JP2005114304A - 膨脹弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】 2重配管を使用した場合にあって、外気に対して気密を保持するためのシーリング箇所が少なくて済み、しかも、小さな設置スペースで設置可能な膨脹弁を提供する。
【解決手段】 2重配管5内の2つの流路を独立した2つの分岐流路6,7に分岐する分岐ブロック3に膨脹弁本体2を取り付けた。
【選択図】 図1
【解決手段】 2重配管5内の2つの流路を独立した2つの分岐流路6,7に分岐する分岐ブロック3に膨脹弁本体2を取り付けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば自動車用空調システムの冷房サイクル中に配置される膨張弁に関する。
自動車用空調システムは、冷媒を圧縮するコンプレッサと、高圧の冷媒を冷却する凝縮器と、凝縮された冷媒を膨脹させる膨脹弁と、膨脹された冷媒を気化させるエバポレータとから冷房サイクルが形成される。そして、これら機器間は配管によって連結されるが、その配管の設置スペース等を省スペースとするために2重配管を使用したものが提案されている。
特許文献1には、膨脹弁とコンプレッサの経路と、膨脹弁と凝縮器の経路間に2重配管が使用され、2重配管のエバポレータ側の端部には2重配管内の2つの流路を独立の流路に分岐する分岐ブロックが設けられている。
一方、膨脹弁は、特許文献2に示すように、エバポレータより排出される冷媒の温度及び圧力の変化を検知するパワーエレメントとパワーエレメントの検出出力に基づいてエバポレータに供給される冷媒の流量を制御する弁部とが一体に構成された膨脹弁本体と、この膨脹弁本体が取り付けされ、エバポレータに冷媒を供給する流路とエバポレータから冷媒が排出される流路とが形成された弁ケースとから構成されている。
以上より、図9に示すように、冷房サイクルの配管に2重配管100を使用して冷房サイクルを構成する場合にあっては、分岐ブロック101と膨脹弁102の弁ケース102aとの間を互いの流路間が連通するよう連結し、且つ、膨脹弁102の弁ケース102aとエバポレータ103との間を互いの流路間が連通するよう連結することになる。
特開2002−228072号公報
特開2003−130501号公報
しかしながら、上記構成にあっては、外気に対して冷房サイクル内の気密を保持するためには、分岐ブロック101と弁ケース102aとの間、弁ケース102aと膨脹弁本体102bとの間、弁ケース102aとエバポレータ103との間にそれぞれシーリング部材105a〜105fを介在する必要がある。従って、シーリング部材105a〜105fを少なくとも6箇所に設置しなければならず、シーリング箇所が多いという問題がある。
又、2重配管100とエバポレータ103との間には、分岐ブロック101と膨脹弁102の弁ケース102aとを配置する必要があるため、大きな設置スペースが必要になるという問題がある。
そこで、本発明は、2重配管を使用した場合にあって、外気に対して気密を保持するためのシーリング箇所が少なくて済み、しかも、小さな設置スペースで設置可能な膨脹弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、2重配管内の2つの流路を独立した2つの分岐流路に分岐する分岐ブロックに膨脹弁本体を取り付けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の膨脹弁であって、前記膨脹弁本体は、前記分岐ブロックに着脱自在に設けられたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の膨脹弁であって、前記分岐ブロックには前記2重配管を連結する2重配管連結用孔を形成し、前記分岐ブロックに連結された前記2重配管の外管内に連通する第1分岐流路を形成すると共に、前記第1分岐流路を貫通した前記2重配管の内管内に連通する弁取付孔を形成し、前記弁取付孔に連通し、前記弁取付孔に取り付けされた前記膨脹弁本体内の弁通路を介して前記内管内に連通される第2分岐流路を形成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の膨脹弁であって、