JP2005110366A - ドライブ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】デッドタイムのバラツキを抑制し、スイッチング素子のターンオン時のスイッチング損失を抑制する。
【解決手段】ドライブ回路15は1個の入力部16と2個の出力部17,18とを備え、出力部17,18はそれぞれスイッチング素子S1,S2の制御端子に接続されている。入力部16と出力部17との間には遅延回路19が接続されている。遅延回路19は抵抗20及びコンデンサ21の直列回路を備え、抵抗20の一端が入力部16に接続され、コンデンサ21の他端が接地されている。抵抗20と並列にダイオードDが接続されている。即ち、ダイオードDはコンデンサ21の充電を早める方向に接続されている。入力部16と出力部18との間にはインバータ22及び遅延回路19と同じに構成の遅延回路23が接続されている。遅延回路19,23の出力部17,18にはシャントレギュレータ24が接続されている。シャントレギュレータ24はREF端子24aが出力部17,18に接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドライブ回路に係り、詳しくはHブリッジ等を駆動する際の駆動信号にデッドタイムを設けるための回路を備えたドライブ回路に関する。
従来、Hブリッジを駆動する際の駆動信号にデッドタイムを設けるために、専用のタイマ回路を設けていた。ところが、専用のタイマ回路を設けると、回路が複雑になるという問題がある。この問題を解消するため、Hブリッジを駆動するドライブ回路におけるスイッチング素子のターンオンとターンオフに異なった定数を採用する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、図5に示すように、2個のスイッチング素子S1,S2を駆動するドライブ回路31として、1個の入力部32と2個の出力部33,34とを備え、出力部33,34はそれぞれスイッチング素子S1,S2の制御端子に接続されている。入力部32と第1の出力部33との間には遅延回路35が接続され、遅延回路35は抵抗36及びコンデンサ37の直列回路を備え、抵抗36とコンデンサ37との接続点に出力部33が接続されている。
抵抗36と並列にダイオードDが、コンデンサ37の放電を早める方向、即ちスイッチング素子S1のオンが遅れる方向に接続されている。入力部32と出力部34との間にはインバータ38及び遅延回路39が接続されている。遅延回路39は遅延回路35と同じに構成され、抵抗36とコンデンサ37との接続点に出力部34が接続されている。
このドライブ回路31では、図6に示すように、駆動信号Viは矩形波の電圧信号として入力され、駆動信号Viが遅延回路35に入力されると、遅延回路35の出力電圧は抵抗36の抵抗値とコンデンサ37の静電容量とによって決まる時定数で上昇する。このため、遅延回路35の出力電圧がスイッチング素子S1のしきい値電圧を超えるまでに時間がかかり、スイッチング素子S1がオンするまでの時間が遅れる。また、駆動信号Viの立ち下がり時には、コンデンサ37に蓄えられた電荷は、ダイオードDを通して瞬時に放電されるため、スイッチング素子S1は駆動信号Viの立ち下がりとほぼ同時にオフする。
一方、第2の出力部34側の遅延回路39には、駆動信号Viの立ち下がりで立ち上がりとなり、立ち上がりで立ち下がりとなる矩形波の信号Vaが入力される。遅延回路39は遅延回路35と同じに構成されているため、遅延回路39の出力電圧がスイッチング素子S2のしきい値電圧を超えるまでに時間がかかり、スイッチング素子S2がオンするまでの時間が遅れる。また、信号Vaの立ち下がり時には、コンデンサ37に蓄えられた電荷は、ダイオードDを通して瞬時に放電されるため、スイッチング素子S2は信号Vaの立ち下がりとほぼ同時にオフする。従って、スイッチング素子S1のオフからスイッチング素子S2のオンまでの間にデッドタイムTd1が設けられ、スイッチング素子S2のオフからスイッチング素子S1のオンまでの間にデッドタイムTd2が設けられる。
