JP2005114697A - 計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続されたプローブの測定項目に応じた機能に自動的に切り替わる計測装置を提供する。
【解決手段】装置本体20と、この装置本体20に対して着脱自在とされたプローブ10と、を備えた計測装置1であって、プローブ10は、プローブ10の種類を識別するための情報が付帯された識別手段15を有し、装置本体20は、プローブ10Aと、プローブ10Bと、を取り替えて接続可能な本体側コネクタ21と;プローブ10Aに対応した第1の測定用回路31と、プローブ10Bに対応した第2の測定用回路32と、を備えた複数の測定用回路と;前記識別手段15を認識して接続プローブ10の種類を識別する認識手段22と;を有し、装置本体20に接続されたプローブ10に応じて複数の測定用回路を自動的に切り替えて使用すると共に、接続されたプローブ10に応じた表示項目に自動的に切り替えて測定結果を出力する計測装置1が提供される。
【選択図】図4

Description

本発明は、装置本体に対して電位差測定電極(pH電極、酸化還元電位差測定電極、イオン電極)、電気伝導率電極、酸化還元電流測定電極(溶存酸素電極、残留塩素電極など)、圧力センサ、光学センサ(濁度センサなど)などのプローブを取り替えて接続し、電位差計(pH計、酸化還元電位差計、イオンメータなど)、電気伝導率計、酸化還元電流測定器(溶存酸素計、残留塩素計など)、圧力計、光学測定器(濁度計など)などの複数の測定項目用の計測装置として使用することのできる計測装置に関するものである。
従来、例えば、装置本体に着脱自在とされたプローブとしてpH電極、電気伝導率電極(セル)、溶存酸素電極を備えたpH計(電位差計)、電気伝導率計、溶存酸素計などの計測装置があるが、従来は、使用するプローブに対して各々専用の装置本体を用意する必要があった。又、複数のプローブを接続するためのコネクタを設けた装置もあるが、例えば決められたpH計又は電気伝導率計といった専用の計測装置としてしか使用できなかった。
本出願人は、特許文献1において、例えばpH計などといった特定の計測装置において、電極を取り替える度に校正或いは補正値の設定をする必要をなくすために、測定電極に記憶手段を設け、この記憶手段にその測定電極に関する校正データなどを記憶させておいて、装置本体側でその情報を用いて測定値を出力する計測装置を提案した。
一方、特許文献2には、pH、酸化還元電位、並びにpH以外の各種イオンの三種類の水質測定チップ、即ち、電位差測定電極を互換性を持たせてセンサ本体に接続するようになっている水質測定装置において、上記各水質測定チップに、信号回路用のコネクタ極と、オープンかショートかの状態によって上記各水質測定チップのいずれかであることをセンサ本体側に伝えるチップ識別用のコネクタ極と、を設け、上記三種類の水質測定チップのどれがセンサ本体のどのコネクタ部に接続されたかを識別するようにする技術が開示されている。
しかしながら、従来、例えばpH電極、酸化還元電位差測定電極及びイオン電極などの電位差測定電極と、それ以外の測定項目用のプローブ、例えば、電気伝導率電極、溶存酸素電極、濁度センサ、残留塩素電極などのように、測定原理が異なる項目用のプローブを、1つの計測装置の特定のコネクタに任意に取り替えて接続可能であり、しかも自動的にそれらのプローブに対応した機能に切り替わる計測装置は、本発明者の知る限りにおいて未だ存在しない。
特開平10−253572号公報 特開平11−153594号公報
従って、本発明の目的は、従来、専用の計測装置を複数用意する必要があった複数の測定項目に対応する各プローブを装置本体に対して取り替えて接続することで、自動的に接続されたプローブの測定項目に応じた機能に切り替わる計測装置を提供することである。
本発明の他の目的は、従来、専用の計測装置に接続して用いる必要のあった複数の測定項目に対応する各プローブを、極めて簡単に1つの計測装置の特定のコネクタを介して装置本体に取り替えて接続することができ、接続誤操作などを防ぎ得ると共に、自動的に各測定項目に応じた機能に切り替わる計測装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、上記目的を達成し、しかも、プローブを取り替える度に校正或は補正値の設定をする必要をなくし、又、プローブの校正履歴、使用状態などのプローブの管理が可能であり、更には設定違いや、設定忘れをなくし、プローブの交換が容易な計測装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る計測装置にて達成される。要約すれば、本発明の第1の態様によると、装置本体と、この装置本体に対して着脱自在とされたプローブと、を備えた計測装置において、前記プローブは、当該プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に、前記プローブの種類を識別するための情報が付帯された識別手段を有し、前記装置本体は、第1のプローブと、第2のプローブと、を取り替えて接続可能な本体側コネクタと;前記第1のプローブに対応した第1の測定用回路と、前記第2のプローブに対応した第2の測定用回路と、を備えた複数の測定用回路と;前記プローブの前記識別手段を認識して接続されたプローブの種類を識別する認識手段と;を有し、前記装置本体に接続されたプローブに応じて前記複数の測定用回路を自動的に切り替えて使用すると共に、接続されたプローブに応じた表示項目に自動的に切り替えて測定結果を出力することを特徴とする計測装置が提供される。
本発明の第2の態様によると、装置本体と、この装置本体に対して着脱自在とされたプローブと、を備えた計測装置において、前記プローブは、当該プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に設けられた、前記プローブの種類を識別するための情報が記憶された記憶手段と;前記プローブ側コネクタであって、当該プローブの種類に応じて特異的に設けられる第1のプローブ側接点部材と、前記記憶手段に記憶された情報を前記装置本体側に伝達するための第2のプローブ側接点部材と、を備えるプローブ側コネクタと;を有し、前記装置本体は、第1のプローブと、第2のプローブと、を取り替えて接続可能な本体側コネクタであって、接続されるプローブの種類に応じて選択的に前記プローブの前記第1のプローブ側接点部材と接続される複数の第1の本体側接点部材と、前記プローブの前記第2のプローブ側接点部材が接続される第2の本体側接点部材と、を備える本体側コネクタと;前記第1のプローブに対応した第1の測定用回路と、前記第2のプローブに対応した第2の測定用回路と、を備えた複数の測定用回路であって、前記複数の第1の接点部材の対応する接点が接続された複数の測定用回路と;前記プローブの前記記憶手段に記憶された情報を認識して接続されたプローブの種類を識別する認識手段と;を有し、前記装置本体に接続されたプローブに応じて前記複数の測定用回路を自動的に切り替えて使用すると共に、接続されたプローブに応じた表示項目に自動的に切り替えて測定結果を出力することを特徴とする計測装置が提供される。
本発明の第3の態様によると、装置本体と、この装置本体に対して着脱自在とされたプローブと、を備えた計測装置において、前記プローブは、当該プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に設けられた、前記プローブの種類を識別するための情報が記憶された記憶手段と;前記プローブ側コネクタであって、第1のプローブ側接点部材と、前記記憶手段に記憶された情報を前記装置本体に伝達するための第2のプローブ側接点部材と、を備えるプローブ側コネクタと;を有し、前記装置本体は、第1のプローブと、第2のプローブと、を取り替えて接続可能な本体側コネクタであって、前記プローブの前記第1のプローブ側接点部材が接続される第1の本体側接点部材と、前記プローブの前記第2のプローブ側接点部材が接続される第2の本体側接点部材と、を備える本体側コネクタと;前記第1のプローブに対応した第1の測定用回路と、前記第2のプローブに対応した第2の測定用回路と、を備えた複数の測定用回路と;前記プローブの前記記憶手段に記憶された情報を認識して接続されたプローブの種類を識別する認識手段と;接続されたプローブに応じて前記第1の本体側接点部材を前記複数の測定用回路のいずれかに接続させる選択回路と;を有し、前記装置本体に接続されたプローブに応じて前記複数の測定用回路を自動的に切り替えて使用すると共に、接続されたプローブに応じた表示項目に自動的に切り替えて測定結果を出力することを特徴とする計測装置が提供される。