前記2重配管連結用孔と前記弁取付孔とを同一軸に沿って形成し、前記膨脹弁本体と前記2重配管とを一直線上に配置したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載の膨脹弁であって、前記膨脹弁本体は、エバポレータから排出される冷媒の温度及び圧力の変化を検出するパワーエレメントとこのパワーエレメントの検出結果に基づいて作動ロッド及び弁体が移動してエバポレータに供給する冷媒量を調整する弁部とから構成され、前記作動ロッド及び前記弁体の移動方向を前記2重配管の軸方向に設定したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、2重配管とエバポレータとの間には分岐ブロックのみを配置すれば足り、従来例のような膨脹弁の弁ケースを介在する必要がないため、外気に対して気密を保持するためのシーリング箇所が少なくて済み、しかも、小さな設置スペースで設置できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、膨脹弁本体の取付け及び取外しが容易にできる。従って、膨脹弁本体の交換も容易にできる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、複雑な孔加工を行うことなく分岐ブロックを作成できる。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の効果に加え、分岐ブロックの幅を小さくできるため、膨脹弁の小型化を図ることができる。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、分岐ブロックの幅をより狭くできるため、膨脹弁の更なる小型化に寄与する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は第1実施形態を示し、図1は膨脹弁1の分岐ブロック3への取付状態を示す断面図、図2は膨脹弁本体2の断面図である。
図1に示すように、膨張弁1は、膨張弁本体2が分岐ブロック3に取り付けられている。以下、詳しく説明する。
分岐ブロック3の下面には小径部4aと大径部4bから成る2重配管連結用孔4が形成されており、この2重配管連結用孔4に2重配管5の端部がロー付けによって連結されている。2重配管5は、内管5aと外管5bが2重に配置され、内管5a内の流路が凝縮器(図示せず)の出口側に、外管5b内の流路がコンプレッサ(図示せず)の入口側にそれぞれ接続される。
分岐ブロック3の側面には、2重配管5の外管5b内に連通する第1分岐流路6と、この第1分岐流路6の上方に平行に配置された第2分岐流路7とがそれぞれ形成されている。第1分岐流路6にはエバポレータ8の出口管部8aが、第2分岐流路7にはエバポレータ8の入口管部8bがそれぞれ連結されている。出口管部8aと第1分岐流路6との間、及び、入口管部8bと第2分岐流路7との間には外気に対して内部の気密を保持するシーリング部材であるOリング40,41が介在されている。
分岐ブロック3の上面には弁取付孔9が形成されており、この弁取付孔9は第2分岐流路7に連通されていると共に第1分岐流路6を貫通する内管5a内に連通されている。弁取付孔9には膨脹弁本体2が配置されており、膨脹弁本体2はネジ部42を介して螺入されている。又、弁取付孔9と上記2重配管連結用孔4とは同一軸に沿って形成され、膨脹弁本体2と2重配管5とが一直線上に配置されている。
又、分岐ブロック3には、弁取付孔9と第1分岐流路6との間を連通する冷媒導入路43が形成されている。
膨脹弁本体2は、図2に詳しく示すように、パワーエレメント10と弁部11とが一体に構成されており、パワーエレメント10は弁取付孔7より上方に露出され、弁部11は弁取付孔9内に配置されている。パワーエレメント10は、上ハウジング12と下ハウジング13によって周縁が挟持されたダイアフラム14を有し、このダイアフラム14を境として上下ハウジング12,13内には上方の密閉室15と下方の検知冷媒用室16が形成されている。密閉室15には所定圧力の冷媒ガスが封入され、検知冷媒用室16には延設筒部13aの連通孔43及び冷媒導入路43を介してエバポレータ8から排出される冷媒が導かれている。ダイアフラム14は、エバポレータ8より排出される冷媒の温度及び圧力が高いと、中央箇所が上方に膨出する状態に変移し、上記冷媒の温度及び圧力が低いと、中央箇所が下方に膨出する状態に変移する。つまり、パワーエレメント10は、エバポレータ8より排出される冷媒の温度及び圧力の変化をダイアフラム14の変移として出力する。
