JP2016095049A - 絞り装置、および、それを備える冷凍サイクルシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ブリード量を調整することができ、しかも、万一、弁体が、弁孔を閉状態とする方向に移動した場合であっても、弁体の弁座に対する食い付きを回避できる絞り装置、および、それを備える冷凍サイクルシステムを提供する。
【解決手段】絞り装置において、ガイドチューブ18は、チューブ本体の一端に近い端部に、ばね受け部と、チューブ本体の他端に近い端部に、ストッパ部材22と、ばね受け部とストッパ部材22との間にニードル部材20とを有し、ストッパ部材22に向けて延びるニードル部材20の先細部20Pの最先端部には、その円柱部近傍の直径よりも大であって直径φD1よりも若干小なる直径φD2を有する大径部20PSが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、絞り装置、および、それを備える冷凍サイクルシステムに関する。
空調装置における冷凍サイクルシステムにおいては、絞り装置としてのキャピラリチューブに代えて差圧式の絞り装置を備えるものが提案されている。差圧式の絞り装置は、外気温度に応じて圧縮機を効率よく作動させるために凝縮器出口と蒸発器入口との間の冷媒の圧力を最適に制御するとともに、圧縮機の回転数を変更できる冷凍サイクルシステムにおいても、省力化の観点から圧縮機の回転数に応じた冷媒の圧力を最適に制御するものとされる。絞り装置は、例えば、冷媒が導入される一端で、凝縮器に接続される一次側配管に接合されており、冷媒が排出される他端で蒸発器に接続される二次側配管に接合されている。
差圧式の絞り装置は、例えば、特許文献1に示されるように、冷媒の通路に接続されるボディの内側に固定される筒状のハウジングを備えている。そのハウジングは、冷媒入口および冷媒出口を有している。ハウジングは、弁孔および固定オリフィスに連通するストレーナを冷媒入口に有している。固定オリフィスは、ハウジングの外周部とボディの内周部との間を介して冷媒出口およびボディの下流側出口に連通している。これにより、後述する弁体が弁座に着座し弁孔が閉状態である場合においても、冷媒に溶け込んでいるコンプレッサ用の潤滑油が、コンプレッサの動作に必要とされる最小の流量(ブリード量)だけ冷媒入口からボディの下流側出口まで流れることとなる。
ハウジングのダンパ室には、弁体に連結されるシャフトおよびピストンが移動可能に配されている。シャフトおよびピストンは、ピストン内に配され弁体の先端を弁座に対し閉状態とするように付勢するスプリングにより、付勢されている。スプリングの付勢力は、ハウジングの端部にねじ込まれたアジャストねじにより調整される。上述の弁体の先端面は、弁孔の開口端周縁に形成される弁座に対し当接するように略円錐面に形成されている。
特開2008−138812号公報
特許文献1に示されるように、ブリード量が、上述の固定オリフィスにより設定される場合、設定したブリード量が、各絞り装置を構成する部品の製造誤差に起因してばらついたとき、ブリード量を適正な量に調整するためにハウジングを交換しなければならない場合もある。また、万一、ストレーナに捕捉されなかった冷媒中の異物が固定オリフィスに詰まった場合も、その異物を除去することも容易でなくハウジングを交換しなければならない。さらに、万一、弁体が、弁孔を閉状態とする方向に移動した場合、弁体の略円錐面が弁孔の開口端周縁に形成される弁座に食い付く虞がある。