本発明において、前記識別手段は、スイッチ、アナログスイッチ、抵抗器、コンデンサを含む物理量若しくは状態変更手段;電圧発生器、電流発生器、光発生器を含む物理量発生手段;記憶手段;プローブの物理的形状変化;又はバーコードであってよく、前記記憶手段は、EEPROM、フラッシュメモリー、電池バックアップ付きRAM、EPROM、ワンタイムROM又はメモリー付きCPUを含むものであってよい。
上記各本発明の一実施態様によると、前記第1、第2のプローブは、独立して電位差測定電極、電気伝導率電極、酸化還元電流測定電極、圧力センサ、光学センサ及び温度センサから選択される。又、好ましい一実施態様によると、前記第1のプローブは、電位差測定電極であり、前記第2のプローブは、電気伝導率電極、酸化還元電流測定電極、圧力センサ、光学センサ及び温度センサのうち1つ若しくは各々独立した2つ以上である。一実施態様では、前記電位差測定電極は、pH電極、酸化還元電位差測定電極及びイオン電極のうち少なくとも1つであり、又、一実施態様では、前記酸化還元電流測定電極は、溶存酸素電極、残留塩素電極、溶存オゾン電極、二酸化塩素電極、亜塩素酸イオン電極及び過酸化水素電極のうち少なくとも1つであり、又、一実施態様では、前記光学センサは、濁度センサ、吸光度センサ及び蛍光センサのうち少なくとも1つである。
上記各本発明の他の実施態様によると、計測装置は更に、前記装置本体に接続されたプローブに応じて、前記装置本体に設けられた操作手段による設定機能を自動的に切り替える。
上記各本発明の他の実施態様によると、前記装置本体は、複数のチャンネルを有し、各チャンネルに対して前記本体側コネクタを有する。
上記各本発明において、一実施態様によると、前記プローブの種類を識別するための情報は、測定項目、型式名或いは製造番号を含む。又、他の実施態様によると、前記記憶手段には更に、当該プローブの校正データ、使用時間、プローブ劣化、校正履歴、補正係数の少なくとも1つの情報を含むプローブに関する情報が記憶される。そして、前記装置本体は、接続されたプローブの前記記憶手段に対する情報の読み込み/書き込み手段を有していてよい。
上記各本発明の他の実施態様によると、前記プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に、電圧、電流を含む物理量の変換又は増幅装置を内蔵させる。又、他の実施態様では、前記プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に、電圧、電流を含む物理量の変換又は増幅装置と、アナログ信号をデジタル信号に変換する変換器と、を内蔵させる。更に、他の実施態様では、前記プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に、電圧、電流を含む物理量の変換又は増幅装置と、アナログ信号をデジタル信号に変換する変換器と、演算処理装置と、デジタル信号発生器と、を内蔵させる。
本発明によれば、測定項目毎、例えば、電位差(pH、酸化還元電位差、イオン濃度)と、それ以外の電気伝導率、酸化還元電流(溶存酸素濃度、残留塩素濃度など)、圧力、光学的測定対象(濁度など)などといった測定項目とに対して、それぞれ専用の計測装置を用意する必要がなく、プローブを取り替えて接続するだけで1つの計測装置で多項目の測定ができる。つまり、本発明によれば、
(1)従来、専用の計測装置を複数用意する必要があった複数の測定項目に対応する各プローブを装置本体に対して取り替えて接続することで、自動的に接続されたプローブの測定項目に応じた機能に切り替えることができる。
(2)従来、専用の計測装置に接続して用いる必要のあった複数の測定項目に対応する各プローブを、極めて簡単に1つの計測装置の特定のコネクタを介して装置本体に取り替えて接続することができ、接続誤操作などを防ぎ得ると共に、自動的に各測定項目に応じた機能に切り替えることができる。
(3)上記諸効果を奏しつつ、しかも、プローブを取り替える度に校正或は補正値の設定をする必要をなくし、又、プローブの校正履歴、使用状態などのプローブの管理が可能であり、更には設定違いや、設定忘れをなくし、プローブの交換を容易とすることができる。
といった効果を奏し得る。
以下、本発明に係る計測装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1に、本発明に係る計測装置の一実施例を示す。本実施例では、計測装置1は、プローブ10として、電位差測定電極であるpH電極10A、電気伝導率電極10B、及び酸化還元電流測定電極である溶存酸素電極10Cを取り替えて使用することのできる計測装置とされる。尚、以下の説明にて、pH電極10A、電気伝導率電極10B、溶存酸素電極10Cに共通して設けられる要素について総括的に説明する場合、いずれかのプローブに属する要素であることを示すために図中符号に与えた添え字A、B、Cは省略する。
図1には、プローブ本体10aの先端部に測定部としてガラス感応膜のようなpH感応部11Aを備えた全体が細長形状とされるpH電極10Aと、このpH電極10Aからの信号を処理し、表示する装置本体20とが示されている。pH電極10Aは、本実施例では、pH電極10Aからの信号を伝えるケーブル12Aと、ケーブル12Aに接続されたプローブ側コネクタ13Aとを備えている。pH電極10Aは、ケーブル12Aを介してプローブ側コネクタ13Aにて、装置本体20に設けられた本体側コネクタ21に着脱自在に接続される。
詳しくは後述するが、図6、図7にそれぞれ示すように、プローブ本体10aの先端部に測定部11B、11Cを備えた全体が細長形状の電気伝導率電極10B、溶存酸素電極10Cも同様に、それぞれケーブル12B、12Cを介してプローブ側コネクタ13B、13Cにて、装置本体20に設けられた本体側コネクタ21に着脱自在に接続される。
更に説明すると、プローブ10は、本実施例では、図2に示すように、測定部11とは反対側のプローブ本体10aの端部に隣接してプリント基板14が配置され、そこにプローブ10を識別するために、本実施例では記憶手段とされる識別手段15が取付けられている。又、別法として、識別手段15は、プローブ10を装置本体20に接続するためのケーブル12、或いは図3に示すようにケーブル12の先端に取付けられたプローブ側コネクタ13内のプリント基板14に設けることもできる。又、この場合、必ずしもケーブル12は必要なく、一般に細長形状とされるプローブ本体10aとプローブ側コネクタ13とを直接接続する構造でもよい。
本実施例では、識別手段15として、記憶手段であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory:電気的消去書き込み可能な読み出し専用メモリー)を用いた。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、更に、識別手段15としては、フラッシュメモリー、電池バックアップ付きRAM、EPROM、ワンタイムROM、メモリー付きCPUなどの記憶手段;スイッチ、アナログスイッチ、抵抗器、コンデンサなどの物理量若しくは状態変更手段;電圧発生器、電流発生器、光発生器などの物理量発生手段;プローブの物理的形状変化;又はバーコードなども使用し得る。これらの識別手段15には、予めプローブ10の種類(測定項目)、型式名、製造番号などの情報(識別情報)を付帯させておく。
