JP2005114303A - 膨張弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 膨張弁本体の取り付けに起因するパワーエレメントの検知特性のずれが発生しない膨張弁を提供する。
【解決手段】 エバポレータより排出される冷媒の温度及び圧力の変化をダイアフラム14の変移として出力するパワーエレメント10とダイアフラム14の変移に基づいてエバポレータに供給される冷媒の流量を制御する弁部11とが一体に設けられた膨張弁本体2を備え、膨張弁本体2の弁部11が弁ケース3の弁取付孔7に挿入された状態で取り付けられる膨張弁1Aであって、弁部11と弁ケース3とに抜け止め係合手段4Aを設け、抜け止め係合手段4Aは、弁部11に突設された鍔部22と、弁ケース3の弁取付孔7の周縁に固定されたバネ保持部材23と、バネ保持部材23によって弁取付孔7の軸方向の変移が一定範囲に規制され、バネ変形によって拡径可能なリングバネ24とから構成された。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば自動車用空調システムの冷房サイクル中に配置される膨張弁に関し、特にその取り付け構造に係わる。
この種の従来の膨張弁としては、特許文献1に開示されたものがある。
この膨張弁100は、図8に示すように、膨張弁本体101が弁ケース102に固定キャップ103を用いて取り付けられている。膨張弁本体101は、エバポレータ104より排出される冷媒の温度及び圧力の変化を検知するパワーエレメント101aとパワーエレメント101aの検出出力に基づいてエバポレータ104に供給される冷媒の流量を制御する弁部(図示せず)とが一体に構成されている。
弁ケース102には、エバポレータ104に供給される冷媒の冷媒供給通路(図示せず)とエバポレータ104より排出される冷媒排出通路(図示せず)と弁取付孔(図示せず)とが形成されている。弁取付孔は、冷媒供給通路と排出冷媒導入通路を共に貫通するよう形成されている。弁取付孔の開口端には複数のフランジ部102aが互いに間隔を開けて設けられている。
固定キャップ103は、中央に円形の開口部103aを有し、その外周形状が六角形に形成された上挟持部103bと、この上挟持部103bより下方に延び、互いに間隔を開けて内側に延設された爪状の複数の下挟持部103cとから構成されている。
次に、膨張弁本体101の取り付け手順を説明する。弁ケース102の弁取付孔(図示せず)に膨張弁本体101を挿入し、膨張弁本体101のパワーエレメント101aの周縁と弁ケース102のフランジ部102aとを突き合わせる。次に、固定キャップ103の下挟持部103cを弁ケース102のフランジ部102aの位置しない位置に位置合わせし、固定キャップ103をパワーエレメント101の上方より被せる。次に、固定キャップ103を回転すると、下挟持部103cがフランジ部102aの下方に入り込み、固定キャップ103の下挟持部103cと上挟持部間103bとの間に、膨張弁本体101のパワーエレメント101aと弁ケース102のフランジ部102aが挟持される。この挟持力によって膨脹弁本体101が弁ケース102に取り付けられる。
特開2003−97867号公報
しかしながら、従来の膨張弁100では、固定キャップ103によってパワーエレメント101aの周縁を押圧するので、この押圧力によってパワーエレメント101aが微小変形する可能性が高い。パワーエレメント101aが微小変形するとパワーエレメント101aの検知特性にずれが生じる。
そこで、本発明は、膨張弁本体の取り付けに起因するパワーエレメントの検知特性のずれが発生しない膨張弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、エバポレータより排出される冷媒の温度及び圧力の変化を検出部材の変移として出力するパワーエレメントと前記検出部材の変移に基づいて前記エバポレータに供給される冷媒の流量を制御する弁部とが一体に設けられた膨張弁本体を備え、前記膨張弁本体の前記弁部が弁ケースの弁取付孔に挿入された状態で取り付けられる膨張弁であって、前記弁部と前記弁ケースとに抜け止め