また、特許文献1には、図7に示す回路も開示されている。この回路は、図5の構成において、遅延回路35,39のダイオードDが抵抗36に対して逆向きに、即ちコンデンサ37の放電が抵抗36を介して行われるように接続され、各出力部33,34とスイッチング素子S1,S2との間に反転回路としてインバータ40が接続されている。従って、駆動信号Vi及び信号Vaの立ち上がりの際は、コンデンサ37が瞬時に充電されるため、遅延回路35,39の出力電圧が駆動信号Vi及び信号Vaの立ち上がりとほぼ同時にスイッチング素子S1,S2のしきい値電圧を超える。そして、その信号によりインバータ40からLレベルの出力V1a,V2aが出力されS1,S2はオフになる。
また、駆動信号Vi及び信号Vaの立ち下がり時には抵抗36を介してコンデンサ37が放電され、遅延回路35,39の出力電圧がスイッチング素子S1,S2のしきい値電圧より下がるまでに時間がかかる。従って、インバータ40の出力V1a,V2aがHレベルになるまでに時間がかかり、駆動信号Vi及び信号Vaの立ち下がりからS1,S2がオンになるまでに時間がかかる。その結果、スイッチング素子S1のオフからスイッチング素子S2のオンまでの間にデッドタイムTd1が設けられ、スイッチング素子S2のオフからスイッチング素子S1のオンまでの間にデッドタイムTd2が設けられる。
特開2002−335679号公報(明細書の段落[0019]〜[0027]、[0036]、[0037]、図1,2,5,6)
ところが、図5の構成では、スイッチング素子S1,S2のしきい値電圧のバラツキによるデッドタイムのバラツキ、ターンオン時のスイッチング損失の増加といった問題がある。しきい値電圧のバラツキがあると、両スイッチング素子S1,S2が同時にオン状態にならないように、そのバラツキの最大を基準にしてデッドタイムを設定する必要があり、短いデッドタイムを設けることができない。また、図7の構成では、ロジック系のICである反転型のインバータ40を使用して、その出力でスイッチング素子S1,S2を駆動しているため、ターンオン時のスイッチング損失の増加の問題はないが、インバータ40のスレッシュ電圧によるデッドタイムのバラツキの問題は残る。インバータ40では入力信号がHレベルとLレベルとに切り替わるスレッシュ電圧(しきい値電圧)が保証されておらず、遅延回路でなまらせた波形を受ける場合、僅かなスレッシュ電圧の違いで大きな時間差が生じてしまうため、製品設計の際にデッドタイムを長く取らなければならないという問題がある。
本発明の目的は、スイッチング素子のしきい値電圧を利用してデッドタイムを生成する場合及び遅延回路とインバータとの組み合わせでデッドタイムを生成する場合と比較してデッドタイムのバラツキを抑制することができるとともに、スイッチング素子のターンオン時のスイッチング損失を抑制することができるドライブ回路を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、1個の入力部と該入力部から分岐された2個の出力部との間に設けられ、コンデンサと抵抗とからなる回路の抵抗に対してダイオードが並列に、かつ前記コンデンサの充電を早める方向に接続された2個の遅延回路を有する。そして、前記各出力部に高精度の基準電圧を利用したコンパレータを用いてHレベルとLレベルとの出力を切り換えるディジタル回路が接続されている。ここで、「高精度の基準電圧」とは、バラツキが数%未満の基準電圧を意味する。
この発明では、駆動信号の立ち上がり時にはコンデンサはダイオードを通して高速に充電され、出力部はディジタル回路の出力がLレベルとなる所定電圧に短時間で上昇する。そして、ディジタル回路の出力電圧が短時間でLレベルとなり、スイッチング素子がオフとなる。駆動信号の立ち下がり時には抵抗を通してコンデンサが放電されるため、遅延回路の出力は抵抗の抵抗値とコンデンサの静電容量とによって決まる時定数で下降する。このため、遅延回路の出力が、ディジタル回路の出力がHレベルになる電圧に達するまでに時間がかかり、スイッチング素子がオンするまでの時間が遅れる。従って、ディジタル回路のスレッシュ電圧あるいは抵抗の抵抗値とコンデンサの静電容量とを変更することにより、簡単な構成で所望のデッドタイムを設けることができる。また、スイッチング素子に
は、ディジタル信号として駆動信号が出力されるため、スイッチング素子のターンオン時のスイッチング損失を抑制することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記ディジタル回路はシャントレギュレータであり、該シャントレギュレータの入力側が前記出力部に接続されている。