以上の問題点を考慮し、本発明は、絞り装置、および、それを備える冷凍サイクルシステムであって、ブリード量を調整することができ、しかも、万一、弁体が、弁孔を閉状態とする方向に移動した場合であっても、弁体の弁座に対する食い付きを回避できる絞り装置、および、それを備える冷凍サイクルシステムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る絞り装置は、冷凍サイクルシステムの配管に接合され、冷媒流量調整部よりも上流側に形成され冷媒が導入される一次室と冷媒流量調整部よりも下流側に形成され冷媒が排出される二次室とを有するチューブ本体と、弁ポートを有し一次室と二次室とを区画し、冷媒流量調整部の一部を構成する弁座と、弁座の弁ポートに対し近接または離隔可能に配され、弁ポートの開口面積を制御する先細部を有し、冷媒流量調整部の一部を構成するニードル部材と、二次室内に配置される付勢部材支持部とニードル部材との間に配され、ニードル部材を、弁座の弁ポートに対し近接する方向に付勢する付勢部材と、チューブ本体の一次室内に配置され、冷媒の圧力によるニードル部材に作用する力が付勢部材の付勢力を超えない場合、弁ポートの開口面積を所定の値となるように、当接されるニードル部材の先細部の先端部を支持するストッパ部材と、を備え、ニードル部材の先細部の先端部は、ニードル部材の先細部の最小径部分の直径よりも大なる大径部を有することを特徴とする。
ストッパ部材は、一次室側に向かって延び弁座に一体に形成された円筒部に固定されてもよい。
また、本発明に係る絞り装置は、冷媒を供給する配管に配され、配管内に連通する開口端部を両端に有するガイドチューブと、ガイドチューブに形成され、弁ポートを有する弁座と、ガイドチューブにおける弁座に隣接して形成されガイドチューブの内周部と外周部と連通させる少なくとも一つの連通路と、弁座の弁ポートに対し近接または離隔可能に配され弁ポートの開口面積を制御する先細部を有するニードル部材と、ニードル部材とガイドチューブの一方の開口端部との間に配され、ニードル部材を弁座の弁ポートに対し近接する方向に付勢する付勢部材と、ニードル部材とガイドチューブの他方の開口端部との間に配され、冷媒の圧力によるニードル部材に作用する力が付勢部材の付勢力を超えない場合、付勢部材により付勢されるニードル部材の先細部と弁ポートの周縁との間に隙間を生じさせるように、当接されるニードル部材の先細部の先端部を支持するストッパ部材と、を備え、ニードル部材の先細部の先端部は、ニードル部材の先細部の最小径部分の直径よりも大なる大径部を有することを特徴とする。ストッパ部材は、一部または全てが多孔質材料で形成されてもよく、また、ガイドチューブが、ガイドチューブの外径よりも大なる内径を有するチューブ本体の内周部に所定の隙間をもって配されるものであってもよい。
さらに、本発明に係る冷凍サイクルシステムは、蒸発器と、圧縮機、および、凝縮器とを備え、上述のいずれかの絞り装置が、凝縮器の出口と蒸発器の入口との間に配される配管に設けられることを特徴とする。
本発明に係る絞り装置、および、それを備える冷凍サイクルシステムによれば、チューブ本体の一次室内に配置され、冷媒の圧力によるニードル部材に作用する力が付勢部材の付勢力を超えない場合、弁ポートの開口面積を所定の値となるように、当接されるニードル部材の先細部の先端部を支持するストッパ部材を備え、ニードル部材の先細部の先端部は、弁ポートの内径よりも小であってニードル部材の先細部の最小径部分の直径よりも大なる大径部を有するのでブリード量を調整することができ、しかも、万一、弁体が、弁孔を閉状態とする方向に移動した場合であっても、弁体の弁座に対する食い付きを回避できる。
本発明に係る絞り装置の一例の要部を部分的に拡大して示す部分断面図である。 本発明に係る絞り装置の一例を備える冷凍サイクルシステムの一例の構成を概略的に示す図である。 図2に示される例に用いられるはね部材を示す斜視図である。 本発明に係る絞り装置の一例の要部を部分的に拡大して示す部分断面図である。 図1に示される例における絞り部の差圧に応じた流量特性を示す特性図である。 図1に示される例におけるストッパ部材の他の一例を示す部分断面図である。 本発明に係る絞り装置の他の一例の構成を示す断面図である。 図7に示される例における動作説明に供される断面図である。
図2は、冷凍サイクルシステムの一例に適用された本発明に係る絞り装置の一例の構成を示す。