一方、装置本体20には、プローブ10の識別手段15に付帯された情報を認識するための認識手段が設けられる。本実施例では、後述する演算制御手段としてのCPU22が、EEPROM15に記憶された情報を読み込み、認識する認識手段として機能する。その他、プローブ10に設けられる上記各種の識別手段に対応して、これを認識可能な認識手段を装置本体20に設けることができる。例えば、識別手段が物理量若しくは状態変更手段である場合、認識手段はその物理量若しくは状態の変化を認識するための手段とし、識別手段が物理量発生手段であれば、認識手段はその物理量を受容し識別するための手段とし、識別手段がプローブの物理的形状変化であれば、その物理的形状変化を識別するための手段とし、更に識別手段がバーコードであれば、認識手段はバーコードを識別するための手段とすればよい。
但し、コスト、或いは情報伝達の容易さ、更には付帯させることの可能な情報量などの点で、好ましくは、識別手段は電子的なメモリとされる記憶手段である。記憶手段は、装置本体側の認識手段との間で無線にて通信可能な非接触型のものであってもよい。
本実施例では、各プローブ10でコネクタ形状は共通であり、本実施例では上述のように1つの本体側コネクタ21に接続される。プローブ側コネクタ13はプローブ10の種類に応じて特異的に設けられるピン(接点部材)を有する。そして、本体側コネクタ21は、接続可能なプローブ10に応じて複数設けられ、接続されるプローブに応じて選択的にプローブ側コネクタ13のピン(接点部材)が接続されるピン(若しくはピン受け穴)(接点部材)を有する。
図4は、装置本体20のブロック回路図である。装置本体20は、プローブ10のプローブ側コネクタ13が接続される本体側コネクタ21を有する。そして、装置本体20には、複数の測定項目毎に測定用回路が設けられおり、本体側コネクタ21の対応するピン(接点部材)が、それぞれの測定用回路に接続されている。
本体側コネクタ21の1、2ピンには、電位差測定電極であるpH電極10A用の回路(pH測定用回路)31が接続されている。同様に、本体側コネクタ21の3、4ピンには、電気伝導率電極10B用の回路(電気電率測定用回路)32が接続され、本体側コネクタ21の5、6ピンには、酸化還元電流測定電極である溶存酸素電極10C用の回路(溶存酸素測定用回路)33が接続されている。
本体側コネクタ21の7、8、9、10ピンには、後述するように各プローブ10に設けられた温度センサ16用の回路(温度測定用回路)34が接続されている。
各測定用回路は、選択手段としてのマルチプレクサ(多重変換装置)25とA/D変換器26とを経由して演算制御手段であるCPU22に接続されている。
又、CPU22には、後述するように各プローブ10のEEPROM15が接続される本体側コネクタ21の11、12、13、14ピンが接続されている。更に、CPU22には、操作手段としての操作キー23と、表示手段としての表示器24が接続されている。
本実施例では、本体側コネクタ21の1〜6ピン(1及び2ピン、3及び4ピン、5及び6ピン)は、測定における検出出力・測定用電圧などの入出力に用いるための、接続されるプローブ10に応じて選択的に第1のプローブ側接点部材(後述)と接続される複数の第1の本体側接点部材を構成する。又、本体側コネクタ21の11〜14ピンは、プローブ10のEEPROM15を装置本体20側に接続するための第2の本体側接点部材を構成する。
図5は、識別手段としてEEPROM15Aをプローブ本体10aに内蔵したpH電極10Aの接続態様を示すブロック回路図である。プローブ側コネクタ13Aの1、2ピンは、それぞれガラス電極と比較電極に接続され、プローブ側コネクタ13Aの7、8、9、10ピンは、本実施例では白金測温抵抗体(測温体、抵抗式測温体電極)とされる温度センサ16Aに接続される。そして、プローブ側コネクタ13Aの11、12、13、14ピンは、プローブ本体10a内のEEPROM15に接続されている。
同様に、図6及び図7は、識別手段としてEEPROM15B、15Cをプローブ本体10aに内蔵した電気伝導率電極10B、溶存酸素電極10Cの接続態様を示すブロック回路図である。図示の通り、電気伝導率電極10B、溶存酸素電極10Cにおいても、pH電極10Aと同様に、プローブ側コネクタ13B、13Cの7、8、9、10ピンは、本実施例では白金測温抵抗体とされる温度センサ16B、16Cに接続されており、プローブ側コネクタ13B、13Cの11、12、13、14ピンは、プローブ本体10a内のEEPROM15B、15Cに接続されている。そして、電気伝導率電極10Bでは、プローブ側コネクタ13Bの3、4ピンは、それぞれ白金黒電極に接続され、又溶存酸素電極10では、プローブ側コネクタ13Cの5、6ピンは、それぞれ作用極、対極に接続されている。
本実施例では、プローブ側コネクタ13の1〜6ピン(1及び2ピン、3及び4ピン、5及び6ピン)は、測定における検出出力・測定用電圧などの入出力に用いるための、プローブ10に応じて特異的に設けられた第1のプローブ側接点部材を構成する。又、プローブ側コネクタ13の11〜14ピンは、EEPROM15を装置本体20側に接続するための第2のプローブ側接点部材を構成する。
ここで、pH電極10Aは、本実施例ではガラス電極と比較電極とが一体とされた複合電極であり、pH測定用回路(電位差測定用回路)31は、両極間の電位差を電圧計で測定することによりガラス感応膜に発生した起電力を検出する。
電気伝導率電極10Bは、本実施例では、白金黒電極を用いた交流2極方式であり、電気伝導率測定用回路32は、両極間に交流電圧を印加し、そのときに流れる電流を電流計で測定してインピーダンスを検出する。
溶存酸素電極10Cは、本実施例では、作用極と対極とを酸素ガス透過性隔膜で仕切られたプローブ本体10a内に有する隔膜式ポーラログラフ型電極であり、溶存酸素測定用回路(酸化還元電流測定用回路)33は、両極間に直流電圧を印加し、隔膜を透過した酸素が作用極で還元されるときに流れる電流を電流計で測定することにより溶存酸素に比例した拡散電流を検出する。
上述のようなプローブ10の構成自体、又、pH測定用回路31、電気伝導率測定用回路32、溶存酸素測定用回路33の回路構成自体は任意であり、又当業者には周知であるのでこれ以上の詳しい説明は省略する。
このように、pH測定用回路31と電気伝導率測定用回路32、又、pH測定用回路31と溶存酸素測定用回路33、更には電気伝導率測定用回路32と溶存酸素測定用回路33は、互いに測定原理が異なり、通常、回路構成が大きく異なる。そして、従来、これら異なる測定項目については、それぞれ専用の計測装置を容易する必要があった。
次に、装置本体20にプローブ10を接続した際の動作について説明する。
例えば、pH電極10Aのプローブ側コネクタ13Aを装置本体20の本体側コネクタ21に接続すると、装置本体20のCPU22が、プローブ側コネクタ13A、本体側コネクタ21のそれぞれ11、12、13、14ピンで接続されるEEPROM15Aの内容を読み込み、接続されたプローブ10がpH電極10Aであることを識別する。
又、pH電極10Aのガラス電極及び比較電極は、プローブ側コネクタ13A、本体側コネクタ21のそれぞれ1、2ピンによりpH測定用回路31に接続される。そして、pH電極10Aが接続されたことを認識してCPU22が発信する信号(回路選択信号)により、マルチプレクサ25はpH測定用回路31をA/D変換器26に接続する。A/D変換器26は、マルチプレクサ25を介してpH測定用回路31から入力されたアナログ信号をデジタル変換してCPU22に入力する。
又、各プローブ10で共通して、温度センサ16は、プローブ側コネクタ13、本体側コネクタ21のそれぞれ7、8、9、10ピンにより温度測定用回路34に接続され、マルチプレクサ25は、温度測定用回路34をA/D変換器26に接続する。A/D変換器26は、マルチプレクサ25を介して温度測定用回路34から入力されたアナログ信号をデジタル変換してCPU22に入力する。
更に、CPU22は、pH電極10Aが接続されたことを認識すると、図9に示すように表示器24における表示をpH測定用の表示に切り替え、pH値、温度値などを表示させる。勿論、表示器24における表示に限らず、装置本体20に設けられるか接続されたプリンタで印字して出力したり、装置本体20に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの機器の表示手段などに表示してもよい。加えて、CPU22は、操作キー23での操作による設定操作なども、pH測定に適応した機能、例えば、pH測定の開始・停止、pH電極10Aの校正動作の開始・停止などに切り替える。