シャントレギュレータは高精度の基準電圧を持ったコンパレータにトランジスタを組み合わせた動作を行う。従って、シャントレギュレータの入力側となるREF(リファレンス)端子に内部基準電圧を上回る電圧を入力すると、カソード端子がLレベルになり、また、REF端子に内部基準電圧を下回る電圧を入力すると、カソード端子がHレベルになる。この動作は、反転型インバータと同じような動作であるが、反転型インバータと異なり、Hレベル及びLレベルの切り換えが精度良く行われ、デッドタイムのバラツキを抑制することができる。
本発明によれば、スイッチング素子のしきい値電圧を利用してデッドタイムを生成する場合及び遅延回路とインバータとの組み合わせでデッドタイムを生成する場合と比較してデッドタイムのバラツキを抑制することができるとともに、スイッチング素子のターンオン時のスイッチング損失を抑制することができる。
以下、本発明を直流電圧を入力して、交流電圧に変換するDC/ACインバータのHブリッジ回路のドライブ回路に具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。図1(a)はドライブ回路の回路図、(b)はシャントレギュレータの等価回路、図2はDC/ACインバータの回路図、図3は作用を説明するタイミングチャートである。
図2に示すように、DC/ACインバータ11は4個のスイッチング素子S1〜S4よりなるHブリッジ回路12を備えている。Hブリッジ回路12は、第1及び第4のスイッチング素子S1,S4の組と、第2及び第3のスイッチング素子S2,S3の組とを交互にオン・オフさせることにより、直流電源Eの直流電圧を交流に変換して、出力端子に交流電圧を出力する。各スイッチング素子S1〜S4にはnチャネルのMOSFETが使用されている。出力部にはフィルタを構成するリアクトル13及びコンデンサ14が接続されている。
スイッチング素子S1,S3の制御端子(この実施の形態ではMOSFETのゲート)にはドライブ回路15から出力される駆動信号Vs1,Vs3がそれぞれ入力される。スイッチング素子S2,S4の制御端子はドライブ回路15から出力される駆動信号Vs2,Vs4がそれぞれ入力されるようになっている。
次にドライブ回路15の構成を図1(a),(b)に従って詳しく説明する。なお、スイッチング素子S1,S4は同時にオン・オフされ、スイッチング素子S2,S3は同時にオン・オフされるので、図1(a)ではスイッチング素子S1,S2のみ図示している。
図1(a)に示すように、ドライブ回路15は1個の入力部16と2個の出力部17,18とを備えている。入力部16と第1の出力部17との間には遅延回路19が接続されている。遅延回路19は抵抗20及びコンデンサ21の直列回路を備え、抵抗20の一端が入力部16に接続され、コンデンサ21の他端が接地されている。抵抗20とコンデンサ21との接続点に出力部17が接続されている。
抵抗20と並列にダイオードDが接続されている。ダイオードDはアノードが入力部16側に、カソードがコンデンサ21側に接続されている。即ち、ダイオードDはコンデンサ21の充電を早める方向に接続されている。
入力部16と第2の出力部18との間にはインバータ(反転回路)22及び遅延回路23が接続されている。遅延回路23は遅延回路19と同じに構成され、抵抗20とコンデンサ21との接続点に出力部18が接続されている。即ち、遅延回路23のダイオードDはコンデンサ21の充電を早める方向に接続されている。この実施の形態では、両遅延回路19,23の抵抗20の抵抗値及びコンデンサ21の静電容量はそれぞれ同じ値に設定されている。
各遅延回路19,23の出力部17,18には、高精度の基準電圧を利用したコンパレータを用いてHレベル及びLレベルの出力を切り換えるディジタル回路としてのシャントレギュレータ24が接続されている。この実施形態ではシャントレギュレータ24として可変型シャントレギュレータが使用されている。シャントレギュレータ24はREF(リファレンス)端子24a、カソード端子24b及びアノード端子24cの3端子を備え、シャントレギュレータ24の入力側となるREF端子24aが遅延回路19,23の出力部17,18に接続されている。また、出力側となるカソード端子24bは抵抗25を介して電源Vccに接続され、アノード端子24cが接地されている。
