JP2004218918A - 差圧膨張弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】差圧に対する流量の応答性がよく、しかも、冷凍サイクル中にコンパクトに配置が可能で、作動時に弁体が振動することがない差圧膨張弁を提供する。
【解決手段】本体10の一端に流入口11が形成され、他端には継手40を介して流出口42が形成される。本体10には差圧に応じて冷媒流量を制御する絞り部21を有した弁体20と、差圧を設定するバネ30が設けられる。継手40にはバネ30を受けるバネ受け部44と冷媒を断熱膨張させるオリフィス孔41が形成される。弁体の上面側断面は略四角形とし、そのR形状の角部が本体の弁案内部13によって案内される。継手40にはバネ受け部44と流体を断熱膨張させるオリフィス孔41が形成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は差圧膨張弁に関し、特に、車輌用空調機の冷凍サイクル等に用いられる差圧膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車輌用空調機の冷凍サイクルとして、コンデンサの出口側にて余分な冷媒を貯めて気液分離を行うレシーバと蒸発器から出た低圧冷媒の圧力および温度に応じてその蒸発器に入る冷媒の流量を制御する冷凍サイクル用の温度式膨張弁が広く用いられている。
【0003】
一方、蒸発器の出口側で余分な冷媒を貯めて気液分離を行うアキュムレータとコンデンサから出た高圧冷媒の過冷却度および乾き度の変動に応じて冷媒流量を制御する絞り流路(オリフィス)および冷媒に所定の過冷却度を持たせるように制御する差圧弁を具備する膨張弁を使用したサイクルも知られている(特許文献1)。
【0004】
図6は、公知の特許文献1に開示された膨張弁の構成例を示す断面図である。この膨張弁1は、円筒状のボディ2を有し、冷凍サイクルの上流側に接続されるボディ2の図示左側部分は、その側面の一部が大きく開口されていて、その開口部にストレーナ3が嵌合されている。ボディ2は、その中央の冷媒通路の途中に、弁座4を構成する段差が設けられ、この弁座4に対向して下流側から弁体5がその軸線方向に進退自在に配置され、該弁体5は、その下流側に配置されたばね6によって閉弁方向に付勢されている。
また、このボディ2の下流側の端部には、ばね受け部材7が嵌合されており、該ばね受け部材7には、外部に連通する環状の絞り流路8が穿設されている。そして、ボディ2の外周にはO−リング9が嵌合されている。また、弁体5は、その軸線位置に貫通するよう微小断面積を有するオイル通過通路5aが穿設されている(さらに、絞り流路と並行させて「オイル通過通路」を設けることは、冷媒流量調整弁において「バイパス連通穴」として知られている。(例えば、非特許文献1参照)。
【0005】
このような構成の膨張弁1において、冷凍サイクルが通常負荷で運転しているときには、図示しないコンデンサからの高圧冷媒は、まず、ストレーナ3にて濾過され、弁体5の上流側に導入される。導入された冷媒の圧力がばね6の付勢力より高くなると、弁体5が弁座4より離れ、冷媒が弁座4の下流側へと流れ、さらにばね受け部材7の環状の絞り流路8を通過し、ここで断熱膨張されて図示しない蒸発器へと流れる。このとき、弁体5は、弁座4の上流側と下流側との差圧とばね6の付勢力とのバランスによって冷媒流量を制御する。
【0006】
このような膨張弁1によれば、エンジンの回転数が低く低負荷状態にあるときには差圧弁が閉じるが、その場合でも導入された冷媒の一部を差圧弁バイパス手段を介して流すことができ、冷媒に混入されたオイルをコンプレッサに戻すことができ、コンプレッサの焼き付きを防止することができる。
【0007】
また、高速走行時などのように、コンプレッサの回転数が高くなって高圧の冷媒が導入された場合に、流路面積可変手段が絞り流路8の流路面積を増加させて絞り流路8を流れる流量を増加させ、圧力上昇を抑えることができ、圧力破壊、成績係数および燃費悪化を防止することができるようにしている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−5544号公報(特に、段落番号0016−0020及び図1参照)
【非特許文献1】
「冷凍」第42巻・第476号(冷凍第42−509・510頁及びFig2.「Hi/Re/Liサイクルの構成部品」参照)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記手段においては、差圧に対する流量変化の応答性が低く、しかも、膨張弁に管路を連結した場合においてコンパクトな配置ができず、また、膨張弁の作動時において、本体に対して弁体に振動が発生することがあるという問題点がある。
