JP2005110957A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バックアップ機能を有したパチンコ機のRAMクリア操作を容易にする。
【解決手段】 主基板2および払出制御基板4は、それぞれ電源が断たれた後もRAMの記憶内容を保持することができるバックアップ機能を有している。パチンコ機にエラーが発生した場合や、遊技場の判断によって積極的にこれらのRAMをクリアする場合、払出制御基板4の操作スイッチ4bを押しながら電源をONにするだけで、一度に主基板2および払出制御基板4のRAMをともにクリアすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機械の稼働中に発生した障害に関する情報を表示する機能を有した遊技機に係り、さらに機械の稼働中に生じた遊技状態や賞球未払出数等についての情報を、その電源が断たれた後も引き続き記憶する機能を有した遊技機に関する。
遊技者に対して遊技方法を説明したり、ホール従業員等の取扱者に対して機械の取扱方法や故障箇所、故障の対策方法等を説明したりする機能を有したパチンコ機が従来から知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。この公知のパチンコ機は記憶手段を備えており、記憶手段には遊技者または取扱者向けに予め用意されたメッセージ群が記憶されている。そして、遊技者が遊技内容を知りたいときや、取扱者が故障の復旧作業をする際にそれぞれが専用のスイッチを操作すると、記憶手段中のメッセージが音声で出力されるものとなっている。この場合、音声メッセージによって遊技者にパチンコ機の遊技方法が説明されたり、あるいは、取扱者に故障の直し方が説明されたりするので、遊技者は遊技方法をいちいち他人に尋ねる必要がないし、また取扱者はわざわざ操作説明書等をひもとく必要がないため、それぞれにとって利便であると考えられる。
またこの種の遊技機において、その電源が断たれた後も引き続き遊技状態を記憶する機能はいわゆるバックアップ機能と称され、これに関連した技術がパチンコ機における電源基板に適用されている(例えば、特許文献3参照。)。この電源基板は元電源から電圧の異なる電力を生成して、それぞれ対応する制御基板に必要な電力を供給するとともに、元電源が供給されない電源断状態となったとき、主基板や払出制御基板の記憶手段(例えばRAM)にバックアップ用の電力を供給する機能を有している。このようなバックアップ機能により、例えば賞球の払出中に停電が起きた場合等に賞球残数についての情報が消失してしまうのを防止することができる。一方、営業時間の終了によって遊技者に有利な遊技状態にある途中で電源が断たれたとき、その遊技状態を翌営業日に引き継がないよう積極的にバックアップ機能を解除したい場合には、スイッチ操作によって主基板や払出制御基板のRAMから記憶内容を容易に消去することができるようにしている。
特開平6−269557号公報(第2−3頁、図1) 特許第2834634号公報(第2−3頁、図1) 特開2002−177485号公報(第2−3頁、図10、図14)
上述した公知のパチンコ機や電源基板等の技術は、いずれも専用スイッチの操作を契機として一定の指示を機械に与え、その結果、遊技者や取扱者、遊技場経営者等に何らかの利便性をもたらすものと認められる。
しかしながら、遊技機の各所にいろいろな種類のスイッチが複数配置されていると、一見してどのスイッチが何に使用できるのかが判別しづらい。ただでさえ、遊技機には前面に多数の遊技操作用スイッチがいろいろな位置に配置されており、また機械内部には複数の制御基板や電子部品、配線類が各所に入り乱れて配設されているため、遊技者や取扱者がすぐさま目的のスイッチを探し当てることは困難である。このため、せっかくいろいろな目的の専用スイッチを設けていても、それが有効に操作されるまでには相当の時間と労力を要してしまうという問題がある。
そこで本発明は、目的別に専用のスイッチを複数設けることなく、単一のスイッチに複数の機能を集約することでスイッチの操作性・機能性を高めることができる技術の提供を課題としたものである。
(解決手段1)
本発明は、同一の操作スイッチに異なる機能を兼用させることで上記の課題を解決している。このため本発明の遊技機は、その遊技動作を制御する遊技制御手段と、遊技制御手段から所定の指令信号を受け取って遊技媒体の払出動作を制御する払出制御手段と、外部から操作可能な操作スイッチを有し、この操作スイッチが遊技機の第1の作動状態で操作されたとき払出制御手段に対する第1の指令を出力する一方、第1の作動状態と異なる第2の作動状態で操作スイッチが操作されたとき、遊技制御手段および払出制御手段の少なくとも一方に対して第2の指令を出力する指令出力手段とを備えている。
すなわち、同じ操作スイッチが操作された場合であっても、遊技機の作動状態に応じてそのときの機能が異なれば、目的に応じた動作を1つの操作スイッチだけで全て賄うことができる。このため、遊技機の各所に複数の操作スイッチを配置する必要がなく、たとえ状況が異なっていても、同じ操作スイッチを操作するだけで状況に応じた目的の機能を果たすことができる。
ここで、上記の「第1の作動状態」を遊技機が給電されて稼働している状態とし、「第2の作動状態」を電源投入による給電開始時の状態とすると、第1の作動状態(遊技機の稼働状態)で操作スイッチが操作された場合、例えば払出制御手段に対してエラー表示の解除指令(第1の指令)が出力され、第2の作動状態(これから給電が開始される状態)で操作スイッチが操作された場合、電源投入時に遊技制御手段または払出制御手段、あるいは両方に対してそれぞれの記憶内容を消去させる指令(第2の指令)が出力されるようにすることもできる。このように、遊技機の作動状態に応じて1つの操作スイッチに異なる機能が割り当てられていれば、目的別に専用のスイッチを設ける必要がなくなるため、一見して操作スイッチを判別しやすくなるし、また部品点数の削減にもなる。
(解決手段2)
本発明の有用性は、さらに操作スイッチの操作態様によって機能性を違える点にまで及ぶ。すなわち本発明の遊技機は、その遊技動作を制御する遊技制御装置と、遊技制御装置から所定の指令信号を受け取って遊技媒体の払出動作を制御する払出制御装置と、払出制御装置による払出動作の制御に障害が発生したことを検出するエラー検出手段と、エラー検出手段により障害が検出されたとき、その障害の種類に応じたエラー情報を表示するエラー情報表示手段と、払出制御装置に接続されて外部から操作可能な操作スイッチを有し、この操作スイッチが第1の態様で操作されたとき障害への対処方法を報知する報知メッセージを出力させる一方、第1の態様と異なる第2の態様で操作スイッチが操作されたとき、エラー情報表示手段によるエラー情報の表示を停止させるエラー解除手段とを備えている。
