JP2005115237A - 駆動装置および光量調節装置 - Google Patents

駆動装置および光量調節装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低コスト化、小型化、高出力化を達成し、かつ作動角の大きい作動特性を有する装置を提供する。
【解決手段】外周面が周方向に2分割して着磁された円筒形状のマグネット1と、該マグネットと同心でかつ該マグネットの軸方向に配置されたコイル2と、マグネットの外周面に対向し、コイルにより励磁される外側磁極部4aを備える軟磁性材料からなるステータ4と、外周面にマグネットの内径部が固定され、コイルにより励磁される内側磁極部5aを持つ軟磁性材料からなる回転可能なロータ5と、マグネットの外周面に対向し、ロータの回転中心に対して外側磁極部と180度位相が異なる位置にステータと一体的に構成される対向部4bとを有し、外側磁極部と内側磁極部の距離L1を、対向部と内側磁極部との距離L2より小さくしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、円筒形状の駆動装置およびこの種の駆動装置を駆動源とする光量調節装置に関するものである。
回転軸を中心とする直径を小さくし、かつ出力を高めた駆動装置を具備する光量調節装置が提案されている(例えば特許文献1)。
上記特許文献1に開示された駆動装置を抜き出した分解斜視図を図14に、その駆動装置を軸中心で切断した場合を想定した断面図を図15に、それぞれ示す。
これらの図において、101は外周面が周方向に4分割して交互にS極とN極に着磁(着磁極数が4極を例にしているが、2極以上であればよい)されたマグネット部を有するロータマグネットであり、回転中心を軸として回転可能な円筒形状をしている。102はロータマグネット101の軸方向に配置された円筒形状のコイルである。103はステータであり、コイル102により励磁され、先端部に歯形状の外側磁極部103aと円柱形状部の先端の内筒103bを有し、これらがロータマグネット101の外周面及び内周面に対向している。104は補助ステータであり、ステータ103の内筒103bに固着され、該内筒103bとともに内側磁極部をなしている。105は地板であり、ロータマグネット101に具備された駆動ピン101dが係合する案内溝105aを有している。
以上により、光量調節装置における駆動装置を構成している。
ロータマグネット101は、地板105の案内溝105aに係合する駆動ピン101dおよび地板105とステータ103に回転可能に保持されるように、軸部101e,101fを備え、これらが一体的に成形されたものである。また、ステータ103の外側磁極部103aはロータマグネット101の外周面に隙間を空けて対向しており、同じく内側磁極部(ステータ103の内筒103bと補助ステータ104よりなる)はロータマグネット101の内周面に隙間を空けて対向している。
上記構成の駆動装置は、コイル102への通電方向を切り換えて、外側磁極部103a、内側磁極部(内筒103bおよび補助ステータ104)の極性を切り換えることで、ロータマグネット101を規制された範囲内で往復回転させるものである。なお、往復回転するロータマグネット101の回転規制は、地板105に設けられた案内溝105aと該案内溝105aに係合する駆動ピン101dとによって行われる。
この駆動装置は、コイルに通電することで発生した磁束が、外側磁極部103aから対向する内側磁極部へ、あるいは内側磁極部から対向する外側磁極部103aへと流れ、外側磁極部103aと内側磁極部の間に位置するロータマグネット101に効果的に作用する。また、外側磁極部103aと内側磁極部との距離を、円筒形状のロータマグネット101の厚さ、該ロータマグネット101と外側磁極部103aとの隙間および該ロータマグネット101と内側磁極部との隙間分の距離にすることができるため、外側磁極部103aと内側磁極部とで構成される磁気回路の抵抗を小さくすることができる。このように磁気回路の抵抗が小さいほど、少ない電流で多くの磁束を発生させることができ、出力が向上することになる。
特開2002−49076号公報
しかしながら、上記特許文献1にて提案された装置は、ロータマグネットと外側磁極部および内側磁極部に所定の隙間が必要になり、その分外側磁極部と内側磁極部の距離が広がってしまい、磁気回路の抵抗は大きくなる。また、ロータマグネットの内径とそれに対向する内側磁極部との間には所定の間隔が必要であり、それを製造時に管理することはコストアップを招く。さらに、駆動装置の径を小さくしたり、外側磁極部と内側磁極部の距離を小さくするために円筒形状のロータマグネットの径方向の厚みを薄くすることが強度の点で難しいという欠点があった。
