである。そして、各中央処理装置20により、接続確認用ポートを検出できた状態が、自らと後段のオプション基板2との接続が確認できた状態であり、前記検出ができなかった状態が、自らと後段のオプション基板2との接続が確認できなかった状態(非接続を確認した状態)である。
そして、接続確認が各オプション基板2毎に行われて、すべてのオプション基板2の「接続確認用ポートの状態」が、本体基板1の中央処理装置10に確認される。
次に、無線タグ3とタグリーダー4とによる「無線タグ内のオプション情報」の確認(第三の確認)について説明する。
オプション基板2には、データ発信器としての無線タグ3が設けられている。無線タグ3には、ICチップ(電子回路)とアンテナとが備えられている。そして、外部から電波を受けると、電磁誘導現象によりアンテナに起電力が発生して内部の電子回路が作動し、該アンテナよりデータ送信可能となる。
一方、本体基板1には、無線タグ3からデータを読取る装置として、タグリーダー4が設けられている。タグリーダー4には電波の発信器が設けられており、電波を発生させて無線タグ3を作動させて、無線タグ3に記憶されているデータを受信可能である。
以上のように、無線タグ3とタグリーダー4とは、無線により、相互の間でデータ交換が可能である。
無線タグ3には、各オプション基板2のオプション情報が、データとして記憶されている。
無線タグ3とタグリーダー4との間の交信で、制御データの交換が行われた後、オプション情報が無線タグ3よりタグリーダー4に向けて送信される。
本体基板1において、タグリーダー4はバスラインBoに接続されており、中央処理装置10とタグリーダー4とが接続されている。そして、タグリーダー4で読取った各オプション基板2のオプション情報を、中央処理装置10において、確認可能である。
なお、各オプション基板2において、無線タグ3はその基板の一部に貼り付けられているだけであり、バスラインBoとは遮断されて非接続の状態にある。
次に、図3を用いて、オプション接続の確認シーケンスを、順に説明する。
まず、中央処理装置10は、「各無線タグ3の情報の読取り」処理を実行する(ステップ201)。この処理は、「無線タグ内のオプション情報」の確認を、各オプション基板2に設けた無線タグ3と、本体基板1のバスラインBoに接続されるタグリーダー4との通信を利用して行う処理であり、無線による情報確認である。
次いで、中央処理装置10は、「DPRAM経由の情報の読取り」処理を実行する(ステップ202)。この処理は、「接続確認用ポートの状態」の確認と、「DPRAMの内容」の確認とを、ディジーチェーン方式で接続される各基板間のデータ伝送を利用して行う処理であり、各バスラインBoを経由した有線による情報確認である。
なお、本実施の形態では、ステップ202の処理で、「接続確認用ポートの状態」と「DPRAMの内容」とが、両方とも行われる構成としているが、どちらか一方のみが、オプション接続の確認シーケンスで行われるものとしてもよい。
中央処理装置10は、ステップ201・102における確認結果に基づいて、オプション接続の状態、つまり本体基板1と各オプション基板2との接続状態を判定する。この判定に関わる処理が、ステップ203以降の処理であり、各オプション基板2毎に行われるものである。
ステップ203においては、中央処理装置10は、「DPRAM経由の情報の読取り」(有線での確認)に基づいて、つまりステップ201での確認結果に基づいて、各オプション基板2と本体基板1との接続を確認したか否かを、判定する。
中央処理装置10が、基板1・2間の接続を検知した場合は、ステップ204の処理が実行される。また、中央処理装置10が、基板1・2間の非接続を検知した場合は、ステップ205の処理が実行される。
ステップ204においては、中央処理装置10は、「各無線タグ3の情報の読取り」(無線での確認)に基づいて、つまりステップ202での確認結果に基づいて、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できたか否かを、判定する。
中央処理装置10が、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できた場合は、中央処理装置10は、基板1・2間の接続が「正常」であると判断する(ステップ206)。また、中央処理装置10が、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できない場合は、中央処理装置10は、基板1・2間の接続が「設定以外のオプション接続」であると判断する(ステップ207)。
ステップ205においてもステップ204と同様に、中央処理装置10は、「各無線タグ3の情報の読取り」(無線での確認)に基づいて、つまりステップ202での確認結果に基づいて、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できたか否かを、判定する。
中央処理装置10が、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できた場合は、中央処理装置10は、確認対象のオプション基板2が故障している(「オプション故障」)もしくは「接続ミス」であると判断する(ステップ208)。また、中央処理装置10が、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できない場合は、中央処理装置10は、確認対象のオプション基板2が存在しない(「オプションなし」)と判断する。