係合手段が設けられたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の膨張弁であって、前記抜け止め係合手段は、前記弁部の外周に突設された鍔部と、前記弁ケースの前記弁取付孔より外周側に設けられ、バネ変形によって拡径可能で、且つ、前記弁取付孔の軸方向への変移が一定範囲に規制されたリングバネとから構成され、前記膨張弁本体が前記弁取付孔に挿入された状態にあって、バネ復帰変形で前記リングバネが前記鍔部の抜け方向の移動を阻止することにより前記膨張弁本体が取り付けられることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の膨張弁であって、前記抜け止め係合手段は、前記弁部の外周に形成された凹部と、前記弁ケースの前記弁取付孔に開口するよう形成された嵌合用溝と、前記嵌合用溝に挿入される嵌合部材とから構成され、前記膨張弁本体が前記弁取付孔に挿入された状態にあって、前記嵌合用溝に挿入された前記嵌合部材が前記凹部に入り込むことにより前記膨張弁本体が取り付けられることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の膨張弁であって、前記抜け止め係合手段は、前記弁部の外周に突設された係合片部と、前記弁ケースの弁取付孔の周縁に固定され、前記弁取付孔の軸方向の変移と共に周方向に傾斜された係合溝が形成されたアダプタとから構成され、前記膨張弁本体が前記弁取付孔に挿入された状態にあって、前記膨張弁本体の係合片部が前記アダプタの前記係合溝に入り込むことにより膨張弁本体が取り付けられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、抜け止め係合手段によって膨張弁本体に仮に外力が作用する場合には、その外力が弁部に作用し、パワーエレメントには作用しない。従って、膨張弁本体の取り付けに起因するパワーエレメントの検知特性のずれを防止できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、膨張弁本体を弁ケースの弁取付孔に単に挿入するだけで膨張弁本体を取り付けでき、取付性作業性が非常に良い。つまり、従来例では、膨張弁本体を弁取付孔に挿入し、挿入した膨張弁本体に固定キャップを位置合わせしつつ被せ、且つ、この固定キャップを所定のトルクで回転しなければならないため、取付作業性が悪かったが、ワンタッチで膨張弁本体を取り付けできる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、膨張弁本体を弁ケースの弁取付孔に挿入し、嵌合部材を嵌合用溝に挿入するだけで膨張弁本体を取り付けでき、膨張弁本体の取付性作業性が良い。つまり、従来例では、膨張弁本体を弁取付孔に挿入し、挿入した膨張弁本体に固定キャップを位置合わせしつつ被せ、且つ、この固定キャップを所定のトルクで回転しなければならないため、取付作業性が悪かったが、従来例に較べて膨張弁本体を容易に取り付けできる。
請求項4の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、膨張弁本体の係合片部を係合溝に係合しつつ膨張弁本体を弁取付孔に回転しつつ挿入するだけで膨張弁本体を取り付けでき、膨張弁本体の取付性作業性が良い。つまり、従来例では、膨張弁本体を弁取付孔に挿入し、挿入した膨張弁本体に固定キャップを位置合わせしつつ被せ、且つ、この固定キャップを所定のトルクで回転しなければならないため、取付作業性が悪かったが、膨張弁本体を容易に取り付けできる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示し、図1は膨張弁1Aの分解斜視図、図2は膨張弁1Aの断面図、図3は膨張弁本体2の取付作業過程にあって、膨張弁本体2の鍔部22がリングバネ24に突き当たった状態を示す要部正面図である。
図1及び図2において、膨張弁1Aは、膨張弁本体2が弁ケース3に抜け止め係合手段4Aによって取り付けられている。以下、詳しく説明する。