弁部11は、下ハウジング13の下方に一体に接続された延設筒部13aと、この延設筒部13aの下端に固定されたパイプ部17とを有し、延設筒部13a及びパイプ部17が弁取付孔9に挿入されている。パイプ部17は、第2分岐流路7を完全に塞いだ状態で配置されている。そして、第2分岐流路7は、パイプ部17内に形成された弁通路18を介してのみ内管5a内に連通されている。
又、延設筒部13a及びパイプ部17の内部には、上下動自在に作動ロッド19が配置されている。この作動ロッド19の上端はダイアフラム14側に固定され、作動ロッド19の下端には弁通路18の開度を可変する弁体20が固定されている。弁体20は、ダイアフラム14の変移に連動して上下動され、これによってエバポレータ8に供給される冷媒の流量が可変されるようになっている。作動ロッド19及び弁体20の移動方向は、2重配管5の軸方向に設定されている。又、作動ロッド19とパイプ部17との間には付勢バネ21が介在され、この付勢バネ21によって作動ロッド19が弁体20を閉じる方向に付勢されている。
又、下ハウジング13の外周と分岐ブロック3との間にはシーリング部材であるOリング44が介在されており、このOリング44によって大気に対して弁取付孔9内の気密が保持されている。又、パイプ部17と弁取付孔7の内面との間には2箇所にOリング45,46が介在されており、これら2箇所のOリング45,46によって第1分岐流路6と第2分岐流路7との間の気密、及び、第2分岐流路7と冷媒導入孔43に開口する弁取付孔9内との間の気密がそれぞれ保持されている。
上記構成において、膨脹弁本体2を分岐ブロック3に直接に取り付けたので、2重配管5とエバポレータ8との間には分岐ブロック3のみを配置すれば足り、従来例のような膨脹弁の弁ケースを介在する必要がない。従って、外気に対して気密を保持するためシーリング箇所(Oリング40,41,44の3箇所)が少なくて済み、しかも、小さな設置スペースで設置できる。
上記第1実施形態では、分岐ブロック3には2重配管5を連結する2重配管連結用孔4を形成し、分岐ブロック3に連結された2重配管5の外管5b内に連通する第1分岐流路6を形成すると共に、第1分岐流路6を貫通した2重配管5の内管5a内に連通する弁取付孔9を形成し、弁取付孔9に連通し、弁取付孔9に取り付けされた膨脹弁本体2内の弁通路18を介して内管5a内に連通される第2分岐流路7を形成したので、複雑な孔加工を行うことなく分岐ブロック3を作成できる。
上記第1実施形態では、2重配管連結用孔4と弁取付孔9とを同一軸に沿って形成し、膨脹弁本体2と2重配管5とを一直線上に配置したので、分岐ブロック3の幅dを小さくできるため、膨脹弁1の小型化を図ることができる。
上記第1実施形態では、膨脹弁本体2は、エバポレータ8から排出される冷媒の温度及び圧力の変化を検出するパワーエレメント10とこのパワーエレメント10の検出結果に基づいて作動ロッド19及び弁体20が移動してエバポレータ8に供給する冷媒量を調整する弁部11とから構成され、作動ロッド19及び弁体20の移動方向を2重配管5の軸方向に設定したので、分岐ブロック3の幅dを更に小さくできるため、膨脹弁1の更なる小型化を図ることができる。
図3及び図4は本発明の第2実施形態を示し、図3は膨脹弁1Aの分解斜視図、図4は膨脹弁の抜け止め係合手段51Aの要部断面図である。
この第2実施形態の膨張弁1Aと前記第1実施形態のものとを比較するに、第1実施形態の膨脹弁本体2は分岐ブロック3の弁取付孔9にネジ部42を介して取り付けられていたが、第2実施形態の膨脹弁本体2は螺入抜け止め係合手段51Aを介して取り付けられている点が相違する。