図1(b)に示すように、シャントレギュレータ24はコンパレータ26、トランジスタ27及び基準電圧源28を有する。コンパレータ26の非反転入力端子にREF端子24aが接続され、反転入力端子に基準電圧源28が接続されている。また、コンパレータ26の出力端子がトランジスタ27の制御端子に接続されている。基準電圧源28は、高精度の基準電圧を出力し、そのバラツキが数%未満であり、市販のシャントレギュレータ24で基準電圧のバラツキが1%のものを入手できる。
次に前記のように構成されたドライブ回路15の作用について説明する。
入力部16に図示しない制御回路から駆動信号Viが入力されると、第1の出力部17からは遅延回路19を経た出力電圧V1が出力され、第2の出力部18からはインバータ22及び遅延回路23を経た出力電圧V2が出力される。
図3に示すように、駆動信号Viは矩形波の電圧信号として入力され、駆動信号Viが遅延回路19に入力されると、駆動信号Viの立ち上がり時にダイオードDを介してコンデンサ21が瞬時に充電される。従って、遅延回路19の出力電圧V1は駆動信号Viの立ち上がりとほぼ同時にシャントレギュレータ24の基準電圧以上となってシャントレギュレータ24の出力(駆動信号Vs1)がLレベルとなり、スイッチング素子S1は駆動信号Viの立ち上がりとほぼ同時にオフになる。また、駆動信号Viの立ち下がり時には、コンデンサ21に蓄えられた電荷は、抵抗20を通して放電されるため、抵抗20の抵抗値とコンデンサ21の静電容量とによって決まる時定数で下がる。従って、遅延回路19の出力電圧V1は駆動信号Viの立ち下がりから遅れてシャントレギュレータ24の基準電圧より小さくなり、シャントレギュレータ24の出力(駆動信号Vs1)がHレベルとなってスイッチング素子S1がオンとなる。
一方、第2の出力部18側の遅延回路23には、駆動信号Viの立ち下がりで立ち上がりとなり、立ち上がりで立ち下がりとなる矩形波の信号Vaが入力される。遅延回路23は遅延回路19と同じに構成されているため、信号Vaの立ち上がり時にダイオードDを介してコンデンサ21が瞬時に充電される。従って、遅延回路23の出力電圧V2は信号Vaの立ち上がりとほぼ同時にシャントレギュレータ24の基準電圧以上となってシャントレギュレータ24の出力(駆動信号Vs2)がLレベルとなり、スイッチング素子S2は信号Vaの立ち上がりとほぼ同時にオフになる。また、信号Vaの立ち下がり時には、コンデンサ21に蓄えられた電荷は、抵抗20を通して放電されるため、遅延回路23の出力電圧V2は抵抗20の抵抗値とコンデンサ21の静電容量とによって決まる時定数で下がる。従って、遅延回路23の出力電圧V2は信号Vaの立ち下がりから遅れてシャントレギュレータ24の基準電圧より小さくなり、シャントレギュレータ24の出力(駆動信号Vs2)がHレベルとなってスイッチング素子S2がオンとなる。
従って、スイッチング素子S1のオフからスイッチング素子S2のオンまでの間にデッドタイムTd1が確実に設けられ、スイッチング素子S2のオフからスイッチング素子S1のオンまでの間にデッドタイムTd2が確実に設けられる。
この実施の形態では両遅延回路19,23の時定数が同じため、両デッドタイムTd1,Td2は同じ値になる。デッドタイムTd1,Td2の値は時定数を調整することにより所望の値に設定できる。スイッチング素子S3,S4もスイッチング素子S1,S2と同様に動作する。
この実施の形態では以下の効果を有する。
(1) ドライブ回路15が、1個の入力部16と該入力部16から分岐された2個の出力部17,18との間に設けられ、コンデンサ21と抵抗20からなる回路の抵抗20に対してダイオードDが並列に、かつコンデンサ21の充電を早める方向に接続された2個の遅延回路19,23を有する。そして、各出力部17,18に高精度の基準電圧を利用したコンパレータを用いてHレベル及びLレベルの出力を切り換えるディジタル回路が接続されている。従って、スイッチング素子のしきい値電圧を利用してデッドタイムを生成する場合及び遅延回路とインバータとの組み合わせでデッドタイムを生成する場合と比較して、デッドタイムのバラツキを抑制することができる。その結果、Hブリッジ回路12を構成するスイッチング素子S1〜S4のうち、相補的にオン・オフすべきスイッチング素子が同時にオン状態になることがなくなる。また、スイッチング素子にディジタル信号として駆動信号Vs1,Vs2等が出力されるため、スイッチング素子のターンオン時のスイッチング損失を抑制することができる。