また、ロータマグネットの回転作動角を大きく設定できた方が、大きな開口径の場合でも適用可能であり、また部品のばらつきの動作特性への影響を少なく構成できる。しかし、ロータマグネットの回転作動角を大きくするには該ロータマグネットの着磁極数を少なくする必要があり、一番小さい極数、すなわち2極とした場合、次の問題が発生する。ロータマグネットの外周部に対向する外側磁極部が複数あったとしても、それらはコイルによりお互いに同じ極性に励磁される。そのため、外側磁極部の数はロータマグネットの極数の半分以下とする必要がある。つまり、ロータマグネットが2極に着磁されている場合には、コイルにより励磁される外側磁極部は1箇所に構成される。ロータマグネットに発生する駆動力は、コイルに通電されて外側磁極部及び内側磁極部が励磁され、マグネット部に作用する電磁力とマグネット部が外側磁極部及び内側磁極部を吸引する磁力との合成で構成される。マグネット部の内径部の着磁は外周に比べ弱く、上記の電磁力及び磁力のうち内側磁極部に関するものは外側磁極部に関するものに対し小さく無視できる。このうちマグネット部が外側磁極部を吸引する磁力に関しては、外側磁極部が1個所しか構成されないと、回転可能に嵌合している軸部101eおよび軸部101fの摩擦が増大してしまい、作動特性が悪くなってしまった。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外周面が周方向に2分割して着磁された円筒形状のマグネットと、該マグネットと同心でかつ該マグネットの軸方向に配置されたコイルと、前記マグネットの外周面に対向し、前記コイルにより励磁される外側磁極部を備える軟磁性材料からなるステータと、外周面に前記マグネットの内径部が固定され、前記コイルにより励磁される内側磁極部を持つ軟磁性材料からなる回転可能なロータと、前記マグネットの外周面に対向し、前記ロータの回転中心に対して前記外側磁極部と180度位相が異なる位置に前記ステータと一体的に構成される対向部とを有する駆動装置であって、前記外側磁極部と前記内側磁極部の距離を、前記対向部と前記内側磁極部との距離より小さく構成した駆動装置とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、外周面が周方向に2分割して着磁された円筒形状のマグネットと、該マグネットと同心でかつ該マグネットの軸方向に配置されたコイルと、前記マグネットの外周面に対向し、前記コイルにより励磁される一つの外側磁極部を備える軟磁性材料からなるステータと、外周面に前記マグネットの内径部が固定され、前記コイルにより励磁される内側磁極部を持つ軟磁性材料からなる回転可能なロータと、前記マグネットの外周面に対向し、前記ロータの回転中心に対して前記外側磁極部と180度位相が異なる位置に前記ステータと一体的に構成される一つの対向部と、前記ロータの回転に応じて作動する出力部材と、開口部を備えた地板と、前記出力部材により駆動されて前記地板の開口部に進退することで前記開口部を通過する光量を変化させる光量調節部材とを有し、前記光量調節部材を2箇所の停止位置で保持する光量調節装置であって、前記外側磁極部と前記内側磁極部の距離を、前記対向部と前記内側磁極部との距離より小さく構成した光量調節装置とするものである。
本発明によれば、低コスト化、小型化、高出力化を達成することができ、しかも作動角の大きい作動特性を有する駆動装置および光量調節装置を提供できるものである。
以下の実施例1および実施例2に記載されている通りである。
図1は本発明の実施例1に係る駆動装置の分解斜視図、図2は図1の駆動装置の断面図である。また、図3および図4は図1の駆動装置が往復回転駆動する際の様子を示す図であり、詳しくは、図3はロータに設けられた出力ピンが固定部材であるカバーの案内溝の一端に接触した第1の状態での図2におけるA−A断面図、図4はロータに設けられた出力ピンがカバーの案内溝の他端に接触した第2の状態での図2におけるA−A断面である。
これらの図において、1は概略円筒形状のマグネットであり、その外周面を円周方向に2極、すなわち2分割してS極とN極に着磁されている。詳しくは図3に示すように、着磁部1aは外周面がN極に、着磁部1bは外周面がS極に、それぞれ着磁されている。
2は円筒形状のコイルであり、絶縁形状からなるボビン3に巻き付けられている。該コイル2はマグネット1と同心で、かつ、マグネット1の回転軸方向に並んで配置され、その外径がマグネット1の外径とほぼ同じ寸法である。