したがって、本発明の課題は、上記従来技術の不利点を解消することにあり、差圧に対する流量の応答性がよく、しかも、冷凍サイクルにおいてコンパクトに配置が可能で、膨張弁の作動時において本体に対して弁体が振動することがない差圧膨張弁を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明は、以下の手段を採用した。
請求項1の差圧膨張弁は、筒状の本体の一端に流入口が形成され、前記本体の他端に連結された継手を介して流出口が形成され、前記本体内には、弁座部が形成されると共に、流体の差圧を感知し所定以上の差圧に応じて流量を制御する絞り部が形成された弁体が設けられ、該弁体は前記継手との間に介装された差圧設定バネにより弁座部側に付勢され、且つ、前記継手には流体を断熱膨張させるオリフィス孔が形成され、上記弁体は上記絞り部に連通する流通路を備え、上記本体の筒状の内面に形成された弁案内部によって案内されて進退可能に配置されると共に、上記弁座部と離接する絞り部が形成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項2の差圧膨張弁は、請求項1記載の差圧膨張弁において、上記弁体の中心部にはブリードポートが形成され、かつ上記絞り部を離接方向に対して傾斜状に形成したことを特徴とする。
請求項3の差圧膨張弁は、請求項1又は請求項2記載の差圧膨張弁において、
上記弁体は多角形の柱状部とこれに連続して一体に形成された円錐状部とからなり、上記柱状部の平面部と上記弁体の弁案内部との間に上記流通路が構成されると共に、上記流通路は上記円錐部の傾斜部が構成する絞り部に連通することを特徴とする。
請求項4の差圧膨張弁は、請求項1乃至請求項3記載のいずれかの差圧膨張弁において、上記継手には、バネ受け部と、流体を断熱膨張させるオリフィス孔と、弁体との間でメタルシールを形成するための先端が先細り状のリング状突起と、が形成され、上記オリフィス孔の出口側には締結穴が設けられていることを特徴とする。
請求項5の差圧膨張弁は、請求項1記載の差圧膨張弁において、上記継手には、オリフィス孔を形成したオリフィス体が別体として形成されていることを特徴とする。
請求項6の差圧膨張弁は、請求項1乃至請求項5記載のいずれかの差圧膨張弁において、上記弁体の下面側には、本体に対する弁体の振動を防止する防振バネが装着されていることを特徴とする。
請求項7の差圧膨張弁は、請求項6記載の差圧膨張弁において、上記防振バネは、弁体の下面に配置される弁体装着部と、上記本体の内面に摺接する弾性摺接部とからなることを特徴とする。
【0012】
そして、冷凍サイクルにおいて、圧縮機で高温・高圧に圧縮されたガスを凝縮器で液化し、更に過冷却された高圧の液を、上記差圧膨張弁により、例えば、0.4〜0.5MPaの差圧をつけてオリフィス孔まで導き、その後オリフィス孔を通して断熱膨張させる。また、上記差圧膨張弁は、弁体に防振バネを設けたことで、作動時に弁体を振動させず、円滑な差圧機能を実現させ、騒音の発生を抑制する。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例1】
以下、本発明の実施例に係る差圧膨張弁Eを、図1及び図2を参照して説明する。図1は本発明の実施例1の縦断面図、図2(A)は実施例1の弁体の斜視図、図2(B)は図1のA−A線の断面図である。なお、以下、図面に従って説明するが、上・下・左・右という表現は、図面の記載に伴うものであり、実際の位置関係とは、必ずしも一致するものではない。
【0014】
実施例1に係る差圧膨張弁Eは、円筒状の本体10を有し、冷凍サイクルの上流側に接続される本体10の上方部分は、流入口11が開口されていて、本体10は、その中央の冷媒通路の途中に、弁座部12を構成する段差が設けられていている。この弁座部12に対向して下流側から弁体20がその軸線方向に進退自在に配置され、弁体20は下流側に配置されたバネ30によって閉弁方向に付勢されている。
また、この本体10の下流側の端部には、円筒状の継手40が継手取付部15を介して螺合されており、その継手40には、その下方に形成された流出口42に連通するオリフィス孔41が穿設された台形状の凸部46がその上面に一体に構成される。また、オリフィス孔41は膨張弁を構成する。
【0015】
本体10は、弁座部12の上部(流入口11側)の内面が弁案内部13として形成され、また、弁座部12の下部はバネ室14を構成している。そして、該バネ室14の下部に上記継手取付部15が形成されている。
【0016】
弁体20は、図2(A)に示す如く、上部においてその横断面形状が多角形を形成する柱状部20aと、下部において該柱状部20aと連続して一体に形成された円錐状部20bとからなり、該円錐状部20bは絞り部21を構成する。上記多角形として図1の実施例では、図2(B)に示す如く断面四角形に形成され、この四角形のR形状をなす角部が本体10の弁案内部13によって案内され、弁体20は進退可能に配置されると共に、弁体20と弁案内部13との間には流通路aが形成され、流通路aは絞り部21に連通し、該絞り部21は、円錐部20bの傾斜部20b’にて構成され、該傾斜部20b’は本体20の弁座部12と離接する当接部として形成されると共に、弁体20の離接方向に対して、例えば20°〜36°(片側10°〜18°)の角度を有する。