以上のようにして、オプション接続の確認シーケンスにおいて、中央処理装置10は、本体基板1と各オプション基板2との接続状態が、前記の四状態、つまり、「正常」、「設定以外のオプション接続」、「オプション故障」、「オプションなし」のいずれかであると、判断する。
通信端末装置100において、オプション情報確認に関わる特徴的な点について、まとめる。
まず、通信端末装置100は、本体基板1と、少なくとも一つのオプション基板2とを有し、オプション基板2にあるDPRAM21を介して、本体基板1とオプション基板2との間でデータ伝送を行う装置である。
また、通信端末装置100には、オプション基板2に無線タグが設けられると共に、タグリーダー4が本体基板1に設けられている。
そして、本体基板1の中央処理装置10が、タグリーダー4に無線により前記無線タグ3のタグ情報を読み込ませることで、オプション情報の確認を行う。
このため、データ伝送機能を用いて、バスラインBoを利用した有線によるオプション接続の確認やオプション情報の確認に加えて、無線による確認も可能となる。
したがって、オプション接続やオプション情報の確認の信頼性が向上する。
以上の構成において、本体基板1の中央処理装置10は、オプション接続の確認シーケンスにおいて、データ伝送機能を利用した有線による確認と、無線タグ3を利用した無線による確認とを、両方行う。
有線による確認は、各オプション基板2のDPRAM21の内容と、接続確認用ポート(外側ポート21b)の状態の少なくとも一方を確認するものである。また、無線による確認は、「無線タグ内のオプション情報」の確認を行うものである。
このため、有線および無線による確認が同時に行われて、中央処理装置10が、両方の確認による検知結果を総合して、オプション接続やオプション情報の確認を行うことができる。
したがって、オプション接続やオプション情報の確認の信頼性が向上する。
特に、本体基板1の中央処理装置10は、無線タグ3内のオプション情報の確認により、オプション基板2の存在を検知したにも関わらず、「DPRAMの内容」および「接続確認用ポートの状態」の確認の少なくとも一方で、非接続を検知した場合、接続ミス又はオプション基板の故障であると判断する。
図3において、中央処理装置10の処理が、ステップ203からステップ205を経てステップ208に至る部分の内容である。
このため、中央処理装置10において、オプション接続に関わる不良状態が的確に認識される。
したがって、ユーザが、通信端末装置100に発生したオプション接続に関わる不具合を、容易に検知することができる。
また、本体基板1の中央処理装置10は、「DPRAMの内容」および「接続確認用ポートの状態」の少なくとも一方の確認により、基板間の接続を検知したにも関わらず、「無線タグ内のオプション情報」の確認で、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できない場合、設定以外のオプション接続が行われていると判断する。
図3において、中央処理装置10の処理が、ステップ203からステップ204を経てステップ207に至る部分の内容である。
このため、中央処理装置10において、オプション接続に関わる不良状態が的確に認識される。
したがって、ユーザが、通信端末装置100に発生したオプション接続に関わる不具合を、容易に検知することができる。
通信端末装置100の構成を示すブロック図である。 DPRAM経由の確認フローを示すフロー図である。 オプション接続の確認シーケンスを示すフロー図である。
符号の説明
1 本体基板
2 オプション基板
3 無線タグ
4 タグリーダー
10 中央処理装置
20 中央処理装置
21 DPRAM
21a 内側ポート
21b 外側ポート
100 通信端末装置
Bo バスライン

Claims (4)

  1. 本体基板と、少なくとも一つのオプション基板とを有し、オプション基板にあるDPRAMを介して、本体基板とオプション基板との間でデータ伝送を行う通信端末装置であって、
    オプション基板に無線タグを設けると共に、タグリーダーを本体基板に設け、
    本体基板の中央処理装置が、タグリーダーに無線により前記無線タグのタグ情報を読み込ませることで、オプション情報の確認を行う、
    ことを特徴とする通信端末装置。
  2. 本体基板の中央処理装置は、
    オプション接続の確認シーケンスにおいて、
    DPRAMの内容及び/又は接続確認用ポートの状態の確認と、前記無線タグ内のオプション情報の確認と、を両方行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 本体基板の中央処理装置は、
    前記無線タグ内のオプション情報の確認で、オプション基板の存在を検知したにも拘わらず、DPRAMの内容及び/又は接続確認用ポートの状態の確認で非接続を検知した場合には、接続ミス又はオプション基板の故障であると判断する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 本体基板の中央処理装置は、
    DPRAMの内容及び/又は接続確認用ポートの状態の確認で接続を検知したにも拘わらず、無線タグ内のオプション情報の確認で、設定のオプション基板と合致するタグ情報を検知できない場合には、設定以外のオプション基板が接続されていると判断する、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の通信端末装置。
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