同様にして、電気伝導率電極10Bを装置本体20に接続すると、装置本体20のCPU20がEEPROM15Bの内容を読み込んで電気伝導率電極10Bが接続されたことを認識する。そして、電気伝導率電極10Bの白金黒電極が、プローブ側コネクタ13B、本体側コネクタ21のそれぞれ3、4ピンにより電気伝導率測定用回路32に接続されると共に、CPU22の回路選択信号によりマルチプレクサ25は、電気伝導率測定用回路32をA/D変換器26に接続する。A/D変換器26は、マルチプレクサ25を介して電気伝導率測定用回路32から入力されたアナログ信号をデジタル変換してCPU22に入力する。又、CPU22は、表示器24における表示を、図10に示すように電気伝導率測定用の表示(電気伝導率値、温度値など)に切り替え、更に操作キー23での操作による設定操作を電気伝導率測定用に切り替える。
又、同様にして、溶存酸素電極10Cを装置本体20に接続すると、装置本体20のCPU22がEEPROM15Cの内容を読み込んで溶存酸素電極10Cが接続されたことを認識する。そして、溶存酸素電極10Cの作用極及び対極が、プローブ側コネクタ13C、本体側コネクタ21のそれぞれ5、6ピンにより溶存酸素測定用回路33に接続されると共に、CPU22の回路選択信号によりマルチプレクサ25は、溶存酸素測定用回路33をA/D変換器26に接続する。A/D変換器26は、マルチプレクサ25を介して溶存酸素測定用回路33から入力されたアナログ信号をデジタル変換してCPU22に入力する。又、CPU22は、表示器24における表示を、図11に示すように溶存酸素測定用の表示(溶存酸素濃度値、温度値など)に切り替え、更に操作キー23での操作による設定操作を溶存酸素測定用に切り替える。
尚、例えばpH電極10Aにおけるプローブ側コネクタ13Aの3〜6ピンのように、各プローブ10のプローブ側コネクタ13において使用されないピンは、それ自体設けても設けなくてもよい。
以上のような、プローブ10を取り替えて接続した際の動作の概略を、図8のフローチャートに示した。つまり、プローブ10が装置本体20に装着されると(或いは、装着後電源が投入されたとき、若しくは電源投入時毎に)、CPU22は、プローブ10のEEPROM15から識別情報を読み込(ステップS101)、pH電極10A、電気伝導率電極10B、溶存酸素電極10Cのいずれが接続されたかを認識する(ステップS102)。
例えば、pH電極10Aが装置本体20に接続された場合は、CPU22は、マルチプレクサ25にpH測定用回路(pH測定用回路)31をA/D変換器26に接続させ(ステップS103A)、又表示器24における表示、操作キー23による設定操作などをpH測定用に切り替える(ステップS104A)。そして、CPU22は、pH測定用回路(pH測定用回路)31、マルチプレクサ25、A/D変換器26を介してpH電極10Aの出力を読み込み(ステップS105A)、又必要であれば温度測定用回路34、マルチプレクサ25、A/D変換器26を介して温度センサ16Aの出力を読み込む。そして、CPU22は、pH値を算出して表示器24で表示するための信号を生成し、表示器24にpH値を表示させる(ステップS106A)。同様に、電気伝導率電極10Bが接続された場合には、ステップS103B〜106Bにより電気伝導率値を出力し、溶存酸素電極10Cが接続された場合には、ステップS103C〜106Cにより溶存酸素濃度値を出力する。
CPU22が備える記憶部或いは装置本体20に設けられた記憶手段(図示せず)には、プローブ10の識別手段たるEEPROM15の情報に応じて各測定用回路31〜34を選択接続するための手順及びデータ、操作キー23による設定操作を切り替えるための手順及びデータ、各測定用回路31〜34の駆動制御する手順及びデータ、測定結果(pH値・電気伝導率値・溶存酸素濃度値・温度値)を演算し出力するための手順及びデータなどが記憶されている。CPU22は、認識したプローブ10の測定項目に応じて、上記諸手順、データを用いた演算制御を行う。装置本体20に設ける記憶手段としては、EEPROM、フラッシュメモリー、電池バックアップ付きRAM、EPROM又はワンタイムROMなどを適宜使用し得る。
以上のようにして、本実施例では、使用するプローブ10を取り替えて接続するだけで、極めて簡便に1つの装置本体20をpH計、電気伝導率計、溶存酸素計として使用することができる。しかも、各プローブ10は、いずれも同じ本体側コネクタ21に接続することができるので、操作者は、プローブ10の接続先の選択などにより煩わされることはない。
尚、別法として、各測定用回路31〜34のそれぞれに対してA/D変換器を接続するか、各測定用回路31〜34がA/D変換器の機能を有した構成として、例えばCPU22がその出力を選択する手段の機能を有する構成として、CPU20がプローブ10の種類を認識すると共に、対応した測定用回路31〜34からの出力を用いて測定結果を出力する構成としてもよい。
又、プローブ10には、識別手段15の他に、プローブ本体10a、ケーブル12又はプローブ側コネクタ13内に電圧増幅アンプ、電流増幅アンプなどの変換アンプを内蔵させることもできる。
又、本実施例では、プローブ10からの信号はアナログ信号で接続されているが、プローブのプローブ本体10a、ケーブル12又はプローブ側コネクタ13内にアナログ信号をデジタル信号に変換する装置を内蔵させ、デジタル変換した後に接続することもできる。
更に、プローブのプローブ本体10a、ケーブル12又はプローブ側コネクタ13内に、演算処理装置(CPU)と、デジタル信号発生器と、を内蔵させて、演算処理後のデジタル信号を装置本体に送信してもよい。
加えて、本実施例では、pH電極10、電気伝導率電極10B、溶存酸素電極10Cに対して、それぞれ2本のピンを、ガラス電極及び比較電極、白金黒電極、作用極及び対極に接続するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。全て若しくは一部のプローブ10に対してより多くのピンを設定してもよい。更に、必要に応じて、プローブと装置本体(測定用回路)は、電気的な接続に限らず、上記ピンの代わりに光学的な結合手段によって接続することも可能である。
実施例2
本実施例では、計測装置は、複数のチャンネルを有し、それぞれのチャンネルに対して、複数項目のそれぞれに対応するプローブを取り替えて使用することができる。
又、本実施例では、各チャンネルにおいて、複数の測定項目のそれぞれに対応する複数種類のプローブは、コネクタ内の同じピンで接続され、切り替え回路を介して対応した測定用回路に接続されるようになっている。更に、本実施例では、プローブは、コネクタ内に識別手段としてのEEPROMを有する構成とした。但し、本実施例におけるこれら接続態様及び識別手段の配置態様は、実施例1と同様の構成としてもよい。当然、実施例1において、本実施例にて説明する接続態様及び識別手段の配置態様を採用してもよい。ここでは、実施例1の計測装置1と実質的に同一又は相当する要素には同じ符号を付して、詳細な説明は省略する。
図12は本実施例における装置本体20のブロック回路図である。本実施例では、装置本体20は、本体側コネクタ21として、チャンネル1(CH1)及びチャンネル2(CH2)用の2つのコネクタ、即ち、CH1コネクタ21a、CH2コネクタ21bを有する。各本体側コネクタ21a、21bの1、2ピンは、切り替え回路27a、27bに接続されており、切り替え回路27a、27bには、pH測定用回路31a、31b、電気伝導率測定用回路32a、32b、溶存酸素測定用回路33a、33bが接続されている。又、各本体側コネクタ21a、21bの3、4、5、6ピンには、温度測定用回路34a、34bが接続されている。
CH1、CH2において、各測定用回路31a〜34a、31b〜34bは、マルチプレクサ25a、25bとA/D変換器26a、26bを経由して、本実施例では1つのCPU22に接続されている。又、CPU22には、各本体側コネクタ21a、21bの7、8、9、10ピンが接続されている。更に、CPU22には、操作キー23と表示器24とが接続されている。