また、該絞り部21の下部は、該絞り部21と連続する径大部27が形成される。即ち、絞り部21は前記径大部27の上面の径大傾斜部27aに連続するように形成され、これらの絞り部21及び径大傾斜部27aが弁部の通過流量を速やかに安定させる作用を有する。
また、弁体20の軸心位置には連通孔22が流入口11と連通して上下に形成されると共に、上記連通孔22の下部で弁体20の下面側に突出して台形状に形成された凸部28には、連通孔22とバネ室14とに連通するオイル戻し用のブリードポート23が形成される。更に、弁体20の上面の平坦部は流入圧受部25となり、その下面側に形成された凸部28の周囲は平坦部であり流出圧受部26となる。また、凸部28の基部の周囲はバネ受け部24となり、上記バネ30の一端は上記凸部28に沿って支持される。なお、ブリードポート23は必要に応じて設けられる。
【0017】
継手40は円筒状に形成され、その上面(バネ室14側)に形成された凸部46の周囲には凹形状のバネ受け部44が形成されると共に、バネ30の他端(下端)は上記凸部46に沿って支持される。また、バネ受け部44の外周には突起からなるメタルシール45が設けられている。なお、バネ受け部44は、実施例では凹形状となっているが、凸形状等の他の形状であってもよい。
上記バネ受け部44とバネ受部24との間には差圧設定用のバネ30が縮装される。該バネ30のバネ圧は、設差圧に相当する弾性力とし、実施例1の場合は、例えば0.4〜0.5MPaとする。また、その継手40の下面にはネジ締結用の締結穴43が形成されており、締結穴43は、実施例では六角穴となっているが、締結穴はこれに限らず、他の形状、例えば、異形、凸状ボス、二穴形状等であってもよい。また、継手40の上部外周には継手取付部15の雌ネジ部と螺合する雄ネジ部が形成されている。
【0018】
このような構成の差圧膨張弁Eにおいて、冷凍サイクルが通常負荷で運転しているときには、図示しない圧縮機側からの高圧冷媒は、まず、流入口11に導入される。導入された冷媒の圧力がバネ30の付勢力より高くなると、弁体20が弁座部12より離れ、冷媒が該弁座部12の下流側へと流れ、さらにバネ室14からオリフィス孔41を通過し、ここで断熱膨張されて図示しない蒸発器へと流れる。このとき、弁体20は、弁座部12の上流側と下流側との差圧とバネ30の付勢力とのバランスによって冷媒流量を制御する。
【0019】
このような差圧膨張弁Eによれば、エンジンの回転数が低く低負荷状態にあるときには、差圧弁が閉じ、コンプレッサの潤滑性に問題が生じる場合がある。その場合においては、導入された冷媒の一部をブリードポート23を介して流すことにより、冷媒に混入されたオイルをコンプレッサに戻すことができ、コンプレッサの潤滑性を損なうことを防止できる。
【0020】
【実施例2】
次に、本発明の実施例2について図3を参照して詳細に説明する。なお、図3において、図1,2に示した構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付してある。
実施例2の差圧膨張弁E’は、オリフィス孔51を形成したオリフィス体50を、継手40とは別体としたもので、オリフィス体50を本体10に装着するに当たっては、オリフィス体50の上下面の外周にメタルシール55が形成されている。
【0021】
実施例2によれば、オリフィス体50と継手40とが別体であることから、それぞれの加工・交換が容易であるばかりでなく、オリフィス体50を交換するだけで、システムに見合った適正な能力に変更することが可能となる。
【0022】
【実施例3】
次に、本発明の実施例3について図4及び図5を参照して詳細に説明する。 図4はその縦断面図、図5(A)はその防振バネの平面図(A)、図5(B)は図5(A)のB−B線断面図である。なお、図4において、図1,3に示した構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付すことで、説明を省略している。
実施例3の差圧膨張弁E”は、弁体20の下面に防振バネ60を装着した点に特徴を有するものである。該防振バネ60は全体として1枚の弾性金属素材を加工したものであり、その構成の詳細は、図5に示すように、略環状の弁体装着部61と6枚の略くの字形で所定幅の折れ曲がり状の弾性摺接片62とからなる。なお、弁体装着部61の中心部に形成される孔63は、前記凸部28が嵌合可能な程度の大きさとする。したがって、上記弁体装着部61は、弁体20の下面に密着して配置可能な形状となっている。また、弾性摺接片62はその外面が本体10の内面、換言すれば、バネ室14の内壁面に弾接しながら上下に摺動可能に形成されている。そして、上記防振バネ60は、弁体20と継手40との間に縮装されるバネ30により弁体20下面のバネ受部24に圧接されている。なお、弾性摺接片62の数は6枚に限らず、例えば3枚程度でも可能である。
