JP2005113582A - 屋内排水システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 封水を確実に形成できるとともに排水の初期の段階でも排水効率を向上させる
ことのできる屋内排水システムを提供することにある。
【解決手段】 シンク12の排水口12Aにポンプ20のポンプ室22に設けた吸込口2
1が接続され、そのポンプ室22の吐出口25に排水管13が接続され、排水口12Aか
ら排水された水をポンプ20で強制的に排水管13へ圧送する屋内排水システム10であ
って、吐出口25の位置を吸込口21の位置より高くし、吸込口21に逆止弁14を設け
てポンプ室22をトラップにした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば流し台から排水される水を排水管へ強制的に圧送する屋内排水シス
テムに関する。
従来から、図2に示す屋内排水システムが知られている(特許文献1参照)。
かかる屋内排水システムは、シンク1の排水口1aに接続された接続管2と、排水立て
管3に接続された排水管4と、その接続管2を通って流れてきた水を排水管4へ強制的に
圧送するポンプ5とを有している。そして、排水管4の一端側と他端側とにはコンクリー
トスラブ6から立ち上がった段部4a,4bが形成され、この段部4a,4b間に排水が残
存するようになっている。この排水が残存する排水管4の段部4a,4b間が大きなトラ
ップとなり、封水機能として作用することになる。
また、ポンプ5は接続管2に設けたセンサSが排水を検知したとき駆動するようになっ
ている。
特開平3−122324号公報
しかしながら、このような屋内排水システムにあっては、排水管4の段部4a,4b間
に排水を残存させているが、その排水管4の配設工事の際に段部4a,4b間を破損させ
てしまう虞があり、その段部4a,4b間が破損すると水漏れが発生し、封水が形成でき
なくなってしまう。
また、シンク1の排水口1aから排水が行われてセンサSがその排水を検知するとポン
プが駆動し始めるが、そのポンプが駆動する前では排水管4の段部4aとシンク1の排水
口1a間には排水が残存せずに空気のみが存在する。このため、センサSがその排水を検
知した初期の段階ではポンプ5は空回りする状態となり、ポンプ5による強制排水が行わ
れない。すなわち、排水の初期の段階では排水効率が悪いという問題があった。
この発明の目的は、封水を確実に形成できるとともに排水の初期の段階でも排水効率を
向上させることのできる屋内排水システムを提供することにある。
請求項1の発明は、排水源の排水口にポンプのポンプ室に設けた吸水口が接続され、そ
のポンプ室の吐出口に排水管が接続され、前記排水口から排水された水をポンプで強制的
に排水管へ圧送する屋内排水システムであって、
前記吐出口の位置を吸水口の位置より高くし、
前記吸水口に逆止弁を設けてポンプ室をトラップにしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記トラップ内の圧力を検出する圧力センサと、
この圧力センサが検出する圧力に応じて前記ポンプのモータを制御する制御手段とを備
えていることを特徴とする。
請求項1および請求項2の発明によれば、吐出口の位置を吸込口の位置より高くし、吸
込口に逆止弁を設けてポンプ室をトラップにしたものであるから、封水を確実に形成する
ことができ、ポンプ室に排水が残存するものであるか排水の初期の段階でも排水効率を向
上させることができる。
以下、この発明に係る屋内排水システムの実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示す屋内排水システム10は、流し台11のシンク(排出源)12と、このシン
ク12から排水される水を強制的に排水するポンプ20と、排水管13等とを備えている
シンク12の排出口12Aには接続管17の一端が接続され、この接続管17の他端は
逆止弁14を介してポンプ20の吸込口21に接続されている。逆止弁14は接続管17
側からポンプ20側への一方向のみに水を流すようになっている。
ポンプ20は、ポンプ室22と、このポンプ室22内に配置されたファン23と、この
ファン23を回転させるモータ24とを備えている。ポンプ室22の下部には吸込口21
が設けられており、ポンプ室22の上部には吐出口25が設けられている。そして、ファ
ン23が回転すると吸込口21から水を吸い込み、この吸い込んだ水が吐出口25から吐
出されるようになっている。
吐出口25の高さ位置は吸込口21の高さ位置より高くなっており、また、吸込口21
に逆止弁14が設けられていることにより、ポンプ室22がトラップを形成し、ポンプ室
22には排水Wが残存する。
ポンプ室22内には圧力センサ27が設けられており、この圧力センサ27が検出する
圧力に基づいてモータ24をコントローラ30が制御するようになっている。コントロー
ラ30は流し台11内に配置される。
ポンプ室22の吐出口25には排水管13の一端が接続され、この排水管13は床板1
5の孔15Aを通って床板15の下に配設されている。この排水管13の径は接続管17
の径より小さく設定され、床板15と隔壁(コンクリートスラブ)16との間に自由に配
設できるようになっている。そして、排水管13の他端は図示しない排水立て管に接続さ
れている。また、排水管13の一端側部13Aは所定の長さを有するとともにほぼ水平と
なっている。この一端側部13Aを昇り勾配にしてエアー抜きの促進効果を図ってもよい

