JP2005112190A - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパ装置の支持剛性を確保しつつ、車両衝突時の衝撃力吸収能力を確実に得ることができる自動車の前部車体構造を提供する。
【解決手段】エプロンメンバ3とカウルパネル4との間を補強部材15により結合してなる自動車の前部車体構造において、上記補強部材15を、上記エプロンメンバ3に固定される第1固定部16aと上記カウルパネル4に固定される第2固定部16bとを有する突張り部16と、該突張り部16に続いて上記第1,第2固定部16a,16bの各ボルト18,19,20を結ぶ領域から離れるように形成されたワイパ装置取付け部17とから構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エプロンメンバとカウルパネルとの間を補強部材により結合してなる自動車の前部車体構造に関する。
一般に、自動車においては、車両衝突時にスプリングサポートが車内側に倒れ込むのを防止する観点から、スプリングサポートとカウルパネルとを補強パネルにより結合する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
また、上記衝突によって被衝突物がワイパ装置に衝突したときに該被衝突物への衝撃力を吸収する観点から、ワイパモータの支持部材やワイパアームのピボット軸を支持するピボットホルダに脆弱部を設ける場合がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平2−267083号公報 特開2002−200969号公報
ところで、上記従来のモータブラケットやピボットホルダに脆弱部を設ける構造を採用した場合には、モータやピボット軸等のワイパ装置の支持剛性が低下するという懸念がある。ここでモータブラケットやピボットホルダの剛性を高めることが考えられるが、このようにすると車両衝突時の衝撃吸収能力が得られなくなるおそれがある。
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、ワイパ装置の支持剛性を確保しつつ、車両衝突時の衝撃力吸収能力を確実に得ることができる自動車の前部車体構造を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、スプリングサポート又は該スプリングサポートの車外側に配設されたエプロンメンバと、上記スプリングサポートの車両後側に配設されたカウルパネルとの間を補強部材により結合してなる自動車の前部車体構造において、上記補強部材を、上記スプリングサポート又はエプロンメンバに固定される第1固定部と上記カウルパネルに固定される第2固定部とを有する突張り部と、該突張り部に続いて上記第1,第2固定部を結ぶ線又は領域から離れるように形成されたワイパ装置取付け部とから構成したことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1において、上記補強部材には、該補強部材に外力が加わったときに上記ワイパ装置取付け部の車両内方への移動を誘発するビード部が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明に係る前部車体構造によれば、補強部材を、エプロンメンバに固定される第1固定部とカウルパネルに固定される第2固定部を有する突張り部と、突張り部に続いて第1,第2固定部を結ぶ線又は領域から離れた位置にワイパ装置取付け部とから構成したので、車両の正面衝突時には上記突張り部がエプロンメンバとカウルパネルとの間で突っ張ってスプリングサポートの車内側への倒れ込みを抑制する機能を果たすこととなり、また衝突によって被衝突物が落下した場合には、ワイパ装置取付け部が車内方に変形して被衝突物への衝撃力を吸収する機能を果たすこととなる。
本発明では、剛性の高い突張り部によりワイパ装置取付け部を片持ち支持する構造であるから、従来のワイパブラケット等に脆弱部を設ける場合に比べてワイパ装置の支持剛性を高めることができる。
またスプリングサポートの倒れ込みを防止するために配設された既存の補強部材にワイパ装置取付け部を形成したので、ワイパ装置を取付けるためのブラケットを不要にでき、重量及びコストを低減できる。
請求項2の発明では、補強部材に外力が加わったときにワイパ装置取付け部の車両内方への移動を誘発するビード部を形成したので、被衝突物の衝突によってワイパ装置が車内方へ入り込むこととなり、被衝突物への衝撃力をより効果的に吸収することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は、本発明の一実施形態による自動車の前部車体構造を説明するための図であり、図1はワイパ装置が配設された前部車体の斜視図、図2はワイパ装置の正面図、図3,図4は補強部材が配設された前部車体の斜視図,平面図、図5は補強部材の断面図(図3のV-V 線断面図) 、図6は補強部材の斜視図である。
図において、1は自動車の前部車体を示しており、これは不図示のフロントサスペンションを支持するスプリングサポート2の車外側に配設された車両前後方向に延びるエプロンメンバ3の後端部3aと、上記スプリングサポート2の車後側に配設された車幅方向に延びるカウルパネル4の側端部4aとを結合し、上記スプリングサポート2をエプロンメンバ3の下部とカウルパネル4の下部とに架け渡して結合した概略構造を有している。上記エプロンメンバ3の後端面には車両上下方向に延びるフロントピラー(不図示)が結合されている。
上記スプリングサポート2は大略下向き碗状に形成されたサポート本体2aの上壁2bに支持孔2cを形成した構造のものであり、該支持孔2cを介して上記フロントサスペンションが支持されている。
上記カウルパネル4は全体としては車幅方向に延びる閉断面筒状のものであり、該カウルパネル4の上縁部によりウインドシールドの下縁部(不図示)が支持されており、底壁にはダッシュパネル(不図示)が接続されている。