【0023】
上記実施例3によれば、本体10の内面に摺接する防振バネ60の弾性摺接片62により冷媒の流動により弁体20の振動が発生した場合には、これを防止することができる。
【発明の効果】
本発明は上記のように構成されているので、弁体で感知した所定以上の差圧に対して、絞り部における流量調整の応答性を向上させることができ、しかも、冷凍サイクルにおいてコンパクトな配置が可能となる。また、部品点数の低減及び組立工数の低減が計られると共に、継手内部に締結穴を設けることで、継手を本体にねじ締結する際の固定部を継手外面に設ける必要がなくなり、しかも、継手の長さを短縮できてコンパクト化を計ることができる。
また、継手、バネ、弁体を交換することで簡単に差圧や冷凍能力を変更することができる。また、本体の内面に摺接する防振バネの弾性摺接部により冷媒の流動によって弁体に振動が発生するような場合でも、これを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の縦断面図。
【図2】実施例1の弁体の斜視図(A)及び図1のA−A線の断面図(B)。
【図3】本発明の実施例2の縦断面図。
【図4】本発明の実施例3の縦断面図。
【図5】実施例3の防振バネの平面図(A)、及び、図5(A)のB−B線断面図(B)。
【図6】従来技術を示す膨張弁の縦断面図。
【符号の説明】
1・・膨張弁(公知) 2・・ボディ 3・・ストレーナ
4・・弁座 5・・弁体 5a・・オイル通過通路
6・・ばね 7・・ばね受け部材 8・・絞り流路 9・・O−リング
E,E’,E”・・膨張弁(本発明)
10・・本体 11・・流入口 12・・弁座部
13・・弁案内部 14・・バネ室 15・・継手取付部
20・・弁体 20a・・柱状部 20a’・・平面部
20b・・円錐状部 20b・・傾斜部
21・・絞り部 22・・連通孔
23・・ブリードポート 24・・バネ受部 25・・流入圧受部
26・・流出圧受部 27・・径大部 27a・・径大傾斜部
28・・凸部 30・・バネ 40・・継手
41・・オリフィス孔 42・・・流出口 43・・締結穴
44・・バネ受け部 45・・メタルシール 46・・凸部
50・・オリフィス体
51・・オリフィス孔 55・・メタルシール 60・・防振バネ
61・・弁体装着部 62・・弾性摺接(片)部 63・・孔

Claims (7)

  1. 筒状の本体の一端に流入口が形成され、前記本体の他端に連結された継手を介して流出口が形成され、前記本体内には、弁座部が形成されると共に、流体の差圧を感知し所定以上の差圧に応じて流量を制御する絞り部が形成された弁体が設けられ、該弁体は前記継手との間に介装された差圧設定バネにより弁座部側に付勢され、且つ、前記継手には流体を断熱膨張させるオリフィス孔が形成され、上記弁体は上記絞り部に連通する流通路を備え、上記本体の筒状の内面に形成された弁案内部によって案内されて進退可能に配置されると共に、上記弁座部と離接する絞り部が形成されていることを特徴とする差圧膨張弁。
  2. 上記弁体の中心部にはブリードポートが形成され、かつ上記絞り部を離接方向に対して傾斜状に形成したことを特徴とする請求項1記載の差圧膨張弁。
  3. 上記弁体は多角形の柱状部とこれに連続して一体に形成された円錐状部とからなり、上記柱状部の平面部と上記弁体の弁案内部との間に上記流通路が構成されると共に、上記流通路は上記円錐部の傾斜部が構成する絞り部に連通することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の差圧膨張弁。
  4. 上記継手には、バネ受け部と、流体を断熱膨張させるオリフィス孔と、弁体との間でメタルシールを形成するための先端が先細り状のリング状突起と、が形成され、上記オリフィス孔の出口側には締結穴が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいずれかの差圧膨張弁。
  5. 上記継手には、オリフィス孔を形成したオリフィス体が別体として形成されていることを特徴とする請求項1記載の差圧膨張弁。
  6. 上記弁体の下面側には、本体に対する弁体の振動を防止する防振バネが装着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のいずれかの差圧膨張弁。
  7. 上記防振バネは、弁体の下面に配置される弁体装着部と、上記本体の内面に摺接する弾性摺接部とからなることを特徴とする請求項6記載の差圧膨張弁。
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