弁ケース3には、エバポレータ(図示せず)に供給される冷媒の冷媒供給通路5とエバポレータより排出される冷媒排出通路6とが形成されている。冷媒供給通路5の上流側はコンプレッサ(図示せず)に、下流側はエバポレータの入口にそれぞれ接続される。冷媒排出通路6の上流側はエバポレータの出口側に、下流側は圧縮機(図示せず)の入口側にそれぞれ接続される。又、弁ケース3には、冷媒供給通路5及び冷媒排出通路6を共に貫通する弁取付孔7が形成されており、この弁取付孔7に膨張弁本体2が取り付けられている。
膨張弁本体2は、パワーエレメント10と弁部11とが一体に構成されており、パワーエレメント10は弁取付孔7より上方に露出し、弁部11は弁取付孔7内に配置されている。パワーエレメント10は、上ハウジング12と下ハウジング13によって周縁が挟持された検出部材であるダイアフラム14を有し、このダイアフラム14を境として上下ハウジング12,13内には上方の密閉室15と下方の検知冷媒用室16が形成されている。密閉室15には所定圧力の冷媒ガスが封入され、検知冷媒用室16にはパイプ部17の連通孔(図示せず)を介してエバポレータから排出される冷媒が導かれている。ダイアフラム14は、エバポレータより排出される冷媒の温度及び圧力が高いと、中央箇所が上方に膨出する状態に変移し、上記冷媒の温度及び圧力が低いと、中央箇所が下方に膨出する状態に変移する。つまり、パワーエレメント10は、エバポレータより排出される冷媒の温度及び圧力の変化をダイアフラム14の変移として出力する。
弁部11は、下ハウジング13の下方に一体に接続された延設筒部13aと、この延設筒部13aの下端に固定されたパイプ部17とを有し、延設筒部13a及びパイプ部17が弁取付孔7に挿入されている。パイプ部17は、冷媒排出通路6を完全に塞ぐことなく貫通しているが、冷媒供給通路5を完全に塞いだ状態で貫通している。そして、冷媒供給通路5は、パイプ部17内に形成された弁通路18を介してのみパイプ部17で塞がれた上流側と下流側が連通するように構成されている。
又、延設筒部13a及びパイプ部17の内部には、上下動自在に作動ロッド19が配置されている。この作動ロッド19の上端はダイアフラム14側に固定され、作動ロッド19の下端には弁通路18の開度を可変する弁体20が固定されている。弁体20は、ダイアフラム14の変移に連動して上下動され、これによってエバポレータに供給される冷媒の流量が可変されるようになっている。又、作動ロッド19とパイプ部17との間には付勢バネ21が介在され、この付勢バネ21によって作動ロッド19が弁体20を閉じる方向に付勢されている。
抜け止め係合手段4Aは、弁部11の外周に突設された鍔部22と、弁ケース3の弁取付孔7の周縁に固定された略円筒状のバネ保持部材23と、このバネ保持部材23によって弁取付孔7の軸方向に対する移動が一定範囲に規制され、且つ、バネ変形によって拡径可能なリングバネ24とから構成されている。リングバネ24は、例えばコイルバネをエンドレスのリング状に配置して構成されている。そして、膨脹弁本体2が弁挿入孔7に挿入された状態にあって、リングバネ24が膨張弁本体2の鍔部22の上面に係合することによって膨張弁本体2が弁ケース3に係合されている。
尚、延設筒部13aの外周とバネ保持部材23との間、及び、バネ保持部材23と弁取付孔7の内面との間にはOリング25,26が共に介在されており、これらOリング25,26によって冷媒排出通路の気密が保持されている。又、パイプ部17と弁取付孔7の内面との間には2箇所にOリング27,28が介在されており、これら2箇所のOリング27,28によって冷媒供給通路5と冷媒排出通路6との間の気密、及び、冷媒供給通路5内の弁通路18より上流側と下流側との間の気密がそれぞれ保持されている。
次に、膨張弁本体2の弁ケース3への取り付け手順を説明する。膨張弁本体2の弁部11を先端として弁ケース3の弁取付孔7に挿入する。すると、図3に示すように、膨張弁本体2の鍔部22にリングバネ24が当接する。この位置より更に膨張弁本体2を挿入すると、リングバネ24がバネ変形で拡径し、鍔部22の挿入が許容される。膨張弁本体2の挿入が進み、鍔部22がリングバネ24の位置を通過すると、リングバネ24がバネ復帰変形で縮径し、図2に示すように、リングバネ24が鍔部22の上面に係合する。以上により、膨張弁本体2の取り付けが完了する。