上記カウルパネル4の前側にはワイパ装置5が配設されている。このワイパ装置5は、上記ウインドシールドに付着した雨水等を払拭して視界を良好にするためのものであり、不図示のゴムブレードが装着された左右一対のワイパアームを支持するピボット軸6,6と、該左右のピボット軸6をリンク機構7を介して往復回転駆動するモータユニット8とを備えている。
上記ワイパ装置5は、車幅方向に延びる一本のパイプ部材9の両端に上記ピボット軸6を回転自在に支持するピボットホルダ10,11を固着するとともに、中央部に上記モータユニット8を取付け、該モータユニット8と各ピボット軸6とを上記リンク機構7により連結することによりモジュール化されている。上記各ピボットホルダ10,11には取付け部10a,11aが形成されている。
上記エプロンメンバ3の後端部3aとカウルパネル4の側端部4aとの間には板金製の補強部材15が配設されており、該補強部材15はスプリングサポート2の上方に配置されている。
上記補強部材15は、エプロンメンバ3の内壁部3bに対向する第1固定部16aと該第1固定部16aに続いて車内側に屈曲して延び、上記カウルパネル4の前壁部4bに対向する第2固定部16bとを有する突張り部16と、該突張り部16の下縁に続いて車両前方に延びるワイパ装置取付け部17とから構成されている。
上記第1固定部16aには上記エプロンメンバ3に当接する固定座16cが形成されており、該固定座16cが1本のボルト18によりエプロンメンバ3に締結固定されている。また上記第2固定部16bの内端部には上下一対の固定座16d,16eが形成されており、各固定座16d,16eがそれぞれボルト19,20により上記カウルパネル4に締結固定されている。
上記ワイパ装置取付け部17は、上記突張り部16の下縁に続いて車両前方に斜め下向きに湾曲して延びており、該取付け部17の下縁17aはフリーとなっている。また上記ワイパ装置取付け部17とカウルパネル4との間には衝撃を吸収することが可能な大きさの隙間が形成されている(図5参照)。
上記ワイパ装置取付け部17の外端部にはワイパ取付け座17bが形成されている。この取付け座17bは、上記第1固定部16aのボルト18と第2固定部16bの各ボルト19,20を結ぶ領域から車両前方に離れた位置に形成されており、上記取付け座17bには上記ワイパ装置5の左側のピボットホルダ10の取付け部10aがボルト締め固定されている。また右側のピボットホルダ11の取付け部11aはカウルパネル4にボルト締め固定されている。
上記ワイパ装置取付け部17の内側部にはこれの下縁17aから上記突張り部16に近接するように延びるビード部17cが形成されている。このビード部17cは上記各ボルト18〜20を結ぶ領域から離れた位置に形成されている。このビード部17cによりワイパ装置取付け部17の車両内方への移動を誘発するようになっている。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、補強部材15を、エプロンメンバ3にボルト18により固定される第1固定部16aとカウルパネル4に2本のボルト19,20により固定される第2固定部16bとを有する突張り部16と、該突張り部16に続いて上記各ボルト18〜20を結ぶ領域から離れて車両前方に延びるワイパ装置取付け部17とから構成したので、車両衝突時には上記突張り部16がエプロンメンバ3カウルパネル4との間で突っ張ってスプリングサポート2の車内側への倒れ込みを抑制する機能を果たすこととなり、また衝突によって被衝突物が落下した場合には、ワイパ装置取付け部17が車内方に変形して被衝突物への衝撃力を吸収する機能を果たすこととなる。
本実施形態では、剛性の高い突張り部16によりワイパ装置取付け部17を片持ち支持する構造であるから、従来のワイパブラケット等に脆弱部を設ける場合に比べてワイパ装置5の支持剛性を高めることができる。
また上記スプリングサポート2の倒れ込みを防止するために配設された既存の補強部材15にワイパ装置取付け部17を形成するので、ワイパ装置5を取付けるためのブラケットを不要にでき、重量及びコストを低減できる。
本実施形態では、上記補強部材15のワイパ装置取付け部17にビード部17cを形成したので、補強部材15に外力が加わるとビード部17cによってワイパ装置取付け部17全体を車両内方への移動を誘発することとなり、これによりワイパ装置5が車内方へ入り込むこととなり、被衝突物への衝撃力をより効果的に吸収することができる。
ここで、上記ワイパ装置を共通化する場合、車種によってワイパの取付け角度が異なる場合があり、このため外力の入力方向も変化することから、車種ごとに配設された補強部材に突張り部とワイパ装置取付け部とを形成することにより、何れの車種にも対応可能である。
本発明の一実施形態による補強部材が配設された前部車体の斜視図である。 ワイパ装置の正面図である。 上記補強部材が配設された前部車体の斜視図である。 上記補強部材が配設された前部車体の平面図である。 上記補強部材の断面図(図3のV-V 線断面図) である。 上記補強部材の斜視図である。
符号の説明
1 前部車体
2 スプリングサポート
3 エプロンメンバ
4 カウルパネル
15 補強部材
16 突張り部
16a 第1固定部
16b 第2固定部
17 ワイパ装置取付け部
17c ビード部

Claims (2)

  1. スプリングサポート又は該スプリングサポートの車外側に配設されたエプロンメンバと、上記スプリングサポートの車両後側に配設されたカウルパネルとの間を補強部材により結合してなる自動車の前部車体構造において、上記補強部材を、上記スプリングサポート又はエプロンメンバに固定される第1固定部と上記カウルパネルに固定される第2固定部とを有する突張り部と、該突張り部に続いて上記第1,第2固定部を結ぶ線又は領域から離れるように形成されたワイパ装置取付け部とから構成したことを特徴とする自動車の前部車体構造。
  2. 請求項1において、上記補強部材には、該補強部材に外力が加わったときに上記ワイパ装置取付け部の車両内方への移動を誘発するビード部が形成されていることを特徴とする自動車の前部車体構造。
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