遊技の進行に伴い、入賞特典等によって遊技媒体の払出動作が行われるが、この動作は払出制御装置により制御されている。このとき、払出動作の制御に何らかの障害が発生すると、途中で遊技媒体の払出が停止してしまったり、あるいは払出そのものがなされなかったりする。このような場合、遊技者に不利益を与えないため遊技場の従業員等が直ちに障害を取り除き、遊技媒体の払出を再開させる必要があるが、このときエラー解除手段がそのときの障害の原因やその対処法を従業員等に報知することで、より迅速な復旧作業が可能となる。
このため本発明の遊技機では、障害が検出されるとエラー情報表示手段により障害の種類に応じたエラー情報が表示されるとともに、従業員等が操作スイッチを第1の態様で操作すると、そのときの障害への対処方法がエラー解除手段により報知メッセージとして出力されるものとなっている。報知メッセージには復旧作業についての具体的な内容を含めることができ、この場合、報知メッセージを確認した従業員等がそれに従って復旧作業を行うことで、比較的早期に障害を取り除くことができる。
この後、復旧作業が完了して従業員等が操作スイッチを第2の態様で操作すると、今度はそれまで表示されていたエラー情報が解除される。これにより遊技機は、払出動作の制御に関する障害が取り除かれて遊技可能な状態となるので、引き続き遊技者がスムーズに遊技を再開することができる。
このように、本発明では場面に応じて操作スイッチの操作態様を変えるだけで、その都度、エラー解除手段により必要な動作が行われる。このため目的別にそれぞれ専用の操作スイッチを各所に設ける必要がなく、一見して操作スイッチを判別しやすくなるし、また部品点数の削減にもなる。
(解決手段3)
上記の解決手段2において、エラー解除手段は、エラー検出手段により障害の発生が検出されていない状態で操作スイッチが第1の態様で操作されたとき、障害が発生していない旨の報知メッセージを出力させることもできる。この場合、例えば障害の復旧作業が完了してエラー情報の表示を停止させた後、従業員等が繰り返し第1の態様で操作スイッチを操作すると、改めて障害の発生が検出されていない旨の報知メッセージが出力されるので、従業員等は自己の行った作業が適切であったことを確認することができる。逆に、障害が全く発生していない状態で従業員等が誤って操作スイッチを第1の態様で操作した場合であっても、同じく障害の発生が検出されていない旨の報知メッセージが出力されるので、それ以上の誤操作の繰り返しを防止することができる。
(解決手段4)
上記の解決手段2,3において、本発明の遊技機は遊技制御装置から所定の演出指令信号を受け取って少なくとも音による演出動作の制御を実行する演出制御装置をさらに備えており、またエラー解除手段は、報知メッセージを出力させるべく遊技制御装置にエラー情報信号を送信し、遊技制御装置はエラー情報信号を受け取ったとき、演出制御装置に対して報知メッセージの内容を音声により出力させるべくエラー情報信号を送信する態様が好ましい。
この場合、報知メッセージの内容が音(音声)によって出力されるので、従業員等が報知メッセージを容易に認識することができる。なお、遊技機の稼働中は音(効果音等)による演出がなされており、その制御は演出制御装置により行われるが、さらにその元となる演出指令信号は遊技制御装置から演出制御装置に出力されている。したがって、エラー解除手段による報知メッセージの出力にあたり、ひとまずエラー情報信号を遊技制御装置に送信した上で、そこからさらにエラー情報信号を遊技制御手段から演出制御装置に送信することで報知メッセージを音で出力させる態様はきわめて合理的である。
一方、遊技機の仕様に関する公的規制を踏まえた上で遊技制御装置と払出制御装置との関係をみれば、これらは払出動作の指令信号に関して双方向通信が許容される間柄であることから、払出制御装置に付随するエラー解除手段から遊技制御装置に対してエラー情報信号が送信される態様もまたきわめて理にかなったものとなる。すなわち本発明は、遊技制御装置から指令信号を受け取る立場の制御装置は複数あっても、遊技制御装置に対して信号を送り返すことが許される立場のものは払出制御装置しかない点に着目し、これを巧みに利用した構成を採用したものであるといえる。
(解決手段5)
上記の解決手段4において、演出制御装置は、遊技制御装置からエラー情報信号を受け取ったとき、演出動作のための音量を低減させた状態で報知メッセージの音声による出力を実行する態様がより好ましい。これにより、報知メッセージの内容が演出効果音等によってかき消されてしまうことなく、確実に従業員等に認識される。
(解決手段6)
あるいは、上記の解決手段2から5において、遊技制御装置および払出制御装置の少なくとも一方は、いずれも遊技の進行に伴い発生および推移し得る遊技状態に関する情報を一時的に記憶可能な一時記憶部を有しており、操作スイッチが操作された状態で電力の供給が開始されたとき、遊技制御装置および払出制御装置の少なくとも一方の一時記憶部に記憶された内容が消去される態様であることがなお好ましい。
遊技機の仕様上、上記の各一時記憶部には遊技状態や遊技媒体の払出残数等の情報を記録可能であり、この記憶内容は遊技機への電力の供給が停止されても保存されるものとなっている(バックアップ機能)。一方で、遊技場の経営判断によってその記憶内容を積極的に消去しようとする場合、操作スイッチを操作しながら電力の供給を開始(電源投入)することで正しく記憶内容を消去させることができるものとなっている。
通常、このような記憶内容を消去する作業が遊技機の稼働中に行われることはないので、敢えて別々に専用の操作スイッチを設けておく必要はない。この点に着目し、本発明では同一の操作スイッチが操作された場合であっても、そのときの状況に応じて操作スイッチに異なる機能を割り当てることとしている。また遊技機の稼働中にあっては、さらに操作スイッチへの操作態様によって異なる機能が割り当てられているので、見かけ上は1つの操作スイッチであっても、それが操作される場面に応じて常に適切な結果を得ることができ、その機能性や操作性を大幅に向上させることができる。
(解決手段7)