4は軟磁性材料からなるステータであり、先端部に歯形状の外側磁極部4aと該外側磁極部4aに対しマグネット1の周りに180度位相が異なる位置に同じく歯形状の対向部4bが一体的に形成されている。外側磁極部4aおよび対向部4bのマグネット1に対向する角度は図3に示すように角度Aである。また、ステータ4には外側磁極部4aと対向部4bの各歯先と反対側に軸と垂直な面4cおよび高さの低い円筒部分4dが形成されている。上記のように180度ずれて形成されている外側磁極部4aと対向部4bはマグネット1の外周面に所定の隙間(図3参照)を持って対向するように構成されている。ステータ4はその外側磁極部4aと対向部4bが後述のカバー7の内周面に設けられた溝部7c,7dに嵌合することで、該カバー7に固定される。
5は駆動装置の出力軸となる軟磁性材料からなるロータであり、円柱部5dがコイル2の内径部に挿入されている。また、ロータ5には、ステータ4の外側磁極部4aと対向してマグネット1を挟むように内側磁極部5aが形成されている。ロータ5の内側磁極部5aはコイル2によってステータ4の外側磁極部4aとは反対の極に励磁される。内側磁極部5aは角度B(図3、図4参照)の範囲は大径となるように、また角度B以外の範囲はそれに比べ小径となるように構成されており、外側磁極部4aと内側磁極部5aとの距離は対向部4bと内側磁極部5aとの距離より小さく構成される。また、この内側磁極部5aの大径部にマグネット1が固定されている。
図2および図3において、外側磁極部4aと内側磁極部5aとの距離をL1、対向部4bと内側磁極部5aとの距離をL2で示し、L1<L2となるよう構成している。これにより、対向部4bと内側磁極部5aとの間の磁気抵抗は外側磁極部4aと内側磁極部5aとの間の磁気抵抗に比べて大きなものになり、コイル2への通電によって外側磁極部4aは励磁されるが、対向部4bはほとんど励磁されない。円柱部5dの直径D2はコイル2と接触しない範囲でできるだけ大きな外径とすることによって、磁気抵抗を小さくすることができ、効果的にコイル2によって励磁される。
ステータ4の外側磁極部4aと対向部4bは、共に軸と平行方向に延出する歯により構成されている。この構成により、駆動装置の直径を最小限にしつつ、磁極部の形成が可能となる。つまり、もし外側磁極部4aを半径方向に延びる凹凸で形成するとその分該駆動装置の直径は大きくなってしまうのであるが、本実施例では、円筒形状から切り欠き穴を設け、軸と平行方向に延出する歯により外側磁極部4aと対向部4bを構成しているので、該駆動装置の直径を最小限に抑えることができる。
6は非磁性材料からなる軸受けであり、ステータ4に固定され、ロータ5の軸部5bが嵌合して、ロータ5を回転可能に保持している。軸受け6を非磁性材料にすることによってステータ4とロータ5との間に発生する磁力による吸着を防ぎ、回転特性および耐久性を高める。この軸受け6は軟磁性材料であっても構わない。その場合は磁気回路の磁気抵抗が小さくなるので発生するトルク自体は大きくなる。もちろん軸受け6とロータ5との間では吸着力が発生して摩擦力によるトルク損失が生じたり、摺動面の耐久性を損なう可能性はあるが、軸受け6或いはロータ5の表面に潤滑材の塗布、潤滑塗装(フッ素系潤滑塗装・グラファイト系潤滑塗装・二硫化モリブデン系潤滑塗装)、潤滑メッキ(例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)粒子を含有した無電解ニッケルメッキやテフロン(登録商標)潤滑無電解ニッケルメッキなど)等を施すことにより、摺動面の摩擦によるトルク損失を抑制したり、摺動面の耐久性を損なうことを防いだりすることができ、出力トルクの大きい駆動装置とすることができる。
7は駆動装置を覆うカバーである。カバー7には案内溝7aが設けられ、ロータ5の出力ピン5fがこの溝内で一端あるいは他端に当接することにより、ロータ5の回転を規制する。また、ロータ5の軸部5cが回転可能に嵌合する嵌合部7bを持つ。さらに、カバー7の内側には溝部7c,7dが形成されており、この溝にステータ4の外側磁極部4aと対向部4bが嵌合し接着等によって固定される。カバー7における外側磁極部4aと対向部4bおよび溝部7cと溝部7dの位相の関係は一定であり、またマグネット1の着磁位相とロータ5の出力ピン5fの位相は一定となるように設定されていることから、ロータ5の回転範囲におけるステータ4の外側磁極部4aと対向部4bとマグネット1の着磁部1a,1bとの位相を決定することができる。実施例1では、駆動装置の回転可能角度範囲の丁度中央にあるとき、マグネット1の極と極の中心、すなわち着磁部1aと着磁部1bの境がステータ4の歯形状の外側磁極部4aの中心に対向するような位相関係となっている。