[動 作]
次に、上記のように構成される屋内排水システム10の動作について説明する。
シンク12内の水が排出口12Aから接続管17へ排水されると、逆止弁14を通って
ポンプ室22内に流入してくる。この流入によりポンプ室22内の圧力が高くなり、圧力
センサ27がその圧力を検出する。コントローラ30は、圧力センサ27の検出圧力が予
め設定した閾値を越えたときモータ24を駆動させてファン23を回転させる。このファ
ン23の回転によりポンプ室22内の残存排水Wが吐出口25から吐出されていく。
吐出口25から吐出される排水は排水管13へ圧送されて図示しない排水立て管へ排水
されていく。
他方、ポンプ室22内の残存排水Wが吐出口25から吐出されることにより、接続管1
7内の水が吸込口21からポンプ室22内へ吸引されていく。この吸引により、接続管1
7を介してシンク12内の水を吸引していくのでシンク12内の水を短時間で排水するこ
とができることになる。
モータ24の駆動開始時には、ポンプ室22内に排水Wが残存しているので、モータ2
4が空回りすることなく、その残存排水Wがポンプ室22の吐出口25から排水されてい
き、この排出により接続管17内の水がポンプ室22の吸込口21へ吸引されていくので
、モータ24の駆動開始時でも排水効率が向上する。
また、ポンプ室22内には空気が混入した排水が流入してくるが、排水が終了した後、
時間の経過とともにその混入した空気は上に上昇してポンプ室22の吐出口25から排水
管13へ抜けていくので、次のモータ24の駆動開始時におけるいわゆるエアかみ状態を
解消することができる。
さらに、圧力センサ27をポンプ室22内に設けたので、ファン23の回転によって生
じる水流により、その圧力センサ27の表面がクリーニングされる。このため、圧力セン
サ27の検知精度を長期間に亘って維持することができる。
シンク12内に水が完全に排水されると、圧力センサ27の検出圧力が低下し、この検
出圧力の低下に基づいてコントローラ30はモータ24の駆動を停止させて排水は終了す
る。
この実施例では、圧力センサ27の検出圧力に基づいてモータ24の駆動を停止させて
いるが、排水が終了するとモータ24の負荷が低下するので、このモータ24の負荷を検
知してその負荷が低下したときモータ24の駆動を停止させるようにしてもよい。
この実施例によれば、ポンプ室22をトラップにしたものであるから、配管工事の際に
ポンプ室22を破損してしまう虞はなく、このためポンプ室22に排水を確実に残存させ
ることができ、ポンプ室22に封水を確実に形成することができる。また、たとえポンプ
室22から水漏れが発生しても、ポンプ20は流し台11内に配置するので、その水漏れ
は直ぐに分かり、速やかに対処することができる。
この発明に係る屋内排水システムの実施例の構成を示した説明図である。 従来の屋内排水システムを示した説明図である。
符号の説明
10 屋内排水システム
12 シンク(排水源)
12A 排水口
13 排水管
14 逆止弁
20 ポンプ
22 ポンプ室
25 吐出口

Claims (2)

  1. 排水源の排水口にポンプのポンプ室に設けた吸込口が接続され、そのポンプ室の吐出口
    に排水管が接続され、前記排水口から排水された水をポンプで強制的に排水管へ圧送する
    屋内排水システムであって、
    前記吐出口の位置を吸込口の位置より高くし、
    前記吸込口に逆止弁を設けてポンプ室をトラップにしたことを特徴とする屋内排水シス
    テム。
  2. 前記トラップ内の圧力を検出する圧力センサと、
    この圧力センサが検出する圧力に応じて前記ポンプのモータを制御する制御手段とを備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の屋内排水システム。
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