本発明の遊技機は、別途独立の構成を採用することもできる。この場合、本発明は遊技機による遊技動作を制御する遊技制御手段と、遊技制御手段から所定の指令信号を受け取って遊技媒体の払出動作を制御する払出制御手段と、遊技制御手段および払出制御手段の少なくとも一方について、その制御に関する情報を遊技機への給電停止後も引き続き記憶する一時記憶手段と、払出制御手段による払出動作の制御に障害が発生したことを検出するエラー検出手段と、エラー検出手段により障害が検出されたとき、その障害の種類に応じたエラー情報を表示するエラー情報表示手段と、外部から操作可能な操作スイッチを有し、この操作スイッチが遊技機への給電時に操作されたときエラー情報の表示を解除する一方、給電停止状態から給電開始時にかけて操作されたとき、一時記憶手段の記憶内容を消去させる操作手段とから構成される。
上記の構成をとる場合、遊技機は遊技制御手段および払出制御手段の一方または両方について一時記憶手段によるバックアップ機能を有している。また払出制御手段はエラー情報の表示機能を有しているが、操作スイッチにはエラー情報の表示を解除させる機能と、一時記憶手段による記憶内容を消去させる機能との両方が割り当てられている。このため、目的別に専用の操作スイッチを各所に設ける必要がなく、操作スイッチを共通化することで操作性の向上や部品点数の削減等を図ることができる。
本発明の遊技機は、状況が異なっていても共通の操作スイッチを操作するだけで目的とする動作を得ることができるので、スイッチ操作に至るまでの労力や時間を短縮し、また取り扱いの容易性や利便性、作業効率等を大幅に向上することができる。
本発明の実施形態について、以下に掲げる項目に沿って各対応図面を参照しながら説明する。ここでは遊技機の一例としてパチンコ機を挙げているが、本発明の遊技機はパチンコ機に代表される弾球式遊技機の他、遊技球を用いてスロットマシン遊技を実施するタイプの遊技機や、回胴式遊技機としても実施可能である。
A.第1実施形態
A1.パチンコ機の構成(図1)
A1−1.遊技制御装置
A1−2.払出制御装置
A1−3.エラー検出手段
A1−4.エラー情報表示手段
A1−5.エラー解除手段
A1−6.演出制御装置
A2.動作例1(図2〜図4)
A3.動作例2(図2〜図4)
B.第2実施形態
B1.一時記憶部,一時記憶手段
B1−1.主基板のバックアップ機能
B1−2.払出制御基板のバックアップ機能
B2.操作手段
B3.動作例。
(A.第1実施形態)
先ず第1実施形態では、操作スイッチの操作態様によって異なる機能が果たされる点について説明する。
(A1.パチンコ機の構成)
図1は、パチンコ機の電子機器類に関する構成を概略的に示している。パチンコ機は主基板2をはじめ払出制御基板4、サブ制御基板6等を有し、これら基板類が互いに配線を通じて接続されているほか、各基板にそれぞれ付随して電子機器類が接続されている。これら基板類はいずれもパチンコ機の裏面側に配置されており、通常、遊技者からは視認されない。
図1には示されていないが、パチンコ機の前面側には遊技者に相対する遊技領域が形成されており、この遊技領域内にて実際に遊技が進行する。遊技領域は図示しない遊技盤の前面に形成されており、その背面に主基板2が配設されている。また遊技盤には液晶表示器8が配設されており、この液晶表示器8は遊技領域のほぼ中央位置にて画像を表示することができる。スピーカ10は例えば、パチンコ機の前枠や上皿の内側に配設されており、通常、スピーカ10からは遊技の進行に伴う効果音や音声等が出力されるものとなっている。
その他、パネル装飾ランプ12は遊技盤面に装着され、このパネル装飾ランプ12は遊技領域にて発光による装飾や演出を施すことができる。また枠装飾ランプ14は前枠の適宜位置に配設されて発光による装飾や演出を施すことができる。
(A1−1.遊技制御装置)
主基板2はCPUやRAM、ROM、入出力インタフェース等(全ては図示されていない)の電子部品類を備えている。主基板2には入賞検出器16が接続されており、この入賞検出器16は遊技領域内にて各種の入賞口(始動入賞口や大入賞口、一般入賞口等)への入賞があったことを検出し、その検出信号を主基板2に出力する。一方、大入賞口にはソレノイド18が設けられており、このソレノイド18は大入賞口を開閉するために用いられる。ソレノイド18は主基板2に接続されており、その動作は主基板2に制御されるものとなっている。
主基板2による遊技動作の制御は、例えばCPUが所定の制御プログラムを実行することで行われる。CPUは制御プログラムの実行に伴いソフトウェア上の乱数を生成し、始動入賞口への入賞を検出すると、これを契機として乱数を取得する。このとき取得した乱数値が所定の当り値に一致していると、CPUはサブ制御基板6に対して大当りの態様で図柄を表示させる指令信号を出力し、この後、実際に液晶表示器8にて大当りの態様で図柄の組み合わせが表示されると大当りとなる。
大当りになると主基板2はソレノイド18を作動させ、大入賞口の開閉扉を所定のパターンで開閉させる。遊技者は開放中に遊技球を入賞させて多くの賞球を獲得することができる。
上記以外にも主基板2による遊技動作の制御は各種の内容があるが、いずれも公知であるためここでは詳細な説明を省略する。
(A1−2.払出制御装置)
払出制御基板4もまたCPUやRAM、ROM、入出力インタフェース等(全ては図示されていない)を有しており、特に払出制御基板4は主基板2との間で双方向通信可能に接続されている。すなわち、主基板2と払出制御基板4との間にはシリアル信号の上下線Su,Sdと、これらに並行してACK信号の送信線Au,Adとが敷設されている。例えば、主基板2から賞球の払出を指示する賞球コマンドが下り線Sdを通じてシリアル形式で送信されると、これを受け取った払出制御基板4からACK信号が送信線Auを通じて主基板2へ送信されるものとなっている。逆に、払出制御基板4から上り線Suを通じて主基板2へ送信されるシリアル信号には、後述するエラー情報信号やRAMクリア信号等が含まれる。なお同様に、これらを受け取った主基板2からはACK信号が送信線Adを通じて払出制御基板4へ送信される。
パチンコ機の裏面には図示しない払出装置が設けられており、この払出装置による遊技球の払出動作は払出制御基板4により制御されている。すなわち払出制御基板4は、主基板2から賞球コマンドを受け取って払出装置の払出モータ20を作動させ、賞球コマンドにより指示された個数分の払出動作を行わせる。このとき、実際に払い出された賞球数は払出球検出器22により一個ずつ検出されて払出制御基板4にフィードバックされる。一方、払出モータ20の回転状態(回転角)はモータ駆動センサ24により検出されて同じく払出制御基板4にフィードバックされるものとなっている。