本実施例では、本体側コネクタ21a、21bの1、2ピンは、測定における検出出力・測定用電圧などの入出力に用いるための第1の本体側接点部材を構成する。又、本体側コネクタ21の7〜10ピンは、プローブ10のEEPROM15を装置本体20側に接続するための第2の本体側接点部材を構成する。
図13は、識別手段としてEEPROM15Aをプローブ側コネクタ13Aに内蔵したpH電極10Aの接続態様を示すブロック回路図である。プローブ側コネクタ13Aの1、2ピンは、それぞれガラス電極、比較電極に接続され、プローブ側コネクタ13Aの3、4、5、6ピンは、本実施例では白金測温抵抗体を用いた温度センサ16Aに接続される。そして、プローブ側コネクタ13Aの7、8、9、10ピンは、プローブ側コネクタ13A内のEEPROM15に接続されている。
同様に、図14及び図15は、識別手段としてEEPROM15B、15Cをプローブ側コネクタ13B、13Cに内蔵した電気伝導率電極10B、溶存酸素電極10Cの接続態様を示すブロック回路図である。図示の通り、電気伝導率電極10B、溶存酸素電極10Cにおいても、pH電極10Aと同様に、プローブ側コネクタ13B、13Cの3、4、5、6ピンは、温度センサ16B、16Cに接続されており、プローブ側コネクタ13B、13Cの7、8、9、10ピンは、プローブ側コネクタ13B、13C内のEEPROM15B、15Cに接続されている。そして、本実施例では、電気伝導率電極10Bの白金黒電極、溶存酸素電極10Cの作用極・対極は共に、pH電極10Aにおけるガラス電極・比較電極と同様にプローブ側コネクタ13B、13Cの1、2ピンに接続されている。
本実施例では、プローブ側コネクタ13の1、2ピンは、測定における検出出力・測定用電圧などの入出力に用いるための、第1のプローブ側接点部材を構成する。又、プローブ側コネクタ13の7〜10ピンは、EEPROM15を装置本体20側に接続するための第2のプローブ側接点部材を構成する。
次に、装置本体20にプローブ10を取り替えて接続した際の動作について説明する。本実施例では、上述のように切り替え回路27a、27bが設けられ、全てのプローブ10でプローブ側コネクタ13、本体側コネクタ21a、21bの同じピンでプローブ10の測定極が接続されることが異なるが、プローブ10と取り替えて接続した際のCH1、CH2のそれぞれにおける動作の概略は、図8のフローに示したものと同様となる。
例えば、pH電極10Aを装置本体20のCH2コネクタ21bに接続すると、装置本体20のCPU22が、プローブ側コネクタ13A、CH2コネクタ21bのそれぞれ7、8、9、10ピンで接続されるEEPROM15Aの内容を読み込み、接続されたプローブ10がpH電極10Aであることを識別する。
又、pH電極10Aのガラス電極及び比較電極は、プローブ側コネクタ13A、CH2コネクタ21bのそれぞれ1、2ピンを通して切り替え回路27bに接続される。切り替え回路27bは、pH電極10Aが接続されたことを認識してCPU22が発信する信号(回路切り替え信号)により、CH2コネクタ21bの1、2ピンをpH測定用回路31bに接続する。更に、pH電極10Aが接続されたことを認識してCPU22が発信する回路選択信号により、マルチプレクサ25bはpH測定用回路31bをA/D変換器26bに接続する。
又、各プローブ10で共通して、温度センサ16は、プローブ側コネクタ13、CH2コネクタ21bのそれぞれ3、4、5、6ピンにより温度測定用回路34bに接続され、マルチプレクサ25bは、温度測定用回路34bをA/D変換器26bに接続する(CH1についても温度センサの接続態様は、各プローブ10に対し共通である。)。
更に、CPU22は、pH電極10Aが接続されたことを認識すると、図16に示すように表示器24におけるCH2に対する表示をpH測定用の表示に切り替え、pH値、温度値などを表示させる。加えて、CPU22は、操作キー23での操作によるCH2に対する設定操作なども、pH測定に適応した機能、例えば、pH測定の開始・停止、pH電極10Aの校正動作の開始・停止などに切り替える。
一方、例えば電気伝導率電極10BをCH1コネクタ21aに接続すると、CH2の場合と同様にして、電気伝導率電極10Bの白金黒電極が、CUP22の回路切り替え信号、回路選択信号により電気伝導率測定用回路32a、A/D変換器26a、CPU22に接続される。又、表示24におけるCH1に対する表示を、図16に示すように電気伝導率測定用の表示(電気伝導率、温度値など)に切り替え、更に操作キー23での操作によるCH1に対する設定操作などを、電気伝導率測定用に切り替える。
又、例えば、図17に示すようにCH1にpH電極10A、CH2に溶存酸素電極10Cを接続することも可能である。この場合、図17に示すように、機能表示がCH1、CH2についてそれぞれpH機能表示、溶存酸素表示に自動的に切り替わる。溶存酸素電極10Cの接続態様についても、上記pH電極10A、電気伝導率電極10Bと同様であるので重複する説明は省略する。当然、その他の態様、例えば、CH1にpH電極10A、CH2に電気伝導率電極10Bを接続したり、CH1に溶存酸素電極10C、CH2にpH電極10Aを接続したりしてもよい。勿論、CH1、CH2に同じ測定項目に対応したプローブ10を接続してもよい。
以上、本実施例によれば、装置本体20が複数のチャンネルを有し、それぞれのチャンネルのコネクタに対して、複数の測定項目に対応した複数種類のプローブ10を接続することができ、使用するプローブ10を取り替えて接続するだけで、計測装置を、各チャンネルについてpH計、電気伝導率計、溶存酸素計として使用することができる。しかも、各プローブ10は、各チャンネルに対していずれも同じ本体側コネクタ21a、21bに接続することができるので、操作者は、プローブ10の接続先の選択などにより煩わされることはない。
尚、本実施例では、表示機能が2チャンネルになっているが、表示機能は1チャンネルとし、CH1とCH2の表示を切り替えて使用することも可能である。又、本実施例では複数のチャンネルとして2つのチャンネルが設けられるとしたが、更に多くのチャンネルを設け、各チャンネルに対応した本体側コネクタを更に3個、4個と複数設けることも可能である。
実施例3
本実施例では、計測装置に取り替えて接続可能なプローブの他の態様について説明する。
(I)実施例1、2では、電位差測定電極はpH電極10Aであるとして説明したが、計測装置1は、pH電極10Aの代わりに若しくは加えて、酸化還元電位差(ORP)測定電極、イオン電極のうち少なくとも1つを取り替えて使用できるように構成することもできる。pH電極以外のイオン選択性電極(イオン電極)には、ナトリウムイオン電極、塩化物イオン電極、臭化物イオン電極、よう化物イオン電極、シアン化物イオン電極、カドミウムイオン電極、銅イオン電極、銀イオン電極、硫化物イオン電極、フッ化物イオン電極、カリウムイオン電極、カルシウムイオン電極、硝酸イオン電極、アンモニア電極、炭酸ガス電極などが挙げられる。勿論、利用可能なその他のイオン電極であってもよい。
この場合、例えば、実施例1、2においてpH電極10Aを認識したのと同様にして、CPU22は、ORP測定電極又はイオン電極が備える識別手段としてのEEPROMの識別情報を読み込み、認識する。これにより、CPU22は、実施例1、2においてpH電極10Aに対して成したのと同様にして、測定極と比較極との間の電位差を電圧計で測定する電位差測定用回路、典型的には、pH電極10Aと同じ測定用回路31(31a又は31b)を介して、ORP測定電極又はイオン電極の検出信号を入力する。又、表示器24での表示、操作キー23での操作などをORP測定又はイオン濃度測定用に切り替える。
尚、例えばpH電極、ORP電極、イオン電極などの同じ測定用回路に接続される複数種類の電位差測定電極を取り替えて使用できるようになっている場合には、CPU22が備える記憶部或いは装置本体20に設けられた記憶手段(図示せず)に各測定項目に対応して記憶された測定用回路を駆動制御する手順及びデータを用いて、プローブからの信号を処理し測定結果を出力すればよい。勿論、各測定項目に対して、個別の測定用回路を設けてもよい。
