JPS5834612B2 - 河川、ダム等の水替工法 - Google Patents
河川、ダム等の水替工法Info
- Publication number
- JPS5834612B2 JPS5834612B2 JP1888180A JP1888180A JPS5834612B2 JP S5834612 B2 JPS5834612 B2 JP S5834612B2 JP 1888180 A JP1888180 A JP 1888180A JP 1888180 A JP1888180 A JP 1888180A JP S5834612 B2 JPS5834612 B2 JP S5834612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- sensing circuit
- vacuum pump
- dams
- rivers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Barrages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来河川、ダム、ため池等の水替方法はポンプを使用す
るか或は迂回させていたのであるが、前者の場合常時動
力を必要とすると共に吸水口が小さいのでゴミが詰渣り
ポンプの力が低減するか又は作動不可能となったのであ
り又後者の場合迂回のためのスペースが必要であると共
に高所を迂回できなかったのであるが本発明はかかる欠
点を除去し最少限の動力で自動的に水替を行なえる様に
したものに関し止水壁の上流側に吸入口を配置すると共
に下流側に配置した排出口を気密状態を保持し得るよう
水槽内に突入させる等したサイホンの最上部に逆流防止
バルブを内蔵した真空ポンプに連結する吸気パイプに連
結する吸気パイプを取り付ける一方、上流側に設けた水
位感知回路によりリレー回路ボックスを通じ動力源を作
動し、他方真空ポンプよりの排出水でパイプ満水感知回
路によりリレー回路ボックスを通じ動力源を停止するこ
とを特徴とするものである。
るか或は迂回させていたのであるが、前者の場合常時動
力を必要とすると共に吸水口が小さいのでゴミが詰渣り
ポンプの力が低減するか又は作動不可能となったのであ
り又後者の場合迂回のためのスペースが必要であると共
に高所を迂回できなかったのであるが本発明はかかる欠
点を除去し最少限の動力で自動的に水替を行なえる様に
したものに関し止水壁の上流側に吸入口を配置すると共
に下流側に配置した排出口を気密状態を保持し得るよう
水槽内に突入させる等したサイホンの最上部に逆流防止
バルブを内蔵した真空ポンプに連結する吸気パイプに連
結する吸気パイプを取り付ける一方、上流側に設けた水
位感知回路によりリレー回路ボックスを通じ動力源を作
動し、他方真空ポンプよりの排出水でパイプ満水感知回
路によりリレー回路ボックスを通じ動力源を停止するこ
とを特徴とするものである。
而してその実施例を図につき説明すれば、1はサイホン
、2はサイホン1の吸入口、3はサイホン1の排出口、
4はサイホン1の排出口3から空気を吸わないように排
出口3を突入する気密水槽内気密水槽を設けず排出口3
にパルプ(図示せず)を設ける場合もある。
、2はサイホン1の吸入口、3はサイホン1の排出口、
4はサイホン1の排出口3から空気を吸わないように排
出口3を突入する気密水槽内気密水槽を設けず排出口3
にパルプ(図示せず)を設ける場合もある。
5は真空ポンプ6とサイホン1の最上部を連結する吸気
パイプであり逆流防止バルブ7を内蔵するものである。
パイプであり逆流防止バルブ7を内蔵するものである。
8はモーターエンジン等の動力源、9は真空ポンプ6の
排出パイプ、10は水受器、11は該水受器10の排出
口12は水受器10の満水感知部、13は満水感知回路
、14はリレー回路ボックス、15は水位感知部、16
は水位感知回路、17は止水壁とする。
排出パイプ、10は水受器、11は該水受器10の排出
口12は水受器10の満水感知部、13は満水感知回路
、14はリレー回路ボックス、15は水位感知部、16
は水位感知回路、17は止水壁とする。
而してその作用を図につき説明すれば、河川の水が一定
水位にくれば水位感知部15が感知し水位感知回路16
によりリレー回路ボックス14を通じ動力源8を働かせ
ば真空ポンプ6が作動し、サイホン1内はやがて真空と
なり流水を始めそれと同時に水は吸気パイプ5より真空
ポンプ6を通り排出パイプ9から水受器10内に入るが
水受器10には真空ポンプ6よりの水量より少ない水量
の出てゆく排出口11を設けであるため水位が上がり一
定水位に達すると満水感知部12が感知し満水感知回路
13よりリレー回路ボックス14を通じ動力源8を止め
真空ポンプ6の作動を停止すれば後は動力を要せず自動
的に流水を続けるのである。
水位にくれば水位感知部15が感知し水位感知回路16
によりリレー回路ボックス14を通じ動力源8を働かせ
ば真空ポンプ6が作動し、サイホン1内はやがて真空と
なり流水を始めそれと同時に水は吸気パイプ5より真空
ポンプ6を通り排出パイプ9から水受器10内に入るが
水受器10には真空ポンプ6よりの水量より少ない水量
の出てゆく排出口11を設けであるため水位が上がり一
定水位に達すると満水感知部12が感知し満水感知回路
13よりリレー回路ボックス14を通じ動力源8を止め
真空ポンプ6の作動を停止すれば後は動力を要せず自動
的に流水を続けるのである。
尚吸気パイプ5内には逆流防止バルブ7が内蔵されてい
るため、空気、水の逆流を防止し流水を止めることはな
いものである。
るため、空気、水の逆流を防止し流水を止めることはな
いものである。
かくして流量が減じ流水が比重り上流水域の水位が一定