また公知のように、パチンコ機の裏面には払出装置に連なる装備として球タンクやタンクレール等が配設されている。球タンクに貯留された遊技球はタンクレールに案内されて払出装置に供給され、このとき球の流れる供給経路は、パチンコ機の裏面から見て奥側と手前側との2列に分かれるものとなっている。したがって、払出装置による賞球払出経路もまた2列に分かれており、それゆえ上記の払出球検出器22も奥側と手間側の払出経路にそれぞれ対応して配置されている。
払出装置には、2列の供給経路に対応して奥側と手前側とにそれぞれ球切れスイッチ26が配置されており、供給経路内に遊技球が残存しなくなると、これら球切れスイッチ26から球切れ信号が出力されるものとなっている。
その他、払出制御基板4は払出動作の他に遊技球の発射動作を制御する機能をも有しており、それゆえ払出制御基板4には図示しない発射モータの他に発射ハンドル28が接続されている。発射ハンドル28には例えばタッチ検出部が内蔵されており、このタッチ検出部は人体(遊技者)の接触を検出してそのタッチ検出信号を払出制御基板4に出力する。払出制御基板4はタッチ検出信号を受け取った状態ではじめて発射モータの駆動を許可し、これにより、実際に遊技球の発射動作を行わせることができる。
(A1−3.エラー検出手段)
払出制御基板4による払出動作の制御に関する障害(エラー)は、いずれもCPUの判断によって電子的に検出することができる。ここでは払出動作の制御に関する障害として、例えば以下のものが挙げられる。
(障害1)主基板2と払出制御基板4との接続異常
(障害2)貯留球切れ
(障害3)払出モータの球噛み
(障害4)奥側のレール球流れの異常
(障害5)手前側のレール球流れの異常
(障害6)球詰まり
(障害7)基板異常
(障害8)賞球未払出分の残存。
上記の(障害1〜8)について、それぞれ原因と障害発生時のパチンコ機の状態、対処法等について説明する。
先ず(障害1)の接続異常は、主基板2と払出制御基板4との間で信号の送受信が正常にできなくなる障害であり、こうした状況が認められると、払出制御基板4のCPUは(障害1)の発生を検出することができる。このような(障害1)の原因としては、主基板2と払出制御基板4とをつなぐ配線の接続不良が考えられる。また(障害1)の発生を検出すると、払出制御基板4のCPUは賞球の払出動作を停止させる。この場合、最良の対処方法は主基板2と払出制御基板4とをつなぐ配線を正しく接続することである。
次に(障害2)の球切れは、払出装置への遊技球の供給が不足する障害であり、このような障害は払出装置に内蔵された2つの球切れスイッチ26からの球切れ信号に基づいて行うことができる。払出制御基板4のCPUは、奥側か手前側のいずれかの球切れスイッチ26から球切れ信号が出力されると、(障害2)の発生を検出する。(障害2)の原因としては、球タンクへの球補給不足が考えられ、CPUは(障害2)の発生を検出すると全ての払出動作、つまり賞球の払出動作および球貸し動作を停止させる。この場合、最良の対処方法は球タンクに充分な遊技球を補給することである。
(障害3)の球噛みは、払出装置内の球詰まりによって払出動作が不良となる障害であり、このような障害は、例えばモータ駆動センサ24からの検出信号に基づいて検出することができる。すなわち、払出モータ20が正規の払出動作(遊技球の切り出し)を行うために回転しようとしていても、球噛み(球切り歯車による遊技球の噛み込み等)によって作動不良を起こすと、払出制御基板4からの動作指令に対して大幅な作動遅れが生じる。このため払出制御基板4のCPUは、モータ駆動センサ24からの検出信号に基づいて(障害3)の発生を検出することができる。(障害3)の原因としては、文字通り機械部品への遊技球の噛み込みか、あるいはモータ駆動センサ24の作動不良が挙げられる。CPUは(障害3)の発生を検出すると払出モータ20の正転・反転動作を数回繰り返した後、払出動作または球貸し動作を実行する。そして、正規の賞球の払出動作または球貸し動作が行われるまで払出動作を繰り返し指示する。ただし、その繰り返し指示が所定回数(例えば24回)を超えると、CPUは全ての払出動作(球貸し動作を含む)を停止させる。この場合の最良の対処法は、噛み込まれた遊技球を取り除くことである。
(障害4,5)のレール球流れの異常は、供給経路や払出経路内を遊技球がスムーズに流れなくなる障害であり、このような障害は例えば払出球検出器22からの検出信号に基づいて検出することができる。すなわち、賞球の払出動作時に球の流れが正常であれば、払出球検出器22の検出領域を連続して遊技球が通過していく様子が検出されるはずであるが、障害によって球の流れが滞っていたり、払出球検出器22の機能に障害があったりすると、払出動作を行っているにもかかわらず払出球検出器22では遊技球の通過が検出されない。このため、例えば払出制御基板4のCPUが払出動作を指示しているにもかかわらず、払出球検出器22による通過球の検出信号が所定個数(例えば30個)以上、連続してなかったとき、CPUは(障害4,5)の発生を検出することができる。なお、このとき奥側のレール球流れ異常であれば(障害4)であり、手前側のレール球流れ異常であれば(障害5)である。
(障害4,5)の原因としては供給経路や払出経路の構造上の異常または払出球検出器22の異常が考えられ、この場合、CPUは全ての払出動作(球貸し動作を含む)を停止させる。なお、このとき考えられる最良の対処方法は、機械を本格的に修理することである。
(障害6)の球詰まりは、供給経路や払出経路内に遊技球が詰まることで流れが堰き止められる障害であり、このような障害の発生は払出制御基板4のCPUにより判断される。例えば、1回の払出動作時に払出球検出器22により計数された個数が不足(賞球数>実払出数)していた場合、その不足分を補うためCPUは払出モータ20を回転させて払出補完動作を行わせる。このとき、1回の払出補完動作で不足分が全て払い出し終われば特に問題はないが、そもそも遊技球の流れが堰き止められている状況にあっては、CPUが払出補完動作を指示していても払出モータ20まで遊技球が流れてこないため依然として払出動作は滞り、払出個数は不足したままである。この場合、CPUは複数回(例えば9回)の払出補完動作を指示しても未だ払出個数が不足していると判断したとき、(障害6)が発生したことを検出することができる。
(障害6)の原因もまた文字通り球詰まりであると考えられ、CPUは(障害6)の発生を検出すると、全ての払出動作(球貸し動作を含む)を停止させる。この場合の最良の対処方法も機械を本格的に修理することである。