(II)又、実施例1、2では、電位差測定電極以外のプローブの1つとして、溶存酸素電極10Cを取り替えて使用可能であるとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、計測装置1は、溶存酸素電極10Cの代わりに若しくは加えて、その他の酸化還元電流測定電極を取り替えて使用し得る構成とすることもできる。例えば、隔膜型或いは露出型のポーラログラフ式酸化還元電流測定電極として、残留塩素、溶存オゾン、二酸化塩素、亜塩素酸イオン、過酸化水素の各プローブが挙げられる。勿論、公知のその他の測定対象用のプローブを利用することもできる。
この場合、例えば、残留塩素電極を取り替えて接続し、残留塩素計として使用する場合、実施例1、2において溶存酸素電極10Cを認識したのと同様にして、CPU22は、残留塩素電極が備える識別手段としてのEEPROMの識別情報を読み込み、認識する。これにより、CPU22は、実施例1、2において溶存酸素電極10Cに対して成したのと同様にして、作用極と対極との間に電圧を印加し、両極間に酸化還元反応に応じて流れる電流を測定する酸化還元電流測定回路、典型的には、溶存酸素電極と同じ測定用回路33(33a又は33b)を介して、残留塩素電極の検出信号を入力する。又、表示器24での表示、操作キー23での操作などを残留塩素測定用に切り替える。残留塩素測定用の表示の一例を図18に示す。
尚、例えば溶存酸素電極、残留塩素電極などの同じ測定用回路に接続される複数種類の酸化還元電流測定電極を取り替えて使用できるようになっている場合、CPU22が備える記憶部或いは装置本体20に設けられた記憶手段(図示せず)に各測定項目に対応して記憶された測定用回路を駆動制御する手順及びデータを用いて、プローブからの信号を処理し測定結果を出力すればよい。勿論、各測定項目に対して、個別の測定用回路を設けてもよい。
(III)又、計測装置1は、電位差測定電極(pH、ORP電極、イオン電極など)、或いは電位差測定電極の代わりに若しくは加えて、光学センサを取り替えて接続し、光学測定器として使用可能な構成とすることもできる。光学センサとしては、濁度センサ、吸光度センサ、蛍光センサが挙げられる。
濁度センサとしては、例えば90°散乱光測定方式のものが挙げられる。斯かる濁度センサは、通常、プローブ本体内に投光部及び受光部を有し、プローブ本体内に設けた試料液導入部に導入された試料液に投光部からの光を導入し、試料液により散乱された光を受光部にて受光した量に応じた信号を出力する。装置本体20に設けた濁度測定用回路は、上述のように濁度センサが試料液に光を投入して90°方向の散乱光の受光量に応じて発する信号を検出する。勿論、公知のその他の方式のものを利用することもできる。
同様に、吸光度センサとしては、プローブ本体内に投光部、受光部、試料液導入部を有し、試料液導入部内の試料液に投光部から光を投入し、試料液を透過した光を受光部にて検出した光量に応じた信号を出力する。装置本体20に設けた吸光度測定用回路は、投光部から試料液に光を照射させて、上述のようにして受光部が試料液透過光を受光して発する信号を検出する。又、蛍光センサとしては、プローブ本体内に励起刺激発生部として、通常、励起光投光部と、受光部とを有し、プローブ本体内設けた試料液導入部に導入された試料液に励起光投光部から励起光を照射して、試料液が発する蛍光を受光部にて受光した光量に応じた信号を出力する。装置本体20に設けた蛍光測定用回路は、例えば励起光投光部から励起光を試料液に照射させて、上述のように蛍光センサが試料液の発する蛍光を受光した量に応じて発する信号を検出する。光学センサとしては、公知、任意の他の方式のものを用いてもよい。
更に、計測装置1は、電位差測定電極(pH、ORP電極、イオン電極など)、電位差測定電極或いは光検出センサの代わりに若しくは加えて、圧力センサ(圧力電極)を取り替えて接続し、圧力計として使用可能な構成とすることもできる。圧力センサは、大気圧測定、隔膜式電極と共に用いて該電極の気圧補正、ダム等における水深測定などに利用される。
圧力センサとしては、例えば、当業者には周知のダイアフラム式の圧力センサ、半導体圧力センサなどが挙げられる。斯かるダイアフラム式の圧力センサは、感圧素子としてプローブ本体内にダイアフラムを有し、このダイアフラムの変位を電気量に変換し出力する。例えば、ダイアフラムを接地可動電極とし、その両側に絶縁固定電極を配置し、定周波電源によりダイアフラムの変位をコンデンサの両端子電圧の比として変換することにより、静電容量式にダイアフラムの変位を電気信号にて出力する方式が周知である。勿論、他の方式であってもよい。又、半導体圧力センサは、感圧素子として、ヘリウムなどの一定圧力のガスを封入した空間に、Siダイアフラムの上にピエゾ抵抗素子を形成してこれをブリッジ結合したものなどの感圧チップを内蔵したものが周知である。これらの圧力センサを接続可能とする場合、装置本体20に設けた圧力測定用回路は、プローブの感圧素子に電圧を印加して、コンデンサの両端電圧の比或いは電気抵抗の変化を検出する。上記の他、圧力センサとしては、公知、任意のものを用いることができる。
この場合、例えば、実施例1、2にてpH電極10A、電気伝導率電極10B又は溶存酸素電極10Cをそれぞれ認識したのと同様にして、CPU22は、光学センサ(濁度センサ、吸光度センサ、蛍光センサなど)、圧力センサが備える識別手段としてのEEPROMの識別情報を読み込み、認識する。これにより、CPU22は、実施例1、2にてpH電極10A、電気伝導率電極10B又は溶存酸素電極10Cに対して成したのと同様にして、光学センサ(濁度センサ、吸光度センサ、蛍光センサなど)、圧力センサの検出信号を、それぞれ対応する測定用回路を介して入力する。又、表示器24での表示、操作キー23での操作などを対応する測定項目用に切り替える。濁度測定用の表示の一例を図19に示す。
(IV)加えて、実施例1、2においては、温度センサ16が各プローブに内蔵されているとしたが、これに限定されるものではなく、温度センサ16を単独で、取り替えて接続するように構成してもよい。この場合、例えば、装置本体20のCPU22が、温度センサ16が備える識別手段としてのEEPROMの識別情報を読み込み、認識して、温度測定用回路に接続し、又表示器24での表示などを温度測定用に切り替えればよい。
実施例4
本実施例では、識別手段としてプローブに設ける記憶手段を利用して、更に利便性を高める。ここで、実施例1の計測装置1の基本構成を有する計測装置に本実施例を適用するとして説明するが、実施例2にて説明した複数チャンネルを有する計測装置にも等しく適用可能である。
(I)例えば、pH電極10Aや溶存酸素電極10Cにおいては、使用する前に標準液などを用いてプローブの特性を校正し、この校正結果を基に測定値を計算補正して表示することが必要である。従って、プローブ10に設けられた記憶手段(EEPROMなど)などとされる識別手段15に、プローブ10の情報としてプローブ10の種類(測定項目)、型式名、製造番号だけでなく、プローブ10の検査時の校正データを予めメモリしておくことも可能である。例えば、プローブ10の識別手段15には、識別情報として、プローブ10の製造時において型式名、製造番号などが記憶され、プローブ10の検査時に、プローブ10に関する情報として校正データが書き込まれる。
そして、装置本体20内には、プローブ10の識別手段15に記憶された情報を読み込み、記憶する手段を有すると共に、プローブ10の識別手段15に新たな校正データなどを書き込むための手段を有している。本実施例では、装置本体20に設けられたCPU22が、情報の読み込み/書き込み手段の機能を有する。
図20をも参照して、更に説明すると、プローブ10のプローブ側コネクタ13を装置本体20の本体側コネクタ21に接続し、電源をONとして測定モードをスタートさせると、例えば、図8を参照して説明したように装置本体20のCPU22がプローブ10に設けられた識別手段15の識別情報からプローブ10を認識して測定用回路を選択し、又表示器24での表示、操作キーでの操作などを測定項目に応じて切り替える(S101〜S104A、S104A又はS104C)。その後、装置本体20は、装置本体20に設けられた読み込み/書き込み手段(CPU22)により、接続されたプローブ10の識別手段15から、このプローブ10の型式名、製造番号などを読み込み(ステップS201)、このプローブ(X)が前回に使用していたプローブ(M)であるか否かを判断する(ステップS202)。このプローブ(X)が前回に使用していたプローブ(M)であると判断した場合には前回のデータをそのまま使用する(ステップS203)。もし、このプローブ(X)が前回に使用していたプローブ(M)でないと判断した場合には、このプローブ(X)の識別手段15から校正データを読み出し、装置本体20の記憶手段(例えば、CPU22が備える記憶部)に記憶する(ステップS204)。そして、例えばpH電極10Aであれば、装置本体20は、読み込まれた校正データ及びプローブ10から得られた電位に基づきpH値を演算補正し、測定pH値として表示する(ステップS205)。又、プリンタを備えた計測装置では、必要に応じて印字をも行なうことができる。
