JPH0791389A - 水中立型ポンプの運転方法 - Google Patents
水中立型ポンプの運転方法Info
- Publication number
- JPH0791389A JPH0791389A JP23776993A JP23776993A JPH0791389A JP H0791389 A JPH0791389 A JP H0791389A JP 23776993 A JP23776993 A JP 23776993A JP 23776993 A JP23776993 A JP 23776993A JP H0791389 A JPH0791389 A JP H0791389A
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- JP
- Japan
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- water level
- pump
- manhole
- impeller
- restart
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- Pending
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 羽根車にからみ付いた異物を除去することで
水中立型ポンプ6を適正に運転させ、ポンプ効率の低下
や詰まりによる故障の発生を防止する。 【構成】 マンホ−ル1内の水位が設定された瞬時停止
・再起動水位NWLになると、この水位NWLをフロー
ト式水位計6の中間フロート6Cによって検出し、この
検出水位信号を制御手段14に入力するとともに、制御
手段14からポンプ6の原動機6Aに瞬時停止・再起動
信号を出力して、ポンプ1を所定時間停止したのち再起
動させ、羽根車6Dにからみ付いている異物12をポン
プ1の停止時に羽根車6Dから落下させて汚水とともに
排出させるようにしている。
水中立型ポンプ6を適正に運転させ、ポンプ効率の低下
や詰まりによる故障の発生を防止する。 【構成】 マンホ−ル1内の水位が設定された瞬時停止
・再起動水位NWLになると、この水位NWLをフロー
ト式水位計6の中間フロート6Cによって検出し、この
検出水位信号を制御手段14に入力するとともに、制御
手段14からポンプ6の原動機6Aに瞬時停止・再起動
信号を出力して、ポンプ1を所定時間停止したのち再起
動させ、羽根車6Dにからみ付いている異物12をポン
プ1の停止時に羽根車6Dから落下させて汚水とともに
排出させるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホ−ルポンプのよ
うな水中立型ポンプの運転方法に関する。
うな水中立型ポンプの運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水中立型ボルテックスポンプ(水中立型
ポンプ)を、図4に示すようにマンホ−ル1の底部2に
設置してマンホ−ルポンプとして使用する場合、マンホ
−ル1の周壁を貫通して配管された下水流入管(汚水流
入管)3からマンホ−ル1内に流入する下水(汚水)の
水位をフロート式水位計によって構成されている水位検
出手段4によって検出し、水位が上昇してポンプ起動水
位HWL以上になれば、この水位を水位検出手段4の上
側フロート4Aによって検出し、検出したポンプ起動水
位信号を制御手段5に入力し、入力されたポンプ起動水
位信号に基づいて制御手段5からマンホ−ルポンプ6の
原動機(水中モータ)6Aに起動信号を出力して、マン
ホ−ルポンプ6を起動することにより、吐出曲管7、こ
の吐出曲管7の出口に上方にのびて接続された揚水管
8、揚水管8の上端に接続された逆止弁9、逆止弁9の
出口に接続されたヘッダー管10およびマンホ−ル1の
周壁を貫通してヘッダー管10に接続された排水管11
の経路で排水を行う。一方、マンホール6水位がポンプ
停止水位LWLに低下したならば、この水位を下側フロ
ート4Bによって検出し、検出したポンプ停止水位信号
を制御手段5に入力し、入力されたポンプ停止水位信号
に基づいて制御手段5からマンホ−ルポンプ1の原動機
(水中モータ)6Aに停止信号を出力して、マンホ−ル
ポンプ6の運転を停止するように制御している。
ポンプ)を、図4に示すようにマンホ−ル1の底部2に