つまり、図3及び図4に示すように、抜け止め係合手段51Aは、弁部11の外周に突設された鍔部22と、分岐ブロック3の弁取付孔9の周縁に固定された略円筒状のバネ保持部材23と、このバネ保持部材23によって弁取付孔9の軸方向に対する移動が一定範囲に規制され、且つ、バネ変形によって拡径可能なリングバネ24とから構成されている。リングバネ24は、例えばコイルバネをエンドレスのリング状に配置して構成されている。そして、膨脹弁本体2が弁挿入孔9に挿入された状態にあって、リングバネ24が膨張弁本体2の鍔部22の上面に係合することによって膨張弁本体2が分岐ブロック3に係合されている。
又、抜け止め係合手段51A以外の構成は、前記第1実施形態とほぼ同一であるため、説明を省略する。尚、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
次に、膨張弁本体2の分岐ブロック3への取り付け手順を説明する。膨張弁本体2の弁部11を先端として分岐ブロック3の弁取付孔9に挿入する。すると、膨張弁本体2の鍔部22にリングバネ24が当接する。この位置より更に膨張弁本体2を挿入すると、リングバネ24がバネ変形で拡径し、鍔部22の挿入が許容される。膨張弁本体2の挿入が進み、鍔部22がリングバネ24の位置を通過すると、リングバネ24がバネ復帰変形で縮径し、図4に示すように、リングバネ24が鍔部22の上面に係合する。以上により、膨張弁本体2の取り付けが完了する。又、膨脹弁本体2を分岐ブロック3より取り外す場合には、上記と逆の動作によって取り外せる。
以上、上記膨脹弁1Aにあっては、膨脹弁本体2を分岐ブロック3にワンタッチで着脱できるため、膨脹弁本体2の交換が容易である。
又、上記膨張弁1Aにあって、リングバネ24を介して膨張弁本体2に仮に外力が作用する場合には、その外力は弁部11に作用し、パワーエレメント10には作用しない。従って、膨張弁本体2の取り付けに起因するパワーエレメント10の検知特性のずれを防止できる。
図5及び図6は本発明の第3実施形態を示し、図5は膨張弁1Bの分解斜視図、図6は膨張弁1Bの抜け止め係合手段51Bを示す断面図である。
この第3実施形態の膨張弁1Bと前記第2実施形態のものとを比較するに、抜け止め係合手段51Bの構成が相違する。
つまり、図5及び図6に示すように、抜け止め係合手段51Bは、弁部11の外周に形成された凹部30と、分岐ブロック3の弁取付孔9に開口するよう形成された嵌合用溝31と、この嵌合用溝31に挿入される嵌合部材32とから構成されている。膨張弁本体2が弁取付孔9に挿入された状態にあって、嵌合用溝31に挿入された嵌合部材32が凹部30に入り込むことにより膨張弁本体2が取り付けられている。
又、抜け止め係合手段51B以外の構成は、前記第1実施形態とほぼ同一であるため、説明を省略する。尚、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
次に、膨張弁本体2の分岐ブロック3への取り付け手順を説明する。膨張弁本体2の弁部11を先端として分岐ブロック3の弁取付孔9に挿入する。次に、嵌合用溝31に嵌合部材32を挿入する。すると、嵌合部材32が凹部30に入り込み、これで完了する。又、膨脹弁本体2を分岐ブロック3より取り外す場合には、上記と逆の動作によって取り外せる。
以上、上記第3実施形態の膨脹弁1Bにあっては、膨張弁本体2を分岐ブロック3の弁取付孔9に挿入し、嵌合部材32を嵌合用溝31に挿入するだけで膨張弁本体2を取り付けでき、逆の動作で取り外しできるため、膨張弁本体2の交換が容易にできる。
又、上記第3実施形態の膨張弁1Bでは、嵌合部材32を介して膨張弁本体2に仮に外力が作用する場合には、その外力は弁部11に作用し、パワーエレメント10には作用しない。従って、膨張弁本体2の取り付けに起因するパワーエレメント10の検知特性のずれを防止できる。
図7及び図8は本発明の第4実施形態を示し、図7は膨張弁1Cの分解斜視図、図8は膨張弁1Cの抜け止め係合手段51Cを示す断面図である。
この第4実施形態の膨張弁1Cと前記第2実施形態のものとを比較するに、抜け止め係合手段4Cの構成が相違する。
つまり、図7及び図8に示すように、抜け止め係合手段51Cは、弁部11の外周の3箇所に突設された係合片部33と、分岐ブロック3の弁取付孔9の周縁に固定され、弁取付孔9の軸方向の変移と共に周方向に傾斜する形状の係合溝34aが形成されたアダプタ34とから構成されている。膨張弁本体2の弁取付孔9への挿入状態にあって、膨張弁本体2の各係合片部33が各係合溝34aに入り込むことにより膨張弁本体2が取り付けられている。