コイル2への通電がなされないとき、マグネット1は極の中心がステータ4の歯形状の外側磁極部4a或いは対向部4bの中心と一致する回転位置で安定するように構成されており、図3においては着磁部1aの中心、すなわちN極の中心がステータ4の歯形状の外側磁極部4aの中心に一致する方向に磁気力を受けている。同じく着磁部1bの中心、すなわちS極の中心がステータ4の歯形状の対向部4bの中心に一致する方向に磁気力を受けている。何れにせよ、図3においてはコイル2に通電がなされていない状態では左回転方向に磁気力により付勢されており、この状態ではロータ5の出力ピン5fがカバー7の案内溝7aの一端に当接しているので、コイル2への通電が無くても図3の状態が安定的に維持される。
次に、ステータ4の外側磁極部4a(および対向部4b)の形状について詳細に説明する。
マグネット1はコイル2への無通電時にそれに応じた状態で回転位置が保持される。この様子を図5および図6を用いて説明する。
図5において、縦軸はマグネット1に作用する外側磁極部4aで発生する磁力を示し、横軸はロータ1の回転位相を示す。
E1点,E2点で示されるところは、正回転しようとすると逆回転しようとする力が働いて元の位置に戻ろうとし、逆回転しようとすると正回転しようとする力が働いて元の位置に戻される。すなわち、マグネットと外側磁極部の間の磁力によってマグネットがE1点或いはE2点に安定的に位置決めされようとするコギングの位置である。F1点,F2点,F3点はマグネットの位相が少しでもずれると前後のE1点、或いは、E2点の位置に回転する力が働く不安定な均衡状態にある停止位置である。コイル2への通電がなされない状態では、振動や姿勢の変化によってF1点,F2点,F3点に停止していることはなく、E1点或いはE2点の位置で停止する。
E1点,E2点のようなコギング安定点はマグネットの着磁極数をnとすると、(360/n)度の周期で存在し、その中間位置がF1点,F2点,F3点のような不安定点になる。
有限要素法による数値シミュレーションの結果、マグネットの着磁される1極あたりの角度(マグネットの着磁部の中心角)と外側磁極部のマグネットに対向する対向角度(図3においてAで示すものであり、外側磁極部4aとマグネットの回転中心位置とで構成される扇型の中心角)との関係に応じて、コイルへの通電がなされていない状態での外側磁極部とマグネットとの吸引状態の様子が変化することが明らかになった。それによると、外側磁極部のマグネットに対向する角度によりマグネットのコギング位置が変化する。すなわち、外側磁極部のマグネットに対向する角度が所定値以下の場合には、マグネットの極の中心が外側磁極部の中心に対向する位置で安定的に保持される。つまり、図5で述べたE1点およびE2点がこの状態である。逆に、外側磁極部のマグネットに対向する角度が所定値を超える場合には、マグネットの極と極の境界が外側磁極部の中心に対向する位置で安定的に保持され、この位置が図5で述べたE1点およびE2点となる。その様子を図6を用いて説明する。
図6は、外側磁極部の幅寸法とコギングトルク、マグネット寸法の関係を示す図である。
図6において、横軸は「マグネットの厚み/マグネット1極あたりの外周長さ」、縦軸は「外側磁極部1つあたりのマグネットに対する対向角度/マグネット1極あたりの角度」(言い換えれば、外側磁極部1つあたりの中心角/マグネットの1極あたりの中心角)である。例えば、マグネットの外径寸法が10mm、内径寸法が9mmで極数が16極の場合、マグネットの厚みは「(10−9)/2」、着磁された1極あたりの外周長さは「10×π/16」であるから、横軸の「マグネットの厚み/マグネット1極あたりの外周長さ」の値は0.255となる。また、外側磁極部1つあたりのマグネットに対する対向角度を13度とすると、マグネット1極あたりの角度は22.5度であるから、縦軸の「外側磁極部1つあたりのマグネットに対する対向角度/マグネット1極あたりの角度」は0.578となる。
図6中の各ポイントはコギングトルクがほぼ0、或いは最小となるときの、モータの「外側磁極部1つあたりのマグネットに対する対向角度/マグネット1極あたりの角度」および「マグネットの厚み/マグネット1極あたりの外周長さ」をプロットしたものであり、図7に示す9種類のモータについてグラフ化したものである。
図6の縦軸を「Y=外側磁極部1つあたりのマグネットに対する対向角度/マグネット1極あたりの角度」、横軸を「X=マグネットの厚み/マグネット1極あたりの外周長さ」とすると、これらのポイントは「Y=−0.3X+0.63」の式で近似した直線1と、「Y=−0.3X+0.72」の式で近似した直線2とに囲まれた領域に存在する。
直線1より図中下の範囲、即ち、「Y<−0.3X+0.63」の範囲はマグネットの極の中心が外側磁極部の中心に対向する位置で安定的に保持され、「Y>−0.3X+0.72」ならば、マグネットの極と極の境界が外側磁極部の中心に対向する位置で安定的に保持される。