上記膨張弁1Aにあって、リングバネ24を介して膨張弁本体2に仮に外力が作用する場合には、その外力は弁部11に作用し、パワーエレメント10には作用しない。従って、膨張弁本体2の取り付けに起因するパワーエレメント10の検知特性のずれを防止できる。
この第1実施形態では、膨張弁本体2を弁ケース3の弁取付孔7に単に挿入するだけでワンタッチで膨張弁本体2を取り付けできるため、取付作業性が非常に良い。従来例では、膨張弁本体を弁取付孔に挿入し、挿入した膨張弁本体に固定キャップを位置合わせしつつ被せ、且つ、この固定キャップを所定のトルクで回転しなければならないため、取付作業性が悪かったが、第1実施形態ではワンタッチで膨張弁本体を取り付けできる。
図4及び図5は本発明の第2実施形態を示し、図4は膨張弁1Bの分解斜視図、図5は膨張弁1Bの抜け止め係合手段4Bを示す断面図である。
この第2実施形態の膨張弁1Bと前記第1実施形態のものとを比較するに、抜け止め係合手段4Bの構成が相違する。
つまり、図4及び図5に示すように、抜け止め係合手段4Bは、弁部11の外周に形成された凹部30と、弁ケース3の弁取付孔7に開口するよう形成された嵌合用溝31と、この嵌合用溝31に挿入される嵌合部材32とから構成されている。膨張弁本体2が弁取付孔7に挿入された状態にあって、嵌合用溝31に挿入された嵌合部材32が凹部30に入り込むことにより膨張弁本体2が取り付けられている。
又、抜け止め係合手段4B以外の構成は、前記第1実施形態とほぼ同一であるため、説明を省略する。尚、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
次に、膨張弁本体2の弁ケース3への取り付け手順を説明する。膨張弁本体2の弁部11を先端として弁ケース3の弁取付孔7に挿入する。次に、嵌合用溝31に嵌合部材32を挿入する。すると、嵌合部材32が凹部30に入り込み、これで完了する。
上記膨張弁1Bでは、嵌合部材32を介して膨張弁本体2に仮に外力が作用する場合には、その外力は弁部11に作用し、パワーエレメント10には作用しない。従って、膨張弁本体2の取り付けに起因するパワーエレメント10の検知特性のずれを防止できる。
又、この第2実施形態では、膨張弁本体2を弁ケース3の弁取付孔7に挿入し、嵌合部材32を嵌合用溝31に挿入するだけで膨張弁本体2を取り付けできるため、膨張弁本体2の取付性作業性が良い。
図6及び図7は本発明の第3実施形態を示し、図6は膨張弁1Cの分解斜視図、図7は膨張弁1Cの抜け止め係合手段4Cを示す断面図である。
この第3実施形態の膨張弁1Cと前記第1実施形態のものとを比較するに、抜け止め係合手段4Cの構成が相違する。
つまり、図6及び図7に示すように、抜け止め係合手段4Cは、弁部11の外周の3箇所に突設された係合片部33と、弁ケース3の弁取付孔7の周縁に固定され、弁取付孔7の軸方向の変移と共に周方向に傾斜する形状の係合溝34aが形成されたアダプタ34とから構成されている。膨張弁本体2の弁取付孔7への挿入状態にあって、膨張弁本体2の各係合片部33が各係合溝34aに入り込むことにより膨張弁本体2が取り付けられている。
又、抜け止め係合手段4C以外の構成は、前記第1実施形態とほぼ同一であるため、説明を省略する。尚、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその明確化を図る。
次に、膨張弁本体2の弁ケース3への取り付け手順を説明する。膨張弁本体2の弁部11を先端とし、且つ、膨張弁本体2の各係合片部33を各係合溝34aに位置合わせする。そして、膨張弁本体2を弁ケース3の弁取付孔7に回転させながら挿入する。すると、各係合片部33が各係合溝34aの奥に徐々に入り込み、これで完了する。
上記膨張弁1Cでは、アダプタ34を介して膨張弁本体2に仮に外力が作用する場合には、その外力は弁部11に作用し、パワーエレメント10には作用しない。従って、膨張弁本体2の取り付けに起因するパワーエレメント10の検知特性のずれを防止できる。