絞り装置は、例えば、図2に示されるように、冷凍サイクルシステムの配管における凝縮器6の出口と蒸発器2の入口との間に配置されている。絞り装置は、後述するチューブ本体10の一端10E1で、一次側配管Du1に接合されており、冷媒が排出されるチューブ本体10の他端10E2で二次側配管Du2に接合されている。一次側配管Du1は、凝縮器6の出口と絞り装置とを接続し、二次側配管Du2は、蒸発器2の入口と絞り装置とを接続するものとされる。蒸発器2の出口と凝縮器6の入口との間には、図2に示されるように、蒸発器2の出口に接合される配管Du3と、凝縮器6の入口に接合される配管Du4とにより、圧縮機4が接続されている。圧縮機4は、図示が省略される制御部により駆動制御される。これにより、冷凍サイクルシステムにおける冷媒が、例えば、図2に示される矢印に沿って循環されることとなる。
絞り装置は、上述の冷凍サイクルシステムの配管に接合されるチューブ本体10と、チューブ本体10の内周部に固定されるガイドチューブ18と、ガイドチューブ18における一次側配管Du1に近い端部に一体に形成され冷媒の流量を調整する冷媒流量調整部を構成する弁座18V、および、ニードル部材20と、ニードル部材20を弁座18Vに対し近接する方向に付勢するコイルスプリング16と、コイルスプリング16の一方の端部を支持するばね受け部12と、後述するニードル部材20の大径部20PSを受け止めるストッパ部材22と、を主な要素として含んで構成されている。
所定の長さおよび直径を有するチューブ本体10は、例えば、銅製パイプ、または、アルミニウム製パイプで作られ、冷媒が導入される一端10E1で、凝縮器6に接続される一次側配管Du1に接合されており、冷媒が排出される他端10E2で蒸発器2に接続される二次側配管Du2に接合されている。
チューブ本体10の内周部における一端10E1から所定距離、離隔した中間部には、ガイドチューブ18の外周部が固定されている。ガイドチューブ18は、かしめ加工によるチューブ本体10の窪み10CA1により形成される突起がその外周部に食い込むことにより固定されている。
ガイドチューブ18は、例えば、銅製パイプ、真鍮製パイプ、または、アルミニウム製パイプ、あるいは、ステンレス鋼パイプ等で作られ、チューブ本体10の他端10E2に近い端部に、ばね受け部12を有し、チューブ本体10の一端10E1に近い端部に、ストッパ部材22を内周部に有している。ばね受け部12は、かしめ加工によるガイドチューブ18の窪み18CA1により形成される突起がその外周部に食い込むことにより固定されている。付勢部材支持部としてのばね受け部12は、コイルスプリング16の一端が係合されるばねガイド12bを有している。
また、ストッパ部材22は、かしめ加工によるガイドチューブ18の窪み18CA2により形成される突起がその外周部に食い込むことにより内周部18aに固定されている。ストッパ部材22は、例えば、冷媒が通過可能な金属製の多孔質材料、または、焼結金属で円柱状に作られている。ストッパ部材22の両端面は、略平坦な表面を有している。ストッパ部材22の両端面のうちの一方の端面には、後述するニードル部材20の大径部20PSが当接されている。これにより、冷媒に混入した異物も、ストッパ部材22により捕捉されることとなる。従って、ストレーナ等が冷凍サイクルシステムの配管に設けられる必要もなくなる。
ストッパ部材22は、斯かる例に限られることなく、例えば、図6に示されるように、
ストッパ部材26が、ステンレス鋼等で作られる円柱体のコア部材26Bと、コア部材26Bの外周部を囲む円筒部材26Aとから構成されてもよい。円筒部材26Aは、例えば、金属製の多孔質材料、または、焼結金属で作られている。なお、図6において、図4に示される例における構成要素と同一の構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
図2に示されるように、ばね受け部12とストッパ部材22との間には、ガイドチューブ18の内周部をチューブ本体10の内周部とガイドチューブ18の外周部との間に連通させる第1の連通孔18b、第2の連通孔18cが形成されている。第2の連通孔18cの直径は、第1の連通孔18bの直径に比して大に設定されている。