又、抜け止め係合手段51C以外の構成は、前記第1実施形態とほぼ同一であるため、説明を省略する。尚、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
次に、膨張弁本体2の分岐ブロック3への取り付け手順を説明する。膨張弁本体2の弁部11を先端とし、且つ、膨張弁本体2の各係合片部33を各係合溝34aに位置合わせする。そして、膨張弁本体2を分岐ブロック3の弁取付孔9に回転させながら挿入する。すると、各係合片部33が各係合溝34aの奥に徐々に入り込み、これで完了する。又、膨脹弁本体2を分岐ブロック3より取り外す場合には、上記と逆の作業によって取り外せる。
以上、上記第4実施形態の膨張弁1Cでは、膨張弁本体2の係合片部33を係合溝34aに係合しつつ膨張弁本体2を弁取付孔9に回転させながら挿入するだけで膨張弁本体2を取り付けでき、逆の作業によって取り外すことができるため、膨張弁本体2の交換が容易にできる。
又、第4実施形態の膨脹弁1Cでは、アダプタ34を介して膨張弁本体2に仮に外力が作用する場合には、その外力は弁部11に作用し、パワーエレメント10には作用しない。従って、膨張弁本体2の取り付けに起因するパワーエレメント10の検知特性のずれを防止できる。
1,1A〜1C 膨脹弁
2 膨脹弁本体
3 分岐ブロック
4 2重配管連結用孔
5 2重配管
5a 内管
5b 外管
6 第1分岐流路
7 第2分岐流路
8 エバポレータ
9 弁取付孔
10 パワーエレメント
11 弁部
18 弁通路
19 作動ロッド
20 弁体
2 膨脹弁本体
3 分岐ブロック
4 2重配管連結用孔
5 2重配管
5a 内管
5b 外管
6 第1分岐流路
7 第2分岐流路
8 エバポレータ
9 弁取付孔
10 パワーエレメント
11 弁部
18 弁通路
19 作動ロッド
20 弁体
Claims (5)
- 2重配管(5)内の2つの流路を独立した2つの分岐流路(6),(7)に分岐する分岐ブロック(3)に膨脹弁本体(2)を取り付けたことを特徴とする膨脹弁(1),(1A)〜(1C)。
- 請求項1記載の膨脹弁(1A)〜(1C)であって、
前記膨脹弁本体(2)は、前記分岐ブロック(3)に着脱自在に設けられたことを特徴とする膨脹弁(1A)〜(1C)。 - 請求項1又は請求項2記載の膨脹弁(1),(1A)〜(1C)であって、
前記分岐ブロック(3)には前記2重配管(5)を連結する2重配管連結用孔(4)を形成し、
前記分岐ブロック(3)に連結された前記2重配管(5)の外管(5b)内に連通する第1分岐流路(6)を形成すると共に、前記第1分岐流路(6)を貫通した前記2重配管(5)の内管(5a)内に連通する弁取付孔(9)を形成し、前記弁取付孔(9)に連通し、前記弁取付孔(9)に取り付けされた前記膨脹弁本体(2)内の弁通路(18)を介して前記内管(5a)内に連通される第2分岐流路(7)を形成したことを特徴とする膨脹弁(1),(1A)〜(1C)。 - 請求項3記載の膨脹弁(1),(1A)〜(1C)であって、
前記2重配管連結用孔(4)と前記弁取付孔(9)とを同一軸に沿って形成し、前記膨脹弁本体(2)と前記2重配管(5)とを一直線上に配置したことを特徴とする膨脹弁(1),(1A)〜(1C)。 - 請求項4記載の膨脹弁(1),(1A)〜(1C)であって、
前記膨脹弁本体(2)は、エバポレータ(8)から排出される冷媒の温度及び圧力の変化を検出するパワーエレメント(10)とこのパワーエレメント(10)の検出結果に基づいて作動ロッド(19)及び弁体(20)が移動してエバポレータ(8)に供給する冷媒量を調整する弁部(10)とから構成され、
前記作動ロッド(19)及び前記弁体(20)の移動方向を前記2重配管(5)の軸方向に設定したことを特徴とする膨脹弁(1),(1A)〜(1C)。
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- 2003-10-10 JP JP2003351956A patent/JP2005114304A/ja active Pending
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