更に、例えば、pH電極10Aにおいて、必要に応じて行なわれる標準液を用いた校正手順に基づいて得られた校正データを、新たな校正データとして、装置本体20の書き込み手段によりプローブ10の識別手段15に書き込むこともできる。
これにより、プローブ10を取り替える度に校正或いは補正値の設定をする必要がなく、用途などに応じて複数のプローブを自由に使い分けることができる。
(II)又、例えば電気伝導率電極10Bにおいては、電気伝導率電極(セル)10Bの感度を補正するためのセル定数を装置本体20に入力する操作が必要となる。従って、電気伝導率電極10Bに設けられた記憶手段(EEPROMなど)とされる識別手段15に、予めセル定数を書き込んでおくことも可能である。これにより、電気伝導率電極10Bを装置本体20に接続した時点で、装置本体20が電気伝導率電極10Bの識別手段15からセル定数を読み込んで、使用することが可能である。
更に説明すると、上記校正データの場合と同様に、電気伝導率電極10Bの識別手段15には、製造時に型式名と製造番号などを、検査時にセル定数を書き込んでおく。従って、この電気伝導率電極10Bを装置本体20に接続すると、装置本体20は識別手段15よりセル定数を読み込み、装置本体20の記憶手段(例えば、CPU22が備える記憶部)に記憶し、このデータを使い測定値を演算、補正し、測定電気伝導率として表示し、必要に応じて印字を行なう。又、電気伝導率電極10Bを標準液を用いて校正を行なう場合に、自動でセル定数を計算し、この値を電気伝導率電極10Bの識別手段15に記憶させることができる。
このような構成とすることで、セル定数を自動設定することができるので、設定忘れや間違いがなくなる。
(III)例えば、pH電極は、取引証明に使用する場合のように計量法による検定が必要な場合があり、この場合にはプローブについての有効期間は1年である。このような計測装置においては、プローブを使用し始めた時に有効期限を装置本体の書き込み機能によりこのプローブの識別手段に書き込んでおく。装置本体は、プローブを使用する度にこのプローブの識別手段に記憶された有効期限を読み出し、装置本体に内蔵した時計と比較し、期限が近づいていることを表示器に表示し、使用者に知らせることができる。もし、期限が過ぎている場合には、使用者に警告を発するか、或は使用を停止するようにすることもできる。
又、必要に応じては、使用者自身で、標準液による校正有効期限を設定することもできる。つまり、使用者は、装置本体の書き込み機能を使用して、プローブを校正したときにその標準液校正の日時をプローブに書き込み、プローブの校正日時と有効期間とを比較し、注意や警告などのメッセージを随時表示させることができる。
又、プローブの使用時間を識別手段に記憶させることも可能である。つまり、計測器の電源が入っている状態でプローブが計測器に接続されている時間を積算することによって使用時間とする。本発明によればプローブの個々の判別が可能であるので、プローブを取り替えてもそれぞれの積算時間を処理判断することができる。
更には、プローブの識別手段には、プローブの劣化判断情報を記憶させることもできる。つまり、プローブにはそれぞれ理論的な発生電位がある。個々のプローブによってそれぞれ違いがあるので校正が必要になるが、基本的に理論からかけ離れた電位を発生することはない。そこで、理論電位から例えば10%下回ったら劣化と判断することができる。
例えば、pH計では2点校正を行ない不斉電位と感度を算出するが、不斉電位に対しては0mVが基準で±30mV以上あった場合には異常、感度は59.16mVが基準で10%異常下回った場合に異常(劣化)と判断することができる。
このような構成とすることにより、プローブが個々にその有効期限或は校正日時、更には、プローブ使用時間、プローブ劣化判断情報を記憶しているので、プローブの管理が極めて有効に達成される。尚、ここでは、pH電極に関して説明したが、本発明はイオン電極、電気伝導率電極、溶存酸素電極などにも同様に適用し、同様の効果を達成し得るものである。
(IV)又、例えば、イオン性選択電極を使用している計測装置の場合には、イオン標準液により校正を行なった場合はその結果をプローブの識別手段に書き込み、更に、校正日時も校正データと共に書き込んでおく。イオン電極の場合は、種々のイオン電極があるので、読み出したプローブの型式名から測定されたイオンの種類をも測定結果と共に表示或は印字することができる。従って、何種類かのイオン電極を、装置本体の特別の切換え操作を必要とすることなく使用することができる。勿論、校正期限などをも、プローブに記憶したデータを基に上記と同様に管理することができる。
(V)更に、例えば、サーミスタ式温度計のような計測装置では、温度測定の精度又は互換性を上げるためにプローブであるサーミスタに補正抵抗を入れたり、或は同じ特性の素子を選択して使用することが行なわれている。従って、サーミスタ電極に設けた識別手段に、サーミスタの特性データ、例えばB定数、公称抵抗値などを書き込んでおくことにより、接続時にこのデータを読み出し、測定抵抗値より演算することにより精度の高い測定を行なうことができる。尚、サーミスタ電極の代わりに白金抵抗体など、その他の抵抗式測温体電極を使用した計測装置に対しても同様に適用して同じ効果を達成し得る。
本発明に係る計測装置の一実施例の全体構成を示す斜視図である。 プローブの一例の部分破断図である。 プローブの一例のコネクタ部分の断面図である。 本発明に係る計測装置の一実施例の概略ブロック回路図である。 pH電極の接続態様を説明するための概略ブロック回路図である。 電気伝導率電極の接続態様を説明するための概略ブロック回路図である。 溶存酸素電極の接続態様を説明するための概略ブロック回路図である。 プローブを取り替えて接続した際の動作を説明するためのフロー図である。 pH測定用の表示の一例を示す図である。 電気伝導率測定用の表示の一例を示す図である。 溶存酸素測定用の表示の一例を示す図である。 本発明に係る計測装置の他の実施例の概略ブロック回路図である。 pH電極の他の接続態様を説明するための概略ブロック回路図である。 電気伝導率電極の他の接続態様を説明するための概略ブロック回路図である。 溶存酸素電極の他の接続態様を説明するための概略ブロック回路図である。 2チャンネルの計測装置における電気伝導率測定用及びpH測定用の表示の一例を示す図である。 2チャンネルの計測装置におけるpH測定用及び溶存酸素測定用表示の一例を示す図である。 残留塩素測定用の表示の一例を示す図である。 濁度測定用の表示の一例を示す図である。 プローブを取り替えて接続した際の動作の他の例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1 計測装置
10A pH電極(プローブ、電位差測定電極、第1のプローブ)
10B 電気伝導率電極(プローブ、第2のプローブ)
10C 溶存酸素電極(プローブ、酸化還元電流電極、第2のプローブ)
11 測定部
12 ケーブル
13 プローブ側コネクタ
15 EEPROM(識別手段)
20 装置本体
21 本体側コネクタ
22 CPU(認識手段)
27 切り替え回路
31 pH測定用回路(電位差測定用回路、第1の測定用回路)
32 電気伝導率測定用回路(第2の測定用回路)
33 溶存酸素測定用回路(酸化還元電流測定用回路、第2の測定用回路)

Claims (18)

  1. 装置本体と、この装置本体に対して着脱自在とされたプローブと、を備えた計測装置において、