直線1と直線2とに囲まれた領域、即ち、次の条件を満たしている場合は、コギングトルクが極めて小さく構成される。
ここで、外側磁極部4aの軸方向のマグネット1に対する各対向角度Aは、マグネットの軸方向の位置によって徐々に変化するような場合であれば、平均的な対向角度が上記の条件式を満たしていれば良い。即ち、マグネットの端面部付近の対向角度Aが例えば15度であって、外側磁極部の先端部付近の対向角度Aが13度程度なら、それらの平均値である14度を上記条件式に当てはめればよい。
図8,図9,図10に、実験結果を示す。図8,図9,図10ともに、図5と同様、縦軸はマグネット1に作用する外側磁極部と内側磁極部とで発生する磁力によるトルクを示し、横軸はマグネット1の回転位相を示す。コイルに無通電時のトルク、即ちコキングトルクとコイル端子間に3Vの電圧を印加した時の発生トルクを示している。
このモデルとなるモータは
・マグネットは、外径φ10.6mm、内径φ9.8mm、着磁極数16極
・コイルは、巻き数が112ターン、抵抗10Ω
・ステータの外側磁極部は、外径φ11.6mm、内径φ11.1mm
・ステータの内側磁極部は、外径φ9.3mm、内径φ8.8mm
で構成されたものである。
図8は、外側磁極部のマグネットに対する各対向角度Aは10.35度のものである。X,Yの値は、X=0.192、Y=0.46となる。図9は、外側磁極部のマグネットに対する各対向角度Aは13.45度のものである。この場合が無通電時の発生するトルク、即ちコキングトルクが一番小さくなっているのである。X,Yの値は、X=0.192、Y=0.60となる。図10は、外側磁極部のマグネットに対する各対向角度Aは15.52度のものである。X,Yの値は、X=0.192、Y=0.69となる。
上記図8,図9,図10の構成のものを、図6で求めた直線を示した図11上において、それぞれa,b,cで示す。
図8に特性を示した構成のもの、つまり外側磁極部のマグネットに対する対向角度Aが10.35度のものは、X=0.192、Y=0.46で、「Y<−0.3X+0.63」の条件に当てはまり、マグネットの安定位置は着磁部の極の中心が外側磁極部の中心に対向する位置であった。
図9に特性を示した構成のもの、つまり外側磁極部のマグネットに対する対向角度Aが13.45度のものは、X=0.192、Y=0.60で、「−0.3X+0.63≦Y≦−0.3X+0.72」の条件に当てはまり、コキングトルクが極めて小さくなっている。
図10に特性を示した構成のもの、つまり外側磁極部のマグネットに対する対向角度Aが15.52度のものは、X=0.192、Y=0.69で、「Y>−0.3X+0.72」の条件に当てはまり、マグネットの安定位置は着磁部の極の境界が外側磁極部の中心に対向する位置であった。
本実施例1では、「Y<−0.3X+0.63」となるように寸法が設定されており、コイル2への通電がなされていない状態では、図5に示した上記E1点およびE2点が、マグネット1の極の中心がステータ4の外側磁極部4aの中心に対向する位置となり、マグネット1の極の中心が外側磁極部4aの中心に対向する位置で安定して停止するようになっている。対向部4bに関しても外側磁極部4aと同様である。
実施例1では、マグネット1は外周を2極に着磁されているので4極に着磁されているものに比べ、動作範囲が大きく設定できる。したがって、本実施例の駆動装置をカメラのシャッタや絞り羽根の駆動装置として用いた場合、大きな開口径のシャッタに対しても適用できる。
図3の状態(ロータ5の出力ピン5fがカバー7の案内溝7aの一端に当接している第1の状態)からコイル2に通電を行い、ステータ4の外側磁極部4aをS極に、ロータ5の内側磁極部5aをN極に、それぞれ励磁すると、マグネット1は時計周りに回転し、ロータ5の出力ピン5fがカバー7の案内溝7aの他端に当接することによって回転を止められ、図4に示す状態になる。
図4の状態(ロータ5の出力ピン5fがカバー7の案内溝7aの他端に当接した第2の状態)から、前記コイル2に逆方向の通電を行い、ステータ4の外側磁極部4aをN極に、ロータ5の内側磁極部5aをS極にそれぞれ励磁すると、マグネット1は反時計周りに回転し、ロータ5の出力ピン5fがカバー7の案内溝7aの一端に当接することによって回転を止められ、図3に示す状態となる。
以上のことにより、本実施例の駆動装置はコイル2への通電方向を変えることによって、所定角度内で往復回転可能な装置となる。