ガイドチューブ18におけるストッパ部材22と第2の連通孔18cとの間に形成される弁座18Vは、後述するニードル部材20における先細部20Pが挿入される弁ポート18Pを内部中央部に有している。弁ポート18Pは、所定の直径φD1を有し弁座18Vの中心軸線に沿って一端10E1に向けて末広に形成されている。
ニードル部材20は、例えば、真鍮、または、ステンレス鋼で作られ、円柱状の本体部20Bと、本体部20Bにおける弁座18Vに向かい合う端部に形成される先細部20Pと、本体部20Bにおけるコイルスプリング16の他端に向かい合う端部に形成される突起状のばねガイド部20Dと、から構成されている。
本体部20Bと先細部20Pとの結合部分は、第2の連通孔18cに向かい合っている。ニードル部材20のばねガイド部20Dには、コイルスプリング16の他方の端部が係合されている。また、コイルスプリング16の一方の端部には、ばねガイド部12bが係合されている。ニードル部材20のばねガイド部20Dには、ニードル部材20の移動速度を減速させるはね部材24が設けられている。はね部材24は、図3に拡大されて示されるように、例えば、薄板金属材料で作られ、環状の固定片24Aに一体に形成される3枚の接触片24a,24b,24cを有している。固定片24Aの孔24dには、ばねガイド部20Dが挿入される。
3枚の接触片24a,24b,24cは、固定片24Aの円周方向に沿って均等の角度で離隔され形成されている。これにより、弾性変位可能な接触片24a,24b,24cの先端がガイドチューブ18の内周面に所定の荷重で摺接することによってニードル部材20の移動速度が減速されることとなる。
所定のテーパ角度を有する円錐台状の先細部20Pは、図1に示されるように、弁ポート18Pの直径φD1よりも大なる直径を有する基部を弁ポート18Pから離隔した位置に有している。本体部20Bと先細部20Pの基部との間の境界部分には、先細部20Pの先端に向かうにつれて外径が小となるテーパが、施されている。このテーパは上述のように第2の連通孔18cに向かい合っており、後述の絞り部を通過した流体が第2の連通孔18cに流れ込みやすくなるように、面取りが施されている。先細部20Pにおける最小径となる端部には、一様な直径を有する円柱部が所定の長さだけ形成されている。先細部20Pにおける弁ポート18Pの開口端部に対応する位置から上述の円柱部までの長さは、所定の長さLに設定されている。これにより、差圧(一端10E1側の冷媒の入口圧力と他端10E2側の冷媒の出口圧力との差)に応じて弁開度を大きくでき、しかも、流体の流れの乱れが小さいので冷媒が通過するとき、発生する音圧レベルが抑制される。
ストッパ部材22に向けて延びる先細部20Pの最先端部には、その円柱部近傍の直径よりも大であって直径φD1よりも若干小なる直径φD2を有する大径部20PSが形成されている。大径部20PSの厚さは、所定の値Tに設定されている。
ニードル部材20の先細部20Pの外周部における弁ポート18Pの開口端部に対応する位置において、先細部20Pの外周部が弁ポート18Pの開口端部の周縁に対し所定の隙間を形成するように配置されている。大径部20PSは、コイルスプリング16の付勢力と一次側配管Du1からの冷媒の圧力との差に応じた所定の圧力でストッパ部材22の平坦面に当接されている。ニードル部材20の先細部20Pの外周部が、上述のように、弁ポート18Vの開口端部の周縁に対し離隔される場合、ニードル部材20の先細部20Pと弁ポート18Vの開口端部との間には、絞り部が形成される。絞り部とは、弁ポート18Vの周縁から先細部20Pの母線への垂線と、先細部20Pの母線との交点が、弁ポート18Vの縁から最も近い箇所(最狭部)をいう。この垂線が描く円錐面の面積が、絞り部の開口面積となる。
これにより、絞り部を通過する所定のブリード量が設定されることとなる。また、ニードル部材20の先細部20Pの大径部20PSは、ストッパ部材22の平坦面に当接されているのでニードル部材20に不所望な圧力が作用しニードル部材20の先細部20Pが弁座18Vの弁ポート18Pの開口端に食い付くことが回避される。