設置してマンホ−ルポンプとして使用する場合、マンホ
−ル1の周壁を貫通して配管された下水流入管(汚水流
入管)3からマンホ−ル1内に流入する下水(汚水)の
水位をフロート式水位計によって構成されている水位検
出手段4によって検出し、水位が上昇してポンプ起動水
位HWL以上になれば、この水位を水位検出手段4の上
側フロート4Aによって検出し、検出したポンプ起動水
位信号を制御手段5に入力し、入力されたポンプ起動水
位信号に基づいて制御手段5からマンホ−ルポンプ6の
原動機(水中モータ)6Aに起動信号を出力して、マン
ホ−ルポンプ6を起動することにより、吐出曲管7、こ
の吐出曲管7の出口に上方にのびて接続された揚水管
8、揚水管8の上端に接続された逆止弁9、逆止弁9の
出口に接続されたヘッダー管10およびマンホ−ル1の
周壁を貫通してヘッダー管10に接続された排水管11
の経路で排水を行う。一方、マンホール6水位がポンプ
停止水位LWLに低下したならば、この水位を下側フロ
ート4Bによって検出し、検出したポンプ停止水位信号
を制御手段5に入力し、入力されたポンプ停止水位信号
に基づいて制御手段5からマンホ−ルポンプ1の原動機
(水中モータ)6Aに停止信号を出力して、マンホ−ル
ポンプ6の運転を停止するように制御している。
【0003】しかし、このように、水位が一旦ポンプ起
動水位HWL以上になると、この水位がポンプ停止水位
LWLまで低下しない限りマンホ−ルポンプ1の運転を
継続する従来の運転方法では、マンホ−ルポンプ6の運
転によって、図5に示すマンホ−ルポンプ6におけるケ
ーシング6Bの下面に形成した吸込口6Cから汚水とと
もに吸込まれた異物12が羽根車6Dにからみ付き、こ
れが徐々に大きくなって堆積し閉塞する現象を生じて、
ポンプ効率を低下させるばかりか、経時によりポンプ詰
まりを生じて故障が発生する原因になる。
動水位HWL以上になると、この水位がポンプ停止水位
LWLまで低下しない限りマンホ−ルポンプ1の運転を
継続する従来の運転方法では、マンホ−ルポンプ6の運
転によって、図5に示すマンホ−ルポンプ6におけるケ
ーシング6Bの下面に形成した吸込口6Cから汚水とと
もに吸込まれた異物12が羽根車6Dにからみ付き、こ
れが徐々に大きくなって堆積し閉塞する現象を生じて、
ポンプ効率を低下させるばかりか、経時によりポンプ詰
まりを生じて故障が発生する原因になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、汚水とともに吸込まれた異物が羽根車にからみ付
き、これが徐々に大きくなって滞積し閉塞する現象を生
じ、ポンプ効率を低下させるばかりか、経時によりポン
プ詰まりを生じて故障が発生する原因になる点である。
点は、汚水とともに吸込まれた異物が羽根車にからみ付
き、これが徐々に大きくなって滞積し閉塞する現象を生
じ、ポンプ効率を低下させるばかりか、経時によりポン
プ詰まりを生じて故障が発生する原因になる点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、羽根車を収容
したケーシングに吸込口が形成され、前記ケ−シングに
連通する吐出口が形成されているとともに、水位検出手
段から出力される水位信号に基づいて運転を制御される
水中立型ポンプの運転方法において、ポンプ運転中にポ
ンプを瞬時停止して再起動させる瞬時停止・再起動水位
を設定し、水位が前記瞬時停止・再起動水位に到達した
状態を前記水位検出手段によって検出し、この検出水位
信号に基づいて制御手段からポンプに瞬時停止・再起動
信号を出力して、ポンプを所定時間停止したのち再起動
させることを特徴とし、羽根車にからみ付いた異物を除
去することで水中立型ポンプを適正に運転させ、ポンプ
効率の低下や詰まりによる故障の発生を防止する目的を
達成した。
したケーシングに吸込口が形成され、前記ケ−シングに
連通する吐出口が形成されているとともに、水位検出手
段から出力される水位信号に基づいて運転を制御される
水中立型ポンプの運転方法において、ポンプ運転中にポ
ンプを瞬時停止して再起動させる瞬時停止・再起動水位
を設定し、水位が前記瞬時停止・再起動水位に到達した
状態を前記水位検出手段によって検出し、この検出水位
信号に基づいて制御手段からポンプに瞬時停止・再起動
信号を出力して、ポンプを所定時間停止したのち再起動
させることを特徴とし、羽根車にからみ付いた異物を除