図4の状態は着磁部1bの中心、すなわちS極の中心がステータ4の歯形状の外側磁極部4aの中心に一致する方向に磁気力を受けている。同じく着磁部1aの中心、すなわちN極の中心がステータ4の歯形状の対向部4bの中心に一致する方向に磁気力を受けている。何れにせよ、図4においてはコイル2に通電がなされていない状態では右回転方向に磁気力により付勢されており、この状態ではロータ5の出力ピン5fがカバー7の案内溝7aのもう一端に当接しているので、コイル2への通電が無くても図4の状態が安定的に維持される。
上記の実施例1によれば、以下のような効果を有するものとなる。
マグネット1はステータ4の外側磁極部4aに磁力により吸引され、半径方向に力が発生して軸受け部での摩擦が増大して動作特性が悪くなることが考えられるが、本実施例においては、マグネット1の周りの、ステータ4の外側磁極部4aに対して180度位相がずれた位置に対向部4bがあり、外側磁極部4aがマグネット1を半径方向に吸引するのを打ち消す方向に対向部4bが該マグネット1を半径方向に吸引するため、つまり外側磁極部4a側へのみマグネット1が吸引されるのではなく、対向部4b側へも吸引される構成にしているので、軸受け部での摩擦は非常に小さく抑えられる。
また、外側磁極部4aと内側磁極部5aとの距離L1は対向部4bと内側磁極部5aとの距離L2より小さく構成されているので、対向部4bと内側磁極部5aとの間の磁気抵抗は外側磁極部4aと内側磁極部5aとの間の磁気抵抗に比べ大きなものになり、コイル2への通電によって外側磁極部4aは励磁されるが、対向部4bはほとんど励磁されない。これによってコイル2に通電時、マグネット1の外周面に対向し、ロータ5の回転中心に対して外側磁極部4aと180度位相が異なる位置にある対向部4bは、ロータ5との間に電磁力を作用させない構造になる。一方、外側磁極部4aはロータ5との間に電磁力を作用させる。これにより、ロータ5は回転できる。
内側磁極部5aは、外側磁極部4aと内側磁極部5aとの距離L1が対向部4bと内側磁極部5aとの距離L2に比べて短くなるようにその大径部の角度範囲は次のように構成されている。
内側磁極部5aの大径部の角度範囲を図3及び図4に示すようにBで表し、図3の状態から図4の状態に変わるまでのロータ5の作動角をθとすると、B=A+θとなるように構成し、図3と図4に示すように作動範囲の最終端では角度範囲Aなる外側磁極部4aの端面の角度位置と内側磁極部5aの大径部の端面の位置が一致するようにすると、コイル2への通電による外側磁極部4aの励磁が効率よく行われつつ対向部4bの励磁は最小限に抑えられる。つまり、図3において、外側磁極部4aの端面Cと内側磁極部5aの大径部の端面Dとが破線で示すように角度に関して一致し、図4において、外側磁極部4aの端面Eと内側磁極部5aの大径部の端面Fとが破線で示すように角度に関して一致するように構成することによって、作動範囲内ならば常に外側磁極部4aと内側磁極部5aの大径部が対向し、対向部4bにはできるだけ内側磁極部5aの大径部が離れるような構成となり、コイル2への通電による外側磁極部4aの励磁が効率よく行われつつ対向部4bの励磁は最小限に抑えられる。
また、上記構成において、マグネット1の内径部がロータ5によって埋められているので、上記特許文献1で提案されているものに比べ、マグネット1の機械的強度が大きく、またバックメタルとしてロータは作用するのでマグネット1の磁気的劣化も少ない。また、マグネット1の機械的強度が大きく、磁気的劣化も少なくなることによって、該マグネット1の径方向の厚みを薄くすることも可能となり、径寸法に関して非常にコンパクトなアクチュエータとなる。又、マグネット1の外周面と内周面に対向する外側磁極部4aと内側磁極部5aとでマグネット1を挟む磁路となるので、磁気抵抗が少ないものとなる。さらに、外側磁極部4aと内側磁極部5aとの距離L1は、マグネット1の厚みと該マグネット1と外側磁極部4aとのギャップのみとなり、特許文献1で提案されているものに比べて縮めることができるので、コイル2により発生する磁力が効果的にマグネット1に作用する。以上により出力が高く、コンパクトで、安定した動作特性を有する駆動装置とすることができる。
さらに、特許文献1で提案されているものはマグネットの外形部と外側磁極部の隙間を精度良く保って組み立てる必要の他に、マグネットの内径部に対向する位置にある内側磁極部もマグネットに対し所定の隙間を設けて配置する必要があり、部品精度のばらつきや組み立て精度が悪い事によりこの隙間を確保できず、内側磁極部がマグネットに接触してしまうなどの不良が生じる可能性もあった。これに対し本実施例1の駆動装置では、マグネット1の外形部の隙間のみを管理するだけでよいので組み立てが容易となり、不良が生じる可能性も低くなる。