また、ニードル部材20の先細部20Pの外周部が、差圧(一端10E1側の冷媒の入口圧力と他端10E2側の冷媒の出口圧力との差)により、弁ポート18Vの開口端部の周縁に対しさらに離隔し始める離隔開始タイミングは、コイルスプリング16の付勢力に基づいて設定される。コイルスプリング16のばね定数は、所定の値に設定されている。
ストッパ部材22の平坦面における大径部20PSの接触面積は、面圧を小さくするように先細部20Pの端部の断面積よりも大となるため、ニードル部材20の大径部20PSの磨耗が抑制され、ブリード流量の経年変化が起こりにくい。
また、ストッパ部22に大径部20PSが当接した際、ストッパ部22と大径部20PSとの当接面にはコイルスプリング16による弁閉方向の付勢力が作用するが、先細部20Pに一次側配管Du1からの冷媒の圧力と二次側配管Du2からの冷媒の圧力との圧力差により弁開方向の力も作用するので、これによっても、ニードル部材20の大径部20PSの磨耗が抑制され、この事によってもブリード流量の経年変化が起こりにくい。
コイルスプリング16の付勢力の調整、即ち、各冷媒に応じたコイルスプリング16の基準高さ(セット長)の調整は、例えば、以下のような手順で行われる。その基準高さとは、各冷媒に応じたニードル部材20の先細部20Pの上述の所定の離隔タイミングとなるように、設定されたコイルスプリング16の高さをいう。
先ず、ストッパ部材22がガイドチューブ18に固定される場合、まず、ニードル部材20が、ガイドチューブ18の内周部に挿入される。そして、コイルスプリング等を用いてニードル部材20を弁座18Vに押し付けた状態とし、その後、ストッパ部材22が挿入されたガイドチューブ18が、例えば空気を流体としたブリード流量測定装置/かしめ装置(不図示)に配された状態で、目標ブリード流量と等しい空気流量となるようにガイドチューブ22に対するストッパ部材22の位置を調整した後、ストッパ部材22がガイドチューブ18にかしめ固定されることにより、ブリード流量の調整が完了する。
そして、ばね受け部12が固定される場合、ストッパ部材22が固定されたガイドチューブ18が、例えば空気を流体した所定の性能測定/かしめ装置(不図示)に配された状態で、あらかじめ規定された圧力が 印加された状態での空気流量の検出に基づいてガイドチューブ22に対するばね受け部12の位置を調整した後、ばね受け部12がかしめ固定されることにより、コイルスプリング16のばね長さの調整が完了する。
従って、コイルスプリング16のばね長さの調整を行う調整ねじ等が不要とされるので各冷媒に応じた弁開き始め圧力を調整することができ、しかも、絞り装置の構造を簡略化し、製造コストを低減できる。
斯かる構成において、図2に示されるように、冷媒の圧力によるニードル部材20に作用する力がコイルスプリング16の付勢力を超えない場合、冷媒が、一次側配管Du1を通じて矢印の示す方向に沿って供給される場合、冷媒の圧力は、チューブ本体10の一端10E1、ガイドチューブ18の内周部18a、ストッパ部材22、上述の絞り部を通過することにより減圧され、その後、冷媒が第2の連通孔18c、ガイドチューブ18の内周部18aとチューブ本体10の内周部10aとの間を通じて他端10E2から所定のブリード量で排出される。
さらに、冷媒の圧力によるニードル部材20に作用する力がコイルスプリング16の付勢力を超える場合、ストッパ部材22、上述の絞り部を通じて流れる冷媒が、弁ポート18Vの周縁からさらに離隔する方向にニードル部材20を押圧することとなる。これにより、冷媒の流量Qが、図5に示されるように、上述の差圧DPが増大するにつれてブリード量よりも徐々に特性線Laに従い増大し、上述の差圧DPが例えば、所定の値PA(0.3Mpa)、流量Qが所定の値GA(2リットル)以上となるとき、差圧DPが増大するにつれて流量が特性線Laに従い急激に増大することとなる。なお、図5は、縦軸に上述の絞り部の流量Qをとり、横軸に上述の冷媒の差圧DPをとり、冷媒の差圧に応じた変化をあらわす特性線Laを示す。また、図示が省略されるが、特性線Laは、配管における圧力損失等の影響によって下に向って凸状の緩やかな曲線となる場合がある。