高さに達すると再び水位感知部15の感知により前同様
真空ポンプ6を作動し水替作業を開始するのである。
高さに達すると再び水位感知部15の感知により前同様
真空ポンプ6を作動し水替作業を開始するのである。
この様に水替作業が繰り返して自動的に行なわれるので
あるがその効果を述べれば、 1 従来の如くポンプを使用するものに比べ小さなゴミ
で詰することなくパイプの直径1でのゴミが流れる。
あるがその効果を述べれば、 1 従来の如くポンプを使用するものに比べ小さなゴミ
で詰することなくパイプの直径1でのゴミが流れる。
2 動力を要するのは真空ポンプの作動時のみで水替作
業中は不必要である(従来のポンプのものは水替作業中
常時ポンプを作動していなければならない) 3 水量が少なくともパイプ全断面で流れる。
業中は不必要である(従来のポンプのものは水替作業中
常時ポンプを作動していなければならない) 3 水量が少なくともパイプ全断面で流れる。
4 排出口と吸入口との高さを同じくするか吸入口を低
く出来る場合は一度作動させれば後は動力なしで水替作
業が出来る。
く出来る場合は一度作動させれば後は動力なしで水替作
業が出来る。
5 吸入側の水位と排出側の水位差を大きく取れば取る
程水量を増大する事が出来る。
程水量を増大する事が出来る。
6 吸入口を細くすれば(しぼれば)流速を増し土砂、
れき等の吸上排出が可能である。
れき等の吸上排出が可能である。
7 同じ太さのパイプでも排出側の断面積を増す(複数
、太く)事により水替量を増大させる事が可能。
、太く)事により水替量を増大させる事が可能。
8 落差、流水断面積を大きく取れば取る程流量を増す
事が出来る。
事が出来る。
9 水を水面より高位置を迂回させ下流へ流せる。
以上の様に本発明は多くの効果を有するものであるが単
に水替作業のみに限らず水と共に堆積土砂の吸出し作業
も行なえるものであって利用価値の多い有用な発明であ
る。
に水替作業のみに限らず水と共に堆積土砂の吸出し作業
も行なえるものであって利用価値の多い有用な発明であ
る。
図面は本発明工法の実施例を示した正面図である。
符号、1はサイホン、2は吸入口、3は排出口、4は気
密水槽、5は吸気パイプ、6は真空ポンプ、1は逆流防
止パルプ、8は動力源、9は排出ノくイブ、10は水受
器、11は排出口、12は満水感知部、13は満水感知
回路、14はリレー回路ボックス、15は水位感知部、
16は水位感知回路、17は止水壁。
密水槽、5は吸気パイプ、6は真空ポンプ、1は逆流防
止パルプ、8は動力源、9は排出ノくイブ、10は水受
器、11は排出口、12は満水感知部、13は満水感知
回路、14はリレー回路ボックス、15は水位感知部、
16は水位感知回路、17は止水壁。
Claims (1)
- 1 止水壁の上流側に吸入口を配置すると共に下流側に
配置した排出口を気密状態を保持し得るよう水槽内に突
入させる等したサイホンの最上部に逆流防止バルブを内
蔵した真空ポンプに連結する吸気パイプを取り付ける一
方、上流側に設けた水位感知回路によりリレー回路ボッ
クスを通じ動力源を作動し、他方真毫ポンプよりの排出
水でパイプ満水感知回路によりリレー回路ボックスを通
じ動力源を停止することを特徴とする河川、ダム等の水
替工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1888180A JPS5834612B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 河川、ダム等の水替工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1888180A JPS5834612B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 河川、ダム等の水替工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56115411A JPS56115411A (en) | 1981-09-10 |
JPS5834612B2 true JPS5834612B2 (ja) | 1983-07-28 |
Family
ID=11983891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1888180A Expired JPS5834612B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 河川、ダム等の水替工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834612B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6087227U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-15 | 豊国工業株式会社 | 河川用仮排水装置 |
JPH0482027U (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-16 | ||
CN112813929B (zh) * | 2020-12-31 | 2022-08-02 | 王兴超 | 一种抽排橡胶坝积气和尾水系统 |
-
1980
- 1980-02-18 JP JP1888180A patent/JPS5834612B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56115411A (en) | 1981-09-10 |
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