去することで水中立型ポンプを適正に運転させ、ポンプ
効率の低下や詰まりによる故障の発生を防止する目的を
達成した。
【0006】
【作用】本発明によれば、水位が瞬時停止・再起動水位
になれば、この水位が水位検出手段によって検出され、
水位検出手段から制御手段に瞬時停止・再起動水位信号
が入力される。制御手段は入力された瞬時停止・再起動
水位信号に基づいて瞬時停止・再起動信号をポンプに出
力する。その結果、ポンプは所定時間停止したのち再起
動することになる。すなわち、水位が瞬時停止・再起動
水位になればポンプの羽根車が所定時間停止する。この
停止により羽根車にからみ付いていた異物がケーシング
内に落下し、落下直後に羽根車を再起動させることによ
り、異物を汚水とともに排出することができる。
になれば、この水位が水位検出手段によって検出され、
水位検出手段から制御手段に瞬時停止・再起動水位信号
が入力される。制御手段は入力された瞬時停止・再起動
水位信号に基づいて瞬時停止・再起動信号をポンプに出
力する。その結果、ポンプは所定時間停止したのち再起
動することになる。すなわち、水位が瞬時停止・再起動
水位になればポンプの羽根車が所定時間停止する。この
停止により羽根車にからみ付いていた異物がケーシング
内に落下し、落下直後に羽根車を再起動させることによ
り、異物を汚水とともに排出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例を示す縦断正面図である。
なお、前記図4および図5の従来例と同一もしくは相当
部分には、同一符号を付して説明する。図1において、
マンホ−ル1の底部2にマンホ−ルポンプ6が設置さ
れ、マンホ−ル1の周壁を貫通して配管された下水流入
管(汚水流入管)3からマンホ−ル1内に流入する下水
(汚水)の水位は、フロート式水位計によって構成され
ている水位検出手段4によって検出される。マンホ−ル
ポンプ6の吐出口6Eは、吐出曲管7、この吐出曲管7
の出口に上方にのびて接続された揚水管8、揚水管8の
上端に接続された逆止弁9、逆止弁9の出口に接続され
たヘッダー管10およびマンホ−ル1の周壁を貫通して
ヘッダー管10に接続された排水管11によって構成さ
れる排水系13に接続されている。
する。図1は本発明の実施例を示す縦断正面図である。
なお、前記図4および図5の従来例と同一もしくは相当
部分には、同一符号を付して説明する。図1において、
マンホ−ル1の底部2にマンホ−ルポンプ6が設置さ
れ、マンホ−ル1の周壁を貫通して配管された下水流入
管(汚水流入管)3からマンホ−ル1内に流入する下水
(汚水)の水位は、フロート式水位計によって構成され
ている水位検出手段4によって検出される。マンホ−ル
ポンプ6の吐出口6Eは、吐出曲管7、この吐出曲管7
の出口に上方にのびて接続された揚水管8、揚水管8の
上端に接続された逆止弁9、逆止弁9の出口に接続され
たヘッダー管10およびマンホ−ル1の周壁を貫通して
ヘッダー管10に接続された排水管11によって構成さ
れる排水系13に接続されている。
【0008】水位検出手段4は、設定されたポンプ起動
水位HWL以上の水位を検出する上側フロート4A、設
定されたポンプ停止水位LWLを検出する下側フロート
4Bおよびポンプ起動水位HWLとポンプ停止水位LW
Lの中間に設定した瞬時停止・再起動水位NWL検出す
る中間フロート4Cを備えており、水位検出手段4によ
って検出された水位信号が制御手段14に入力され、制
御手段14からは、入力された検出水位信号に基づいて
マンホ−ルポンプ6の原動機(水中モータ)6Aに制御
信号を出力するようになっている。
水位HWL以上の水位を検出する上側フロート4A、設
定されたポンプ停止水位LWLを検出する下側フロート
4Bおよびポンプ起動水位HWLとポンプ停止水位LW
Lの中間に設定した瞬時停止・再起動水位NWL検出す
る中間フロート4Cを備えており、水位検出手段4によ
って検出された水位信号が制御手段14に入力され、制
御手段14からは、入力された検出水位信号に基づいて
マンホ−ルポンプ6の原動機(水中モータ)6Aに制御
信号を出力するようになっている。
【0009】このような構成であれば、マンホ−ル1内
の水位がポンプ起動水位HWLまで上昇すると、この水
位は水位検出手段4の上側フロート4Aによって検出さ
れ、検出したポンプ起動水位信号が制御手段5に入力さ
れる。制御手段5からは、入力されたポンプ起動水位信