又、この第3実施形態では、膨張弁本体2の係合片部33を係合溝34aに係合しつつ膨張弁本体2を弁取付孔7に回転させながら挿入するだけで膨張弁本体2を取り付けできるため、膨張弁本体2の取付性作業性が良い。
本発明の第1実施形態を示し、膨張弁の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、膨張弁の断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、膨張弁本体の取付作業過程にあって、膨張弁本体の鍔部がリングバネに突き当たった状態を示す要部正面図である。 本発明の第2実施形態を示し、膨張弁の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、膨張弁の抜け止め係合手段を示す断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、膨張弁の分解斜視図である。 本発明の第3実施形態を示し、膨張弁の抜け止め係合手段を示す断面図である。 従来例を示し、膨張弁の取り付け構造を示す側面図である。
符号の説明
1A,1B,1C 膨脹弁
2 膨脹弁本体
3 弁ケース
4A,4B,4C 抜け止め係合手段
7 弁取付孔
10 パワーエレメント
11 弁部
14 ダイアフラム(検出部材)
22 鍔部
23 バネ保持部材
24 リングバネ
30 凹部
31 嵌合用溝
32 嵌合部材
33 係合片部
34 アダプタ
34a 係合溝

Claims (4)

  1. エバポレータより排出される冷媒の温度及び圧力の変化を検出部材(14)の変移として出力するパワーエレメント(10)と前記検出部材(14)の変移に基づいて前記エバポレータに供給される冷媒の流量を制御する弁部(11)とが一体に設けられた膨張弁本体(2)を備え、前記膨張弁本体(2)の前記弁部(11)が弁ケース(3)の弁取付孔(7)に挿入された状態で取り付けられる膨張弁(1A),(1B),(1C)であって、
    前記弁部(11)と前記弁ケース(3)とに抜け止め係合手段(4A),(4B),(4C)が設けられたことを特徴とする膨張弁(1A),(1B),(1C)。
  2. 請求項1記載の膨張弁(1A)であって、
    前記抜け止め係合手段(4A)は、前記弁部(11)の外周に突設された鍔部(22)と、前記弁ケース(3)の前記弁取付孔(7)より外周側に設けられ、バネ変形によって拡径可能で、且つ、前記弁取付孔(7)の軸方向への変移が一定範囲に規制されたリングバネ(24)とから構成され、前記膨張弁本体(2)が前記弁取付孔(7)に挿入された状態にあって、バネ復帰変形で前記リングバネ(24)が前記鍔部(22)の抜け方向の移動を阻止することにより前記膨張弁本体(2)が取り付けられることを特徴とする膨張弁(1A)。
  3. 請求項1記載の膨張弁(1B)であって、
    前記抜け止め係合手段(4B)は、前記弁部(11)の外周に形成された凹部(30)と、前記弁ケース(3)の前記弁取付孔(7)に開口するよう形成された嵌合用溝(31)と、前記嵌合用溝(31)に挿入される嵌合部材(32)とから構成され、前記膨張弁本体(2)が前記弁取付孔(7)に挿入された状態にあって、前記嵌合用溝(31)に挿入された前記嵌合部材(32)が前記凹部(30)に入り込むことにより前記膨張弁本体(2)が取り付けられることを特徴とする膨張弁(1B)。
  4. 請求項1記載の膨張弁(1C)であって、
    前記抜け止め係合手段(4C)は、前記弁部(11)の外周に突設された係合片部(33)と、前記弁ケース(3)の弁取付孔(7)の周縁に固定され、前記弁取付孔(7)の軸方向の変移と共に周方向に傾斜された係合溝(34a)が形成されたアダプタ(34)とから構成され、前記膨張弁本体(2)が前記弁取付孔(7)に挿入された状態にあって、前記膨張弁本体(2)の係合片部(33)が前記アダプタ(34)の前記係合溝(34a)に入り込むことにより膨張弁本体(2)が取り付けられることを特徴とする膨張弁(1C)。
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