次に(障害7)の基板異常は、払出制御基板4のRAMに記録された未払出個数が異常な数値となる障害であり、このような障害はCPUによって判断される。例えば、払出制御基板4では主基板2から受け取った賞球コマンドに基づいて賞球個数をRAMに記録し、これを未払出個数として払出モータ20の作動を制御する。このときCPUは、RAMに記録された未払出個数が通常の遊技ではあり得ない払出個数であると判断したとき、(障害7)の発生を検出することができる。
(障害7)の原因は主基板2または払出制御基板4の動作異常であると考えられる。この場合、CPUは全ての払出動作(球貸し動作を含む)を停止させる。また最良の対処方法は基板を修理することである。
そして、(障害8)の賞球未払出分の残存は、払出動作の停止中に払出制御基板4のRAMに記録された未払出個数が所定値を超えることで生じる障害であり、このような障害もまたCPUにより判断される。例えば、下皿が満杯になったときや上記各障害の発生によって払出動作(払出モータ20の駆動)が停止されている間に、賞球コマンドに基づいてRAMに蓄積された未払出個数が所定値(例えば50個)に達したとき、CPUは(障害8)が発生したことを検出する。
(障害8)が生じる原因は、下皿の満杯がほとんどであると考えられ、この場合、下皿満杯スイッチ(図示していない)がONになることによって既に払出動作が停止されているので、CPUは特にそれ以上のことは行わない。なお最良の対処方法は、下皿に貯まった遊技球を抜き取ることである。
その他に考えられる(障害9)として、例えばパチンコ機がCR機である場合にカードユニットの接続異常が挙げられる。すなわち、CR機ではカードユニットがパチンコ機と接続されていなければ、遊技球の貸出も遊技球の発射も許可されない仕様になっている。このため、払出制御基板4のCPUはカードユニットから許可信号の出力がないと判断したとき、(障害9)が発生したことを検出することができる。
(障害9)の原因はカードユニットとの接続不良であると考えられ、この場合、CPUは発射装置(図示していない)の作動を停止させる。最良の対処方法は、カードユニットとインタフェース基板(図示していない)とをつなぐ配線を正しく接続することである。
(A1−4.エラー情報表示手段)
上記の(障害1〜8)や(障害9)の発生が検出されると、払出制御基板4においてその障害の種類に応じたエラー情報が表示される。すなわち、払出制御基板4には7セグメントLED4aが設けられており、この7セグメントLED4aには(障害1〜8)または(障害9)の種類ごとにエラー情報が数値表示されるものとなっている。例えば、上記の(障害1〜7)にそれぞれ対応するエラー情報として数値「0」〜「6」が割り当てられており、また(障害8)に対応するエラー情報として数値「9」が割り当てられている。また、CR機の場合に(障害9)に対応するエラー情報は数値「7」が割り当てられている。
払出制御基板4のCPUは、上記(障害1〜8)または(障害9)を検出すると、それぞれ対応したエラー情報を7セグメントLED4aにて数値表示させる。
(A1−5.エラー解除手段)
払出制御基板4には操作スイッチ4bが設けられており、この操作スイッチ4bは外部から操作可能な位置に配置されている。操作スイッチ4bは、上記の(障害1〜8)または(障害9)が発生したとき、各障害への対処方法を調べるために用いたり、障害の復旧後に7セグメントLED4aに表示されるエラー情報(数値表示)をクリアするために用いたりすることができる。
本実施形態では、操作スイッチ4bに押しボタン式の構造が採用されており、操作スイッチ4bは外部から押し込まれている間にその操作が有効(ON)になる。また、操作スイッチ4bはその操作態様によって異なる機能が実行されるものとなっており、具体的には操作スイッチ4bの押し方で2つの違う目的を果たすことができる。
例えば、障害の発生時に遊技場の従業員等がパチンコ機の裏面を開放し、7セグメントLED4aにてエラー情報が表示されていることを確認すると、操作スイッチ4bを短く1回だけ押すことで障害への対処方法を知らせる報知メッセージが出力される。この後、例えば作業者等が報知メッセージの案内にしたがって障害を取り除く作業を終えると、今度は操作スイッチ4bを長く1回押す(時間的に長めに押し続ける)ことで、7セグメントLED4aでのエラー情報の表示がクリアされるものとなっている。
ここで、上記の報知メッセージとしては文字情報による出力形式もあれば、音声情報による出力形式もあるが、本実施形態では後者の音声情報による出力形式を採用している。音声情報による報知メッセージの出力はパチンコ機に備え付けのスピーカ10を用いて行うことができるが、スピーカ10の作動を直接制御しているのはサブ制御基板6である。さらにパチンコ機の構成上、サブ制御基板6に対して指令信号を送信するのは主基板2である。このため本実施形態では、報知メッセージを出力させる際に払出制御基板4と主基板2、そしてサブ制御基板6とが互いに協働してスピーカ10から報知メッセージを出力させるものとしている。
(A1−6.演出制御装置)
スピーカ10はアンプ基板30を介してサブ制御基板6に接続されており、また上記のパネル装飾ランプ12や枠装飾ランプ14はそれぞれランプ中継基板32,34を介してサブ制御基板6に接続されている。
パチンコ機による遊技の進行中、サブ制御基板6は主基板2から送信される指令信号に基づいて演出動作を制御している。例えば主基板2にて抽選が行われた結果、図柄の変動パターン信号が主基板2からサブ制御基板6に送信されると、サブ制御基板6はこれを解釈して液晶表示器8による図柄の変動・停止時の表示態様、リーチ演出の有無等を選択する。またサブ制御基板6は、これに合わせてスピーカ10による音響の演出パターンやランプ12,14による発光装飾の演出パターンを選択し、それぞれのパターンによる演出動作を図柄の表示に連動させながら制御する。なお、始動入賞がなく図柄の変動がない場合も、パチンコ機の稼働中は一定の演出パターンにしたがって映像や音響出力、発光装飾等による演出動作が制御されている。
(A2.動作例1)
次に、上記の構成を有するパチンコ機において、払出動作の制御に何らかの障害が発生した場合の動作例について説明する。最初に挙げる動作例1は、操作スイッチ4bが短く1回だけ押された場合(第1の操作態様)の報知メッセージの出力に関するものである。