さらにまた、図7は、冷凍サイクルシステムの一例に適用された本発明に係る絞り装置の他の一例の構成を示す。なお、図7において、図2に示される例における構成要素と同一の構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
絞り装置は、図2に示される例と同様に、冷凍サイクルシステムの配管における凝縮器の出口と蒸発器の入口との間に配置されている。絞り装置は、後述するチューブ本体10´の一端10´E1で、一次側配管に接合されており、冷媒が排出されるチューブ本体10´の他端10´E2で二次側配管に接合されている。
絞り装置は、上述の冷凍サイクルシステムの配管に接合されるチューブ本体10´と、チューブ本体10´における一次側配管に近い端部10´E1における内周部に設けられ、冷媒の流量を調整する冷媒流量調整部を構成する弁座38、および、ニードル部材20と、ニードル部材20を弁座38に対し近接する方向に付勢するコイルスプリング28と、コイルスプリング28の一方の端部を支持するとともに、コイルスプリング28の付勢力を調整する付勢力調整用ねじ機構33と、弁座38に連結されニードル部材20の大径部20PSを受け止めるストッパ部材32と、を主な要素として含んで構成されている。
所定の長さおよび直径を有するチューブ本体10´は、例えば、銅製パイプ、または、アルミニウム製パイプで作られ、冷媒が導入される一端10´E1で、凝縮器に接続される一次側配管に接合されており、冷媒が排出される他端10´E2で蒸発器に接続される二次側配管に接合されている。
図7に示されるように、チューブ本体10´の内周部における一端10´E1から所定距離、離隔した中間部には、弁座38の外周部が固定されている。弁座38の外周部は、かしめ加工によるチューブ本体10´の窪み10´CA1により形成される突起がその外周部に食い込むことにより固定されている。チューブ本体10´における弁座38よりも上流側には、挿入された一次側配管を位置決めする窪み10´CA3が形成されている。
弁座38は、ニードル部材20における先細部20Pが挿入される弁ポート38Pを内部中央部に有している。弁ポート38Pは、所定の直径を有し弁座38の中心軸線に沿って一端10´E1に向けて末広に形成されている。弁座38の弁ポート38Pを形成する内周面が延在する円筒部としての円筒状部の雌ねじ部には、ストッパ部材32の雄ねじ部が雌ねじ部に捩じ込まれている。円柱状のストッパ部材32は、例えば、ステンレス鋼等で作られ、共通の円周上に所定の間隔をもって貫通孔32aを有している。貫通孔32aは、ストッパ部材32の中心軸線に沿って貫通している。ストッパ部材32の両端面は、略平坦な表面を有している。ストッパ部材32の両端面のうちの一方の端面には、ニードル部材20の大径部20PSが当接されている。
なお、ストッパ部材32は、斯かる例に限られることなく、例えば、ステンレス鋼等で作られる円柱体のコア部材と、コア部材の外周部を囲む円筒部材とからなる複合体で構成されてもよい。その円筒部材は、例えば、金属製の多孔質材料、または、焼結金属で作られてもよい。これにより、冷媒に混入した異物も、ストッパ部材32により捕捉されることとなる。従って、ストレーナ等が冷凍サイクルシステムの配管に設けられる必要もなくなる。
付勢力調整用ねじ機構33は、チューブ本体10´の内周部に固定され雌ねじ部を有する調整ねじ支持部31と、コイルスプリング28の他方の端部に係合される調整ねじ30とを含んで構成されている。
調整ねじ30は、外周部に雄ねじ部を有し、内側中央部に貫通孔30aを有している。その雄ねじ部は、チューブ本体10´の内周部に固定される調整ねじ支持部31の雌ねじに嵌め合わされている。調整ねじ支持部31は、かしめ加工によるチューブ本体10´の窪み10´CA2により形成される突起が食い込むことにより固定されている。調整ねじ30におけるチューブ本体10´の他端10´E2側の端部には、ドライバーの先端が係合される溝が形成されている。これにより、ドライバーの先端により、調整ねじ30が回動され送られることによって、コイルスプリング28の撓み量が調整されるので冷媒の設計圧力に応じたコイルスプリング28の付勢力が調整されることとなる。即ち、所定の差圧(一端10´E1側の冷媒の入口圧力と他端10´E2側の冷媒の出口圧力との差)のとき、ニードル部材20の先細部20Pにおける位置が、ニードル部材20の規定リフト量の位置となるようにコイルスプリング28の付勢力が調整される。