    前記プローブは、当該プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に、前記プローブの種類を識別するための情報が付帯された識別手段を有し、
    前記装置本体は、第1のプローブと、第2のプローブと、を取り替えて接続可能な本体側コネクタと;前記第1のプローブに対応した第1の測定用回路と、前記第2のプローブに対応した第2の測定用回路と、を備えた複数の測定用回路と;前記プローブの前記識別手段を認識して接続されたプローブの種類を識別する認識手段と;を有し、
    前記装置本体に接続されたプローブに応じて前記複数の測定用回路を自動的に切り替えて使用すると共に、接続されたプローブに応じた表示項目に自動的に切り替えて測定結果を出力することを特徴とする計測装置。
  2. 前記識別手段は、スイッチ、アナログスイッチ、抵抗器、コンデンサを含む物理量若しくは状態変更手段;電圧発生器、電流発生器、光発生器を含む物理量発生手段;EEPROM、フラッシュメモリー、電池バックアップ付きRAM、EPROM、ワンタイムROM、メモリー付きCPUを含む記憶手段;プローブの物理的形状変化;又はバーコードであることを特徴とする請求項1の計測装置。
  3. 装置本体と、この装置本体に対して着脱自在とされたプローブと、を備えた計測装置において、
    前記プローブは、当該プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に設けられた、前記プローブの種類を識別するための情報が記憶された記憶手段と;前記プローブ側コネクタであって、当該プローブの種類に応じて特異的に設けられる第1のプローブ側接点部材と、前記記憶手段に記憶された情報を前記装置本体側に伝達するための第2のプローブ側接点部材と、を備えるプローブ側コネクタと;を有し、
    前記装置本体は、第1のプローブと、第2のプローブと、を取り替えて接続可能な本体側コネクタであって、接続されるプローブの種類に応じて選択的に前記プローブの前記第1のプローブ側接点部材と接続される複数の第1の本体側接点部材と、前記プローブの前記第2のプローブ側接点部材が接続される第2の本体側接点部材と、を備える本体側コネクタと;前記第1のプローブに対応した第1の測定用回路と、前記第2のプローブに対応した第2の測定用回路と、を備えた複数の測定用回路であって、前記複数の第1の接点部材の対応する接点が接続された複数の測定用回路と;前記プローブの前記記憶手段に記憶された情報を認識して接続されたプローブの種類を識別する認識手段と;を有し、
    前記装置本体に接続されたプローブに応じて前記複数の測定用回路を自動的に切り替えて使用すると共に、接続されたプローブに応じた表示項目に自動的に切り替えて測定結果を出力することを特徴とする計測装置。
  4. 装置本体と、この装置本体に対して着脱自在とされたプローブと、を備えた計測装置において、
    前記プローブは、当該プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に設けられた、前記プローブの種類を識別するための情報が記憶された記憶手段と;前記プローブ側コネクタであって、第1のプローブ側接点部材と、前記記憶手段に記憶された情報を前記装置本体に伝達するための第2のプローブ側接点部材と、を備えるプローブ側コネクタと;を有し、
    前記装置本体は、第1のプローブと、第2のプローブと、を取り替えて接続可能な本体側コネクタであって、前記プローブの前記第1のプローブ側接点部材が接続される第1の本体側接点部材と、前記プローブの前記第2のプローブ側接点部材が接続される第2の本体側接点部材と、を備える本体側コネクタと;前記第1のプローブに対応した第1の測定用回路と、前記第2のプローブに対応した第2の測定用回路と、を備えた複数の測定用回路と;前記プローブの前記記憶手段に記憶された情報を認識して接続されたプローブの種類を識別する認識手段と;接続されたプローブに応じて前記第1の本体側接点部材を前記複数の測定用回路のいずれかに接続させる選択回路と;を有し、
    前記装置本体に接続されたプローブに応じて前記複数の測定用回路を自動的に切り替えて使用すると共に、接続されたプローブに応じた表示項目に自動的に切り替えて測定結果を出力することを特徴とする計測装置。
  5. 前記記憶手段は、EEPROM、フラッシュメモリー、電池バックアップ付きRAM、EPROM、ワンタイムROM、メモリー付きCPUであることを特徴とする請求項3又は4の計測装置。
  6. 前記第1、第2のプローブは、独立して電位差測定電極、電気伝導率電極、酸化還元電流測定電極、圧力センサ、光学センサ及び温度センサから選択されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の計測装置。
  7. 前記第1のプローブは、電位差測定電極であり、前記第2のプローブは、電気伝導率電極、酸化還元電流測定電極、圧力センサ、光学センサ及び温度センサのうち1つ若しくは各々独立した2つ以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の計測装置。
  8. 前記電位差測定電極は、pH電極、酸化還元電位差測定電極及びイオン電極のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項6又は7の計測装置。
  9. 前記酸化還元電流測定電極は、溶存酸素電極、残留塩素電極、溶存オゾン電極、二酸化塩素電極、亜塩素酸イオン電極及び過酸化水素電極のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項6、7又は8の計測装置。
  10. 前記光学センサは、濁度センサ、吸光度センサ及び蛍光センサのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項6〜9のいずれかの項に記載の計測装置。
  11. 更に、前記装置本体に接続されたプローブに応じて、前記装置本体に設けられた操作手段による設定機能を自動的に切り替えることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記載の計測装置。
  12. 前記装置本体は、複数のチャンネルを有し、各チャンネルに対して前記本体側コネクタを有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかの項に記載の計測装置。
  13. 前記プローブの種類を識別するための情報は、測定項目、型式名或いは製造番号を含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載の計測装置。
  14. 前記記憶手段には更に、当該プローブの校正データ、使用時間、プローブ劣化、校正履歴、補正係数の少なくとも1つの情報を含むプローブに関する情報が記憶されることを特徴とする請求項2〜13のいずれかの項に記載の計測装置。
  15. 前記装置本体は、接続されたプローブの前記記憶手段に対する情報の読み込み/書き込み手段を有することを特徴とする請求項2〜14のいずれかの項に記載の計測装置。
  16. 前記プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に、電圧、電流を含む物理量の変換又は増幅装置を内蔵したことを特徴とする請求項1〜15のいずれかの項に記載の計測装置。
  17. 前記プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に、電圧、電流を含む物理量の変換又は増幅装置と、アナログ信号をデジタル信号に変換する変換器と、を内蔵したことを特徴とする請求項1〜15のいずれかの項に記載の計測装置。
  18. 前記プローブ内に、又は、前記プローブを前記装置本体に対して接続するためのケーブル或いはプローブ側コネクタ内に、電圧、電流を含む物理量の変換又は増幅装置と、アナログ信号をデジタル信号に変換する変換器と、演算処理装置と、デジタル信号発生器と、を内蔵したことを特徴とする請求項1〜15のいずれかの項に記載の計測装置。
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