図2は、払出制御基板4のCPUにより実行される電源投入時処理および定常処理の手順を示している。このうち電源投入時処理は電源投入から開始して2つのステップS1,S2を含むものであり、定常時処理はその後に続くステップS3以降から構成されている。この動作例1では、後者の定常時処理について説明する。なお、以下の説明では本発明に係る部分のみを取り上げて処理手順を説明している。
図2の処理手順において、パチンコ機(電源基板)に電源を投入すると、電源投入時処理を経て次に定常処理が行われる。このとき払出制御基板4のCPU(以下、「払出CPU」と呼称する。)は操作スイッチ4bが操作されたか否かを判断し(ステップS3)、操作されていない場合(No)はそのまま操作がなされるまで待機する。
払出動作の制御に関して上記の(障害1〜8)または(障害9)のいずれかが発生した場合、払出CPUがこれを検出して7セグメントLED4aにエラー情報を表示させる。このとき、障害の対処に当たった従業員等がエラー情報の表示(数値「0」〜「6」,「7」,「9」)を確認して操作スイッチ4bを短く1回操作すると、払出CPUは操作スイッチ4bがONになったと判断(Yes)して次のステップS4に進む。
ステップS4の処理で払出CPUは操作スイッチ4bの操作時間を判断する。このとき操作スイッチ4bが押されている時間(ON時間)が所定時間(例えば2秒)より短いと判断すると(ステップS4=Yes)、CPUはステップS5に進んで「エラー解除ナビゲーション処理」を実行する。
払出CPUは「エラー解除ナビゲーション処理」の実行を開始すると、現在発生している障害の種類(障害1〜8または9)を特定し、その種類を表すエラー情報信号を生成する。なお、このとき払出CPUは既にエラー情報として7セグメントLED4aにて数値表示を行っているので、これを流用してエラー情報信号を生成することもできる。
エラー情報信号を生成すると、払出CPUは主基板2にエラー情報信号を送信する(ステップS6)。このときエラー情報信号は、シリアル信号の上り線Suを通じて主基板2に送信される。
図3は、主基板2による処理の手順を示している。主基板2のCPU(以下、区別のため「メインCPU」と呼称する。)は電源が投入されると、払出CPUからエラー情報信号が送信されたかを判断し(ステップS11)、未だエラー情報信号を受信していない場合は、これを受信するまで待ち受け状態となる(ステップS11=No)。
払出CPUにて「エラー解除ナビゲーション処理」が実行され、主基板2にエラー情報信号が送信されると(ステップS11=Yes)、メインCPUは次にステップS12に進み、今度は払出CPUにACK信号を返信し、またサブ制御基板6にエラー情報信号を送信する。なお、このとき送信されるエラー情報信号は、払出制御基板4から送信されたものと同じ内容である。
この後、メインCPUはステップS11に戻り、次に払出CPUからエラー情報信号が送信されるまで待ち受け状態となる。
図4は、サブ制御基板6による処理の手順を示している。サブ制御基板6のCPU(以下、区別のため「サブCPU」と呼称する。)は電源が投入されると、メインCPUからエラー情報信号が送信されたかを判断し(ステップS21)、未だエラー情報信号を受信していない場合は、これを受信するまで待ち受け状態となる(ステップS21=No)。
メインCPUにてステップS12が実行され、サブ制御基板6にエラー情報信号が送信されると(ステップS21=Yes)、サブCPUは次にステップS22に進み、ここでエラー情報を記憶する。なお、サブCPUが記憶する内容は、エラー情報信号により表される障害の種類・内容(障害1〜8,9の別)である。
サブCPUは次にステップS23に進み、演出用のボリュームを「小」に設定する。これにより、スピーカ10から出力されている効果音がそれまでより低くなるので、この後に音声出力される報知メッセージの内容が従業員等に聞き取りやすくなる。なお、ここではボリュームを下げるようにしているが、スピーカ10を完全に消音状態にするようにしてもよい。
次にサブCPUはステップS24に進み、実際に障害が発生しているか否かを判断する。ここでの判断手法としては、例えば以下のものが考えられる。
サブCPUは、記憶したエラー情報に基づいて障害の発生を判断することができる。この場合、エラー情報信号には障害の種類(障害1〜8,9の別)だけでなく、その有無をも含めることができる。すなわち、図2の定常処理において払出CPUによりステップS5が実行されたとき、実際に(障害1〜8)または(障害9)のいずれかが発生していれば、このとき生成されるエラー情報信号中に「障害あり」を表すコードを含めるものとし、逆にいずれの障害も発生していない場合は「障害なし」を表すコードを含めるものとする。この場合、払出制御基板4から主基板2を経てサブCPUがエラー情報信号を受信したとき、そこに含まれる「障害あり」または「障害なし」を表すコードから障害の発生の有無を判断することができる。
ステップS24で「障害発生中」と判断すると(ステップS24=Yes)、サブCPUはステップS25に進んで報知メッセージを出力させる。サブ制御基板6のROMには、予め障害の種類別に用意された対処方法を報知するための報知メッセージが記憶されており、このときサブCPUは、ステップS22で記憶したエラー情報に基づいて適切な報知メッセージを選択する。
例えば、サブCPUが受信したエラー情報信号により(障害1)が表されている場合、ステップS22でサブCPUは(障害1)の種類を記憶するとともに、ステップS25では(障害1)に対応付けられた内容の報知メッセージ(1)を選択する。以下、同様にエラー情報信号により(障害2,3,・・・,9)が表されている場合、サブCPUはステップS25においてそれぞれ対応付けられた報知メッセージ(2,3,・・・,9)を選択する。
上記の報知メッセージ(1)〜(9)の内容として好ましい例を以下に挙げる。なお各報知メッセージの具体的な内容は、上記(障害1〜8,9)の欄で述べた最良の対処方法にそれぞれ対応している。また、ここでは報知メッセージが音声情報として表されるものとしている。
報知メッセージ(1):「主基板と払出制御基板とを正しく接続してください。」
報知メッセージ(2):「球タンクに遊技球を補給してください。」
報知メッセージ(3):「払出装置の球詰まりを取り除いてください。」
報知メッセージ(4):「機械を修理してください。」
報知メッセージ(5):「機械を修理してください。」
報知メッセージ(6):「機械を修理してください。」
報知メッセージ(7):「機械を修理してください。」