ニードル部材20の先細部20Pの外周部が、上述のように、弁ポート38Pの開口端部の周縁に対し離隔される場合、ニードル部材20の先細部20Pと弁ポート38Pの開口端部との間には、絞り部が形成される。絞り部とは、弁ポート38Pの周縁から先細部20Pの母線への垂線と、先細部20Pの母線との交点が、弁ポート38Pの縁から最も近い箇所(最狭部)をいう。この垂線が描く円錐面の面積が、絞り部の開口面積となる。
これにより、絞り部を通過する所定のブリード量が設定されることとなる。また、ニードル部材20の先細部20Pの大径部20PSは、ストッパ部材32の平坦面に当接されているのでニードル部材20に不所望な圧力が作用しニードル部材20の先細部20Pが弁座38の弁ポート38Pの開口端に食い付くことが回避される。
また、ニードル部材20の先細部20Pの外周部が、差圧(一端10´E1側の冷媒の入口圧力と他端10´E2側の冷媒の出口圧力との差)により、弁ポート38Pの開口端部の周縁に対しさらに離隔し始める離隔開始タイミングは、コイルスプリング28の付勢力に基づいて設定される。コイルスプリング28のばね定数は、所定の値に設定されている。
ストッパ部材32の平坦面における大径部20PSの接触面積は、面圧を小さくするように先細部20Pの端部の断面積よりも大となるため、ニードル部材20の大径部20PSの磨耗が抑制され、ブリード流量の経年変化が起こりにくい。また、ストッパ部32に大径部20PSが当接した際、ストッパ部32と大径部20PSとの当接面にはコイルスプリング28による弁閉方向の付勢力が作用するが、先細部20Pに一次側配管Du1からの冷媒の圧力と二次側配管Du2からの冷媒の圧力との圧力差により弁開方向の力も作用するので、これによっても、ニードル部材20の大径部20PSの磨耗が抑制され、この事によってもブリード流量の経年変化が起こりにくい。
斯かる構成において、図7に示されるように、冷媒の圧力によるニードル部材20に作用する力がコイルスプリング28の付勢力を超えない場合、冷媒が、一次側配管を通じて矢印の示す方向に沿って供給される場合、冷媒の圧力は、チューブ本体10´の一端10´E1、ストッパ部材32の貫通孔32a、上述の絞り部を通過することにより減圧され、その後、冷媒がはね24の接触片24a,24b,24c相互間、チューブ本体10´の内周部10´a、貫通孔30aを通じて他端10´E2から所定のブリード量で排出される。
さらに、冷媒の圧力によるニードル部材20に作用する力がコイルスプリング28の付勢力を超える場合、図8に示されるように、ストッパ部材32、上述の絞り部を通じて流れる冷媒が、弁ポート38Pの周縁からさらに離隔する方向にニードル部材20をコイルスプリング28の付勢力に抗して押圧することとなる。これにより、冷媒の流量Qが、図5に示されるように、上述の差圧DPが増大するにつれてブリード量よりも徐々に特性線Laに沿って増大し、上述の差圧DPが例えば、所定の値PA(0.3Mpa)、流量Qが所定の値GA(2リットル)以上となるとき、差圧DPが増大するにつれて流量が特性線Laに沿って急激に増大することとなる。
従って、斯かる例においても、ブリード量を調整することができ、しかも、万一、弁体が、弁孔を閉状態とする方向に移動した場合であっても、弁体の弁座に対する食い付きを回避できる。