(2) ディジタル回路はシャントレギュレータ24であり、該シャントレギュレータのREF端子24aが出力部17,18に接続されている。シャントレギュレータは高精度の基準電圧を持ったコンパレータ26にトランジスタ27を組み合わせた動作を行う。従って、反転型インバータと同じような動作を、反転型インバータと異なり精度良く行うことができ、デッドタイムのバラツキを抑制することができる。また、市販品でもコンパクトなシャントレギュレータ24を容易に入手でき、ドライブ回路15をコンパクトに形成できる。
(3) 抵抗20の抵抗値及びコンデンサ21の静電容量を変更することにより、時定数を調整して所望のデッドタイムを簡単に設定できる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ ディジタル回路として、シャントレギュレータ24に代えて、図4に示すように、コンパレータ29と高精度の基準電源30(基準電圧Vref )とにより、Hレベル及びLレベルの出力を切り換えるディジタル回路を構成してもよい。両コンパレータ29の非反転入力端子は共通の基準電源30に接続され、反転入力端子に遅延回路19,23の出力部17,18が接続されている。この実施形態の構成では、コンパレータ29の反転入力端子への入力電圧である遅延回路19,23の出力電圧V1,V2が基準電圧Vref より高いと、コンパレータ29の出力はLレベルとなり、前記入力電圧が基準電圧Vref より低いとコンパレータ29の出力はHレベルとなる。即ち、コンパレータ29は反転型インバータと同じような動作を、反転型インバータと異なり精度良く行う。この実施形態においても、前記実施形態の(1),(3)と同様な効果を有する。
○ 所望のデッドタイムに設定する方法として、抵抗20の抵抗値及びコンデンサ21の静電容量を変更することにより、時定数を調整して設定する方法に代えて、シャントレギュレータ24やコンパレータ29の基準電圧を変更してもよい。コンパレータ29と基準電源30を用いる構成の場合、基準電源30に接続された分圧回路の抵抗R1,R2の抵抗値を変更することで容易に対応できる。
○ 両遅延回路19,23の抵抗20及びコンデンサ21の時定数が異なるように抵抗値及び静電容量を設定してもよい。
○ スイッチング素子S1,S2としてMOSFETに代えて、バイポーラトランジスタやIGBTを使用してもよい。
○ Hブリッジのドライブ回路に限らず、例えばプッシュプル形コンバータのドライブ回路に適用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施の形態から把握できる。
(1) 請求項2に記載の発明において、前記シャントレギュレータは可変型シャントレギュレータである。
(2) 請求項1又は請求項2に記載の発明のドライブ回路を備えたHブリッジ用のドライブ回路。
(3) 請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記2個の遅延回路のうち一方に入力される信号は、他方に入力される信号を反転した信号である。
(a)は一実施形態のドライブ回路の回路図、(b)はシャントレギュレータの等価回路。 DC/ACインバータの回路図。 作用を説明するタイミングチャート。 別の実施形態の回路図。 従来技術の回路図。 作用を説明するタイミングチャート。 別の従来技術の回路図。
符号の説明
D…ダイオード、Vref …基準電圧、21…コンデンサ、16…入力部、17,18…出力部、19,23…遅延回路、20…抵抗、24…シャントレギュレータ、26,29…コンパレータ。

Claims (2)

  1. 1個の入力部と該入力部から分岐された2個の出力部との間に設けられ、コンデンサと抵抗とからなる回路の抵抗に対してダイオードが並列に、かつ前記コンデンサの充電を早める方向に接続された2個の遅延回路を有し、前記各出力部に高精度の基準電圧を利用したコンパレータを用いてHレベル及びLレベルの出力を切り換えるディジタル回路が接続されているドライブ回路。
  2. 前記ディジタル回路はシャントレギュレータであり、該シャントレギュレータの入力側が前記出力部に接続されている請求項1に記載のドライブ回路。
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