報知メッセージ(8):「下皿に貯まった遊技球を排出してください。」
報知メッセージ(9):「カードユニットのケーブルを正しく接続してください。」。
上記いずれかの報知メッセージを選択すると、サブCPUは選択した報知メッセージをスピーカ10から音声出力させる。これにより、従業員等は障害への対処方法をその場ですみやかに認識することができ、あらためて取扱説明書等を調べたり、機械に詳しい担当者に尋ねたりすることなく、迅速な復旧作業を行うことができる。このため、遊技中の顧客を長時間待たせることなく遊技可能な状態に復帰させることができるので、客サービスの向上をも図ることができる。
これに対し、上記のステップS24において障害発生中でないと判断した場合(No)、サブCPUはステップS26に進んで正常であることを報知させる。この場合、上記の報知メッセージ(1)〜(9)の代わりに、例えば「正常に動作しています。」や「障害は発生していません。」等の音声情報がスピーカ10から出力される。これにより、従業員等はもともと障害が発生していないか、あるいは復旧作業を行った結果、パチンコ機の動作が正常に戻ったことを正しく認識することができる。
ステップS25またはステップS26を実行すると、サブCPUは次にステップS27に進み、ここで演出用のボリュームを元の大きさに復帰させる。
この後、サブCPUはステップS21に戻り、メインCPUから次のエラー情報信号が送信されるまで待ち受け状態となる(ステップS21=No)。
なお、上記ステップS24の処理に関して、払出CPUにより障害の発生が検出された場合、払出制御基板4から主基板2に「障害発生中」を表す障害発生信号を別途送信し、この信号をさらに主基板2からサブ制御基板6に転送するようにしてもよい。この場合、サブCPUが障害発生信号を受信しているか否かによって障害の発生の有無を判断することができる。
(A3.動作例2)
次に動作例2は、操作スイッチ4bが長く1回押された場合(第2の操作態様)のエラー情報の表示の停止に関するものである。
図2の定常処理において、操作スイッチ4bが操作されると(ステップS3=Yes)払出CPUはステップS4に進む。このとき操作スイッチ4bが上記の所定時間を超えて押し続けられた場合、払出CPUはステップS7に進んで「エラー情報クリア処理」を実行する。この「エラー情報クリア処理」では、払出CPUはそれまで7セグメントLED4aに表示されていたエラー情報、つまり、数値表示を解除する。
通常、このような操作(操作スイッチ4bの長押し)がされるのは、障害の復旧作業が完了した後であると考えられる。このため、障害が発生したときに作業に当たる従業員等は、最初に操作スイッチ4bを1回だけ短く押して報知メッセージを出力させ、その内容を確認して障害の対処に当たる。そして、従業員等は障害を取り除いた後に今度は操作スイッチ4bを長めに押し続けることで、7セグメントLED4aのエラー情報(数値表示)をクリアさせることができる。これによりパチンコ機は、通常どおり遊技可能な状態に復帰する。
(B.第2実施形態)
次に第2実施形態では、操作スイッチが操作されたときの状況に応じて異なる機能が果たされる点について説明する。第2実施形態においても、パチンコ機の基本的な構成は第1実施形態のものをそのまま使用することができる。以下、第1実施形態で挙げられていない構成について説明する。
(B1.一時記憶部,一時記憶手段)
主基板2および払出制御基板4は、電力の供給が絶たれた後もRAMの記憶を保持する機能、つまりバックアップ機能を有している。このバックアップ機能は、パチンコ機の電源が断たれた後もそれ以前の遊技状態を記憶しておいたり、あるいは、賞球の未払出がある場合にその残数を記憶しておいたりするものである。
(B1−1.主基板のバックアップ機能)
遊技中に遊技者が大当りを獲得したとき、そのときの図柄によって大当り終了後に特別図柄の抽選確率が高確率状態(いわゆる「確変」)となったり、もしくは特別図柄の変動時間が短縮変動状態(いわゆる「時短」)となったりする特典が付与されることがある。このとき電源が断たれた後も主基板2のRAMには遊技状態についての記憶が一定時間にわたって保持されるものとなっているので、電源が復旧すると上記特典付与状態から遊技を再開することができ、遊技者に不利益を与えることはない。
あるいは、大当りの抽選を乱数値によって行うパチンコ機の場合、主基板2のメインCPUにて発生させる乱数の初期値が一巡ごとに変更される仕様となっている。例えば、メインCPUにて0を初期値として乱数を発生させたとしても、全乱数値が一巡して終了値に到達すると、次の初期値は無作為に変更されるものとなっている。この変更後の初期値は、パチンコ機の電源が断たれた後も引き続き主基板2のRAMに保持される。このため、たとえ不正行為によってパチンコ機の電源が断たれたとしても乱数の初期値が0から始まることがないので、いわゆる体感器を用いて大当りを狙う不正行為を防止することができる。
(B1−2.払出制御基板のバックアップ機能)
払出制御基板4の場合、賞球の払出動作中に停電等が起きたとき、賞球の未払出分があるにもかかわらず、電源断によって賞球残数の記憶が消失してしまうと遊技者に不利益を与えてしまう。このため払出制御基板4では、賞球未払出数についての情報をRAMに記憶しておき、これを電源が断たれた後も引き続き保持するものとしている。
(B2.操作手段)
第2実施形態においても、払出制御基板4の操作スイッチ4bを使用することができる。第1実施形態では操作スイッチ4bの押し方で異なる処理がなされていたが、第2実施形態では操作スイッチ4bを操作する状況(タイミング)で異なる処理がなされる。
(B3.動作例)
以下、第2実施形態の場合の動作例について説明する。この動作例は上記のバックアップ機能と関連した操作についてのものであり、具体的には主基板2および払出制御基板4のRAMの記憶内容をクリアする操作である。
電源が投入されると、最初に払出CPUは操作スイッチ4bが操作されているか否かを判断する(ステップS1)。従業員等が操作スイッチ4bを押しながらパチンコ機に電源を投入、つまり電源スイッチをONにすると(ステップS1=Yes)、払出CPUはステップS2に進んで「RAMクリア処理」を実行する。
「RAMクリア処理」では、払出制御基板4のRAMの記憶内容が消去されるとともに、払出制御基板4から主基板2に対してRAMクリア信号が送信される。主基板2では、このRAMクリア信号を受けて自身のRAMの記憶内容が消去される。