号に基づいてマンホ−ルポンプ6の原動機(水中モー
タ)6Aに起動信号を出力して、マンホ−ルポンプ6を
起動する。これにより、吐出曲管7、この吐出曲管7の
出口に上方にのびて接続された揚水管8、揚水管8の上
端に接続された逆止弁9、逆止弁9の出口に接続された
ヘッダー管10およびマンホ−ル1の周壁を貫通してヘ
ッダー管10に接続された排水管11によって構成され
る排水系13から排水される。
の水位がポンプ起動水位HWLまで上昇すると、この水
位は水位検出手段4の上側フロート4Aによって検出さ
れ、検出したポンプ起動水位信号が制御手段5に入力さ
れる。制御手段5からは、入力されたポンプ起動水位信
号に基づいてマンホ−ルポンプ6の原動機(水中モー
タ)6Aに起動信号を出力して、マンホ−ルポンプ6を
起動する。これにより、吐出曲管7、この吐出曲管7の
出口に上方にのびて接続された揚水管8、揚水管8の上
端に接続された逆止弁9、逆止弁9の出口に接続された
ヘッダー管10およびマンホ−ル1の周壁を貫通してヘ
ッダー管10に接続された排水管11によって構成され
る排水系13から排水される。
【0010】一方、マンホ−ルポンプ6の運転により、
マンホ−ル1内の水位が瞬時停止・再起動水位NWLま
で低下したならば、この水位が水位検出手段4の中間フ
ロート4Cによって検出され、検出した瞬時停止・再起
動水位信号が制御手段5に入力される。制御手段5から
は、入力された瞬時停止・再起動水位信号に基づいてマ
ンホ−ルポンプ6の原動機6Aに瞬時停止・再起動信号
を出力して、マンホ−ルポンプ6を所定時間(たとえ
ば、0.5秒〜1秒)停止したのち再起動させる。すな
わち、マンホ−ル1内の水位が瞬時停止・再起動水位N
WLまで低下したならば、図5に示したポンプ6の羽根
車6Dが所定時間停止する。この停止により羽根車6D
にからみ付いていた異物12が図2のように羽根車6D
からケーシング6B内に落下し、この落下直後に羽根車
6Dが再起動して、落下した異物12を図3に示すよう
に汚水とともに吐出口6Eから図1の排水系に排出する
ことができる。
マンホ−ル1内の水位が瞬時停止・再起動水位NWLま
で低下したならば、この水位が水位検出手段4の中間フ
ロート4Cによって検出され、検出した瞬時停止・再起
動水位信号が制御手段5に入力される。制御手段5から
は、入力された瞬時停止・再起動水位信号に基づいてマ
ンホ−ルポンプ6の原動機6Aに瞬時停止・再起動信号
を出力して、マンホ−ルポンプ6を所定時間(たとえ
ば、0.5秒〜1秒)停止したのち再起動させる。すな
わち、マンホ−ル1内の水位が瞬時停止・再起動水位N
WLまで低下したならば、図5に示したポンプ6の羽根
車6Dが所定時間停止する。この停止により羽根車6D
にからみ付いていた異物12が図2のように羽根車6D
からケーシング6B内に落下し、この落下直後に羽根車
6Dが再起動して、落下した異物12を図3に示すよう
に汚水とともに吐出口6Eから図1の排水系に排出する
ことができる。
【0011】したがって、羽根車6Dにからみ付いた異
物12が徐々に大きくなって堆積し閉塞する現象は生じ
なくなるので、ポンプ効率を低下させたり、経時により
ポンプ詰まりを生じて故障を発生させるような不都合は
起こらない。
物12が徐々に大きくなって堆積し閉塞する現象は生じ
なくなるので、ポンプ効率を低下させたり、経時により
ポンプ詰まりを生じて故障を発生させるような不都合は
起こらない。
【0012】他方、マンホ−ルポンプ6の運転により、
マンホール1内の水位がポンプ停止水位LWLに低下し
たならば、この水位が下側フロート4Bによって検出さ
れ、検出したポンプ停止水位信号が制御手段5に入力さ
れる。制御手段5からは、入力されたポンプ停止水位信
号に基づいてマンホ−ルポンプ6の原動機6Aに停止信
号を出力して、マンホ−ルポンプ6の運転を停止させ
る。
マンホール1内の水位がポンプ停止水位LWLに低下し
たならば、この水位が下側フロート4Bによって検出さ
れ、検出したポンプ停止水位信号が制御手段5に入力さ
れる。制御手段5からは、入力されたポンプ停止水位信
号に基づいてマンホ−ルポンプ6の原動機6Aに停止信
号を出力して、マンホ−ルポンプ6の運転を停止させ
る。
【0013】なお、前記実施例では、マンホ−ル1内の
水位が瞬時停止・再起動水位NWLまで低下した時点
で、マンホ−ルポンプ6の原動機6Aに瞬時停止・再起