上述の図2、図6および図7に示される例においては、ストッパ部材22、26、および、32に向けて延びる先細部20Pの最先端部には、その円柱部近傍の直径よりも大であって弁ポートの内径よりも若干小なる直径φD2を有する大径部20PSが先細部20Pと一体に形成されているが、斯かる例に限られることなく、例えば、大径部が、先細部20Pとは個別に形成された後、ねじ機構または接合により、大径部と先細部20Pとが一体とされてもよい。このような場合、その大径部の直径を弁ポートの内径よりも大に設定することができる。さらに、上述の図2および図7に示される例においては、大径部が、先細部20Pの最先端に形成されているが、斯かる例に限られることなく、例えば、ニードル部材の最先端が挿入される凹部がストッパ部材の端面に形成される場合、ニードル部材の大径部が、ニードル部材の最先端よりも基部側の位置に鍔のように形成されてもよい。
10、10´ チューブ本体
12 ばね受け部
18 ガイドチューブ
18V 弁座
18P 弁ポート
18PS 大径部
20 ニードル部材
22、26、32 ストッパ部材

Claims (6)

  1. 冷凍サイクルシステムの配管に接合され、冷媒流量調整部よりも上流側に形成され冷媒が導入される一次室と該冷媒流量調整部よりも下流側に形成され該冷媒が排出される二次室とを有するチューブ本体と、
    弁ポートを有し前記一次室と前記二次室とを区画し、前記冷媒流量調整部の一部を構成する弁座と、
    前記弁座の弁ポートに対し近接または離隔可能に配され、該弁ポートの開口面積を制御する先細部を有し、前記冷媒流量調整部の一部を構成するニードル部材と、
    前記二次室内に配置される付勢部材支持部と前記ニードル部材との間に配され、前記ニードル部材を、前記弁座の弁ポートに対し近接する方向に付勢する付勢部材と、
    前記チューブ本体の前記一次室内に配置され、前記冷媒の圧力による前記ニードル部材に作用する力が前記付勢部材の付勢力を超えない場合、前記弁ポートの開口面積を所定の値となるように、当接される前記ニードル部材の先細部の先端部を支持するストッパ部材と、を備え、
    前記ニードル部材の先細部の先端部は、前記ニードル部材の先細部の最小径部分の直径よりも大なる大径部を有することを特徴とする絞り装置。
  2. 前記ストッパ部材は、前記一次室側に向かって延び前記弁座に一体に形成された円筒部に固定されることを特徴とする請求項1記載の絞り装置。
  3. 冷媒を供給する配管に配され、該配管内に連通する開口端部を両端に有するガイドチューブと、
    前記ガイドチューブに形成され、弁ポートを有する弁座と、
    前記ガイドチューブにおける弁座に隣接して形成され該ガイドチューブの内周部と外周部と連通させる少なくとも一つの連通路と、
    前記弁座の弁ポートに対し近接または離隔可能に配され該弁ポートの開口面積を制御する先細部を有するニードル部材と、
    前記ニードル部材と前記ガイドチューブの一方の開口端部との間に配され、前記ニードル部材を前記弁座の弁ポートに対し近接する方向に付勢する付勢部材と、
    前記ニードル部材と前記ガイドチューブの他方の開口端部との間に配され、前記冷媒の圧力による前記ニードル部材に作用する力が前記付勢部材の付勢力を超えない場合、前記付勢部材により付勢される前記ニードル部材の先細部と弁ポートの周縁との間に隙間を生じさせるように、当接される前記ニードル部材の先細部の先端部を支持するストッパ部材と、を備え、
    前記ニードル部材の先細部の先端部は、前記ニードル部材の先細部の最小径部分の直径よりも大なる大径部を有することを特徴とする絞り装置。
  4. 前記ストッパ部材は、一部または全てが多孔質材料で形成されることを特徴とする請求項1または請求項3記載の絞り装置。
  5. 前記ガイドチューブが、ガイドチューブの外径よりも大なる内径を有するチューブ本体の内周部に所定の隙間をもって配されることを特徴とする請求項3記載の絞り装置。
  6. 蒸発器と、圧縮機、および、凝縮器とを備え、
    請求項1乃至請求項5記載のうちのいずれかに記載の絞り装置が、前記凝縮器の出口と前記蒸発器の入口との間に配される配管に設けられることを特徴とする冷凍サイクルシステム。
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