上記のように、「RAMクリア処理」によって主基板2および払出制御基板4のRAMの記憶内容が全て消去される。つまり、遊技場の経営判断によってバックアップ機能を積極的に解除しようとする場合には、従業員等が操作スイッチ4bを押しながらパチンコ機の電源を投入することでその目的を達成することができるものとなっている。なお、この場合は一定時間(例えば30秒程度)にわたって所定のRAMクリア音が比較的大音量で発せられるものとなっている。これにより、RAMがクリアされたことを従業員等が確認することができるとともに、不正操作によってRAMクリア操作がなされたことを周囲に報知することができる。
以上が電源投入時処理において操作スイッチ4bが操作された場合の内容であるが、この後、パチンコ機が定常動作中に操作スイッチ4bが操作された場合は第1実施形態で説明した内容の定常処理がなされる。すなわち、定常作動中に操作スイッチ4bが操作された場合には、そのときの押し方によって「エラー解除ナビゲーション処理」または「エラー情報クリア処理」が実行される。
(C.その他の形態についての言及)
本発明の遊技機は、上記の第1または第2実施形態のみに制約されず、その他の形態による実施の可能性がある。以下に、その他の実施形態についていくつか例を挙げて言及する。
(1)エラー情報の表示は7セグメントLED4aによる数値表示だけでなく、障害別に設けられた単一LEDの点灯・点滅による表示であってもよいし、枠装飾ランプ14による点灯・点滅による表示であってもよい。あるいは、各種の表示を組み合わせてエラー情報が表示される態様であってもよい。
(2)上記の実施形態では具体例として(障害1〜9)を挙げているが、エラー検出手段により検出される障害はその他の種類のものであってもよい。例えば、遊技中にガラス枠が不用意に開放する障害や、大当り中以外に大入賞がある障害、あるいは、主基板2からの賞球コマンドの送信回数と全入賞個数(図示しない全入賞検出器により検出される)との大幅な不一致がある障害等について、これら障害が発生したことをエラー検出手段により検出し、エラー情報表示手段によりエラー情報を表示させる構成としてもよい。
(3)操作スイッチ4bには単なる押しボタン式スイッチに限らず、タッチ式やレバー式、ダイヤル式等の各種の操作形式を有するスイッチを採用することができる。
また、図2では操作スイッチ4bが短く1回押されたときに「エラー解除ナビゲーション処理」が実行され、長く押されたときに「エラー情報クリア処理」が実行されるものとなっているが、押し方のパターンは逆であってもよい。
(4)上記の実施形態では「エラー解除ナビゲーション処理」においてスピーカ10から報知メッセージが音声出力されるものとなっているが、例えばイヤホンジャック等にイヤホンを接続することで、従業員等のみが報知メッセージを確認できる態様であってもよい。この場合、顧客である遊技者に報知メッセージを聞かせなくてすむので、遊技者に煩わしさを感じさせることはない。
あるいは、「エラー解除ナビゲーション処理」において報知メッセージが文字情報として表示される態様であってもよいし、報知メッセージを音声出力するために別途、パチンコ機の裏面側に専用のスピーカを設けてもよい。
(5)図1では、払出制御基板4に7セグメントLED4aや操作スイッチ4bが直接設けられているが、これらは払出制御基板4と電気的に接続された状態で、別の位置や基板に配設されている態様であってもよい。この場合、枠側に設けられた他の基板や、枠を構成する機構板に操作スイッチが配設されていれば、特に遊技盤の交換に伴う操作スイッチの配線作業を必要としない。
なお、操作スイッチの発見容易性という観点からみれば、例えばLEDによる点灯機能付の操作スイッチを採用することで、障害発生時等に操作スイッチを点灯・点滅させるようにしてもよい。これにより、従業員等が操作スイッチを早期に発見して迅速な操作を行うことが可能となる。
(6)各実施形態では、パチンコ機の裏面側に配設される払出制御基板4に操作スイッチ4bが設けられているが、操作スイッチ4bはパチンコ機の前面側に設けられていてもよい。例えば、ガラス枠を開放したとき前面に現れる枠側の機構板(内枠)のうち、遊技盤がセットされた状態で触れられる位置に操作スイッチを設けることができる(このとき、遊技者には操作スイッチが触れられないようにガラス枠が開放されたときだけ操作スイッチに触れられるようにしておく。)。この場合、エラー情報の表示には、7セグメントLED4aに代えてサブ制御基板6に接続されている液晶表示器8を用いることができ、障害発生時にはパチンコ機の前面よりエラー情報クリア処理やエラー解除ナビゲーション処理のための操作を行うことができる。なお、エラー情報の表示器は複数の障害を識別可能に表現できる態様を有するものであれば、液晶表示器に限られるものではない。
さらに、前面に設けた操作スイッチにRAMクリア操作の機能を兼用させる場合は、操作スイッチとともに電源スイッチをも前面(好ましくは操作スイッチ近傍)に合わせて設けるようにするとよい。このような態様とすることで、従来、内枠を開放してパチンコ機の裏面側から行っていた作業が、前面からの操作だけで実現可能となるため、その労力を省くことができる。
その他、各実施形態で挙げたパチンコ機の仕様はあくまで例示であり、その基本的な構成は適宜変更可能である。
パチンコ機の構成を概略的に示した図である。 払出制御基板により実行される各種処理の手順を示したフローチャートである。 主基板により実行される各種処理の手順を示したフローチャートである。 サブ制御基板により実行される各種処理の手順を示したフローチャートである。
符号の説明
2 主基板
4 払出制御基板
6 サブ制御基板
10 スピーカ
20 払出モータ
22 払出球検出器
24 モータ駆動センサ
26 球切れスイッチ

Claims (1)

  1. 遊技機による遊技動作を制御する遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段から所定の指令信号を受け取って遊技媒体の払出動作を制御する払出制御手段と、
    外部から操作可能な操作スイッチを有し、この操作スイッチが遊技機の第1の作動状態で操作されたとき前記払出制御手段に対する第1の指令を出力する一方、前記第1の作動状態と異なる第2の作動状態で前記操作スイッチが操作されたとき、前記遊技制御手段および前記払出制御手段の少なくとも一方に対して第2の指令を出力する指令出力手段とを具備したことを特徴とする遊技機。
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