更に、コイル2への通電により発生する磁束は、ステータ4の外側磁極部4aとロータ5の内側磁極部5aとの間にあるマグネットを横切るので効果的に作用する。又、外側磁極部4aと対向部4bは概略円筒形状のマグネット1の軸方向と平行方向に延出する歯形状もしくは櫛歯形状により構成されるため、直径方向に関する寸法は小さく構成できる。これにより、非常に小径の円筒状のアクチエータとすることができる。又、コイル2は一つで構成されるので通電の制御回路も単純になり、コストも安く構成できる。
図12は上記駆動装置11をシャッタ装置に適用した場合の分解斜視図であり、同図において、12は光量調節装置の地板であり、該地板12は開口部12aを備えている。13は、地板12との間に所定の空間を保ち、該空間に後述の光量調節用のシャッタ羽根14,15を移動可能に保持する地板であり、開口部13aを備えている。14,15は光量調節部材であるところのシャッタ羽根であり、穴14a,15aがそれぞれ地板12のピン12b,12cに回転可能に嵌合している。また、長穴14b,15bは駆動装置11の構成要素であるロータ5の出力ピン5fに摺動可能に嵌合しており、該ロータ5の回転に応じてシャッタ羽根14,15が駆動されて地板13の開口部13aの開口量を変化させる。本実施例1のマグネット1は2極に外周部が着磁されているため、前述したように回転動作の範囲を広く設定でき、大きな開口径のシャッタにも適用できる利点がある。
なお、図12ではシャッタ装置に適用した場合を示しているが、絞り羽根の開閉を行って光量調節を行う絞り装置への適用も可能である。
図13は本発明の実施例2に係わる駆動装置を示す断面図であり、上記実施例1における駆動装置の各構成要素と同様な機能を果たすものについては同一符号を付し、その詳細は省略する。
同図において、16はコイル2が卷回される非磁性材料からなるボビンである。ボビンの材料としては、非導電性であり、摺動性も考慮して例えばポリアセタール(POM)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)等で成形される。このボビン13はステータ4に固定され、嵌合部16aでロータ5の軸5bと嵌合し、ロータ5を回転可能に保持している。上記実施例1におけるボビン3と軸受け6の両者の役割を果たす。
本実施例2では、ボビンを非磁性材料とすることによってステータとロータの間で発生する磁力による吸着を防ぐとともに、非伝導性材料にすることによって卷回するコイルの短絡を防いでいる。実施例1においてロータの吸着を防ぐ部品として別に設けていた軸受け6を無くし、ボビンで構成したことにより、低コスト化となるとともに、組み立てが容易な構成となる。その他の効果は上記実施例1と同様である。
ここで、上記実施例1および実施例2の主たる効果についてまとめて以下に列挙する。
1)マグネット1の外周面に対向しロータ5の回転中心に対して外側磁極部4aと180度位相が異なる位置にステータ4と一体的に構成される対向部4bは、マグネット1が外側磁極部4aに磁力により半径方向に吸引されるのをキャンセルするように該マグネット1を半径方向に吸引するため、ロータ5の回転可能に嵌合している部分の摩擦を小さく抑えることができ、作動特性を悪くしない。
2)外側磁極部4aと内側磁極部4bとの距離L1は対向部4bと内側磁極部との距離L2より小さく構成されているので、対向部4bと内側磁極部5aとの間の磁気抵抗は外側磁極部4aと内側磁極部5aとの間の磁気抵抗に比べ大きなものになり、コイル2への通電によって外側磁極部4aは励磁されるが、対向部4bはほとんど励磁されない。これにより、コイル2に通電時、対向部4bはロータ5との間に電磁力を作用させない構造になる。一方、外側磁極部4aはロータ5との間に電磁力を作用させる。これにより、ロータ5は回転できる。
上記1)および2)によってマグネット1が2極に着磁したものを採用でき、作動範囲を大きくできると同時に、ロータ5の回転部分の摩擦を小さく抑えられ、作動特性の良い駆動装置とすることができる。
3)小径で高出力であり、コストの安い駆動装置とすることができる。コイル2に通電することにより発生する磁束を効果的にマグネット2に作用させ、駆動装置を高出力なものにするとともに非常に小型化可能なものとしている。つまり、この駆動装置の径はマグネット1の径にステータ4の磁極部を対向させるだけの大きさがあればよく、また駆動装置の軸方向の長さはマグネット1の長さにコイル2の長さを加えた長さとすることができるので、駆動装置を非常に小型化することができるものである。
4)駆動装置の構成部品は従来のものと比べて製造の容易な部品であり、かつ組み立て時における精度の管理が容易なものになっている。また、従来のものに比べて外側磁極部と内側磁極部との距離を小さく構成しているから、磁束が効果的に作用して高出力の駆動装置となっている。