動信号を出力して、マンホ−ルポンプ6を所定時間停止
したのち再起動させるような制御方式で説明している
が、マンホ−ル1内の水位が瞬時停止・再起動水位NW
Lまで低下した時点で、マンホ−ルポンプ6の縦軸羽根
車6Dを一旦停止させた直後に所定時間逆転させたのち
に瞬時停止させて再起動するように制御してもよい。ま
た、マンホ−ル1内にマンホ−ルポンプ6を設置した構
成で説明しているが、ポンプの設置部位はマンホ−ル1
のみに限定されない。さらに、使用されるポンプも前述
のマンホ−ルポンプ6のみに限定されるものではない。
水位が瞬時停止・再起動水位NWLまで低下した時点
で、マンホ−ルポンプ6の原動機6Aに瞬時停止・再起
動信号を出力して、マンホ−ルポンプ6を所定時間停止
したのち再起動させるような制御方式で説明している
が、マンホ−ル1内の水位が瞬時停止・再起動水位NW
Lまで低下した時点で、マンホ−ルポンプ6の縦軸羽根
車6Dを一旦停止させた直後に所定時間逆転させたのち
に瞬時停止させて再起動するように制御してもよい。ま
た、マンホ−ル1内にマンホ−ルポンプ6を設置した構
成で説明しているが、ポンプの設置部位はマンホ−ル1
のみに限定されない。さらに、使用されるポンプも前述
のマンホ−ルポンプ6のみに限定されるものではない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、水位が
瞬時停止・再起動水位になれば、この水位を水位検出手
段によって検出し、水位検出手段から制御手段に瞬時停
止・再起動水位信号を入力し、この瞬時停止・再起動水
位信号に基づいて制御手段からポンプに瞬時停止・再起
動信号を出力して、ポンプの羽根車を所定時間停止させ
たのちに再起動するようにしているので、羽根車の停止
により該羽根車にからみ付いていた異物がケーシング内
に落下し、落下直後の羽根車の再起動で汚水とともに異
物を排出することができるから、羽根車にからみ付いた
異物が徐々に大きくなって堆積し閉塞する現象は生じな
くなるので、ポンプ効率を低下させたり、経時によりポ
ンプ詰まりを生じて故障を発生させるような不都合は起
こらない。
瞬時停止・再起動水位になれば、この水位を水位検出手
段によって検出し、水位検出手段から制御手段に瞬時停
止・再起動水位信号を入力し、この瞬時停止・再起動水
位信号に基づいて制御手段からポンプに瞬時停止・再起
動信号を出力して、ポンプの羽根車を所定時間停止させ
たのちに再起動するようにしているので、羽根車の停止
により該羽根車にからみ付いていた異物がケーシング内
に落下し、落下直後の羽根車の再起動で汚水とともに異
物を排出することができるから、羽根車にからみ付いた
異物が徐々に大きくなって堆積し閉塞する現象は生じな
くなるので、ポンプ効率を低下させたり、経時によりポ
ンプ詰まりを生じて故障を発生させるような不都合は起
こらない。
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】異物の落下状態を示す一部拡大断面図である。
【図3】異物の排出状態を示す一部拡大断面図である。
【図4】従来例を示す縦断正面図である。
【図5】異物が羽根車にからみ付いた状態を示す一部拡
大断面図である。
大断面図である。
4 水位検出手段 6 マンホ−ルポンプ(水中立型ポンプ) 6A ポンプ原動機 6B ポンプケーシング 6C 吸込口 6D 羽根車 6E 吐出口 14 制御手段 NWL 瞬時停止・再起動水位
Claims (1)
- 【請求項1】 羽根車を収容したケーシングに吸込口が
形成され、前記ケ−シングに連通する吐出口が形成され
ているとともに、水位検出手段から出力される水位信号
に基づいて運転を制御される水中立型ポンプの運転方法
において、ポンプ運転中にポンプを瞬時停止して再起動
させる瞬時停止・再起動水位を設定し、水位が前記瞬時
停止・再起動水位に到達した状態を前記水位検出手段に
よって検出し、この検出水位信号に基づいて制御手段か
らポンプに瞬時停止・再起動信号を出力して、ポンプを
所定時間停止したのち再起動させることを特徴とする水
中立型ポンプの運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23776993A JPH0791389A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 水中立型ポンプの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23776993A JPH0791389A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 水中立型ポンプの運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0791389A true JPH0791389A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17020172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23776993A Pending JPH0791389A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 水中立型ポンプの運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0791389A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005240628A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Tsurumi Mfg Co Ltd | 水中遠心ポンプの拘束防止構造 |
EP1935924A1 (en) | 2002-09-12 | 2008-06-25 | Shin-Etsu Chemical Company, Ltd. | Novel organopolysiloxane polymer, pasty composition, and cosmetic preparation containing the same |
JP2010236498A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kubota Corp | マンホールポンプ装置の制御装置及び制御方法 |
KR20160098168A (ko) | 2013-12-13 | 2016-08-18 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 규소 화합물의 제조 방법 |
CN115013345A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-09-06 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种离心风机 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23776993A patent/JPH0791389A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1935924A1 (en) | 2002-09-12 | 2008-06-25 | Shin-Etsu Chemical Company, Ltd. | Novel organopolysiloxane polymer, pasty composition, and cosmetic preparation containing the same |
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JP4646529B2 (ja) * | 2004-02-25 | 2011-03-09 | 株式会社鶴見製作所 | 水中遠心ポンプの拘束防止構造 |
JP2010236498A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kubota Corp | マンホールポンプ装置の制御装置及び制御方法 |
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CN115013345B (zh) * | 2022-07-01 | 2024-04-02 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种离心风机 |
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