5)マグネットの機械的強度が大きく、またロータがバックメタルとして作用するので磁気的劣化も少ない駆動装置となる。
本発明は、シャッタ装置や絞り装置等の光量調節装置や該光量調節装置を具備するカメラ等の光学装置、さらには一方から他方へ被駆動部材を位置変化させる装置の駆動源として適用可能である。
本発明の実施例1における駆動装置の分解斜視図である。 図1の駆動装置の断面図である。 駆動装置が第1の状態時における図2のA−A断面図である。 駆動装置が第2の状態時における図2のA−A断面図である。 本発明の実施例1におけるコギングトルクの様子を表す図である。 本発明の実施例1における外側磁極部の幅寸法とコギングトルク、マグネット寸法の関係を示す図である。 図6のデータ算出に用いられた9種類のモータを示す図である。 本発明の実施例1における実験結果であるトルクとロータの回転位相との関係を示す図である。 本発明の実施例1における実験結果であるトルクとロータの回転位相との関係を示す図である。 本発明の実施例1における実験結果であるトルクとロータの回転位相との関係を示す図である。 本発明の実施例1における実験モデルの外側磁極の幅寸法とコギングトルク、マグネット寸法の関係を示す図である。 本発明の実施例1における駆動装置をシャッタ装置に適用した場合の分解斜視図である 本発明の実施例2に係わる駆動装置を示す断面図である。 従来の駆動装置を用いた光量調節装置の斜視図である。 従来の駆動装置の断面図である。
符号の説明
1 マグネット
2 コイル
3,16 ボビン
4 ステータ
4a 外側磁極部
4b 対向部
5 ロータ
5a 内側磁極部
6 軸受け
7 カバー
L1 外側磁極部と内側磁極部の距離
L2 対向部と内側磁極部との距離

Claims (3)

  1. 外周面が周方向に2分割して着磁された円筒形状のマグネットと、該マグネットと同心でかつ該マグネットの軸方向に配置されたコイルと、前記マグネットの外周面に対向し、前記コイルにより励磁される外側磁極部を備える軟磁性材料からなるステータと、外周面に前記マグネットの内径部が固定され、前記コイルにより励磁される内側磁極部を持つ軟磁性材料からなる回転可能なロータと、前記マグネットの外周面に対向し、前記ロータの回転中心に対して前記外側磁極部と180度位相が異なる位置に前記ステータと一体的に構成される対向部とを有する駆動装置であって、
    前記外側磁極部と前記内側磁極部の距離を、前記対向部と前記内側磁極部との距離より小さく構成したことを特徴とする駆動装置。
  2. 前記マグネット部の着磁された1極あたりの中心角に対する前記外側磁極部1極あたりの中心角の比の値をY、前記マグネット部の径方向の厚みに対する前記マグネット部の着磁された1極あたりの円周上の長さの比の値をXとすると
    −0.3X+0.63>Y
    の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 外周面が周方向に2分割して着磁された円筒形状のマグネットと、該マグネットと同心でかつ該マグネットの軸方向に配置されたコイルと、前記マグネットの外周面に対向し、前記コイルにより励磁される一つの外側磁極部を備える軟磁性材料からなるステータと、外周面に前記マグネットの内径部が固定され、前記コイルにより励磁される内側磁極部を持つ軟磁性材料からなる回転可能なロータと、前記マグネットの外周面に対向し、前記ロータの回転中心に対して前記外側磁極部と180度位相が異なる位置に前記ステータと一体的に構成される一つの対向部と、前記ロータの回転に応じて作動する出力部材と、開口部を備えた地板と、前記出力部材により駆動されて前記地板の開口部に進退することで前記開口部を通過する光量を変化させる光量調節部材とを有し、前記光量調節部材を2箇所の停止位置で保持する光量調節装置であって、
    前記外側磁極部と前記内側磁極部の距離を、前記対向部と前記内側磁極部との距離より小さく構成したことを特徴とする光量調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007079328A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Hitachi Media Electoronics Co Ltd アパーチャ駆動装置、レンズユニット、映像表示装置
JP2009225573A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Canon Inc 駆動装置及びその製造方法

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